2012年7月

●税金の使い道   2012.07.31
本官公庁の組織の外にありながら天下り先の温床となっている外郭団体が未だに多数存在する。事業仕分けによって整理統合されても手を変え品を変え次々と新たな団体が誕生する。地方に行けば人口が少ない過疎地に限って立派な公共施設が次々と建設されている。誰も読まないであろう大量の蔵書がある図書館、誰もスポーツなどしないのに豪華な体育館、老人の宴会場のための公民館や集会所。いずれも税金が湯水のように無駄使いされているわけだ。「国民の血税をなんだと思ってる!」と叫びたくなるのもよく分かる。しかしそんなことを叫んでいる人に限って大して税金を納めていないのも事実だろう。 [有名人の似顔絵]
●すぐに   2012.07.30
思い付きですぐにホームページを作ってしまう人というのがいる。すぐにと言っても、それなりの時間をかけた、それなりに立派なものだ。しかし「誰の見せるのか?」「何のためなのか?」がはっきりしない。あえて言うなら自己満足のためだ。それなりに立派でも、似たようなコンテンツのサイトって世の中に腐るほどあるぞ。。というようなもので、せっかく作ったものの到底アクセスが期待できる内容のものでもない。逆に思いついたらすぐにやればいいものもある。確認のための電話、市場調査、競合他サイトを見てみる、などだ。躊躇する必要はないし、早ければ早いほどいいというものなのだが、なぜか「思い付きですぐにホームページを作ってしまう人」ような人は、こういった場面では行動が遅い。 [ウェブデザイナが出会った困った人たちビジネス分析]
●俯瞰的に見る(2)   2012.07.29
「俯瞰的にものごとを見ることのできる人」は、飛行機で上空から写真を録って、その縮尺から島の周囲の長さを割り出すだけだ。一日で仕事は終わる。一方の「俯瞰的にものごとを見ることのできない人」は、何日もかけて巻き尺で測っているのだが、なかなか、というか永遠に仕事が終わらない。そして自分が不幸である、とかツイてない…とかブツブツ言いながら捗らない仕事を続けている。 [有名人の似顔絵]
●俯瞰的に見る(1)   2012.07.28
俯瞰的、鳥瞰的に物事を見ることができない人がいる。目の前にある出来事にいちいちモロに反応して、その場凌ぎの連続の人生を歩んでいる人たちだ。だからこの人たちは常に忙しく、慌ただしく、脅迫感を感じながら生きている。小さな無人島があったとする。その島の周囲の長さを測るとする。「俯瞰的にものごとを見ることのできない人」はその無人島に行って、巻き尺で実際に海岸線の長さを測ろうとする。しかし海岸線に非常に入り組んでいるので、正確に測ろうとすればするほど海岸線の長さは増えてしまう。岩のひとつひとつにまで巻き尺を当てるので、島の周囲の長さは何十倍にもなってしまうわけだ。 [電車に関する色々な疑問]
●意思表明(2)   2012.07.27
そんな自分の行動を見て、周囲の人間が「困ってるようだから何とかしてあげよう」「可哀想だから手を差し伸べてあげよう」と思って助けてくれるとでも思っているのだろうか。それとも自分でもワケが分からないまま、色々なイヤなことを避けてきた結果が、そのようなポジジョンになってしまったのか。社会には「親」はいない。心配するにも助けるにも限度がある。皆それぞれに自分の生活があるのだ。そのためにいらぬ時間と労力を費やしてばかりもいられない。思春期の中高生なら、そういった身勝手な行動も許されるだろう。しかし大人なら、はっきりと意思表明をして自分のベクトル、ドメインを周知させるのが社会的な義務でもあろう。 [有名人の似顔絵]
●意思表明(1)   2012.07.26
一体何をやりたいのだろうか?と思う人間がいるものだ。やりたくない事だけは沢山あるようで、何を頼んでも「No!」何を与えても「いらない!」と言う。はっきりと意志表明をしないまま、いつまでもコソコソと他人から指摘されること、叱咤されることをひたすら恐れて逃げ隠れする。かといって手の届かないほど遠くへ逃げるわけでもなく、視野に入るか入らないかの境をうろうろとしている。仲間外れにされたくない、しかし面と向かって議論したり話し合ったりする勇気も自信もないし積極的にコミュニケーションもしたくない。 [夢]
●納期の計算(2)   2012.07.25
しかし、いい大人がこの計算をしないで今までのペースでだらだらと仕事を続け、納期の前日になってバタバタと慌てだす。もし前日まで今までのペースでだらだらと仕事をいていたならば、最後の1日は今までの20倍近くの仕事をしなければ追いつかないのだ。貫徹したところで間に合うワケがない。そんなこんなで毎度のように納期前日にバタバタと慌て出す人は、決まって毎回同じようにバタバタを繰り返す。要するに計算というものをしないのだ。 [有名人の似顔絵]
●納期の計算(1)   2012.07.24
簡単なことだ。納期まであと20日あるとする。その仕事をスタートしたのが10日前だったとする。ということは今日の時点で1/3が完了していないといけない。これがまだ1/4しか出来ておらず、このままのペースで進めた場合は、納期当日には3/4しか出来てないことになる。納期を守るためには、残りの20日間は今までの1.5倍のペースで仕事をしないといけないわけだ。これは小学生でも出来る計算だ。100-25=75 75÷2=37.5 37.5÷25=1.5 遅延も積もれば山となる。その積もっていく様子を可視化するために算数というのもがあるのだが。 [コンビーフ]
●自己満足(2)   2012.07.23
画面いっぱいに多くの写真が散りばめられ、蘊蓄がびっしり書いてあり、ページ数も沢山あってお買い得感溢れるようなものが良いという。同じ制作費を払うのであげば、でっきるだけ多くのコンテンツが掲載してあったほうが良いという貧乏根性だ。そういう人にユーザビリティーとかアクセサビリティーの話をしても馬耳東風だ。モノの無い時代に育った人の三つ子の魂が脈々生きていることを実感する。 [有名人の似顔絵]
●自己満足(1)   2012.07.22
未だにホームページは自己満足のために作られているものが大半なのではないか。まあ、自分で一生懸命に作ったものは必然的に自己満足大王のような作りになるのは仕方がない。しかしプロに依頼しておきながら、結局は自分が満足できるものでないと受け入れないようなのだ。アクセス数とかはほとんど関係ない。例えばできるだけシンプルで、誰でもが抵抗なく見ることができるデザインを提案しても、それじゃイヤなのだ。 [爆笑!SF短編集]
●過去を振り返る   2012.07.21
人間歳をとるに従って過去のことを振り返りたくなるものらしい。だから老人は過去の話しかしない。もう残された未来が残り少ないかのように。年齢に関わらず、過去のことばかりを振り返ってばかりいると、本当に未来が少なくなってしまうのではないかとも思えることがある。過去を悔いても現在が変わるわけでは無いし、過去の出来事によって未来の行動が制約されるものでもない。そう勝手に思い込んでいるだけだ。毎日を新しい自分として生まれ変わりながら生きたいものだが、物理的に消し去れない現実というものも多く存在する。それらを全て亡きものとして忘れ去ってしまうのは馬鹿に見えるかもしれない。しかしある時は馬鹿になってみることも必要なのかもしれない。が、そのへんのバランスというのは実に難しいものだ。 [有名人の似顔絵]
●鬼(3)   2012.07.20
より高い報酬を望むのであれば、命令されなくても自ら進んで難易度の高い、在庫のスキルだけでは昇華できない仕事をやらなければいけなくなる。ところがこの段階で精神的に負げてしまい、結局は鬼のように命令されながらスタッフとして鬼のような事業主の下で働く道を選ぶという人も少なくないようだ。一般に、仕事ができない人間ほどブーブーと文句が多い。仕事ができない人間ほど権利を主張し自分が楽になる事を考える。そういった人たちを取り扱うには、やはり鬼にならなければいけないのだ。 [天声人誤]
●鬼(2)   2012.07.18
もっとも言われなくても鬼のように働くスタッフに対しては鬼になる必要はない。しかし鬼のように働いているように見えて、実はカンタンなことだけを選んで仕事している、監視の目がないときは働かない、他人を働かせて自分は何もしないで成果だけを横取りする、というようにスタッフも海千山千である。事業主はこれに騙されないようにしないといけない。仮に個人事業主としてフリーランスとなると、まず最初は鬼のように仕事は無い。また上司からの監視の目が無くなるので、どうしても辛い仕事は避け、簡単な仕事をだけを選ぶようになる。しかし簡単な仕事は報酬も少ない。

出張のため次回更新は20日になります。
[有名人の似顔絵]
●鬼(1)   2012.07.17
上司から「間髪を入れずに」「休むヒマなく」「立て続けに」「これでもか」というふうに仕事の指示が来る。「鬼!」と思うかもしれないが、決して鬼なのではなく、そうしないと成り立たないのだ。事業主になってみれば分かる。一人の人間が毎月30万の利益を出すために働くということは簡単ではない。会社はこれにプラス諸経費と会社の利益も出さないといけないのだ。なので、普通は鬼のようにスタッフを働かせるわけだ。 [すっとこどっこいな森の動物たち]
●手抜き仕事(2)   2012.07.16
「やる気ないんだな」「何か気に入らんのだな」ということらしいのだ。しかし明らかに未完成のものや、矛盾のあるものに、そんなコメントを付けられたって困るというのもの。そもそもが手抜き仕事なので完成度が低いわけで修正は必須になる。このままではマズいので、なんとか修正をしなければいけないのだが、受付ませんと言ってるのにおだて、なだめて修正を依頼しても、結局より機嫌が悪くなり修正部分の品質が落ちる。では代わりの誰かに修正を依頼すると全体の品質が低いので最初から作り直したほうが早いのでそのようにする。とそれを見て「だったら最初からその人に頼めばいいじゃないか」とか言って機嫌が悪くなりよりふて腐れる。というように非常にメンドクサくなるので、そういった人には仕事を依頼しなくなる。というように、仕事の能力や実力はあるにも関わらず、仕事の依頼が来ないというのは「すぐにふて腐れる」やつ、であることが多い。 [有名人の似顔絵]
●手抜き仕事(1)   2012.07.15
手抜き仕事は見てすぐに分かる。どんなに見繕ったところで「手抜き」は成果物に反映されてしまうものだ。手抜き仕事は大きく2種類に分けられる。1つは「焦り」、もう1つは「ふて腐れ」だ。「焦り」のほうは、納期に間に合わせるための突貫仕事で、雑駁で大味、レビューがされてなく、全体に安定感や安心感に欠ける。「ふて腐れ」のほうも、成果物の傾向は「焦り」と同じようなものだが、提出時に「これ以上の修正は受付ません」とか「今回はこれで完了とします」といったようなコメントが付いてくるので、それと分かる。 [ウェブデザイナが出会った困った人たちビジネス分析]
●メールを終わらせる   2012.07.14
メールのやりとりは一人で行なうものではない。必ず相手が存在する。つまりメールという行為の責任と権限は必ず一人50%だ。やりとりを終了するには残り50%の権限がある相手の合意が必要なわけだ。にもかかわらず、一方的に「レスしなくなる」「無視する」「返信は不要ですと書く」というのはいかがなものか。スパムやストーカーなら別だが、通常のビジネスのやりとりの中でこのような行為に走るのは、やはり社会性が欠落した人間であろう。これ以上議論したくない、いくら言っても理解してもらえない、感情的にレスする気になれない、だからレスしない、というのではまるで子供だ。またそのことで相手に沈黙の抗議をするということにならない。「所詮その程度のヤツなんだ」と思われて終わり。 [有名人の似顔絵]
●写ればいいというものではない(3)   2012.07.13
またこのことは動画にもついても言える。素人が録った動画の多くが「見るに耐えない」ものになっているのは「コンテンツを吟味しない」「見る人の立場で考えない」からだ。照明がどうの、ズームがどうの、16:9だ、HDだと言う前に、「そんなもの録って誰が見るの?」「他人が見て面白いの?」ということを考えるべきだ。ホームページも同じだ。HTML5だのCSS3だの、WordPressだ、seoだのと、すぐに「どうやって作るのか?」に興味が行ってしまう。問題は「どんなコンテンツにするか?」だろう。コンテンツさえ面白ければ、どうやって作ろうが同じだ。またコンテンツがしょぼければ、何で作ろうが糞サイトだ。 [電車に関する色々な疑問]
●写ればいいというものではない(2)   2012.07.12
露出がどうの、画素数がどうの、フォーカスだ、色調だのと、ぐだぐだと蘊蓄をこねる前に、どうやったら「いい写真」が撮れるかということは、「情報の教科書」にも「ミラーレス一眼メーカー別比較」にも「デジカメ入門」にも書かれていない。写真は「カメラ自慢」のために撮るものではない。カメラを自慢する人間に限って写真がへたくそだったりもする。ポートレートであれば、被写体となった人間の「人となり」や「キャラクター」を表現すべきだろう。この殉職員名簿、いや、教職員名簿を見た子供たちはどう感じるだろうか。 [有名人の似顔絵]
●写ればいいというものではない(1)   2012.07.11
新聞の埼玉版に教職員異動者名簿があった。その内の主立った何名かの顔写真が載っていたのだが、何でみんなこんなに仏頂面で写っているのだろうか。まるで戦没者名簿のようだ。写真を撮る時に最も大切なのが、撮る側と撮られる側のコミュニケーションだろう。そんなものは無視して、写ればいい写真だから、という発想がそもそも教育的ではない。 [夢]
●ローリスクローリターン(2)   2012.07.10
ローリスクローリターンとは安全なようで、実はつまらない生き方なのではないか。みんながローリスクローリターンを好むようになると、だんだんと社会に閉塞感が漂い始めるような気がする。不平不満をだらだらと言いながら同じ会社にいつまでもいたり、嫌われないようとするための画策に明け暮れたり、他人の手柄やニュースを紹介することで注目されることに満足するというのもローリスクローリターンなのだろう。 [有名人の似顔絵]
●ローリスクローリターン(1)   2012.07.09
よく野球の解説者が「臭いとこついて、振ってくれたら儲けもの。ファーボールでも仕方が無い」とか、「コースで絞って待って、2ストライクになったら右方向を狙って当てにいく」とか言っている。なるほどな、という感じもするのだが、これってただのローリスク、ローリターンではないのか?たまにはそういう姑息な戦術があってもいいかもしれない。しかし見ているほうとしては、打たれてもいいから全力でズバズバと投げ込み、三振してもいいからブンブン振り回す。そんな野球のほうが楽しいはずだ。 [コンビーフ]
●バレバレ   2012.07.08
理解していないのに言う「わかりました!」
達成できないであろう目標に「がんばります!」
早く説教から逃れたいための「申し訳ありません」
ヒマなくせに「〜が忙しくて…」
健康なくせに「調子悪くて…」
考えるのが面倒なので「ちょっとわからないです」

こういうのはほぼ100%バレていると思ったほうが良い。
訴訟になったときに実証するものがないから深く追求しないだけだ。
[有名人の似顔絵]
●他人のスタンスを理解しろ(3)   2012.07.07
その点は商店会の人のほうが遥かに優れている。例えば魚屋さんで売っている魚の名前を全て知っている人は少ないはずだ。もちろん魚屋さんは全て知っている。しかし魚屋さんは、お客さんが魚の名前を全て知っていることを前提に接客などしない。ちゃんと客のスタンスに合わせた接客をしているのだ。プログラマやエンジニアの中には、どこかで「自分は優秀であり話が分からないのは勉強不足だからだ」と思っている者もいるようだが、それは大きな間違いだ。いくら優秀でも、そのことを他人の伝えることができなければ全く意味はないのだ。 [爆笑!SF短編集]
●他人のスタンスを理解しろ(2)   2012.07.06
彼らは、毎日朝早く仕入れに行ったり、問屋と交渉したり、厨房で下ごしらえをしたり、店の掃除や商品の陳列をしたり、店が終われば売上げを計算して、資金繰りのために金融機関に出かけたりと忙しい。それでもパソコンもインターネットもやらなければいけないと思い、今日ここに聴講しに来たわけだ。彼らが聞きたいのは「いくらぐらいのパソコンを買ったらいいのか?メーカーはどこがいいのか?インターネットを始めるには、まず何をすればいいのか?」といった事だ。特に技術系の人に多いのが、このように他人のスタンスに合わせた話ができないということ。専門職であればあるほど、普通の人はその専門用語は知らないことを前提に話をしなければいけない。 [有名人の似顔絵]
●他人のスタンスを理解しろ(1)   2012.07.05
商店会の会合に呼ばれたプログラマ。「パソコンとインターネットについて皆に話をしてくれないか?」ということで講師として招かれたのだ。ところがそのプログラマが話し始めて3分も経たないうちに聴講者の半分が寝てしまう。起きているメンバーも眠気をこらえるのに必死だ。それもそのはず「まず最近の傾向から説明すると、クラウドコンピューティングが徐々に浸透しクライアントマシンでデータを保存したりアプリケーションを起動させる従来の概念が大きく変わりつつ……」と切り出したからだ。最初の「クラウドコンピューティング」という言葉が出た時点で多くの聴講者が話を聞くこと事態を棄権したのだ。 [天声人誤]
●個人事業主   2012.07.04
個人事業主がサラリーマンに「なんと言っても上司がいないというのが最大のメリットですね」と言うと「いいなぁ〜」と心底羨ましがられる。しかしサラリーマンであればトップダウンで否応無しにやらされていた仕事も、個人事業主だとどうしても自分で選んでしまう。嫌いな人間からの依頼、即収益にならない仕事、難易度が高い仕事、などを避けるようになる。逆に行かなくてもいい勉強会や展示会にそそくさと出かけ、頭を使わない簡単な仕事ばかりを優先し、お茶ばかり飲んでいて面倒な仕事はなかなかスタートしない。というような状態になる。誰も指導も叱咤も矯正もしてくれない野放しの我がままし放題状態になるのだ。よほど気を引き締めていかないと成功はしないし、先行きが見えない不安と相談する上司がいない中での己との葛藤と戦っていかなければならない。そしてよほど心が強くないと、アントレプレナーとかインディペンデント・コントラクターというかっこいい肩書きは名乗ることはできないのだ。 [有名人の似顔絵]
●めんどくさい   2012.07.03
人間誰だってめんどくさいとこはやりたくない。しかし残念ながらFacebookを始めSNSの多くがめどくさい。アカウントを取得する段階でかなりめんどくさいし、使ってみるとさらに色々とめんどくさい。こんなめんどくさいものをよくみんなが使うものだ。とはいえめんどくさいからFacebookの利用者は国内では1000万人からなかなか増えないのだろう。既にアカウントを取得している人は「これもできる」「こんな使い方もできる」と意気揚々と説明するのだが、それ以前にアカウント取得の手順を懇切丁寧に説明すべきだろう。「SNSには向き不向きがある」などと言う人もいるがそうではない。「ステップが多過ぎる」「GUIが不親切」「頻繁に更新される」からめんどくさいのだ。エレベーターの操作ボタンには向き不向きは無い。 [すっとこどっこいな森の動物たち]
●関連性(2)   2012.07.02
各ページの上部にメニューがあるとする。このメニューは各ページで完全に同等である必要がある。これが各ページ毎に大幅に、または微妙に変わっていとしたら、これはもう使いづらいことこの上ない。Officeの「リボン」を使ったことがある人は痛感しているはずだ。会社の事業計画を立てる。社内の事情を十分で取り込んで理想の事業計画ができたとする。しかし問題は他社との、世の中の流れとの、顧客の志向の変化との、「関連性」であろう。内部事情だけで計画するのは簡単だ。SWOT分析でのOとTを十分に加味しなければいけないから難しいのだ。まだまだSとWだけで結論を出してしまう例のほうが圧倒的に多いようである。 [有名人の似顔絵]
●関連性(1)   2012.07.01
デザインをする上で「関連性」というものを無視してはいけない。例えばウェブページの場合「ここに可愛いイラストを入れよう」「この文字は目立たせたいから赤にしよう」「このボタンは大きくしよう」などなど、いろいろと検討して素晴らしいページに仕上げることは簡単だ。しかし同じサイト内の他のページは主に写真を使っていて、リンクテキストが赤で、重要度に応じたボタンの大きさで統一している。利用者は各ページを移動してきてそのページに辿り着くのわけだ。そこで突然ルールが変わってしまうのはユニバーサルデザインとして不適切、不親切だ。そこで折合いをつけなけなければいけないから難しいのだ。 [ウェブデザイナが出会った困った人たちビジネス分析]
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