2021年02月


●男に二言はない   2021.2.28
男だろうが女だろうが二言はないとか言っていては目まぐるしく変化する世の中の流れにはついていけなくなってきている。ブレない、とか首尾一貫した、とかも同じで、例えば300年間世の中がほとんど変わらなかった江戸時代であれば、武士に二言はない、という言葉が賞賛の対象となっていたのかもしれない。しかしインターネットが無かった30年前と、ネット社会の現在では世の中の多くの常識が変わっている。またコロナ前とコロナ後でも多くの常識が常識ではなくなっている。そして男だろうが女だろうが二言、三言を使い分けて生きているのではないか。ということで「男に二言はない」の同義語にどんなものがあるか調べてみると、「絶対に・是非・もちろん・どんなことがあっても・有言実行・約束を守る・確かに・きっと・どうしても・誓って・間違いなく・必ず」などがあるそうだ。どーりで約束を守らないヤツが増えているわけだ。


●カンニング   2021.2.27
オンライン授業になると期末テストもオンラインになる。ということは自由にカンニングもできて回答が分かるまで時間を使っても良い、ということになる。それでは全員が100点を取れてしまうではないか!と思われるかもしれない。しかし実際にはそうはならない。もちろん100点の学生もいるが、30点の学生もいる。その比率は学校で実施していた期末テストとあまり変わらないのであった。要するに出来る学生は、環境や条件が変わってもそこそこに出来て、出来ない学生は環境や条件が変わっても出来ないままなのだ。つまり最後まで諦めないのが出来る学生であって、すぐに諦めてしまうのが出来ない学生ということだ。言い換えれば、前者は頭を使うことに労を惜しまず、後者は頭を使うことが嫌いなのであった。だからその頭が悪いままなのであった。


●サギ   2021.2.26
白鷺(シラサギ)という種類の鳥は実在しない。白いサギの総称が白鷺で、正しくはダイサギ、チュウサギ、コサギなどになる。たぶん漢字で書くと大鷺、中鷺、小鷺ということになると思うのだが、なぜオオサギではなくダイサギなのかというと、亜種でオオダイサギというのがいて、さらに亜種のチュウダイサギもいるそうだ。大きさで名前を付けていったところが、大きさの表現をする文字の種類が足りなかったということだ。またアオサギという種類の鳥が実在するのだが色は青くはなく灰色である。河川がキレイになるにつれて日本でも多く見かけるようになったが欧州では害鳥として駆除が進んでいるらしい。いずれにしても人間の都合で場当たり的につけられた名前であるようだが、本人(本鳥)たちはそんなことは一切知らずに生物としての日々を送っている。子供に「あ、鶴だ!」とか「白鳥だ!」とか間違えられても我関することなく。


●終わりが無い仕事   2021.2.25
確定申告の提出書類を作る。一年間の出納を書き出して貸借対照表を作り何度か計算し直して間違いがないことを確認すれば「終わったー!」ということになる。しかしこの「終わったー!」と言える仕事は意外に少ない。デザインの仕事には「完成」というものは無い。何度も何度もやり直しをしながらクオリティを上げていき、納期が近づいてきたときに「このへんで終わりにしよう…」という感じで作業を終わりにする。モノを作るという仕事には基本的に終わりというものは無い。例え設計図通りに形が出来上がったとしても、設計図には書いていない部分での完成度を上げるための作業はいくらでもある。例えば「成績をつける」という作業にしても、数字が埋まれば終わりというわけではない。成績表全体で「よりメリハリをつける」「より公平にする」「より多くを救済する」など、色々な視点で見直しをかけるいくと、なかなか「終わったー!」ということにはならない。終わりが無い仕事を終わらせるのは常に妥協や諦めだったりするのだ。


●記者   2021.2.24
Yahoo! ニュースの記事→「第一生命保険やソニー生命などが行った小学生、中学生、高等生が大人になったらつきたい職業ベストテンに、サッカー選手、プロ野球選手、看護師、医師、歌手、ITエンジニア、YouTuber、公務員、大工、建築士などはあるが、「政治家」はまったく出てこない。この程度だということを政治家は知るべきである。」とのこと。まったく出てこないのは、記者、マスコミ関係者、も同じじゃないのか?それに政治家だったら政治家が人気のない職業であることぐらいは知っているのではないかな。一部の政治家がその地位にふんぞりかえっていることも確かであるが、こんな稚拙な記事を書いているということは、記者は政治家にいいようにあしらわれているのという証拠だろう。そしてその鬱憤を記事にしたところが「まだまだガキよのう(笑)」と思われるだけのことであろう。政治家になるということは記者になるよりも数倍難しいということを記者は知るべきである。


●ご意見番   2021.2.23
30年ぐらい前の企業研修で「企業内にご意見番はいらない!」と講師が言っていた。そのころは確かに企業内には手は動かさないで口だけは達者なご意見番も少なくなかった。定年退職までのカウントダウンの期間に入り、自分でも最前線で闘う気力も能力も無くなってきたことを理解していて、自分が今までに得た知識を後輩に伝えることに徹した結果が「ご意見番」になる、ということだったのだろう。しかしカウントダウンが終了すれば、そういったご意見番は企業からいなくなるので企業にとっては良いのだが、一般社会に放たれたご意見番たちは、同じご意見番を一般社会の中で行おうとするから始末が悪い。一般社会には定年が無いので、ご意見番は死ぬまでご意見番を続けようとするのだ。時代遅れでアナログ全開の精神論を提げて。老害以外の何物ではない!ということを誰か意見してやってほしいのだが。


●サラリーマン   2021.2.22
サラリーマンを辞めてフリーランス(個人事業主)になって、最初に確定申告の方法の本を読んだときに思ったこと。それは「こんな面倒臭いこともみんなやってんだ。個人商店主のおっちゃんとかも、ただ商品を売るだけでななく、みんなこういった申請手続きをやっているんだ。たいへんだよなぁ。。」ということ。もちろん個人商店主のおっちゃんの多くは税理士に依頼していて自ら確定申告の書類を書くことはない、ということが分かってきたのはフリーランス(個人事業主)になってしばらくしてからのことである。ということはだ、今でもサラリーマンの多くは「個人商店主のおっちゃんも確定申告の書類を書いている」と思っているのではないか?というかサラリーマンをやっていると確定申告というもの自体に興味はないだろうし勉強する必要もない。サラリーマン(もちろん業種にもよるが)の地域の商工業への無関心と無知はけっこうなものなのだ。だから「定年退職後は地元でラーメン屋でもやろうっかな。」と軽々しく口に出すのであった。笑っちゃうぐらいに軽々しく。。


●クソ野郎   2021.2.21
全て任せる!と言いつつ、完成したホームページを見てあーでもないこーでもないと修正を要求してくるクライアント。だったら最初に言えってんだこのクソ野郎!というクライアントがいかに多いことか。というわけでクソ野郎対策としてウェブ制作会社がやることは、何んでも承認作戦だ。企画書、仕様書、サイトマップ、掲載する写真一覧、記載するテキストデータ、などの全てにクライアントが承認したという証拠を残すというもの。まあいくら承認したという証拠を残したところで、それでも「やってくれ」と言われてしまえば終わりだし、実際に訴訟に発展する可能性はほとんどないのだからこれも全くもってケツの穴が小せえセコイ方法である。そんなこんなでクソ野郎と小さいケツの穴野郎はお互いに今日も仲良く共存していくのであった。


●ブレーキ   2021.2.20
感染者数が下げ止まりの様相を呈している。感染者数が減ってきた→よし遊びに行こう→感染する、というループが確立されてきたかのようでもある。思いっきりブレーキを踏めば感染者数は減る。しかし踏む力を恐る恐る弱くしてみるとまた感染者数が増える。ということは放っておけばタイヤは回転し続けているということだ。そして緊急事態宣言というキャリパーブレーキのブレーキシューもかなりすり減ってきて効力が弱くなってきているようだ。でもって今度はワクチンという大型ディスクブレーキが登場してきたわけだが、回転するタイヤの速度が遅ければ、ゆっくりとその回転を止めることはできるだろう。しかし回転が想定以上に速かった場合には、大型ディスクブレーキといえども焼き切れてしまうかもしれない。だから今は擦り減ったとはいえ既存のキャリパーブレーキで、できるだけ回転を落としておかなければいけないのだが。でないとツルツルにシューの擦り減ったキャリパーブレーキ(緊急事態宣言)をまた使わなければいけなくなる。クルマは急には止まれないのであった。


●ワニ   2021.2.19
「100日後に死ぬワニ」が映画化されるということで何かと話題になっているが、このワニはアリゲーターとクロコダイルのどちらなのだろうか?そこが分からないと英語バージョンのとき困るだろ。アリゲーターとクロコダイルの違いは上から見た時の口の形、歩き方、下の歯が口を閉じたときに口の外側に出るかどうか、などがあるそうだがどれも微妙でぱっと見には分からない。ウガンダ在住のかなりの高学歴な女性にアリゲーターとクロコダイルの違いについて聞いてみたことがある(ウガンダでは自然のワニを見ることもできるとのこと)。すると「アリゲーターはクロコダイルの中の一種」とのことだった。現地の人の認識もだいたいこんなもんなのだろう。もっとも我々日本人が河原でワニに出会う可能性もないだろうし、仮に出会ったとしても、それがアリゲーターだろうがクロコダイルだろうが、ただひたすら逃げるということに変わりはないであろう。ちなみに実際のワニの寿命は100日ではなく100年。ついでにゾウガメは200年で、現在生きているゾウガメの中には江戸時代に生まれたやつもいるということになる。


●世界の人口増加   2021.2.18
世界の人口増加は2100年ごろの約110億人ぐらいで頭打ちになるのではないか?という予測を国連が2019年に出している。この数字はよほどの世界規模の大災害やパンデミックが起こらない限りは、ほぼ「当たらずとも遠からず」の数字で推移していくことだろう。あと79年で32億増えるということは平均すると年間約4000万人増えるということになる。現在の増加は年間約8000万人なので、この速度がだんだんと鈍化していき2100年ごろにピークを迎えて以降は減少に転じるということなのだろう。ではコロナが世界規模のパンデミックかどうかということなのだが、現在の年間死者数は約230万人なので、人口増加を鈍らせる速度は約7%程度である。この7%が人口増加にどれだけ影響するのか?は今後の研究課題でもあろう。2100年ごろに頭打ちというのはコロナ前の予測なので、頭打ちはコロナによって早まるのか遅くなるのかは、もう少し推移を見ていかないと分からないだろう。ただ言えることは2100年ごろまでは、多くの人類が移動するオリンピック、パラリンピックなどというイベントはやってはいけない!ということだ。


●消費者   2021.2.17
「この商品は従来の商品に比べてほぼ同等のスペックを維持しつつもCO2の排出はゼロに抑え、排出されるのは水のみです。また内装材に使用している特殊プラスチックは廃棄してもバクテリアが自然に分解してくれて10年後には完全に土に戻ります」「ただし水のみを排出するエンジンの製造過程では工場で大量の有害物質を排出し、国の基準値内の放射性物質を大量に海洋に廃棄しています。また内装の特殊プラスチックは廃棄する前の分別作業に膨大なマンパワーを必要とします。さらにこの商品が売れると工場はフル稼働となり、そこで働く人たちは家に帰る時間もなくなり、みんなコンビニ弁当を工場内で食べながら組み立て作業に追われて、工場内は膨大な量のゴミが発生します」「それでは結果的に環境に優しいとは言えませんね」「いいんです。作った商品が環境に優しければ消費者は買うのです」「消費者ってバカなんですね」「そうです。消費者はバカです」


●人類-2   2021.2.16
→昨日の続き。狂牛病や、口蹄疫、鳥インフルはいずれも家畜から広がった。家畜は自ら水や餌を探すことなく居るだけで水も餌が与えられている。今の先進国で暮らす人間も同じようなものだ。整備されたインフラによって自ら水や餌を探すことなく居るだけで水も餌が確保することができる。養鶏所の鶏は養鶏所から脱出できたとしても、田舎であれば自力で水や餌を探しながら生きていくことはできるかもしれない。しかし今の先進国で暮らす人間が電気も水道もネット回線も無い無人島に行ったとしたら、自らの力で生き延びることは難しいだろう。動物を捕まえるて捌いて食うこともできないし。人類全てが「温室育ち」になれば、温室の電源が切れたときには全滅するのであろう。にもかかわらず温室から出たがったりするのだからメンドクサイ生き物である。


●人類-1   2021.2.15
昨年の今ごろ、ちょうどコロナが「まじでヤバいぞ」という感じになってきた。しかし多くの人は「コロナが過ぎ去るまで我慢しよう」「少しの間の辛抱だ」と思っていたはずである。そう考えると人間とはおめでたいものである。地球上に過剰に増えた生き物は、自然と淘汰されていく、ということを過去の伝染病でも学んできたはずである。ところが伝染病を撲滅させることだけを考え、人口を増やさないようにする対策を怠ってきたのではないか?狭い所に密集して生活していると自然と淘汰されて死んでいく、ということを、狂牛病や、口蹄疫、鳥インフルを見て「人間も同じだぞ!」と思わなかったのだろうか。→明日へ続く。


●海外との比較-4   2021.2.14
→昨日の続き。ジェンダーについてもう一つ。箱根駅伝では走者に対して監督車がマイクで檄を飛ばすシーンがあるのだが、今年もその場面で監督が言っている言葉は「男だろ!」「それでこそ男だ!」「男なら諦めるな!」という内容。それを監督が公の場で叫ぶことに対して違和感を感じない人間がほとんどであるということ。そしてその檄をテレビの全国ネットで放送してしまうということ。まるで「女はすぐに諦める」と言っているようなものだ。 世界では性を区別する言葉がステレオタイプとして禁じられる方向にある中、日本では国会議員が「男が泣くな」と発言したりもしている。そもそも日本語には性を含めた言葉が未だにうじゃうじゃとあって、それを普通の人が普通に使っているのだから本当の男女平等になるには、あと20年では足りないかもしれない。男前、女子力、男やもめ、女の腐ったの、男一匹、女ったらし、女々しい、男はつらいよ、東男に京女、色男 金と力はなかりけり、男は度胸 女は愛嬌、女将、老若男女、弱き者 汝は女なり、米の飯と女は白いほどよい…だめだこりゃ。。


●海外との比較-3   2021.2.13
→昨日の続き。だから日本人だけでヨーロッパのレストランに入ると窓際の席に案内されることはない。便所かボイラーの前の席に連れて行かれる。これは差別とかではなく窓際で東洋人が食っているとヨーロッパ人の客が入ってこなくなるからだ。東洋人は頭を器の近くにくっつけてパスタをズルズルとすすり、喰った物をいつまでもクッチャクッチャと口の中で音を立て噛んでいて食い終わって平気でゲップをしたりする。もちろん全ての東洋人がそうではないが、その可能性が高いということだろう。中国人はその傾向が顕著であるがヨーロッパ人から見れば日本人も似たようなものである。ジェンダーの話に戻そう。日本は75年前まで戦争をやっていた。そして国をあげての富国強兵を推し進めた。これは明治時代の日清日露前あたりから始まった政策でもあり、そうなれば兵隊になる男性が優遇されるようになる。そんな教育を受けてきた人たちが現在の社会の中枢になっているのだから会社の幹部にも政治家にも女性の割合が少ないのは当然のことであろう。彼らが学生の頃の制服は、男が詰め入りの学ラン、女はセーラー服だったのだ。つまり男は士官で女は水兵ということだ。日本は欧米に比べれば貧しかったので国をあげての富国強兵が徹底していたのだろう。日本が本当の意味での男女平等になるには、あと20年ぐらいはかかるのではないかな。ということで色々と後進国なのだ。ITも英語力も。→明日へ続く。


●海外との比較-2   2021.2.12
→昨日の続き。ということで男女平等には程遠い国も世界にはたっくさんあるのだ。引き合いに出されるのは欧米の先進国だけではない。ことコロナワクチンの接種状況についてはもっぱらイスラエルである。そもそもイスラエルは戦時体制国家であり、いつミサイルが飛んできてもおかしくない状況下にある。日本のように上空を通過するだけではない。実際に被弾するのだ。国家からのトップダウンによって軍が全面的に動き、生物化学兵器による攻撃も想定しているイスラエルと、軍隊も無い日本とでは比較すること自体に無理があるだろう。そして一方のパレスチナでは、どのくらいコロナワクチンの接種が進んでいるのか?そもそもどのくらいの感染者がいるのか?どの程度の深刻な状況なのか?というような情報は一切報道されない。ジェンダーにしてもワクチンにしても世界最先端の国だけも取り上げて騒いでいるが、日本はジェンダーにおいてもパンデミック対策においても世界最先端でなない。先進国と呼ばれるのは、あくまで経済面だけだ!ということだ。その他の分野ではまだまだ発展途上であり、何でも世界最先端の国と同じフィールドにいるような錯覚を取り去らねばいけない。なんせ音を立てながら飯を喰うという食事のマナーにおいては超後進国でもあるのだから。→明日へ続く。


●海外との比較-1   2021.2.11
森喜朗の女性差別問題がいまだに話題になっている。しかしオリンピック憲章でも男女平等が明確に謳われているものの女性差別を問題視しているのは主に欧米の先進国である。日本もG7に参加しているもののG7の先進国とは主に経済面での先進国である。日本は性差別やLGBTへの考え方においては先進国ではない。ついこのあいだまで男は外で働き、女は家で家庭を守る、みたいな考え方が主流だったものを、急に男女平等と言われても対応できないだろう。欧米の狩猟民族の女性は出産した翌日には退院して歩いているが、農耕民族の日本の女性は出産後1週間は入院している、というような肉体的な違いもある。何かというと、やれイギリスはこうだ、ドイツではこうだ、フィンランドではこうやっている、カナダはこんなふうだ、というように欧米の先進国を引き合いに出しているが、日本が先進国なのは経済面だけだ。ジェンダーについてはまだまだ途上国であるということを理解しておこう。そしてセネガル、ナイジェリア、コートジボワール、ガーナ、モーリタニアなどもオリンピックに参加しているのだが、これらの国家では一夫多妻制が認められている。イスラム社会の一部では、またコーランによるイスラム法の下、男性一人につき四人までの配偶者がもてる地域もあるとのこと。→明日へ続く。


●勉強-2   2021.2.10
→昨日の続き。だからといって全く勉強をしないで遊んでいて良いというわけではない。人間17歳〜22歳までぐらいの間に頑張って勉強した子供と、勉強をしないで遊んで過ごしてしまった子供では、その後の人生に雲泥の差がつく。前者はその後の一生が他人に使われながら生きることになり、後者は他人を使いながら生きることになる。そして前者は一生、不平不満愚痴と他人の悪口を言いながら生きることになり、後者は不平不満愚痴と他人の悪口を聞いたり宥めたりすることが多くなる。そして後者は、ある時に壁にぶち当たる場合もあるのだが、前者はそんな壁があることも気づかずに、毎日のように不平不満愚痴と他人の悪口を言いながら一生を過ごすのであった。


●勉強-1   2021.2.09
今まで真面目に頑張って勉強や仕事をしてきた。周囲からは「頭が良い!」「勉強ができる」と言われてきた。そんな人間が大人になった時にぶち当たる壁がある。組織の中では課長にまではなれるが部長や役員にはなれない。社内評価ではAはとれるがSはとれない。何かに応募しても合格はするが優勝はできない。これが大人になって気づいたときにはもう遅い。45歳の壁、などとも言われている。どう頑張ってどう足掻いてもこの壁は克服できないのであった。原因は子供のころに真面目に頑張って勉強しかやってこなかったからだ。勉強以外のことを勉強しないと勉強しかできない人間になってしまうのであった。→明日へ続く。


●我慢   2021.2.08
みんな外に遊びに行きたいところを家にこもって我慢している。というような話をよく耳にする。しかしその我慢から解放されるのは半年後や1年後ではない。最低でも3〜4年にはなるようだし、最悪恒久的に解放されないことだろう。ではその間ずーっと我慢していなければならないのか?というと答えはYesである。我慢できずに外に遊びに行くということは感染するリスクを覚悟するということだ。ではどうするのか?というと外に遊びに行かなくても大丈夫なように己と環境を改良せよ!ということだ。それがwith コロナであり新しい生活スタイルなのだ。それでもwith コロナや新しい生活スタイルに対応できずに外に遊びに行ってしまうおバカさんから順番に淘汰されていくのだろう。


●森喜朗   2021.2.07
まだ続いている森喜朗のニュース。いくら言っても仕方がない。根本的に男のほうが女よりも偉いと思っていて、その男尊女卑が頭と心に染み込んでいるのだから、80歳過ぎてそれを変えようたって無理なハナシだ。だったら潔く辞めればいいじゃん!というのもごもっともである。しかし辞めたあとに引き継ぐ人もタイヘンであろう。五輪を開催するにしても開催しないにしても批判の矢面に立たなければならないのは目に見えている。だったら森喜朗にボロボロになるまでボコされまくるまでやらせておこう!ってことかもしれないな。しかし五輪組織委員会会長の首をすげ替えようという話が出て来るということは、もしかしてホントに五輪やるのかもしれないのかな?と思う人も少なくないだろう。しかし元総理大臣が総理を辞めて20年後にこれだけ話題になるというのも珍しいことだ。今まで「最も酷い歴代総理」のトップ3は、鳩山由紀夫、菅直人、森喜朗の順であったが、この順位が入れ替わるかもしれない。なんせ国際的にもこれだけ批判されているのだから。そして当初は批判がメインだった世論も「ここまで言われなくてもいいじゃね?」「老人差別だろ!」「頑張れオレたちの森喜朗!」って意見も出始めているようだ。まぁ、皆さんコロナ巣ごもりでストレス溜まってんだろうということも分かるけどね。。


● 1本鎖のRNAのゲノム   2021.2.06
人類が撲滅に成功した天然痘のウイルスは2本鎖DNAのゲノムを持っていた。これに対してコロナウイルスは1本鎖のRNAのゲノムを持ち、自然界で活発に増殖して、変異により絶え間なくゲノム情報と蛋白質を変化させている。つまり2本鎖DNAのゲノムは撲滅できたが、1本鎖のRNAのゲノムは簡単に撲滅できないということだ。次々に変異株が登場し、それに対応するワクチンの開発も間に合わなくなるということのようだ。同じく1本鎖のRNAのゲノムを持つインフルエンザウイルス、エイズウイルス、も人類は撲滅するには至っていない。インフルエンザの日本での死者は2018年の年間では3325人。コロナでの日本でのここ一年間の死者は約6000人でインフルエンザと桁違いの差があるわけではない。2018年末現在、世界のHIV陽性者数は3790万人、新規HIV感染者数は年間170万人、エイズによる死亡者数は年間77万人となっていて、予防ワクチンは開発されてはいるものの、未だに撲滅にはほど遠い状況であるようだ。ということはコロナとの付き合いも長期戦になることを覚悟しなければいけないだろう。東京五輪が延期だ中止だと騒いでいるが、その後の2022北京、2024パリ、2026ミラノ、2028ロス、だって怪しいものだ。というか五輪そのものが今後は全て開催できなくなるかもしれないのだよ。仮に新型コロナウイルスが収束したとしても、その後にはに新型コロナウイルスver2、超新型コロナウイルス、COVID-20、などが出番を待っているかもしれないのだ。


●日本はなぜIT後進国なのか-3   2021.2.05
→昨日の続き。時代に取り残されるのは仕方がない。人にはそれぞれ色々な事情もある。しかし問題なのは「自分は時代に取り残されているのではないか?」ということに薄々気づきながらも、そのことを全否定する、またはひた隠しにしていたということだ。「パソコンなんて出来なくたって生きていける!」というのが彼らの暗黙のうちの共有キャッチコピーになってきた。そしてパソコンできない者同士が「あんなもん無くたって生きていけるよね!」と慰め合うという美しい光景が日本全国各地で見ることができるようになってきた。しかし現実にはパソコンが出来ないと生きていけない時代になった。そしてパソコンが出来ないということをカミングアウトするタイミングを失ってしまったパソコンが出来ない人たちは、パソコンが出来ないにもかかわらず、世間的には「あの人はきっとパソコンが出来るだろう」と思わせるような薄ーいオブラートに身を隠しながらなんとなくやり過ごしてきた。ところがテレワークという現実的な問題に直面してくると、パソコンが出来ないことがバレてしまわないように、あーどこーだとテレワークをやらない理由を考えなければいけない状況になってしまった。←今はココの段階。


●日本はなぜIT後進国なのか-2   2021.2.04
→昨日の続き。だからといって欧米の人が100%リモートが出来るわけではない。スコットランド・グラスゴー市議の中で最長勤続年数を誇るというジム・コールマン氏(74歳)が、オンライン会議に必要なIT機器を使用できなかったため失職したとのこと。スコットランド議会には「6カ月間会議に出席しなかった議員は職を失う」という規則に違反したためである。ヨーロッパでもトップクラスの新型コロナウイルス流行にあえぐイギリスは、2020年3月から外出制限を実施しており、グラスゴー市議会も会議をオンラインに切り替えていた。コールマン氏はオンライン会議に参加するためのノートPCを何らかの原因で使えなかったそうだ。やろうと思ってもどうしても出来なかったのか、途中で諦めてしまったのかは分からないが、「6カ月の間に誰か教えてやれよ!」とも思う。しかしタイプライトがまったくできない人にオンライン会議やれ!といっても74歳に6ヶ月では無理だろう。九九のできない人間に連立方程式をやれ!って言っているようなものだ。さらに、パソコンができない人に共通しているのいは「ひたすら頑なであり、人の話を聞かない」ということのようだ。→明日へ続く。


●日本はなぜIT後進国なのか-1   2021.2.03
1990年ごろ、フランスで搭乗する飛行機のフライト変更をオンラインで行っているのを見て「進んでんなぁー」と思った記憶がある。←インターネットが普及する以前の話。欧米では1714年にヘンリー・ミルがタイプライターを発明したことにより、19世紀中頃から後半にかけてタイプライターの開発競争が激化したとのこと。日本で日本人がタイプするようになったのは1980年代後半から。26文字しかない英語などと違って日本語には大量の漢字があり、タイプライトという文化の普及が遅れたのは仕方がない。しかし1980年代後半の空前のワープロブームの時にも、機械を嫌って手書きにこだわった人間がいたということ。その人たちは当然のことながら、その後のパソコン、インターネットにも拒否反応を示した。そんな人たちは、その後の世の中の劇的な変化に取り残されたのである。そんな人間が日本には(きっと皆さんの周りにも)うようよといたということだ。→明日へ続く。


●屈指のIT後進国 2021.2.02
何度でも言うが、日本は先進国の中では屈指のIT後進国だ。パソコンは1ミリもできないし分からない。インターネットやスマホのことも分からない。それって「電車の乗り方が分からない」「コンビニで買い物の仕方が分からない」と同じことであるにもかかわらず、そんな人間がうようよといる。何度も言うが、そんな人たちは悪びれる様子もなく、パソコンやインターネットを勉強しようとする気も全く無く、のうのうと暮らして生きている。そしてそのことが社会に多大な迷惑をかけているなどということも理解していない。世の中の多くの事象はインターネットを使うことで劇的に簡略化されるはずが、インターネットができない人のために従来のシステムを併用しなければならず、そのために膨大な費用と人員が使われているということだ。その分の費用と人員をコロナ対策に使えばどれだけ助かることか。そんな目を覆いたくなるような現実があるにもかかわらず、その現実を知らない人(特に若者)も多い。国も自治体も軽々しく「テレワーク」「リモートワーク」と言うんだけどね。。。


●芸能人や政治家   2021.2.01
芸能人や政治家が緊急事態宣言下にもかかわらず夜の街に出て遊んでいる、と、このことに対して本気で憤慨しているそこいらの人たち。芸能人や政治家がいくら夜の街に繰り出したところで、あんたは家でじっとしていれば感染する可能性も極めて低いのだよ。緊急事態宣言下にもかかわらず夜の街に出て遊んでいるそこいらの人たちの人数に比べれば、夜の街で遊んでいる芸能人や政治家は全体に影響しないような割合でしかない。緊急事態宣言が継続しようが解除されようが家でじっとしていれば良いのであって、緊急事態宣言が継続しようが解除されようが夜の街に遊びに行けば感染する確率は高くなるというだけの話。それに芸能人や政治家は遊んでいるところを見つかってニュースにもなれば、それだけで名前が売れるということも忘れてはいけない。悪名は無名に優るということで犯罪にならないギリギリのところで皆さん生き残りに必死なのじゃよ。あんたみたいなそこいらの人は夜の街に遊びに行って感染したところで誰も何も得しないのだから、他人(芸能人や政治家)のことは放っておいて、家でじっとしていなさい。



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