2013年6月

●動画   2013.06.30
動画は難しい。規格やコーデックや拡張子の種類が山ほどあって、とても素人に理解できる範囲ではない。仮にそういった部分をおおよそ理解したにしても、撮影のためのノウハウやディレクション、演出や編集など学ばなければならないことは山ほどある。iPadのiMoveiでちょっとした撮影と編集ができたからといってプロにはほど遠いポジションにいることには変わりない。自分が撮影と編集した動画をやたらと他人に見せびらかすのは慎もう。
●自分でデザインしてみます   2013.06.29
リフォーム中の大工に「ちょっとノコ貸してください。自分で切ってみます」。料理中の板さんに「ちょっと包丁貸してください。自分でさばいてみます」と言ったところでまず貸してくれることはないだろうし、そういったお願いが非常識で失礼なことであることは普通の人なら分かるであろう。しかしデザイナーはそうはいかない。経験もスキルもセンスもない素人でも平気で「ちょっとPhotoshop貸してください。自分でデザインしてみます」と言う。
●情報処理能力   2013.06.28
人間にはそれぞれ処理できる情報量に差がある。沢山の情報を処理できる人間ほど雑駁に言えば「IQが高い」ということになるらしい。情報処理能力が劣る人間ほど、処理しきれなくなった情報を「思い付きで処理してしまう」「根拠もなく決めつけてし結論を出す」ようだ。深く考えることが億劫なのだろう。だからIQが低い人間ほど人種差別をしやすいという研究結果が出るわけである。
●講習会や勉強会   2013.06.27
講習会や勉強会が大好きな人がいる。そして講習会や勉強会に行く度に「ためになった」「参考になった」と言う。しかしそのことが具体的な成果となって表れることもなければ利益を上げたという話を聞いた事ない。結局色々な人とみんなと茶を飲みたいだけみたいだ。講習会ごっこ、勉強会ごっこをして遊んでるだけなのだ。
●独立個人事業主   2013.06.26
みんなそれぞれが高いスキルと実践的なノウハウや経験を持っている。そんな連中と仕事の話をすると話題が尽きることはない。独立個人事業主でこの世の中を生き抜いていくには、そのくらいの人間的な魅力が必要であろう。しかし冷静になって良く考えてみると、安く仕事を請ける業者の集まりとも言える。
●そんなことは知らねえよ   2013.06.25
打合せに行く。名刺をもらう。その名刺に書いてあったメルアドにメールを出す。ところがその名刺は所属している任意団体「◯◯会」の名刺で、「◯◯会の事務局にメールが行ってしまい、添付ファイルも含めてわざわざ転送してもらって大変だった」ということらしい。のだが「そんなことは知らねえよ。だったら最初から自分のメルアドの入った名刺渡せよ」。
●騙されないぞ!   2013.06.24
誰が何と言おうと騙されないぞ!と思うことはたくさんある。騙すほうにしてみれば特に騙すつもりもないのだが、同じことをしつこくしつこく繰り返し言う。そして、何だかんだ言っても、しつこくしつこく繰り返し言われた同じことを人は信じるようになるらしい。
●英語   2013.06.23
「麻生財務大臣が得意の英語でスピーチをすると…」とTVのニュースで言っていた。でもこれっておかしくないだろうか?そもそも英語というのは特技でも特殊な才能ではない。リテラシーだ。それを大臣が喋れて当たり前だし、英語でスピーチしたことがニュースになること自体がおかしい。よくおっさんたちが「これからの若者は英語が喋れないとダメだ」と言っている。「おいおい自分は喋れなくてもOKなのかよ」と言いたくなる。海外に行って英語が喋れない(日本語しか喋れない)のはカ◯ワ同然であり人間扱いしてもらえない。差別とか以前の問題だ。高校卒なら最低6年、大卒なら10年も学んでいるはずだ。TPPについて日本人同士が日本の中で日本語で議論する姿は空しいものだ。
●モノ作り   2013.06.22
モノ作りをしたことのある人は、他人にモノ作りを依頼するときに実に真摯で丁寧な態度だ。しかしモノづくりをしたことのない人は、他人にモノ作りを依頼するときに実に横柄で傲慢な態度だ。したことが無いのだから仕方ないが、ある意味「じゃ、自分で作れよ!」と言われないようにするための横柄で傲慢な態度による予防線であったりもするのだ。
●武士と百姓   2013.06.21
武士が百姓と戦うとき、もっとも恐ろしいのは薮や森の中で素手で攻撃されることだそうだ。見通しの良い広い場所で互いに刀を持って戦えば、もちろん武士が勝つ可能性はほぼ100%だが、シチュエーションが変われば百姓にも勝算が出てくる。しかし薮や森の中で戦うときも百姓は武器(槍、鍬、時には刀)なども手から離さないそうだ。柄の長い武器を持ったまま戦うのでは武士に分があるということになる。馴れない武器は使わないほうがいいということだ。馴れないパワーポイントで本番中にトラブるプレゼンテーターを見るたびに思い出す。
●疲れてよく眠れる   2013.06.20
人間は基本的に肉体労働を行なう。頭脳労働を専門とする人間が登場したのは数千年前からであろう。その前の何万年はみんな肉体労働者だったはずだ(国王などのごく限られた人間を除いて)。そして肉体労働者は毎日肉体労働を行っていたため身体が非常に疲れたはずだ。同時に疲れてよく眠れたのではないかと想像する。人間とは本来そういうものだったはずだ。しかしそれでも平気寿命は産業革命以前のイギリスの貴族では40歳ぐらい、明治時代の日本でも40歳ぐらい、現在のアフリカ諸国でも40歳代、 アウストラロピテクス は20歳だったそうだ。ストレスで眠れない日があったとしても80年生きたいものだ。
●Facebookを脱退する人   2013.06.19
これだけ利用者が増えると脱会する人も少なからずとも増えているようだ。理由は「ストーカーから逃れるため」が多いようだ。「人間関係の軋轢やいざこざ」も少なくないようだ。特にアタマに血が上りやすい瞬間湯沸器型の人は長続きしない。しかし「ストーカー」について本人になんの否もないだけに何とか救ってあげたいものだが、なかなか得策がないのが実情。
●日没   2013.06.18
昔の人、主に明治時代以前の人は「暗くなってもギリギリ目の見えるまで」畑仕事をしたり、漁をしてたりしていたはずだ。日没が仕事終了の合図であり、日の出は仕事スタートの合図だ。それが日が昇ってもフトンの中でいつまでもウダウダとして、日が暮れてもいつまでもグダグダと起きている。世の中全てがそんな状態になっているようだが本当に大丈夫なのだろうか?資源とか環境とか人間の寿命とか生産性とか…
●情報量   2013.06.17
パソコン用サイトをそのままスマホ用にしてみると、その情報量の多さに閉口する。しかし考えてみれば人間が必要な情報はスマホで表示できる範囲で十分用が足りるモノがほとんどだろう。あとは制作者の思い込みや拘りで不要なモノが引っ付いているだけだ。とはいえ、その思い込みや拘りを表現したいこともある。ということで「情報」はウェブサイト、「思い込みや拘り」は電子書籍、というような棲み分けができてくるのかもしれない。
●経験   2013.06.16
結果が失敗であっても「成功」と評価する人もいる。逆に成功したつもりでいても「あれは失敗だった」と言う人もいる。人の価値観や考え方は様々であり、人によっても結果は変わるし時間によっても大きく変わる。ただ1つ変わらないのは「経験」という貴重な財産を得た事実だ。
●おばちゃん   2013.06.15
道で通りすがりの人から「おばちゃん」と声をかけられたら「太りすぎ」だ。痩せてれば「おばさん」と呼ばれる。男の場合どうか?体型には関係無く「おっさん」と呼ばれるのは貧乏そうに見える人。金持ちは「おじさん」と呼ばれる。「おっさん」はバカボンのパパで「おじさん」は月光仮面だ。
●アッラーフアクバル   2013.06.14
イランやシリアの動画を見ているとかなり頻繁にこの言葉が使われる。訳すと「アッラーは偉大なり」だそうだが、実際には「Oh my god!」と同じで「何てことだ!」「大変だ!」というような意味合いで使われることが多いようだ。「الله أكبر」と書くが日本語には直訳しにくい言葉だ。ただし中国語の「哎呀」(アイヤー)はちょっと近いかもしれない。
●デザイン   2013.06.13
デザイナーではない一般の人、特に営業の人が作ったポスターやチラシは酷いものが多い。センスとか以前の問題として「盛り沢山過ぎてワケがわからない」のである。1枚の紙に言いたいことを全部入れてしまい、1つひとつの要素が「これでもか!」と主張し合う。一度に沢山の人が喋れば聞いてるほうはワケが分からなくなるに決まっている。
●サービス   2013.06.12
サービスセンターとの電話。「わかりました。それではこちらで調べて折り返し電話いたします」よくあるやりとりなのだが、こういったやりとりがあった後、受けたほうは電話のそばから離れられなくなり、便所にも行けなくなる。一刻も早く回答が欲しい重要な案件の場合は尚更だ。「調べて折り返し電話」が10分なのか、1時間なのか、1日なのか、相手を拘束する時間の目安は教えてあげるべきだろう。それが「サービス」ってもんだ。
●アトムとビット   2013.06.11
我々の生活の中にるものはほとんどがアトム(物質)だ。衣食住も人間も空気もアトムである。何をするにもアトムを頼りアトムの無い世界では生きる事はできない。逆にどんな人間でも「ビットなんてなくても生きて行ける」わけだ。ビットに期待をかけ過ぎであり、過大評価し過ぎではないのだろうか。所詮ビットには姿も形もなく電気がなければ存在しないものである。
●ネットに繋いでまず最初に見るものは?   2013.06.10
スマホでもiPadでもパソコンでも「ネットに繋いでまず最初に見るものは?」約100人の学生に聞きました。トップはニコ動とYouTubeでそれぞれ20人程度。家に帰ってくると靴を脱ぎ捨て、真っ先にテレビをつけるという行動は誰も知らないだろう。
●リピーター   2013.06.08
リピーターは大切にしたい。リピーターを囲い込むことができるか否かがビジネスが成功するかどうかのポイントでもある。しかしハナっからリピーターなどは期待していないビジネスもある。とある田舎の観光地→「何だこのクーポン券、使えないの?それじゃインチキじゃん!」→「いいんだよ。こんなとこ、誰も2度と来ないし」本当にあった話しである。
●行列   2013.06.07
行列のできるほにゃらら。さぞかし商売が繁盛してると思いきや、実はそうでもなかったりする。単に仕事が遅いため、近くに同業者がいないため、に待ってる人の行列ができてしまっているだけだ。
●やればできる   2013.06.06
これは裏を返せば「やらなければできない」ということだ。正確には「何ごともやらなければできない」ということになる。もっと正確には「何ごともやってもほとんど失敗する」。そして「何ごとも失敗を重ねるうちに希に成功する」ということだ。だから「やればできる」ではなく、「やればいつかはできる」か「やればそのうちできるようになる」だ。
●スマホは何とか使えてしまう   2013.06.05
いずれパソコンというものが無くなる。そのことは分かっていても「パソコンがタブレット端末に置き換わる」と勘違いしている人も多いようだ。「タブレット端末に置き換わる」のではなく「スマホに置き換わる」のだ。サイトアクセスの比率としてはタブレット端末1に対しスマホ5ぐらいに落着くだろう。スマホは多くの人が肌身離さず持っている。これに対してタブレット端末は持ち歩かなくても何とかなる。何とかするというのはスマホを使うということだ。小さくて使いづらくても何とか使えてしまうのだ。
●あなたのスキルは世界で通用しますか?   2013.06.04
世界で通用しないまでも日本で通用するか?それほどでもないにしても◯◯県では通用するか?それほどでもないにしても◯◯市では通用するか?◯◯市の人口は5万人である。就労人口は3万人である。同業者は1000人である。1000人中あなたはのスキルは何番目ですか?836番目ですか…。それではなぜそんなに偉そうなんですか?なぜそんなに威張っているんですか?
●更新の手間がかからず使い易い   2013.06.03
「更新の手間がかからず使い易いツールがいい!」というような要望がある。そんなものがあれば世界中の人がとっくに使っとるわ。使い易くするためには更新の手間がかかり、更新の手間をかからなくするためには使いにくくなるものだ。「安くて美味しいものがいい!」とか「コストがかからずクウォリティが高いものがいい!」というようなコトを平気で言うやつ。そんなもんがあればとっくに世界中の人がとっくに使っとるわァ。
●公共無線LAN   2013.06.02
公共無線LANのスポットを調べてみる。意外とたくさんあるものだ。しかし中にはどう見ても普通の家であり近くに行っても公共の電波が全く来てないところがある。そもそもコンビニでもファーストフード店でもないのにそのようなサービスを行なう必要もないだろう。たぶん自宅の無線LANを設置したときに認証設定を忘れ、しばらくしてそのことに気付いた、というところなのだろうか。
●直ちに影響のない   2013.06.01
スマホ用のサイトを作らなければいけないことは分かっている。しかし、どうやって作るのか分からない。いくらかかるのかわららない。更新などの管理の方法が分からない。で、「まあ、いいや」と思っているうちにパソコン用のサイトのアクセスがじわじわと減ってくる。しかしそれは「直ちに影響のない」範囲でもある。ところが、ある日、それが「手遅れ」と言われる範囲になる。
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