2009年10月

●写真のアングル   2009.10.31
写真を撮るときにはアングルが重要だ。そのアングル(構図)によって写真の訴求力と芸術性が大きく左右される。しかし実際にはある程度高画質にして、あとは必要なものをとりあえずアングル内に収めておくことのほうが重要だ。Photoshopでどこを切っても大丈夫なようにだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ブルーザブロディ   2009.10.30
ジャイアント馬場がコーナーポストに登ってフライングボディープレスで飛び降りるまでの長い時間マットの上で横たわって待っていた我慢強いプロレスラーである。両名とも故人であるが、それほど昔の話ではない。いかに時間の流れがゆっくりであったかが懐かしい。
●アクセサビリティ   2009.10.29
最近あまり聞かなくなったそもそも全くもって意味のない机上の空論の典型のような理屈である。これをまた真に受けてウェブサイトなるものそのように制作しなければいけないと思い込んでそのように作ったところが誰にも評価されずに手間と時間だけが浪費したことが分かったから使われなくなった言葉でもある。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●オリジナリティ   2009.10.28
日本人にもっとも欠けているもののひとつ。他人と同じものを選ぶ、同じことをする、同じ穴に住む、ということで安心したがるわけだが、それでは自分が餓死することはなくても周囲から必要とされる存在には成り得ない。
●プライオリティ   2009.10.27
優先順位という意味で、プライオリティというと偉そうだが、なんてことはない。順番を決めるだけだ。ではなぜプライオリティなどという難しい言葉を使うのかいえば、頑に最初に決めた順番を固持し続けても問題があるし、あまりに優柔不断に思い付きで順番を変えてもいけない。そのへんのバランスをとりながらフレキシブルに対応しなければいけないから技術がいるのだ。なのでちょいと難しそうな言葉を使う。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ユーザビリティ   2009.10.26
ユーザビリティは理屈ではない。いや理論的な部分もあるのだが、結局はデザイナがデザインする上で常に考慮しなければならないデフォルトの作業だ。それ故対応はケースバイケースで理論よりも経験や感性で対処しなければいけない部分が多い。デザインをしたこともないのに理論だけで偉そうに語ってる人の言うユーザビリティはユーザビリティではなくユーザビリティの理論だ。
●我慢   2009.10.24
石の上にも3年と言うが、時代はドッグイヤー。3年も座ってるヒマは無いと思われがちだが、半年ごとに石を転々として未だに落ち着ける石が見つからない人がいることも事実だ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●カメラマン   2009.10.23
気がついている人もいるかと思うが、「カメラマン」という言葉はステレオタイプであり男女差別にも通ずる放送禁止用語でもある。では正式には何と言えば良いかというと「撮影スタッフ」だそうだ。しかし前記のように撮影スタッフの中の役割を説明する際にはカメラマンを撮影スタッフと書いたのでは意味が通じない。現場では「カメラ」または「カメラさん」とか呼ぶのだが、文章では機材のカメラとの区別がつかなくなる。英語ではフォトグラファーという言葉もあるが、これは自ら写真集を出版するような日本語で言えば「写真家」に近い。「カメラ担当者」「録画者」「レンズさん」とか、どれもイマイチだが、何か良い呼び方はないのだろうか。
●動画をウェブに掲載する方法-7   2009.10.22
ウェブにアップすることを前提にするのであれば、一般的なビデオカメラよりも、デジカメの動画やケータイ動画のほうがファイル変換での苦労は少ない。また最近ではウェブ用(Youtubeにアップすることを前提にした)ローコストのビデオカメラもあるので、こういったものを使ったほうが早いわけだ。しかし音声の別撮りや2台のカメラで撮影した映像の編集は不可能。それなりにオリジナリティーとクウォリティのウェブ用動画を作ろうとなった場合に必要な機材を揃えようとすると、短すぎる帯と長過ぎる襷のどちらを使うか?ということになるのが実情だ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●動画をウェブに掲載する方法-6   2009.10.21
編集する以前にもクリアしなければいけないハードルがある。ファイル変換だ。コンピュータに一旦落として編集するのは、編集可能なファイル形式に変換する必要がある。前記したように最近のビデオカメラはカメラの内部で簡単な編集も可能になっているし、付属のアプリケーションでも比較的簡単に編集が可能なだけに、機種ごと、メーカー毎に、それぞれ独自のファイル形式と拡張子になっていることが多い。これを汎用アプリケーションで編集するために変換するわけだ。カメラの内部で編集したとしても、最終的にウェブにアップするためには、どこかで変換しなければいけない。
●動画をウェブに掲載する方法-5   2009.10.20
さて無事に撮影が終わりました。次は編集ということになる。最近のビデオカメラはカメラの内部で簡単な編集も可能になっているし、付属のアプリケーションでも比較的簡単に編集が可能だ。またWindowsでもMacintoshでも、そこそこ簡単な動画編集ソフトがある。とはいえ編集にはそれなりのスキルも必要。もっとも重要なことは最終的にどんな動画にするかというイメージだ。これが無いままに編集作業を始めてもロクなものにはならない。 もっともムカつくのは、勝手気ままに撮ってきた映像を「編集してください」と言って渡されること。気が向くままに美味しそうな食材をばらばらに買ってきて「料理して」と言って渡されるようなものだ。撮影する時点で、どのように編集するかというイメージが必要なわけであり、それがないままに撮影したものは編集のしようもない。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●動画をウェブに掲載する方法-4   2009.10.19
動画撮影にはカメラマンの他に、音声、照明、そしてディレクタが必要。そしてカメラも1台よりも2台、3台のほうが望ましいわけだ。しかし問題はその人材とコスト。なまじ半端な知識がある人間が「レフ板もあったほうがいい!」とか言うのだが、そのレフ版ひとつにしても人間が一人必要なわけだ。「ライトもあったほうがいい!」当たり前だ。しかしそのライトとバッテリーは誰が買うの?誰が充電して誰が運ぶの?ということを全く考えずに無責任に言うのだ。

撮影にかけられる時間とコストも限られている。とにかくその範囲で収めなければいけないのだ。必要最低限の人員で、どうやりくりするかが肝要。TV番組でじゃなく、あくまでもウェブ用の動画なのだ。
●動画をウェブに掲載する方法-3   2009.10.18
次にカメラマン。これはちょっと経験があれば何とかなるのだが、素人のクセに自己主張の強い人間には任せないほうが良い。下手クソなくせに難しいことをやろうとするからだ。最低限、必要な映像が終止ファインダ内に納まっていて、音声も最後まできちんと入っている。と、この条件をクリアするだけでもタイヘンなのだが、それ以上に印象的なカットやダイナミックなシーンを撮ろうとして失敗する。また、スティルカメラの経験が豊富でビデオの経験が無いカメラマンにも任せないほうがいい。撮影中に終止画角を調整してズームやパンを使いまくるのだ。スティルでシャッターを押すまでの経過が全て動画として記録される。見られたもんじゃない。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●動画をウェブに掲載する方法-2   2009.10.17
さて何を撮るかが決まりました。では実際に撮影してみましょう!となった時に、初めて気付くのが 撮影に必要な人員である。内容にもよるが、普通は一人で全部やるのは不可能だ。まずは撮影される側の 役者。そしてカメラマン、と最低でもこの2人は必要。風景や自然を撮るのであれば特に役者は必要ないわけだが、 それなりに見られる映像にするためにはキャプションやナレーションも必要になる。となるとキャプチャやナレーションのライティングができる人、ビデオ編集のスキルがある人、ナレーターとしてのスキルがある人が必要になる。 はっきり言っておくが、役者、ナレーター、編集、ライティングなどなど、素人がいきなりやっても、大抵は恥ずかしいものにしかならない。プロとまではいかないまでも、それなりの経験やセンスが要求されるスキルである。
●動画をウェブに掲載する方法-1   2009.10.16
これが意外にも難しい。何が難しいかと言えば、まずは撮影すること。 これは撮影するという行為以前に「何を撮るか?」ということだ。漠然と 思いついたものを漠然と撮った映像ははぼ間違いなくつまらなく退屈なものになる。 目的、ストリー、カンプ制作が必要なのだが、普通はこれがなかなかできない。ビデオカメラ というデバイスさえあれば誰でも映像が撮れると思っている人が大多数だからだ。もちろん 物理的にはビデオカメラされあれば映像は撮れる。ただし他人に見せられる映像を撮るには ビデオカメラ以上に撮影する人間の脳みそが重要となるわけだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ホームページ   2009.10.15
素人がホームページビルダーで作ったサイトもYahoo! Japanも同じ「ホームページ」である。普通の人はページだけしか見ていないので、例えばYahoo! Japanでは、その裏でどれだけの巨大なシステムが動いていて、その運営管理にどれだけの人員とコストがかかっているのかは分からない。Yahoo! Japanと同じものが比較的簡単にできると思っているから困るのだ。
●マーケティング   2009.10.14
店先に300円の瀬戸物を沢山並べている雑貨屋さん。100m先のダイソーで同じような商品を100円で売ってる。 ちょっと100m先まで足を運んでどこでどんな商品がいくらで売られているかを調べればみれば、なぜ自分ところの商品が売れなくなったのかが簡単に分かるはず。が、その現実を見るのが怖くて見に行かない。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ギフト商品   2009.10.13
ギフト商品はネットで販売に非常〜にフィットしている。
・いずれにしても送料がかかるわけで
・買った本人が使わないのでクレームが少なく
・買った本人が使わないので拘りが少なく選択に時間もかからず
・基本的には「うん千円のものを送る」という発想であり
・毎年同じものでも良い場合があり
・一度囲い込んでしまえば毎年機械的に注文がとれる場合もある
といったところだろうか。

売る側はのしやラッピングの種類を揃えておくぐらいで通常のB2Cよりも手間がかからない。といってもどこでも売ってる商品ではダメで、やはり商品自体のオリジナリティは必要だ。
●請求   2009.10.12
仕事が終わる。請求をしようと思っている時に追加の仕事が来る。しかしそのための資料がなかなか来ない。そのぶんも含んだ請求をしようとするのだが、これがなかなか発行できずにちょいと困る。「今までの分だけ請求させてください。」と言えば済む話だが、それだと「資料の提出を催促している」「売上げに苦労している」と思われる可能性もあり、こちらとしても2度手間になる。まあ、とりあえず待つしかない。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●クリック数   2009.10.11
クリック数が多ければ多いほどアクセスは減る。この理屈はアナログにも当てはまる。冷蔵庫を開けて中の透明のプラスチックの扉を開けその中のタッパウェアの中に入れたオレンジは、冷蔵庫を開けてすぐに見える場所のオレンジよりも、つまみ食いされる確率が格段に低くなる。
●地球温暖化-8   2009.10.10
さらにここ数年で太陽の黒点の活動が弱くなっていて、この事自体が地球上の温度変化に与える影響は微々たるものらしいのだが、この黒点の活動サイクルと地球上の氷河期のサイクルが一致しているのではないかという説もあるらしい。また、地球の公転、自転速度や地軸の傾きなども常にぴしっと一定に保たれているわけではなく、常に微妙に変化しているとのこと。こういった要因でも地球上の気温は変動させられることにもなる。まあ、地球:人類というのは、Google:小作人、みたいなものなのだろうか。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●地球温暖化-7   2009.10.9
赤道付近で太陽光によって温められた海水は極に向かって流れ、極に近づくにつれて徐々に冷やされ海底に沈んでいく。沈んだ海水はまた赤道付近に向かって海底を流れ、赤道付近で上昇してまた温められる。このサイクルによって地球全体がある一定の暖かさに保たれている。しかし温暖化が進むことで極の氷が溶け出し、高緯度の氷河も溶け出して、それそれ海に流れ込む。そうなると海水の塩分濃度が下がり、海水が海底に沈まなくなる。ということは全体の海水のサイクルが停止してしまい、温かい海水も運ばれなくなる。過去の氷河期もこのようなメカニズムによって起こったと考えられるらしい。暖まり過ぎた時には地球自身が冷却してくれるということだ。何も人間がじたばたするほどのことではない。というのが大幅な削減数値目標に反対する本当の理由らしいのだ。
●地球温暖化-6   2009.00.8
地球温暖化の国際会議で大幅なCO2削減目標値に反対する国も多い。「産業や経済を優先してる場合では無いだろ!」と思う人も多いかもしれない。しかし前記したような諸々の経緯や状況、予想される効果を踏まえると数値目標自体に意味が無い。だから反対するのか?いや、どうやらそういうことではないらしい。専門家の間では地球が氷河期に向かうという説のほうが有力になってきているらしいのだ。「何で確実に気温が上がっているのに氷河期なんや?」と、普通は思うのだが、理屈はこういうことらしい。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●地球温暖化-5   2009.00.7
各国が掲げているCO2の排出量というのは、あくまでも人工的なものが対象だ。生き物が排出するものや災害によって排出されるものは含まれていない。例えば人間が吐く息、牛のげっぷ(これは世界トータルでは相当量になるらしい)、山火事、野焼き、火山の噴火(SO2だけでなくCO2も出るはず)、メタンハイドレートの溶け出し、などがある。特にメタンハイドレートはメタンの塊(実質は2割程度がメタン)であり、メタンの温室効果はCO2の20倍とも言われている。さてそうなると国際会議で各国がもめている削減量というのはどこまで効果があるのか疑問にも思えてくる。
●地球温暖化-4   2009.10.6
オゾン層の問題は、やってみないと分からない部分もあるし現実的には一気にオゾン層を破壊するような量は散布できないので、とりあえずは少しずつやってみて様子を見るという手もある。もしかすると苦労してCO2排出量を削減するよりも格段にリーズナブルなのかもしれない。SO2はその分子の構造上、太陽光を反射して地上に降り注ぐ太陽光の量を削減するとのこと。であれば!ということで、太陽光を反射し、さらに比重が軽く大気圏の外まで上昇して永久に補填しなくて済む新たな物質を研究している機関もあるらしい。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●地球温暖化-3   2009.10.5
では2つ目はというと、1991年に噴火したフィリピンルソン島のピナトゥボ火山によって地球の年間平均気温が2〜3年間下がった要因であるSO2(二酸化硫黄)を人工的に散布するというもので、これは意外にもローコストで実現可能らしい。少量でもそれなりの効果がありるということ(ピナトゥボ火山では大半のSO2は地上に落下し、大気中に放出された量は僅かだったらしい)。しかし問題はSO2自体がオゾン層を破壊する可能性が高いことと、SO2は永久に大気中に留まってはいないので、常時補充しないといけないということ、だそうだ。
●地球温暖化-2   2009.10.4
根本的な解決方法は2つ。1つは既に放出されたCO2を回収して処分する。もう1つは地球に降り注ぐ太陽光を減少させる。1つ目は広大な大気中に漂う分子を取って集めるということなので、広く浅く膨大な量をかき集めることを得意とするGoogleをもってしても莫大な時間と費用がかかる。また仮に回収できたとしても、その回収したCO2をどうやって処理するかという問題が残る。今のところ地中深く埋めるという案が有力だが、それにしてもそこにかかるコストは半端ないはず。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●地球温暖化-1   2009.10.3
インターネットが普及したことで人間が移動する機会と距離が大幅に削減され、地球温暖化防止に大きく貢献した。しかし世界のCO2排出量が減少したわけではなく、各国が掲げる削減目標値も、それを達成したところで温暖化が防げるわけではない。進行が遅くなるというだけのものであり、既に産業革命以降に吐き出された膨大な量のCO2が無くなるわけではない。大気中に放出されたCO2分子は消滅するまでに1000年かかるとも言われている。
●物欲-2   2009.10.2
何か贈り物を貰っても嬉しいと感じることより迷惑に感じることのほうが多い。贈ったほうの気持ちは分かるが…みたいな。ビール券、商品券は貰えば有り難いし、食品もとりあえず食べてしまえばいいのだが、それ以外の物はすぐには処分できないので、置き場所、しまう場所、捨てる費用等、色々と考えなければならない。

個人の趣味やライフスタイルが多様化しているので人に物を贈るときには慎重になる。相手の人となりや欲しがってるものが分かっていれば別だが、そうでないものは迷惑がられることのほうが多いようだ。さらに「欲しがってるもの」とは、欲しいけど高くて買えない、つまり=高価なもの、ということにもなるので、本当に贈って喜んでもらうためには費用もかかるということにもなってくる。結婚式の引き出物が商品券になっているのも当然の流れだ。
[ウェブページのデザイン事情・画像]
●物欲-1   2009.10.1
貰えるものは何でも貰おうという物欲盛んな人もたくさんいるのだが、逆に物欲の全くない、またはモノを所有することを嫌う人も増えている。特に20代〜30代の若者に多いようで、彼らの発想は

・物を多く所有すると、その物を維持するコストや手間がかかる
・物は捨てるとき、処分するときににコストが発生する
・物が多いと、その物の中から必要な物を捜す時間がかかる
・いつでも好きな所に引っ越したいから所有する物を最低限にしておく
・高い物を所有することがステイタスや羨望の的にはならない
・必要な物は必要な時にいつでも手に入るので必要なときに考えればよい
・あれば便利な物=なくても良い物

といった感じだろうか。冷蔵庫を持ちたくないから1Fがコンビニの賃貸マンションの2Fに住むという若者もいるわけだ。さらに10代の若者の中にはテレビもクルマもいらないという割合も高いそうだ。
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