2001年9月

●メールが来ない   2001.9.30

ついにパソコンを購入してインターネットに接続した、という人が急激に増えている今日この頃である。そしてこういった人たちの共通の悩みが、せっかくメルアドを取得したのにメールが来ないということ。

しかしよくよく話を聞いてみると来ないのも当たり前。自分からは一切発信しておらず、名刺にも印刷しておらず、自分のメルアドを暗記もしてない。メルアドを持っているだけで世界中の色んな人からメールが届くと勘違いしているのだ。インターネットは魔法ではないのだが。。

で、こういう人に限ってスパムメールやDMが来たりすると「何でこんなものが来るの!」とお怒りになる。あんなにメール受信したがっていたのに。

ついでにオンラインショップでの話だが「イタズラやひやかしのメールが来ないようにできないか?」という相談を受けることがあるのだが、これも色々と制限をかけて本来の注文メールだけに絞り込むこともできなくはない。しかしその分、注文する方の手間が増えるのだ。

実店舗でも、ひやかしの客だけを排除して、本当に買いに来た客だけを受け付けよう、なんて態度では商売はなかなかうまくいかないはず。

●日本人は写真を撮られるのが下手   2001.9.29

日本人は写真を撮られるのが本当に下手だ。若い人は上手いのだが、中高年はダメ。そんなことどうだっていいじゃん、と思われるかもしれないが、ホームページの会社案内で社長の顔を撮るときにつくずく思うのだ。

特に小売業などは、店長が明るい顔で「いらっしゃいませ〜!」という感じで写っている写真と、直立不動でつっ立っている写真とでは受ける印象がだいぶ違うのだ。

アメリカでは免許証の写真を撮るときにカメラマンが「はい、笑って!」と言うそうだ。日本では免許証の写真の多くが「WANTED!」である。自分の顔がどんなふうに写真に写るのか、つまり自分の顔が客観的にどんなふうに見られていて、どんな印象をお客さまに与えるのか、と、そんなことも商売をする上では知っておいたほうがいいと思うのだが。

●そういえばNET PC   2001.9.28

1995年ごろの話だったと思うがNET PCというのがあった。オラクルの提案でHDを持たない端末(パソコン)を安価で提供し、大容量のHDを搭載したサーバにネットワークで接続するというもの。

オフコンからパソコン、そして次世代はNET PCになるとまで言われたのだが‥‥

成功しなかった理由はいたって簡単。HDがそれほど高価なものではなくなり、HDがあってもなくてもパソコンの値段はそれほど変わらなくなったということ。だったらあったほうが便利。。

しかし発想としてはなかなか時代を先読みしていたのではないか。ブロードバンドが普及するに従ってこの発想が復活してくる可能性もあるかも。

●控えを見るよりウェブにアクセス   2001.9.27

ホームページを作っているときに「あ、そういえばあのページで使ったタグが‥‥」と思うことがある。今まではそのホームページのデータの控えをMOの中から捜しだしてソースを見ていたのだが、ADSLにしてからはその必要がなくなった。

ごそごそとMOを捜すよりも、そのページにアクセスしてソースを見たほうが早いのだ。

さてよく考えてみると、そもそもMOの控えは何のためにあるのだァ?と思う。アップロードしてあるデータがあるならそれが控えになっているではないか。しかもこちらのほうが早く捜し出せる。さらにFTPでアクセスできればブラウザではダウンロードできない背景画像やCSS関連の画像、Javaのファイルなども全部ダウンロードできる。 う〜ん、そういえばNET PCという考え方があったなァ。(明日に続く‥‥)

●Nimda   2001.9.26

Nimda騒ぎもそろそろ沈静化してきたようだが、やはりかなりの人が感染してしまったようでもある。特に初心者は何の疑いもなく添付ファイルを開いてしまうようで、さらに感染したことや他人に感染させてしまってことにも気がついていないというケースも多いようだ。

危機管理の甘さ、、である。自動車免許を取得するには交通法規を勉強しなければいけないのと同様、インターネットに接続する人には、こういったインターネットの基本的知識を学習してもらうようなシステムが必要なのではないかと思うのだが、どう現実に落としこむかというとノーアイディアでもある。

でも今回の騒ぎでNetscapeのシェアが少しは上がったのかな?いずれにしてもMacintoshユーザーにとっては対岸の火事。。

●メルアドは1つにしよう   2001.9.25

仕事上複数のメルアドが必要な場合もある。しかしほとんど使わないにもかかわらず1人で3つも4つもメルアドを持っている人がいる。で、そんな人に限って「あ、届いてないですかアー。それじゃ○○○○○@○○○○○.comにメールしてくださーい」という電話があったりする。

「あ、こっちもダメでしたか、それじゃア会社で使っている○○○○○@○○○○○.comのほうへお願いします (^_^;) 」などという。会社でいったい何人が共有しているのだろうかと思い聞いてみると‥‥「あ、最近詳しい人間が辞めてしまってよく分からないんですよー」とくる。

それから「平日の昼間は○○○○○@○○○○○.co.jpで、夜と土日は○○○○○@○○○○○.netで、大事な内容のときは○○○○○@○○○○○.comで、○○○○○@○○○○○.co.jpにもCCして下さい。」なんていうのもある。あんた1人のためにアドレス帳を3行も使うわけにはいかんのだ。。

●スプリッタ   2001.9.24

ADSLにはこのスプリッタなるのもが必要で、電話線の壁から出てきたやつをこのスプリッタのケツに差し込み、頭側から1つをADSLモデムに、もう1つを電話器、又はアナログのモデムに繋ぐのだ。外観はいわゆる電話線の分配器をちょっと厚くしたようなもので、このスプリッタの繋ぎ方でトラブるというようなことはほとんどない。

しかし電話線の元線(壁)とパソコンが離れている場合(特にいくつかの部屋を隔てている場合)には、このスプリッタを、電話線の元線(壁)の近くで繋ぐか、それともパソコンの近くに繋ぐかということで意外と悩む。

というのもスプリッタに繋ぐ(ケツに差す)前の線を従来の分配器で2つにして、1つを電話器に繋げた場合に、これがなぜかノイズが入って電話として非常に使いづらくなるのだ。つまり電話は一度スプリッタを介して使わないといけないということ。このへんを計画的にやらないと部屋の中を不要な電話線が這いずり廻る結果となるので注意しよう。

●辞書がいらなくなった   2001.9.23

フレッツADSLにしてから色々と便利になったのだが、その一つが、机の引き出しから辞書を出すことがなくなったということ。電子辞書もパソコンに接続してパソコンの画面上で見られるようにしていたのだが、こいつも必要なくなった。

辞書のサイトというのがいくつかあってこれをブックマーク(お気に入り)しておけば、いつでも辞書が使えるのだ。もちろんダイヤルアップのアナログではその都度接続しなければならず、時間と電話代がかかるのだが、ADSLであればその心配も全くない。世の中便利になったものだとつくづく感じる。

鉄道の乗継ぎ案内や地図の検索も常時サクサク使えるので、製本された地図帳や時刻表も完全に必要なくなったと言ってよい。もちろん電話帳なるものはNTTから配られたものはビニールでコーティングされたままであり、そのビニールが剥がされるのは廃品回収の時に分別される時が最初で最後になる。

便利になった反面、まだまだ無駄も多いようなのだ。。

●初期設定   2001.9.22

Macintoshには初期設定というフォルダがあるのだがこれがとっても便利。どんなときに便利かというと、HDのフォーマットをやり直したり(Windowsでのリカバリーディスクを使うとき)、新たにOSを自分用にカスタマイズしたりするとき。

以前も書いたがWindowsではOSを入れなおすとOS以外の部分も書き直す必要がある(一般的には)。しかしMacintoshではOSを入れなおしても、自分で作った書類やアプリ、またその設定等はそのまま活かされる。しかし新しいマシンを買ったときやHDが壊れてしまった後では、各アプリの初期設定は最初から行う必要がある。

ところが上記の「初期設定フォルダ」を新たなHDにコピーすることで一発設定ができるのだ。定期的にこの「初期設定フォルダ」のバックアップをとり、MOやCD-Rで保存しておくことで、特に新しいマシンに買い替えたときの設定は極めてカンタンになる。

残念ながらWindowsでは各初期設定はそれぞれのアプリの中にあるので一発保存は難しい。まあ、Macintoshでもいちいち「初期設定フォルダ」のバックアップをとっている人は少ないのだろうとは思う。まあ、新しいマシンを買ったついでに最初からコツコツと設定しなおして、キレイなHDで心機一転、というのが一般的か。。

●パソコンでビデオを   2001.9.20

こんなメールをいただきました。

パソコンでビデオを使いたい、という人にはこういいましょう。最新のソニーのDVカメラとVAIOを買えばできますよ、と。

両方で40万円ぐらいはかかるかな?

「今もってるのってつかえないんだあ。」「そうかもしれないですね。。。詳しい人がいますよ。。。」となったら、吉田を紹介しておいてください(笑)。

とのことです。吉田さんはパソコン教育がご専門で、専門学校でパソコンを教えたり、Photoshopの使い方の本を執筆したりしているマルチなかたで、初見のアプリでもほとんど使いこなしてしまうそうです。こういった人に相談してみるのもおすすめですね。

<吉田さんのサイト:教材ドットコム

ただし相談する相手は吉田さんのように広い知識を持ち、客観的視点で判断できる人に限ったほうがいいでしょう。「あの人、パソコンに相当詳しいそうですよ」ということで実際に相談してみると、特定のマシンやアプリを極端に崇拝して他は認めないというようなオタクだったりするとかえって面倒なことになります。免許とりたての初心者に対して「クルマ買うんだったら絶対にドイツ車にしなさい!」というようなことに‥‥

●TVの威力   2001.9.19

ここのところTVチャンピオンのロケでTV製作会社の人たちや芸能人と会ったりして、また局のスタジオで収録したりしてみて、つくずく感じるのがTVというメディアのスケールの大きさである。1つの番組作りに携わる人の数とその人たちのプロとしてのスキルの高さ、またかかるカネの額、かける時間の長さ、どれをとってもインターネットの比ではないように思う。なんせマスメディアなのだ。

ブロードバンドになってパソコンがTVを凌駕するというような話もあるが、これは現実的ではないように思う。TVはTVとして独立した確固たる基盤を持っているのだ。このTV業界の牙城を新入りのインターネットがそう簡単に崩せるわけがない‥‥パソコンとは全く縁のない人でもTVは必ず見るのだから。

●ITとかインターネットなんてものは‥‥   2001.9.18

ITとかインターネットなんてものは一時的なブームであり、決して長続きはしない。このようなものは人間の思考や哲学をあさはかな物に変えてしまい、子どもたちは即物的、短絡的になり、時間をかけて深く物事を考えなくなる。人々はお互いを信用することが出来なくなり、仮想と現実の分別ができずに凶悪な犯罪が増加し、殺伐とした世の中になってしまう。そしてそんな状況に陥らないために、一種の自然淘汰のようなかたちでITバブルが崩壊し、ITとかインターネット、パソコンというものが本来人間にとって必要ではないということを示唆している、そんな段階になってきたように思う。

なんてことを滔々と語っているオッサンが、実は密かにパソコン教室に通っている。そして一度パソコンの前に座ると、すぐに結果を求めてあたふたと操作するのである。なんと即物的、短絡的なのだろうかと言わざるを得ない。もっと時間をかけて深く物事考えなきゃあいかんのだよ。

●プリントアウトされた資料   2001.9.17

最近ウェブページからプリントアウトされた資料が大量に宅急便で送られてくることが増えてきた。その紙の下に記されているURLをメモった後、そのまま捨てるのであるが、これらをここまでキレイにプリントアウトした手間を考えると心苦しいのだが仕方がない。こちらはよほど大切な書類(契約書など)以外は紙をファイルして保存はしていないのだ。

紙というのはあっという間に溜まってしまい、そのほとんどが2度と読むことなく机のこやしとなる。ちょっと勿体無い気がしたものをそのたびとっておいたのではこやしが増えるだけになってしまう。ハードディスクにすれば数万分の一のスペースに収まる量なのだ。

キレイに印刷したものを送りつけることで相手に敬意を表すると勘違いしている人がまだまだいるようだ。また上司に提出する書類も出来るだけキレイに印刷したものを、と考えている人も少なくない。その上司をパソコンの前に呼んで、画面上で確認してもらうのが、これからのお互いのタメなのに‥‥。それでもプリントアウトして持って来い!などと言う上司であるならば、そんな会社は辞めちまいましょう。

●カメラ   2001.9.16

30年ぐらい前はカメラと言えば35mmフィルムのことであり、その他6×4.5とか6×7とかもあったがこれらはマニアやプロが使うものであった。動画は8mmフィルムであり、16mmはプロやマニアが使うものであった。

しかし今ではカメラといえばデジカメ。その記憶媒体や再生方法は様々である。アナログのほうもAPSあり、パノラマあり、インスタントありと(110や35mmハーフっていうのは今でもあるのかなア?)かなり多様化している。

ビデオのほうも従来の8mmやVHS-cに変わってDVが主流になりつつある。またこれにDVDを使った記録装置や動画も撮れるデジカメが出てくると、これまた多種多様となる。

さてよく質問されるのだが、「ビデオカメラで撮影した映像をパソコンで再生できるんですか?」。この答えはもちろんYesなのだが、問題は次の質問。「どうやればいいんですか?」。具体的に答えるためには「Quicktime」「ストリーミング」「ハードディスクの容量」 「ビデオボード」「RCA端子」などの用語を使わなければいけない。しかしその質問した人がこれらの単語を知っているとは思えない場合がほとんどである。では「ストリーミング」とは何かを説明したところで分かるはずもない。

仕方がないので「どうやればいいんですか?」に対して「けっこうメンドクサイんですよ」と言ってごまかすことにしている。。

●パソコン用語   2001.9.14

初心者にとってパソコンの操作の中で最初に悩むのが「終了」。Windowsでは「スタート」ボタンから終了しなければならない。またMacでも「特別」から終了することになる。これははっきり言って分からない。

よく横文字が多くて分からないという人もいるが、逆に英語に堪能な人がかえって分からないという場合もある。

例えば「プロパティ」。これは財産、不動産という意味であり、その機能の詳細情報という意味には繋がりづらい。また「メニューバー」「タスクバー」「ツールバー」の違いなどもなまじ英語を知らないほうが理解しやすい。

「デスクトップ」や「ドラッグ&ドロップ」、「ハードディスク」、「ソフトウェア」、「アプリケーション」などの言葉も英語で考えてしまうと余計にわかりづらくなるようだ。まあ日本語でも「環境」とか「上書き」なんていうのも本来の意味を考えるとわかりにくくなる。だから子供は覚えるのが早いのだ。

●ランチャー   2001.9.13

昨日は23時ごろに帰宅。TVチャンピオンの収録も既に4日目でロケ弁も食い飽きころ。さすが消耗する。

で、帰ってきてからMacの電源を入れるのであるが、集中力を欠いているのでランチャーのアイコンを押し間違える。例えばFetchと波乗り野郎。両方とも犬なのだ。それとAppleビデオプレーヤとRealplayer。どっちも青っぽい四角いアイコン。

予期せぬアプリが起動してしまって、それが起動時間がかかるものだったりすると何とも言えない無力感‥‥アイコンの似ているアプリは近くに置かないようにしましょう。

ちなみにランチャーはLaunchStationというのを使ってます。これは大変便利で使いやすい!あ、Windowsユーザーの皆様、関係のない話で失礼いたしました。。

●遅れるブロードバンドの普及   2001.9.12

政府のe-Japan計画では2001年までにDSLが281万世帯に、FTTHが202万世帯に普及するという予定だったらしい。しかし7月30日現在でDSLが29万世帯、FTTHが1500〜2000世帯にしか普及していない。

さてその原因は?一番に上げられるのが申し込んで使えるようになるまでの時間。ADSLでは最短でも2週間程度、FTTHでは2ヶ月〜半年という場合もあるとのこと。これが離島などでは全く予定がないために「永遠」に待たされることになるらしい。

二番目に考えられるのが、多くの一般市民がブロードバンドが一体どういうもので、どうやったら利用できるのか、ということを理解していないということ。まだまだインターネットそのものを理解していない人もたくさ〜んいるのだ。

●ADSLへの切替え(トラブル編の続き)   2001.9.11

結局約1日半繋がらない状態だったが原因はB社の上位プロバイダーがサーバの設定をB社に連絡しないまま行い、その際にパスワードの桁数を勝手に変更してしまったためパスワードではじかれたというもの。対策としてはパスワードの変更といういたって簡単なものだったが、やはり会社間での情報交換の不徹底がそもそもの原因。インターネット時代の先端を行く業種なのだから本来の「情報」の重要性をもっと考えて欲しいものである。それとNTTのADSLの故障受付電話がフリーダイヤルで24時間365日受付けているというのは大変便利である。しかしほっとんど話し中で使い物にならない。何とかしてほしいものだ。。

●ADSLへの切替え(トラブル編)   2001.9.9

昨日の夕方からADSLが繋がらなくなってしまった。ルータに繋がっている全部のマシンがダメということで、たぶんNTTの問題なのだろう。ルータかモデムのトラブルという可能性もあるが、NTTのフレッツADSL故障に関する受付電話(フリーダイヤル)が先程から全く繋がらず、「混雑しているため再度おかけなおし下さい」というメッセージが出てくる、つまり「そのままお待ち下さい」ではない、ということはそのまま待っても繋がる可能性が極めて低いということではないのかと想像する。しかしもしNTTのトラブルだとしたらすぐにウェブで情報を掲載してほしいものである。それともこの時間帯(1時50分AM)にはヘルプデスクの人数が減っているんで繋がらないというだけで、実はルータのトラブルだったりして‥‥などとも思うのだが、果たしてどっちだろうか。とりあえずこのファイルはアナログダイヤルアップでアップロードしました。

●従業員は家族ではない   2001.9.8

多くの事業主は社員とは家族と同じようにコミュニケーションできることを望んでいる。しかしほとんどの従業員は上司との付き合いは仕事のときのみにしたいと思っている。

会社を1つのファミリーのように、お互いが深く理解し合い協力しながら事業を行うというのは1つの理想かもしれない。しかしだ、だからといって社員が自分の手足のように命令通りに働き、思っていることは何でも打ち明けると思ったら大間違い。

これだけライフスタイルや趣味や人種が多様化すると、恐らくそんなシチュエーションが成り立つ可能性は極めて低いはず。社員と家族同様の信頼関係を築こう、などという夢は捨てたほうがいい。

じゃあどうするのか。社員も顧客と思えば良いのである。顧客にはお金を払ってもらう代わりに満足を与えているはず。だから社員にはお金を払う代償として事業主が満足できる仕事をしてもらう。ということで良いのではないか。

まあ、このくらい冷徹にわりきって考えるというのも1つの切り口ではないかと。

●TVチャンピオンのロケ   2001.9.7

昨日、今日とTVチャンピオンのロケです。できるだけ毎日更新を目指していますが、ちょっとキビシイかも‥‥また週末にはWeb Portrait CircleのOFF会で大阪行き。12日からまた収録の続き‥‥

●ADSLへの切替え(設定編)   2001.9.6

1度やリ終えてしまえばどうということはない。しかし実際にやる前には色々とわからないことだらけなのがパソコンの設定。今回最初に悩んだのがNTT東日本から送られて来たADSL接続ツールなるもの(CD)と、ルータのOM(取扱い説明書)に書かれている設定方法が全然違っていたこと。どっちでやったらいいのやら。またルータにもCDが付属していたのだがこれがonly for Windows。モデムにはドライバーも何もない。1階のWindowsにはLANボードを追加して、それ用のドライバーもインストールしたのだが、ちゃんと認識するだろうか。ルータのOMを読むと「PPPoEの環境は予め用意しておいてくれ」だとか「プロバイダーによってはPPPoEに対応してないところもある」とか「プロバイダーによってはLANケーブルはストレートではなくクロスにしなくてはいけない」などと心配ごとを増やすようなことが色々と書いてある。なんせプロバイダーは当初NTTのウェブのリストには載ってなかったB社でもあり尚更不安になる。で、そのB社のウェブにはルータを使った設定方法が無いのである。Macintoshではルータを経由しないとADSLに繋げないと思っていたのだが、どうもADSL接続ツールなるものを使えばいけるらしいのである。そして案の定どうやっても繋がらない。その繋がらない原因というのはNTTから連絡のあった使用開始予定日というのはNTTが工事を行う日であり、その日のうちに工事を行い、工事が終わった時点で使えるようになるとのこと。だから工事の終わっていない午前中は使えないというものだった。

●フォントサイズ   2001.9.5

ここのところ紹介させていただくメールが増えてきました。

さてWebページの話なのですが、表示する『フォントの大きさ』はどうしてますか? 先日、完成したWebページを年配の方にみせたら『もっと大きくしてくれ、みえん!』という指摘をされました。

フォントサイズはブラウザのメニュー(フォント|編集|表示|お気に入り\\\)よりも大きくしてます。 ですがもっと大きく見やすくしてくれと要望がありました。

フォントサイズをブラウザ側で変えられてもページデザインを崩さないように気をつけてますが、こういったフォントに関しての要望にはどう答えてますか?


「え?これが『みえん』ならばYahooのページもみえんのでは、というか全世界で3億あるホームページのうち2億8千6百万ぐらいのページが『みえん』ということですかー?」なんて言ったらおこられるかな。。

あとは「パソコンというのはパーソナルなコンピューター、つまり個人がその人用にカスタマイズできるものなのですよ。だからOSで文字のサイズや書体も変更できるし画面設定で640×480ピクセルにすればかなり大きくなります。ついでにブラウザでフォントサイズを『特大』にすれば、これはもうかなりデカくなりますよ。」と、この程度ならおこられないでしょう。

ちなみにStyleSheetでのフォントサイズ設定はブラウザ、OS、ブラウザのバージョンによって大幅な差異があるのであまりおすすめできません。

●簡単にウイルスにひっかかる‥‥   2001.9.4

こんなご意見をいただきました。

「混乱させるオタク」のお題、なかなか笑えました。私もそういったオタクな人に指導されてメーラーはBeckyのみ、おかげで人に教えるときもそれを勧めるオタク道に突っ込んでしまいました。

ただ、メールソフトはやっぱりoutlookじゃないほうが良いように思います。教える手間さえ惜しまなければ、ウイルス等への安全性が高いソフトで覚えてもらったほうが後々楽ちんです。実に簡単にウイルス等にひっかかる親や友人を見て実感しました。


多くのウイルスがoutlook用に作られているので、他のメーラを使うことで感染をある程度防ぐことができますが、ウイルスも千差万別でoutlook以外のメーラを使っても完全に防ぐことはできないですよね。

私もここのところ週に2〜3通はウイルスが来ますが、Macintoshをメインに使っているので仮に添付ファイルを開いたとしても感染の可能性はほとんどありません。しかしこれだけ頻繁にウイルスがやって来るというのは、仰るように極めて簡単にウイルスにひっかかる人がいかに多いかということ。このことをもっと初期段階できちんと教育しないといけないのですが。。

まあ、ウイルス感染の可能性を除いたとしてもoutlookが特別使い易いというワケではないですよね。仮に初心者が使うんだったらもっとシンプルで使い易いメーラがフリーウェアにもたくさんあるようです。

ディファクトスタンダードのWindowsに標準でバンドルされているメーラがoutlookということで、皆さん仕方なしにoutlookを使っているしoutlookを教えているし、といったところでしょうか。

●ケータイの電磁波   2001.9.3

ケータイの受信が着メロが鳴る前に分かるという人がいる。一瞬めまいがするというのだ。そのめまいの直後に着メロが鳴るという。

ケータイの電磁波についてはかなり前からその危険性が指摘されていた。癌やアルツハイマーになるという。しかし電磁波が染色体に悪影響を与え、その結果が表れるまでには長い時間がかかる。場合によってはその子孫に影響が出る場合もあるはず。米軍が湾岸戦争やコソボ紛争で使用(試用?)した劣化ウラン弾のようなもので、その因果関係を立証できるものはない。

特に受信時に発生する電磁波はかなり強いものだと言われている。しかしこれだけ普及したものを今さら「危険だから販売中止」というわけにもいかないだろうし、ケータイがなければライフスタイルが成り立たないところまで来てしまっている。

でも、少なくともできるだけ身体から離した場所で受信するようにしたい。また発信するときも、呼び出し音が鳴り始めてから耳もとにもっていくようにすればだいぶ違うのではないか。

長いストラップで首からぶら下げる、または腰に付近にぶら下げて歩くのは危険だ。下半身に近いと生殖機能に影響があるとか‥‥今のコギャルが出産するころには奇形児が増加、または出生率そのものが低下、なんてことにならなければ良いのだが。

●混乱させるオタク   2001.9.2

パソコンオタクの一部が初心者を混乱させている。相手の知識や目的などはおかまいなしに自分の理想を強要する。例えば‥‥
  • Outlookは問題が多いのでベッキーかユードラを使ったほうがいい(市町村主催のパソコン教室や一般的なパソコンスクールではOutlookが標準。職場で同僚に使い方を質問したり、雑誌で操作手順を確認したりができないですよね)。
  • 今からADSLにするなら、あと1年待って光ファイバーにしたほうが絶対にいい、とか(今すぐにインターネットをやりたいのに)。
  • マウスは光学式が絶対に使い易い、とか(とりあえず一般的な環境を整えたい、と思っているだけなのだが)。
  • プロバイダーは絶対に○○○にすべき、とか(とりあえずSo-net、Biglobe、Nifty、ocnなどの一般的なところが安心感があるのだが)。
  • ホームページを開設するなら絶対に独自ドメインを取得したほうがいい、とか(個人的に色々といじってみたいだけでオンラインで商品を売るわけではないのに)。
等々である。こういった人たちは自分の持っているマシンや自分が契約しているプロバイダーが一番良いと思っているので、それ以外のもの何かと問題点を枚挙して否定する。なにかのついでにこういった人にパソコンやインターネットについて相談してしまった初心者は余計にワケが分からなくなり混乱するのだ。

●ADSLへの切替え(器機編)   2001.9.1

1階にWindowsが1台、2階にMacintoshとWindowsのノートが1台ずつある。元栓は1階、電話にも使うので線をハンダ付けして分配したりもしていた。これを今までは階段沿いに電話線を這わせてステップルで止め、ドアを一部切り欠いたりして繋いでいた。ところがADSLとなると一度ルータに持ってきてからLANケーブルで分配しないといけないので今までの配線が使えない。仕方がないので1階の天井(2階の床)にドリルで穴を開ける作業から開始することとなった。これは工事業者に頼むと高いのと自分で理解しておくために自力で行った。配線の次の問題がルータのモデムの設置。既にアナログのモデム、MO、HDなどの周辺器機が色々とあるのだが、これらが全て形と大きさが違う。ついでに奥行きや厚さや重さも違う。非常に納まりが悪いのである。放熱の問題があるのであまりぎゅうぎゅう詰めにはできない。配線の確認もあるので完全な固定もできない。コードの長さにも限りがあるのであまりばらばらに置くこともできない。ルータは本体が軽いので前足が浮いてしまう。デザインなどはみごとにばらばら。あとは電源。1つのコンセントからタコ足にタコ足に全部で17個になってしまった。これもパソコン本体に連動しないといけないSCSIと、パソコンがOFFでも使えるルータや電話機に途中で分かれている。ビデオもあるのだが既にノイズの嵐でTVチューナはチャンネルによってはほとんど映らない。

特別なことはしていないのだが‥‥でもこうなるんだよなァ。。
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