2002年1月

●絵文字顏文字   2002.1.31

最近i-modeに使われる絵文字が色々と話題になっている。普通の人が見るとまるで象形文字のようで全く意味不明。もうこれは明らかに新しい言語である。日本語うんぬんのレベルではない。

感情や気持ちをより的確に表現する上でも有効だし、限られた文字数の中で効率的にメッセージを伝える意味でも効果的。

先日NHKでも紹介されていたので、その中から逸品をいくつか‥‥「Yと渦巻きマーク」が1セットで「ゆっくり、のんびり行こう」という意味。絵柄がでんでん虫なのだそうだ。「OKの上下にラインの入ったマーク」で「病気で寝ている」という意味。人がベットで寝ているところを上から見た絵だそうだ。「ゴルフクラブ」のマークで「オヤジ」という意味。これはシンプルで分かりやすい。パソコンの日本語プログラムにも欲しいところ。

さてパソコンの顔文字では (^_^;) とか (^o^) などがよく使われるが、中には:-)とか:-pとかを使う人もいる。さて:-)はどういう意味?と思っている人もいるかと思うが‥‥時計方向に90度回転させてみましょう。

●教育の無駄   2002.1.30

義務教育の改革が叫ばれているが、小中学校もさることながら高校の教育というのはいかがなものだろうか?

恐らくほとんどの大人は、高校時代に教わった(というより仕方なく授業を聞いていた)物理、古文、化学、地学、そして数学を、死ぬまで使わないのではないか?もちろん大人になってもおおいに高校時代の教育が役立っている人もいるはず。しかし大半の人は、一生復習することもなければ思い出すこともないもののはずである。

高校時代に単純に期末試験や無事に卒業することだけのために毎日毎日興味のない科目をやっていたわけである。そして今の高校生もやっているのである。これはもしかして膨大な無駄な時間なのではないかと思う。

仮に将来運転手になる人間ならば、中学卒業後すぐに運転や自動車に対する基礎教養や実践的なスキルを身に付けたほうがよほど効率的であるはず。高等教育よりも、よりスキルの高い各分野のプロフェッショナルを育成すべき。

それと633制自体が50年前のアメリカの案を日本が実験したようなもの。いつまでも執着する必要もないはずだし。

●1日10アクセス   2002.1.29

頻繁な更新がアクセス数を稼ぐ条件、なんてことは実はない。国内4000万人のインターネットユーザーが毎日10人ずつ見に来ても400万日かかるということ。現在のインターネットユーザーの増加の勢いは1つのホームページへのリピーターの再来を上回っているのではないかとも思われる。

ちなみに1日に10アクセスあるサイトで、半年間ぐらい、何も更新しないで放っておいても、アクセスが大幅に減るということはない。だいたい5〜15アクセスぐらいで半年〜1年は推移するはず。ただしさすがに最終更新日が1年以上過去のものになると、少しずつ減ってくるようだ。

例えば会社案内(印刷物)は、一度刷ったものは何年間も同じものを顧客や取引先に配布する。配布された人にとっては、それが3年〜5年前のものであっても、その会社の概要が大きく変わっていない限りは、会社案内としての有効な情報源のはず。

頻繁な更新は出来るに越したことはないが、更新しなくても意外に大丈夫というお話でした。

●1日5アクセス   2002.1.28

1日5アクセスと言うと、随分と少ない感じがする。しかし1日0アクセスと5アクセスには大きな差がある。0アクセスというのは、実際は主宰者や管理者が見るのでカウンターの数字は2とか3になり、5アクセスも同様に7〜8になる。

何が違うかというと、5アクセスというのは明らかに誰かが毎日見に来ているということ。ところが0アクセスのほうも、たぶん毎日誰かが数人は訪れているはずなのだ。しかしカウンターの数字は、その数字の画像データが読み込み終わるまでは動作しない。つまり0アクセスのほうは、トップページの一部が表示された途端に見た人は他のページに移動してしまっているということ。逆に5アクセスのほうは、とりあえずトップページの全体が表示し終わるまで、移動しないで待っていてくれるということ。ここにそのページの魅力度やデザイン度の違いが表れるということ。

残念というか幸いというか、ブロードバンドが普及すると、本来0アクセスのページもカウンター含めて一瞬で表示されてしまうため、このような差が分からなくなってしまう。

●社屋の写真   2002.1.27

「うちのような小さな会社は、社屋や事務所の写真を掲載すると、かえってマイナスイメージになるのでは?」という社長さんがいる。しかしこれらは絶対に掲載したほうがいいのである。

その理由は、まずは今の時代、立派な社屋の本社ビルを見た人は「こんな立派なビル建てちゃって大丈夫?」と思うのである。昔は「これだけ立派なビルの会社であれば大丈夫だろう」と思ったのであるが。

次の理由、それはインターネットの場合、本社や事務所が無くても、いっくらでも架空の会社を作ることができるということ。「実在するんだぞ!」ということは積極的にアピールすべき。

そして最後の理由、それは良く言われることではあるが「会社の顔が見える」こと。社屋にしても、実際に取引きや交渉が始まれば、いずれは分かることなのだから、最初から載せてしまえということ。

公開できる情報は全て公開する、というのはインターネットの鉄則。

●自動販売機の無駄   2002.1.26

日本には何処へ行っても清涼飲料用自動販売機がある。しかも温かいのと冷たいのが同居したヒーター付き冷蔵庫のようなもの。これだけ多くの自販機がある国は他に無い。

夏場の自販機の消費電力は1台で平均500W程度。最近では低消費電力の物が主流になっているとのことであるが、総数が減っているわけではないので、これらが夏場にフル稼動すると、100万kW以上の電力が消費されると言われている。これは大型原発1基分だそうだ。

そしてこれらが消費する年間電力消費量は80億kWhになるらしい。国内の1世帯の全消費電力量は年間約4,200kWhと言われているので、190万世帯分に相当する。

国内の自販機の多くは、仮に消滅したとしても市民生活に直接影響を及ぼすものではないだろう。海外から見れば「何という無駄!?」と思われるものの1つである。

と言いつつも、利用する機会は少なくないので偉そうなことは言えないが‥‥

●地図   2002.1.25

ホームページに地図を載せるのは極めて一般的なこと。しかし地図というのは印刷物でも目視できるぎりぎりの小さなサイズで文字やマークが印刷されている。だからその印刷物をスキャナで取り込んでも、かなり大きくしないとパソコンの画面では認識できるサイズにはならない。つまり地図全体が思いのほか大きくなってしまい、縦にも横にもスクロールしないと全体像が見えない、またプリントアウトするとA4を4枚に分割しないと納まらない、というようなことになる。

従ってウェブに掲載する地図は、普通はウェブ専用に新たに作らなければならない。または印刷物をスキャンした画像データから文字部分だけを消して、新たに読めるサイズの文字をPhotoshopで書き加えるというような作業が発生する。以外に面倒なのだ。

そういう意味ではMapionやMapfanの地図は最初からウェブ用に出来ているので、これらをついついそのまま貼付けてしまうというページがある。これは明らかな無断転載であり違法行為である。しかしこういったページが商工会の会員ページだったりすると黙認するわけにもいかない。せっかく他のページはキレイに出来ているのに‥‥無断転載をしていては台無し、である。丁寧な言い回しで(知らずにやっている場合もあるのではないかとも思い)注意のメールを出したりもするのだが、なかなか後を断たない。

●NTTのセコイ商売   2002.1.24

フレッツADSL契約時に同時にルータ(AR220)もNTTから購入したのだが、このルータの保証期間が1年なので、その後の故障についても保証する「NTT東日本定額保証サービス」なるものがあり、月額¥400で、平成20年までは無料で修理するということ。というような案内が郵送されて来た。

ひどい話だ。だいたいAR220というモデルは平成20年には、今で言えば14.4kbpsのモデムのようにタダでも誰ももらってくれないような代物になっているはず。それを保証するために総額¥30,000近くを分割で払えというのか。

それにルータのように駆動部品がない装置は1年以内に発症する初期不良以外に故障する可能性は極めて低いはず。であるのだが、リーフレットを読むと、故障の可能性として、
CASE1:部品の腐食や劣化(屋外で使ってるわけじゃないんだし‥‥)
CASE2:ゴキブリの侵入(業務用厨房機器じゃあるまいし‥‥)
CASE3:落雷(その時はPC本体が先に逝っている‥‥)
なんてことがもっともらしく書いてある。

万が一故障したらゴキブリの死骸を目一杯詰め込んでNTTに送ってやろかァ、などと思ったりもする。

●一方的   2002.1.23

日本だはまだまだ多くの企業が従業員に一方的な忠誠を求め、会社の一方的都合で部署や勤務先を移動させ、一方的に管理し、一方的に結果と責任のみを押しつけている。

従業員は一方的に上司を嫌い、一方的に有給をとり、一方的に辞表を提出する。

教育現場では画一化を図り自分達の手数を省略するための一方的教育が行われ、インターネットが普及してはいるというもののマスコミは一方的に情報を流し続けている。

さて双方向の時代が本当にやってくるのはいつになることやら。。

●ハードル   2002.1.22

パソコンを使えるようになるまでには沢山のハードルがある。恐らく学校の校庭いっぱいにハードルが不規則に並んでいるような状態だろう。高いのもあれば低いのもある。なかなか倒れないものもあれば、下をくぐって通り抜けたほうが早いものもある。

そしてこの大量のハードルを乗り越えたと思ったところが、どうも給食室の脇を通って裏庭まで続いている。これをクリアして校庭に戻ってくるとまた新たなハードルが立っている、と、こんなもんじゃあないだろうか。要は終わりが無いということ。

ところが世のパソコンの出来ない人たちは、人間には「パソコンの出来る人」と「パソコンの出来ない人」の2種類しかいないと思っていたりする。それだけ簡単なものだと勘違いしているようだ。

さて子供がパソコンを覚えるのが早い理由の1つ、それは常に目の前のハードルしか意識していないということ。だから全力でそのハードルに立ち向かう。逆に大人は、まずハードルの数をかぞえるところから始まる。それで「こんなに沢山あるんじゃーちょっと‥‥」という気分になってしまうようだ。

●最近のHP動向   2002.1.21

さすがにウェブショップで儲けることが並大抵のことではないということが一般的に理解されてきたようで、ホームページを開設して商品を売ろうという人は少なくなってきた。これはショップに限らずエージェントや人材派遣、出会い系やコミュニティーでも同じこと。1つのサイトを利益が出るまで運営管理するには大変な労力を要する。

そうなるとウェブデザインの仕事が減ってきているのではないかと心配される方もいるのだが、確かに大きなプロジェクトに関しては、大企業のホームページ開設が一巡したこともあり、そうそう受注は無くなってきているのではないかと思う。

しかし中小企業や小売店、地域団体などでは、まだまだホームページを持っていない所も多く、とりあえず無いとカッコ悪いので、とか、予算が余ったので、とか、求人のため、とかで、小口の需要は増えているようだ。

また大きな組織では、個々のスタッフが自由な情報の受発信をするためには、その組織のサイトが大きすぎて利用しずらいために、各部門毎にホームページを開設するという動きもある。ウェブデザインの仕事が無くなるということはまだまだなさそうだ。

●Viewer   2002.1.20

MacintoshユーザーもWindowsマシンは多少はいじれないと色々と困る。クライアントのほとんどがWindowsユーザーであり、ウェブページにしてもDTPにしても資料の多くはWindowsのファイルがメールに添付されて送られてくる。

しかしMacintoshユーザーの場合、Windowsマシンは持っていてもほとんど触らないので、買ったままの状態でWordやExcelはインストールされていないというケースもある。それでも主に必要なものは、その送られてきた資料のテキスト部分のみということが多いので、何とか誤魔化しながらテキストだけを拾うことは可能。

ところが最近は、Wordでもかなり手の込んだファイルが増えてきて、中には画像や地図もWordで編集してある場合もあり、これらはやはりWordでなければ正しく開くことができない。そうなると便利なのがWord Viewerというもの。Microsoftのサイトからダウンロードできるフリーウェアで、ExcelのViewerもある。

これを画面に出してPrintScreenで撮ってPaintで開く。こいつをBitmapでフロッピーに保存してMacintosh(Photoshop)で開くという手順になる。ただしBitmapはやたら重いのでフロッピーには入らない場合も。そうなるとMacintoshマシンにメール添付で送る、FTPでサーバに一度アップする、もちろんWindowsマシンにMOやCD-RWがあればこれに保存すればいいのだが‥‥まあ、いずれにしても、かなり面倒な作業であることには変わりはない。

●パーソナルコンピューター   2002.1.19

パソコンとはパーソナルコンピューターのこと。基本的にはパーソナルなのである。しかしこのパーソナルなコンピューターがローカルエリアネットワークでは端末として使われている。

ローカルエリアネットワークの端末はオフィスコンピューターの端末のようなもの。そこにパーソナルな要素はあまり必要とされていない。実は事業所内でパソコンが使えない管理職が多いというのはここに問題があるのだ。

例えば学校のコンピュータールームのパソコンは、その端末が全て同じ設定になっている。そうじゃあないと教える方はタイヘンなのだ。だから休み時間には生徒が勝手に変更してしまった壁紙や辞書やアイコンの並びを元に戻すがパソコン指導員の仕事でもある。

地元のパソコン教室に通って一生懸命メールの使い方を覚えてきたのだが、自分の部署内で部下のパソコンからメールを送ろうとしたらピンクの熊が出てきて面喰らった管理職も多いはず。

業務で、組織で、LANとして使うパソコンは「パソコン」と呼ばないほうがいいかも。

●旧態然の中小企業   2002.1.18

邦銀や特殊法人に代表される大企業・大組織のITへの対応の遅れ、動きの鈍さがクローズアップされがちだが、もっと旧態然としているの膨大な数の中小企業があるということはあまり議論されていないようだ。

痛みを伴う構造改革で多くの中小企業が犠牲になるとされているようだが、今どきE-mailも使えないような中小企業は果たして救済するにあたいするのだろうか?

メールでの連絡もとれなければ単にコンタクトするだけでも手間とコストがかかる。新たな起業を考えるときに事務所に電話が無いというのは考えられないだろう。そしてその電話と同じように必須なのがインターネット環境になりつつある。

未だにホームページなんて見たこともない中小企業主も少なくない。何とかしなければいけない。そしてその何とかする立場にあるはずの商工会議所や商工会でも1つのメルアドを職員全員で共用しているなんてところも沢山ある。

●ホームページの悪用   2002.1.17

中小企業診断士の中には相談を受けた回答として、サーチエンジンで検索した結果を数十ページプリントアウトして渡しただけでけっこうなコンサル料を請求したりする人が増えているとか。

IT関連の講習でも、適当なホームページを資料としてプリントアウトして配付し、取材もせずにそれらのホームページの成功した理由などを見繕って説明しているような講師もいるようだ。

大学生の中にも適当なホームページの文章をコピーしてレポートとして提出するケースが増えているとか。

限られた数の人間に配付するだけなので、サイト管理者の許可も得なければ、事後報告すらなく上記のような行為が行われている。大学生の場合は除き、配付された人の中にはその信憑性やオリジナリティーについて疑問を持つ場合は少ないようだ。

まあ、「便利」というものはどうしても「手抜き」というものになってしまうようである。

●問題教師-3   2002.1.16

もちろん、それに関しての厳しい意見もある。 http://www.kcn.ne.jp/~ca001/G14.htm 問題教師は免職か?の問いには83%が賛成しているという結果も。http://www.katsuya.net/to_u_bn10.html いずれにせよ、教育という世界が現実社会からどんどんと乖離している現状や古い体質からくる悲しい事件にはメスを入れるべきだ。

いずれにしても被害者は子供たちということ。時間をかけてじっくり検討なんて問題じゃあないですからね。早急に何とかしなければいけない。

もちろん、なぜ公立学校に対する競合企業(学校)が登場しないのか、という点も見過ごしてはいけない。

実際には、公立の学校に失望して私学に子供を通わせているケースもあるようです。しかし問題は、現在の公立小中学校でも生徒1人に対して年間50〜100万ぐらいのコストがかかっていて、これを民間で代行すると、そのコストが父母の負担になるということ。まだまだ給食費さえちゃんと払うことのできない家庭も多い中では難しいでしょう。だから教育は国がしっかりと管理しなければいけない。

我々も構造改善には、労力とコストがかかることを意識しなければならないのかもしれない。

そうですね。ただ批判するのではなく、どうしたらいいのか提案していくべきでしょう。

●問題教師-2   2002.1.15

例えば一般企業でそのような場合、どんなに上の事情や内部的な事情で顧客に不満を与えれば言い訳はできない。まず謝罪する。そして業務改善を行い、生き残りをかけた体質改善をするわけだ。そういう意味では今まで教育現場はあまりにも保護されすぎた。

謝罪しないんですよね、これがまた。民間では例えば自分が悪いとか過失があったとかに関係なく謝罪しなければいけない状況ってありますよね。コミュニケーションを円滑に無駄なく進めるためにも。。でも教師の中には「自分は間違ってないから」という理由で謝罪しない人がいます。かたくなに‥‥

あと、顧客という認識がない。ある意味生徒もその父母も顧客なわけなのだが。

高度経済成長をささえる基盤としての役割はもう終わったはずで悪慣習にすがる構造が見え隠れもする。それが容易に想像できるから批判もしたくなる。もちろん、その体制や批判についてまじめに考える先生たちもいる。 http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj2000/30202/nonframe/mkyoushi.html 問題教師をM教師と呼び現場の立場からさまざまな提案を行っている。

やはり内部から提案しながら変えていかないといけないですよね。反論したり不満を並べるのではなく、自分達が主導で改革を目指す、そしてそのための提案をする。もちろん「いくら言っても受け入れてもらえない」ということもあるかもしれませんが、そこはプレゼン能力次第ですよね。

多くの民間の営業マンは「いくら言っても受け入れてもらえない」お客様を相手に説得をしているわけですから。

http://www.yomiuri.co.jp/education21/news/101201.htm 「小中学校の教師を、本人の同意なしで都道府県職員に採用し直し、教職以外へ配置転換できるようにする」という法整備に向けての作業が始まっている。

これは教師にとっては驚異かもしれませんね。ある意味「一生安泰」という職種であるという理由で教職免許を取得した人もいるわけですから。

●問題教師-1   2002.1.14

問題教師に関するメールです。

以前、教育についてのご意見があった。

その際は静観していたが、あまりにも怒りを覚える事件があったので、投稿する次第である。http://www.zakzak.co.jp/top/top0112_3_04.html 一般社会であれば犯罪として裁かれる行為が、横行している体質が露呈した事件である。


これに似たような生徒への行為はよくあるようです(主に30〜40才代の独身男性教師)。写真を撮らないまでも、性的な欲求やストレスを解消するために生徒を利用するというもの。生徒に反抗されると指導するのではなく逆ギレしたりもする。

また教師が主宰しているBBSなどを見ると、かなりアブなそうな書き込みがありますよね。性的な表現が稚拙で露骨。またその表現を異質と感じていない。取り巻く環境がそうなってるみたいですね。

実際、「問題教師」で検索するとかなりの投稿を見つけることができる(掲示板などでも被害者からの投稿がかなりHITする)。

枚挙に暇が無い‥‥自分達でも(ちゃんとした教師も)検索してみる必要がありますよね。イヤなことかもしれませんが、社会的にどう見られているかを知っておきべきでしょう。でもその教師のインターネット利用率が低い、というか一部の教師(主に50才代の女性教師)は、絶対にパソコンを触らないと心に誓っていたりもする。

教員批判に対する反論としては「忙しい」といった類の言い訳をよく聞く。たしかにこれに関しては(教育現場を経験された方ならば)同情的な見方もあるようだが、なぜ忙しいのかを考えてみれば、現場教員の「言い訳」にすぎない場合も多い。

そうですね、忙しいのは当たり前。民間企業ではこんな指導をしているケースも→「顧客や取引先に対して『忙しい』と言うことは、『あんたの依頼はプライオリティーが低いから後回しだ』と言っているのと同じこと。むやみに『忙しい』という言い訳をするな」

教師の中には、自分たちは民間企業よりも実際に忙しいと思っている人もいるんですよ。世の中の常識を知らないんですよね。その言い訳としては「民間の人たちみたいに多くの人と接する機会が少ないんで」とのこと。そして「忙しいから」だそうだ。

●主催者主導   2002.1.13

新年会や賀詞交歓会のシーズンである。これらは名刺交換のいい機会でもあり新規取引先開拓や人脈開拓のためのチャンスでもある。しかしどうしても積極的に参加する気にならないという人も少なくないのではないか。

その原因は?言うまでなくつまらない何人もの挨拶を長々と聞かなければならないということ。中にはいい話もあるのだが、大半は退屈な内容。主催する側は毎年恒例のひな形に沿って式次第を作る。そしてそのひな形は昭和50年頃から大きくは変わっていない場合もあったりする。

どう考えても主催者と来賓優先の企画であり式次第である。そして開催することは義務となっている。参加者側から見れば、しばし歓談の時間が短かすぎて、名刺交換で回りきるには時間がたりない。会費分を飲食するとなると、さらに名刺交換の時間が足りなくなる。さらには歓談が始まると間髪を入れず地元のミュージシャンが登場してきて何やら演奏を始める。その演奏もうまければいいのだが、下手な場合のほうが多い。そしてするさくて会話ができなくなったりもする。

現状維持、主催者主導、慣例重視、形式重視‥‥改革が出来ずに窮地に追い込まれた企業をそのまま投影しているようなものだ。

●ネット家電   2002.1.12

数年前にシャープが世界初の「ネット対応電子レンジ」を発売。レシピをネットから取り込めるというものだったが誰も買わなかった。必要ないからだ。そして今度は東芝。

インターネットを活用して離れた場所からどんな食品があるのかがわかる冷蔵庫だそうだ。食品を入力しておけば、外部のパソコンやPDAなどからその情報を取り出し、必要な食品を帰宅途中に買い足すことができるとのこと。ということは冷蔵庫の中味を全部在庫管理すということになるのか?ヤクルト1本、梅干し1個を飲んだり喰ったりするたびにリストから削除していかなければいかんのか。

さらに別の部屋から電源のオンオフや風の強弱が調整できるエアコンと、ネットから料理のつくり方が取り込める電子レンジも本気で発売するらしい。

あまり期待はできないが、これらが今後のITと家電の融合に向けての起爆剤となる可能性もあるかもしれないので否定ばかりするのはやめておこう。

でも東芝さんならば、まずサザエさんの家にパソコンの1台も寄付してあげて欲しいもの、あ、その前に黒電話を何とかせねば‥‥誰もケータイ持ってないみたいだし。あのデジタルデバイド一家が日本のスタンダードだと思われては困るのだが。。

●資料請求フォーム   2002.1.11

資料請求フォームからメールが来るのはいいが、住所を入力しないで発信してしまう人がいる。これを防ぐためには指定の項目が入力されていないと発信できないような細工をすれば良いのであるが、この細工を実行するまえにもう一度考えてみよう。

もし全ての項目がきちんと入力されたされたメールであれば、その通りに資料を送付して終わり。商品を購入したのであればともかく、資料を送っただけの場合にお礼のメールが来るという可能性は極めて少ない。もちろんその後の商品の購入に繋がる可能性もあるが、多くの場合は送ったっぱなしで終わりである。

しかし仮に住所が未入力のメールが来たのであれば、こちらから「住所が書いてなかったですよ (^_^;) 」というメールを出すことができる。そうすると、かなりの確率で「いや〜ホント失礼いたしました (^_^;) バカですねまったく!」てなレスが来るものである。そしてそこから顧客とのコミュニケーションが始まることも。

ウェブショップでメールを受発信する以上は、なるべく多くのキャッチボールができるような仕掛けが必要。制限のめちゃ甘い資料請求フォームもその1つ。

●乗換え案内   2002.1.10

電車で都内に出かける前に必ずチェックするのがJorudan乗換え案内や駅スパートのサイト。もはやなくてはならない超便利なサイトである。

ところが出先で行き先が変更になった場合に、これらのサイトをチェックできないというもどかしさを感じる。駅の雑踏の中でモバイル機器をごそごそとバッグから取り出して調べるのは面倒。かといって構内の料金表を見ても、すぐに目的地は発見できないし、どこで乗り換えるのが最もリーズナブルなのかを読み取ることはできない。それに限られた地域やその鉄道会社と乗り入れ路線までしか表示されていないので、目的の駅が無い場合もある‥‥特に地下鉄の場合。

そこで提案。駅の券売機の近くにJorudan乗換え案内、駅スパートをチェックできる端末を設置してはどうだろうか?ゲーセンのマシンを改造すれば比較的カンタンに作れると思うのだが。

●自分で調べよう   2002.1.9

ある程度パソコンを使いこなしている人なら経験があるだろう。何でもかんでも質問してくる人がいて困ったということ。

ちょっとした操作から、パソコンでテレビを見るにはどうしたらいいか、とか自分でホームページの写真を入れ替えるにはどうしたらいいか、というような難解なものまで様々である。

答えるほうも自分が知っていること、経験のあることであれば、すぐに適切な回答をすることができるのであるが、使ったことのないソフトや、経験のない環境の設定についてはすぐにはわからない。

結局は質問されたほうが色々と調べて回答することになるのだが、質問するほうも他人に聞く前に自分で調べリゃいいのに!と思うものも多い。特にOMに必ず書いてあるはずのことを聞いてくるのはやめてほしいものだ。こちらはそのOM無しで、ウェブ上を彷徨いながら捜さねばならんのだ。

と言いつつも、そういった経験が知識やスキルに繋がるので一概に否定はできないが。まあ逆にすぐに他人を頼る人間はいつまでたってもスキルがアップしないのではあるが。。

●情報ガバナンスの第一歩   2002.1.8

IT化を進める上で、情報を扱うための明確なポリシーとルールを決めておく必要がある。これを情報ガバナンスと言い、1個人が勝手に社内の情報システムに手を加えたり、個人的なメールの受発信に利用することを禁ずる。同時に全社員(もちろん管理職も含めた)を対象とした情報リテラシー教育も必要となるというもの。しかし現実にはそれ以前の問題がある。

多くの企業や官公庁では1つの部署や課の中で、てんでんバラバラのパソコンが混在している。個人で自分のパソコンを持ち込んで使っているというケースも少なくない。

当然インストールされているアプリの種類やメールソフト、OSにいたるまでバラバラである。パソコンとはパーソナルコンピューターであるからして当たり前という意見もあるかもしれない。しかし共通の目的を持って協同で業務を行う以上、これではあまりに非効率的である。

起動時の画面、表示されるアイコンの種類と数、もちろんインストールされているアプリやOSのバージョンを全て部署内で統一する。もちろんメーラも同じもので設定されているメルアドだけが違う。部署内にCIO(情報化総括責任者)を置き、この人が指示や許可がない限りはインストールや基本設定の変更はできない。またExcelとホームページについては選任者を1名ずつ置く。

とこのへんまで決めてしまえばずんぶんと楽になるのではないかと思うのだが、管理職がパソコンに詳しくなく、若い社員がわがままという状況では実現できないようである。

●ソフトは買ってからが大変   2002.1.7

よく英会話を勉強するのにテキストを買っただけで目標の半分は達成したかのように錯覚している人がいる。英語のテキストに限らず書籍の多くは購入することは簡単だが読破してさらにはその内容を身につけるのは大変なはなしである。

しかし例えば音楽CDは購入したあとはただ聞いて楽しむだけなので、購入という行為で目標の大部分を達成できたと考えていいかもしれない。またゲームソフトの場合は、単のそのゲームを楽しむというのであれば購入時に目標の半分は達成できたと思っていいかも知れない。しかしこれを全クリすることが目標であるならば購入という行為は目標の数%にしか至らないのかもしれない。

パソコンのソフトの場合、スクリーンセーバーやポスぺなどの例外はあるにしろ、ほとんどはそのソフトの使い方を習得するという作業が要求される。これをある程度制覇しなければ買った意味はない。Word、一太郎、Excel、ホームページビルダー、などなどみんな同じ。購入という行為は目標達成の10%にも満たない。

にもかかわらず、あまりにも安易にこれらのソフトを買ってしまう人が多いか。買ったはいいが、その操作が難しいが為に一生使われないままCドライブの片隅で眠っているExcelなんてずいぶん沢山あるはずだぞ世の中に。まあでもこれもMicrosoftの戦略にうまいこと引っ掛かったということか。。

●ウェブデザイン論   2002.1.6

97年頃にはHTMLの書き方やホームページの作り方を公開しているサイトは数えるほどしかなかった。それが今では数多くのサイトがHTML講座を開設している。そしてそれだけでは飽き足らず、ホームページのデザインについて、デザインの悪いサイトを例にあげて何が悪いか解説しているというサイトも少なくない。

しかしいかにも説得力のありそうな内容を掲載しているサイトであっても、そのサイト自体のデザインが格好わるいという場合もある。

ウェブに限らずデザインというのは学問ではない。従ってデザイン論という理論は存在しない。だからデザインについて論理的に語るということ自体に無理がある、というか不可能なこと。増してきちんとしたデザイン教育を受けていない人間が、HTMLやJavaScriptの知識、ちょっとした経験だけでウェブデザインを語るというのは安易な行為である。

強いて優れたウェブデザインとは?と聞かれれば、それは結果として成功しているサイトのデザインということになる。

●使い捨てデジカメ   2002.1.5

レンズ付きフィルムという無理矢理な名称もあるのだがあまり使われていない。ついにそのデジカメ版が登場したのだが、これにはフィルムがないのでやはり使い捨てデジカメと呼ぶしかないのであろう。

しかし実際には使い捨てではなく使い回し。カメラ本体はレンタルということになり、プリント24枚までの料金を含めて¥1980とのこと。売れるだろうか?

少なくとも自分だったら買わない。デジカメのメリットは無尽蔵に撮影ができること。そしてその中から必要なものだけ保存又はプリントアウトするということになる。それがたったの24枚では何のメリットもない。そしてもう一つのメリットはパソコンの親和性。これがないのだ。そのまま自分のパソコンにデータを送ることはできないらしい。

つまり使い方としてはプリントサービスを前提とした従来のレンズ付きフィルムとほとんど同じ。メリットは多少本体が小さい(その分手ぶれがおこるのだが)というくらい。逆に画質は劣るとなれば利点がないのではないか。

31万画素とのことでもちろん液晶ファインダーは無い。であれば¥5000でレンタルじゃないのが買える(ヤフオクであれば¥1980でも買える)わけだ。

まあサービスする側にとってみれば従来のDTPのプリント機が、もっとコンパクトなものにできて設備費が軽減できる等のメリットがあるのかもしれないが‥‥いずれにしても利用者側のメリットを無視した商品だ。

●テーブルタグ   2002.1.4

ブラウザの違いよりもOSの違いによって表示が異なることが多いのがテーブルタグの解釈。間違いなく記述していれば基本的にはどんな環境でも正しく表示されるのではあるが‥‥

MacOSの場合は以下のような記述ミスに気付かずに(判っていても見逃してくれて)、ミスが無い状態と同じく表示してくれるのであるが、Windowsではちゃんと間違いとして間違ったかたちで表示してくれる。どちらが良いのかビミョーなところ。

●<table><tr><td>がないのに</td></tr></table>で始まってしまった場合
●</td></tr>の"/"を忘れて書いてしまった場合
●<td>や<tr>を重複して書いてしまった場合
などなどである。

HTMLの中でもテーブルタグの使い方は最も難しい反面、使い方によってはかなりデザイン的自由度が広がる。テーブルをどこまで使いこなすかが、軽くて美しいページを作るキーポイントともなる。それだけにOSやブラウザによる表現の違いは極力なくして欲しいのではあるが。。

●元旦から開店   2002.1.3

コンビニはもちろんファミレスや大手スーパーでも元旦からオープンしている店が多い。TVゲーム店やトイザラスにとってはかきいれ時である。そして元旦からオープンしている小売店は毎年増えてきているようだ。

もはや正月におせち料理を作るということも意味をなさなくなっているし、このクソ寒いのに野外で凧上げや羽根つきをしている子供も見かけなくなった。日本の伝統が失われていくことを嘆く人も多いようだが、経済、物流の効率化考えると一定期間全てが休止するというのは恐らくロスが多いのだろうし、国際化が進んで1つの国の都合だけで業務を停止するというわけにもいかなくなってきているのだろう。

Yahoo!Japanのアンケートで「年賀状は手書きかパソコンか」というのがあり、結果を見ると「年賀状は書かない」という回答が圧倒的に多かったのを記憶している。インターネットユーザーの中には正月なんて関係ない、と考えている人の割合が多いということ。

さてウェブショップの中にはその会社の正月休みに合わせて業務を停止してしまうところもあるようだが、これでは顧客は納得しない。「正月は休むもの」と思っている経営者も多いと思うが、ユーザーにとってみれば「何で正月だからって休むの?」と思うところである。

フレックス冬休み制度をもっと多くの企業や公的機関で採用してほしいものだ。帰省ラッシュも解消されるだろうし。。

●年賀状作成ソフト   2002.1.2

筆王、筆まめ、筆ぐるめ、というソフトの使い方を教える機会が何かと多くなる時期である。自分では全く使わないソフトなので、実際に開いてみてから教えるというパターンになるのであるが、郵便番号を入力したとたんに住所が表示されるのを見て感激する人もまだまだ多くいらっしゃいます。

かと思えば郵便番号簿(印刷物)をしっかりと傍らに置いてこれらのソフトを使っているというアナ-デジ折衷的な人も少なくない。全国郵便番号を検索できるソフトはフリーウェアでも何種類も出回っている、なんてことは知らないのであろう。

そういえば筆王、筆まめ、筆ぐるめ、の簡易版のフリーウェアがないものかと捜してみたらMacintosh用でEasyAdressLiteというのがあったので早速ダウンロードして使ってみたのだが、郵便番号のマスが2つ足りないので使えなかった。で、ほかにもないかと捜しているうちに、結局はAdobe Illustratorで作った方が早いことに気付き、こちらで作ることにしたが案の定早かった。

さてこの年賀状という習慣はE-mailの普及とともに次第に姿を消してゆくのではないかとも思うのだが、どうもそう簡単には消えるものではなさそうである。

●情報クリッピング   2002.1.1

ウェブ上から必要な情報を検索するにしてもメルマガで必要な情報を配信してもらうにしても、その量と種類が多すぎてその中から本当に有用なものを探し出すのはタイヘンな作業になってきた。

これらのニーズに応えるのがクリッピングサービスというもの。昔は企業内でもその業界や専門分野に関する新聞や雑誌の記事の切り抜きがコピーで回ってきたりしたものだ。これが今ではメルマガで配信されるようになりビジネスとしても成り立っている。

しかしこれがSOHO者にとってはあまり有効ではない場合が多い。まずは忙しさにムラがあり、納期が迫ると数日間は篭城状態となり、メルマガを読むヒマがなくなる、というかモチュベーションがメルマガを読んで情報を収集するモードにならないということ。逆に余裕があるときは適当にウェブをさまよいながら色々と情報を気ままに集めながら楽しむこともある。

もう一つは、例えばホームページを作る場合には、そのプロジェクト毎に必要な情報の種類が異なり、その度にメルマガの購読を中止したり新規に配信してもらう手続きをするのは面倒。

何でも屋にとってはやはりウェブが最も便利か。ただ1つ要望としては、1年以上古い情報は検索にかからないようにして欲しいものであるが、まあ情報の種類によってはそう簡単に割り切れないようでもある。
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