2021年12月


●カタカナ語   2021.12.31
クラスター、オーバーシュート、ロックダウン、ブースター接種、アウトブレイク、エピデミック、などなど「日本語にしろよ!」という意見は多い。集団感染、爆発的患者急増、都市閉鎖、3回目接種、感染爆発、広範囲感染、という感じでいいんじゃね?と思うところだが、これらの日本語では正確ではないため専門家や医療関係者からは「そうじゃないだろ!」という意見が数多く出るはずだ。また英語に訳すときにはかなり混乱もすることだろう。では正確に表現するためにどうするか?と言うと、例えばエピデミックの場合、居住地域横断型想定外急速広範囲感染、とかにしないといけなくなるだろう。ウイルスは世界共通だ。ウイルスに関する言葉も世界共通にしておかないと不便で困るということだろう。ウイルス関連以外でも「意味わなんねカタカナ語」はめっちゃ多い。オンデマンド、アーカイブ、アセスメント、イノベーション、ダイバーシティー、ガジェット、サムネイル、リノベーション、アナリスト、インフルエンサー、インバウンド、などなどこれは挙げたらキリがないだろう。もっともインターネットだってスマートフォンだってもはや日本語には翻訳不可能な単語だろう。「日本語にしろよ!」とか言っているヒマがあったら調べて勉強しろ!ということだ。



●世界の感染者数は現在第4波を更新中   2021.12.30
「世界の感染者数は現在第4波を更新中である。すでに第3波を上回り第2波に追いつこうとしている。」と書いたのはつい4日前のことである。昨日チェックしたら第4波の感染者数は第2波をしれっと抜き去って最高値を更新中である。記録更新中の国にスペイン、イタリアを加わっている。「日本はなぜ感染者数を抑えこむことができたのか?」と言われたりもしているが、世界各国の感染者数の増減のグラフを見れば分かるように、どこの国にも感染者数が少ない「凪」の時期がある。その長さや数値は様々であるが、増加したまんまという国は無い。必ず増減を繰り返している。つまり日本はこれから増える方向であることは間違いはない。そして世界の感染者数の増減はしばらくの間は、何度も何度も繰り返されるのであろう。効果的な予防対策はワクチン、マスク、手洗いと言われているが、この3つは、いずれも「人流する」ことを前提としている。「外に出ない」を徹底しない 限りは世界の感染者数の増加を抑えることはできないだろう。


●レジ袋   2021.12.29
30年以上前の家庭電気製品に対するドイツの法改正。電源がOFF時にLEDを点灯させてはいけないというものだった。LED1個に使う消費電力は極めて僅かなものであり、ドイツの全家庭がこれに対応したところで大した節電にはならない。もっと大きな効力がある節電方法はいくらでもあったことだろう。ではなぜこんなことやったのか?といえば、国民の意識改革であろう。僅かであっても意識することが重要なのであろう。そういう意味でも日本のレジ袋廃止も、実質的な環境効果は少ないが、意識改革という意味では成功していると言えよう。レジ袋廃止によって万引きが増えた!という意見もあるようだが、もともと万引きが非常に少ない日本だからできた施策であることも忘れてはいけない。というか既にレジ袋が無いことに国民のほとんどが不便も違和感も感じなくなっているではないか。


●二刀流   2021.12.28
実に困った問題がある。コロナの第6波で大学の授業がオンラインになるか対面になるか分からないということ。学生は入学時にパソコンを購入するのだが、昨年の一年生の実績では約三分の一がMacだった。しかも今年のM1プロセッサーMacからはブートキャンプ(MacOS上でWindowsを動かす)が使えない。ということでオンラインになった場合にはWindows用とMacintosh用の2種類の教材を用意しなければいけない。それには今から準備をしておかないと新学期には間に合わなくなる。もし対面になった場合は大学のパソコンを使うのでWindowsだけを想定しておけばよい。仮にWindows用とMacintosh用の2種類の教材を準備したとしても対面になった場合はその労力が全くもって無駄になるわけだ。とは言っても今回対面になったとしても、またいつオンラインに戻るかも分からない。ということで基本的にはコロナは恒久的に収束しないということを前提に何事も準備しておかなければいけないということのようだ。M1プロセッサーMacでWindowsを実行できるツールというのもあることはある。しかしだ、せっかくMacを使っているのにMac上でWindowsを走らせるというのも意味がないし、ショートカットキーも使えなくなる。いずれにしても、これかれはWinとMacの二刀流が当たり前になってくるはずだ。


●演劇   2021.12.27
梅沢富美男が「コロナ禍で政治家がクソの役にも立たないことに気付けた」と言った。まったくもってバカ丸出しの発言だ。だから芸能人に政治を語らせてはいけない。自分の業界のことしか眼中に無い出来損ないの脳みそでしか考えられないのであろう。まずは劇団というものが普通の人が生きていく上では必要不可欠では無かったということにコロナ禍で気づけよ。政治家は忙しいのだ。まずは人間が最低限生きていくために必要なものから確保していかなければならない。そして当然のことながら演劇というものはプライオリティーが低いので後回しにされた。ただそれだけのことだろう。


●ブースター接種   2021.12.26
https://graphics.reuters.com/によれば世界の感染者数は現在第4波を更新中である。すでに第3波を上回り第2波に追いつこうとしている。アフリカ諸国ではピークを過ぎた感もあるが欧米の特に先進国で記録更新中である。現在(12月25日)の記録更新中の国は、デンマーク・フィンランド・カナダ・オーストラリア・フランス・英国などだ。最初にワクチン打ったところが賞味期限切れになっているということだろう。ということで各国ではブースター接種も始まっているようだが、するってーと何かい、人類は生存していくためには、これからずーっと8ヶ月に一度の接種を続けていかないといけないってワケかな?そうなると人類は、まるで定期的に恒久的に透析を打たなければいけない透析患者みたいになる、っちゅうことかな。


●マクドナルドで大行列   2021.12.25
ポテトのM・Lサイズ販売一時休止の前に“食べ納め”しようと駆け込み客が殺到したそうだ。これに対してネットでは「S2つ買えばいいだけだろ…」「1週間だけなのに…?」「バカじゃねーの?」「頭ハッピーセットかよ」などなど批判する、バカにするコメントが相次いでいる。確かに大行列までしてM・Lサイズを買う人間は「バカじゃねーの?」である。しかし彼らはポテトが好きというわけでもないのではないか。「販売休止の前の食べておいた」ということを友だちや知り合いに話して(自慢して)おきたかった。というだけのことであろう。それが、友だちや知り合いに対して「マウントを取る」ことにもなると思っている。それだけ寂しい、さもしい、あさましい、ヒマな、普段周囲から認められていない、連中なのであろう。きっと彼らはLサイズを注文してテーブルに運ぶやいなや、インスタ用の写真を撮りまくっていることだろう。満たしたいのは食欲ではなく、「いいね」という承認欲求なのであった。


●だるま   2021.12.24
選挙で当選してだるまに目を入れるという行為が、テレビでは放映されなくなっているそうだ。目を黒く塗って完成するという行為が視覚障害者に対する差別に当たるとのこと。「なるほど確かにそうだ」という意見と「何もそこまで考えなくてもいいのでは?」という意見とで分かれることだろう。それ以前に「だるま」というもの自体が、四肢障害者や肢体不自由者を連想させるのでマスコミでは使わない方向に向かっているとのことだ。日本の文化として根付いている「だるま」が放送禁止用語となってしまうのは、これまた賛否両論あることだろう。公園などで子供たちが騒ぎながら走り回っているとき、一瞬で止まらせる呪文が「ダルマさんがころんだ!」なのだが、この呪文も使えなくなるのか。代わりに「ダルマシアンがころんだ!」にすればいいだろう。犬だし。


●感染者数のマスコミ発表   2021.12.23
このごろの国内の感染者数のマスコミ発表。「今日の感染者数は〇〇人で〇〇日連続で〇〇人を下回りました」って、だから何だって言うんだ!全くもって推移の状況も今後の予測もできないじゃないか!「今日の感染者数は5000人で10年連続で1万人を下回りました」って言ってるようなもんだ。下回る〇〇人を固定値にして継続しないと意味がないのではないか。何もコメントせずに正直な数値のグラフだけを公表すべきだろう。「まだ少ないから安心」とか「増えてきたから気をつけろ」なんてことはグラフを見た視聴者が自分で考えることだろ!そのためのグラフであるはずだ。一方の海外では、予想通りアフリカ諸国がピークの記録を軒並み更新し始めているし、欧米でも多くの国が過去のピークに達しようとしている。日本も時間の問題であろう。


●電力供給   2021.12.22
この冬の日本国内の電力供給は綱渡り状態になるだろうと予想されている。暑さを凌ぐには冷やさないといけないし、寒さを凌ぐには暖めないといけない。しかし最近の暖め方って効率が悪過ぎはしないだろうか。最終的には身体を暖めれば良いはずであって、そのために空間全体を暖める必要はない。また暖めるためには電気や化石燃料を使わなくても沢山着ることで対応もできる。国民全員が1枚多く着て、部屋の暖房を切りこたつに入るようにすれば電力供給は楽勝となるはずだ。とはいえ綱渡りでぎりぎりセーフにすることで電力会社が大きな利益を得ることになるのだろう。綱渡りと言っても、その下にはセーフティーネットが何枚か用意されていて、その最後の手段が計画停電であり、計画停電したところで国民は、きっとそれなりに対応することであろう。緊急事態に慣れてもいるし。


●意味の分からない言葉   2021.12.21
持続可能な開発目標をSDGs、多様性を意味するのがダイバーシティー、多様な人々が互いに個性を認め一体感を持って働いている状態をインクルージョンと言う。この3つの単語(SDGs、ダイバーシティー、インクルージョン)は数年前から日本でも頻繁に使われるようになったが、多くの日本人にとっては「何のこっちゃ?」であろう。ただ漠然と、差別のない、男女平等、環境に良い、お台場にある、ようなイメージなのだろう。そもそも「こんなことも知らないのか」とか「それはね、こうこうこういう意味なのだよ」とか「そういう意味ではないのだよ」とか言うために似非知識人がこぞって使うものなのだろう。少し前の「ビッグデータ」「ディープラーニング」と似たようなものだ。一般の人が知らない、または知る必要もない言葉を使うことによって「先進性のある知識人」を装うための単語だ。だからここ数年の選挙では候補者のリーフレットには実に頻繁にこの3つの単語が登場する。候補者自身がその意味を正しく理解しているかどうかとかは全くもって別のハナシなのだ。まあそうすることで広まっていく、というものでもあるのだが。


●オミクロン株   2021.12.20
ロンドンでは12月18日、オミクロン株の1日当たりの新規感染者が1万59人だったと発表した。驚異的な感染力である。日本では18日現在65人である。当然のことながら(と、多くの人は思うようになっている)今後この数値は激増するであろう。いくら水際対策をしても、人類などというバカで稚拙な生き物は、帯域期間に外出してしまうのだから止めようもない。そして多くの国民が、①再度の非常事態宣言の出る前に外に遊びに出かけるか、②再度の非常事態宣言が出ないように外に遊びに出かけるのを控えるか、が感染の急増を抑えられるかどうかの分かれ目であろう。①を選んだときには、東京はロンドンと同じになる。


●ラクチン   2021.12.19
人間はそうそう変われるものではない。基本的には今まで考えてきたこと、思ってきたこと、今まで行ってきた仕事、今まで信じてきた思想や宗教、今まで応援してきた人間や組織、今まで好きだったもの、今まで嫌ってきたもの、などなど全てをそのまま継承することがラクチンなのだ。何も変えないで今まで通りにすればラクチンなのだ。保守的に徹底することがラクチンなのだ。そして人間はラクチンが大好きであり、常にラクチンを求めているから、電車に乗ると席に座りたがるわけだ。例えば今までずっと巨人ファンだった人に、明日から阪神を応援しろ!たってそんなことができるわけはない。もしもどうしても阪神ファンにならなければいけない理由があったとしても、すぐにはなれるものではない。心の整理と葛藤と時間が必要なはずだ。そしてそのために消耗するエネルギーも相応にあるはずだ。例えば厳格なクリスチャンに、明日からイスラム教徒になれ!たってそんなことは99.999%不可能だろう。そして万が一なれたとしてもそのために消耗するエネルギーや時間は膨大なものになるはずであり、とてもラクチンではいられないはずだ。人間はラクチンでないことが大っ嫌いなのであった。


●S.M.A.R.T   2021.12.18
MacOSを最新バージョンのMontereyにアップデートしようとしたところエラーになってアップデートできない。S.M.A.R.T状況がエラーになっているらしい。何のこっちゃ?と思って色々と調べてみたところ、どうやらHDDがもうすぐ寿命になるので取り替えましょう!というメッセージなのだそうだ。パソコンの中で唯一メカ駆動部品のHDDなので、当然消耗品としての寿命というものがある。昔のパソコンでは最初はチリチリチリと鳴っていたHDDが、そのうちショリショリショリというようになり、チョリチョリチョリと音がするようになったら、そろそろ替え時、という感じであった。しかし最近のHDDは寿命が近づいてもあまり音が変わらないので気が付かない。そしてある日突然動かなくなるという危険性があるわけだ。というわけで内臓HDDを交換するというのもめんどくさいし、外付けHDDを追加するのも半端な感じがするし、SSDにするのなら、いっそMac本体ごと新しくしちまおう!ということにした。S.M.A.R.Tというのはストレージ(HDD)の寿命をあらかじめ(壊れる前に)警告してくれる画期的な機能!ということであったが、「もうすぐ壊れるぞ!」と脅して買い替えを促すAppleにとっても画期的な機能!なのだろう。


●パートナーを選ぶときの条件   2021.12.17
チビ、デブ、ハゲ、ブサイク、低所得、低学歴の男のうちの最低5つは受け入れなくてはいけないのは、ブス、デブ、高年齢、低学歴の女がパートナーを選ぶときの条件なのだろう。同様に、チビ、デブ、ハゲ、ブサイク、低所得、低学歴の男は、ブス、デブ、高年齢、低学歴の女の全ての条件を受け入れなければパートナーはいない。差別と言ってしまえばそれまでだが、人間に差異がある以上は必ずランキングなるものも存在する。従って人は己のランキングがどの辺に位置するかを見極めた上でパートナーを選ばなければいけない。己の身のほどに相応しくない高嶺を望んではいけない。ということは周囲の人間がちゃんと教えてあげばいといけない。でないと己のランキングが低いにもかかわらず、ランキングの高い相手を望んだままドルオタとかになって現実逃避を続け、気が付いてみれば50歳とかになっているのだった。50歳は、明治時代であればとっくに平均寿命を超えている。


●阿漕な商売   2021.12.16
「ご冥福をお祈りします」は話し言葉ではなく書き言葉なので、弔電やSNSの投稿、メールの本文などに使う言葉だ。意味は「故人の死後の幸福を祈っています」といったようなものだ。しかし死後に幸福とか不幸とかはない。幸福とか不幸は生きているものにのみ与えられる特権なのだ。義務教育の中に「科学」が取り入れられるようになってから何年経つというのだ?今でも死後の世界を真面目に信じている人間の多さには驚く。確かに死というのは悲しいものであり、故人が生き返って欲しいと思う気持ちは誰にでもある。それを「天国」という架空の世界で生きている故人をイメージするという気持ちも理解できる。だからと言って代謝も成長も停止してしまった有機体から生前とほぼ同じ形をした半透明の、質量が無い「魂」なるものが大気圏外に向かって昇っていくという現象は、どう転んでも科学的に説明つくまいて。坊さんとかは義務教育の理科で学んできたことと、冥福は頭の中でどう折り合いをつけているのだろうか?それとも仕事として儀式として割り切っているのだろうか?だとすれば阿漕な商売であろう。


●外交的ボイコット   2021.12.15
そもそも五輪なのだから選手と関係者だけが行けばいいんじゃないの?政府や政界の要人を率いた使節団が競技に参加するわけではないし、必要があればリモートで参加すればいいのではないか。「いやいや五輪のような国際的なイベントではそうもいかない。政治とは切り離して考えるというのはあくまで表面的な話で、裏では参加国同士の政治的な重要なやりとりがあるのだよ。」ということだろう。市民体育祭に市議や県議が来賓として参加するのと同じだろう。まあ、とはいってもオミクロン株がこんな勢いで広がっているのだから、人の移動は必要最低限とする=政府や政界の要人を率いた使節団は行かない、ということに、放っておいても自動的になるのではないのかな。


●老人の話   2021.12.14
老人の話はとにかく暗い。陰湿で希望も夢も無い。こんな感じ→〇〇さんが病気になって入院した。〇〇さんはもう歩けなくなった。〇〇さんの息子は50にもなって嫁が来ない。〇〇さん家の犬が死んだ。〇〇さんを最近見なくなったと思ったら死んでいた。〇〇さんが多額の税金を取られた。〇〇さんが墓を買った。〇〇さんは希望のホームに入所できなかった。〇〇さんは100になって車椅子の生活になった。〇〇さんは月額◯◯万円のホームに入った途端に死んだ。〇〇さんは死んでも遺体の引き取り手がいない。と言う具合の暗い話の枚挙に遑がない。そんな話を聞いてるほうはクッソ面白くもないし、何のプラスにもならないし時間の無駄以外の何者でもない。老人が嫌われるのは見た目とか、他人の手を煩わせるとか、動きが遅いから、とかではない。話が暗くて長いからなのだよ。


●スマホ   2021.12.13
2028年(近未来)のことである。あるスマートフォンのメーカーが、新しいスマホの商品化プロジェクトチームを若いスタッフだけで結成した。メンバーは将来実現しそうな技術を色々と調べるのと同時に、過去に実用化に成功した色々な技術やサービス、デバイスも徹底的に調べた。そして色々と検討した結果「これなら行ける!」とメンバー全員が自信を持った企画が出来上がった。プロジェクトチームのメンバーはその企画書を持って社長にプレゼンをした「まず我々が参考にしたのは、この昭和の時代の黒くてゴッツイ機械です。この機械の機能をスマホに取りいれるという案です。最初は需要は少ないと思われますが、ネット広告で訴求することで潜在的なニーズの掘り起こしは可能であると確信しています。」社長は言った「その黒くてゴッツイ機械は電話といってな、スマホには最初からついている機能なんだよ。君ら、知ってたんじゃないの?」メンバーは一斉に首を横に振った。社長は続けた「じゃ、君たちはスマホで電話をかけないの?」メンバーは一斉に首を横に振った。


●口を開かない   2021.12.12
他人と会う時のマスクがマナーにありつつある。しかしマスクをつけることを忌み嫌う人も世界にはまだまだ多い。そして彼らにマスクをつけさせることは、原始人に靴下を履かせるくらいに難しい。では何か折衷案はないか?と考えたところ、そうだ!他人と会う時は口を開かないようにすれば良い、ということを思いついた。そもそも歯や舌を見せることは、卑しさや下心、ガメツさや貪欲さが露呈してしまう。常に口を閉じていれば、それなりの品位が保てるし飛沫が飛ぶこともない。問題は喋る時だが、腹話術師は生まれつき腹話術ができたわけではないだろう。一般人でも訓練すれば腹話術はできるようになるはずだ。あと食事。他人と会う時は流動食をストローでちゅーちゅー吸って、家族では今まで通り自宅限定で口を開いて食べれば良い。他人と会う時はストローでちゅーちゅーと酒を飲むので、異常に回りが早くなり、酒飲みの燃費も向上するはずだ。


●寝る場所   2021.12.11
建築現場の昼休み。昼食後の作業員たちが思い思いの適当な場所で昼寝をしている光景を見かけることがよくある。やはり肉体労働なので昼寝をしないと体が保たないんだろうなぁ。とも思うのだが、いやいや待てよ。同じ肉体労働でも工場のラインなどでは昼寝は許されない。さらには昼寝をしたほうが作業効率が上がるのは肉体労働に限ったことではないのでは?ではなぜ多くの職場で昼寝が許されないのだろうか?と考えてみると、一つはスペースの問題、人は起きているときよりも、寝ているときのほうがより多くの面積を必要とする。とはいえ、それは仕事場が狭いから面積が確保できないのであって、人は必ず1日に1回は「寝る」のであって、そのときのその面積は常にどこかに確保できているはずである。ということはだ。確保した寝ている場所の近くで仕事をしたほうが効率的なはずである。というアプローチでテレワークが推奨されているということもある。ほんとか?


●ツッパリ   2021.12.10
マスクを外した時に「残念な顔」と思われたくないので仮にコロナが収束したとしてもマスクは外せないという人がいるそうな。いやいやそういう人はコロナ前からいたはずだ。口元に自信のない人は風邪でもないのにいっつもマスクしてたし、昔のツッパリ(今でいうヤンキー、DQN、1970年代の不良)はみんなマスクをしていた。ツッパリは基本的に頭が悪くおめでたいので、すぐに感情が表情に出てしまう。しかし頭が悪いぶん、喧嘩が強くなければいけない。そして強く見せるためには常に睨みを利かせていなければいけない。だからいつもマスクで口元を隠していた。ただ当時はマスクといえば「白」だった。ダブダブの学ランを着て、頭はリーゼント、口元は医療用の白マスク、何とも奇妙な組み合わせのファッションを、誰も不自然だとは思わなかったというのは、時代の成せる技であったのだろう。


●クーポン   2021.12.09
18歳以下への給付金が「現金とクーポン」となっていることで批判が相次いでいる。もちろん現金にするメリットは色々とある。しかしクーポンにするメリットは印刷業界が潤うことになるわけだが世間の目は無駄遣い。しかし飲食業が潤うのは経済の活性化である。しかしまぁ、お年玉は現金で貰うから嬉しいのであって、お年玉袋を開けてみたらクーポン券が入っていたというのは萎える。それがあるから給与も現金で渡していた会社も最近まであったわけだ。とはいえお年玉を貰う方が現金にしろ、とかクーポンにしろ、とかプリペイドカードにしろ、とか小切手にしろ、とか指定はできないんじゃないのかな。まあ、クーポンにする最大のメリットは「バカ親がパチンコで全部使っちまうことを防げる」ことができるってことだろうてよ。


●世界では感染者数が過去最大を更新中の国も少なくない   2021.12.08
オミクロン株のニュースの陰でほとんど報道されていないが、世界では感染者数が過去最大を更新中の国も少なくない。デンマーク、トリニダートトバコ、フィンランド、チャド、スロバキア、グリーンランド、韓国、ノルウェーなどだ(12月7日現在・graphics.reuters.com)。これらの国に共通点はなかなか見つからない。もはや地球上の至るところ隅々にまで人間というキャリア(運び屋)がウイルスをせっせと運んで感染を広めているということだろう。世界全体では只今第4波増加中であり、1〜3波はだいたい同じくらいなので、4波も同じくらいになるのではないかと予想される。死者数は減少はしているもののピーク時の半分程度である。さてこの現実を見て「人類は何と愚かなのだろう」と思うか「偉大な人類は自らの工夫で撲滅しないで済んでいる」と思うかは個人の自由である。とまあ、そこが自由だからなかなか収まらないのかもしれない。


●ワクチン接種   2021.12.07
2回のワクチン接種をした男がコロナに感染してしまった。2回目を打ってから2ヶ月しか経っていなかった。考えてみれば副反応も全くなかった。ということで2回目が正しく打たれていなかったのではないかと思い、ワクチンを打った医者を訪ねてきいてみた。「確かにチクっという感覚があったし、針の跡も残っていました。でもオレってこの通り腕、細いじゃないですか。もしかしたらワクチンの注射針が、腕を貫通していたってことはないでしょうか?」すると医者は答えた「大丈夫。もし貫通していたとするならば、2回チクっとするから自分で分かります。」


●マイクロソフトEdge-2   2021.12.06
→昨日の続き。マイクロソフトのInternet Explorerが世界シェアを独占している時期が続いた。悪夢の民主党政権みたいな時期である。そしてInternet Explorerはセキュリティに大きな問題があったことでマイクロソフト自らがInternet Explorerを使わないようにアナウンスするという不測の事態となった。そしてあちこち継ぎはぎだらけで収拾がつかなくなってきたInternet Explorerは終焉となり、代わりにEdgeが誕生した。EdgeではChromeと同じくオープンソースのChromiumをベースとしているが、一般ユーザーからは看板の架け替えのようにしか見えない。民主党が立憲民主になったようなものだ。もっともフツーのユーザーにはChromeとEdgeの差は分からないし、警告ポップアップが表示されれば、素直にその警告に従うことだろう。さてこのからくりでEdgeがどれだけシェアを取り戻せるか、または「嫌がらせ」が嫌われてさらにシェアを失うのか見ものである。もっともChrome OSとmacOS(どちらもEdgeは使えない)が、ひたひたとWindowsとの差を確実に縮めてきているし、そっちを気をつけたほうが良いのではないかな。


●マイクロソフトEdge-1   2021.12.05
マイクロソフトEdgeでGoogle Chromeのダウンロードページを表示すると、ツールバーに「Microsoft Edgeは、Chromeと同じ技術を使用しており、Microsoftの信頼性が加わっています」との警告ポップアップが表示されるらしい。つまりセキュリティを重視するなら、Chromeを使わずにEdgeを使用し続けなさいというわけだ。つまり「Chromeのダウンロードを中止するように必死で促す新機能」が追加されたということ。そもそもEdgeはChromeをダウンロードするためのアプリでしかない。Chromeを標準ブラウザとすることで、GmailやYouTube、その他諸々のGoogleのツールとアカウントが共有できて、優秀で進化し続ける言語翻訳機能やエミュレータ機能が使える。さらに世界的に圧倒的なシェアを誇っているChromeを使わせないようにする、というのは百均で商品を買わせないようにする、老舗雑貨屋の嫌がらせのようなものだろう。→明日へ続く。


●示唆   2021.12.04
示唆すれば全てやってもらえると思っている人がいる。示唆だけでは家族であっても何もしてくれないだろう。増してや自分の会社のホームページを作るというプロジェクトである。何かやりたいことがあっても、それを遠回しに示唆するだけでは全くもって何をやりたいのか分からないのだよ。クライアントは基本的に他人なのだよ。ということで「具体的な指示を出してください」と言うと全くもって何の指示も連絡も来なくなる。要するに何かやりたいことのイメージをボワーっと持っているのだが、具体的にまとめて説明するには相当な時間と労力を要するために忙しさを理由に何の指示も連絡もしないのだ。そしてその後のお決まりのパターンが電話である。電話で喋って丸投げを完了させようって魂胆だ。そしてその場合、大抵は言ってることが分からないのである。まずは、自分のやりたいことを自分自身に分かりやすく説明できるようにしてくれってことだ。


●Kawaii   2021.12.03
Kawaii(カワイイ)は世界共通の形容詞となっている。もちろん日本発祥の言葉である。英語の「Cute」は「子どもっぽい」「未熟」というニュアンスもあり、相手を見下している印象があるため、Kawaiiが使われるようになったとのこと。アメリカをはじめ、ドイツ、イギリス、フランス、ロシアでは、Instagramで普通に使われる単語となりつつあり、トルコ、タイ、インドネシア、ブラジルなどでも、市民権を持ちつつある言葉のようだ。ビジュアルイメージとしてはサンリオのキャラ、セーラームーンのコスプレ、などが該当するようだ。1980年ごろ、イギリス人の母娘に、日本の音楽番組のピンクレディーと都はるみを見せて、どちらが好きか?と聞いてみた。というTV番組があった。母親は都はるみを選んだが、娘(小学校低学年ぐらい)はピンクレディーだった。文化的な水準の高さや完成度、味わいや奥深さオリジナリティーを母親は選んだのだろうと想像する。対して娘は、ぱっと見の楽しさノリの良いさ、絵柄の美しさみたいのもので選んだように思える。この直感的な好感度が、Kawaiiという言葉となって、さらにネット時代になって、世界的に拡散して浸透したのではないか。もっとも何を見ても、発する第一声が「カワイイ!」という日本人も少なくない。カブトムシを見せても石ころを見せてもネジを見せても「カッワイイ!」と言う。日本人のKawaiiの使い方が間違っているのか?それとも進化しているのだろうか?


●占い師   2021.12.02
胡散臭い職業も色々あるが占い師もその一つだ。未来のことが分かれば人間苦労しない。未来が分かる時点で疑いようのない確実な「嘘」だということは、まともな教育を受けている人間なら分かるはずだ。「あなたの身の回りに重い病気で苦しんでいる人がいますね」とか「最近辛い目にあいましたよね」とか、だっれにでも当てはまりそうなことを言っているだけのことだ。そして自ら占い師に診てもらいに行く客の多くは、ひたすら自分の愚痴だけを溢しまくって帰っていく。要するにカネを払わないと愚痴を聞いてくれる人がいないというだけのことだ。それでは占い師は他人の愚痴を聞いてあげる寛容な心の持ち主かというとそうではない。精神的に不安定で、占い師に占ってもらったついでに弟子になったというような、己を冷静に見つめることのできない、占いを自らの現実逃避にしているような、心の弱い、物事を理論的に分析する能力の無い、教育も根性も無い負け組の人が多く就く職業のようでもある。


●動物園の猛獣   2021.12.01
例えばライオン。彼らはの狩は自分たちの何倍もある重さの動物を仕留めることもある。そしてそれだけのスペックとポテンシャルを備えている。しかし動物園ではそのポテンシャルを一度も発揮しないままに一生を終えることになる。仮に動物園で生まれたライオンは親から狩の方法を教わることもなく、ただただ食って寝るだけの生活を繰り返しながら、いずれ寿命が尽きて死んでいくのだ。自分たちの何倍もある重さの動物を仕留めるには命懸けである。そのリスクが無いだけでもラッキーである。食料となる獲物が見つからずに餓死することもないだけに安心安泰でもある。しかし100馬力のエンジンを搭載しながらいつも時速30kmで走っていたのではストレスも溜まろうて、とも思うのだがそうでもないようである。人間であれば運動不足であっという間にメタボになって出かけられないストレスで気が変になるところだが、そんなこともないようだ。さすが百獣の王は違うな。



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