2017年9月

●医療的陰謀説   2017.9.30
アメリカでは「スマホがガンを引き起こすが大企業との癒着で保健当局が放置している」「伝子組み換え食品普及の世界的な取り組みは、人口を減らすための秘密プログラムの一部である」「CIAは予防接種を装ってアフリカ系アメリカ人をHIVに感染させている」などの医療的陰謀説を2人に1人は信じているそうだ。日本では「メタボが健康に悪いと厚労省が宣伝し、日本人の平均寿命を短くし、年金を節約しようとしている」という医療的陰謀説がある。昔は「太っている人は健康」と言われていたし、太っている人は大きな病気をすると痩せるが、痩せてる人が大きな病気をすると死んでしまう。太っている人のアダ名が「健康優良児!」だったりもした。

●希望   2017.9.29
希望とは、こうなればよい、なってほしいと願うこと。また、望みどおりになるだろうというよい見通しのことだそうだ。希望の「希」は「まれ」という意味で、たまにしか起こらないこと。めったにないこと。ということだ。つまり希望は「めったにないことをの望む」という意味になる。実現する可能性が極めて薄いとわかっていても、現実を直視することを避け、理想郷を夢見るようなものだ。だから入学できる可能性が高いときには、〇〇大学を「希望する」ではなく「志望する」という言葉を使う。偏差値が30であれば、東京大学を「希望」し、偏差値が70であれば、東京大学を「志望」するということになる。「志望」は積極的な確固としたものであり、「希望」は漫然とした(こうしたいなぁ、こうなったらいいなぁ)ものをである。しかし「希望」は、結果が思わしくなかったときの言い訳にも使えるし、結果が良かったときには「希望した通りだった!」と胸を張ることのできる便利な言葉でもある。

●カメムシ   2017.9.28
鹿児島や和歌山で大量発生してニュースになっている。ヘコキムシ、ヘッピリムシなどとも呼ばれるカメムシの「屁」はアルデヒド・エステル・酢酸・炭化水素が含まれる悪臭を伴う分泌液を、腹面にある臭腺から飛散させるものである。群れでいるカメムシの場合、1匹が臭いを発すると、たちまちのうちに周辺一帯のカメムシが逃げ出す現象が見られるそうだ。カメムシの分泌液は、彼ら自身にとっても化学的に有害であるため、カメムシの体表は、飛散させた液が自分の体にしみこまないように厚いセメント層で保護されているとのこと。瓶の中にカメムシを入れ、つついて臭いを出させたあと、蓋を閉めておくと、死んでしまうことがあるそうだ。カメムシは一度「屁」をこく(臭腺から分泌液を飛散させる)と自分の鼻をつまむことができないからだ。自分がこいた屁で自分が死んでしまう。人間にとっても笑い事ではないだろう。

●ダッグアウト   2017.9.27
野球場にはダッグアウトと呼ばれる選手、監督、コーチなどの控える場所がある。草野球場など、グラウンドと同じ高さにある場合はダッグアウトとは呼ばない。ダッグアウトは塹壕(ざんごう)の意味であるが、敵の球(弾)が当たらないようにするためのものではない。スタンドの位置を下げることができるためのもので、より近くで観客が観戦できるように配慮したものだ。いずれにしても塹壕のように一段低い場所に位置したほうが戦うためのモチュベーションは上がるのかもしれない。

●ラブ   2017.9.26
テニスの点数が「ラブ→15→30→40」となっている理由は、フランスで「0」を卵に見立てて、「ロエフ(フランス語で卵)」と呼んでいたからだそうだ。そしてテニスがイギリスに渡った時に「ロエフ」は発音しにくいので、発音が近い「LOVE」になったらしい。なので 0点のプレーヤーにも愛を持って観戦しましょう、ということではない。しかし0点をloveと呼ぶという習慣を他の球技にも採用していたとしたら色々と楽しくなったかもしれない。記述も「0」ではなく「♡」にするとか。ただし「ゼロ」という概念は、5千年ほど前のエジプト数字には含まれておらず、2500年ほど前のローマ数字にも存在していなかったらしい。その後インド人によって「ゼロ」が発見されたとのことらしい。スポーツではランキングというものがあり、世界ランキング1位が最高位になるわけだが、ボクシングという競技でのみ、世界ランキング1位の上に「世界チャンピオン」というランキングがあり、これが最高位ということになる。しかし「世界ランキング0位」とは言わない。

●バーディー   2017.9.25
ゴルフでパーより1打少ない打数でホールを終えると「バーディー」ということになる。しかしバーディーの語源は英語で鳥・小鳥などを指す幼児語だそうだ。つまり打った球が小鳥のように遠くに飛んでいった結果、打数が一つ少なくなったということらしい。そしてバーディーよりも遠くに飛んでいったのが小鳥よりも強力なイーグル(鷲)となり、さらに遠くに飛んだのがアルバトロス(アホウドリ)ということになったとのこと。アホウドリが鷲よりも強いかと言うと疑問だが、持久力はあるのでより遠くまで飛べるそうだ。 いずれにしても全て飛距離を比喩している言葉でパターは関係ない。いずれにしても場当たり的感は否めないように思う。

●衆院選   2017.9.24
来月22日投開票とのことらしい。心配なのは愛知7区と埼玉4区だ。彼女たちの当落が心配なのではない。選管の有効票の設定をどうするんだ?ということが心配だ。愛知7区では投票用紙に「ガソリーヌ」「ウワキーヌ」「パコリーヌ」「 日本死ね」「シオちゃん」などと書かれた場合どうするのだろうか?埼玉4区では「このハゲー」「 ちーがーうーだーろ」「 バカかお前は?」「 そんなつもりはなかったんでスゥ〜♪」などは全部無効にになるのだろうか?「豊田真由子サマに向かって」は有効になるのだろうか?他の候補者にハゲてる人がいたら「このハゲー」はどうなるのだろうか?過去に鳴門市議選で「ヒゲ」が有効票になったっという例もあるが、「市民の間で『ヒゲ』は当選候補の呼称になっており投票した選挙人の意思は明白。有効投票と認められる」とのことだった。しかし「シオちゃん」は週刊誌やそれを紹介したTV番組やウェブで広く周知されているが、知らない人も少なくないだろう。市議選であれば1,000票ぐらいが当落の境目だろうが衆院選は10万票ぐらいで争うことになるので、候補者の名前にヘンなことが書かれた投票用紙の数も市議選の百倍あることだろう。

●失敗と成功   2017.9.23
失敗は成功のもと、というのはことわざである。実際には、人は成功を目指すのではなく、失敗を重ねて経験値とスキルを増やしていき、その副産物を「成功」と呼ぶことがあるだけなのだ。デザイナーの仕事のプロセスでいえば、途中で描いたアイディアスケッチは全部が「失敗」であり、最後の提出した1枚が「成功」である。しかしその成功の1枚も、もっと優れたデザインができたときには「失敗」の仲間入りをする。つまり便宜上最後の提出した1枚を「成功」と呼んでいるだけで、本当は全てが「失敗」なのだ。なので「成功」というのは、その時々でたまたま発生した副産物に過ぎない。

●Amazon   2017.9.22
iTunesで1曲150円とか200円で音楽をダウンロードしていたのはずいぶん昔のように思えてくる。今では基本的に無料で聞き放題のアプリが普通になっている。無料といってもAmazon Musicはプライム会員限定だ。プライム会員の場合、年間3,900円(税込み)で月額換算で325円となる。音楽聞き放題の他にAmazonでの買い物は配送料が無料になる。月に1回Amazonで買い物をした場合の送料が一律325円という計算になる。プラス、映画やドラマが見放題という特典も付く。Amazonには薄利多売のDNAが組み込まれているから、このような展開ができるという話をきいたことがあるが、黒船なのに動きが機敏で他の追従を許さないというのも、そのDNAによるものだろう。ユーザーとしてもその展開の早さに置いていかれないようにしよう。音楽CDの時代はもう終わり、とか言ってると原始人扱いされてしまうので気をつけよう。

●凄そうだけど   2017.9.21
南アフリカのウィットウォーターズランド大の研究グループが、人間の脳をリアルタイムでインターネットに接続する方法を発表した。ウェブサイトを訪問する人は誰でも脳の活動を観察することができるというもので、脳の活動を絶えずモニターし、その利用者にある一定の双方向性を提供するというものらしい。脳をPCで代替できる日が来るのか!という意見もあるし、脳波のオシロスコープのネット版という見方もできる。大方の感想は「凄そうだけど、何に使うの?」という感じのようだ。どんな分野でも、学会での研究発表の多くが「凄そうだけど、何に使うの?」というふうに視聴者は感じるのだが、とりあえず凄そうだから発表が終わると盛大に拍手をしている。

●フロッピーディスク   2017.9.20
WordやExcelの「保存する」はフロッピーディスクのアイコンだ。18歳の現役女子高生にフロッピーディスクを知っているかどうかを聞いてみたところ、ほとんどが知らなかったとのこと。つまり若者にとってはユニバーサルデザインにはなっていないということだ。それでは意味が無いということで、他のモノのアイコンに変えようとしたところで、HDDではアイコンにしてもわかりづらいし、クラウドの雲ではHDDに保存する場合には違うものになってしまう。多くのユーザーに染み付いたものでもあり、とりあえずはこのままでいいのではないかとも思える。例えば通学路の道路標識は今でも学制帽を被っているし、踏切ありの道路標識も蒸気機関車のものが今でも使われている。

●夫婦茶碗   2017.9.19
夫婦茶碗は夫用が大きく妻用が小さい。仮に夫の体重が70kgで妻が40kgであったとすれば7:4、つまり100:57の比率となり、それが食料としての必要摂取量ともなるのだろう。しかし実際の夫婦茶碗は100:80ぐらいのサイズであることが多いようだ。これを体重換算すれば70:56ということになり、妻がやや体重オーバーということになる。夫婦茶碗のそもそもの発想が男女差別であり、夫婦は平等に食物を摂るべきであろう。100:80ぐらいのサイズの差であれば最初から同じサイズにして、よそる量で調整しても良かろうに。「夫婦茶碗はなぜ妻用のほうが小さい? 」フランス人の指摘がネットで話題になったこともあるそうだ。

●3倍大きくしてくれ   2017.9.18
2〜3年に一度ぐらいのペースで、クライアントから言われる言葉、「文字のサイズを3倍大きくしてくれ」。気持ちはわかる。そこが訴求ポイントであり売りでもあるので、できるだけ目立たせたいのだろう。しかし3倍というのはフォントサイズが2ミリであれば6ミリに、長さが10センチであれば30センチになる。いくらなんでもそんなに大きくしたらバカっぽいし、画面に入りきらなくなってしまう。なので実際には1.5倍ぐらいのサイズにとどめるのだが、それを見て「良くなった!」と納得するのだ。だったら最初から「文字のサイズを1.5倍大きくしてくれ」とい言えばいいものを。このへんの「とりあえず大袈裟に言ってみる」というのは、いかにも「昭和」である。

●東京都観光ボランティアの新ユニフォーム   2017.9.17
東京都観光ボランティアの新ユニフォームが発表された。ネットの反応を見ると、「ダサっ」「これも微妙……」「前よりはマシかなって程度」「フロンターレかよ!」といったところ、総じて「前のに比べたら良くなってる」といった感じだ。「デザイン目立たせないと観光客に気付いてもらえないからキテレツなデザインにしないといけないのだろう」などという意見もある。現在はデザイナー藤江珠希が手掛けたユニフォームが使用されているが、コシノヒロコらが参加する「東京ブランドのあり方検討会」で再考することが決まり、今回プロポーザル方式で選定した新ユニフォームを都の定例会見で披露とのこと。部品数の多い工業製品や建築物は複数のデザイナーがチームで作業をする必要もあるが、ボランティアのユニフォーム程度であれば一人のデザイナーが担当したほうが、クオリティの高いデザインができることが多い。前回の藤江珠希デザインは間に舛添要一が立ったりするからダサく見えたのだろう。美味しいデザートでも、隣にゴキブリがいれば不味そうに見えるものだ。

●不味い給食   2017.9.16
神奈川県大磯町が業者に委託している町立中学校2校の学校給食が大量の食べ残しで問題になっている。放っておけば無尽蔵に喰う中学生が「残す」というのだからよっぽど不味いのだろう。塩分を控えて「味が薄い」、食中毒防止のため低温で配送されるために「おかずが冷たい」などの指摘があったとのこと。美味しく感じさせるための「味を濃くする」「加熱する」というのは食品の常套手段であり、それをやらなければ。よほど素材の味が良くない限り不味く感じるのは当然のことである。最近の若者はチンしたコンビニ弁当に慣れているので、弁当の中の漬物は「暖かいもの」と思っているとのこと。まあ、それでも中学生のころから薄味と低温に慣れらせておくというのも食育の一環、と思いきや、虫や髪の毛、ビニール片などの異物が計約100回見つかっていた(昨年1月以降)こと。ということは食育ではなく、誰かがどこかで手を抜いているということなのだろう。

●自分でやってください   2017.9.15
デザインやイラストの仕事をしていると、納期の間際になって、一度取り決めた通りの作業を行ったにもかかわらず、とんでもない変更要求が来ることがある。それなりの報酬があるならまだしも、ほとんど無報酬のような仕事であっても尋常でないとんでもない変更要求が来ることがあるのだ。クライアントは気がついたら言わずにはいられないようで、冷静に考えれば必要の無い変更要求であっても思いついた時にはそれが正しいと信じてしまうようだ。1度なら、まぁ我慢はするが、2度3度と続いたときには「これ以上赤字になる仕事はもうできません。自分でやってください。またはこの条件で請ける人を探して発注してください。」とケツをまくることにしている。たまにこれをやらないと何でもかんでも要求してくるからだ。逆に自分が変更要求を出すときには、「これ以上赤字になる仕事はもうできません。自分でやってください。」とケツをまくられた時に、「あ、そうですか。では自分でやりましょう。」と言えるように、スキルを身につけておく必要もある。

●RDD方式   2017.9.14
「調査はコンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号に調査員が電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施。計2153人から有効回答を得た。」という内閣支持率などを調査するための方式だ。しかし例えば安倍内閣の支持率はテレビや新聞では35%程度だが、ネットでは60%程度になっている。RDD方式は携帯電話も対象としているとのことだが、ケータイで新聞社からアンケート調査の電話がかかってきたところで、いちいち丁寧に回答する人は少ないだろう。そこで実際にはイエデンと年寄りが対象の多くを占めることとなり安倍内閣の不支持率が自動的に上がってくるのだろう。いずれにしてもRDDという方式自体が公平性と平等性を欠いた過去のものなのだろう。こんな方式に頼っていたのでは正確な民意を読めるはずもない。

●食料の廃棄   2017.9.13
日本では毎日大量の食物が廃棄されている。最も多いのが結婚式場だそうだ、その他、外食産業でも毎日大量の「食べられる」食品が捨てられている。外食だけでなく、食品を販売するコンビニやスーパーでも、売れ残りや賞味期限切れの商品が、膨大な量捨てられているはずだ。きちんと売れる分だけ仕入れて、確実に消費者に渡るようにもっと工夫する必要があるだろう。しかし消費者に渡ったからといって、それが人の胃袋に確実に入るとは限らない。「結局誰も食べなかった食べ物」が冷蔵庫の中で放置されて、最後は結局捨ててしまうというものも少なくないはずだ。この「家庭での食料の廃棄」は数字となって見えることはないが、それなりに膨大な量のはずだ。

●残業   2017.9.12
残業とは会社に「残って」行う「業務」のことで、別名「時間外労働」と呼ばれる。会社に「残って」行う「業務」であれば、特に仕事が無くても会社に残って居るだけで残業手当が支給されることもある。また「残った」仕事を片付けることが「業務」であれば、定時内に終わらせる能力が無かったために残業手当が支給されることになる。さらに「自分がいかに残業したか」を自慢するためと報酬の多さを両立させた「残業代稼ぎ」も社内には何人かは居たりする。しかしそんな人間が管理職になり、残業代が支給されなくなったとき、月給が一気に減額されるということになり、「残業代稼ぎ」をしていた平社員時代の月給支給額に戻すために10年かかったりもする。そして10年後、「残業代稼ぎ」に没頭する時間があったら、もっと見聞と知識を広げるために、色々なことを体験、勉強しておくべきだった、と後悔することになる。

●通信手段   2017.9.11
「メールしたから読んでね!」と電話してくる人がいる。10年前であれば「ちゃんと届くし、ちゃんと読むから大丈夫だよ」ということになったのだが、今は事情が違っている。メールという通信手段はSNSに主役の座を取って変わられ、メールしたことを他の通信手段で相手に伝えなければいけないという面倒臭い時代になってしまったようだ。若者はパソコンを使わなくなってきているし、メールが使えなかった高齢者は、LINEやショートメール、Facebookのメッセージなら使えるようになってきてもいるようで、ますます通信手段が混沌としてきている。「何でも電話」だった時代が懐かしい。

●クリエーター   2017.9.07
日本にはクリエーターの絶対数が少ない。それに比べて他人の作ったモノを的確に評価できる人間は多い、というか掃いて捨てるほどいる。急激な高度成長期を遂げてきた弊害とも言えるし、仕方のないことかもしれない。クリエーターには知識とセンスと経験とスキルが必要だ。しかしこの4つのうちの、いずれも持っていない「他人の作ったモノを的確に評価できる人間」は、下手をすると心のどこかで自分でもクリエーターになれると勘違いし、クリエーターに対して上から目線でモノを言うようなことになる。まぁ、上からモノを言われてなす術の無いクリエーター側にも問題はあるが。
(出張のため次回更新は9月11日になります)

●データ復活サービス-3   2017.9.06
→昨日の続き。いずれにしてもHDなどの記憶装置は故障しにくくなっている。バックアップの意識が一般の人にも高まっている。クラウドを利用したバックアップが普及している。バックアップする媒体が劇的に安くなっている。などの理由で、今後とも需要は減り続けるカテゴリーであろう。そして生き残るのは、よっぽど困った客や、よっぽど悪質な客をターゲットとした、違法または違法ギリギリのヤバい商法なのかもしれない。

●データ復活サービス-2   2017.9.05
→昨日の続き。であればデータ復活用のソフトを買ったほうが安い!ということで何本か無料お試し期間で使ってみた。すると破損したデータの中身は見ることができたのだが、これを復旧させるには正式版を購入しなければいけない、という仕組みになっていた。ここで思わず正式版を注文しそうになるのだが、データの中身をよく見ると、復旧させたい部分は含まれていない。肝心の部分は明らかに破損していたのだ。そこで思ったのだが「データ復活サービス」は、正式版を持っていて、「ここまでは救えました」とか言ってデータを渡しているのではないか。中には凄いスキルの人もいるかもしれないが、データ復活ソフトの使い方だけを知っているひともいるのかもしれない。→明日へ続く。

●データ復活サービス-1   2017.9.04
USBメモリが認識されなくなってしまった。「データ復活サービス」の何件かに電話して、対応可能かどうか聞いてみた。みなさん共通しているのが、①実店舗が少ない。②高い。③復活までの時間がかかる。④客引きに必死である。といったところだ。①は確かにHDやSDやUSBは宅急便でのやりとりのほうが効率的だ。②は確かにボッてる感が伝わってくる。③は時間をかけたほうが「やってる感」が伝わるのだろう。④は確実に需要が減っているせいだろう。いずれにしても、最初の診断だけで1万円、あとは容量に応じて、しかも治るという保証は無い。犬猫病院のようなボり具合だ。→明日へ続く。

●思想の偏り   2017.9.03
ヨーロッパや北米を旅行してきた人は、その風景の美しさや人々の優しさを体験し「こんな素晴らしい世界を守り維持していくためには平和憲法が絶対に必要だ!」と思うようになる。中東やアフリカ、南米を旅行してきた人は、その殺伐とした物騒な世界を目の当たりにして「武器を持たずに歩いていてはいつか殺される。自分の命は自分で守るしかない!」と思うようになる。所詮、人間の思想などというものは、その人の経験値の中から生まれるものである。そして1人の人間は一生かかっても世界の隅々までくまなく見ることはできない。従ってどんな思想にも偏りが発生するわけである。

●何度見直しても間違っていない   2017.9.02
何度見直しても間違っていない。ところが正しく表示されない。というのはHTMLではよくある話だ。そんなとき、怪しいと思われる箇所を書き直しながら、問題を捜すことになるのだが、行数が多い場合には膨大な時間がかかってしまう。ではどうするのか?<!doctype html><head></head><body></body></html>だけを残して他を全部消すのだ。そしてそこに1ブロック(数行)ずつ追加していきながら確認していく。この方法であれば確実に原因の箇所を見つけることができるだろう。問題発生→原因の特定→修正、とこの速さが重要なのである。まぁどんな仕事でも同じではあるが。

●リターン思考   2017.9.01
例えばFacebookに毎日のように投稿をしている人は、見た人に「いいね!」ボタンを押して欲しいために投稿をしている。しかし見た人が「いいね!」ボタンを押してくれない場合には、だんだんと不安になってくる。そして、他人の投稿に「いいね!」するようになり、これは暗に「いいね!したからボクの投稿にもいいね!してね」と催促していることになる。①「不安になる」という心理状態。②「投稿を続ける」という労力。③「いいね!」ボタンを押してもらった達成感。の③を得るための①と②の行為は「リターン思考」で考えると決して有効なことではない。常に「リターン思考」に基づいて行動するのが、俗に言う「金持ち」である。だから金持ちはFacebookをやらないそうだ。

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