2007年10月

●遅延   2007.10.31

メールの遅延が頻発しているようだ。ケータイに転送している分だけが遅延したり、特定のアドレスやメーリングリストだけが遅延したりで、いったいどこのサーバで詰まっているのか分からないうちに復旧したりもする。

当初はプロバイダに問い合わせたり同報メールを受信している人に聞いてみたりとしたものだが、最近ではすっかり諦めてしまい、まあ、メールなんてそんなもんだ、と思うようになった。

しかし仮に遅延しなかったにしても受信側でスパムフィルターに引っかかって捨てられてしまう可能性も高くなった。結局は緊急の用件は電話ということになるのだった。

●SNSのカレンダー   2007.10.30

マイページにカレンダーがついているSNSがある。使う人は何割いるのだろうか?たぶん数十人に一人とか、そんなもんだろう。どんなカレンダーを使うのかは、専用ソフト、OSの付属ソフト、ケータイ、時計に付属のもの、紙、などなど人によってまちまちだろう。しかし毎日かかさずSNSを使う人。パソコンのデフォルト画面がSNSになっているような人にとってはマイページのカレンダーは便利なのかもしれない。数十人に一人であってもこういった人達がカレンダーで予定の確認や記入のためにアクセスするとしたら、これは運営側にとってのメリットも確かにある。

●人材   2007.10.29

1つのプロジェクトを遂行するに当たって必要な人材というものがある。しかし現実的には適材適所にその能力に見合った人材が配置できるということは少ない。人材が足りなくて頓挫することもあれば、人間が多過ぎて混迷するすることもある。最悪なのは人間ばかり多くて人材がいないというケース。

ごちゃごちゃと屁理屈ばかり言っていたり、他人の言うことを批判ばかりしている人間は人材ではない。しかし現実的にはそういった非人材のほうが圧倒的に多いものである。

●カレンダー   2007.10.28

カレンダーは部屋の中に1つあればいい。いくつもあっても意味はない、どころか混乱や間違いの原因にもなる。しかし1つは必要なものでもあり、大抵の人は年末には翌年のカレンダーを用意して壁に貼り付けておくことだろう。

今どきカレンダーが入手できずに困るなんてことはあり得ない。また、インテリアに合わせたデザインや自分の業務に合ったサイズや機能のものを選ぶことだろう。

そんな中、訪問先でその会社のカレンダーをもらうというのは厄介なものだ。どうせ使わないことは分かっていても断るわけにもいかず。。。

もっと困るのは年の半ば過ぎになってその年のカレンダーを渡されること。さらに困るのがそのカレンダーが自作であるということ。一番困るのは個人的趣味でWordで作ったもの。捨てる以外に良い方策があれば知りたいものだ。

●地図   2007.10.27

Google Mapが使いやすくなってきて、ウェブ上からもリンクするだけで正確な位置を示すことができるようになった。以前からMapionやMapFanにリンクするという方法はあったが、やはり目的地に矢印を表示したり航空写真に切り替えたりできる点ではGoogle Mapが最も便利のようである。

しかしウェブ制作者にとっては「地図」を作るということは、見積り上でけっこうなウエイトを占めていたりもする。たまに地図自体をデザインするようなケースもあるのだが、距離や位置関係でGoogle Mapよりも正確な地図を作るのは難しい。となるとやはりGoogle Mapにリンクするということにもなる。

こうしてウェブ制作単価は下がっていくのである。

●ワイド画面   2007.10.26

パソコンの画面がワイド化している。これはTVが見られるパソコンが必然的に16:9に対応してきたということ。それと単純に横長がカッコいいということ。現実的にはツールのウインドウが沢山表示されるアプリを使う際に便利であるということ。などの理由がある。

しかし横に伸びるだけならいいのだが縦方向が狭くなる傾向もある。ツールバーというやつだ。最近のパソコンではデフォルトでYahoo! やGoogleのツールバーが表示される。これにブラウザに関連する他のアプリも専用のツールバーをインストールしたがっていて、うっかりするとメインの表示エリアが2/3程度になってしまったりもする。ワイドというより天井裏のようになりつつある。

●相手の立場で   2007.10.25

相手の立場で考えることができれば一人前だ。これができない人間はいつまで経っても半人前である。自分の利害や労力だけを基準に他人のやることに不平や不満を言ったり、無理な要望や要求を突きつけたり、批判したり愚痴を言ってるような半人前の人間も沢山いるもんだ。しかしこういった人達は相手の立場で考えることのできる一人前の人によって支えられ、養われているということにもなる。できれば養う側になりたいものだ。

●忙しさ   2007.10.23

クライアントやコラボの相手に仕事の納期を伝える時に、自分がいかに忙しいかを進行中の事例をいくつもいくつもいくつも挙げてメールに書く人がいる。これは絶対に止めるべきである。相手にとって必要なのは自分が依頼した仕事の納期のみである。自分に関係ない仕事をどれだけやっているか、なんてことは一っ切関係無いのだ。

逆に自分の忙しさをいかに短い言葉で完結に書くかということを考えるべきである。納期までの時間が長くなるということは、大抵の場合、相手にとっては悪いニュースであるということを忘れずに。

●作業スピード   2007.10.22

ウェブ制作の作業は慣れと経験、工夫と努力で作業時間を短縮することは可能である。HTMLの教科書に書かれているタグをそんまんま記述するのではなく、どこをどう省略すべきかを考えるべきであろう。もちろんコンセプトワークやベースデザインをしっかり固めて、後々方向性を見失わないようにすることも大切であるし、画像加工やライティング、イラスト、写真などのスキルも重要となる。

しかしどうしてもスピードアップができない作業がある。それは動画の編集。再生時間が固定されている以上は、その編集、確認、修正にかかる絶対的な時間が必要となる。なんとかならないものか。。

●思い付き   2007.10.21

思い付きは一種の衝動である。現場や実務での思い付きが功を奏することもあるが、失敗する場合も少なくない。特に思い付きの発言や言動は周りに迷惑をかける確率のほうが高いだろう。

さらに企画段階での、しかも権限のある人の「思い付き」は時に膨大な迷惑を周囲に与え、莫大な金銭的損害を被る場合もある。思い付きは、思い付いた本人はその思い付きを「素晴らしい」ものと思い込むわけであるが、そこで本当に素晴らしいかどうか冷静に客観的にレビューしてみる必要があるだろう。大抵の思い付きには大きな問題点がいくつもあって「使えない」のである。

●気転が利く   2007.10.18

思い付きと気転が利くというのは別のものである。気転が利くというのは現場や実務での行動の中でのフレキシブルな判断の一つであり、この気転の利いた判断が良い結果に繋がることが多い。そして一見柔軟性に富んだ判断のようでもあるが、実は、引出しの多さ、経験、知識に基づいているものなのだ。つまり経験や知識に乏しい人間が気転が利く行動や判断をしようとしても、なかなか出来るものではない。

●勉強会-2   2007.10.17

公式な資格を取るための勉強会や講習会は参加する目的がはっきりしている。しかしITやビジネス、教育という抽象的なテーマの場合は、参加するほうも自分が何をやりたいのか?どんな情報が欲しいのか?といったことを明確にしておかなければならない。

こういった勉強会は講師によって言う事やアプローチも様々であるし、そのまま実行すれば成功するなどという保証はない。あくまでも一つの情報であり、あとは参加したほうが、自分なりに解釈し、他で得た情報と組み合せながら構築していかなければいけない。

それをしないでいつまでも勉強会に参加していても意味は無いだろう。

●勉強会-1   2007.10.16

勉強会に参加して色々な事を勉強するのは良いことだ。しかし年中色々な勉強会に参加しているも一向にその成果が上がらない人もいる。

参加したという事実だけで安心するという、英会話の教材を買っただけで喋れるような気分になるおめでたい系の人達だ。または参加し過ぎて自分で収集がつかなくなっている人。ちょっと興味のある勉強会にすぐに参加してしまい、自分のやりたいことが分からなくなっている人。そもそも物事を構築する能力に欠ける人。基本的に新しい事にトライすることにビビっている人。などなどであろう。 まあ、付き合いとか動員で参加しているのであれば仕方がないが。

●画質-2   2007.10.15

静止画については動いてない分、動画よりは画質も気になるところではあるが、所詮はパソコンモニターの解像度に制約されるわけであり、こちらも必要以上に高画質である必要はない。

動画も静止画も、制作の手間対画質の最も効果が高い落としどころを目指し、ハイコストパフォーマンスでさっさと作るのが望ましいだろう。 まあ、画質にこだわる時間は、コンテンツそのものの面白さや魅力を改善するために使ったほうが効果的であろう。

●画質-1   2007.10.14

例えばサイト内に動画が有るのと無いのではその差は大きい。しかし仮にその差を100とすれば、その動画が高画質であることと標準画質であることの差は10〜20程度だろう。ところが高画質にするためには動画データの重さが倍になったり撮影機材が1桁高いものになったり、撮影時間が数倍かかったりもする。

画質が悪く、見る側にストレスを感じさせては問題もあるが、そこそこ見られる画質であれば、それ以上高い画質を求めることはリーズナブルではないだろう。

制作側から見て、どうもイマイチなので画質を1ランク上げたところで、クライアントは全くその差に気付かないということもある。特に動いているモノは画質が気にならないのだ。

●ギャグ   2007.10.13

友だち少ないおっさんに共通するのは「他人の言ったギャグには反応せず、自分で言った大して面白くもない ギャグを自分で言ったあとに自分で大笑いする」ということ。 こういうおっさんは、きっと友だち少ないんだな、と思って間違いない。

●ホームページで何をするか?   2007.10.12

「ホームページを開設して○○したい。」というクライアントからのリクエストに応えるかたちでサイトを制作することになるのだが、実はこれが必ずしも正しい手順ではないことがある。というのは、やりたいことの○○が、ホームページでの告知には適していないことがある。○○とは、例えば商品の販売、リクルート、顧客への情報提供、などであるのだが、これらはその業種、職種、商圏、競合他社との関係、流通形態などによっては、折込み広告や、看板、カタログ、印刷物への情報掲載のほうが、有効でコストパフォーマンスが高いこともあるのだ。

「よし、ホームページを作ろう!」「じゃあそのホームページでは○○しよう!」というのではなく、「会社として、組織として○○しなければいけない!」「ではその方法としてホームページを開設することが最も有効だ!」という順番であることが正しいのだ。

●不安や不満   2007.10.11

一つのプロジェクトを遂行する上で、そこに関係する人たち全員が何の不安や不満もなくスタートするというのは不可能なことである。逆に言えば、全員が納得して何の不安もなくスタートできるまで調整を重ねていたのでは、いつまで経ってもスタートできなくなる。

このことをわきまえずに、自分の不安や不満をこぼすような人間がそのプロジェクトの中にいたとすると、そのプロジェクトが成功する確率は低くなっていくというもの。みんなが不平不満を言わずに相手を信じて進めることが大人のプロジェクトであろう。

●スケジュール調整   2007.10.9

自分と誰かが合うための日程を決めるのは簡単なことだ。しかし誰かと誰かの間に入って3人の予定を調整するのは意外にも難しい。これが組織と組織の間に入った3者、又は4者以上の調整となると、かなり面倒な作業となる。

実はこういったケースでのスケジュール調整が出来る人と出来ない人とでは大きな差がある。関係者全員の都合を聞いているうちに、いつまでも日程が決まらず、どんどんと遅延していくというのはよくある話だ。

これをうまくまとめるには、怒られる覚悟、謝る勇気も必要となることだろう。

●電話のメモ   2007.10.7

電話を受けたときに、屋外でない限りはメモをとるのは仕事の基本だろう。しかし電話をかけた相手が不在で、同じ事務所の人に用件を伝える時に「明らかにメモをとってないな。」と感じることがある。話し終わると同時に切ろうとするし、内容を確認もしない。

そういう人間はメモをとらなくても覚えている可能性は低い。本人に伝わらない可能性が非常に高いのだ。逆に普段メモをとっている人間は、仮にメモをとれなかったり、メモを紛失したりしたとしても、本人に伝わる可能性は高かったりもするものだ。

●出欠の連絡   2007.10.6

「できるだけ出席するようにします。」「忘れないように出席しようと思います。」「出席できるよう努力します。」などという出欠の連絡が来ることがある。明らかに欠席したいという意識がその中に読み取れる。またはもし寝坊して遅れたりした場合の予防線を張っているようにも思えるわけだ。

主催者側としてはこんな連絡ばかりが来たのではたまったもんではない。当日の出席人数が確定できず、部屋の広さも手配できず予算も組めなくなってしまう。

誰でも非常の事態の可能性はある。出席と宣言していてやむ負えず欠席しなければいけないこともあるのだ。だからとにかく出席と連絡しておいて、万が一の時はドタキャンするしかないのだ。相手を困らせたり迷わせたりしないようにするのがビジネスの基本だろう。

●メールの送信者名   2007.10.5

一般のメールでは、署名が無くてもアドレス帳にあるメルアドであれば、誰から来たメールなのかだいたいは想像がつく。しかしメーリングリストとなると、送信者名が無い場合、誰が送信者なのか全く分からないこともある。もちろん一般のメールでも送信者名はあったほうが良い、というかこれは最低限のマナーだろう。

ケータイから急いで送信したときなどは、とかく送信者名は省略されがちでもあるが、受信する人間の立場で考えなければいけない。自分で送信したから自分は分かっている、という人は、まあ、メールに限らず電話や普通の会話、コミュニケーションでも同じようなコトもするので仕方の無いことではあるのだが。

●メールの件名   2007.10.4

スパムメールが氾濫する昨今、受信トレイの件名一覧を見たときに、それが必要なのか不要なのか、重要なのか、そうでもないのか、ということを示唆できるようなものが望ましいわけではあるが、実際には極めて横着な件名のメールも少なくない。

「鈴木です」「佐藤です」「こんにちは」「久しぶりです」というような件名では、いちいち本文を開いてみないとその内容は分からないわけだ。同時にこういった件名が多いがためにスパムに真似されるわけでもある。

●お客様-2   2007.10.3

ファーストフード店においては、昔の飲食店の常識をそのまま強行して、恥をかいたり、周りに迷惑をかける客も少なくない。入店して、まずはレジに並んで注文するようなタイプの店(例えばDOUTOR)などに団体で押し掛ける法事帰りの礼服の団体。レジに並ばずまずは団体で席に着く。その中の誰か一人がまとめて全員分の注文を行う。

それまでレジに並んでいた客は座る場所がなくなってしまうわけだ。つまりコーヒー一杯180円で飲める店でも、コーヒー一杯600円の喫茶店と同じ感覚で行動する。これも言ってみれば「お客様は神様」理論なのだろう。

●お客様-1   2007.10.2

あるファーストフード店で、中年のおっさんがスタッフに向かって「もう帰る!水も出しやしない!」と怒って席を立った。水はセルフだからいつまで待っても持ってこないのだ。他の客の動向を見れば分かりそうなものでもあるのだが、このおっさんは「水はスタッフが席まで運んで来るもの」という既成概念にとらわれているのだ。

これは「お客様は神様」、つまりいかなる時でもお金を払うほうが偉いと思っているわけであり、それが運営する側も企業努力によりぎりぎりの収益状況のなかでのサービスで格安の商品を提供しているなどということなが眼中に無いわけだ。

●MacOS Xのメリット   2007.10.1

かつてのようにMacユーザーがMacにこだわりWindowsをけなすようなことは少なくなってきたようだ。とはいえMacOS XとWindowsVISTAを比較してそれぞれのメリット、デメリットを挙げれば枚挙に暇が無いことだろう。

ただしウェブ制作者としては決定的にMacOS Xが優れている点が一つある。動画編集などの重たい作業をしている時にマシンのメモリーが不足することがあるのだが、この時Windowsでは、意味不明のアラート画面が何度も何度も出てきて、このアラート画面を閉じることもできずに再度作業を開始するまでに5〜10分かかってしまう。

この点MacOSは瞬時にアプリケーションが終了するので、同時に起動している他のアプリケーションを終了させてから、再度アプリケーションを起動することで、すぐに作業が再開できる。かかる時間は1分以内だろう。この差は以外に大きい。

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