2013年2月

●逃げ道   2013.02.24
「逃げ道を与えない」「逃げ道を作らない」と言われるように人は逃げ道が大好きだ。誰にも監視されていないと、すぐに逃げ道を選んでしまう。そして逃げ道を選んだ人に限って「逃げ道を選んだ理由」を切々と語る。そんなに後ろめたいならば逃げ道を選ばなければいいのに…。しかし逃げ道はラクなのだ。人はラクな事が大好きだ。
●出来ないことをやる   2013.02.23
自分が確実に出来るであろうことだけをやっていたのでは進歩はない。出来ないかもしれない事に常にトライする姿勢が大切だ。「自分はいつも自分が出来ないことをやっている。そうして何かを成し遂げている」と言ったのはパブロ・ピカソ。「やってみるまでは不可能に見える」とはネルソン・マンデラの言葉。失敗しても良い。とのかくやってみることが重要だ。「顔から転んだとしても、それでも前には進んでいる」企業家ビクター・キアム。「もし計画Aがうまくいかなかったら、アルファベットはあと25ある。気にするな」
●複合機   2013.02.22
今や店頭に並んでいるプリンターのほとんどが複合機だ。同じくらいの価格でコピー、FAX、スキャナとしても使えるのだからお買い得感てんこ盛りだ。しかし複合機が登場して10年近くになり、中にはそろそろ寿命をむかえるマシンもある。その行く末のほんとんどが「プリンター部分が壊れた」というもの。スキャナなどは買ってから一度も使わないまま廃棄処分することになる。無駄が少ないようで無駄が多いのが複合機だ。
●Chrome   2013.02.21
実際Chromeのシェアってどのくらいなのだろうか?ウェブ上にも色々なデータがあり、とっくにInternet Explorerを上回っていたり、まだまだIEに遠くおよばなかったりと。Windowsの出荷台数=IEの利用者なのか、Chromeのダウンロード数が利用者数なのか、アクセスログからブラウザを判定しているのかなど、調査方法によっていかようにもなるだけに分からない。まあ、1つ言えるにはInternet Explorer(だけ)が1世代前のブラウザということだ。
●偽リーダー   2013.02.20
一見キャリアがあって、人々の先頭に立って、色々な事業のリーダーとして頑張っている、ように見える人。ところが何かの「企画書を作成する」「役所に提出する書類を作成する」「今後の事業計画を作成する」というような仕事を依頼すると、これがまったく出来ない。と同時にピーピーと騒ぎ出す。「こんな難しい書類は作れない!」「誰かやってくれないのか?」と。リーダーを装っているだけで、実は能力も無く責任を負うこともない偽リーダーはけっこう多い。特に成果が見えにくい(要求されない)組織の中には。
●あいつにだけは負けたくない!   2013.02.19
つくずく「見聞が狭いなー」と感じさせる人々。狭ーい組織の中の狭ーい人間関係の中で「あいつにだけは負けたくない!」とか言っている。あいつより凄いヤツも、あいつには到底及ばないヤツも世の中には掃いて捨てるほどいるというのに。テナントに入っている隣の会社にだって2〜3人はいるだろう。
●便所の殺虫剤   2013.02.18
便所にゴキブリが出る。必至で殺虫剤を捜したがなかなか見つからない。大騒ぎをしながら最後はスリッパの裏で仕留めるのだが、それ以来「トイレには殺虫剤は必須だ!」という思いが頭の中を駆け巡るようになる。冷静になって考えてみれば今どきの衛生的なトイレでゴキブリに遭遇するとこは滅多にない。常備しておいても使うことはほとんどない。いざという時、といってもたかがゴキブリで出ただけであり、人体や家財に被害を及ぼすものでもない。他に撃退方法もなんぼでもあるはずだ。しかしトイレには殺虫剤は必須だ!」と思い込み、信じ込み、その必要性を他人に解いたりする人もいるものだ。
●ブレーキが壊れてる   2013.02.17
「この話、前にもしたっけか?」「はい、もい何百回もしました」もう何百回もしたということが分かったのだから、その話はしなければいいものを、それでもその話を最後までしてしまう。何百回も聞いて分かっているから聞いてるほうもリアクションに困る。あたかも始めて聞いた話のように感心したり驚いたりできるのもせいぜい5回までだ。無視するわけにいかず聞き流すわけにもいかず極めて薄い反応でやり過ごすしかない。話し始めると決めたらもう止めることも話題を変えることもできない。やっぱブレーキが壊れてるんだな、と思って諦めるしかない。
●作ったが売れない   2013.02.16
作る方法が分かった。だから作ってみようと思う。そしてヒットすれば儲かる。というようなきっかけで何かを作るのだが全く売れない。よくある話だ。ユーザーがどんなモノを求めているのか?どんなモノにだったらカネを出すのか?を全く理解せずに自分が作りたいという一心で作ってしまう。聞いてみると一応自分にとってのみ都合の良い売れる戦略めいたものはあるのだが。「そりゃ無理だろ!」と言うと怒るので「ふ〜ん、やってみれば」と言うしかない。
●誉めてもらいたい   2013.02.15
クリエーターなのに自分の作品を誰かに「誉めてもらいたい」「認めてもらいたい」がために制作活動をしている自称アーティストみたいな人がたくさんいる。作者と作品との対話だけで制作意欲を消化しきれない人々である。作品は完成した途端に過去の物になる。過去のものはもうどうでもいいのだ。問題を修正し、より完成度の高い次の作品を作るための踏み台に過ぎない。そんなたかが踏み台を「誉めてもらいたい」などと思っているようではだめだろ。
●マスメディアの情報を信じる   2013.02.14
マスメディアの情報を鵜呑みにする、深く考えずにそのまま信じる、ということがいかに主体性を欠いた愚かな行為であるのかを分かってない人間。震災後の情報錯綜のドタバタで少しは減ったかと思っていたのだがそうでもないようだ。こういった人たちは新聞社が書くにだから、TVで言う事だから、という情報発信源の信頼性うんぬんではなく、単に「人の言う事は何でも信じる」という思考回路のようなので救うのは難しい。
●とっ散らかす   2013.02.13
同じような仕事をしているのに、いつも机の上が整然としている人と、時間の経過とともに段々ととっ散らかっていく人がいる。とっ散らかっている人はとっ散らかしているわけではない。最初はちゃんと片付いていたのだ。ただモノを出しては元の位置に戻さずにそのへんに放っておくから段々ととっ散らかっていくだけだ。だいたいそういう人の仕事は「やりっぱなし」の場合が多い。
●デザインのクウォリティ   2013.02.12
「私ほこういうデザインが好きだ」「このデザイナは私の好みだ!」などと言われることがある。しかしデザインの好みなどに大した個人差はない。制作費を沢山もらって制作時間が余裕のあったものはだいたい大抵こんな風に言われる。要するにデザインは検討と見直しを何度やったかがクウォリティの高さに直結する。短時間に突如閃いた素晴らしいデザインなどは有り得ない。
●auのiPhone5の初期設定   2013.02.11
auのiPhone5の初期設定はすごーくタイヘンだ。なんだか知らんが途中で何度となくIDとPASSを要求される。auの、Appleの、旧モデルの、IDとPASSの他に暗証番号とかも。そしてこれらをクリアしないとアドレス帳の移行すらできない。また途中で何度かアプリのダウンロードをしなければならない、いや、しなくてもいいのかもしれないがしたほうがいいのかどうかなんて分かるわけもない。とにかく「電話」なのですぐに使えないと非常に困るのだが、そんなことはおかまいなしだ。
●あたかも自分で見たかのように   2013.02.10
SEO業者が「御社のサイトはソースがしっかりしているのでHTMLをいじることなくSEO対策が可能です!」などと言う。しかし考えてみるとHTMLのソースがしっかりしているかどうかなんて素人に分かるはずもない。そして言葉巧みな業者の(それなりの営業スキルがある)営業担当者がHTMLのソースがしっかりしているかどうかも分からないだろう。逆にソースの内容が分かるようなSEやプログラマであればこんなに喋りが流暢ではないだろう。ようするにプログラマが見て言ったことを、あたかも自分で見たかのように言っているだけだ。どこの業界でもよくある話だ。
●堂々巡り   2013.02.09
企画を考える時、あるところまで考え尽くすと、あとは考えても考えても堂々巡りとなる。あっちを優先させればこっちに問題がある、というようなもので適当な落とし所で妥協しなければならない。結局はやってみなければわからない、ということしかない。この堂々巡りの螺旋に陥っていることに気が付かないでいると、いつまで経っても企画なんてまとまらないのだ。
●その画面はタッチセンサーではない   2013.02.08
TVやパソコン、ゲーム機などのタッチセンサーではない画面を思わず指で触れてタップしたりフリップしたりしてしまう。紙の書籍までもフリップしてしまう。誰でもこういった経験はあるだろう。経験がないとしたら、時代にお置いていかれないように気をつけるべきである。
●散らかし尽くす   2013.02.07
企業内では1年間使わなかった書類は廃棄するよう指示されたりもする。契約書や権利書などの重要なものを除いては1年間使わないということはその後の何年間も使う可能性はほとんど無いためだ。そうしないとあっという間に机の上は書類の山になってしまう。これはPCのデスクトップも同じだ。今後何年間に渡って使う事、目を通すこともないであろう削除すべきファイルが山のようにある。HDDに余裕ができてきた昨今ではなおさらだ。片付けられない人間は与えたスペースを全て散らかし尽くす。
●スマホの使い方   2013.02.06
スマホの使い方を他人に聞くのはいいのだが、打合せや会議の席で自分ができるまで他人に聞きまくる人がいる。みんな自分で使い方を勉強しているのだ。会議の時間はスマホの使い方の講習会に費やすためのものではない。早く使えるようになりたいのは分かるが他人の貴重な時間を使うべきではない。
●使いにくい   2013.02.05
一昨年(2011年)末に近くの版下制作会社にデータを受取りに行ったらIllustratorのデータをMacOS9で制作していた。今どき珍しいものだ、と思いながらデータ(Illustrator10.0)を受取った。そして昨年末も同じ会社にデータを受取りに行ったのだが相変わらずG4マシン (Mirrored Drive Doors 2003)でMacOS9を走らせIllustrator10.0でデータを作っていた。ふと見ると部屋の片隅には最新のPower Mac G5が…。使いにくいそうだ。どんなマシンでも使いにくい、使い易いは馴れによるところが大きい。
●売上げが伸びない…   2013.02.04
ネットシュップのアクセス数が落ち込み、売上げも伸びない…。ということでSEO対策を強化したり、キャンペーンを打ったり、値引きをしたりとするのだが、大して改善はされない。原因は明確だ。スマホまたはタブレット端末に対応したデザインにしていないためだ。いちいちピンチして画面を拡大しないと見られない、文字を的確にタップできない、iOSやandroidで表示できない、いちいち別ウインドが出てきてワケが分からなくなる、スクロールが気が遠くなるほど長い、などなど、それらを改善しないことには始まらない。
●レスポンシブデザインは画面サイズだけではない(2)   2013.02.03
まずは文字の行間を一度に複数行押してしまわないように空けないといけない。これはボタンなどの間隔も同じ。またプルダウンメニュー(formでブラウザによって生成されるもの)は行間が狭くて使えない。というかプルダウンという考え方自体が人間工学的に無理がある。ロールオーバーもダメだろう。指の陰で色が変わったりしてもややこしいだけで意味が無い。JavaScriptやFlash、OSやブラウザ、解像度によっても色々な制限が出てくる。一度デザインをリセットして構築し直さないといけない。今あるサイトを多少アレンジして無理に使おうとしてもいずれ行き詰まるはずだ。
●レスポンシブデザインは画面サイズだけではない(1)   2013.02.02
今、多くの人がPCを立ち上げない生活をしている。スマホがあれば用が足りる。足りないときはiPadを使う。または7インチのスマホ(nexus7、KindleFire、ipadminiなど)で全ての用を間に合わせてしまう。PCを使ったとしてもLenovoのようなタッチパネルが主流になってくる。さてそうなると「レスポンシブデザイン」以前にもいくつかのデザイン的な制約が出てくる。
●世の中はタブレット   2013.02.01
IT関連の新製品やサービスを紹介するサイト。その記事の中にもはや「パソコン」というものは見当たらない。あってもタブレットPCだ。しかし未だに頭の中が「パソコン」のままの人が多いものだ。パソコン、インターネットの回線速度、プロバイダー、検索サイトでの表示順位、アクセス解析、これらは死語とまではいかないが、斜陽語である。次はワードエクセル、アドビ、SEO対策などが斜陽となっていくだろう。
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