2008年10月

●楽な方法   2008.10.31
何度提案しても上司にNGを食らう。そのうちに自分で提案をしないで何とか誤摩化しながらプロジェクトを進める方法を考えるようになる。他人の提案をあたかも自分の提案のように仕組んだり、暫定とか仮とかいう言葉を使ってうやむやにして乗り切ろうとしたり、直属の上司のいない時を狙って他の管理職で代行で承認を取り付けたりと。楽な方法をとるために費やす労力を提案書に活かせばいいのですがね。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●上司   2008.10.30
一人では何も決められない人間。常に上司の承諾を得ないと次に進めないのだが、そういう人間に限って上司の許可がなかなか下りない。なぜかと言えば、相談ばかりして具体的な提案をしないからだ。上司だって忙しい。自分が担当している仕事もあるのに部下の肩代わりまで毎回やってられないのだ。上司は教師でも保護者でもない。
●捏造はいかんよな   2008.10.29
増して大手新聞社がやってはいけないだろう?と思わせるような新聞記事をしばしば見かける。もちろん真相は分からないので断定はできないが、どう考えても「有りえねぇ!」だろうシチュエーションなのだ。主に犯罪や事件の原因はインターネットやゲームやケータイにあり、その経緯を説明する部分だ。もちろん新聞紙という資源を不必要に浪費する「終わってる」メディアがインターネットに敵対心を持つということは理解できるし、新聞紙の読者も、どちらかと言えばインターネットに否定的な人間が多く、紙面でインターネットを叩くことが読者の指示を得られるというのも理解できる。とはいえ、もうちょっとリアリティのある書き方をしたほうが良いだろう。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●NTTのサーバ   2008.10.24
OCNやウェブアリーナなどのNTT系のレンタルサーバを利用することのメリット。それはメンテや障害でサーバが止まったときにクライアントに「サーバが障害で止まってます」と言うと「ふざけんな!その間の損害を保証しろ!」ということになるのだが、「NTTに障害があって止まってます」と言うと「しょうがないな…」ということになるということだ。
●分類   2008.10.23
何事も分類、グループ分けしたがる人がいる。「このサイトのデザインは◯◯◯パターンだ」などと言う。作ったほうはそんな意識は全く無いのだが。まあ、サイトのデザイン程度であればいいのだが、頼んでもいないのに人を「◯◯型」とか「◯◯タイプ」とか言うやつもいる。そいつが「分類したがりタイプ」である以外は全部外れなのだが。 しかしGoogleの検索対象サイト数が1兆とかになってくると、こういった分類したがり人間は仕事が増えて困るのではないのかな。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●画面の有効範囲   2008.10.22
ウェブページの表示範囲を、例えば幅700pixにすると、ワイド画面の大型モニターを使っているクライアントは「なんだかしょぼいので幅を広げてくれ」と言われる。ということで幅を900pixにすると、1024x768pixのノートPCで見ているクライアントから「エクスプローラバーを出すと横にスクロールしないと見えないので何とかしてくれ」と言われる。仕方がないので折衷案で800pixにしてみたところが、両者から「まだ不完全」と言われる。 最初によおっく説明しておくことが大切だ。
●お友達-2   2008.10.21
さてその「お友達」なのだが、広いインターネットの世界には、かなりレアな趣味や価値観であっても同じような人間が見つかるわけだ。そうしてどんどんとマニアックで世間一般とは逸脱した世界でのコミュニケーションが成り立っていく。学校や家族とかのリアルな世界では分かってもらわなくても大丈夫!という気分にもなるというもの。インターネットの中で同じ価値観のお友達とコミュニケーションすればそれでOK。無理してお友達以外の人間とつきあう必然性は無くなってもくるわけだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●水は広いほうに流れる   2008.10.20
という例えは大袈裟かもしれないが、これはサイト間のリンクのことである。マニアックなサイトから一般向けのサイトへのリンクは流れるが、その逆は流れにくいということ。
●お友達-1   2008.10.19
ケータイサイトを作る場合、わざわざHTMLをしこしこ打つなどということは一般的にはあり得ないだろう。ケータイのコミュニティーというかポータルというか、そういったサイトで専用のCMSのようなものを使って30分以内で出来てしまうのが普通だ。そのことは良いのだが、こういったサイトの多くに共通しているのが「お友達を作る」という項目があるということ。自分でブログを書いてそれを誰かに読んでもらってコメントを書いてもらう。そういう人がお友達ということなのだが。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●無責任者   2008.10.18
理論的に物事をまとめたり説明したり出来ない人間は多い。また理論無しでも物事成立するものだと勘違いしている無責任者も少なくない。どんなものでもある一定以上に要素が増えてきた場合には理論でもってまとめていかなければいけない。同時に誰かがそのような採算の合わない作業をしているのだが、無責任者たちにはその苦労は分からないんだな。
●このサイトの検索結果順位   2008.10.17
「」=キーワード、Y=Yahoo! Japan、G=Google、【】=順位、【?】=100位以内に無し、2008.10.16現在
このサイト(http://www.swany.ne.jp/minba/以下の階層にあるページ)の検索結果順位。

「ウェブページ」Y=【91】G=【2】
「事情」Y=【?】G=【2】
「似顔絵」Y=【73】G=【35】
「有名人」Y=【39】G=【?】
「爆笑小説」Y=【?】G=【4】
「新座市」Y=【?】G=【8】
「工場見学」Y=【?】G=【13】
「コンビーフ」Y=【2】G=【3】
「痰」Y=【2】G=【9】
「山の手線」Y=【3】G=【32】
「千枚通し」Y=【1】G=【2】
「豊登」Y=【4】G=【5】
「バーンガニア」Y=【1】G=【2】
「巡航ミサイル」Y=【5】G=【28】
「デザイン事情」Y=【1】G=【1】
「似顔絵職人」Y=【1】G=【9】
「こえだめ」Y=【1】G=【5】

もちろんキーワードを2つにするともっと順位は上がる。
「有名人 似顔絵」Y=【1】G=【2】
「ウェブページ デザイン」Y=【1】G=【1】
「爆笑 ケータイ小説」Y=【2】G=【1】

ちなみにどのページも意識的なSEO対策は一切行っていない。要は面白いコンテンツを作ることが最も重要。ウェブ制作のツールやソースの書き方でSEOがどーのこーのと言っているのは何ともスケールの小さいセコい連中だ。
[ウェブページのデザイン事情・画像]
●トップページのリンクボタンの数-3   2008.10.16
最初から広告収入目的のサイトでもないのにアファリエイトのバナーなんか貼ったところで本体コンテンツのアクセスが落ちるだけである。そんなことは無い!と言うのであれば、それはバナーがクリックされていないということ。つまり「無くてもいい!」ということだろう。その前に訪れた人はどこが広告でどれがオリジナルコンテンツなのか分からず、さっさと立ち去ってしまうだろうけどね。
●理屈   2008.10.15
理屈が好きな人間は多い。また理屈だけで全てが成立すると思っている理屈信者も少なくない。理屈で全てが解決できればそんなラクなことはない。理屈では説明できないことが沢山あるから世の中面白いのだ。ということを理屈信者に説明してもなかなか理解はしてもらえない。理屈ありきが前提だからな。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●トップページのリンクボタンの数-2   2008.10.14
トップページのリンクボタンの数は少なければ少ないほうが良いにもかかわらず、やたらと不要なボタンを付けるデザイナもいる。沢山あったほうが充実感と満足感が味わえるからだ。また沢山付けてしまえばデザインがそれとなくゴージャスになるので基本デザインのレベルの低さも誤摩化せる。少ない要素でまとめる方が一般的には難しいからだ。
●Google対Microsoft   2008.10.13
Google対Microsoftの抗争が目立つようになってきた。web1.0の覇者とweb2.0の象徴がweb3.0に向かって生き残りに必死だ。MicrosoftはPowersetを買収してGoogleに睨みを効かし、さらには激しい争奪戦の末、SNSの大手Facebookの株の1.6%取得に成功。しかしGoogleはこれに対抗してオープンソーシャルというSNSのグループを形成し、ここに世界最大のSNSであるMySpaceとmixiの参加にまで漕ぎ着けた。馬場対猪木みたいだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●トップページのリンクボタンの数-1   2008.10.12
トップページのリンクボタンの数は少なければ少ないほうが良い。仮に5個だとすると各ボタンがクリックされる確率は20%。25個だとすれば4%となる。これはアクセスログを見れば一目瞭然。しかし多くのサイトではがめつく大量のコンテンツを載せる、または思いつく度にボタンを増やしていくために各ページの個別のPVが減ってしまう。そうすると後から追加したボタンを「目立つように大きくしてくれ!」ということになり、せっかくセンス良くデザインされたページが商店街のチラシ化していくわけだ。
●都市国家   2008.10.11
インターネットの世界では、その情報を世界中で共有して人類共通の知識データベースを確立しようと試みているわけだが、一方では、そんなことには全く興味を示さず、日々の生き方やモテュベーションの持ちよう、交友関係や己の存在意義を維持するだけで精一杯の人間も多い。そして彼らは身近で簡単で友達も多い都市国家の住人になることを選択する。特にケータイサイトはケータイサイト全体で総合的なネットワークの構築などというものは利用者のほとんどが考えていない。都市国家、村社会、もっと小さな家族のようなコミュニティー。そんなものの中で周囲に認められることのほうが彼らにとっては重要なのだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●SNSの脅威   2008.10.10
世界征服の道を着実に歩んでいるように見えるGoogleではあるが、彼らにとって最も脅威な存在がSNSなのではないだろうか。クローズされたコミュニティーなので検索対象になりえないわけだ。Google帝国が世界統一を目指す一方で小規模な都市国家が世界のいたるところに出現し、それらはGoogle帝国とは全く別の世界として城壁を築き始めたわけだ。そして彼らはその門戸を解放して帝国との関係を築くことにも無関心である。小規模といってもmixiは1500万人の都営国家だ。その人口は東京よりも多い。FacebookやMyspaceの人口は日本より多い。
●マナーモード   2008.10.9
若者ほどケータイをマナーモードに設定している時間が長いそうだ。ケータイが若者間でのコミュニケーションツールの主役になると同時にマナーモードに設定しないでいると24時間ひっきりなしに着信が鳴る可能性があり、下手をすると始終ケータイに振り回されることになりかねない、ということになるのだろうか。また、年齢が上がるほどマナーモードの設定の仕方が分からないということもあるのだろうが。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●漏れなく   2008.10.8
ウェブコンテンツを作りこんでいくとき、色々なケースを想定して「漏れ」のないようにしなければいけない。しかし考えられる全ての状況に対応しようとするとキリがなくなる。どこかで見切りをつけて妥協しなければいけない。と、じつはここまでは比較的簡単。難しいのは、そこからいかに分かりやすく贅肉を削いでシンプルにしていくという作業だ。「漏れなく」をクリアしただけで満足すると、客観的には複雑煩雑でワケの分からないものになりがちである。
●急変するレコード産業   2008.10.7
レコードというかCDというか、要するに音楽の権利を独占して録音された物理的メディアを大量生産して儲けるというビジネススタイルが崩壊しつつあるということだ。ITunesで律儀にお金を払って音楽データをダウンロードしている人も多いようだが、mixiでは無料で10万曲が聴けるようになったわけだし、今は米以外でのユーザー登録を規制しているPANDORADEEZERなどでも基本的にタダで音楽が聴ける。有線のBGMも危ういだろう。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●本当のホームページ   2008.10.6
ウィジェットは言ってみれば大人用プロフみたいなものだろう。日本ではプロフという素地があるのでウィジェットの普及は早いはず。恐らく気がついてみれば誰もYahoo! Japanを見なくなり、誰もGoogleで検索しなくなる時代が来るかもしれない。「誰も」は言い過ぎだが、少なくともウェブサイトの象徴としてYahoo!やGoogleを口に出す人は少なくなるだろう。逆に言えばSNSのウィジェットの機能が充実することで、やっと個人が自由にできる自分の「ホームページ」を持つことができるようになったわけだ。人間は普通、自分の家にいる時間が一番長い。外のサイトのアクセス数が減少するのは自然の流れだろう。
●web3.0(その5)   2008.10.5
外部のネットワークからエッジが繋がっていない独立したSNSやコミュニティーが増えてくると、Googleのようなネット全体を包括的に検索するサイトの存在意義が薄れてくる。何でもかんでもググってみるのではなく、己のノードから太いエッジで繋がった信用が置けるノードを通じてより確実な情報を仕入れるようになるだろう。口コミとか、リアルでの従来のアナログ的な情報伝達手段に近いものかもしれない。しかしそれが本当のコミュニケーションなのかもしれない。1個人が一瞬で世界中の情報源とコンタクトすることはできないはずだ。人間は神ではない。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●web3.0(その4)   2008.10.4
スイカに網を被せたようなネットワークは自然と個々のノードの大きさや重力によって変形してくる。地球儀の上に描かれた航空機の航路図のようなものになるかもしれない。重要なエッジはより太くなり、価値のあるノードから多くのエッジが伸びるようになる。同時に不要なエッジは切り捨てられる。実はこの不要なエッジが大量に張り巡らせれたいたために、web2.0まではネットワークが混乱していたわけであり、その混乱に乗じた犯罪や、本来需要の無いネットビジネスが乱立したりもしていたわけだ。
●web3.0(その3)   2008.10.3
ではweb3.0はと言うと、基本的にはネットワークのような外観ではあるのだが、良く見るといたるところでノードとノードが繋がっていない。またノードの大きさによってそこに繋がっているエッジの数や方向が異なる。より効率的、必要最低限に繋がったネットワークなのだ。そこには最もリーズナブルなコミュニケーションのための伝達網が形成されている。中には外界とは一切繋がっていない島のようなネットワークも存在する。それがSNSだったりもするわけだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●web3.0(その2)   2008.10.2
無作為にランダムに網目を張ったネットワークは情報がどこから来るのか?何処へ、誰に行くのか?どのくらいの量なのか?いつまで続くのか?といったことが分からない。ある意味それだけ無闇に氾濫した情報だからこそGoogleのような検索エンジンも必要となる。それでも多くの人が情報過多、整理できない膨大な情報量に苛まれることにもなる。まあ、これがweb2.0の実情でもあろう。
●web3.0(その1)   2008.10.1
web1.0がブロードキャスト、web2.0がネットワークなどとも言われているが、厳密に言えばweb1.0以前の何十年がブロードキャストで、web1.0はReflectable Broadcast(リフレクタブル ブロードキャスト)だろう。ホームページで注文すると商品が届く、BBSに書込みができる、というような一方通行のようではあっても意志があれば双方向にもなるという感じだ。そしてweb2.0ではノードの全てがエッジでつながる漁網のようなネットワークのこと。しかし全てが無作為につながっているためにウイルスは感染しやすく、ブログも炎上しやすい。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
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