2019年5月


●通貨   2019.5.22
1円玉の製造コストは約三円であるとのこと。それでは財務省の財政が破綻してしまうのではないか?と心配にもなるのだが、でも大丈夫だ。1万円札を一枚作るためのコストは1万円を大きく下回るからだ。だったら安心ではあるのだが、しかしよく考えてみよう。本来、貨幣というものは物々交換の代行をするものであり、1万円の貨幣であれば1万円の価値であるものでなければならないはずだ。つまり1万円の通貨とは、1万円分の価値がある品物でできている必要がある。「この紙は1万円の価値があります」と財務省が決めた決まりごとに従って我々国民は1万円札という仮想の通貨を使っているだけのことだ。


●ヒマ   2019.5.21
ヒマでヒマでしょうがなく、やることが全くないということがある。せっかくの時間なのだから、その時間を利用して勉強や労働をすればいいのだが、根本的に怠け者である人間という生き物は、必要に迫られなければ勉強や労働はしない。ではヒマな時に何をするのかといえば、極めて少ない労力で、出来るだけ大きな快楽が得られることをしたがる。それがギャンブルであったり酒や麻薬であったりセックスであったりするのだろう。そしてそういうことで快楽を得ていた人たちの場所を無くしてしまうと、その人たちは、もっと少ない労力で、もっと大きな快楽が得られる行為に走る。それが「犯罪」である。ギャンブルや麻薬やセックスや酒は、犯罪を抑止するためのものでもあるのだろう。


●小さい会社   2019.5.20
新卒で就職するのであれば、なるべく大きい会社が良い。小さい会社のほうが自由度が高く、好きなことができると思う若者もいるかもしれない。しかし小さい会社は基本的に体力が無い。体力というのはおカネだ。おカネが無いということは、会社にとって利益の出ない人材を雇用する余裕は無いということ。大きな会社であれば利益が出ないことは承知で1〜3年ぐらいは我慢をして、その間にじっくりと教育する。小さい会社は、この教育がいい加減である。いい加減ということは、利益を優先して教育するという行為は疎かになる。いきなり現場に出されて重荷な仕事をやらされ失敗して怒られる。重荷な仕事→失敗→怒られる。この繰り返しになる。そして今日も多くの有能な新入社員が小さな会社を辞めていくのであった。


●AdobeのAI(2)   2019.5.19
→昨日の続き。Photoshopの「コンテンツに応じて」の塗りつぶしツールと同じ機能が、After Effectsにも追加された。つまり動画でも同じことができるようになったということだ。30fpsの動画であればPhotoshopと同じことを30回繰り返せば1秒間の動画に対応できるということになり、理論的にはそれほど難しいことではない。そしてこの機能を使うことで、アマチュアでも動画上の不要な人物や物体を簡単に消すことができるようにもなる。そして近い将来には、音声で「いらんもん消して!」と命令するだけでやってくれるようになるかもしれない。その「近い将来」は思っている以上に近いかもしれない。


●AdobeのAI(1)   2019.5.18
Photoshopの塗りつぶしツールの「コンテンツに応じて」はAdobeのAIである。この機能は、AIを身近に体感できるツールの一つでもあろう。確かに凄い機能であるのだが、5〜10回に1回程度は「あれれ?」「思ってたのとちゃう!」というような現象が起きる。今のところ、このへんがAIの限界であるようだ。人間の感性に近づけるためには、もっともっと多くのビッグデータが必要なのであろう。しかしそれは1%の向上のためには倍のデータが必要とされるような地道な作業が要求されるのではないか?とも推測する。しかしその地道な作業はAIにやらせればいいことだ。→明日へ続く。


●反応   2019.5.17
俳優の佐藤浩市が構成作家の百田尚樹に「三流役者!」と批判された。構成作家が役者を批判しただけのことである。ただ、この批判に対して多くの著名人が反応していて、咎めるものもあれば擁護するものもある。そして明らかな政権批判や売名行為のために反応している人も少なくないように思える。彼らにとっては賛成でも反対でもどちらでも良いのだ。多くの人が反応さえしてくれれば良いのだろう。テレビの場合は、ビデオリサーチによる視聴率調査によってのみ、ある程度の正確な数字が分からないが、ネットの場合は閲覧者の数がリアルタイムで分かる。そしてどういう反応をすれば閲覧者の数が増えるのかは、みんな分かってきている。だから必要以上に過激な発言をして閲覧者数を増やそうとしているように思える。エスカレートさせないためには、例えば構成作家が役者を批判しただけの瑣末なことに反応している著名人の書き込みや呟きには、いちいち反応しないようにしよう。


●最近の若者は(2)   2019.5.16
→昨日の続き。今の若者は、昔に比べれば頭が良く物分かりがいい。「言われたことしかやらない」ように見えて、実は経営者のことも観察しているのだ。経営者側にビジョンが無いということを察したときに辞めてしまうのだ。それが入社1週間目であったり入社1年目であったりもする。「会社が将来的に目指している方向性」「私(新入社員)をどのように育てようかとしているビジョン」「会社の会社としてのコンセプト」などなどだ。こういったものを自慢話や過去の武勇伝ではなく、理論的でクールに説明してあげないといけない。何のビジョンもコンセプトもなく、ただ日々の仕事を奴隷のようにこなしているだけの会社であれば、最近の若者でなくても辞めたくなるだろう。


●最近の若者は(1)   2019.5.15
「最近の若者は正社員として採用してもすぐに辞めてしまう」「仕事を覚える前に辞めてしまうので、会社にとっても大赤字だ」「メンタルが弱すぎるので腫れ物に触るように接しなければいけないので、こちらも非常に気を遣う」などなどは、経営者が新入社員に対して嘆く台詞だ。いかにも今の若者は、心が弱く、根性がなく、消極的で、自分のことしか考えていない、と思っているようだが、経営者側にも問題はある。まずは自分が同じくらいの年齢のころ、同じように「自分のことしか考えていなかった」ということを思い出さなければいけない。「自分のことしか考えていなかった」のだが、世の中に現在のような「ゆとり」が無かったから、よく考えるヒマも無く、とにかく与えられた仕事をこなしていた、のではないのだろうか。→明日へ続く。


●製造過程   2019.5.14
メーカーがユーチューバーを使って自社工場の動画を撮るということがある。なぜ工場の動画を撮るのかといえば「他社がやっているから」「流行りだから」というのがその理由のようだ。しかし表面的には「お客様に作っているところを見ていただくため」「製造過程を公開して安心していただくため」というようなことを言っている。しかし実際の消費者がどの程度見ているのか?は疑問でもある。例えばクルマを買おうと思っている人はトヨタの工場の動画を見るのか?ということであろう。消費者が興味を持っているのは、あくまで完成品で、作っている過程がどうであろうとあまり関係ない。と思うのだが。


●登録商標(2)   2019.5.13
→昨日の続き。ではなぜ登録商標であるにもかかわらず使っているのか?それは「使わないと通じない」からだ。例えば今でも自治体発行の印刷物では「QRコード」とは書かずに「二次元コード」と書いている。しかしNHKのニュースでは普通に「QRコード」と言っている。おそらくそうしないと「QRコード」と「二次元コード」が同じものであることが分からないからなのだろう。「トランプ大統領のツイートです」というニュースもよく聞く。ツイートするのはツイッターであることは世界中の人が知っている。「トランプ大統領の呟きです」「トランプ大統領のSNSへの投稿です」とかでは事実と異なるニュアンスのものになってしまう。「ボランティア」や「プチプチ」は適当な日本語が無いし、「HTML」は「「ハイパーテキストに目印をつける言語」」では何のことだかさっぱり分からなくなる。ちなみに商標権の存続期間は商標登録の日から10年間だそうだ。 ただし10年を経過する前に更新登録料を支払うことで、さらに10年間、商標権を維持することができるとのこと。 これは何度でも更新することが可能で、10年ごとに特許庁に更新登録料を納めている限り、半永久的に権利を存続させることができるそうだ。従って「QRコード」や「ボランティア」が10年ごとの更新を行っていないから使われるようになったのか、「使わないと通じない」から使われようになったのかは、個々に調べてみないと分からない…


●登録商標(1)   2019.5.12
日本語ではiPhoneをアイフォーンと訳される。日常会話ではアイホンなのだが、アイホンはアイホン株式会社のインターホンで商標として登録されているから使えない。しかし登録商標であるにもかかわらず一般的に使われているものも多い。株式会社デンソーウェーブの「QRコード」、ニチバン株式会社の「セロテープ」などは有名。しかし知らずに使っている意外なものもたくさんある。キャノンの「ボランティア」、伊藤ハムの「女子高生」、旭化成の「アスリート」、川上産業の「プチプチ」、火の国酒造の「美少女」、花王の「ニート」などだ。ついでに「HTML」は富士通の登録商標なのだそうだ。→明日へ続く。


●紹興酒   2019.5.11
紹興酒はもち米を原料に、鑑湖(かんこ)の清水で醸造され、その後長い年月をかけて貯蔵して老酒(ラオチュー)を作り、その老酒の中で紹興市で作られたものが紹興酒と呼ばれるそうだ。日本語では、「紹」は「紹介」「継紹」、「興」は「復興」「振興」「興行」などの意味があり、なんとなく「おめでたい席で人をもてなす時に出す酒」と思われがちだが、実は単なる地名であった。では紹興市の紹興の由来は?というと、これは時間をかけて調べないと分かりそうにもない。いずれにしても日本製の紹興酒などというのは明らかな偽物なので気をつけよう。


●二流のデザイナー   2019.5.10
言われた通りに修正したのに、また違うことを言ってくる!なんていうクライアントは珍しくない。なんて思っているのは、おそらく二流のデザイナーであろう。「言われた通りにやる+より美しいデザインにする」ということを常に心がけなくてはいけない。後半の「より美しいデザインにする」ということを怠ったことを、実はクライアントは見逃さないのだ。ということで、いつまでたってもクライアントの悪口を言っているデザイナーは、いつまでたっても二流のデザイナーなのであった。


●思うツボ   2019.5.09
小学生のユーチューバーが学校に行かないことを宣言した。これに対して多くの大人が反応して話題になっている。この小学生のユーチューバーの父親は元暴走族の副総長でその後心理カウンセラーとなったというへんなやつだ。普通に考えれば10才の小学生がこんなことを自主的に行うはずはない。自分が10才のころ、何を考えていたか?を思い出せば分かるはずだ。「今日は何をして遊ぶか」「今日は何が食べられるか?」「いかにして宿題をやらずに済ますか?」というようなことでアタマはいっぱいだったはずだ。つまり父親による「やらせ」は明らかだ。別に放っておけばいいだけの話であるはずが、これだけ多くの大人(中には子供も)が反応して話題にしてしまうこと自体がこの父親の思うツボであろう。まぁこうやって書いてしまうこと自体も思うツボであるのだが。


●筆記体   2019.5.08
英語の筆記体は1962年から必修となり2002年から必修ではなくなった。日常生活で使う機会が限られていることもあるが、コンピュータ(汎用のワープロソフト)では対応できない、または個々のフォントが対応できたとしても、手書きのように繋げて並べられない。というのも筆記体が使われなくなった理由の一つではないかと思われる。だから最近の若者は野球のユニフォームの胸に書かれたチーム名が読めなかったりもする。まあ、それ以前のずっと昔に日本語の草書や行書も筆記体として使われなくなっている。そう考えるとなぜ1962年に英語の筆記体が必修になったのか?がよく分からない。ちなみに日本人が筆記体の英語を書くと、イギリス人は「すげー!」と感心するらしい。もっとも草書で日本語を書くイギリス人を見たら、日本人は「すげー!」と感心することだろう。


●屋根のリフォーム   2019.5.07
屋根のリフォームを行った。上屋と下屋の全面葺替えなので、それ相応な金額がかかる。かといってこのまま放っておいたのでは、朽ちていずれ雨漏りをする。また放っておけばおくほど修復するための作業も大変になる。ということで「今のうち」に行うことにした。しかしリフォームが終わったところで屋根なので「きれいになった」ということを実感することもできないし、付近に見下ろせるような高台もなく、普段の生活に何も変化もない。ただ預金残高が減るだけだ。実感するにはググマの「航空写真」を見るしかない。


●アクセルとブレーキを間違える(2)   2019.5.06
→昨日の続き。ところがAT車では、急に止まらなければいけない状況が発生したとき、「右足or左足」→「右側or左側(アクセルorブレーキ)」という2回の判断をしなければならない。1回目の「右足or左足」を誤ってしまった場合にパニックになるのだろう。AT車の左足は「サイドブレーキ」という場合もあるのだ。そして高齢者になると、バックするときに後方確認のために首を後方に捻ると、首→上半身→下半身→足と連動してねじれてしまい「右側or左側(アクセルorブレーキ)」の位置が感覚的にズレてしまうという問題もある。若者には感覚的に理解し難いことであろうが。


●アクセルとブレーキを間違える(1)   2019.5.05
ドライバーが「クルマのアクセルとブレーキを間違える」ことによって起こる交通事故というものがある。そんなもんは脇見運転や居眠り運転したときの言い訳であり、実際には有り得ないことだろう、と特に若い人間は思うかもしれない。もっとも世の中のクルマがほとんどマニュアル車であった頃には、このような「踏み間違い」による事故は起こらなかったようにも思える。左足は常にクラッチなので、右足は「右がアクセル」「左がブレーキ」の二者選択だけをすれば良かった。→明日へ続く。


●仕事してる感   2019.5.04
これだけウェブというものが浸透してきているにもかかわらず、未だにウェブに無関心、無頓着、ガン無視、という人も多い。特に平均年齢の高い中小企業ではこの傾向が顕著だ。社長も基本的に分かっていない。しかし社長は「ウェブは必要」ということは分かっている。必要なので担当者にウェブサイトの制作を丸投げする。担当者はウェブ制作業者に制作を丸投げする。そしてウェブサイトが出来上がり制作業者は仮アップをする。担当者は仮アップされたウェブサイトを社内に公開し、コメントを募る。ところが社員はみんな無関心なのでコメントは一つも出てこない。担当者は社長に相談する。すると「任せる」と言われる。一発OKというのも体裁が悪いので、担当者は自分でコメントを考える。しかしそれは差し障りのない、大勢に影響にない、重箱の角レべルのものとなる。会社沿革での西暦を元号に直す、会社の電話番号に市外局番を追加する、求人担当者の苗字を削除する、会社理念の文字を大きくする、郵便番号に〒を追加する、取引先金融機関名に支店名を追加する、といった具合だ。そしてそれは担当者が社長に対して「仕事してる感」をPRするだけの作業となってくるのであった。


●視聴率   2019.5.03
テレビのワイドショーで取り上げられるテーマは「可哀想にね」「酷いね」「偉いね」などと基本的にひと言でコメントできるようなものが多い。誰が悪者であるか、誰が可哀想な被害者であるか、誰が偉業を成し遂げた凄い人であるかがはっきりしないと視聴者は見てくれないのであろう。だから視聴率を稼ぐためには悪者や被害者が誰であるかをはっきりさせた演出が行われるようになり、それが偏向報道と呼ばれるようにもなる。テレビ局の反日思想が偏向報道を生んでいるとも思われがちだが、基本的には思想うんぬん以前に視聴率が全てであるのだろう。


●秘書   2019.5.02
「このハゲー!」で有名な元国会議員の秘書が近所の自動車整備工場にやってきた。事務所のクルマが動かなくなったとのこと。よくよく聞いてみるとガソリンスタンドで給油した後に動かなくなったとのこと。さらによくよく聞いてみると軽油を給油した後に動かなくなったとのこと。さらによくよく聞いてみると軽自動車だから軽油で走るとと思ったとのこと。この秘書が「このハゲー!」と罵倒された秘書と同一人物かどうかは分からない。ただし総じてこの元国会議員は秘書に恵まれなかったことは事実のようでもある。


●月末   2019.5.01
月末は何かと忙しい。これは月内に終わらせよう!この案件は月内に解決しておこう!とか、色々と思うのだが、道路は混雑して移動時間がかかり、公共機関や金融期間は待ち時間がかかり、普段よりも効率的に仕事ができなくなる。これが年末、年度末と重なった場合には、より非効率になる。これを避けるためには「これは月内に終わらせよう!」ではなく「これは今日中に終わらせよう!」という意識を持って、毎日の仕事をすればいいだけのハナシだ。ま、そうは分かっていても…なのだが。



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