2020年8月



●夏休みの宿題   2020.8.31
「何年間も撮り溜めた膨大な数のスマホの中の写真をどうにかしたい」のだそうだ。どうにかするってどうするんだよ?と聞くと「すぐに見られるようにしたい」のだそうだ。「今でもスマホですぐに見られるんでしょ?」と聞くと「沢山ありすぎてすぐには見つからなくなってきた」のだそうだ。では①ウェブにアップする、②DVDに焼く、③パソコンで見られるようにする、のどれにしたいの?と聞くと「分からない」のだそうだ。写真は撮ったあとにその度に整理しておかないと、こうなることは想像つくでしょ?ってことだ。確定申告の直前になって1年間の領収書の束を商工会に持ってきて「何とかしてくれー!」という人が今でもいるというハナシを思い出した。夏休みの宿題は夏休み中に終わらせておかないと、大人になってからこんな大人になってしまう。ということを今のうちに子供たちに教えておいたほうが良いという例でもある。


●SSL   2020.8.30
「http://」が「保護されていません」と警告が表示されるようになったのは2018年7月からで、今では既に多くのサイトが「https://」になっている。しかし一方で企業であるにもかかわらず「http://」のままのところも少なからずある。 URLの入力窓に「保護されていません」と警告が表示されることを気づいてない一般利用者も多く存在することも事実だろう。昨年大学の授業でwebの授業を履修している1年生に聞いてみたところ、誰もこのことを知らなかったというのも事実だ。既に2年経過しているのに気がついてない人がいかに多いか?ということになる。 2018年7月に保護されていません」と警告が表示されるようになった直後は「http://ではGoogleの検索に出てこなくなる」「Googleに見放される!」とか噂が飛び交ったが、今でもhttp://でもちゃんとGoogleの検索結果にに出てくる。これはhttp://でも有用で客観的に価値のあるサイトが排除されるのを防ぐため、といったような事情もあるはずだ。「http://」だからと言って慌てることも焦ることもアクセスが減るということも心配することもない。世の中に多く存在する「気がつかなければ心配ない」の事象の一つである。


●頭の良い人   2020.8.29
頭の良い人の傾向として「すぐに他人の間違いを指摘してしまう」というのがある。人の会話の中では普通に1つや2つの言い間違い、思い違い、勘違い、記憶違いなどがある。それをいちいち指摘していてはキリがないしコミュニケーションが成り立たない。ところが「頭の良い人」はそんな間違いをすぐに発見して指摘してしまう。そして間髪を入れずに正しい答えを曰う。だからウザがられ、相手にされなくなり、最後はイジめられる。そして「自分は相手の間違いを正すという正当な行為を行ったにもかかわらずなぜイジめられるのか?」ということが理解できない。理解しようと理屈で考えるから理解できないのであった。


●SMS   2020.8.28
毎日新聞と社会調査研究センターが実施した全国世論調査では、携帯ショートメール調査の回答者735人を対象に「野党に対するあなたのご意見を自由にお書きください」との問いを設けた。何らかの回答を書き込んだのは529人。「与党の揚げ足取りばかり」「批判するだけで対案を示さない」といった趣旨のコメントが並ぶ。とのことであったのだが、興味深いのは携帯ショートメールを利用したという点だ。携帯ショートメール(以下SMS)は「緊急連絡なら未読無視をしないSMSが良い」「絶対に見て欲しい」「早めに確認して欲しい」「より多くの人に送れるツールを使いたい」ということで利用する人は多い。またLINEやSNSやメールは使えないがSMSだけは使えるという人も少なくない。そういう意味では年齢や性別などの違いによって偏りが出にくい世論調査方法だろう。これまで多く使われてきた「RDD方式」では、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて番号を作り、電話をかけて調査する方法であった。しかしこれでは見知らぬ番号からの電話に出るのは高齢者ばかりで、知らない番号からの電話には出ない若者の意見は反映されにくかったはずである。そういう意味ではSMSによる世論調査は画期的であろう。「野党に対するあなたのご意見を自由にお書きください」との問いについては、まあ、そんなもんだろ。って感じかな。


●すごいね   2020.8.27
多くの人は「すごいね!」と言われたいと思っている。しかし本当に「すごいね!」と言われたいのであれば、人並み以上の努力をして、多くの人と試合って勝ち抜いて何らかの結果を出さなければ本当の意味での「すごいね!」とは言われない。ところが多くの人は戦わずして「すごいね!」と言われたいと思っている。そしてその多くの人は戦って敗北するのが怖くて戦おうとしない。しかし「すごいね!」と言われたいと思っている。ところがFacebookの「いいね!」ボタンの中に「すごいね」という選択肢があり、大して凄くないことでも「すごいね」と評価できるようにもなってしまった。そもそも「凄い」というのは「ぞっとするほど恐ろしい」または「恐ろしくなるほどすぐれている」または「程度がはなはだしい」という意味であり、世の中にそうそう「凄い」ことなどはスゲー珍しいのであった。


●飲食店   2020.8.26
コロナ渦の中で飲食店は大きなダメージを受けているという印象が強い。確かに閉店や倒産に追い込まれる店も多いのだが、これを機に売り上げを伸ばしている店もある。自治体が独自で提供している地域振興クーポン券のようなものが各地で利用できるようになっている。すると「家の近くにあったこんな店、今まで入る機会はなかったがクーポン券が使えるということで入ってみたら意外にも美味かった」というケースが多くあり、それがリアル(ネットではなく)な口コミで広がって、いつ行ってもほぼ満席なのだそうだ。コロナ前より売り上げが伸びているとのこと。コロナによって不味い店は淘汰され、上手い店は生き残るという現象が起き始めているようだ。「ぐるなび」や「食べログ」の☆の数などはあてにしてはいけないようだ。


●顔   2020.8.25
マスクをしていると誰だか分からないので困る、なんて言っている人がいる。しかし人類は服を着た時点でかなり誰だか分かりずらくなっている。裸であれば体型や体毛の量、乳首の色や大きさ、体の傷の位置など個体を判別できる情報量は顔だけより多かったはずだ。人間以外の哺乳類で個体を判別する場合にそれは顔だけではないはず。服を着た時点で個体を判別できる情報量は大きく制限されているわけだからマスクぐらいはどうってことはない。そもそもこれだけSNSが発展してきて匿名であってもコミュニケーションはできる世の中になってきている。Zoomに参加しても最後までビデオをOFFでも問題はない。メールやチャットでも特に顔を見せる必要はなくなっている。人類総顔無し状態になりつつあるのかもしれない。


●確認用ブラウザ   2020.8.24
GoogleChromeの優れた点は何と言っても外国語から日本語の翻訳機能、それとモバイルデバイス用のエミュレーター機能であろう。この2点だけでも他のブラウザを標準にする理由は見当たらない。強いていえばBraveBrowserのYouTube広告カット機能であろう。ただしYouTubeを見る場合は快適なのだが、一般のページに埋め込まれたYouTube動画はうまく再生できないこともあるようだ。ということでやはりChromeということになるのだが、ごく稀にWindows標準でデザインしたcssがMacOSでボールド指示のフォントが標準になってしまうことがある。font-familyの指示がMacOSでは反映されないために起こる現象なのであろう。どうってことはないが制作側からすれば致命的である。ということでデザインしたページの確認用にFireFoxを使おうとしたのだが、掲載のテキストを音声確認しようとするとaltタグをスルーしてしまうことが分かった。ということで特定のサイトの更新作業のみ確認用ブラウザにはSafariを使っているという、極めてマイナーなお話しでした。


●web制作費用   2020.8.23
どんなに親しく贔屓にされているクライアントであっても、必ず1度や2度は他の業者に見積もりを依頼しているはずである。こちらが作ったサイトのURLをメールして「これと同じのおいくら万円でできる?」という具合にだ。そしてそこで提示されてきた見積もり価格の高さにびっくりするということになる。web制作などというものは価格があってないようなものだ。見ず知らずの人からいきなり見積もり依頼が来た場合にはそれなりに高い価格を提示せざるを得ない。何度も何度も執拗に修正を要求してくるかもしれないし、全く資料を出さないで丸投げするヤツかもしれないし、有り得ない納期を強要してくるヤツかもしれないし、制作不可能なおとぎの国のデザインを要求してくるヤツかもしれないのだ。だからそこで消耗する手間を考慮し十分なバッファーを持たせておかないといけない。ということでとりあえず初回はびっくりするような価格を提示することになる。それで受注できればラッキィ〜、というだけのことだ。


●顔出し   2020.8.22
Zoomの参加者の顔がたくさん写っている画像をよく見かけるが、実際のオンライン授業ではホスト(先生)側が強制しない限りは生徒が自分の顔を公開することは無い。顔の映像が無いとちゃんと聞いているのかどうか分からずホストとしては甚だ不安ではあるのだが、ちゃんと説明した内容通りの課題は提出されてくるし質問はチャットでしてくる。顔出しでは授業中に席を外すことはできないし居眠りやあくびもできない。そんな状態が半日続くのは確かにキツい。逆に言うと、顔出ししないでのZoomの参加はかなりのストレスの軽減になる。しかし「席を外したり居眠りやあくびを容認」するの?という疑問もあるかもしれない。答えは「容認する」である。理由は「聞いてない」ことでのマイナスがダイレクトに自分に跳ね返ってぅることが実感できる。ということと「生徒間の私語ができない」ということだけでも大きなプラスであるからだ。


●デスクトップ動画   2020.8.21
TV会議の普及とともに需要が増えているのが「PCのデスクトップ画面を動画で保存できる」アプリだ。まずFilmora9となるのがだ、機能が充実していて使いやすいのだが、無料バージョンでは動画の真ん中に「Filmora9」という文字が表示され有料版にするまでこの表示を消すことができない。つまり無料バージョンは使えないということになる。Adobe Captivateは良さそうな感じなのだが4,100円 /月(税別)のサブスクリプションで今のところAdobe Captivateには含まれていない。そこまでカネをかけてまで購入はしない。他にも色々とあるようだが、結局のところQuickTime10がAppleが本腰を入れて作っただけのことはあり、軽いし、起動時間が短く、シンプルで使いやすいということが分かってきた。とはいってもQuickTime10は「デスクトップ画面を動画で保存」するだけで他に動画編集アプリは必要になる。まあ考えてみれば動画というのは1秒間に30枚の静止画を連続して表示するわけであり、そんなに簡単でタダで満足できるアプリが、すぐに出来るわけでもないのだろう。


●ジィさんは川面を眺める   2020.8.20
天気の良い日に河原には意味なく川面をじいっと眺めているジィさんをよく見かける。なぜジィさんなのだろか?バァさんは川面を眺めていないし、おっさんや若者も川面を眺めていない。集中豪雨のときに川の様子を見に行ってそのまま川に流されて死んでしまうのもジィさんである。なぜジィさんは川面を眺めてるのだろうか?自分もジイさんになれば分かるのだろうか。いや、きっと「そんなこたぁ分かんねぇ」と川面をじいっと眺めながら答えるのであろう。


●素人の写真愛好家   2020.8.19
どんな制作物でも制作物を作ったと同時にその制作物の制作者に著作権が発生する。つまり作者は作った瞬間に著作権で保護されるということになる。この理論を無理やり写真というものに当てはめて、写真は撮影した瞬間に著作権は撮影者のものとなる、というふうに解釈している特に素人の写真愛好家も多いようだ。しかし公益社団法人日本写真家協会によると「写真の著作物」として「技術的に苦心したものであっても創作的に表現していなければ著作物として保護されません」となっている。考えてみれば当たり前の話で1/250秒で1年かけて描いた絵画と同じ権利が与えられるというのはおかしなことだ。ではどこまでが創作的な表現かと言うと、これまた素人の写真愛好家が誰でも撮れるような普通の写真であるにもかかわらず「決定的な瞬間を撮影した創作的な表現である」と勝手に思い込んで、撮影された人の承諾も得ずに(肖像権を完全に無視して)地域の写真展に出品したりもしているんだな、これが。


●JQuery Mobile   2020.8.18
JQuery Mobileで作ったページを全面的にhtmlで作り直した。Mobileといっているのだがスマホ画面がなかなか思うように動かなかった。まず特定のJavaScriptが正しく動かない。cssも正しく作用しない箇所がある。なぜかパソコン用では完璧なのだがスマホ用がダメなのだ。スマホ用はブラウザの種類も多いし、Androidのモデルは機種数も多く、全ての環境ではチェックしていられないし、iOSのSafariとChromeで不具合が出ているということは他の環境でも不具合で出ているはずだ。どんなツールでもそうなのだが、使う以上は全部そのツールで作らないと色々と想定外の問題が発生する。htmlとのハイブリットな作り方なんかをして不具合が発生した場合、開発者側も想定外であり、特異なケースなのでネット上にも解決策は見当たらない。かつて全盛だったFLASHが衰退したようにツールの流行り廃りも激しい。いずれにしても直打ちHTMLをできるだけ極めておきたいものだが、その道のりも長いのであった。


●マンネリ   2020.8.17
マンネリはマンネリズムの略であり日本語ではこれに「化」をつけてマンネリ化と呼ぶことが多い。マンネリズムとは、芸術や文学などの型にはまった様式や、態度や様式への固執といった意味で、これを恋愛に当てはめて「変化がなく飽きがきている、一緒に過ごす時間に刺激が少ないことにつまらなさを感じている」というパートナーへの不満感情を表す状態として使われるようになったとのこと。これが芸術、文学、恋愛だけでなく、世に存在する多くの事象で使われるようになり、その多くの事象の多くがマンネリ化しているのではないか?とも思われる。実際に特定の事業を何年も連続して続けていると必ずマンネリ化してくる。会合などでも「出席しなくても決まることは同じ」「どうせ結果は見えている」という機運が高まり刺激が無く盛り上がりに欠けるようになるのだ。これを防ぐために人事の移動というものが定期的に行われるようになる。ただしパートナー間での人事移動だけは離婚、再婚という違った呼び方になる。


●コロナ後の世界   2020.8.16
コロナ後の世界がどうなるのか?は多くの人が知りたいテーマだ。そしてまだまだコロナ禍が続く中で「コロナ後の世界」的なタイトルの書籍が多く販売され、「コロナ後の世界」的テーマの講演や座談会、対談などが至る所で開催されている。確かにコロナ後の世界がどうなるのか?は多くの人が知りたいテーマであるのだが、どうなるのかは誰にも分からないはずである。なんせ人類が誰も経験したことのない出来事であり、野球に例えれば2回の裏を終わって3対3の試合が、最後に何対何でどちらが勝つのかを予想するようなものだ。ついでに9回で決着がつくのか、延長戦になるのか、またその延長戦が何回まで続くのかは誰にも分からない。ということは現時点での「コロナ後の世界」の予想の大半は「ハズレ」になるはずだ。「toto」を買った多くの人が「ハズレ」となるように。


●miniSD   2020.8.15
「ミニ」でググると最初に出てくるのは「ミニクーパー」次に「ミニオンズ」といったところ。しかし最近のミニクーパーは何だか筋肉質でミニというほど可愛くない。もっとも「ミニバン」はヴォクシーやセレナのことで、日本の道を走るには決してミニという感じはしない。そもそもミニはミニマム(最低限の)という意味なので、時代とともに最低限がゴージャスになってくるのは仕方のないことだろう。しかしそうなるとミニよりもさらに小さいものも求められてくる。それが「ミクロ」または「マイクロ」ということにもなろう。ということでmicroSDというSDカードの規格があるのだが、不幸にしてmicroSDの前にminiSDという規格があったのだが、あまり使われないうちにmicroSDが登場した。というわけで今でもmicroSDのことをminiSDと呼んでいる人も少なくなくその場合のほとんどはmicroSDのことなのであるが、本当のminiSDのケースが無いとも言えない。miniSDカードは2003年に登場し、2006年には一時、SDメモリーカードの売り上げの半分以上がこのminiSDになった。その後はより小型化されたmicroSDカードへの移行が進み、2007年にはほとんどの端末にmicroSDカードが採用されるようになり、2008年頃にはminiSDカードの販売数は減少に転じた。そしてminiSDは5年という最低限の生涯を終えることになった。


●ヘンな客   2020.8.14
お店が繁盛してくると客が増えてくる。客が増えてくると中には必ずヘンな客も紛れ込む。それはクレマーかもしれないし偏執狂かもしれない。いずれにしても迷惑で招かれざる客だ。これはいくら注意していても必ず起こる出来事だ。リアル店舗であればそういった客と対面して対応しなければいけないので体力も精神も消耗する。ネットショップではメールやSNSでの対応となり、リアル店舗よりも執拗でしぶとく諦めない場合が多く精神的な消耗も多い。ということで「客が増えてくると中には必ずヘンな客も紛れ込む」をしっかりと念頭において覚悟をしておく必要があるだろう。売り上げが伸びていることだけで喜んで油断していてはいけない。ヘンな客はよほど恵まれない環境で育って精神が歪んでしまったか、よほど辛い出来事があって精神を病んでしまったか、そもそも精神的な疾患がある人であったりもする。そう考えると可愛そうにも思えてくるが、だからといって同情の余地は無い。


●アップロードするメディアの上限   2020.8.13
WordPressでアップロードするメディアの上限を変更するために久々に手間取った。ネットで調べると①php.iniでの設定、②.htaccessに記述する、③WordPressのコアファイルでの設定、④plug-inの利用、の大きく分けて4つの方法があることが分かってきた。まず④で、3種類ほど試してみたが上手くいかず。③もやってはみたもののエラーになって、これ以上いじるとヤバそうだったので中止。②は何も起きず。①はアップする階層の説明がサイトによって異なり、どこに置いても上手くいかず。①の場合、最近のレンタルサーバーであればコントロールパネルからの設定が可能なようなのだが、あいにく最近のサーバーではない(GMOクラウド iCLUSTA+(旧iSLE))のでそれもできず。結局、GMOクラウド iCLUSTA+のサーバーの場合php.iniをアップする階層が普通とは異なるということが分かって何とかアップロードするメディアの上限を変更することができた。しかしここで1晩かかった手間はデザインには全く反映されない。このかかった時間でHTMLで作業を進めていれば何ページ作ることができたどろうか?とは毎回思うことでもあった。


●ホームページは◯◯である   2020.8.12
ホームページというものが世の中に普及し始めてから20年が過ぎようとしている。そしてこの20年間でホームページを取り巻く環境は激変している。しかし一般の人々はこの20年間ずっとホームページにかかわってきたのか?というとそうでもない。ある時は深くかかわり、ある期間は遠のいているというような感じであるようだ。だから深くかかわったときに感じたこと、覚えたことが未だにホームページの常識だと思っている場合も少なく無い。
・ホームページのデータは軽くしなければいけない
・ホームページは頻繁に更新しないといけない
・知らないホームページを見るとウイルスに感染する
・クリック数はできるだけ少なくしないといけない
・ホームページはパソコンで見るものだ
・ホームページの多くはホームページビルダーで作られている
・ホームページを作るのは難しい
・ホームページは簡単にできる
・ホームページで物を売ると儲かる
などなどであり枚挙に暇がない。今でも常識と言えるようなものもあるが、そうではないものも多い。そして今の若者は「ホームページは◯◯である」かどうか、などというのもは一切考えずにホームページと接している。


●あの人マスクしてないよ   2020.8.11
街中ではほとんどの人がマスクをしている。たまにしてない人を見ると「あらあら、あの人マスクしてないよ」という風に見えてくる。これはつまり「あらあら、あの人パンツはいてないよ」と同じ感覚だ。そもそも「排泄」する部分は隠し「補充」する部分はなぜ隠さなかったのだろうか?そう思うと口や鼻という部位の外観は、野蛮で生々しく食欲を露わに表現している醜いものにも見えてくる。人類が股間を隠し始めた時と同じような革命的な変化、つまり「口を隠すのは最低限のマナー」という時代がすぐそこまで来ているのかもしれない。少なくとも地球上に密集し過ぎた人類という生き物は、これから恒久的にお互いに病気(コロナに限らず)を感染させないための対策が必然となり、その1つがマスクの着用なのかもしれない。


●自分で考える   2020.8.10
義務教育では学校の先生が教える内容は先生が変わっても基本的に同じである。しかし大学となると先生によって言っていることが異なるようになり、社会に出ればその立場や時期によって人間の言うことはさらに大きく異なるようになる。仮に社会に出ても全員が同じことを言っていたならば、それは共産主義の独裁国家なのかもしれない。いろいろな立場の人が違ったことを言う。それらの異なる意見を参考にして、今の自分の立ち位置を照らし合わせた上で自分の行動すべき方向性を考えるということになる。だからGoToトラベルキャンペーンを利用するかどうか?お盆に帰省するかどうか?PCR検査を受けるかどうか?なんてことはすべて「自分で考えろ!」ということだ。 他人から「こうしなさい!」と言われなければ行動できないような人間はこれからの世の中を生きていけないということだ。が、そういう人間に限って「人から命令されるのはイヤだ!」とか言っていたりもする。


●好き嫌い   2020.8.09
一般的に優秀と言われている人に共通するのは「好き嫌いが少ない」ということだろう。逆に言えば、ものごとの全てを「好き嫌い」という枠で括ってしまうと、色々と考えたり悩んだりする手間が省ける。そうすると頭を使う機会も少なくなり、問題解決能力が劣ってくる。例えば「ピーマンは嫌い」で「チョコレートは好き」と決めてしまえば、ピーマンの入った料理は食わずにチョコレートは喜んで食っていればいいわけだ。「小池百合子東京都知事は嫌い」で「吉村洋文大阪府知事は好き」と決めてしまえば、それ以降小池百合子の政策は全て批判し、吉村洋文の政策は全て賛同していれば良いことになる。ピーマンの入ってめちゃくちゃ美味しい青椒肉絲ーをあればカッスカスの砂糖の塊のようなチョコレートもある。小池百合子都知事の素晴らしい政治対応もあれば、吉村洋文府知事の失策もあることだろう。昔のテレビドラマやアニメでは明らかな「正義の味方」と「悪玉の敵」が分かれていた。そのほうが見る人が頭を使わないで済むからだ。だから安倍政権が嫌いと言っている人は、結局誰が総理になってもその政権を嫌いになることだろう。


●百姓は生かさず殺さず   2020.8.08
「百姓は生かさず殺さず」という言葉を歴史の時間に習った。「へえ〜、江戸時代にはそういう考えで農民を管理していたんだぁ」と思ったものだが、今の政府のコロナ対策を見ていると「庶民は生かさず殺さず」そのまんまやん!とも感じる人も少なくないだろう。江戸時代に最も多かったのが農民であるとすれば、今は最も多いのは庶民である。その中でも中の下(たぶん年収とか学力)が最も多く、国はこそをターゲットにした施策を講じざるを得ない。従って結果として「庶民は生かさず殺さず」になるのだろう。江戸時代から比べれば生活水準や経済産業、文化福祉教育医療など、格段の進歩を遂げたが、民度というものはあまり変わっていないのではないか。200年や300年の間に格段の進歩を遂げるものではないということだろう。


●欧米人はなぜマスクを付けたがらないのか?   2020.8.07
欧米人はなぜマスクを付けたがらないのか?あくまでも想像であるのだが、まず欧米人は人と会うと握手をする。これは「私は武器を持っていませんよ」ということをアピールするという意味が含まれているということだ。欧州ではついこのあいだまで侵略と戦争を繰り返してきた。陸続きの国家同士は常に隣国を侵略すること、侵略されないことを考え備えていた。だから知らない人間同士が出会ったときには常に相手が敵であるということを想定しておかなければならず、いつ戦いになってもいいように準備しておく必要がある。かといって出会う度に臨戦態勢になっておくわけにはいかないので、とりあえず戦いを回避するようにしたわけである。それが握手であり笑顔であり大袈裟な表情や身振り手振りである。つまりマスクによって笑顔や表情が分かりずらくなるために本来の欧米人のコミュニケーションがとれなくなる。今はコロナで握手も控えなくてはいけない。アイコンタクトだけでは「私は敵ではない」ということはアピールできないのであった。ということではないのかな。


●工夫   2020.8.06
学校や会社で「コロナ対策で消毒や検温や手洗いの時間が増えて休むヒマがなくなった!」「1日の労働時間がめちゃくちゃ長くなったのに手当が出ない!」「オンラインの準備や資料作りで寝る時間も無くなった!」などとほざいているバカ者がいる。もっと忙しい医療従事者もたっくさんいることだし、仕事がしたくてもできない飲食店や娯楽施設の経営者もたっくさんいる。オメーだけが不幸なわけではない。世の中が大きく変わろうとしているときには、それに対応するためには長い試用期間を要し、その間に色々な試行錯誤を繰り返しながら最善の方法を模索するわけだ。そしてその間は「何事もなく平和だった時代」に比べ、人は何倍も働かなければいけない。逆に何倍も働かない人間は新しい時代に対応できないということだろう。「私はいかに不幸か」をPRする時間があったら、対応するための「工夫」を考えよう。


●デザイナーという職種   2020.8.05
デザインを発注する人には大きく分けて3つのタイプがある。①自分なりにイメージしてそのイメージ通りの指示を出す人。②思い付きや閃きで指示を出してしまう人。③理論だけを考えその理論に基づいた指示を出す人。①は必ずしもイメージ通りにいかないケースもあり指示通りにデザインしたにもかかわらずやり直しになる場合も多い。②の場合は全くもって予想外のものになってしまいほとんどの場合ゼロからやり直しになる。③基本的にデザインは理屈ではないので理論的であってもとってもカッコ悪いものになってしまいやり直しになることがほとんどである。ようするにデザインはやり直しと一心同体であり、やり直しの無いデザインなどは存在しない。もしやり直しが無いとすれば発注者は職人に指示をすればいいわけで、デザイナーという職種は無くても良いのであった。


●ETC多目的利用サービス   2020.8.04
PayPay、メルペイ、LINE Pay、楽天ペイ、などがシェア争いで鎬を削っているようだが、NEXCO中日本は2020年8月3日からETC多目的利用サービスのドライブスルーでの試行運用を始めた。ETC利用率は91.2%だそうだ。この普及率は大きい。他の決済方法がいくらテレビで宣伝しようがここまで到底追いつける数字ではない。ということはSUICA、PASMOへの期待度も高くなってくるのだろうか。電車やバスに乗る時にはチャージされたSUICA、PASMOがあれば他に何もいらない。しかしクルマを運転するときにはETCの他に運転免許証が必要だ。ということは運転免許証にETCの機能を追加してしまえば良いのではないか?ということはそこにSUICA、PASMOの機能も追加してしまえば良いのではないか?で、それを全部スマホに集約してしまえば良い。きっとその頃にはスマホ本体もカードになっている。そしてそのカード1枚を持っていればどこにでも行けるようになる。ただ「無くした時どうすんの?」という問題もあるが、心配することは無い。その頃には「人は出かけなくなっている」から大丈夫だ。


●心の思い出   2020.8.03
若い頃は仕事で頻繁に海外に出かけていた。しかし60歳を過ぎた今、海外に行こうなどとは1mmも思わない。若い頃であれば行く先々で見たもの体験したことがみんな新鮮で衝撃的であり感動的であったが、歳をくってからだと感動が薄れてくる。と同時に、感動したことを何かに活かすという機会もなくなってくる。仮に感動したことがあっても、その感動を何かの成果として活かさなければ意味がないように思う。「土産話」は聞かされるほうはたまったもんじゃないし「海外旅行の写真集は」見せられるほうは苦痛だ。「海外旅行のビデオ」ともなると見せられるほうにとっては拷問だ。それと海外旅行では1時間の感動を得るために何十時間にもわたっての移動時間と待ち時間を余儀なくされる。そして感動を得ることができるかどうかも分からない。だったら家でネットしながらじっとしていたほうがいい。歳をとって仕事をリタイアしてから海外旅行に行くという人も多いようだが、心の思い出を作ったところで、どうせすぐに死んでしまうのだ。go to heavenキャンペーン。


●WordPressは簡単ではない   2020.8.02
「WordPress=簡単にホームページが作れる」というイメージがあるが、それは「HTMLでシコシコと作ることに比べれば」ということだ。つまりWordPressは簡単ではないということになる。何が簡単ではないかというと、①WordPressを使えるようにサーバーを設定しないといけない。②数千以上あるテーマ(テンプレート)の中から1つを選ばなくてはいけない。③選んだテーマは実際に使ってみないと何ができるのかは分からない。などだ。昔流行ったXOOPSやMTなどのCMSも、基本的にはデアゴスティーニのプラモデルみたいなもので、1つのモノを時間をかけてじっくりと作ることを楽しむことが目的であるオタクの趣味であった。それがホームページの需要が増えてCMSが商用になるということで世に広まった。そんなものに初心者がいきなり挑んだところで、大抵の場合は「わけが分からん!」ということになる。WordPressでホームページを作るからには専門的な知識と経験が必要であり、それな一朝一夕で出来るモノでは無い。つまり「簡単ではない」ということだ。20年前にある飲食店の店主に呼ばれて行ってみると「ホームページを作りたいのだがどうしたらいいのか?」という相談だった。簡単ではなく初心者がいきなり作れるものではないとの旨を説明すると、店主は「実はもうソフトは買ってあるんだよ」と言って当時の「ホームページビルダー」のパッケージを出してきた。そしてそのパッケージの側面を指差し「だってここに『簡単に作れる!』って書いてある」と言ったのを思い出す。


●マイナポイント   2020.8.01
マイナンバーカードの普及率が低調だ。交付枚数は2020年6月25日時点で普及率は全国で17%にとどまっている。とまあその後のコロナ騒ぎでそれどころではなくなった。本来であればこんなときにこそ必要だったのかもしれないが、間に合わなかったようである。というか、どうして「こんなときにこそ必要」なのかも多くの人は理解していないだろう。国の職員約79万人のマイナンバーカードの取得状況を省庁などが調べたところ、昨年10月末時点の取得率が25%であることが分かったということで、役人ですら多くが取得していないということだ。これじゃいかんということで9月1日から「マイナポイント」がスタートすることとなった。しかしただでさえ意味が分からないマイナンバーカードにさらにマイナポイントとかキャッシュレス決済サービスとか25%のプレミアムとか言われたって国民の「?」マークは増えるだけである。おそらく多くの人は「マイナンバーカードはそのうち取ろうかな」と思っているはずだ。今、ジタバタする必要はないだろう。とりあえずはCOCOAのダウンロードのほうが先だ。



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