2019年9月


●無かったことにする-2   2019.9.30
→昨日の続き。「前川喜平」は文部科学省在職中に売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに頻繁に出入りし、店内で気に入った女性と同席し値段交渉したうえで店外に連れ出していたことがマスコミに報じられた。文部科学省における再就職等規制違反で文部科学事務次官退任させられた以降に、この出会い系バー通いが明るみに出た。そして前川喜平はその事実を「無かったことにする」ために、あえて政権批判をしたり、加計学園問題や朝鮮学校無償化で発言したり、色々なことを発信していき前川喜平という人物のイメージに出来るだけ沢山の他のイメージを上書きしていき、出会い系バー通いのイメージを薄めていき、最終的には完全に「無かったこと」にするのが目的なのではないか?とも思ってしまうのだが、いかがなものだろうか。「すべての子どもが自己の尊厳を自覚し、自己の尊厳の侵害にNOと言えるようになること。いじめ対策・虐待対策においても不可欠」と、取って付けたかのような事を言っていたが、そのことで「出会い系バーで貧困女子の調査」を正当化しようとしていることは、周囲から見ればバレバレであるとも思うのだが。


●無かったことにする-1   2019.9.29
「無かったことにする」行為のほとんどは、本人的には無かったことにしていても、周囲から見ればバレバレの「起こったこと」である。そして起こってしまったという事実を素直に認めれば、その瞬間のちょっとした恥ずかしさだけを我慢すれば済むことだ。しかし起こってしまったことを無理に無かったことにしようとすればするほど、その行為は反感を買い、強く指摘されたり、追求されたり、時には滑稽に映ったりもする。棒に当たった犬も、木から落ちた猿も、そのことを「無かったことにする」という行動はとらないはずである。だから犬も猿も、客観的に見て、その行為はそれ以上に悪い方向にはとられないのであった。→明日へ続く。


●OKが出ない   2019.9.28
ウェブサイトが完成して仮アップしてクライアントにチェックしてもらう。しかし担当者がどうでもいいような細かいところを何度も何度もコメントしてきて、一向にOKが出ない。度重なる修正の末、ついにOKが出た。それにしても10人中10人が気がつかないような細かい部分で、閲覧するブラウザによって変わってしまうであろう些細な部分での修正要求が来る。よほど神経質で拘りの強いオタク系の担当者と思いきや、50歳を過ぎた気の弱そうなオッサンだった。クライアントの会社が色々な事情で断りきれずに中途採用したオッサンとのこと。知識もスキルもやる気も無く、とても重要な仕事は任せられない、ということでウェブサイトのチェックという仕事を任されたらしい。そのオッサンにとってはウェブサイトのチェックが終わってしまうと次の仕事が与えてもらえないということが分かっていたので、ウェブサイトのチェックを出来るだけ長引かせたかったのだ。そして「仕事をしている感」と「オレは忙しい感」を周囲にアピールしたかったのであった。


●QRコード(2)   2019.9.27
→昨日の続き。ではなぜオープンソースにしたかというと、当時デンソーの開発部門はバーコードの読み取り機(スキャナー)を開発しており、QRコード自体ではなくスキャナーで利益を出そうとしたとのこと。そのためには、技術をオープンソース化して、QRコードをより広く普及させる必要があったとのことだ。ということでもはや世界中に普及したQRコードであり、旧メディアであるテレビ局が放送画面上に提示することが一般化している。普通の人であれば「これは便利」と思うはずであるのだが、実は日本でも高齢者の多くが未だに「QRコードを知らない」という事実もある。従って旧メディアであるテレビの画面に出したところで一日中テレビを見ている高齢者にとっては「何のこっちゃ?」なのであり、それを説明したところで「そういう難しいことはワシはやらん!」となる。若者が思っている以上に高齢者はQRコードを知らないのだ。ということで、テレビのQRコードを読み取ってその情報を見る人ってどのくらいいるのだろうか?という疑問も生じる。そもそも情報を可視化するのはテレビの役割であると思うのだが。


●QRコード(1)   2019.9.26
QRコードは1994年に自動車部品メーカーであるデンソーの開発部門(現在は分離しデンソーウェーブ)が発明したマトリックス型二次元コードだ。トヨタ生産方式「カンバン」において、自動車部品工場や配送センター等での利用を念頭に開発された。しかし、誤り検出訂正の能力が高く、また、オープンソースとされたことから、トヨタのサプライチェーンの範囲から飛び出して独り歩きを始め、現在では日本に限らず世界に広く普及している。例えば、発明時には民間においてインターネットおよびスマートフォンが普及していなかったが、それらを用いる「QR決済」が現在、国によっては主要な電子決済の地位を占めるようになり、発明から四半世紀経ってフィンテック(金融技術)を支える技術の1つとなっている。日本国内では、テレビ局が放送画面上にQRコードを提示して、自らのメディアであるテレビ放送とは異なるメディアのインターネットに誘う手法、あるいは、雑誌などの紙媒体にQRコードを提示してインターネットに誘う手法もしばしば見られ、旧来のメディアと新しいメディアのインターネットとの融合に用いれる例も多い。→明日へ続く。


●ぐずぐず   2019.9.25
ぐずぐずぐずぐずと悩み事を言っている人。あまりにぐずぐず言うので、いくつかアドバイスをする。するとそのアドバイスに対して、それができない理由をまたぐずぐずぐずぐずと説明する。では何がしたくてどういう結果を求めているのか?と聞いて見ると、それが分かれば苦労しないという旨のことをまたぐずぐずぐずぐずと説明する。要するにぐずぐずぐずぐず言いながら少しずつ自分の頭の中を整理して、色々なわだかまりやストレスを発散しているのだ。ぐずぐずは怪我が治っていく過程で出てくる膿のようなものなのだ。しかし膿より始末が悪いのは、ぐずぐずはそれを聞いてあげる人がいないといけないということだ。


●蝶   2019.9.24
蝶は美しい昆虫で蛾はキモい昆虫というのが一般的な日本人のイメージであろう。では海外はというと、蝶と蛾を区別していない国もあるとのこと。実際に日本人でも蝶と蛾の違いを正確に説明できる人は少ないだろう。①蛾は胴体が太い。②蛾は羽を開いてとまる。③蛾は夜行性である。④蛾は触角の幅が広い。などがあるが、全てが該当するわけではなく例外も多い。従ってセセリチョウやルリタテハなども蛾だと思っている人も多い。いずれにしても蝶も蛾もその幼虫はキモいものが多い。(以下閲覧注意!)蛾の幼虫でキモいランキングは③イラガ。②クロメンガタスズメ。①シャチホコガ。 蝶では②ルリタテハ。①キアゲハ。といったところだろうか。いずれも日本で比較的身近に見られる幼虫たちである。


●ゼロ   2019.9.23
糖質0%という食品。本当に0%なのだろうか?もしかすると0.01%なのだが端数を切り捨てて0%と言っているのではないか。99.9%除菌という洗剤。こちらは100%と書くと「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」で禁止されている。であれば糖質0%という食品も正確な数値を表示すべきではないのか。支持率0%という政党がある。でも実際には0.45%とかの支持があるものを四捨五入して「ゼロ」と言っているのだろう。そもそも「ゼロ」は「無い」という意味なのだから、端数を切り捨てたり四捨五入したりしていいのか?という疑問も湧いてくる。しかし時刻では24時を0時とも言う。「ゼロ」が他の正数と全く同じ扱いとなっている。従って、全く無いという意味の「ゼロ」と、「1」の前の数値の「ゼロ」は別扱いにすべきであろう。ゼロ金利、ゼロ回答、ゼロ円、などは前者であり、ごみゼロ運動、交通事故ゼロ、TOKYO ZEROキャンペーン、心配ゼロキャンペーン、などは後者になる。特にごみゼロ運動は実際にゼロになるまでの道のりは果てしなく長いように思える。


●将来何になりたい?   2019.9.22
小学生に「将来何になりたい?」という質問をすると、スポーツ選手、学校の先生、ケーキ屋さん、などが上位を占める。どうってことはない、彼らは知っている職業を答えているだけだ。そしてその裏の世界も知らない。一流のスポーツ選手になるには、尋常ではない競争を勝ち抜かなければいけない。学校の先生は職員室内のイジメに耐えモンスターペアレントへの対応で胃に穴が開く思いをしている。ケーキ屋さんは売り上げの減少や優秀なパティシエなどの人材の確保と後継者がいないことで頭の痛い毎日を送っている。しかし高校生に「将来何になりたい?」と聞くと、やはりトップは「教師」だそうだ。高校生と言えども所詮は子ども。表面的な部分しか見えていないのだろう。ところが高校生での2位は「公務員」なのだそうだ。難易度や適正や給料ややり甲斐は別にして、早くも「安定」を求めているようでもある。


●立ち直れないままになってしまう子供   2019.9.21
教育とは勉強を教えることではなく、人を育てることだ。人を育てるという目的があって、その手法として勉強を教えるというわけだ。もちろん勉強で良い点数がとれなくてもいいのであって、むしろ、そこからどう挽回していくか、どうリベンジするかを考えることで人は育っていく。最初から良い点数を安定してとっている子供は、一度つまづくと挽回する方法を知らないからすぐに立ち直れない。つまづくタイミングが遅ければ遅いほど立ち直るための時間が必要だ。そして遅すぎて手遅れになり一生立ち直れないままになってしまう子供もいる。つまり、常に目の前の成果だけを求めていてはいけないということだ。


●プルート   2019.9.20
プルートは ローマ神話において冥府(冥土のこと)を司る神。ディズニーではミッキーの愛犬。鉄腕アトムでは地上最大の敵ロボット。また鉄腕アトムをモチーフとする浦沢直樹の漫画のタイトルもPLUTO(プルート)。美少女戦士セーラームーンのセーラープルートは冥王せつな。ということで基本的には冥王星という意味。冥王星は1930年、天王星は1781年、海王星は1846年に発見された。すでに原子番号92のウラニウム、93のネプツニウム、が天王星、海王星に因んで命名されていたため、新たに発見された原子番号94の元素がプルトニウムと命名された。ウラニウム、ネプツニウム、プルトニウムは元素名で、天王星、海王星、冥王星のそれぞれの英語はウラナス(Uranus)、ネプチューン(Neptune)、プルート(Pluto)となる。7つの惑星(または神々の名)を決まった順序に並べて規則的に巡回させる「週・曜日」は、すでにそのものが古代バビロニアの粘土板に書かれていたそうがだ、この時のは未だ冥王星、天王星、海王星は発見されていなかった。もし発見されていたならば1週間は10日間になってしまっていたかもしれない。


●強行突破   2019.8.19
過去の経緯を完全に無視して、今の瞬間に、何を要求したり何を指摘したり何を攻撃すれば自分にとって有利になるのか?ということだけを考えて発言、行動する人がいる。「あなたが〇〇と言ったじゃないですか?」と指摘すると「あれは勢いで言っただけだ!」と。「ちゃんとここに書いてあるじゃないですか」と指摘すると「書いてあるかもしれないが実際はそうはいかない場合もある!」といった具合だ。いざとなったらいかに理不尽であっても、そんなことは関係なく強引に強行突破するような昭和の社長タイプのような人は、まだ日本にもいる。隣の国にはもっと多いようでもあるが。


●お話し   2019.9.18
昔の同じ話を何度も何度もする人。「ま〜た始まったぁ」とか思っていい加減に聞き流してはいけない。注意深く聞いていると、話の内容が毎回少しづつ変わっていることに気づくはずだ。例えば50年前の話を何度もする場合、毎回毎回50年前を思い出しているのではなく、最後に話した時の内容を思い出して、そこに上書きするようなかたちで話しているそうだ。最後に話した時の内容といっても、それを100%覚えているわけではないので、話すたびに少しづつ違ってくる。だから同じ出来事であっても、20年前に話した30年前の話と、昨日話した50年前の話ではだいぶ違ってきている。そして何度も話すうちに、ウケた部分には尾びれ背びれが付き、ウケなかった部分は省略されていき、「お話し」のクオリティは上がっていくのであった。


●テレビは終わり   2019.9.17
2010年、あるテレビ番組の取材で制作会社のADが一人でビデオカメラを持ってやってきた。仕事場を撮影して、作者のコメントを放映するとのことであったが、その若いADは撮影の傍ら「もうテレビって終わりなんすよね」としきりに言っていた。おいおいテレビに関わっている人間が、そんなこと取材先で言っちゃっていいのかよ?と、思ったのだが、もはやテレビが斜陽産業であるっていうことは多くの国民の周知の事実であり、今さら禁句にする必要もなかったのであろう。というのが9年前のハナシだ。しかしそれにしてはよく保っているものである。ただし旧メディアとしての位置付けは確実なものになりつつもあるようだ。2020オリパラが終わると同時に急速にシュリンクしていくようにも思うのだが、どうなのだろうか?それとも高齢者が高齢者として生き続ける限り、当面の間は大丈夫のようにも思えるのだが、どうなのだろうか?


●アプリ   2019.9.12
例えばメールソフトはメーラー、メールクライアント、メールアプリなどと呼ばれる場合もある。しかしGmailはいずれにも該当しない。フリーメールサービスというのが正しいようだ。ただしこのへんは一般の人にはなかなか難解であろう。まずOSがあってクロームというアプリがあって、そのクロームによって使われるサービスがGmailである。と、説明したところでOS、クローム、アプリという単語の意味が分からない。OSはコンピューターの基本的なプログラムでOSが入っていないとコンピューターは動かない。WindowsというのはOSのことである。OSに後からひっついているのがアプリである。アプリはアプリ単体では動かず、必ずOSが必要である。アプリはアップリケと同じ意味で、後からひっつけて使うものである。と、このへんまで説明すると、やっと何となくイメージできるようになるようだ。※出張のため次回更新は9月17日になります。


●相手にされない人   2019.9.11
明確な序列や役職がない任意団体やサークル的な集まりでは、くっだらない理由でのいざこざやいじめが多発する。きちんとした序列や命令系統が確立した組織の中で序列が低かった人間が、うだつの上がらない不自由な立場での憂さ晴らしに明確な序列がない組織の中で自己中でワガママな発言や行動をするためである。歳上というだけで他人に命令したり指図するようになり、そのことが反感を招き他のメンバーからいじめを受けるようになる。結局、一悶着、二悶着あった末、その人間は組織を去ることになる。そして去った人間は、自己中やワガママがより通じやすい次なる団体を求めて彷徨うのであった。家族にすら相手にされないので、新しい居場所を求めて彷徨い続けているということだ。


●モードを切り替えるのはめんどくさい   2019.9.10
自宅または勤務先で常時パソコンの前に座っている人はウェブサイトをパソコン画面でしか見ない。逆に外回りや接客で目の前に常時パソコンが無い人はスマホしか見ない。後者であっても7割りが外回り、3割がデスクワークという人もパソコンでウェブサイトを見ない。目の前にパソコンがあるにもかかわらずスマホ画面をこちょこちょといじっている。ようするに2種類のデバイスを使い分けるためには、使い分けるたびに頭の中のモードを切り替えなければいけないのでめんどくさいのだ。だからトラックの運ちゃんは近所のコンビニにもトラックで行くし、自転車乗りは相模湖にも自転車で行くのだ。


●キャンバスプリント(2)   2019.9.09
→昨日の続き。そもそも油彩画などのファインアートは、作者と作品の対話を楽しむものである。対話というのは作品が完成に至るまでの過程での、作者の感情や心境の変化を、作品とのやりとりに例えたものだ。従って作品はあくまでも、そのやりとりを楽しんだことで発生した副産物であり、十分なやりとりを楽しんだとすれば、結果的に「作品」は無くても良いものなのだろう。しかしキャンバスプリントに否定的な油彩画作家に限って「作品」にこだわる。展覧会で多くの人に絶賛されることも夢見ていて、あわよくば高額で絵が売れることを望んでいる。だったらキャンバスプリントでいいんじゃないか?とも思うのだが。


●キャンバスプリント(1)   2019.9.08
キャンバスプリントはキャンバスに印刷をしてくれるネット上のサービスだ。インテリア、トートバック、アートパネルに等が宣伝文句になっているが、実は油彩画の下描きとしての用途もある。ラフスケッチをキャンパスに手作業で写すというのは実は楽な作業では無い。ラフスケッチとキャンバスの双方に碁盤目を描いたり、全て目測で写す方法等があるが、いずれにしても手間のかかる作業である。従ってラフスケッチをデータにしてキャンバスに印刷すればこの作業が省けるわけだ。ついでに大雑把に色を付けておく、CGで完成に近い状態に仕上げておいて、最後に油彩で加筆して完成させるということもできるわけだ。しかしこの方法を説明すると、大抵の油彩画作家は怪訝そうな顔をする。自分が習得してきたものが否定される、覆される、ような気分になるのかもしれない。そして「私はそういうのは好きじゃない」と口を揃える。→明日へ続く。


●京急踏切事故   2019.9.07
京急は広軌を採用していて先頭車両がモーターを積んでいるためにスピードが出る。JRとほぼ平行しているために、より早くより安くしないと客が乗らなくなる。だから人口密集地の踏切を時速120kmで通過する。と、このこと自体が「あっぶねー…」ような気がする。その人口密集地もこれからは人口が減っていき、鉄道の利用者も少なくなっていくはずだ。ということは京急(に限らずJRと平行している私鉄)は、収益の減少を利便性を改善することで補っていかなければならない。そもそも人口が減っていくところに鉄道が2本必要か?ということになるのではないかな。


●集中力   2019.9.06
小学校の授業は1コマ45分、高校は50分、これが大学になると急に90分に増える。大学1年生が60分を過ぎたあたりから、明らかに集中力がキレ始めるのも理解できる。そもそも人間の集中力というのは15分程度が限界らしい。だからドラえもんは1話15分でサザエさんは10分なのだ。15分程度で一旦休憩を入れないと集中力が続かないのだ。だから小学校でも大学でも、15分ごとに授業の内容に展開や変化を織り交ぜるべきなのだろう。同じようなコトをだらだらと起伏なく喋っているのを聞くのは実際に辛いのだ。だから会社の会議でも15分ごとに5分程度のブレイクを入れたほうが生産性が高くなるらしい。3分ごとに1分のブレイクを入れるからボクシングの試合は面白くなるのだ。


●ペットと飼い主   2019.9.05
犬を散歩に連れ出すと、間違いなく他の犬の散歩と遭遇する。むちゃくちゃ飼い犬の数は多い。ペットフード協会の推測(5万人以上から得られた回答を基に飼育数を推計)では、全国の飼い犬は892万匹、飼い猫は952万匹だそうだが、実際の数はもっともっと多いだろう。ペットが増えることで色々な問題が発生する。特に飼い主が高齢になると、体力の衰えから世話ができなくなる、 認知症になりエサをやったか忘れる、などがある。そしてペットが先に亡くなることで元気をなくしたり、ペットを大事にするあまり自分の健康問題が後回しになる、などの問題もある。もちろん飼い主が先に亡くなった場合にはペットも存続の危機に陥る。そして生き延びるために死んだ飼い主の死体を食べてしまう。ところがエサが出したままの状態であっても先に死体のほうを食べるという事例も少なくないそうだ。犬も猫も元々は野生の生物なのだから仕方のないことだろう。


●怪しいメール   2019.9.04
これはLINEを装った詐欺メールだ。LINEのロゴマークがどこにも見当たらない、とか日本語がヘンだ、などという詐欺メールの要因は既にいくつかある。ただし詐欺メールであることを確証するには「LINEアカウントへログイン」のボタンをオンマウスすることで分かる。オンマウスするとリンク先のURLが表示され、これをよく見ると「http://」から始まっている。つまり暗号化されていない(セキュリティが保護されていない)ということだ。この段階で怪しいと思わなければいけない。しかしこういったURLの全てが暗号化されているとは限らない。そこで「http://」の次の「116.206.177.167/」の部分であるが、これは「IPアドレス」であり、ドメイン名を登録していないサーバー(つまりいつでも撤収できる)ということだ。LINEの正式なサーバーであれば、ここが数字ではなく「https://linecorp.com/ja/~」「https://line.me/ja/~」など「line」という文字列が必ず含まれているはずだ。ということで詐欺メールであるという条件は整った。だからどうするって迷惑メールフォルダにポイするだけのことだ。道に落ちてたゴミをゴミ箱にポイするのと同じに。


●世襲   2019.9.03
やらなければいけない仕事を全部やろうとすると、膨大な仕事量になってしまう。だから仕事の一部は自分でやらずに他人に任せるようにする。しかしそれでもやらなければいけない仕事を一人で全部行うことはできない。仕事とはそういうもんである。だから手抜きやサボりも必要なわけだ。しかし「どこで手抜きをするか?」「いつサボるか?」ということは普通はなかなか分からない。そこを間違えるとタイヘンなことになってしまうので、とりあえず仕事を全部やろうとする。「どこで手抜きをするか?」「いつサボるか?」を後継者に教えてあげるのは先輩や上司の役割であるはずだ。企業や公務員であれば身近な先輩や上司がいるから良いのだが政治家の場合はいない。だから世襲、つまり親が子にそういう部分を伝えるということになる。そして世襲ではない若い政治家が色々と問題を起こすようになる。彼らは、やらなければいけない仕事を全部一人でやろうとしたためにパンクしているのであろう。


●16進法   2019.9.02
HTMLで色の表現には16進法を使う。赤であれば#ff0000、青は#0000ffといった具合にだ。そしてこの16進数の表記が一般化しているのであるが、もう一つ10進法の表記方法もある。赤であればrgb(255,0,0)、青はrgb(0,0,255)というやつだ。10進法は古いやり方で16進法が新しいやる方と思っていたところが、最近のソースを見ると10進法の表記が増えているようだ。その理由の1つはスマホ対応。もう一つがalphaが加わり、rgba()となったものである。alphaは色の透明度を表すが、どの道そこで指定した色は16進数でも表すことができるのだが、同じ色に透明度を追加したほうが作業が早いというメリットもあるし、rgba()のほうがソースから色がイメージしやすい。というか16進数は普通の人には馴染みが薄く色のイメージも湧きにくい。近いうちに10進法が16進法を凌駕する日が来るように思える。人間の指が10本である限りは。


●ゴキブリ   2019.9.01
自然界に生存する生物は、必ず生態系の中で何らかの役割を持っている。組織の中で何の役割も持っていない個体が必ず存在する「人間」といっしょにしてはいけない。例えば「ゴキブリ」は森林の中では、さまざまな生きもののエサとなったり、動物や植物の死がいを食べて土に還す役割を果たすことで生態系を支えている。またその生命力の強さのため、世界中で実験に使われていて、海外では食用、薬用、観賞用としても使われているとのこと。しかし何と言っても貢献度が高いのは、アース製薬、KINCHO、フマキラーなどの屋台骨を支えていることであろう。



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