2007年9月

●メールソフト   2007.9.30

かつてはOSバンドルのメールソフトを使わずBecky!やEUDRAなどをこだわって使う人も多かったようだが、最近はこういった話題が少なくなったようだ。その理由はいくつか考えられる。

(1)OSバンドルのメールソフトが高機能化して便利になった。(2)OSバンドル以外のメールソフトが必要以上に高機能化して使いづらくなった。(3)OSが高機能化したのでセキュリティー等完璧に対応するメールソフトの開発が難しくなってきた。(4)メールソフト自体が大量のスパムメールを受ける郵便ポスト化してきたので一般ユーザーの興味が薄れてきた。

最後の(4)の影響が最も大きいように思える。

●リーダー(5)   2007.9.29

そもそもは「リーダーになりたい」という、誰しもが思ってはいてもなかなか実現できないこと。これを無理に実現してやろうとしたがために、自らが現実社会不適合人間になってしまうということだ。

まあ、誰でも自分より能力の高い人間の存在は面白いものではない。しかし、そういう人間を目標にして努力すること。そういう人間とコミュニケーションすることで自分の能力も高まるのだろう。それを「価値観が違う」とか「馬が合わない」などという理由を勝手につけて遠ざけている間は、やはり限られた狭い世界でのリーダーにしかなれないだろう。

●リーダー(4)   2007.9.28

痛い目に会って他人からも「痛く」見られて、おさまりがつかなくなって、またバーチャルの世界に戻って同じことを繰り返す。そうこうしているうちに自己中がエスカレートし、我がまま度合いが雪だるま式に膨れて、努力や勉強を怠り、今のままの自分が受入れられて長になれる環境だけを構築しようとする、または捜し求めて彷徨うような生き方になってしまうわけだ。

それではいかんというのでリアルの社会に復帰もしようとするのだが、すでに我がまま度合いが異常に肥大化しているため、他人からちょっと注意されただけで、ひどく凹み落ち込みその注意した人間を恨み自分が間違っていないという理論も無理矢理構築しようとするようになる。

●リーダー(3)   2007.9.25

それでは面白くないので、他にもっと自分がリーダーとして偉そうにできるようなバーチャルコミュニティーを立ち上げたりもする。と、結局はリアルと同じことをもっと手軽に短いサイクルでやっているだけだ。

要は経験や実績を積まず、能力もスキルも低いままに他人を動かす立場になろうとする人間がいかに多いかということだろう。そしてそういった人間は、ある程度自由にバーチャルでの組織を操れるという変な自信を持ってしまったと同時に、いつでも自分の勝手な意見を発言できるというバーチャルならでは環境に馴れてしまうということにもなり、それをリアルな社会で実践しようとして、とんでもなく痛い目に合ったりもする。

●リーダー(2)   2007.9.24

その「自分が見下すことのできる人間だけの組織」の人数によって、その長の能力も計り知れるというもの。もちろんその組織のリーダーが「リーダーになることだけを目的に結成された組織」に限ったことではあるが。

ところがインターネットなるものが登場すると、こういった野望はバーチャルの世界では比較的簡単に実現できてしまうようになった。コミュニティーサイトとかSNSとか、双方型の掲示板やブログなようなものだ。

バーチャルではその管理人(リーダー)の能力はすぐには分からない。なので参加者はとりあえずは慎重になる。それをいいことに管理人が偉そうな態度を取ると、いとも簡単に炎上して消滅したりもする。なので管理人も慎重になり、偉そうにしないように気をつけるようになる。すると当初の目的であった「他人を見下ろして仕切りたい」という野望は達成できない。

●リーダー(1)   2007.9.23

多くの人が組織のリーダーになり、その組織を取り仕切り、その組織に属する人達を命令し、指導し、評価し、判定したいと思っている。しかし実際の社会では、その長になるためには、それなりの人間性や信頼、経験やスキルも要求される。誰でもが簡単になれるわけではない。

インターネットなるものが登場する以前には、こういう「野望はあるものの、そこまでの人望や経験が無い」人は、労働組合とか同好会とかその他諸々の任意の組織を作り、そこのリーダーに君臨しようとしていた。しかしより能力の高い人間が登場すると、その自ら作った組織を追われ、また他の組織を立ち上げたりもしていた。

そして結局は自分が見下すことのできる人間だけの組織の長にとどまることになる。

●好み   2007.9.22

まあ、好みというのはその人の経験によってある程度決まってくるものだ。逆に言えば、自分が経験したことのないもの、知らないものは好まない傾向にある。例えば味覚は3歳までに体験した食べ物の味が後々まで大きく影響するそうで、3歳までに食べたことがないものは積極的なトライする気持ちがなければなかなか食べられないそうだ。

要は「嫌いな物」の多くは「知らない物」ということ。もちろん良く知っているが故に嫌いな場合もあるわけだが。 いずれにしても食べ物に限らず、好き嫌いの少ない人生を歩んだほうが何かと得をするだろう。そして「嫌い」の要因は、消極性や情報不足ということ。 積極的に情報を取り入れて、得の多い人生を歩んだほうがいいだろう。

●ブログを読む人   2007.9.21

単なる日記を読む。しかもこれといってメリハリのない普通の人が普通に生活している報告のようなものを、果たして読んで面白いのだろうか?もちろん面白いものもあるが、つまらないものも少なくない。単調で変化の無い日々の出来事を、あえて大袈裟に感動的に書いたとしても、そこには限界がある。

そんなブログでもちゃんと読んでくれる人がいるのはなぜだろうか?それはきっと、自分のも読んで欲しいから、まあ、互助会というか交換条件というかバーターというか。。

●モノ   2007.9.20

最近の若者や子供は「モノ」に対する興味や執着が薄くなった。なにか買ってあげようと思い、「何か欲しいモノある?」と尋ねても、「特に無い。」「別に無い。」というような答えが返ってくる。

逆に言えば、現在の大人が経験してきたモノが無い時代、物欲にかられて一生懸命働いていた時期、というほうがイレギュラーなのかもしれない。姿あるモノは、いずれは壊れてなくなるわけだし、存在する間は、そのモノの維持やメンテに手間や費用もかかるというもの。

モノよりも「愛情」「時間」「相談できる相手」「環境」などのほうが、本来、人間にとって重要なことなのかもしれない。

●ユニーク   2007.9.19

ユニークな提案があったとする。ユニークであるということは、今までの方法論や経験が活かせないことが多い。それだけに実現するためには多くのハードルをクリアしなければならない。

逆に言えばユニークな商品やビジネスは、実現するまでに、より多くの苦労と努力を伴っているものでもある。要するに簡単ではないということだ。従ってユニークな提案というのは、提案された側が本気で取り組む姿勢と覚悟がないと実現できない。否定する理屈や要因は腐るほどある。それをあたかも正論のように否定しまくる人間がいるところにはユニークなものは生まれないだろう。

●興味   2007.9.18

自分のサイトやブログに興味を持ってもらうというのは楽なことではない。作った側としては、自分の思い入れや苦労があるので、多くの人がその内容に興味を持って閲覧してくれるだろうと楽観的な考えが先行する。

しかし世に星の数ほどあるサイトの中から、そのサイトを選んで閲覧してもらうというのは、よほどその内容が見る人にとって興味深いものでなければならない。

アクセスが少ないといって、その告知やSEOに力を費やす前に、本当にそのサイトやブログの内容が、客観的に見て興味が湧くようなものであるかどうかチェックすべきだろう。

●元のテキストデータは何処へ?   2007.9.17

ウェブページの制作をしていると、クライアントから印刷物を渡され、それをスキャンして使用することがよくある。画像データをスキャンして使うというのは分かるのだが、テキストデータもその印刷物を見ながらタイプしてくれということもよくあるのだ。

今どき元のテキストデータをコンピュータを使わないで打つということは考えられない。ということは、何処かで誰かがそのテキストをタイプアウトしているはず。なので、そのデータを流用できれば一瞬で終わる作業なのだが、わざわざ最初からタイプしなければいけない。

まあ、その分の費用は請求できるので文句は無いのだが、これはどう考えても無駄なことでもある。

●忙しい理由   2007.9.16

約束の納期が迫っているにもかかわらず、どうやら間に合いそうにない。そんな時に自分がいかに忙しく、色々な用事や仕事があったことを説明する人がいる。「実は先週は出張行ってまして週末は子供の運動会で月曜日にA社の緊急の仕事が入ってしまい今月中にB 社向けの資料もまとめなければならず…」といった具合だ。

しかし相手にとってみれば、その人が忙しいとか忙しくないとかは全く関係無いのだ。遅れるのは分かった。で、いつになるんだ?ということだけを知りたいのだ。逆の立場で考えれば分かりそうなものである。にもかかわらず延々と自分が忙しいということをクライアントに訴え続ける人。まあ、よほど親密な関係のクライアントならいいのだろうが、一般的にはこういうことをやっていると、そのうち仕事は来なくなる。

●OSのシェア   2007.9.15

新しいモノ好きで金持ちな日本人は新しいOSが発売されると、すぐに購入するクセがある。しかし全世界的に見ればOSのシャアはWinXPが約80%、これに続いてWin2000、VISTA、MacOS、Win98、Linux、Win95といった感じで続いている。これは2007年7月のことなので、現在ではVISTAがWin2000を逆転していることだろう。しかしそれにしてもVISTAのシャアは世界的に見れば10%以下なのだ。

OSとしてのクウォリティやポテンシャルは別にして、何でそんなに急いで購入するのだろうか→VISTA。

●全部捨てる   2007.9.14

全部捨てる!というのはメールのこと。受信したメールを読まずに全部捨ててしまうという人は珍しくもないのだ。中にはプロバイダーからの契約コース更新のおすすめなんかもある。年々契約料が安くなるので、新しいサービスに更新することを通知してくるわけだが、これを放っておくと、何年も前のバカ高い契約のまま、毎月その料金を払い続けることになる。

プロバイダーからのメールならまだいい。自社のホームページからの問い合せや、時には直接取引を希望するメールなんかも来るわけだ。が、これも読まずに捨ててる。

信じ難いことだが、こういう人は実際にいるのだ。

●ドタキャン   2007.9.12

ケータイはドタキャンのための道具である。ケータイが普及したことでドタキャンも普及した。まあ、同様にドタ参も増えたわけだが、ようするに総じて必要以上に忙しくなってきたわけだ。これは時代の流れが速くなったということもあるのだが、1人の人間が管理できる情報が増えたたため、その情報をやりくりするために手間がかかるようになり、同時に1件の情報を処理するためによりクイックに動かなければいけなくもなったわけである。

これが結果として、何だか知らないうちに皆で忙しくなってしまうということになってもいるわけだ。しかしながらその忙しいぶん、生産効率が上がっているかと言うとそうでもないようだ。

●全国区   2007.9.11

日本全国で有名になる人、誰でも知ってる企業、そしてインターネットユーザーのほとんどがその名前を知っているサイト。いずれも数ある中のほんの一握りであり、そのようになるのは宝くじに当たる確率よりも低いだろう。

Yahoo! JapanやGoogleの検索結果で上位に来るというのも、言ってみれば全国区であろう。そして上記よりもはるかに簡単に実現可能なことではあるが、では誰でも簡単になれるか?というと、そこまで簡単ではない。

多くのサイトが、とかくこの全国区を目指す傾向にあるのだが、その前に必要なことは地方区で知名度を上げることではないだろうか。

いきなり全国区に打って出る以前に、とりあえずは友人、知人、既存の取引先、顧客に対して訴求する。そこである程度の結果が出てから、その地方区を足場に全国区を目指すべきであろう。

●試験運転中   2007.9.10

いつまで経ってもβ版というのがよくある。SkypeとかSecond lifeとかがそうだ。要は試験運転中なので、不具合やトラブルがあるかもしれないが、試用中なので仕方がないのよ。というとこを言っているわけだ。

しかしそれを言ったらウェブサイトのほっとんどが試験運転中みたいなものだ。作る側の事情もさることながら、実際には毎月のようにOSやブラウザがバージョンアップされるわけであり、それら全てにタイムリーに完全に対応するのは無理というもの。いや、ウェブに限らずプログラムでもそうかもしれない。どんな環境でどんなイレギュラーな使い方をされるかということを全て網羅するわけにはいかないだろう。

そういう意味ではβ版=ほぼ使える状態での完成版、ということになるだろう。いや、近いうちにβ版=完成版、という認識になるかもしれない。

●コンテンツはタダ   2007.9.9

YouTubeにしてもGoogleにしても無料で多くの楽しいコンテンツやツールが手に入るようになった。よくぞここまでと思う一方、膨大な資産を投じてからこそできる大企業ならではの技でもあり、これらを今から真似しようとしたところで簡単に出来るものではない。

そんな時代になってしまった以上、いくら有用で完成度の高いコンテンツであっても、それを有償で購入させるというのはかなり難しくなっている。とりあえずコンテンツはタダで作り、多くのアクセスを稼ぎ、広告収入を得る以外に道は無いというのが実情であろう。

しかし考えてみればこれは決して新しいことではない。TV(NHKを除く)は、古くからこの方法で成り立っていたわけだ。

●ポータル   2007.9.7

この時代になったにもかかわらず、未だにウェブサイトの提案をするとなるとポータルサイトなるものを堂々とプレゼンしている時代錯誤のウェブ制作業者がいる。そりゃYahoo! Japan並みの巨大サイトを作るのであればポータルも有りだが、限られた予算、カテゴリー、エリアの中でポータルなんぞ作っても意味は無い。

ユーザーにとってのポータルはGoogleの検索結果画面だ。そこから何処へ行くのかユーザーが決めるわけだ。行ったところがさらにポータルになっていて、そこからまた2度3度とクリックしないと目的地に辿り着けないようなページには誰も行かない。

●多様化   2007.9.4

日本でも人種と価値観がかなり多様化しているようだ。人種というのは白人とか黒人ということではなく、日本人の中での異なった文化や風習、趣味や言語を持つ特定の人達のことである。

団塊の世代、ヒッキー、コギャル、リーマン、公務員、商店主、小学生、ヲタ、シルバー、というように年代や職業、性別をクロスオーバーして色々な人種が存在し、それぞれ違った文化や風習を持っていて、価値観が全く異なり、言語も違う。だからお互いに会話やコミュニケーションが成立しないのだ。

そしてお互いのことを「わけが分からん」「ついて行けない」「信じられない」というようなことになる。まあ、そうは言っても海外から見れば単一民族の中でのちょっとした違いでしかないのだろうけど。

●スキャナ   2007.9.3

プリンター本体は驚くほど安くて高性能になっているわけだが、同様にスキャナも驚くほど安くて高性能になっている。プリンターはインクで儲ければよいわけだが、スキャナには消耗するものがない。一般的には使用頻度は高くはないものの、一応何かの時にあると便利ということでスキャナを買うという人が多いようだが実際にはほっとんど使わず書類置き場と化している場合が多いのではないか。

それならば!いうことで、メーカー側は複合機なるのものを前面に打ち出し、それとなく主流っぽくして、インクで得た利益をスキャナの開発費にもお裾分けしているのではないかな。

●プリンターのインク   2007.9.2

そもそもプリンターというのは本体価格はめちゃくちゃ安くしておいて交換インクで利益を得る。そんな収益構造ではないかと思われる。本体はタダ同然で通話料で儲ける携帯電話のようなものだ。

そして最近気がついたのだが、例えば6色インクの場合の特定の色だけが早くなくなるようだ。印刷設定時にモノクロを選べば黒しか消費しないわけだが、面倒なのでそんなことは普通はやらない。となるとモノクロ時にもカラーインクも消耗することになる。ついでにインクを購入する時はお買い得感もあり、また買いに来る手間を省くということもあり、必要なのはその内の1〜2色であるにもかかわらず6色セットで購入してしまう。

結局はプリンター本体を買い替えるころには、消費の少ない特定の色のインクだけが使われないまま何本も余ってしまうことになる。プリンターメーカーの思うインク壺である。

●狭い世界   2007.9.1

インターネットを利用することで、世界中の有りとあらゆる、とまではいかないまでも、色々なカテゴリーの旬な情報が即座に手に入るようになったわけではあるのだが、実はそういった意識を持ってインターネットを利用している人はそれほど多くない。自分の所属する組織や業界のウェブ、知人や友人のブログ、参加しているSNSやML、と、これだけ閲覧したり投稿したりするだけでもけっこうな時間を費やすものだ。

自分のブログのコメントにレスするだけ、MLを読んでレスするだけで、それ以上インターネットの中の他のサイトに頻繁に出かけて行くという人、というか、そこまでインターネットに時間を費やすことのできる人は少ないのだ。インターネットと言えども、けっこう狭い世界で完結しているということだ。

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