2020年8月


●好き嫌い   2020.8.09
一般的に優秀と言われている人に共通するのは「好き嫌いが少ない」ということだろう。逆に言えば、ものごとの全てを「好き嫌い」という枠で括ってしまうと、色々と考えたり悩んだりする手間が省ける。そうすると頭を使う機会も少なくなり、問題解決能力が劣ってくる。例えば「ピーマンは嫌い」で「チョコレートは好き」と決めてしまえば、ピーマンの入った料理は食わずにチョコレートは喜んで食っていればいいわけだ。「小池百合子東京都知事は嫌い」で「吉村洋文大阪府知事は好き」と決めてしまえば、それ以降小池百合子の政策は全て批判し、吉村洋文の政策は全て賛同していれば良いことになる。ピーマンの入ってめちゃくちゃ美味しい青椒肉絲ーをあればカッスカスの砂糖の塊のようなチョコレートもある。小池百合子都知事の素晴らしい政治対応もあれば、吉村洋文府知事の失策もあることだろう。昔のテレビドラマやアニメでは明らかな「正義の味方」と「悪玉の敵」が分かれていた。そのほうが見る人が頭を使わないで済むからだ。だから安倍政権が嫌いと言っている人は、結局誰が総理になってもその政権を嫌いになることだろう。


●百姓は生かさず殺さず   2020.8.08
「百姓は生かさず殺さず」という言葉を歴史の時間に習った。「へえ〜、江戸時代にはそういう考えで農民を管理していたんだぁ」と思ったものだが、今の政府のコロナ対策を見ていると「庶民は生かさず殺さず」そのまんまやん!とも感じる人も少なくないだろう。江戸時代に最も多かったのが農民であるとすれば、今は最も多いのは庶民である。その中でも中の下(たぶん年収とか学力)が最も多く、国はこそをターゲットにした施策を講じざるを得ない。従って結果として「庶民は生かさず殺さず」になるのだろう。江戸時代から比べれば生活水準や経済産業、文化福祉教育医療など、格段の進歩を遂げたが、民度というものはあまり変わっていないのではないか。200年や300年の間に格段の進歩を遂げるものではないということだろう。


●欧米人はなぜマスクを付けたがらないのか?   2020.8.07
欧米人はなぜマスクを付けたがらないのか?あくまでも想像であるのだが、まず欧米人は人と会うと握手をする。これは「私は武器を持っていませんよ」ということをアピールするという意味が含まれているということだ。欧州ではついこのあいだまで侵略と戦争を繰り返してきた。陸続きの国家同士は常に隣国を侵略すること、侵略されないことを考え備えていた。だから知らない人間同士が出会ったときには常に相手が敵であるということを想定しておかなければならず、いつ戦いになってもいいように準備しておく必要がある。かといって出会う度に臨戦態勢になっておくわけにはいかないので、とりあえず戦いを回避するようにしたわけである。それが握手であり笑顔であり大袈裟な表情や身振り手振りである。つまりマスクによって笑顔や表情が分かりずらくなるために本来の欧米人のコミュニケーションがとれなくなる。今はコロナで握手も控えなくてはいけない。アイコンタクトだけでは「私は敵ではない」ということはアピールできないのであった。ということではないのかな。


●工夫   2020.8.06
学校や会社で「コロナ対策で消毒や検温や手洗いの時間が増えて休むヒマがなくなった!」「1日の労働時間がめちゃくちゃ長くなったのに手当が出ない!」「オンラインの準備や資料作りで寝る時間も無くなった!」などとほざいているバカ者がいる。もっと忙しい医療従事者もたっくさんいることだし、仕事がしたくてもできない飲食店や娯楽施設の経営者もたっくさんいる。オメーだけが不幸なわけではない。世の中が大きく変わろうとしているときには、それに対応するためには長い試用期間を要し、その間に色々な試行錯誤を繰り返しながら最善の方法を模索するわけだ。そしてその間は「何事もなく平和だった時代」に比べ、人は何倍も働かなければいけない。逆に何倍も働かない人間は新しい時代に対応できないということだろう。「私はいかに不幸か」をPRする時間があったら、対応するための「工夫」を考えよう。


●デザイナーという職種   2020.8.05
デザインを発注する人には大きく分けて3つのタイプがある。①自分なりにイメージしてそのイメージ通りの指示を出す人。②思い付きや閃きで指示を出してしまう人。③理論だけを考えその理論に基づいた指示を出す人。①は必ずしもイメージ通りにいかないケースもあり指示通りにデザインしたにもかかわらずやり直しになる場合も多い。②の場合は全くもって予想外のものになってしまいほとんどの場合ゼロからやり直しになる。③基本的にデザインは理屈ではないので理論的であってもとってもカッコ悪いものになってしまいやり直しになることがほとんどである。ようするにデザインはやり直しと一心同体であり、やり直しの無いデザインなどは存在しない。もしやり直しが無いとすれば発注者は職人に指示をすればいいわけで、デザイナーという職種は無くても良いのであった。


●ETC多目的利用サービス   2020.8.04
PayPay、メルペイ、LINE Pay、楽天ペイ、などがシェア争いで鎬を削っているようだが、NEXCO中日本は2020年8月3日からETC多目的利用サービスのドライブスルーでの試行運用を始めた。ETC利用率は91.2%だそうだ。この普及率は大きい。他の決済方法がいくらテレビで宣伝しようがここまで到底追いつける数字ではない。ということはSUICA、PASMOへの期待度も高くなってくるのだろうか。電車やバスに乗る時にはチャージされたSUICA、PASMOがあれば他に何もいらない。しかしクルマを運転するときにはETCの他に運転免許証が必要だ。ということは運転免許証にETCの機能を追加してしまえば良いのではないか?ということはそこにSUICA、PASMOの機能も追加してしまえば良いのではないか?で、それを全部スマホに集約してしまえば良い。きっとその頃にはスマホ本体もカードになっている。そしてそのカード1枚を持っていればどこにでも行けるようになる。ただ「無くした時どうすんの?」という問題もあるが、心配することは無い。その頃には「人は出かけなくなっている」から大丈夫だ。


●心の思い出   2020.8.03
若い頃は仕事で頻繁に海外に出かけていた。しかし60歳を過ぎた今、海外に行こうなどとは1mmも思わない。若い頃であれば行く先々で見たもの体験したことがみんな新鮮で衝撃的であり感動的であったが、歳をくってからだと感動が薄れてくる。と同時に、感動したことを何かに活かすという機会もなくなってくる。仮に感動したことがあっても、その感動を何かの成果として活かさなければ意味がないように思う。「土産話」は聞かされるほうはたまったもんじゃないし「海外旅行の写真集は」見せられるほうは苦痛だ。「海外旅行のビデオ」ともなると見せられるほうにとっては拷問だ。それと海外旅行では1時間の感動を得るために何十時間にもわたっての移動時間と待ち時間を余儀なくされる。そして感動を得ることができるかどうかも分からない。だったら家でネットしながらじっとしていたほうがいい。歳をとって仕事をリタイアしてから海外旅行に行くという人も多いようだが、心の思い出を作ったところで、どうせすぐに死んでしまうのだ。go to heavenキャンペーン。


●WordPressは簡単ではない   2020.8.02
「WordPress=簡単にホームページが作れる」というイメージがあるが、それは「HTMLでシコシコと作ることに比べれば」ということだ。つまりWordPressは簡単ではないということになる。何が簡単ではないかというと、①WordPressを使えるようにサーバーを設定しないといけない。②数千以上あるテーマ(テンプレート)の中から1つを選ばなくてはいけない。③選んだテーマは実際に使ってみないと何ができるのかは分からない。などだ。昔流行ったXOOPSやMTなどのCMSも、基本的にはデアゴスティーニのプラモデルみたいなもので、1つのモノを時間をかけてじっくりと作ることを楽しむことが目的であるオタクの趣味であった。それがホームページの需要が増えてCMSが商用になるということで世に広まった。そんなものに初心者がいきなり挑んだところで、大抵の場合は「わけが分からん!」ということになる。WordPressでホームページを作るからには専門的な知識と経験が必要であり、それな一朝一夕で出来るモノでは無い。つまり「簡単ではない」ということだ。20年前にある飲食店の店主に呼ばれて行ってみると「ホームページを作りたいのだがどうしたらいいのか?」という相談だった。簡単ではなく初心者がいきなり作れるものではないとの旨を説明すると、店主は「実はもうソフトは買ってあるんだよ」と言って当時の「ホームページビルダー」のパッケージを出してきた。そしてそのパッケージの側面を指差し「だってここに『簡単に作れる!』って書いてある」と言ったのを思い出す。


●マイナポイント   2020.8.01
マイナンバーカードの普及率が低調だ。交付枚数は2020年6月25日時点で普及率は全国で17%にとどまっている。とまあその後のコロナ騒ぎでそれどころではなくなった。本来であればこんなときにこそ必要だったのかもしれないが、間に合わなかったようである。というか、どうして「こんなときにこそ必要」なのかも多くの人は理解していないだろう。国の職員約79万人のマイナンバーカードの取得状況を省庁などが調べたところ、昨年10月末時点の取得率が25%であることが分かったということで、役人ですら多くが取得していないということだ。これじゃいかんということで9月1日から「マイナポイント」がスタートすることとなった。しかしただでさえ意味が分からないマイナンバーカードにさらにマイナポイントとかキャッシュレス決済サービスとか25%のプレミアムとか言われたって国民の「?」マークは増えるだけである。おそらく多くの人は「マイナンバーカードはそのうち取ろうかな」と思っているはずだ。今、ジタバタする必要はないだろう。とりあえずはCOCOAのダウンロードのほうが先だ。



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