2015年5月

●修行   2015.05.31
学校を卒業して社会人になる。しかし普通は社会人になっとしても即一人前に仕事ができるようになるわけではない。どんなに学校での成績が良かったにしろ、一人前になるまでは給料をもらいながら数年間は修行をしなくてはならない。修行なので我がままは許されない。何をやっても怒られ、何を作成してもNGを出されやり直しをさせられる。そこでめげずに耐えて頑張って実力を身につた者だけが一人前になって仕事を任されるようになる。修行中は番頭になるまでの丁稚であり、関取になるまえの序の口であり、ディレクターになる前のADである。ところがこの修行に耐えられなくて辞めていく人間も多い。その多くは「もっと自分に合った仕事がしたい」と言う。自分が仕事に合ったスキルを身につけるための修行でることを忘れ、もっとラクを世界を求めて辞めていく。そんなラクな世界などは有りえないだが。


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●発明   2015.05.30
どんなものにでもメリットとデメリットがある。何か新しいコトをやろうとするときにはこのメリットとデメリットをよく考えておかなければいけない。人は新しいコトを思いついたときというのはメリットだけに気を取られデメリットを考えない傾向がある。メリットだけでデメリットの無い素晴らしい企画であったとすれば、そんなものはとっく誰かが実践しているはずだ。新しいコトを思いついて口だけで熱く語ったところで所詮は絵に描いた餅である。きちんと企画書を書いているうちにデメリットもだんだんと見えてくる。そんな時間でできるのか?そんな予算でできるのか?誰がやるの?とか、解決しなければいけない問題がぞろぞろと出てくる。その問題点をクリアしてでも実行するだけの価値があるのか?というと、ほとんどの企画は「そこまでしてやる必要もないだろう」ということになってボツになる。それでも負げずに次のコトを考えるだけのパワーがある人のうちの100万人に一人ぐらいが「発明」と言えるものを発明するのだろう。


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● IT技術者と経営者   2015.05.29
典型的なIT技術者とその上司である経営者の関係を表したジョークだそうだ→ 熱気球で空を飛んでいた男が、自分が迷子になっていることに気づいた。下を見ると一人の男がいたので気球の高度を低く下げて叫んだ。「すまないが、今、私がどこにいるか教えてくれないか?」下にいた男はこう答えた。「現在あなたは熱気球に乗って、地上より10mの空中を飛んでいますよ」熱気球の男はそれに対して「あんたはIT系の仕事をしているのではないか?」「そうです。なんでわかったんです?」下の男は聞き返す。「なぜかというと、あんたの答えは専門的には正しいが、しかし誰の役にも立たん」すると下にいる男はこう言った。「あなたは経営者ですね?」「その通りだ、なぜわかったんだ?」「あなたは今いったいどこにいるのか、どこへ行くのかわからず、私の助けを期待しています。ところが期待する前と同じ位置にいながらにして、問題が私のせいになっているからです」


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●殺伐とした生きざま   2015.05.28
GoogleChromeのURL表示窓に単語を入力するとその単語を含んだキーワード候補がプルダウンで5つ表示される。Googleでよく検索されるキーワードが表示されるようだが、その中で面白いもの、意外なものをいくつか紹介する。「親戚」で「親戚 香典」が3つ目に出る。「祖父」では「祖父 香典」が5番目。「祖母」では「祖母 香典」が2番目。「病院」で「病院 クレジットカード」が5番目。「医者」で「医者 年収」が3番目。「芸能人」では「芸能人 整形」が2番目。「韓国」でも「韓国 整形」が5番目。「継子」で「継子 嫌い」が2番目。「上司」で「上司 嫌い」が5番目。「父親」で「父親 嫌い」が3番目。「母親」で「母親 嫌い」が2番目。「旦那」と入れると4つ目に「旦那 死ね」と出る。みなさんの殺伐とした生きざまがうかがい知れる。


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●十人十色   2015.05.27
十人に聞いてみれば十人がそれぞれ違った見解を持っていて、趣味嗜好や価値観、宗教観、政治的思想などもそれぞれである。二十人ではどうか?たぶん十人のときと同じように二十人二十色となることだろう。五十人ではどうか?きっとこの辺から怪しくなってくるのではないか。趣味嗜好や価値観、宗教観、政治的思想などがほぼ同じという人間が1組、2組と現れ始めるのではないか。100万人ではどうか?かなり似通った人が数十組、数百組とあることだろう。そしてそういった人間同士が徒党を組んだりサークルや団体を作るのもこれだけネットが発達した現在では難しいことではないだろう。そんな団体が数多く設立されていけば誰でも「この団体には共感できる!」というものを見つけられるかもしれない。たとえその団体が非合法であろうとも。


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●人工知能   2015.05.26
グーグルの技術部門責任者、レイ・カーツワイルは、2045年までにはテクノロジーが一種の超知能を作り出し、人類の脳力を凌駕すると言っている。ムーアの法則によれば、コンピューターの演算性能は隔年で2倍に上昇し、急速な進歩は不可避となっている。実際に我々の身の回りでもコンピューターの演算速度、HDDの容量、USBメモリーの容量、デジカメの画素数、動画の品位など、ムーアの法則が未だに継続されている。これが近い将来に急激に減速するということも考えづらい。ただし脳そのものができても、それをどこかにアップロードしなければ使うことができない。脳のアップロードには量子コンピューターが必要であり、これが2045年までに開発される見込みは低いそうだ。


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●モバイル   2015.05.25
Googleは「アメリカと日本を含む世界10ヶ国で、Google検索はコンピューターよりもモバイルデバイスで行われるようになりました」と発表した。2015年05月6日の話だ(ソースはコチラ)。一昨年ごろから一部のサイトではモバイルのアクセスがデスクトップを上回っていたが、正式な発表が無かったため想像の範囲でしか語れなかった。しかしこれで「これからはモバイルファーストだ!」と大手を振って言える。もっともそんなことは分かっていたことであり、容易に想像できる範囲の周知の事実であった。しかし未だにデスクトップ用の「魅せる」ホームページだけをを公開している時代遅れな企業や団体も少なくない。モバイル用の「速やかに必要な情報を効率的に伝える」ホームページが要求されているはずだ。ちなみにGoogleの検索対象のインデックス数は、1998年:2600万ページ、2000年:10億ページ、2008年:1兆ページとなっていて(ソースはコチラ)、検索結果で上位に出る確率も2000〜2008年の8年間だけでも1000倍難しくなっているという計算だ。2014年12月にGoogleはモバイル版の検索結果に [スマホ対応] というラベルを追加すると発表。1000倍難しくなっている上に [スマホ対応] のラベルが無いようでは箸にも棒にもかからないということだろう。


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●強打者   2015.05.24
2000年頃の読売巨人軍はミレニアム打線といって、落合、清原、松井、広沢、江藤といった超強力なメンバーが揃っていた。しかしだからといって毎年優勝できたかというとそうではない。1995〜2005年の10年間で優勝できたのは3回だ。強打者と言われるバッターであっても並みの打者の倍の打率のわけではない。強打者の打率が3割で並みの打者が2割5分だとすればその差は約5%である。この5%の部分で差がついている訳であり、その5%は打者としての技術的な部分ではなく「プライド・責任感・集中力・意地」などの精神的な部分であろう。チームが弱小でその中で唯一の3割打者であり毎年必ず4番に据えられていれば自ずと責任感も強くなり、良い成績も残せるようになる。しかしチーム内に4番候補が何人もいて、ちょっと成績が悪いとすぐに先発から外されるような4番打者であれば、チームの勝利云々の前に自分の成績ばかりが気になり、良い結果も残せなくなるだろう。企業内のプロジェクトでも「今回は選り抜きのスタッフを集めた!」ところが惨憺たる結果になったということもよくあるようだ。ちなみに落合は史上唯一となる三度の三冠王、清原は通算サヨナラ本塁打歴代1位、松井は大リーグのヤンキースでワールドシリーズMVP、広沢は巨人・阪神の両球団で4番を打った唯一の選手、江藤は月間16本塁打の日本タイ記録保持者であった。みんなタダの強打者というわけではなかった。


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●自慢大会写真集   2015.05.23
ヒューストン大学の研究者メイリー・スティアース氏は「Facebookの使用頻度が高く、うつ症状がある人は、他人と自分を比較しがちである」と報告している。twitterの投稿には「どうでもいいもの」「どうしようもないもの」が多く、玉石混合で何でも有りだが、Facebookは他人に見られることを過剰に意識しているため、人生における「悪いこと」は省いて「良いこと」ばかりが投稿される。「私はこんなにも素晴らしい経験をしている」「輝いている私を見て!」といった『自慢大会写真集』となっている。友人の『自慢大会写真集』ばかりを見せつけられることになり、その結果、まるで自分の人生が「劣っている」と感じるようになるそうだ。投稿するほうも「羨ましがられること」を優先するという傾向にある。リアルな世界であれば「自慢もほどほどにしろ!」と誰かに言われるかもしれないし、そう思われることを意識して行動を控えるかもしれない。しかしそういう意味でのFacebookは無法地帯である。


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●プライドが高く考えが浅い   2015.05.22
こんな男はもし組織が無くて一人で個人事業主としてやっていったとしたら間違いなく失敗するであろうといヤツがどこの組織にもうじゃうじゃといる。寄生虫と呼ばれるやつらでもある。ではなぜそいつらが個人事業主としてやっていけないのか?それは「考えが浅いわりにプライドが高い」ためである。教養がなくても考えが浅くても立派にやっている個人事業主はたくさんいる。プライドが高くてもそのプライドを守りつつ堅実にやっている個人事業主はたくさんいる。しかし「考えが浅いわりにプライドが高い」人間は、「基本的にで努力をしない」、「難しいことは他人にやらせようとする」、「自分はエラいと思われていると思っている」、「他人のやっていることは基本的にカンタンなことだと思っている」、「基本的に世の中なめている」から絶対に成功はしない。ある組織で定年を迎えようとしている考えが浅いわりにプライドが高い万年事務職だったおっさんは、「定年退職したらラーメン屋でもやろうかな^^);」と言っていた。


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●NTTサポセン   2015.05.21
NTTのサポセンに電話をした。「はい、NTT東日本○○担当の○○です。」アクセントに多少の訛りがある。声が子供っぽい。詳しくないヤツに当たった…。と思いつつ、用件を訊ねると、訊ねている内容を理解していないことが見え見え。すぐに「ちょっとお待ちください。」と言ってしばらく待たされる(先輩か上司に確認しているのも雰囲気で分かる)。これが幾度となく続く。お約束通りにこちらとしてはキレる。バカにしてんのか?!的な言葉で一喝する。するとまた「ちょっとお待ちください。」と電話口を離れる。しばらくして戻ってくると、こちらが知りたいこと以外のことを説明しはじめる(先輩か上司への質問の時点で的外れなんだろうなぁ…)。最後に聞いてみる「あなた新人?」「はい。」「他のお客さんにも怒鳴られるでしょ?」「はい。」「まあ、頑張ってネ」「ありがとうございます。」←このときだけ声に開放感があった。


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●自衛隊   2015.05.20
ある国の軍の担当者に日本人が質問した。「あなたの国に軍隊はありますか?」「もちろんあります」「どういった目的で?」「もちろん国を守るためです」「防衛のためだけの軍隊ですか?」「そうです。決して侵略のための軍隊ではありません。侵略のための軍隊を作って維持するためには膨大な予算がかかります。我々にはそんな予算はありません」「そうですか。ところで私たち日本にも自衛隊という軍隊があり、同じように防衛のためだけの軍隊でSelf-Defense Forcesというものです」「それって当たり前じゃないんですか?国際連合安全保障理事会常任理事国(米・英・仏・露・中)以外は、世界中のほとんどの国の軍隊は防衛のためだけにあるんじゃないですか? それを何でわざわざSelf-Defense Forcesなんて呼ばなければいけないんですか?」「いや、それには色々と内部的な事情がありまして…」


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●役人は一度民間企業で修行してから   2015.05.19
民間企業出身のある町の町長が言っていた「町の役人は民間の6〜7割程度しか仕事しない」と。それでいて高い給料もらって生活は安定しているし、相当な無能でも持ち家に住んでいたりもする。羨ましいとも思えるが、「お前の人生、それでいいのか?」とも思える。役人は一度民間企業で修行してから役所で働くべきだ!という意見は酔った民間のオヤジから頻繁に出る。もっともな意見であり、そうすることで3〜4割の生産性が上がるということだ。ではなぜやらないのか?というと、生産性の高い後輩が次々と現われ、比較されると今いる役人が非常に困るということと、恒久的に使えない研修生みたいな人間を教育するような余裕は民間には無い!ということなのだろう。それと、民間の6〜7割程度しか仕事しない人間の行き場がなくなってしまってはマズイということだろう。そして働かない役人がいるのとは逆に優秀で極めて生産性の高い中央省庁などで働く役人も数多くいるということを忘れてはいけない。実際に日本を動かしているのは彼等であったりもする。


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●体重   2015.05.18
体重は食べると増え、食べないと減る。体重を減らしたければ食べる量を減らすだけで良い。ただそれだけのことだ。たくさん食べたいが体重は減らしたい。というのは働きたくはないがお金は欲しいというようなもので「有りえない」ことである。体重は1日のうちにも1kg程度は増減する。そしてそのほとんどが水分量の増減によるものだ。だから体重は常に水分量の増減を差し引いて考えなければいけない。ステーキ500g食べた後には体重は500gしか増えないが、ビールを1リッター飲めば体重は約1kg増える。その1kgは汗や小便で消えるが、ステーキ500gは運動と大便によってしか減らすことができない。目標としている体重をオーバーした場合には、しばらく食べるのを止めれば元に戻る。戻るまで食べなければ良いだけのことだ。そして常に体重計に乗って自分の体重をチェックすることがダイエットの必須条件。


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●感電   2015.05.17
セルフィー(自撮り)写真を撮ろうとしたルーマニアの18歳の少女が、電車の屋根の上に登り高圧電線に触れ感電して死亡した。インドやロシアなどでも電車の屋根に上って高圧線に触れて感電死する動画が公開されたりもしている。日本では家庭用の電気は100vで触ったからといって死ぬほどの威力はないが、その家庭用の電気を供給している電柱の上を流れている電気は6600vで、それを電柱の上にある柱状変圧器(トランス)で100vに減圧して各家庭に送っている。電柱に来る前の高圧線の上を流れている電気は2万2000v、その前の高圧線は6万6000v〜15万4000v、その前の発電所で作られたばかりの超高圧線では27万5000v〜50万vで、末端に行くに従って電圧は低くなり電柱の高さも低くなる。高圧の電気ほど危険なので迂闊に触れないないように高いところを流れている。ただし電車はパンタグラフが届く高さなので人が触ろうと思えば比較的簡単に触れられるが流れているのは2万v以上の電気だ。誤って触れればその体は一瞬にして爆発音とともに火の玉に包まれ、内臓は沸騰して皮膚は焼けただれ心臓は激しいショックを受け、ほぼ間違いなく即死だ。あれだけの人数を乗せて時速100km以上で移動するのだから、相当に強力な電気が必要であろうことは普通に考えれば分かりそうなものなのだが…。ちなみに電気椅子は1000〜2000vだったそうだ。もちろん正確には電気の威力はv(ボルト)の数値だけではなくアンペア数を含めたワット数で決まるわけではあるが。


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●自撮り棒   2015.05.16
スティーブ・ジョブスの凄かったところはiPhoneやiPadの最新モデルを1モデルのみにして不要なラインナップを作らなかったことだ。IT機器や家電製品、コンピューターなどでは最も売れ筋のモデルが最もコスパも高い。その他のモデルは基本的な性能以外のところに機能や仕様を付加したコスパの低いものが多い。一般コンシュマー向けの商品で最も優れた渾身の1モデルだけで市場で勝負するという図式は多くのゲーム機では実証済みでもあった。「自分は課長だから平社員よりも高いモデルにする」「私は年齢的にも社会的地位からしても一番安いモデルじゃイヤだ」という発想で商品を選んでいたアホな消費者も多かったということだ。しかし機能などどうでもいいような「自撮り棒」を買うオッさんは、相変わらず一番安いモデルではなく中級モデルを選んでいるようだ。「一番安いのは恥ずかしいから」だそうだが、それ以前に「自撮り棒を使っている事自体」が恥ずかしいだろ。


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●謝らない   2015.05.15
謝らない人には大きく分けて2つのパターンがある。1つは社会的経験に乏しく、謝らないで済むような緩い環境で育ってきた若者。2つめは、謝ることで今後の自分の立場が不利になると思って、悪い事だとは分かっていても敢えて謝らないというケース。この場合は謝ったら謝ったで非を認めたこととなり叩かれる。かと言って謝らないでいる態度が厚顔無恥とか暴虐無人に写りイメージを損なうこととなる。今回の「ぬかが和子区議」は典型的な2のケースであろう。特に政治家の場合は謝らなければいけないようなコトはしないように普段から己の行動には細心の注意を払うべきだろう。


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●放射線   2015.05.14
放射線にはα線、β線、γ線、中性子線の4種類があり、人体を貫通できる距離はそれぞれで異なる。放射性物質は永久に放射線を出し続けるわけでなく、半減期になると放出する放射線の量は半分になる。半減期はヨウ素131で8日、セシウム137で30年、ウラン238で45億年などである。放射能とは放射線を出す能力のことであり農薬のように簡単に洗い流すことは出来ない。自然界にも色々な放射線があり我々も毎日微量の放射線を浴びている。といったような放射線の基礎知識を多くの日本人が知らない。1980年までは中学校で放射線について教えられていた。しかしその後30年間は放射線について教えられないままであり、放射線教育の再開へ向けた準備期間中だった2011年3月に、東京電力福島原発事故が起きた。そしてその30年の間に黒澤明の映画「夢」の「赤冨士」、宇宙戦艦ヤマトの「放射能除去装置」など多くの国民が放射能に対する間違った解釈を植えつけられてしまったのだろう。


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●全く儲からないLINEクリエイターズスタンプ   2015.05.13
一時期は「家が建つ」とまで言われたLINEクリエイターズスタンプであるが、それは過去のハナシとなり、最近は「全く儲からない」ものの象徴となっている。スタンプが1つ売れただけでランキング5000位になったというクリエイター。現在10万件はあるクリエイターズスタンプの中で9万5千件は1つも売れてないという計算になる。「家が建つ」とまで言われた頃のクリエイターズスタンプの数は約400、これが今は10万となったのだから競争率は250倍増えている。250倍の競争率になったということではない。元々が400倍だったものがその250倍になったということだ。これではどんなに良いイラストであっても「見つけてもらえない」ということになる。100円→120円への値上げもあり、クリエイターの取り分もだんだんと少なく設定されるようになってきた。1つ買ってもらえるだけで宝くじに当たったようなものだ。


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●「幸せ」かどうか   2015.05.12
重い病気が完治したことを医師から告げられてときに患者は幸せを感じる。泥沼化した長い戦争が終わったときに国民は幸せを感じる。しかしその患者も国民も、これからの人生が幸せであることを保証されたわけではない。今までにあった「不幸」が取り除かれただけであり、条件は健常者、戦争の行われていない国の国民と同じになっただけである。そして健常者、戦争の行われていない国の国民が全て幸せであるわけでもない。従って「幸せ」と感じるかどうかに基準というものなどない!ということになる。あくまでも自分が置かれてきた環境との時間的、相対的な状況によって感じるか感じないかというモノであろう。もちろん時間的な相対だけでなく、他人との相対的な比較によっても「幸せ」かどうかは大きく変わる。隣の芝生が見えなければ、自分の庭の芝生の美しさに幸せな気分に浸れるというもの。


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●「やり直し」に堪える   2015.05.11
相次ぐ「やり直し」。修正しても修正してもやり直しの指示が来る。クリエーターの技量不足からそうなることもある。クライアントが我がまますぎてそうなることもある。打ち合わせが不十分で考えの食い違いや勘違いでそうなることもある。クリエーターがなめられて奴隷のように扱われていることからそうなることもある。毎度安請け合いをしていることからそうなることもある。いろいろな要因で「やり直し」の指示や要望が来る。そして今この瞬間も世界中のクリエーターが相次ぐ「やり直し」の依頼にキレる寸前で我慢している。中には本当にキレてしまうクリエーターもいるが、「今度あったらキレてやる!」と思いつつじっと我慢して数十年というクリエーターもいる。リアルでは大人しいがネット上でキレまくっている情緒不安定なヤツもいる。いずれにしれも相次ぐ「やり直し」に堪えることができるというのもクリエーターとして要求される資質のはずである。


新座市に生息する動植物写真集
●聞き取れない   2015.05.10
会社で電話をとる。すると普通は「はい、◯◯○です。」というふうに会社名を言う。しかし1日に何本もの電話をとり、それを何年も続けているうちに会社名の◯◯○の言い方が段々とザツになってくる。早口で聞き取れないものになっていくわけであるが、自分はわかっているし、電話してくる相手もほとんどが会社名をわかってかけてくるので問題は無いのだがはじめての人には全くわからないことも多く、何度聞き直しても聞き取れない場合もある。特に新入社員が電話を受けて取り次ぐ場合はおかしなことになる。「青井電機の青井さんから電話です」と言われて出てみると「七尾電機の直江さん」だった。ちなみにこの電話を受けたのは赤井電機という会社の中であり、青井電機という名の会社は実在しない。「ソフトクリームから電話です」と言われて出てみると「ファクトスリー」という会社だった。聞き取れない単語は自然と自分の興味のある単語に変換されるようだ。もっともスマホが普及してくると会社名より個人名で電話に出ることも増えてきているようだが、それでも名前が早口で聞き取れないというケースは相変わらず多い。


親子の似顔絵教室
●何も決められない人間   2015.05.09
人間には「決断できる人間」と「何も決められない人間」の2種類がいる。後者は人数が増えれば増えるほど方向性が定まらず状況は混沌として変な方向に行ったりする。高崎山自然動物園のサルの名前が良い例だ。誰も決められないから英国大使に判断を委ねるという変な方向に行ったわけだ。英国大使としては国と国の関係に影響する事態に「ダメ」とは言えない。「そんなもんは自分たちで決めろ!」という内容のことを柔らかく言ってきただけだ。あったりまえの結果である。何も決められない人間は単に決断力が無いというではなく「責任を負いたくない!」という要素が大きい。なるべく権力のある高い地位には君臨したいものの責任は負いたくないわけで、だからいざというときに何も決められないのだ。問題が起こりそうなことは予め誰かに丸投げする。何か問題が起これば誰かのせいにする。または息を潜めて熱りが冷めるまでじっと待つ。そんな技には非常に長けているにも関わらず何も決められない人間は沢山沢山いる。


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●自分中心で物事を考える   2015.05.08
土方のおっちゃんは「成人男子であれば誰でもスコップを使ったことがある」と思っている。ミーハーな主婦は「みんなNHKの朝ドラを毎日見ている」と思っている。農家の人は「鎌や長靴は普通の一般家庭にもある」と思っている。SEは「ホワイトカラーであれば誰でも簡単なコマンドラインは書ける」と思っている。若者は「人間であれば誰でもスマホは使える」と思っている。日本人は中東やアフリカに行っても「世界中の人はみんな基本的には平和を望んでいる」と思っている。どれも信じられない話であり笑っちゃう話なのだが、実際にはそんなもんである。人間は誰だって自分の生活や仕事も起点にして物事を観察したり考えたりしているのだ。


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●1/10理論   2015.05.07
写生をするとき、モチーフを見て感じたことが10個あったら、そのうちの1個だけを実際に描く。見て感じたもの10個を10個全て描こうとすると「描く」という作業に気を取られて観察するという行為が疎かになる。結果として観察してない自分の記憶だけで絵を描くことになり、毎度描いてるワンパターンの進歩の無い絵になってしまう。この1/10理論は人間同士のコミュニケーションについても言える。他人と話すときに10個思ったことのうち10個全てを口に出していたのでは本当に思ったこと、本当に伝えなければならないことが疎かになり、話すという行為にだけ注力してしまい相手に真意が伝わらなくなる。10個思ったら、そのうちの1個だけを口に出すようにしておけば、多くの「口論」や「口喧嘩」は防ぐことができるだろう。


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●現場はクライアントと会わせない   2015.05.06
お笑い芸人は「現場」であってお笑い芸人が直接クライアントと会うことは少ない。基本的に事務所の営業やマネージャーがクライアントと会って色々な交渉を行う。お笑い芸人が直接クライアントと会って話をすると、ギャラやスケジュールを自分たちが「できる」範囲で決めてしまう危険性があるからだ。ギャラは芸人の取り分の他に事務所の取り分も計算しなければいけないのだが芸人は自分たちの取り分だけで格安の数字を呈示してしまうこともある。スケジュールも自分たちのからだが空いてさえいればいつでもOKしてしまうのだ。お笑い芸人同様、工場で実際に作業を行っている「現場」の人、コンピュータの前で制作物を作っている「現場」の人も会社全体のことはあまり考えずに自分たちの都合だけで簡単に「できる!」と言ってしまう傾向がある。とはいえ現場の人が直接メッセージを発信できるSNSなるものの登場で、現場が直接クライアントとコミュニケーションできる環境が事態をより複雑にしているようだ。


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●CDは果たして100年後にちゃんと再生できるかどうか   2015.05.05
アナログのレコードは100年経っても多少のキズや変形はあったとしても記録されている音楽を再生することは可能だ。これに対してデジタルのCDは市場に出回ってから40〜50年程度しか経っていない。アナログのレコードの多くは塩化ビニールだがCDはポリカーボネイトだ。素材のクウォリティとしてはCDのほうがずっと高級であり、耐熱性、耐候性にも優れ、経年変化も少ないはずだ。しかしそこはアナログとデジタルの違い、アナログは物理的な形状が維持されていれば何とかなるが、デジタルは見えないところでなんらかのエラーがあればその物理メディア全体のデータが再生不能になる。そしてCDは果たして100年後にちゃんと再生できるかどうかは未だ誰も試験していないので分からない。レーシック手術を受けた人が、果たして30年後〜50年後にちゃん見えるかどうか未だ誰も試験していないので分からないのと同じだ。


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●マウス   2015.05.04
弁当箱の中に薄べったいガムテープのようなものが2つ入っていて、その弁当箱をアタッシュケースのような機械にぐいっと入れてテレビに繋ぐと映像が再生される。これはビデオデッキといって昔はどこの家庭にもあった機械だそうだ。直径12cmの薄い銀色の円盤に映像や音楽のデータが記録されていて、これを「シーディー」とか「ディーブイディー」とかいって昔の若者はこの薄い銀色の円盤を何枚も何枚も持っていたそうだ。しかしパソコンのキーボードやマウスは、一部がコードレスになったりしたものの、そのフォルムや仕様は昔からほとんど変わっていない。とは言ってもマウスの裏側からタマが出てきたのを見て小学生は一様に驚いた。しかもそのタマには黒いものもあれば白いものもある。ということを夏休みの自由研究ノートにイラスト入りで書いたそうだ。


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●不可能   2015.05.03
「不可能を可能にする」とか「私の辞書に不可能という文字は無い」とか聞くとそもそも不可能ということ自体が世の中には存在しないのではないか?と思ったりもする。ではなぜ人は「不可能」という言葉を使うのか?というと「それは無理です!」と言っても「その無理を承知でお願いしてるんです」と懇願されたときに「いえ無理というより不可能なんです」というふうに使われるのだろう。そもそも不可能にも色々なレベルがある。納期を1日縮めるのは可能になる確率が高い不可能だし、太陽に人類が着陸するのは可能になる確率が低い不可能だ。オードリー・ヘプバーンの名言がある。「Impossible(不可能)なんて言葉は存在しないわ。言葉自体が I'm possible(私にはできる!)と言ってるんだから」


親子の似顔絵教室
●4色型色覚   2015.05.02
色情報を伝えるために4つの独立したチャンネルを持っているのが4色型色覚であり爬虫類や鳥類がこの4色型色覚であると考えられている。4色型色覚は赤錐体、緑錐体、青錐体のほかに、波長300〜330ナノメートルの紫外線光を感知できる錐体網膜細胞を持つとされている。ヒトは独立したチャンネルが赤錐体、緑錐体、青錐体の3チャンネルで3色型色覚だそうだ。また実際イヌ、ネコ、ウシ、ウマなどの多くの哺乳類は、独立したチャンネルが2つしかない2色型色覚だそうだ。2色型色覚はヒトの「色弱」に近いモノの見え方とされている。ただし色が見えない代わりに桿体細胞が発達していて暗い場所ではモノが良く見えるとのこと。ヒトの中にも極めて稀に4色型色覚を持つ人がいるとのこと。4色型色覚の持ち主には、女性が多く、家族の男性、特に息子や父親が先天性の赤緑色覚異常である可能性が高いという。4色型色覚の持ち主は、常人の100倍の1億色を視ることができるといわれている。その世界がどんなものなのかは3色型色覚の常人には知る余地もない。


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●愚痴   2015.05.01
愚痴のほとんどは結果論である。請けた仕事、了承した作業、承諾した生活、生業とした仕事、他に選択の余地がなかったことなのに、好き好んで始めたことなのに、人は愚痴をこぼす。愚痴をこぼすことで自分の精神のバランスをとっている。だったら何で最初に断らないの?とか言ってはいけないらしい。最初に断ったなら断ったでまた愚痴をこぼすに決まっている。だから愚痴は親身になって聞く必要は全くない。ただし真剣に聞いているフリだけはしたほうが良い。他人の愚痴を理解したり記憶することは脳みそのメモリーの無駄遣いだ。右の耳から左の耳へスルーするモードで、顔だけを真剣に聞いているフリモードでじっと愚痴をこぼし終えるのを待つしかない。


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