2006年4月

●ActiveX 更新プログラム-2   2006.4.30

ではその解決策なのだが、基本的にはHTMLの中でWMVやFlash、QTを呼び出している部分を外部の.jsの別ファイルにするということになる。ただしFlashでパブリッシングして書き出したソースはobjectタグとembedタグを2重に使ったいわゆるIE/NN共用型のコードになっていて、WMVやQTでもIEとNN(Firefox)に対応するために共用型になっている場合がほとんどであろう。

となると外部ファイルもいささかややこしくもり、多少はJavaScriptのルールを分かっていないと書けないようだ。そしてもっと厄介なのはファイル数が倍になってしまうということ。さらに1つのHTMLの中に、バナーのような小さなFlashを多数使用していた場合には、その数分だけ外部ファイルが増えてしまうということになる。さらに厄介なのはこれらのファイルはローカルでは正しく動作せず、一度サーバにアップしてから動作確認しなければいけないものもあるということ。

さらに大きな問題は、これら一連の作業を行ったところで、その費用を請求できるか否か?ということだ。
●ActiveX 更新プログラム-1   2006.4.29

今年4月12日以降にWindows Updateした場合にこんなことが起こる→「Windows Media PlayerやFlash PlayerなどをIE上で表示させる際に、 その上でユーザーがボタンなどを操作する前に、操作を許可する動作がワンクッション必要となる」というものだ。

QuickTimeでも同様のことが起こり、これらはリンクしている場合ではクリック数が1回増えることとなり、リンクが無い場合でもOnMouseでいちいちメッセージとそのコンテンツのアウトラインが表示されるので非常にウザイ。いずれも一度クリックしないと消えないのだ。

IEの危険な脆弱性に関する修正パッチによってこのような現象が起きてしまうとのことだが、Eolasという従業員1人の会社がMicrosoftに対して訴訟を起こしており、これに抵触しないようなHTML修正を行わなければこの問題は回避できない。逆に言えばEolasが訴訟したおかげでこのようなことが起きてしまったということらしい。

訴訟を起こすのは自由だが、世界中に迷惑をかけるようなことは止めてほしいものだ。同時に訴えられる前になんとかせーや>Microsoft !でもある。
●シラバス   2006.4.28

シラバスとは講議や教育科目などの摘要や内容、時間割を記したものである。大学ではよく使われる言葉でありGoogleで検索すると445万件ヒットした。ところが何を勘違いしたかこれを「シバラス」と書いている人もいるようだ。Googleで52件ヒットした。その内容は明らかにシラバスと間違えていると思われるものがほとんで、その大半が教育関係者でもある。いったいこの人たちは会話でも「シバラス」と言っているのだろうか?そしてそれを聞いた人は指摘してあげないのだろうか?いや、大学の先生ともなると気がついても注意しづらいということもあろう。

因みに巨人の李承ヨプ(イ・スンヨプ)であるが、「ヨンスプ」で検索すると328件ヒット、「スヨンプ」では84件。いずれも明らかに「スンヨプ」のことを書いている。それが新聞社のサイトであったりもする。
●技を説明するな   2006.4.27

ウェブ制作者がクライアントに制作したウェブを説明するときに、ここはJavaScriptを使ってオンマウスで画像が自動的に入れ替わるようにして…などと言っていることがある。クライアントがよほどウェブに詳しい場合はそれでも良いのだが、多くの人はそのような説明を聞いても意味は分からないはず。何やら知らないが色々と技を駆使して作ったんだなぁ。。という程度にしか理解しないだろう。それでも一応頷きながら話を聞くというのが良識ある大人でもある。 その頷きを見て調子に乗ってどんどんと技術的な自慢話に花を咲かせるウェブ制作者。同業者が聞けば、あ、頑張ってるな。と思うようなことでもクライアントにしてみれば何が凄いのかは分からない。JavaScriptで画像が動くったって、テレビの画像は何もしなくてもずうっと動いてじゃん。どこがエラいの?といった具合だろう。
●サイトリニューアルの営業のツボ-3   2006.4.26

「この商品がもう扱ってないんで削除したいんですけど」「会社のFAX番号が変わったのに前のままなんですよ」「お客さんから、もっと商品の特長を分かりやすく載せたほうがいいって言われたんですよ」「これ、作った人がなかなか連絡がとれなくて、細かい修正をすぐにやってくれないんですよ」などなどである。

「そうですかぁ。。それじゃこの際、思い切ってリニューアルしたほうがいいかもしれないですね」と、このタイミングではまだ言ってはいけない。「それじゃ今言われた問題点だけでも私のほうで修正しましょうか?」と言うのだ。 クライアントとしては「う、何だリニューアルじゃないのか?」と内心思う。ただし話の成り行き上、断るわけにはいかなくなる。「あ、そーですねぇ。。じゃ、とりあえず費用のほうがどれくらいかかるかだけ教えてください。」

さてここから先、どこで「やっぱりこの際、リニューアルしましょう!」と切り出すかは展開次第であるのだが、要は釣りと同じで、充分に針がかかるまで、できるだけ引きつけて待つ、ということ。 とまあ、これは「営業」という仕事全般に渡って言えることでもあるのだが。
●サイトリニューアルの営業のツボ-2   2006.4.25

「えーと、コンテンツも充分ですし、デザインはちょっと古いですけど、今はリニューアルしなくても、アクセスを増やす方法を考えたほうが有効かと思いますよ。」とか言うのだ。普通は仕事がもらえるきっかえをあえて否定するような営業はしない。言われたほうとしては意表をつかれた気分にもなり、同時に「しなくてもよい」と言われると余計「したくなる」ものだ。

そうするとリニューアルしたい理由として、現行のサイトで満足していない部分や不満に思っている部分をぽつりぽつりと言い始める。

「ここがかなりスクロールしないと見えてこないんですよ」「あ、そうですね。。う〜んと、あれ、それに何でこんなデタラメなところにスクロールバーが出るんだ?」とか言う。クライアントとしては今まではスクロールバーの表示位置自体は気にしているわけではなかったのだ、そう言われるとその時点からそこが非常に気になり始め、なんとか修正したいと思うようになる。その裏に「リニューアルしたい」という気持ちがあり、そのことをリニューアルするための一つの理由にもなるからだ。

そしてまた他の不満を述べる…明日に続く
●サイトリニューアルの営業のツボ-1   2006.4.24

ホームページをそろそろリニューアルしたいのだが、果たしてその必要があるのか?リニューアルするにはどれくらいのコストと時間がかかるのか?どんな資料を用意すれば良いのか?と悩んでいる事業主の方からの依頼が増えてきた。そして最初のアプローチとしては「とりあえず現状のサイトを見てください」というものが多い。大切なことはここで「アナログダイヤルアップの時代に作ったようですので、そろそろリニューアルしたほうがいいですね」などといきなり言ってはいけないということ。その人はリニューアルしたいという気持ちが8割以上あり、既に心の中では「リニューアルする」と、ほぼ決めているのだ。

人間の心理とは不思議なもので、当たり前のことを直接言われると面白くないというもの。「リニューアルしたほうがいい」と言われると、内心「そんなことは分かってる!だから聞いているんだ」という気分になるのだ。 では、どうすれば良いのか?明日に続く…
●不感症   2006.4.23

ヨーロッパでは30歳代男性のインポテンツが増加して社会問題にもなっている。人口減少の要因にもなっているらしい。その原因は嫁さんが30を過ぎて急激に太りだし、性的欲求を感じなくなってしまうためだ。

日本では購入して数年経過し、全く使われずに放置されているパソコンが増加している。IT化が広く普及しない要因にもなっているらしい。アプリケーションを入れ過ぎてCドライブが肥大化して、どうにも動きが鈍くなり、使うのが億劫になってしまったためだ。

買ったときはそのパソコンに、それなりに夢と希望を抱いていたのだが…
●フォントサイズ   2006.4.22

このテーマでは何度か同じようなことを書いたが、フォントサイズをCSSで固定するとWindowsのIEではブラウザ側の設定でフォントサイズを変えることは出来なくなる。これをできるようにすると、例えば「特大」にした場合でもデザインが崩れないようにレイアウトにバッファーを設けておく必要がある。そうなると全体にスカスカのレイアウトにならざるを得ない。同時に不用にスクロール量が増える。

何かを優先すれば何かが犠牲になる。極めて当然の自然の摂理でもあるのだが、パソコンという魔法の箱はどんな要求でも叶えてくれるものと思いこんでる人も少なくない。

ことフォントサイズのクレームについて言えば、根本的な問題は、自分の視力を基準にしか考えない人が多いということと、Windowsの日本語フォントが基本的に美しくないということだろう。
●花粉症   2006.4.21

定かではないあが、ある種の蟯虫だか回虫が寄生することで花粉症を抑制する働きをしていて、それらの虫たちが人体から駆除される ようになってから花粉症が増えたという話を聞いたことがある。

それと同様に多少はウイルスに感染したパソコンのほうが調子が良いという 話もあるとか無いとか。。
●チラシとカタログ   2006.4.20

このテーマでは何度か同じようなことを書いたが、未だにウェブサイトをチラシにしたがるクライアントが後を経たない。ウェブ自体のコンセプトが最初から新着情報をメインに大々的に訴求するようなチラシ的コンセプトであればよいのだが、商品のラインアップを系列的に紹介し、個々の商品の特長や仕様を比較検討できるようなカタログ的コンセプトの中に、いきなりチラシを持ってきても、その商品に限ってはPR効果はあるものの、カタログ全体としての検索や比較検討のしやすさにとってはマイナスになるのだ。

個々の商品のチラシ100枚束ねて製本してカタログの代わりに使えるか?と言えば、もちろん無いよりはマシであるが、カタログに比べれば非常に使いづらく、分かりづらいモノであるはず。

そんな基本的なことを営業一筋30年の人間が理解できていなかったりもする。。。
●性別と年齢   2006.4.19

インターネットの中では性別と年齢が分からない相手とメール交換することもある。お互いに必要な情報だけを交換する場合には、それでも問題はないし、あえて知る必要もない。

ただし困るのは思い込みである。文面やハンドルネームから、勝手に性別と年齢を思い込んでいたところが、実は全然違っていた、なんてことも。

ウェブサイトやBlogの場合は情報量が多いので、メールに比べればその管理者の性別と年齢は比較的想像しやすい。ただし男では20代と50代のBlogは明らかに違うのだか、女は10代のBlogと50代のBlogに大きな差は無いようなので気をつけよう。

またBlogの場合は、ある時期で日記が止まっていると、何らかの理由で書くのを止めた場合と、本人が死んでしまった場合との2つがあるので気をつけよう。というようなコトを書くと、中断しているBlogを見るたびに「もしかして死んだか…」と思うようになってしまうので、ちゃんと更新するようにしよう。
●mailto:   2006.4.18

これをソースの中から検索して迷惑メールを送りつけるという不正行為が増えている。これが1日に千単位のメールが来ることもあるので、ウェブを制作する場合には気を使わなければならない状況にもなっている。とりあえず@の前はinfoにしない。定期的なメルアドの変更。mailto:に相当する部分をJavaScriptに置換える。等の対策はあるものの、そこをクライアントに対応してもらうのは簡単ではない。メルアドを変更すれば、当然メーラも設定しなおさなければならないし、大量に刷ってしまった名刺や会社案内にも変更しなければならない。JavaScriptはちょっと高度なワザなので一般的ではないかもしれない。いずれにしても当面はHTMLソースの中にmailto:は使わないほうが良さそうである。メルアドはtoにコピペしてもらうということで。
●語句の統一   2006.4.17

ウェブサイトは状況によっていつでもコンテンツの追加が可能であり、その作業を行う人物も常に同じとは限らない。そしてその更新作業の際は往々にして急を要する場合が多く、サイト内のルールを確認しないままにコンテンツを追加することになる。

結果としてサイト内で使用される語句がばらばらになり、それは例えば「問合せ」「問い合わせ」「問い合せ」等だ。この程度であれば読むほうも気がつかないことも多いが、今までと共通のボタンの幅に文字が入らなくなったり、テキストが変なところで改行されたりと、デザイナにとってはちょっと手間取ることにもなる。

また、そのサイトで販売している商品が「石鹸」「石けん」「せっけん」といった具合にばらばらだと、これはちょっと不信感につながるというもの。
●誤変換-2   2006.4.16

変換する前のローマ字入力は、必ずしも音読したときと同じである必要はない。ある家庭医療の冊子に「症状が改善されないと思ったら、すぐに約の使用を中止し」という文章があった。なんだこりゃ?と思うのだが、想像するにこの文章をタイプした人は、頻繁に出てくる「薬」という字を「くすり」ではなく「やく」と打って変換していたのだろう。大量の文章をタイプする場合にはこれだけでも時間の短縮になるはず。そこでいつものように「やく」と打ち変換したところが第一候補が「薬」ではなく「約」になっていたのだろう。
●誤変換-1   2006.4.15

2年ほど前からこの「誤変換」が話題となり、関連の書籍や記事を数多く見ることができる。またウェブ上で「誤変換」で検索することでも多くのサンプルを見ることができる。まあ、これだけ多くなると、よほどユニークで意表を突いたものでないと記憶には残らないものだ。

さて誤変換というわけではないが、変換するときには日本語プログラムの種類や辞書登録の使い方によって変換される漢字やその順序は必ずしも同じではない。専門用語や業界用語、固有名詞となると、まずは正しく変換されないと思ったほうがいいだろう。頻繁に使う単語であれば辞書登録すれば良いのだが、そこまでする必要のない単語は漢字ごとにバラして打って繋げるわけだ。

例えば「滑川」という漢字が変換できない場合、「滑る」と「川」を打って繋げるのだが、うっかりして「る」を消すのを忘れて「滑る川」となっていたりすることもある。
●5分待ってくれ-3   2006.4.14

ではきちんと時間を守る人。この人が「5分」と言った時の実際の作業時間は1分であったりする。または既に終わっていて、自らが一服するための時間であったりもする。

こういう人は長期的な仕事の納期もきちんと守る。殺人的な納期を要求された場合には死ぬ気で守る、または断るのどちらかであろう。

要は相手を「待たせる」という気分にさせないことが大切。仕事に時間がかかるのと、相手を待たせるのは別である。いくら急がされても実際に対応できる範囲での納期を最初に宣言しよう。それで他に持っていかれるのであれば諦めるしかない。無理して「時間を守れないやつ」というレッテルを貼られるよりはマシであろう。
●5分待ってくれ-2   2006.4.13

では10分待たせる人間。これは自らの作業時間の目安はおおよそ読んでいるのだが、そこにバッファーを持たせないために現実的な時間との誤差が生じるというもの。具体的には、作業そのものは5分で終わるとしても、片付ける時間、コピーする時間、紙を綴じる時間、パソコンを終了させる時間等が計算に含まれていないのだ。

ある意味30分待たせるやつと同じような「待たせてはいけない」という心理が、こういった付随する雑作業時間をスポイルさせてしまうのだろう。まあ、5分と言って実際10分程度では相手はそうそう怒るものでもないが。とはいえ1分遅れただけでも電車には乗れないしこともあるので、やはり遅れないに越したことはない。当たり前のハナシではあるが。
●5分待ってくれ-1   2006.4.12

「5分待ってくれ」と言って、実際には30分待たせるやつと、10分待たせる人間と、ちゃんと5分で片付ける人と、大きく3種類ぐらいに分けられるようだ。まずは30分待たせるやつ。これは自分の作業がどのくらいで終わるかという読み以前に、「待たせてはいけない」「待たせて怒られたくない」「早くしなければいけない」といった焦燥感や被害妄想からこういったことを口走ってしまうようである。

通常、相手は長く待たされたことに怒るのではなく、約束の時間を守らなかったことに対して立腹するわけなのだが。。 こういったやつは、このパターンを何度も繰り返すために「時間を守れないやつ」というレッテルを貼られることになるのだろう。
●Skypeでの個人情報   2006.4.11

Skypeに登録するとき、できるだけ多くの個人情報を書き込むことで、捜してもらえる、つまりお友達ができる可能性が高くなる。しかし逆にいうと、それだけ不正なコンタクトや迷惑コンタクトからのコンタクトも増えるということになる。しかしだからといって個人情報に何も書かないままにしておくと、コンタクトしようとした相手から、不正コンタクトと思われコンタクトを拒否される可能性も高くなる。

自らの個人情報の出し方の案配というのは難しいものである。
●○○バンド   2006.4.10

恐らく石器時代から産業革命の前の時代まで、ほんの一部の貴族や上流階級を除いては、出生した人間のうち成人するまで生きられる割合は20%とか、多くて50%ぐらいだったはずである。一組の夫婦で5人以上の子供を出産し、この内2人が成人する。常にこの確率であれば人口数は一定する。

これが医療が進歩し、ライフラインが確立することで死亡率が下がる。するとその時から人口が増え始め、出生率が下がるまの数十年間に人口は爆発的に増加する。これは途上国が先進国に移行するには避けて通れないプロセスであろう。

現在でもアフリカや東南アジアの多くの途上国では産業革命以前と同じような状況が続いている。充分な医療も受けられなければ、食料や水、住居もままならない。今でも地球上の人口の70%はそういった人たちであり、今でも子供たちは常に死と隣り合わせの状態である。

そんな状況の中、死に直面した子供たちを救うという名目での募金活動があるが、果たしてどこまで効果があるのか疑問でもある。本当に子供たちを救えるかどうかを明確にしないまま、雰囲気だけで「子供たちを救う」という、購入した人の社会貢献への達成感を餌にした偽善行為ではないかと思われるものもある。
●フォームメールが使えない   2006.4.9

メーラを使ったメールだけではなく、主にウェブショップ上の注文フォームを使わないという人も意外に多い。やはり、面倒、難しい、危ない、等の理由があるのだろう。主に、どの時点で決済され、金を払うことになるのかが分からないので恐いということのようだ。

そしてもう一つは、実際問題としてメールフォームが動かないというもの。企業や学校等では社内LANでフォームからの送信をセキュリティー上、いたずら防止という意味で規制している場合も多い。それと最近の超余計なお世話のウイルス防止ソフトのせいで送信できない場合もある。サーバ側でリファラを参照するような場合にノートンがフォームメールの送信を阻止するというようなこと。

…しかし最近のウイルス防止ソフトは風邪より副作用の症状のほうが重い風邪薬のようだ。
●メールが使えない   2006.4.8

普通にインターネットの仕事をしているとなかなか気がつかないのだが、ホームページは見るけどメールは使わないという人は意外に多いようである。使わなくても時に不自由しない。メールはケータイでやればいい。個人情報とかウイルスとか何かと危ないような印象がある。単純にメンドクサそう。などの理由のようだ。その昔、テープレコーダーでテープは聞くけど録音はしない、というのに似ている。

実際にウェブショップでFAXでの注文受付を追加したところ、そこそこの利用者がいるということも分かった。
●どうしてもFAXで   2006.4.7

ちょっとした報告事項なのだが、どうしてもFAXで送って欲しいというクライアント。他の社員には見られたくないので。というのがその理由。仕方なくFAXを送った後に確認の電話を入れてみる。本人は不在で事務員らしき女性が「あ、FAXですね。届いてますよ。」

なんだ見られてるんじゃん。というか事務所のFAX機が紙がペロっと出てくるのだから事務所内の人間は出れでも見ることができるわけだ。

メールというだけでセキュリティーに問題があり不用な心配をしているのか?いや、メールが使えないということをカムフラージュするための作戦だったらしい。
●相手に考えさせない   2006.4.6

メールで「どのように対応したらいいでしょうか?」「以上、ご意見お願いします」と言われても困る。回答できないのではなく、こういったメールに回答するには、こちらとしても、調べて、考えて、文章を書く、という時間が必要なのだ。だから忙しい時にこのように言われてもすぐにレスできるものではない。

相手の回答を早く引き出すためには、できるだけ考えさせないような質問の仕方にすべし。つまりいくつかの案を箇条書きにして選択させる。またはYesかNoで答えられるような質問にする。まあ、プルダウンかラジオボタンといったところだろう。

全然レスが来ない…なんていうときは、大抵は冒頭のような質問をしてしまった場合である。
●具体的な指示   2006.4.5

社長が工場の担当者に「生産効率を上げろ」と指示する。しかし1ヶ月経っても何もやらない。「生産効率を10%上げろ」と言ってみるのだが、やはり1ヶ月後、何も改善されていない。では「生産効率を上げるためのアイディアを出せ」と言う。そして1ヶ月後に出て来たアイディアというのは「人を増やす、残業を増やす、新しい機械を導入する」といった当たり前のアイディア。

ではどのように指示すれば良いのか?恐らく「現行のラインと機械の配置を変えてより効率化ができないか検討せよ」「工員一人一人のスキルを向上させ複数の作業をこなすことで効率化を図れないか検討せよ」といったより具体的な指示が必要なのだろう。抽象的な指示で人はそう簡単に動くものではない。
●我慢   2006.4.4

ウェブデザインをする上で我慢しなければいかないことは色々とある。その一つが「いかにPDFを使わないか」ということ。掲載する資料が印刷物で来ると、ついついそのままスキャンしてPDFで掲載したくなるものだ。

これが例えば閲覧者がDLしてプリントアウトして何かを記入するとか、Illustratorのデータでデザインが完成されていて、しかも大量であるとか、そういった場合はさておき、基本的にはHMLに変換して載せてあげるべきであろう。 GoogleやYahoo! Japanの検索結果で 《PDF》となっているページは多くの人が敬遠する。サイト内でも、よほど興味があるとか必要に迫られているページ以外へPDFというだけでクリックを避けられてしまうはず。

まあ、確かに手間はかかるが、少なくとも最低限文字が読めるサイズのJPGに変換してHTMLの中に入れてあげるべきであろう。
●顧客第一   2006.4.2

よく会社の事務所などに「顧客第一」と書かれた紙が貼ってあるのだが、あまりにベタな標語でもありいかがなものか?とも思う。さらにこういった標語が貼られているということは商売の基本である「顧客第一」が徹底されていない可能性があるという見方もできる。

営業経験が豊富な人でれば、この「顧客第一」は自然と体に染み付いているのであえて指摘するまでもない。しかし営業の経験に乏しいデザイナや技術者の中にはこのことを忘れ、というかあまり気にせず、クライアントと平等であるかのような言動やメールでの失礼な文章も書いてしまうというもの。

確かにコラボレーションという視点で見れば平等であるとも言える、しかし基本はあくまでもオカネを払うほうが偉いのだ。そのことを忘れてはいけない。と言っても自ら営業してオカネを払ってもらうことがいかにタイヘンかということを知らない人には理解されづらいコトでもあるのだが。
●半角カタカナの自動変換   2006.4.1

一昨日、変換ソフトを利用するということを書いたが、これはMacOS Xであれば「MultiTextConverter」というものだ。Windows用も調べてはいないが、同様なものはあるのではないかと思う。そして考えてみればこれは「Jedit X」でも出来る。「複数一括置換」の「検索文字列」に半角カタカナを、「置換文字列」に全角カタカナを全て入力し、これを保存していつでも呼び出せるようにしておけば良い。

ついでに全角数字を「検索文字列」に、半角数字を「置換文字列」に入れておく、また、全角英字を「検索文字列」に、半角英字を「置換文字列」に入れておけば、全角半角が入り混じった奇妙な書類を英数半角に一瞬で統一することもできるわけだ。
過去記事

メニュー



























.