2019年12月


●支持体-1   2019.12.12
絵画において塗膜を支える面を構成する物質のことを支持体と呼ぶ。つまり紙やキャンパスのことだ。本来は塗装の用語であり、この支持体がちゃんとしてないと塗装が剥がれてしまう、きちんと塗布できない、耐久性が維持できないなどの問題が発生する。塗装は分子間引力のファンデアワルス力によって付着するのだが、塗料の種類と支持体の受類が合わないとファンデルワールス力が発生しない。例えば水性の絵具をガラスに塗っても付着しないというようなものだ。しかし絵画を描く人は基本的にこのような物理的なことには関心がない。「ツルツルな所には絵具は塗れない」ぐらいの認識しかないのが普通だろう。しかし考えてみれば「支持体」に変わる適切な単語は見当たらない。紙やキャンパスはあくまでも支持体のうちの一つである。→明日へ続く。


●人   2019.12.11
最後が「人」で終わる単語。アメリカ人、フランス人、など国の名前に人をつければ国の数だけある。またほとんどの民族の名前にもつけることができる。クルド人、アーリア人、フェニキア人などだ。もっと古くはネアンデルタール人、ペキン原人などもそうだ。職業にもつけることがある。料理人、商人、職人、芸人、芸能人、仲買人、付き人、下人、などだ。ある役割につけることもある。仕掛け人、助っ人、玄人、など。社会的な立ち位置というか地位というか…、苦労人、未亡人、有名人、流人、囚人、自由人、世捨て人、変人、悪人、愛人、とかもある。実在しないものでは、火星人、地底人、スーパーサイヤ人など。実在する珍しいものでは、超人、怪人、仙人、偉人、名人、巨人、など。珍しくないものでは、凡人、住人、個人、友人、大人、外人、夫人、主人、客人、恋人、悪人、故人、新人、本人、病人、知人、老人、などなど。いずれにしても「人」は多い。


●ツアー   2019.12.10
色々な場所に「行ったことがある」という人。それを聞いて「私、行ったこと無い」と羨ましそうに答える人。昭和の時代であれば、金持ちは色々な場所に行くことができて、貧乏人は行くことができなかった。しかし令和の時代では、色々な場所に行ったことがある人が偉いというわけではない。一般の普通の人でもその気になれば(地球上の)大抵のところには行ける。しかし今でも「私、行ったこと無〜い」と羨ましそうに指をくわえて答える人。要は行くことが偉いのではなく、行ったことで何を経験して何を習得したのかが重要なのだ。それでも「私、海外に行ったこと無〜い」と羨ましそうに答える人は、単に言葉が通じない場所に行くのが怖いだけなのだ。もっとも添乗員の通訳付きで決まった観光地だけを観て回るような所謂「ツアー」では、鳥かごに入れられたまま屋外に連れ出されたトリのようなもので、行ったことがあるから偉いということにはならない。


●Chromeのシェア   2019.12.09
FireFoxにはエミュレーションという機能がある。パソコンからスマホやタブレットの表示画面を確認できるというものだ。GoogleChromeには以前からあった機能で、非常に重宝していた。しかしある時間違えてFireFoxのエミュレーションを起動させてしまった。エミュレーションを起動させるショートカットキーもChromeと同じだったためである。ところがこのFireFoxのエミュレーションがことのほかいい加減であり、実際のスマホの画面にはほど遠いものでもあり、実用性はゼロであった。Chromeが世界シェアを席巻しつつあるのも、こんな細かいところでの差があるからなのだろう。しかし普通の人は気づかない部分でもある。普通の人は気づかない部分でも100人中1人が気づくような部分を本気で開発することで、シェアを確実なものにしていったのだろう。しかしBraveというブラウザも登場して、今後どのくらいシェアを伸ばすかも興味のあるところである。Braveのエミュレーション機能は今のところよく分からないが。


●生き物   2019.12.08
人間は基本的に他人の話は聞いていないが、自分の話は他人が聞いていると思っている。人間は基本的に他人が書いた文字は読まないが、自分の書いた文字は他人が読んでくれると思っている。その大いなる勘違いでブログのようなものが世界的に流行したのだろう。論文の参考文献は、論文の執筆者がさぞ熟読したものと思われているように感じるが、実際はほんの要点の数ページしか読んでいなかったりすることもあるそうだ。それほど人間は文字を読むことが嫌いな生き物でもある。同時に強烈に自己中な生き物でもある。とはいえ自己中でないと生き物は生きていけないのだが。


●異常気象   2019.12.07
大雨や台風、高温や真夏日が続くと「異常気象だ!」というふうに思われがちだが、異常気象などというものは無い。地球という星が生きている以上は常に気象は変化している。何億年も同じ状況であり続けることは無いのだ。いずれは温暖化で海水面が上昇して五大湖の淡水が大量に大西洋に流れ込み、塩分濃度の低い海水の上層部が深海に沈み込まなくなる。そうなると潮流の縦の循環が止まり、赤道付近からの海水の上昇も止まり、潮流の循環自体が止まってしまう。そうなると黒潮が北半球に流れていかなくなり、地球はミニ氷河期になる。と言われている。もっと俯瞰的に見れば、いずれは木星の公転軌道が地球の公転軌道に影響して、地球の地軸の傾きが変化する。そうなれば季節による寒暖差がめっちゃ激しくなるか、めっちゃ無くなるのかいずれかだ。そうなれば異常気象とか言っている場合ではなくなる。まぁ、そうなるまで生きている人間はいないと思うが。


●モーフィング   2019.12.06
モーフィングは1991年の映画『ターミネーター2』、マイケル・ジャクソンの『Black or White』のPVで使われたSFXの1つで、コンピュータグラフィックスの手法の1つでもある。変形していく間の映像をコンピュータによって補完して作成するものだ。あらかじめ普通の表情と笑顔との2つのモデルを作っておき、その中間の形状を自動生成することで、表情変化のアニメーションを作り出す事も出来る。変形していく間の映像をコンピュータによって補完するために、それなりに大掛かりな設備が必要になる。しかし最近では動画編集アプリを使って擬似的なモーフィングを作ることも可能になってきた。まず2枚の静止画をクロスディゾルブで入れ替える。そして入れ替えるのと同時にPhotoshopの「ゆがみフィルター」で変形させていくというものだ。2枚の静止画ができるだけ違ったアングルのほうがそれっぽく見える。もちろんボタン一つでというわけにはいかなし、それなりの時間と根性も必要である。というかそんなことをしているうちにボタン一つでモーフィングができるようになる日も、それほど遠くないだろう。


●人間性   2019.12.05
人間性が垣間見られる瞬間というのは色々とある。例えば何か大事なものを無くしてしまった時。人間性の高い人は見つかるか見つからないかは別にして、無くした人の気持ちになって一生懸命捜してくれる。一方の人間性の低い人は、まずは無くした犯人が自分ではないということのアピールを最優先する。そして無くした人に「見つかった?」と尋ねる。この尋ねるという行為は「自分には捜す義務はない」ということをアピールしているわけだ。また無くした人と一定の距離を置き「私は他人なので捜す義務はない、でも知り合いだから見つかることを心から祈っている」という立ち位置に立とうとする。人間性を見極めるには、大事なものを無くしてしまうのが良い。


●デザイナーという職業   2019.12.04
デザイナーは普通は2〜3年の修行を経ないと一人前にはなれない。どんなにセンスがあって優秀な人材であっても、学校を卒業してすぐには「稼げる」ようにはなれない。一人前になる以前のデザイナー(を目指す人)がプロとして使えない理由の一つに「捨てられない」ということがある。一度思いついたこと、一度紙に描いた物、もバッサリと切り捨てられないということだ。描いた本人は(特に描き終えた瞬間は)そのデザインが「素晴らしいもの」と思い込んでしまうのだが、客観的に見れば「そんなもん、いつでも誰でも思いつくもの」なのだ。その思い込みからいかに早く目覚めるかが大切なわけなのであるのだが、特に自分が可愛いくて仕方のない人間はそれができない。「そんなもん、いつでも誰でも思いつくぞ!」と言われると、まるで人格を否定されたかのように落ち込み傷ついてしまう。そして「そんなもん、いつでも誰でも思いつくぞ!」と言った人間を「パワハラされた!」と罵ったりもするようになってしまう。自分が可愛いくて仕方のない人間はデザイナーという職業を選んではいけない。


●成長   2019.12.03
何かやりたいことをイメージして「よし!これなら行ける」と思って実際にやってみたところがうまくいかない。基本的に人生はこの繰り返しであり、ごく稀にイメージ通りに上手くいくこともあるのだが、あくまでも「ごく稀」であり、多くは「失敗」ということになる。この失敗を限りなく繰り返しながら人は少しずつ成長していき、老いてもなお失敗を繰り返していくことで、端から見ると「人格者」っぽくなっていくものだ。1度や2度の失敗で「もうやめよう」「もう失敗はしたくない」「私には才能が無い」などの理由を勝手につけて「実際にやってみる」ことを諦めてしまった人は、その時点で成長は止まる。だから世の中には「老いてもなお成長し続ける人」と「若くして成長の止まってしまった人」がいるのであった。


●iPhoneで撮った写真   2019.12.02
iPhoneで撮った写真をWindowsに移したい。数枚であればメールに添付して送るという方法もあるのだが、そのやり方を知らないまま数百枚、数千枚の写真をiPhone内に溜め込んでしまう人がいる。もはやメール添付では送っていられない量である。もちろんiCloudにアップしてからWindowsにダウンロードすれば良いのだが、メール添付ができない人にはiCloudの設定とダウンロードまでの手順はハードルが高すぎる。セキュリティの問題もあるのか、簡単にはできないようになっているようでもある。それではということでiPhoneの充電ケーブルで直接つないでみたものの、なかなか上手くいかない。iTunesがデバイスマネージャーに認識されないのだ。こんなにムズイんじゃ、とても初心者にはムリだ。と、いうようにiPhoneで撮った写真を取り出せないまま困っている人は世界中に沢山いるはずだ。だからiPhoneで撮った写真はiPhoneで見る以外にない。そして機種変のときにもまたiPhoneにするしかない。と、いうようにiPhoneで撮った写真が歴代iPhoneに受け継がれていく。


● HTML は必要?   2019.12.01
HTMLはホームページを作るための言語である。しかし今ではHTMLを全く知らなくても出来てしまうホームページが大半である。メモ帳を使ってシコシコHTMLを打って作るホームページの手間が100とすればWIXやjimdoは1程度であろう。さらに簡単なwebnodeやsite123では0.5かもしれない。またメモ帳の代わりにVisual Studio Code、mi等、数あるテキストエディタを利用することで100が90とか80になるはずだ。さらにDreamWeaverなど高機能なホームページ制作ソフトを使えば50以下になり、WordPress等のCMSでは40から20になることだろう。ではHTMLなんて無くてもいいんじゃない?と思うかもしれないが、DreamWeaverもWordPressもWIXもHTMLを自動的に生成していて、最後の最後に理想のデザインにするためには直接HTMLをいじくらなければいけないし、テキストエディタやCMSやホームページ制作ソフトを開発するには、どの道HTMLが必要になる。だからIT系企業の就職試験には今でもHTMLの問題が出るのであった。



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