2008年8月

●イヤホン   2008.8.31
仕事中にiPodで音楽を聞いているということは、イヤホンをしているわけだ。だから周囲の人間が話しかけても聞こえない。いや、都合の悪そうなことだったら聞こえないフリができる。中には音楽は鳴っていないのにイヤホンだけをしている場合もある。周りから見れば話かけてもシカトされるので非常に気分が悪いのだが、実はイヤホンをすることでかなり集中力が高まるらしい。聴覚障害の人が手術をして健常者と同じように聞こえるようになった。しかし「こんな騒々しい世界はいやだ!元に戻してくれ!」と医者に言ったそうだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●タバコ   2008.8.30
その昔、庭で薪を割ってかまどで飯を炊き、風呂を湧かしていた。不要なゴミは焚き火で燃やし、落ち葉を燃やしてイモを焼き、夏には縁側で花火をして、家の中では蚊取り線香を焚き、仏壇には毎日線香やロウソクが焚かれていた。しかしそういったものが無くなり、唯一タバコだけが「煙」が出るものとして敵対視されるようになった。しかし前記したような毎日煙りを吸いまくる環境で育った人たちが、今、長寿として生きているわけだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●必要最低限-4   2008.8.29
片付けが出来ない人のほとんどは単なるものぐさであるのだが、同時に「捨てられない症候群」である場合も多い。客観的に見ればどう見ても「いらない!」ものが、本人にとっては「必要な」ものなのだそうだ。じゃあ試しにその必要なものを全部捨ててしまってその人が何か不自由や不便を感じるかと言うと、今まで通りに普通を生活をしているのだ。要は「あれば便利な物は無くても良い物」なのだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●必要最低限-3   2008.8.28
ではなぜそういった余分なモノが必要になってくるかと言うと、それは作る側の自己満足とデザイン力の無さだろう。

沢山色々なものをくっつけると、何となくそれっぽく感じられ安心するわけだ。また必要最低限の要素だけで「間」が持つようにまとめるにはバランス感覚と構成力とデザインセンスが必要。そして使用する要素(部品)を捜す、選ぶことに時間をかけなければいけない。インプレッシブで完成度の高い写真が1枚あれば、それだけでトップページのデザインが出来上がってしまうということもあるのだ。
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●必要最低限-2   2008.8.27
ウェブのコンテンツについても同様に必要最低限であることが望ましい。しかしほとんどのサイトは余分なものがごちゃごちゃと飾られている。怪しい水商売でもないのにカード会社のバナーがトップにべたべたと貼られていたり、ほとんどクリックされないであろうアフェリエイトのバナーとか、全く関連性がないサイトへのリンクバナー、意味不明のイラストや写真、今時必要ないであろうFLASH PLAYERダウンロードのバナーや推奨環境、推奨スクリーンサイズ、無断転載禁止の記述、たかだか10ページ程度のサイトなのにサイトマップなどなどだ。

こういったものを一気に無くしてしまえば、さぞ分かりやすいサイトになるはずなのだが。
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●必要最低限-1   2008.8.26
必要最低限ということは必要なものだけということで、それ以外のものは不要ということになる。例えば相手に伝える情報は、その相手がアクションを起こすために必要最低限であることが望ましい。そこに至るまでの経緯やその時の己の感情や身内の悪口などが混入すると情報自体の信憑性と正確さを欠くことになる。情報は少なければ少ないほど理解しやすく間違いが起こる確率も低くなる。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●FLASHをやりたい   2008.8.25
FLASHができるようになりたいと思っている人は多い。しかし実際にできるようになる人は少ない。もちろんFLASH自体がそう簡単に扱える代物ではないし、ある程度はきちんと基礎から勉強しなければいけないわけだ。ではできない人は勉強するのがイヤなのかというとそうではない。問題は「作りたいもののイメージが無い」ということ。「こういうのを作りたい!」というイメージさせ持っていれば勉強が苦手の人でも何とかなるものなのだが。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ケータイ番号   2008.8.24
他人のケータイ番号を第三者に教えていいものかどうか?と、これは一概には良いとも悪いとも言えない。ケータイ番号はイエ電に比べると個人情報として秘密性が高いので、人によってはできるだけ公にはしたくはないようである。しかしイエ電の契約者数が減少し、ケータイがイエ電の役割も兼ねるとなると、そうそう秘密にしてもいられないだろう。

まあ、基準としては名刺にケータイ番号を印刷している人は番号を公にしてもいい、とでも考えておけばよいだろうか。
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●やってはいけないこと   2008.8.23
デザインを完成させるまでのスピードは「やってはいけないこと」をどれだけ知っているか?ということに左右される。長年デザイナをやっていると失敗した経験もそれだけ多く、何をやってはいけないか?が、自然と身に付いてくるものである。経験が少ないと、やっていいか悪いかをその度に検証しながら進まねばならず、その分、時間がかかってしまうということだ。

しかし「やってはいけないこと」の在庫が増えすぎると、新しいことにトライする毎に「あ、これはやってはいけないことだ」ということになってしまい、旧態依然としたデザインしかできなくなってしまうので気をつけよう。
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●サラリーマン   2008.8.22
サラリーマンは例え自分が担当したした仕事がボツになっても、その間に労働した分の賃金は支払われる。個人事業主の場合はこれが支払われない場合もある。支払わない担当者がサラリーマンだったりもする。会社から経費削減を厳しく要求され、取引先への支払いをそのプロジェクトがボツったことを理由に行わないというものだ。もし仮に同じ理由で給料からボツった仕事分をさっ引かれたら烈火の如く怒るだろに。まあ、それが無いからサラリーマンやってるということにもなるのだが。
●起業   2008.8.21
起業するとなると、恐らく最初に思っていた以上に、やらなければいけないことが沢山あり、それをひとつずつ解決していくために心労が絶えなくなる。時間も予算も「こんなにかかるとは思わなかった」という状況になり、最初に描いていた夢は現実の泥臭さに埋もれ、気がつけば自身の意志でやっているはずのものが、出てくる問題を順番に処理していくという完全な受け身の状態になっている。まあ、そこで負げているようならば、最初から起業なんてしないほうがよい。
●ナンバーワン-2   2008.8.20
「このサイトは◯◯◯で検索するとヤフーでは第◯位、グーグルでは第◯位に表示されます!」なんてことを、そのサイトの中に表記しているサイトがある。こういうことを掲載すること自体がうさん臭いしウザい。TV番組がその番組の中で「この番組は視聴率◯◯%です!」と言うようなものだ。それに既に「見てる」のだからいいじゃないか。
●ナンバーワン-1   2008.8.19
公正取引委員会は、広告に「ナンバーワン!」とか「業界売上げ1位!」という表記があり、その「ナンバーワン」の根拠が明確でない場合、景品表示法違反になるおそれがあると指摘している。学習塾や食品の広告にこういったものが多いそうだ。もっともそんな広告に誘われて塾に来る学生は、あまり学習能力は高くないのではないかな。
●オリンピック-2   2008.8.18
オリンピックでメダルを期待されながら8位に終わった選手に「情けねぇよなぁ」と文句を言ってるおっさん。じゃ、あんたが世界でベスト10に入れる特技や能力があるのかよ?世界が無理なら日本でもいいが。そういうことを目指している人間の努力たるや半端じゃあないってことが分かっていない人間が多い。人間は才能や資質だけで頂点に立てるものではないのだが、努力しない人間はそうは思ってないらしい。
●オリンピック-1   2008.8.17
オリンピックで惨敗して帰国した選手に「日の丸背負って行ってるのに真剣さが足らん!」と文句を言ってるおっさん。あんたなんか組合の研修旅行に会社の看板背負って行って視察先工場はさっさと切り上げ夜は宴会にコンパニオン呼んで飲みまくって翌日はゴルフ三昧で帰ってきてからレポートも書いたことないくせに、そんなこと言う資格はなねぇだろ。
●下戸がきき酒   2008.8.16
物事を評価したり採点するには、評価する側にも知識や経験が必要。コンピュータもインターネットも全く使えないおっさんたちが集まってウェブデザインのコンペの審査するなんていうのは下戸がきき酒するのと同じで全くもって意味がない。
●GoogleMapのストリートビュー機能-4   2008.8.15
例えばゴルゴ13はどうだ。どのビルのどの階から狙撃すればいいのかが下見に行かなくても分かるようになった。ガタイが大きく肩幅が異様に広く今時角刈りで目つきが鋭く異様に黒目が小さい東洋人は、下見に行っただけでもかなり目立ってしまうので困っていたそうだ。
●GoogleMapのストリートビュー機能-3   2008.8.14
例えばリフォーム屋さんは現場に下見に行く必要がなくなる。家屋の画像を見ながら外壁や外溝の傷み具合や必要な部材の量や大きさを大雑把に把握することができるし、ラフな見積もりも可能となるだろう。足場を組むスペースや近隣の家屋とのスペースも分かるわけだ。もっとも屋根に関しては今までもGoogleMapの航空写真を重宝しtれいたわけで、次は内装を見られるようになるのを待つばかりだそうだ。
●GoogleMapのストリートビュー機能-2   2008.8.13
GoogleMapのストリートビュー機能を利用することで業務が効率化できる業種も少なくない。今までに地図を必要としていた職種はほぼ当てはまるのではないか。運送、配送業、不動産業では目的地の画像を居ながらにして見られることで、駐車スペースや道路の幅、一方通行の有無など、現場に行かなければ分からなかったトラブルが激減するわけだし、従来は下見を行っていた場所の下見が必要なくなるわけだ。相当に便利なはず。
●GoogleMapのストリートビュー機能-1   2008.8.12
GoogleMapのストリートビュー機能によって、自宅の画像を第三者に見られてしまうようになった。住所さえ分かれば、どんな家に住んでいるのかが分かってしまうというものだ。ボロっちい家に住んでいる人にとっては迷惑な話だ。それだけではない。盗撮や窃盗の目標にされやすくもなる。個人情報が公にされてしまうだけでなく犯罪を推進するということにもなるわけだ。困った時代になったものである。
●話し合い   2008.8.11
みんなで話し合って物事を決めるというのは一見民主的なようだが非常に効率が悪い。話し合うメンバーがそれぞれアウトラインを理解していれば良いのだが、知識も価値観もスキルもばらばらな任意に集まったメンバーでは、もめることはあっても決まることは少ない。全体を仕切って誘導するような人間が一人いればいいだけなのだが、であれば、最初からその人間が一人で決めたほうがよっぽど早いのだ。
●ケータイとパソコン   2008.8.10
ケータイとパソコンをどのように使い分けているか?という質問を学生にしてみると、「う〜ん。。」と考え込む。そんなことは普段考えたことは無いそうだ。ケータイとパソコンも日常的なツールなので、例えば「電気と水道をどのように使い分けているのか?」と質問されたような感覚らしい。
●設計   2008.8.9
ウェブサイトを作るには設計図が必要。これは紙に書いたものでもWordやWxcelで作成したものでも頭の中だけで完結しているものでも構わないわけだが、とにかく設計図がないとモノができないのは当たり前のはなしであろう。設計図がないままに行き当たりばったりで作り始めたところでまともなものは出来ない。そもそもどこまで出来たら完成なのかというゴールも分かってないわけだから完成もしないのだ。
●戻る   2008.8.8
印刷物にはリンクというものがない。しかも検索という機能もないので1つの資料を行ったり来たりしながら読むのは非常に苦労する。ウェブページにはリンクがあるので瞬時にしてワープができる。これはとても便利なことである。しかしこのリンクを多用し過ぎると混乱の原因にもなる。特に一旦リンクしたリンク先からどうやって「戻る」のかをきちんと考えておかないとぐちゃぐちゃになるのだ。
●節約   2008.8.7
そもそも節約とは小金を貯めるためのものであったが、いつのまにか地球環境を守るためのものになってしまった。とはいえ無駄な消費や衝動買いをしまくる節約と無縁の人もいる。また、節約しなければいけないと思っていながら無駄な消費と衝動消費を止められない人もいる。なにかと「節約」や「環境」を口にする人は後者である場合が多い。本当に節約している人は他人のそのことを喋ったりしないものだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●自分の環境で悩むケータイ   2008.8.6
正直なところデザイナである以上はケータイはiPhoneG3に機種変したいところ。しかし実務を考えるとケータイサイトを制作するときにiPhoneだけで確認していたのでは一般的なキャリアやモデルでどう表示されているのかは分からない。

かと言ってDocomoとiPhoneの両方で契約するというのもコストがかかりすぎる、ケータイサイトを専門に定期的に仕事が請けられるのであれば、それも有りこもしれないが、ケータイサイトの仕事はデザイナという立場ではそうそう請けられるものではない。ということで仕方なく普通のケータイを使い続けることになるわけであった。
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●自分の環境   2008.8.5
ウェブ制作の仕事をしていながら、自分の回線はさっさとBフレッツにしてしまっている人がいる。そういう人が作った動画サイトはADSLではとっても重くて見られなかったりもするわけだ。また発売と同時に手にいれたiPhoneG3。ケータイサイトを作るときにiPhoneで確認したところであまり意味はないだろう。個人の所有欲と業務環境とのバランスが大切なわけだ。最先端の技術や環境を体感することよりも市場での汎用性を優先すべきであろう。

もっとも別に確認用を環境を維持した上で、最先端の環境も手に入れるいうのであれば話は違うが。
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●cuil   2008.8.4
7月28日にスタートしたcuilはGoogleに対抗する検索サイト。水面下ではGoogleが買収を打診していたという噂もあり、どうやらホントに凄い検索エンジンらしい。実際に使ってみると、まだまだ反応する日本語は限られているようで、日本でGoogle並みに使えるようになるまでは時間がかかりそうだ。

例えば「ウェブページ」というキーワードではGoogleでは本サイトが5番目ぐらいに表示されるのだが、cuilでは反応しない。また、検索結果もGoogleとは大幅に異なるようで、例えば「事情」というキーワードではGoogleでは本サイトがトップに表示されるのだが、cuilの検索結果には見当たらない。cuilが市民権を得るようになると、SEO対策は根本的に考え直さなければいけないだろう。まあ、それ以前にSEO対策というもの自体の意味がなくなってはきているのだが。
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●未払い   2008.8.3
フリーランスの仕事をしていると、制作費を払ってもらえないということがたまにある。その多くは特に悪意を持ったものではなく、制作物が最終的にGOできないというもの。社内的な事情で仕様が変更になって公開できないウェブサイトとか印刷が開始できないDTPとか、そんなたぐいだ。 そして制作費が未払いのまま何ヶ月も経過していく。

こういったケースで共通しているのが、クライアントの窓口がサラリーマンであるということ。もし自分が1ヶ月仕事をしたのに、その月の給料がもらえないとしたら烈火の如く怒るであろうことなのだが、外注に対しては平気なのだ。
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●ケータイにキレる   2008.8.2
YouTubeの面白ハプニング集の動画の中によくあるのが、授業中にケータイをかけてる生徒にキレる教師、会議中にケータイかけてるスタッフにキレるプレゼンター。

ケータイを引ったくり、床に叩き付けて壊す。中には「やらせ」のものもあるようだが、とにかく自分が皆の前で喋っている時にケータイかけてるヤツがいるということは、もの凄くムカつくことであるいうのは万国共通のようだ。
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●兆   2008.8.1
Googleが把握している全世界のURLの数が1兆に達したそうだ。一体1兆というのはどのくらいの量なのかは普通はイメージできないだろう。国家予算がウン兆円というのは理論値であり、実際にそれだけの貨幣が存在するわけではないのだが、URLの場合は確実に存在するものであり、それを世界の中の誰かが作ったものなのだから凄いことだ。

仮に1億のカテゴリーに分けたとしても、それぞれのカテゴリーに1万のURLが存在することになる。そんな中、未だに「我が社のホームページがGoogleで1ページ目に来るようにしてくれないか?」なんて言ってる人もいたもんだで困ったものだ。
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