2021年10月



●勝手   2021.10.31
誰の承諾も無しにある日突然勝手なルールを作りそのルールを他人に順守させようとする。そしてそのルールを守らない人間に対して激怒する。そんなやつがあなたの身の回りにもいませんか?そしてそういった人間に限って他人が作ったルールは守らない。そしてそのことがいかに自分本意で身勝手で理不尽であるかということに気がつかない。あんたのような人間は、周りに「はいはい分かりました」と言って言うことを聞く人間がたくさんいるから存在しうるんですがね。そしてその「はいはい分かりました」と言って言うことを聞く人間も、腹の中では「ったくしょーがねーなぁ」とか「従っておかないと、るせーからなぁ」とか「こいつのいない世界に行きたい」とか「この次は殺してやる」とか思われていることを知る余地もない。


●一任   2021.10.30
デザインを行う場合、クライアントとデザイナーの間で、デザインをする前の方向性や大雑把な構成を打ち合わせてからデザインの作業を開始する。この打ち合わせの時に、クライアント側に希望やアイディアがない場合は、デザイナーに一任することもある。しかしそれはあくまでも「一部分」である。その「一部分」は挿入するてテキストの内容であったり、使用する写真の種類であったり、フォントのカラーやサイズであったりする。ところが一任したものが上手くいくと、今度はクライアントがデザイナーにデザインの全てを一任(丸投げ)するようになる。そして一任したデザインを見て「思ってたんのとちゃう!」「このデザインは好きでは無い!」ということになる。デザイナーにしてみれば、全て任されたので、絶妙な素材で作ったパスタを出したところ、「寿司がくいたかった」と言われるようなものだ。デザイナーはクライアントの会社の社員でもなければ家族でもない。考えていることの全てが分かるはずもない。ところが「自分の考えていることは全て分かってもらえてるはず」と思っている、いい大人になっても、甘ったれで自分勝手でガキのままの思考回路のクライアントもいるものである。


●週刊誌が嘘をつく   2021.10.29
「芸能人が嘘をつくと怒られるのに、週刊誌が嘘をつくと怒られないのはなぜですか?」という某芸能人の一部女性週刊誌に対する抗議のツイート。「ふ〜ん、芸能人ってこんなことも分からないのかぁ」と思った人も少なくないだろう。週刊誌を怒ったところで何も面白くないが、芸能人を怒ってその芸能人が不幸になることが面白いからなのだ。そして週刊誌が嘘をつくのは仕事だし、嘘であろうがホントであろうが、それで部数が捌ければそれでいいのだ。有名になってちやほやされて容姿端麗でスポットを浴びている芸能人のことが、無名でちやほやされることもなく不細工でスポットを浴びることのない一般市民の大部分が、羨ましくて妬ましくて仕方がないのだ。だから、そんな妬ましい芸能人が辛い目に合うのは「人の不幸は蜜の味」の最たるものなのだ。だから週刊誌を買うし読むわけだ。ただでさえ部数が落ち込んでいる週刊誌側も必死なのだよ。それでも分からなければ週刊誌の出版社に就職してみれば良いだろう。もっとも今の世の中、週刊誌が嘘をつかなくなったとしてもSNSにアカウントを持っている数千万人に対して「嘘を書くな」といっても無理なハナシだろうし、ということではあるが。


●悪夢の民主党政権   2021.10.28
日本史の授業は基本的に古い時代から新しい時代への進んでいく。しかし最後のほうの極めて近代の部分は割愛されることが多い。年度替わりによる学校行事等でバタバタと忙しくなるのと、最近のことだから授業で教えなくても知ってるだろうということと、教師の思想が絡んでくるので敢えて避けている、というような理由があるのだろう。だから2009年からの3年間の悪夢の民主党政権時代を知らない子どもたちも多くなってきている。彼らが選挙権を持ったときに「総理大臣が2回変わっても生活は何も変わらないから、政権交代してもいいと思う」などと言わないように、大人たちがはっきりと2009年からの3年間の悪夢の歴史を子どもたちに教えておく必要があるだろう。 2011年には、1000年に一度の大震災が日本を襲い、その時にたまたま1000年に一度あるかないかの悪夢の政権だったことから、対応が遅れに遅れ、被害が大きく拡大し、原発は爆発し、多くの放射能が撒き散らされ、その時の処理は2021年の今でも続いているということを。


●スマホのイヤホン   2021.10.27
伝線しないストッキングというのは簡単に製造できるらしい。しかしそんなものを作ったら買い替え需要と売り上げが大幅に減ってしまうのであえて作らないとのこと。同じように「断線しないiPhoneのイヤホン」というのは簡単に製造できるはずだ。iPhone用に限らず3.5mmミニジャックのイヤホンは純正品であろうが百均であろうが、必ず毎日使えば数ヶ月で断線する。Lightningになっても3.5mm⇔Lightningのアダプターが断線する。コネクターがLightningのイヤホンも数ヶ月で必ず使えなくなる(断線か接触不良かは不明)。その昔、テレビのイヤホンは3.5mmミニジャックであったが毎日使っても数年間は大丈夫だった。万が一断線してもワイヤーが太かったので分解して修理することが可能だった。スマホ用のイヤホンはまぜこんなに壊れやすく作ってあるのだろうか?と思っていたのだが、ある時ワイアレスのbluetoothイヤホンを使ってみて分かった。これに買い替えさせるためだったのね。


●声   2021.10.26
コロナでの巣篭もり生活が長く続くと「あれっ?今日は一度も声を出していないな」という日がタマにある。仕事も遊びのコミュニケーションも全てネットで用が済むし、zoomに参加してもウェビナーで視聴者側だった場合には喋らないで終わることもある。質問もチャットでおしまい。さすがに家族と同じ部屋にいる場合には喋らないというワケにはいかないが、それでも一日に喋る時間がコロナ前に比べると大幅に減少しているのではないかな。それでも喋る以外にコミュニケーションの方法を知らないのかな?というくらいに一日中喋っている「吠え犬型」の人も少なくないようでもある。その反対に一日に一度も喋らない人は「寡黙ラクダ型」とでも言っておこうか。で、余裕があって喋らないのは「寡黙ラクダ型」だが、ちょこちょこと忙しく動いているわりに喋らないのは「寡黙ウサギ型」、何も考えていないので喋らないのは「寡黙ナマケモノ型」、待っているから喋らないのは「寡黙キリン型」。いずれの動物も滅多に鳴かない。


●イギリスの感染者数   2021.10.25
イギリスの感染者数が激増していることがニュースで取り上げられている。だんだんと分かってきたことだが、まずはヨーロッパで感染者が広まり、その流れを世界の他の国が追従する。とりわけイギリスの感染者数は、今後の日本の感染者数の傾向を予測する上で、大いに参考になるであろう。イギリスでは1月にピークとなり4月に底をつき7月にまた急増し、それ以降は小幅な増減を繰り返しながら、全体には徐々に増加を続け、収束する兆しは全く見えないまま今に至っている。日本は今、ほぼ底をついている状態である。このまま収束するとは誰も思っていないであろうが故に「〇〇するなら今のうち」という思いで、国民がこぞって〇〇すると、イギリスと同じ状況になりかねないということだ。とはいえイギリスでも感染者数は増えても死者数はピーク時の1/10程度である。それで経済も回っているし、国民が悲壮感を持っているわけでもない。あゝ、これがwithコロナの生活スタイルなんだなぁ、とも思えてくるものだ。


●会話   2021.10.24
大学のオンデマンド授業の講義動画を録画する。再生して視聴してみると、いかに修正箇所が多いかということが分かる。自分では普通に喋っているつもりでも肝心な単語を毎回間違えていたり、自分では分かっていると思い込んでいて、聞いてるほうには全く意味が通じなかったりと、自分の喋りを添削するだけでも、かなりの動画編集作業となる。しかも講義なので、学生が分かりやすいように噛み砕いてゆっくりと話しているつもりでも、なのだ。ということは対面の授業で喋っているときには、いかに間違いやミスが多くて、しかもそれに気づかずにやりすごしているか、ということだろう。だからビジネスの話を電話で済ましてはいけないのだ。ということはだ、講義とか講演とかビジネス会話ではなく、普通の日常会話の中では、いかに言い間違いや、思いこみや、相手が理解しているか、ちゃんと聞いているかも確認しないままに勝手に喋りまくっていることが多いか!ということになろう。でもいいのだ。どうせ相手も聞いてはいないのだから。


●公約   2021.10.23
各候補者とも選挙公約に、あることないこと必死にアピールしている。特に野党の公約は「もし政権を取ったら」という前提条件付きなので、現状の政権の取れる可能性が極めて低い状況では実現できる可能性はさておき何でも好きなことが言える。そして候補者の多くは政権云々はさておき、とにかく自分が当選できるかどうかが最優先課題でもある。そして自分が当選できさえすれば、極端なハナシ自分の属する政党がどうなってもいいのだ。選挙用のリーフレットをデザインした経験から言えば、まず候補者は当選したらやるべきこと、できるであろうことを公約にすることはない。どんな公約を書けば当選するだろうか?ということだけも考えて公約、またはマニュフェストを書いている。←これは間違いない。とにかく当選してしまったあとに、どんな仕事をしているか、どんな結果を出しているか、という評価基準はどっこにもない。政治家に通信簿はないのだ。あるとすれば自分で作った自分に都合の良い通信簿だ。そしてそれが選挙用のリーフレットになったりもする。だから政治家はみんな嘘つきであることには間違いない。もっとも正直者が生き残れるような生ぬるい世界ではないのだから仕方がない。


●志位和夫   2021.10.22
志位和夫と言えば思い出すのがこの1枚の写真。ネット上ではそこそこ有名な「ジーンズが似合う35歳」というタイトルの写真だ。誰がどう見たら「似合う」と思うのだろうか?ベルトもしないでインしている青いストライプのシャツは本人が選んで買ってきたのだろうか?この青のストライプとブルージーンズの青とスリッパの青が、青で統一したコーディネートということなのだろうか?それとも偶然青ばっかりになったのだろうか。「着るものに頓着しない35歳のヲタク」だったら理解も納得もできる。まぁ、誰がどう見ても似合っていないものを「似合う」と書いてしまうあたりの不条理な強引さが、色々なことを象徴しているのではないだろうか。ちなみに今は総選挙の募金を募っている。「党としても一定の備えはしていますが、率直に募金をお願いしなければいけないのが実情です。」とのこと。「それで、あとおいくら億円必要なのでしょうか?」と、突っ込みたくもなりますわな。


●対面授業の復活   2021.10.21
大学のオンデマンド授業がやっと定着した時期ではあるが、コロナの感染者数が減少して、対面での授業の復活を各大学とも検討していることだろう。しかし復活させて本当に大丈夫なのだろうか。オンデマンド授業により、学生は好きな時間に受講できるようになった。現在では授業資料を配布した後、2〜3日の間に受講している。また提出物も締め切りの2〜3日前からぼちぼち送信されてくる。もちろん受講する場所も自宅だったり、実家だったり、友達の家だったり、タリーズだったり、留学生の場合海外だったりもする。これが対面になったとすると、全員が同じ時間に同じ場所に来て受講しなければいけなくなるわけだ。これは相当なストレスになるのではないか?例えば昼間はバイトしたり、スポーツしたり、遊んでいたりして、夜になってから受講していた学生も大勢いたはずである。それが全員が同じ電車に乗って同じ学バスに乗って一斉に同じ教室に集まるわけだ。中には友達と会えて楽しいという学生もいることだろう。しかし大勢が同じ時間に同じ場所に来ることの体力的な面倒臭さや精神的疲労、気遣いやコミュニケーションによるストレスに、果たして耐え切れるのだろうか?コロナ前でも大学で友達が作れずに、ボッチ飯を食べていた学生もいた。彼らにとっては対面で授業の復活は「地獄」であるはずなのだが。。


●Dappi-2   2021.10.20
→昨日の続き。悪夢の可能性がある立民や共産に投票するよりか絶対にマシだろうから自民党に投票するだけのことだ。 2009年の政権交代では民主・社民・国民新党の3党による連立だったが、今回の野党連合には共産も加わっている。 2009年の政権交代では社民が1年足らずで早々に離脱している。共産を加わった連立がうまくいくとは思えないのも普通の人の考えであろう。そして実際にDappiのツイートを見てみると、特に直接的なデマや誹謗中傷のツイートがあるわけではなく、主に「虎ノ門ニュース」の映像を紹介しているだけのようだ。同じ地区でAとBのラーメン屋が開業した。今ではAが人気で客足も増えて売り上げも伸びている。Bは自分たちのラーメンの味を改良することなくAのラーメンを「あそこは不味い」「衛生管理がなってない」「値段が高い」「待たされる」などなどの批判だけを繰り返している。だから客足が遠のくのだ。そして自分たちのラーメンの味を改良するとしても、改良する前のPRだけは大袈裟だが、実際にはちっとも美味くならないであろうことは、多くの国民が予想している。10月18日の日本記者クラブの公開討論会での枝野代表は、支持率が低迷していることを指摘されてキレていたようでもある。


●Dappi-1   2021.10.19
Wikipediaによれば「Dappi(@dappi2019)は、自民党と取引のある法人が運営しているTwitterアカウント。野党議員に対するデマや誹謗中傷を含む攻撃的なツイートや、自民党に所属する特定の政治家などを支持する内容のツイートを行う右派アカウントとして知られる。アカウントは2019年6月に開設され、2021年10月時点で約16万のフォロワーを擁している。」とのこと。そして立憲民主党の小西洋之は、自身やその他の野党議員に対する誹謗中傷やデマの拡散を行っていたTwitterアカウントの「Dappi」に対して、名誉毀損で東京地裁に提起した。そこで疑問が2つ。①それって小西洋之のTツイートは、与党や政府に対しての名誉毀損にはならないの?②ニュースで「Dappi」が取り上げられる機会が増え、フォロワーが増えるだけなんじゃないの?ということ。そもそも左翼界隈の人が言う「ネトウヨ」とは、そのほとんどが右翼ではなく、普通の考えや思想を持った人たちだ。ただ立憲民主や共産党が、あまりに他人を批判ばかりをして自分らは何もしない。という印象が露骨になってきたので支持しないだけなのだろう。 2009年に政権交代を実現した民主党に期待した人もDappiのフォロワーの中にも多くいることだろう。自公をどうこうと言う前に、野党連合が「だめだこりゃ」ということ。そして誰も悪夢を再び見たいとは思っていないというだけのことだろう。別に自民党が好きというわけではない。→明日へ続く。


●マスク   2021.10.18
コロナ云々ではなく、他人と会う時はマスクの着用がマナーになりつつある。すくなくとも医療関係者や飲食店の厨房などでは、たとえコロナが収束したとしてもマスクを外すことは無いだろう。と、そんな世の中になっているにも関わらずノーマスク派の人間はある一定の割合でいるものだ。「医学的な根拠は無い!」とか「製薬会社が儲かるだけだ!」とか「そもそもコロナは存在しない!」とか言い分は様々だ。良識のある人間から見れば「なんとバカバカしい!」「おまえらがマスクしないことで感染者が増えてるんだ!」と憤慨しているかもしれない。しかし仕方がないのだ。原始人に「靴下履け!」と言ったところで彼らは絶対に靴下を履かない。コロナに感染した経験もあるのにノーマスクで夜な夜な飲みに出かけてさらに靴下までをも履かない芸能人もいたりもするくらいなのだから。


●バカ   2021.10.17
「ここでこれを言ってはいけないな」ということが分かる人と分からない人がいる。後者は「それを聞いた人がどんな思いをするか?」ということが想像できない、というかそこまで考えが及ばず自分が思ったことを全部言ってしまう、所謂「バカ」である。幼い子供はだいたいにおいて「バカ」であるのだが、成長するに従ってその「バカ」は治っていくし、子供であるが故の「可愛さ」で周囲の大人に指摘されたり咎められたりすることはない。ただし成長するに従ってその「バカ」は放っておいても治るわけではなく、親兄弟や身内の人間が何度も何度も辛抱強く教育していく必要もある。そしてその教育をされなかった子供が大人になっても「バカ」のままだったりもする。ところがその大人になった「バカ」が、「ここでこれを言ってはいけないな」ということを言ってしまった結果が、大きな局面を打開することとなり、行き詰まった状況から解放されることになったりもする。ただしそれは極めてレアなケースであり、多くの場合は「ここでこれを言ってはいけないな」ということを言ってしまった結果が大きな顰蹙を買い、ただでさえバカなのにより一層バカにされるということになるので「ここでこれを言ってはいけないな」ということは言わないようにしよう。


●経営者の語学力   2021.10.16
経営者なのに語学力が低い人が多いようだ。彼らの書いた文章は、とにかく誤字脱字が多く、長いだけで、基本的に「何言ってるか分からない」。まずは、自分の書いた文章を添削、推敲しないまま発信するのだ。だからいつまで経っても語学力が低いまま改善することはない。経営者(社長)だから社内で指摘や注意する人間もいない。税理士や会計士、司法書士、銀行など、指摘や注意できる人間もいるのだが、彼らにとっては経営者の語学力が低いままのほうが、何かと都合が良いので指摘や注意はしない。基本的に長文は読むだけでも労力を要するし、さらに「何言ってるか分からない」文章であれば誰も読まないのだ。「いかにシンプルで簡潔に伝えるか」が重要なわけだが、とにかく長文を書けば「仕事した感」で満足してしまうのだ。そんな社長さんたちに「テレビ会議ができるように」とか言っても無駄な話しなのだろう。彼らは最近やっとLINEができるようになったばかりなのだから。商工会議所や商工会で「テレビ会議をやろう」と言ったところでIT関連企業の経営者(社長)以外は、誰も参加しないというのが実情である。彼らにとっては「テレワーク」のハードルは限りなく高いままなのであり、今後も低くなる予定は無い。


●長持ち   2021.10.15
某スマホのCMで「バッテリーは長持ち!」と言っているのには笑う。「使わなければ何だって長持ちするだろ!」とか「買ったばかりはだいたいバッテリーは長持ちするだろ!」とか「問題は2年後にどれだけ長持ちするかだろう」とかツッコミを入れたくなる。しかし確かに仮に長持ちしたとしてもそれを数値化できないところが辛いところ。使用するアプリや音量、通話の頻度や気温などにもよって、いかようにも変化するのがバッテリー。従って「長持ち」ぐらいしか表現のしようがないというのもご最もな話しだ。ただしあまり長持ちすると買い替え需要が減少するので、長持ちも、ほどほどにしたほうが良い。人間の長生きも、ほどほどにしたほいが良いのと同じだ。


●ネットに疎いと   2021.10.14
10年前であれば、ネット上のアカウント取得や各種設定を代行するという仕事も多かった。もちろんお互いが信頼しているからIDもパスワードもそのまま相手に伝えたりもしていた。ある意味、こんなことが日常茶飯事で行われていたはずだ。でなければネットに疎い人たちはホームページの開設もSNSのアカウント取得もできなかったはずだ。しかし最近ではIDが携帯電話番号となり、その番号宛に送られたキーコードの入力が必須となり、おいそれと設定作業の代行ができなくなった。ということは、ネットに疎いとか言って、誰かにやってもらおう、なんてことはできなくなってきたわけだ。だからネットに疎い人たちは給付金の申請も、ワクチン接種の予約もネットからではできない。そこで仕方なく市役所のネット予約サポートコーナーに出かけて行くのだが、周りが後期高齢者だらけなのに驚く。50〜60歳はいないのだ。そして若い(といっても50〜60歳)のにネットができないのは恥ずかしいことだと改めて実感する。このままネットができないまま高齢者になって、他人の世話になりながら生きていくのか。それとも一念発起してネットやパソコンやスマホを使えるようになるか。ということになるのだが、後者を選んだ場合、自分では解決できずに他人に質問しまくることとなり、前者以上に他人の世話になりながら生きていくことになる。


●明確な回答は得られない   2021.10.13
コンピュータはたまにトラブることがある。特にネットに接続していた場合のトラブルや不具合は、その原因が、サーバーなのかクライアントのブラウザなのかクライアントのコンピューター自体なのかOSなのかそれぞれのバージョンによる組み合わせなのかHTMLやJavaScriptの記述なのか、と考えるとキリがない。そしてその原因が分かることもあれば分からないこともある。それでも気がつけば直っていたり、軽微な問題であって忘れているうちに色々と環境がバージョンアップされていつのまにか解決されていたりすることもある。色々な多岐にわたる複雑な要因が絡んでの結果だったりもする。肝心なのは解決したトラブルは結果オーライとして、その原因や要因を深く追求しないことだ。追求したところで明確な回答が得られないことがほとんどだし、そこに費やす時間が無駄になるだけだ。結果オーライならばそれでいいじゃん!としないと眠れなくなる。今回のコロナの感染者数の急減も、恐らく色々な多岐にわたる複雑な要因が絡んでの結果なのではないかな。だから今はその要因を追求したところで明確な回答を得られることはないだろう。それよりも第6派に対する備えを粛々と淡々とやっておこう。


●日本代表   2021.10.12
サッカー日本代表の雲行きが怪しくなってきた。野球は五輪で金メダルをとったものの出涸らしチーム同士の戦いのようでイマイチ盛り上がりに欠ける。昔、巨人が1強だったころは、巨人ファンとアンチ巨人に分かれて大いに盛り上がっていた。そこで提案なのだが、サッカーも野球も常に日本代表チームが日本代表チームとしてリーグ戦を戦ってはどうだろうか?代表チームはリーグ戦で負けることは許されず、各チームの優秀な選手は代表チームに入ることができ、それが大きなステイタスとなり、逆に代表チームでも成績の上がらない選手は他のチームに移籍させられる。1強vsその他という構図を無理矢理作ってしまうのだ。代表チーム自体の実力もアップするし、他の既存のチームを必死で戦うようになる。そして代表チームだけはスポンサーが国、つまり税金ということにする。えらい盛り上がるのではないかと思うのだが、ダメだろうか?年俸の計算が難しいか…


●時間   2021.10.11
人間には2種類のタイプがいる。①時間があり余って困っている人と、②時間が足りなくて困っている人だ。言うまでもなく②のほうが生産性が高く、地球上の歴史上全ての発明や改革を行なってきた。①はと言えば、ちょっと難しいことはやろうとしないで、楽をすることを前提としているから、すぐにやることがなくなる。つまり頭を使えばやることはいくらでもあるということを知らない。しかし地球上の全てが①だとしたら、環境破壊も核兵器も人口増加も公害も開発も無い、石器時代そのままの平和な時代が今でも続いていたかもしれない。ただし医療も石器時代なのは困るな。特に麻酔が無いのはイヤだ。


●インドネシア   2021.10.10
日本国内の感染者数がついに1000人を切った。では世界はどうかというと第3派がそろそろ終わりそうという感じではあるが、まだまだ国家間でのバラつきは大きい。かつてのインド、ブラジル、アメリカのような大規模なものはないが、例えばオーストラリアのように現在急増中の地域もある。日本での減少速度は鈍ってきた感はあるが、これほど急激な減少は他に例を見ないのでは?と思って探してみると、なんとインドネシアだった。日本と同じように感染者数は1日1000人を切り急減中である。インドネシアの人口は日本の2.2倍である。しかも最近までは人口に対する感染者数の割合がインドを超えた!などとニュースになっていた。また韓国やフィリピン、ベトナムなどはそんなに減ってはいない。恐らく国ごとに色々な要因が絡んでの感染者数であり、単純にインドネシアと日本に何らかの共通点があったとしても、そのことが感染者数に影響していることはないだろう。ただインドネシアの人たちは驚くほどに日本のことをよく知っているらしい。広島と長崎に原爆が落とされたことや天皇陛下のことなど。それと国民が謙虚で控えめなところも日本と共通しているらしい。従ってインドとインドネシアが違う国であることを知らなかった、とかインドネシアはインドシナ半島にあると思っていた、とかいう、そこのあなた!最低でも地図でインドネシアを指せるようにしておきましょうね。


●ググる   2021.10.09
Googleで検索する、俗に言う「ググる」という意味を理解していない人間が多い。高齢者が理解していないのは当然のことなのだが、若者でも理解していない人間も少なくない。若者の場合「ググる」ことが出来ないわけではない。どう勘違いしているかというとwebブラウザを使う全ての操作を「ググる」と思っている、ということだ。つまりブラウザの入力窓に「http://〜」と入れて表示させることも「ググる」なのだ。そしてそのように勘違いしている若者はかなりの高い割合でいるのであった。学生とのメールのやりとりで、どうも書いてることが噛み合わないなぁ、と思っていたのだが、この勘違いが判明するまでには、けっこうな時間がかかった。「先生、グーグルで検索しましたが表示されません」と言うのだ。これはブラウザの入力窓に「http://〜」と入力したのに表示されないということを言っていたのだった。つまりURLというものを理解していないということであり、ラジオなどで「ホームページのアドレスは、エイチティーティーピーエスコロンスラスラ…」とか言っているのも「ググる」だと思っている。URLはUniform Resource Locatorの略なのだが、Uniform Resource Locator自体が普通はイミフな言葉なのだろう。かといって日本語に無理やり訳せば「制服資源位置」とかになって余計にイミフだ。インターネットを正しく理解していない日本人が多いのは、日本語に訳せない言葉が多すぎる、という要因があるようだ。だからまずは英語ができるようにしないといかんのだよ。


●税金の無駄遣い   2021.10.08
市のある部署の提案で、市の農業活性化と人口減少に歯止めをかけるために市の特産の農作物を使ったジュースを市が全面的にバックアップして生産販売することになった。専用のウェブサイトも開設し、市内各所で無料試飲サービスも行い評判は上々であった。マスコミにも取り上げあれ「とにかく美味しい!」ということで話題となった。しかし問題は採算をとるために販売価格が高いということであった。ソフトドリンクに1杯500円を出す人間はそうそういない。確かに美味いのだが、それだけで売れるほど世の中甘くはない。こうして評判は段々と聞こえなくなり、売り上げも伸びずに、販売店からも徐々に姿を消し始め、市の担当者は移動となり今では他人事。生産者は元の通り農作物のみをせっせと生産するようになった。てな話、あなたの自治体にもありませんか?こういうのが「税金の無駄遣い!」と言うのです。


●離れの便所   2021.10.07
郊外の新築であろう農家に離れの便所がある。確かに江戸時代であれば便所は主屋から少し離れたところに作るというのは分かる。しかし下水も完備されているであろう平成の新築家屋になぜ離れの便所を作るのだろうか?恐らく長年暮らしてきた年寄りが「便所は離れに作るべき!」と言って聞かなかったのかもしれない。しかし若い世代の人たちは「いちいち便所に外を歩いていくなんで有り得ない!」と言って折れなかったのかもしれない。そして折衷案として、離れと主屋の中の両方に便所を作ることとなった。そうしたところ年寄りたちも外に出るのが億劫になってちょいちょい主屋の中の便所を使うようになった。そうこうしているうちに年寄りたちは足腰が立たなくなり、誰も離れの便所を使わなくなり、離れの便所の便器の上には使わなくなった農機具やら壊れた家電製品が置かれ、誰しもがその離れの便所の存在を見て見ぬふりをするようになった。と、このように不要な物が実際に使われなくなるまでには長い時間が必要だ、という不便な便所のお話しでした。


●アクリル   2021.10.06
地球温暖化が進む中、人類は新型コロナウイルスと戦うことを余儀なくされた。そして大量のアクリル板なるののが製造販売された。アクリル板は原油のナフサから生成される熱可塑性樹脂である。ガラスの代替品として多く使われるのだが、透明度はガラスに匹敵するものの耐用年数はガラスより短い。ガラスは100年以上保つのに対してアクリルは長くて20年程度。紫外線でも劣化する。熱可塑性樹脂なので100度c以下で変形する。表面にキズもつく。つまりあと20年経つと大量のアクリル板が廃棄処分されるということ。しかし熱可塑性樹脂の中でも融点が高く焼却処分するときのCO2の排出量も高くなる。ガラスは海洋放棄しても砂に削られて、いずれケイ素の粉末になるが、アクリルは軽いので海底に沈んで砂に削られることがない。その場凌ぎの対策は必ず将来にツケが回ってくるの法則。


●玉石混淆   2021.10.05
パナソニックは7月から退職金を上乗せして早期退職者を募集していたところ、1000人を超える社員が応募し9月末で退職したとのこと。その中には優秀な人材も数多く含まれていたらしい。会社側の説明が不十分であって期待の人材も退職してしまったとニュースになっているようだが、これって潰れる前の会社の「あるある」であって、特にニュースとして扱うことのほどではないのではないか。会社、特に大手は、入社試験時にふるいにかけて優秀な人材だけを採用しているはずなのだが、時間が経つと、より優秀になっていく人間と、優秀の面影も欠片もない無能になっていく人間がいる。そんな玉石混淆の状態で早期退職者を募集すれば、石だけが残って、玉だけが去るのは普通であろう。玉は会社を辞めても他でやっていけるだけの自信もスキルもあり、石は他ではやってはいけないということも分かっている。仕事はできなくても、自分の実力が他で通用しないことだけは確実に正確に理解しているのだ。その理解力と分析力を仕事でも活かせよ!と思うのだが、それは絶対にやらないようだ。要は自分のコトになると脳みそフル回転なのだが、仕事では低速回転に馴れてしまっているんだな。


●子供騙し-2   2021.10.04
→昨日の続き。映画「トップガン」もがっかりだった。途中から出てきたソ連の戦闘機が明らかに米軍のF-5Fタイガーだったからだ。トム・クルーズが1980年代のF-14に乗っているのに敵が1950年代のF-5Fタイガーかいっ?ということで「なんだこの映画は子供騙しかよ」と思って見たから覚えていないのだろう。映画「レオン」はけっこう内容を覚えているのだが、最後の最後で子供騙しのシーンが待っていた。ジャン・レノがマチルダからのプレゼントで手榴弾のピンを手渡す場面。ここまでは完璧だったのだが、問題はその手榴弾が爆発するシーンである。まるで石油コンビナートが爆発したかのような大量の炎と爆風。ジャン・レノが身につけていた手榴弾はUS MK3が6個(のように見えた)。US MK3は、爆発の衝撃波によって対象を殺傷する攻撃手榴弾であるが危害半径が小さく火炎は発生しない。従って例え6発同時に爆発しても火や煙は出ず、爆風が及ぶ範囲も小さい。のはずが石油コンビナートの大爆発かいっ?ということで「やっぱり子供騙しかよ」ってことで。ショッカーの戦闘員が人気のない空き地で地面に仕掛けられた控えめの爆薬の爆発に合わせて空中で宙返りをしている場面を。不自然に思わないモードに切り替えてから見なければいけなかったのだが、そんなに急には変えられない。


●子供騙し-1   2021.10.03
映画「禁じられた遊び」の内容はほとんど覚えていない。最初のほうのシーンでお父さんとお母さんがメッサーシュミットBf109の機銃掃射を浴びて死ぬという場面。機銃が背中に当たったお父さんは「あうーっ」と痛がって息絶えるのだが、Bf109の機銃はMG151で口径は20mmだ。20mmの機関砲が人間にまともに命中したらその瞬間にほぼ肉片と化すはずだ。それとその機銃掃射が橋の上を迫ってくるシーン。どう見ても時速20kmぐらいであり、土に仕込んだ爆竹が順番に破裂しているようにしか見えない。機銃掃射をするメッサーシュミットは時速300kmぐらいで飛んでいるはずだ。ということで「なんだこの映画は子供騙しなんだ‥」と思って見たから覚えていないのだろう。ショッカーの戦闘員が人気のない空き地で仮面ライダーにやられていくシーンを見るときのモードに切り替えなければいけなかったのだが、そんなに急には変えられない。→明日へ続く。


●テキスト   2021.10.02
情報を伝える手段の多くは未だに「テキスト(文章)」である。しかしテキストで伝えられる情報は伝えようとしている内容のうちの7%でしかない。残りの93%は伝わっていないままの状態で我々は生活しているのだ。危なっかしいことこの上ない。そもそもテキスト(文字)ができる前にも情報伝達は行われていたはずであり、行われていたから現在の我々も人類として生存しているわけだ。仮に人類がテキスト(文字)を発明する前に、イラスト(絵画)のスキルが向上していれば、テキストは不要だったのかもしれない。現在の絵文字顔文字の使用される頻度を見れば容易に想像できる。また1枚のイラストをテキストに変換しようとすれば膨大な文字数が必要になる。それだけイラストによって伝えられる情報量は圧倒的なのだ。このことはjpgデータをエンコードしてみれば分かることだ。さらには人類がテキスト(文字)を発明する前に、動画撮影と保存再生技術を習得していれば、テキスト(文字)などというものは完全に不要なものとなっていたであろう。とはいってもテキスト(文字)は不完全であるが故にいじくり回すと面白いものなのかもしれない。


●プレゼン   2021.10.01
若いイケメンのお兄ちゃんが液晶プロジェクタで映し出されたスクリーンの前でプレゼンしている。そのプレゼンが終わると会場から拍手がわき起こりプレゼンは大成功!というようなTVコマーシャルをよく見るような気がする。しかし現実の社会ではこんなことはあり得ない。若いイケメンのお兄ちゃんがプレゼンをするというところまではある。しかし終わったあとの拍手は喝采を伴うことはなく、スタジオのADの拍手のようにまばらなパチパチパチ。質疑応答タイムになると、それまで憮然として聞いていたオッサン達が元も子もないような根本的な問題を指摘する。お情け程度の褒め言葉を挟んだ後に剛の深い顔のオバハンが、我が子を宥めるような口調で引導を渡したりもする。若いイケメンのお兄ちゃんが何日も徹夜して作った資料を元にプレゼンして、大成功に終わるなんてことは絶対に無いのだ。万が一あったとしても、若いお兄ちゃんは、けっこうなブサイクだったりもするのであった。



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