2018年7月

●助けて欲しい時   2018.7.31
ある新興国で大きな自然災害が起きた。地方の被災者にTV局がインタビューをする。「政府は都市部の救援活動を優先し、いつも地方は後回しだ!不公平だ!」と怒り心頭であった。では人口が多く国の中枢気候が集中している都市部を後回しにして、人口密度の低い地方から優先的に救援活動をしろ!ってことなのか。恐らくそんなことまでは考えず、遅々として救援活動が進まない状況に対して怒りをぶつけているだけなのだろう。そして救援活動を優先して欲しければ地方ではなく都市部に住め!ということになるのだろう。助けて欲しい時は、なるべく多くの人と一緒に助けを求めた方が良い、の法則である。みんなで渡れば恐くない、的な。

●情けないやつ   2018.7.30
努力しないのに他人の言うことを聞かないで文句だけは言う人。そしてそういう人は決まって実力が無い。そして自分でも実力が無いことを知っていて正攻法での勝負では勝てないことも知っているから細かいところで少しでもその場限りの利益を得ようとする。長期的展望とか、俯瞰的な視野とか、総合的な戦略とか、全くない。全てが場当たり的でその場限りの対処療法でしかない。そしてそういう人は所属している組織(会社など)を「いつか辞めてやる!」といつも言っている。ところが辞める勇気と自信がないので、すでに辞めた連中と付き合っていることをわざと見え隠れさせていたりもする。というような情けないやつが誰とは言わないが、きっとあなたの周りにもいることでしょう。

●エネルギー   2018.7.29
水素自動車は水しか排出しない!と聞いて「すっげー環境に優しいじゃん!」とか思ってはいけない。まず、電気自動車は水さえも排出しないのだ。そして水素にしても電気にしても、それを生成する過程では、それなりにCO2を排出している。最終形態は確かに環境に優しく見える。しかしエネルギーというのは、それを生み出す過程のどこかで必ず環境に優しくないことをしている。エネルギー一定の法則というのがあり、孤立系のエネルギーの総量は変化しないということになっているからだ。

●社長の責任   2018.7.28
社長だから何でも自分で決められる。というか何でも自分で決められるから社長をやっている。というか他人の言うことを聞きたくないから社長をやっている。というか社長以外に適職が見当たらないので社長をやっている。というような社長も少なくない。スタッフを集めて長時間議論した次の日に「これに決めた」といって「マジで?」という案に決めてきてしまう。スタッフ一同唖然である。普通の会社員だったら上司にこっぴどく怒られるであろうことを平気でやってしまうのだ。社長だから上司はいないわけでこっぴどく怒られることもない。そしてその結果が会社にとって大きな不利益をもたらしたとしても社長だから責任は自分でとればいいことになる。ところが、そういうときに限って部下や担当者のせいにして自ら責任をとることはしない。だから社長以外に適職がないのであった。

●高学歴   2018.7.27
ひろゆき氏「スマホ使用可でセンター試験受けさせたら高得点を取れる。つまり高学歴だと思っている人の学力って『スマホがあれば済む』ぐらいのこと」と発言した。確かに高学歴=知識がある、と思われがちだが、ネットが普及した昨今では、知識は自分のHDDに蓄えるのではなく「クラウドにアップしておいて必要な時にダウンロードすればいいだけ」(つまりググるだけ)の話しだ。要はその知識を使って、いかに新しいオリジナリティーのある企画ができるか、ということだろう。現在の自称高学歴者の多くが、新しいオリジナリティーのある企画ができない。そのできない理由を流暢に語ることにだけは長けてはいるが。

●差別ではないか?   2018.7.26
あくまで一般的にではあるが、
①にあって、②にないもの。→王、神、海、医、少、巫、淑、処、など。
①になくて、②にあるもの。→間、鰥、寡、爵、前、桂、ちゃら、など。
①にも、②にもあるもの。→雪、長、蛇、子、次、優、下、など。
①と②はそれぞれ何でしょうか?これは差別ではないか!という人もいるが、基本的には多い方に性別を付けて呼ばないということになる。スポーツで例えれば「女子」をつけて呼ばれるのは「女子サッカー」「女子プロレス」「女子柔道」など。「男子」は「カーリング男子」「男子フィギュア」「シンクロ(現在はアーティスティック)男子」などとなる。ちなみに答えは、①=女、②=男。

●サンダーバード   2018.7.25
「サンダーバード」は、1965年から1966年にイギリスで放送された人形劇による1時間枠の特撮テレビ番組であり、日本でも吹き替え版が放映され、多くのメカ好き男子を魅了して、プラモデルもバカ売れして、今でもそのopは色々なところで演奏されている。ところがこの「サンダーバード」をググるとJR西日本の列車がたくさん出てくる。それまで「雷鳥」だった列車を「サンダーバード」に1997年に改名したのだ。人形劇が流行った直後に改名して利用者を増やすという戦略であれば理解できるが、なぜ30年経ってから改名したのか理解に苦しむ。そもそも「雷鳥」はハトとウズラを足して2で割ったみたいな実在する鳥だが、「サンダーバード」はインディアン部族の間に伝わるコンドルのような架空の神鳥である。車両のデザインも「雷鳥」のほうがフィットするように思える。横文字がいいのなら「ひかり」や「のぞみ」はなぜ日本語のままなのだろうか。

●オカルト   2018.7.24
「隠されたもの」を語源とする、目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する。反義語は「正統派」だそうだ。現代では、心霊現象や未確認生物といった超常現象を取り扱ったジャンル。のことをオカルトと呼ぶそうだ。正統派が正統だと信じられていた時代には、地動説も万有引力も進化論もオカルトだったのであろう。しかしこれらが科学的に解明されてくるに従い、オカルトではなく正統派として認められるようになったようである。ということは心霊現象や未確認生物が科学的に解明されれば、これらがオカルトではなく正統派と呼ばれるようになるのだろうか。いや、「オカルト」の画像検索結果がこんなんでは、まだまだ正統派への道は遠いようだ。

●宝くじ   2018.7.23
銀行のマネージャーという肩書きの人と宝くじの話しになった。その人曰く、私の知る限り高額当選者で、
  • 幸せになった人はいない。
  • 行方不明になった人は何人かいる。
  • 当たった金を資金にして事業を始めた人はいない。
なのだそうだ。お金を扱う仕事をしていると分かるが、人は自分で一生懸命コツコツと貯めたお金は、物凄く大事にするが、そうでない金の扱いは物凄くぞんざいなのだそうだ。当たるのを夢見ている間が幸せで、当たってしまえば不幸になるということだ。1980年に1億円拾って落とし主が現れず1億円が自分のものにになった大貫久男さんも、ワイドショーで取り上げられ、嫉妬による数々の嫌がらせや誹謗中傷、所得税3400万円の支払い、62歳という若さでの謎の死、と決して幸せとはいえない人生だったようだ。ちなみによしもとのお笑い芸人、大貫幹枝が大貫久男の孫娘であることはあまり知られていない。

●包容力   2018.7.22
仕事で大きなミスをする。そしてそのミスを上司に報告に行く。予想通りに上司に叱責される。その上司としては「部下がミスをする→再発を防ぐために強く叱責するのも上司の仕事」とも思っていたのだろう。しかしそう考えるのは二流の上司だ。普通の真面目な部下であれば、ミスをした本人が最も反省しているはずだし再発しないように色々と考えているはずだ。そこに輪をかけて強く叱責したりすれば、今どきの部下は簡単に会社を辞めてしまう。部下の心が弱いからではない。上司の包容力の薄さに呆れたからなのだ。

●国会議員はみんな地元に信者がたくさんいる。   2018.7.21
人は正しいものを信じるのではなく、信じたいものを信じる。国会議員はみんな地元に信者がたくさんいる。信者は信じたいものを信じるので、先生の発言はどんなに日本中で批判されようが信じるのである。だから「東京でいじめられた先生」を地元の人は暖かく迎え入れるわけであって、それが票につながって次回の選挙でもめでたく当選できるわけである。だからどんなに日本中で批判されようが、地元の人が票を投じてくれればそれでOKなのである。しかし日本中での批判が大きくなりすぎると「おらが先生の言ってるコト、やっぱ変だよな」と気づき始める。そうならないギリギリのところでやりくりしているわけである。ということを理解しておかねばいけない。どんなに日本中で批判されようが、ちゃっかり選挙で受かってしまう国会議員がたっくさんいるということを。

●SNS(2)   2018.7.20
→昨日の続き。twitterもFacebookもInstagramもLINEもやっていないオッサンたちにとって、SNSとは、雑駁に言うと「インターネットの動画」ということのようである。オッサンたちはBLOGをやっていたわけでもなく、mixiというものがあった、ということも知らない。そもそもSNSという言葉の定義が明確に決まっているわけではなく、モバゲー、アメーバピグ、YouTube、pixivなどが含まれる場合もある。そして若者はSNSという言葉はあまり使わない。普通の人が「乗り物」という言葉をあまり使わないのと同じであろう。「じゃ、ボクは乗り物で行くから」とは言わないのと同じで「じゃ、後でSNSで連絡するね」とは言わない。

●SNS(1)   2018.7.19
シティプロモーション活動において「SNSの活用」という言葉が必ず登場する。しかしそう言っている人の多くはSNSという言葉を正しく理解せずに、なんとなく抽象的な概念として捉えている。とりあえず「SNSの活用」と言えば先進的に見えて、時代遅れのオッサンではないんだぞ!ということをPRするためだけに言っているのだ。その証拠に具体的に「どのSNSをどう使うの?」と聞くと何も答えられない。既に日本中ほとんどの自治体でtwitterやFacebookは活用されている。InstagramやLINEを使っているところもある。時代遅れのオッサンたちはtwitterやFacebookやInstagramやLINEのことを総じてSNSと呼ぶということすら知らないのであった。→明日へ続く。

●承認欲求(2)   2018.7.18
→昨日の続き。名もない中小企業で働いている普通のおっさん。飲むと決まって「TOYOTAの◯◯◯のブレーキパッドはオレが作ったんだ!」という自慢話になる。TOYOTAの下請けの下請けの会社からの依頼で作っているだけだ。入札で負ければいくらでも代わりの企業はある。しかも作っているといってもダイキャストの溶けた湯を型に流し込むだけの作業をしているだけだ。設計をしているわけでもなく、親会社から指示されて手順書に従って作業をしているだけだ。もちろんそれでもそれなりの高い技術と職人技も必要だ。そしてそのおっさんは「他では絶対に真似できない方法で作っている!」と言う。しかし真似できないわけではない。入札で負ければいくらでも代わりの企業はあるのだ。だがこのおっさんの言うことを否定してはいけない。その存在価値が無くなったと感じたときに死んでしまうからだ。

●承認欲求(1)   2018.7.17
他人から認められたいとする感情の総称が承認欲求である。テレビやネット番組に頻繁に登場している有名人、ステージや舞台で多くの人に観てもらっている芸能人、講演や講義を行っている教師や知識人、著作物を多くの人に読んでもらっている作家や漫画家、などは基本的にこの承認欲求が満たされていると言っても良い。聴衆が5〜10人のストリートミュージシャン、聴衆が5〜10人に体験談を語る語部、3人の家族に対して今日の出来事を語る人、数人の友達に自慢話をする子供、など、人間のコミュニケーションのかなりの割合が、この承認欲求から成り立っているといえよう。人間はその存在価値が無くなったと感じたときに「死ぬ」とも言われている。だから人間は常に必死で承認欲求を満たそうとしているのだ。→明日へ続く。

●最後は大手   2018.7.16
例えばネットショップ。1998年ごろには多くの個人商店がネット上を賑わしていた。しかし今ではAmazon、Yahoo! 、楽天などの大手の寡占状態に移行しつつある。こうなるまで約20年かかったわけだ。例えば3Dプリンター。2010年ごろは知名度の低い中小のメーカーが市場の8割ぐらいの売り上げを占めていた。しかし今ではCanon、リコーやHPといった大手も販売を始めている。EPSONは2025年までに世界市場の売上高を50%以上拡大する計画を発表したそうだ。そこまで約15年といったところだろうか。例えばビットコイン。2年前であれば、個人で億単位の利益を出す人もいたが、今では資本を持っている大手が市場を操作して相場をコントロールし、個人が利益を出せる可能性はどんどん低くなっている。そうなるまで約3年といったところだろうか。いずれにしても最後は大手がかっさらっていく。それまでの短い期間で勝負するか、最後は大手になることを想定して、無駄な投資はしないか、または最初から諦めておくことが必要なようだ。

●ビックリ人間   2018.7.15
ネット社会の現在では、世界中のビックリ人間の動画を見ることができる。しかしネットが無い時代には、テレビ局のスタッフが人脈を駆使して世界中を探し回ってきたのではないかと思われる。イギリスからやってきたその青年はジャガイモの皮むきスピード世界一という触れ込みでテレビに登場した。実演するに当たり、比較のために近所の小学校の給食調理員のおばさん二人と同時にスタートした。そしておばさんのほうが勝ってしまったのだ。イギリスからわざわざやってきたその青年は「Youはなにしに日本に来た?」ということになってしまった。しかしオンエアするほうもするほうだ。ラジオが聞こえる男、というのがアメリカからやってきた。この男、頭の中にゲルマニウムラジオ的な魔法の石が入っていて何もしていなくてもラジオが聞こえるというのだ。早速スタジオで実演?してもらった。瞑想にふけるような顔で目をつむったまま時間が過ぎた。司会者が通訳に「聞こえましたか?」と聞く。すると通訳は「今日は聞こえないみたいです」って「Youはなにしに日本に来た!」だ。詐欺または耳鳴りのようであった。

●楽天(2)   2018.7.14
→昨日の続き。楽天に出店しているネットショプのウン%が確実に売り上げを伸ばしている、などというのは嘘八百で、実際には出店しているネットショプのほとんどがまともな利益を出せずにいるというのがもっぱらの噂だ。利益を出しているというのは楽天ブックスや楽天トラベルを含めて、その売り上げを出店者数で割ったというものであり、出店している中小の個人商店の平均だけの数字は公開されていない。売れば売るほど年貢の額が上がっていくため、働けど働けど我が暮らし楽にならざり、~じっとマウスの裏を見る。というはめになる。それでも楽天から脱会すれば全く売れなくなるために、小作人たちは今日も一生懸命働いている。そんな苦労とは裏腹に楽天本社は今年も高額商品を購入している。イニエスタ32億円。

●楽天(1)   2018.7.13
ネットショップをいくら本気で運営してもなかなか利益は出ないのが普通であろう。自前の独自ドメインでGoogleの上位に表示させるのは至難の技である、というかほとんど不可能。かといって楽天に登録すれば上前を楽天に根こそぎ撥ねられる。それでも楽天で利益を出しているサイトも無いことは無い。そのほとんどが一人でやっているところだ。人件費一人分の利益であれば何とかなる。ところが二人分となると赤字になる。このへんのところが実に良く計算されている。一人で頑張れば、最低限食っていけるだけの収益は出せるようにしておくというシステムだ。要するに「百姓は生かさず殺さず」ということだ。→明日へ続く。

●オチ   2018.7.12
オチの無い話はつまらない。オチの無い話は聞いてるほうにとっては「時間を無駄にされた感」だけが残る。話を聞いて欲しければ、普通の話であっても、何とか工夫して、捏造でも、嘘でも良いのでオチを付けたほうが良い。捏造し過ぎて、聞いてる人が予想以上に驚いてしまった場合は「最後の部分は嘘だけど…」と後から加えれば良いだけのことだ。つまらない4コマ漫画を読んでしまった場合の「最初の3コマを読んだ無駄感」だけが残るのと一緒だ。面白くも何ともないお笑い芸人のネタを最後まで聞いてしまったときの喪失感と一緒だ。だから何でも良いので話には必ずオチをつけるように心がけよう。そしてオチのない話に限ってウダウダと長かったりもする。オチは話を短く切り上げるための手段でもある。

●アンドロイド(2)   2018.7.11
→昨日の続き。例えばハエのロボットを作るとする。飛ぶだけではなく「他の有機物を摂取して代謝を行い成長して自分の複製を作る能力がある」ロボットだ。仮に出来たとしても、金属やプラスチックを使ってその機能を満たそうとすれば、学校の教室1部屋分程度の容積が必要となるだろう。当然のことながらその機能を1匹のハエの中に詰め込むことはできないし、無理に詰め込んだその巨大なハエは、飛ぶこともできないただの巨大な化け物だ。自然界の有機物は人工的な無機物に比べて、圧倒的な高機能であるはずだ。だから「皮膚が剥がれて中には精巧にできたメカがびっしりと詰まったアンドロイド」というのは、いかにも嘘くさい子供騙しの演出に見えてくる、そんな時代になってきているのではないかな。

●アンドロイド(1)   2018.7.10
SF映画で人間の皮膚が剥がれて中には精巧にできたメカがびっしりと詰まったアンドロイドだった、などというシーンをよく見かける。だがいい加減メカが人体よりも優れているかのような妄想は、そろそろ止めにしたほうがいいのではないだろうか。生物の定義は「他の有機物を摂取して代謝を行い成長して自分の複製を作る能力がある」ということだ。メカのアンドロイドは、摂取、代謝、成長、複製の制作、のうちのどの機能も備わってはいない。最終的な「作業」の部分でのみ、人より優れているだけの話しである。人間は小さな怪我や病気であれば、内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする恒常性機能があるが、メカのアンドロイドは、一度凹んだ外装はそのまんまである。メカに人間同等の必要な機能を追加しようとすれば、金属やプラスチックを使っていたのでは、容積が天文学的に足りないはずだ。→明日へ続く。

●あのときの苦労は何だったんだろう?   2018.7.09
95=×、98=◯、Me=×、XP=◯、Vista=×、7=◯、8=×、10=◯、というのがWindows代わり番この法則だ。さすがに多くのユーザーはWindows8が出たときに「こいつは順番からしてきっと×だぞ」と感じたはずだ。ここまではっきりしてくると、次期バージョンがどんなに素晴らしいモノであろうが、買い控える人は多くなるのではないか?とはいえ企業や学校などでは業務に差し支えるためにリリースと同時にバージョンアップすることになるだろう。ということで、過去に、社内のコンピューターをWindowsMeやWindowsVistaにバージョンアップしたときの、あのときの苦労は何だったんだろう?その苦労が、その先の人生に活かされるのか、と言うと、そういうものでもないようだし。

●会社は教えてくれない   2018.7.08
とにかく口うるさい課長がいた。何をやるにも一挙手一投足にもんくを付けてくる。あまりに鬱陶しいのでその会社を辞めて、個人事業主となり商売を始めた。口うるさい課長がいない世界は夢のような開放感があった。もう監視されない自由な世界で生きていける!と思いきや、実は、銀行、税務署、そして顧客に厳しく監視されていたのであった。彼らは一挙手一投足にもんくを付けることはない。結果だけを見て「じゃ、店たたんで」と言うだけだ。そして手元に残るのは、「失敗という経験」と「多額のい借金」だ。「会社はいつでも辞められる」との認識が広がり、実際に辞める人も増えている。ただし辞めたあとどうしたらいいのかは会社は教えてくれない。

●応援する   2018.7.07
日本には①巨人ファンと②アンチ巨人と③野球に興味の無い人、がいる。そして①と②は表裏一体で、ひょんなことから入れ替わったりする。政権も同じようなものだ。支持者と反対派がいて、共通しているのは「とにかくネタにして騒いでいたい」というだけで、そのことで己の精神を安定させ「ヒマでやることがない」という日常から脱しようとしているだけだ。何かを応援するというのは、非常にコスパの高い「趣味」であるとも言えよう。ただし政権に関しては③政治に興味の無い人、が放っていくとどんどん増えていく。従って野党の不毛なパフォーマンスも③に歯止めをかけるという意味では一役買ってはいるとも言えよう。

●ルビ   2018.7.06
ウェブページでたまに読みがな(ルビ)がふってあるのを見かけることがある。HTMLタグにもルビというのがあり、<ruby><rb>笑</rb><rt>え</rt></ruby>というように使う。ルビなので当然のことながら文字は小さくなる。元の文字が小さい場合には、さらに小さくなるので読めなくなる。さらにルビを表示するスペースを確保しなければいけないために、ルビの入った行のみ行間が広くまる。さらにこの問題を最小に抑えるためにInternet Explorerではルビとその上の行がくっついて表示されてしまう。従ってこの問題を回避するために、この部分だけに{line-height:200%;}というようなCSSを当てがってあげる必要が出てくる。なので①漢字は読めるようにしておこう!②普通の人が読めない漢字は使わないようにしよう!、ということになる。

●変化を嫌う   2018.7.05
「自分が政治家でいる間は何も事無かったらいいって腰掛けの政治家が多いのでは。そんな人は早く辞めさせたらいい!」とお笑いタレントの「ほんこん」がテレビで言っていた。確かにその通りである。しかしそれは政治家に限ったことではなく一般の会社員や公務員にも言えることである。特に定年まであと1年などという人は、あと1年は何事も無く過ぎて欲しい!と切に願っているはずだ。自分が校長でいる間は…、自分が部長でいる間は…、と思っているはずである。そして人生の残り時間が少なくなってきたであろう人たちは「自分が生きている間は何事も無く時が過ぎて欲しい!」と願っている。だから高齢者になればなるほど変化を嫌うのは当然のことであろう。

●pixiv   2018.7.04
pixivの、2012年1月時点でアカウント数は400万、2014年にユーザー数は1000万人を突破、2018年に登録ユーザーは3000万人突破、となっている。アカウント数とユーザー数と登録ユーザーはどこがどう違うのだろうか。2011年には利用者数が399万人で1人あたりの利用時間はmixiを上回る、となっていた。Facebookとtwitterの登場でmixiが衰退したように、pinterestの登場によってpixivも衰退するのではないか?とも思うのだが、pixivが確実にオタクというユーザー層を取り込んでいる実情を考えれば、しばらくの間は安泰という見方もできるのだが、どうなるのだろうか。この業界は、全く予想と違う結果になることも多いので迂闊なことは言えない。

●Adobe Illustrator   2018.7.03
Microsoft Wordの高度な使い方をした人が言う。「Adobe Illustratorって必要なの?Wordで十分じゃん」しかし本当にそうであるならばIllustratorのシェアはWordに奪われているはずだ。なぜWordではダメかと言うと、①CMYKに対応していない。②フォントのアウトライン化ができない。③ベクターデータではないので色々と不便。などなどだ。Illustratorが自動車とするならばWordは自転車みたいなものだ。Illustratorを使っているDTP職人がWordを使ったときのストレスは「たまったもんじゃない!」であろう。クルマで1時間かかるところにチャリで行こうというのだから。

●消えるInternet Explorer   2018.7.02
ウェブブラウザというのを知らないままパソコンを使っている人は少なくない。だからMicrosoftが2015年に見切ったInternet Explorerであってもそのまま使い続けている人がいるということだ。Windows10で既定のブラウザーを変更しようとすると、プルダウンにはEdge、FireFox、Chrome、Internet Explorerの順で表示される。つまりInternet Explorerは最下位であるとMicrosoft自身が認めているわけだ。といってもウェブブラウザというのを知らないままパソコンを使っている人にとっては既定のブラウザーを変更するという作業は必要ない。大学生100人に聞いてみた「郵便ハガキというものを出したことがある人は手を挙げてみて?」一人も挙手しなかった。「では郵便ハガキが届いたことのある人?」二人手を挙げた。というように誰も使わなくなってから実際に消えるまでにはそれなりの時間を要するということだ。

●ボール回し   2018.7.01
世界中が日本代表のボール回しの話題で盛り上がっている。そもそも引き分けというのがあるからいけないのではないか?テニスも卓球もバスケもバレーボールもアイスホッケーにも引き分けというものは無い。野球も延長11回からはノーアウト1,2塁からスタートすることで引き分けが大幅に減った。そもそもサッカーでもPK戦という決定の仕方も公平とは言い難い。であれば延長戦からお互いのゴールの位置を近づけるとか、オフサイドをOKにするとか、キーパーも手を使ってはいけなくするとか、一度にボールを2つ使ってプレイするとか、フィールドプレイヤーも手を使って良いとかにして点が入りやすくすればいいのではないか?と、こんなことを言うと真面目にサッカーを観ている人から怒られるのだった。

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