2008年4月

●メルアド   2008.4.30

メルアドを頻繁に変える人がいる。理由は、スパムが増えたから、とか面白いドメインが取れたから、とかいうものだ。しかしメルアドは個人のものであるのだが、使うのはその人本人ではない。 アドレス帳を頻繁に更新するのは、スパムを削除するより面倒な仕事なのだが。。。

●コミュ   2008.4.28

SNSが普及した事でWEBデザイナの仕事が減ったという人もいる。しかしWEBデザイナにとって有り難いのはSNSによってサイトの告知が効率的に行えるようになったこと。それまでは、そのサイトのターゲットに該当するであろうキーワードで企業サイトや個人サイトを検索し、メールフォームやBBSに未承諾広告として告知していたわけだ。それが1箇所に集結しているわけだから、これはもう、ずいぶんと楽になったもんだ。

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●老人   2008.4.27

老人というのは決して高齢者を意味するワケではない。70〜80歳を過ぎても、新しいことに積極的に取組み、常に学習すること、情報収集することを怠らない人は老人とは呼ばれないだろう。反対に30〜40歳でも、難しいこと、自分ができないこと、知らないことは、拒み、否定し、やらない理屈をべらべらと吐き出しているような人間は老人と呼ばれるわけだ。つまり老人とは、その人間が存在することで周囲に「老害」を与える人間のことだ。

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●老人向け   2008.4.25

老人は何かにつけて文句が多い。ウェブサイトを見ても、やれ字が小さいの、書いてある意味が難しいのと、やたらとクレームをつける。しかし、こういう事を言う老人たちは自分ではパソコンも起動できないので自力でウェブを閲覧することなんざぁほとんどない。無視するに限る!間違い無く無視したほうが良い。真に受けて対応して成功したためしは無いのだ。

そもそもインターネット利用率が低い老人向けに考慮したウェブ自体に意味が無い。魚影の極めて薄い場所で釣りをするようなものだ。

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●Google   2008.4.24

日本でのパチンコの市場規模は30兆円、その他のギャンブルは10兆円、そしてGoogleの売上げは20兆円だそうだ。そのうちの純利益が5000億円で、その内の2000億円をかけてデータセンターを建設中だとか。このデータセンターは様々なアプリケーションをウェブを通して全世界に無料で提供するためのものとかで、今まで有料で販売されていた数々のアプリケーションを駆逐するとかしないとか。仮に失敗したとしても何も損はしないとか。 Googleの検索結果に一喜一憂している小作人にとって桁違い過ぎてイメージするにも苦慮する話だ。

●複数案から選ぶ-2   2008.4.23

一般的には、動きの各部分をカンプというかマンガというか、静止画で何枚かに切り取って見せるということになるのだが、アイディアの段階でこれを作るのはラクではない。いっそのことそういった要求をしてくるクライアントの仕事は請けないほうがいいかもしれない。コキ使われる割に報酬は少なかったりもする。またはプリントアウトしたものでしか是非を確認することのできない原始人たちが滅びるのを待つか。。 いずれにしても、複数案を出さなくても「確実に納得できるものを出して来るだろう」という信用を築くことが最善の方法だろう。

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●複数案から選ぶ-1   2008.4.22

ポスターやロゴマーク、その他諸々の印刷物を発注する際には、まず、ラフなアイディアを何案か提出し、その中からクライアントが選ぶというパターンが多い。そしてこのベタなパターンをそのままウェブデザインにも当てはめる場合も少なくない。しかも「トップページの案をプリントアウトして提出」などという、とんでもない要求をしてくることがある。

ウェブページは時に動いたり音を出したりもする。これを静止画で表現するのは簡単ではない。というか、100%理解させるのは不可能。ではどうしたらいいのか?

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●高速道路と大渋滞-3   2008.4.21

ウェブ制作も良い例であろう。CMSやホームページエディタ、ASPなどを上手く利用することで、限りなくプロに近い仕事をすることが可能になった。しかしそういったスキルを持つ多くの同業者が、その業界から撤退を余儀なくされている。つまりCMSやASPなどを活用して疾走してきてみたものの、同じようなスキルを持った人間は沢山いる。その中での差別化やオリジナリティーを迫られた時に挫折せざるを得ないのだ。

いくらGoogleを検索して似たような事例を参照し、過去の成功者の手法を真似たところで100%一致する事例など有り得ない。最後は個人の情報以外の能力なのだろう。

●高速道路と大渋滞-2   2008.4.20

極めた人間だからこそ言える名言でもあり、同時に自らはその大渋滞を突破できるだけの自信があるということも言えよう。いくらGoogleに知が集約され、その情報を効果的に活用したところで、最後の最後は自らのオリジナルの発想や手法で対応しなければいけない。1つ1つの事象がオーダーメードなのだ。

プロになるためには、ここの最後の部分で、教科書や過去の事例には無いオリジナルの発想や閃きが必要となるのであろう。

●高速道路と大渋滞-1   2008.4.19

羽生善治名人の言葉であるらしい。情報の効率的な取得が可能になった現在では、その道のプロになるための情報が簡単に手に入り、あたかも高速道路を疾走するような速度で目的に近づくことができる。しかしあと一歩のところで高速道路は大渋滞になってしまう。つまり同じ目的で走って来た他の大勢のクルマが出口に詰まっている状況だ。

プロというのは、プロの数の数百倍、数千倍のプロではない人間がいるから成り立つものでもある。目指す全員がプロになれるわけではないのだ。

●コンテンツを作るには   2008.4.17

コンテンツを作るのは難しい。従ってコンテンツを作ることは諦め、コンテナ作りに精を出すことにもなるのだが、なぜ難しいかと言うと、そこには絶対的な評価の基準が無く、故意に酷評しようと思えば、どんなに優れたコンテンツでも味噌糞に言うこともできるからだ。誰だって自分の作った作品を味噌糞に言われるのはイヤだろう。しかし始めて作ったコンテンツが、いきなり高い評価を受けるということは極めて希でもある。

コンテンツを作っている人間は、数限りない酷評に耐えてきたのだ。その試練をスルーしてコンテンツ作りのプロになることは有り得ないのだ。

●コンテンツを作る   2008.4.16

ツールを使ってコンテナを作ることは比較的簡単だし、そこそこの収益にもなることが多い。しかしコンテンツを作るのは難しい。難しい割りに評価も成果も低いことも多い。

なので、どうしてもコンテナを作る人間が増えてしまい、コンテンツを作る人間は限られる。そしてコンテナが供給過多になる。そして大量に積み重ねられた立派なコンテナの中には、オリジナリティーも魅力も個性もない、ありきたりのコンテンツが大量に格納されているという状況になってしまうわけだ。

●コンテナ   2008.4.15

TV業界などでよく使われる言葉がコンテンツとコンテナ。コンテンツは内容でコンテナは入れ物だ。コンテナはより容量が大きく、堅牢で快適で機動力が高いほうがいい。そして日本には、このように高性能なコンテナが多数存在する。

しかし残念ながらコンテンツのほうは乏しい限りだ。大量に積み重ねられた立派なコンテナの中には、オリジナリティーも魅力も個性もない、ありきたりのコンテンツが大量に格納されている。 コンテンツが優れていれば、コンテナはそれほど重要ではないのだが。

●間に合わせ   2008.4.14

ウェブに使う写真。手持ちの素材集の中から最もイメージに近いものを選ぶ。これも1つの方法であるのだが、その写真がデザイン的に非情に重要な意味を持つときには、手持ちで間に合わせるという貧乏臭い考えでは良いデザインはできない。自分がイメージした写真をウェブ上で捜す。それで見つからなければ自分で撮影する。そのくらいの意気込みが必要だろう。一人の人間が所有している「モノ」などはたかが知れているのだ。質の高いものを作るときには、常に理想に近いものを外に捜しに行かなければならない。

●道路行政   2008.4.13

ウェブにも道路行政に似ている部分がある。公的予算が出るとなると、そのことを嗅ぎ付けたウェブ制作業者が自然と集まってくる。そして彼等が作るウェブサイトは、目的のコンテンツに辿り着くための道路建設のようなもので、時には遠回りのルートでの片側2車線道路だったり、入口までがやたらと遠い抜け道だったりする。「こんな道、いらないんじゃないの?」というような道路であるわけだ。

●必要最低限   2008.4.12

色々と便利で面白そうなツールがあるものだが、ウェブサイトを設計する上で重要なことは、いかに必要最低限でシンプルにまとめるか、ということ。あれもこれもと盛り沢山にすれば作ったほうもクライアントも、何となく達成感と満足感が増すのではあるが、使う側にしてみれば、シンプルで簡単であるに越したことはない。 アクセスした人に「なんじゃこりゃ?ごっちゃごちゃしてて、わっかんね〜な〜」と言われないようにしよう。

●更新   2008.4.11

ウェブサイトは更新しなければいけない。いや、いけなくはないのだが、はやり頻繁に更新して訪れる人を飽きさせないようにしなければいけない。が、肝心なのは更新することでなく「飽きさせない」ことだろう。もっと言えば、もう一度訪れてみたくなるような魅力がなければいけない。となると、決して更新頻度が重要なわけではない。更新しなくても魅力があればいいのだ。逆に、更新はすれども読んでも見ても毒にも薬にもならないような内容では意味はない。とはいえTwitterなどというものの利用者が増加してくると、一概にそうとも言えなくなってはきている。

●Safari   2008.4.10

Windows版Safariがリリースされた。「確認しなければいけない環境が1つ増えた。。。」 という気分でもあるが、IEとは違った味わいとかっちょ良さがあるので、Winユーザーの方は是非DL して使ってみることをおすすめする。

ついでにSafariでは.flvファイルのDLが可能。ということは、つまりYouTubeの動画がDLできるということ。

YouTubeの動画を再生し終わった(全てDLした)後に、
そのページを表示したままで↓

メニューバーの「ウインドウ」から「構成ファイル一覧」を選ぶ。
そうすると小窓にファイル一覧が表示されるので、その中で
もっともサイズの大きなファイル(表示はたぶん一番上)の
フルパスのURLをダブルクリック。
そうすると「ダウンロード」の小窓が出てきて、勝手にDL始める。
DLされたファイル名は通常「get_video」になっているようなので、
手動で○○○.flvと書換える。

あとはFLASHを使って適当なファイル形式に変換すればOKなのだが、 再生するだけであれば、色々と フリーのアプリケーションもあるようだ。

●質の高いコンテンツ   2008.4.9

Googleの「Google と相性の良いサイトを作成するにはどうすればよいですか。 」の冒頭に「サイト内、特にホームで質の高いコンテンツを提供することが、 最も重要です。」と書いてあるのだが、ここでの「質の高いコンテンツ」の意味を 勘違いしている人間が多いようだ。

「質の高いコンテンツ」は、画質が良い画像とか、間違いのないソースとか、ユーザビリティーに優れたデザイン構成とか、使い勝手に優れたディレクトリ構成とか、そういったものではない。 そんなものを質の高いコンテンツと呼ぶのであれば、誰にでも質の高いコンテンツを作ることが可能になるだろう。 質の高いコンテンツとは「見て楽しい」「有益である」「独自性のある」コンテンツのことなのだ。

●スタンダード   2008.4.8

このページを見て「スタンダードを無視してる」という意見がある。何のことかと思ったら、Googleの「Google と相性の良いサイトを作成するにはどうすればよいですか。 」に書いてある、例えば「ウェブマスター向けのガイドライン」とか、altタグとか、フレームとか動的なページとかFLASHに関する記述についてだそうだ。

しかし「Google と相性の良いサイトを作成するにはどうすればよいですか。 」の冒頭には「サイト内、特にホームで質の高いコンテンツを提供することが、 最も重要です。」と書いてある。 個性も魅力も無い質の低いコンテンツは、いくら他の部分でスタンダードに忠実であっても、質が低い時点でスタンダードではない。とまあ、細かいところは、さほど重要ではないのだが、どうもそっちのほうが好きな人が多いようだ。

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●自分のことしか考えていない   2008.4.7

という人間も多い。自分の利益や感情の辻褄合わせのために相手に余計な手間をかける、考えさせる、調べさせる。。と、いうようなものだ。過去にも書いたが「世の中には幸せな人間と不幸せな人間がいる。不幸せな人間は、いつでも自分が幸せになることしか考えていないから、いつまで経っても不幸せのままである。幸せな人間は、いつも他人を幸せにすることを考えているから、自然と自分も幸せになれる。」のだが、世の中前者のほうが多いようである。

●数を当たる   2008.4.5

独立して個人事業を行う場合、最初からまともな仕事を受注できるなどということはない。どんなに優秀なスキルを持っていたとしても、そのスキルを必要とする相手に出会わない限りは受注には結びつかない。極めて当たり前のことでもあるのだが、これが実際にはなかなか難しいものだ。

この問題をクリアする方法はたった1つ、「数を当たる」ことであろう。もちろんウェブや他のメディア、バズマーケティングによる下調べも必要だが、結局は直接当たってみないと受注できるかどうかは分からない。

数件当たっただけで断られと落ち込んだりネガティブ思考になってるヒマはない。しかし低いスキルには当然のことながら需要はより少ない。

●データベース   2008.4.4

いかに多くの情報を収集し蓄え、自分のデータベースを巨大化したところで、そのデータベースをいかに使うかが問題だ。大量の新鮮な食材を用意されたところで、いかに美味しい料理を作るかは料理人の腕次第。食材の種類の多さや鮮度よりも、むしろこの「腕」のほうが重要であろう。

●制約   2008.4.3

組織の中で、またはプロジェクトの中で、突然予期せぬ制約が発生することがある。実はその時に「仕事ができるやつ」と「出来ないやつ」が分かったりもする。出来ないやつは、とにかくその制約に対して不平不満をぼろぼろといつまでも言っている。もしもそのプロジェクトが上手くいかなかった時には、それは自分のせいではなく、その制約のせいであるということも示唆したりもする。出来るやつは、まあ、最初に多少は文句も口にするものの、気分を入れ替え「新しいルールの中でどこまでできるかやってみよう!」という姿勢で臨むのであった。

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●定着   2008.4.2

世の中には、ある一定期間定着するものと、一過性のものとがある。特にインターネットの世界ではこれが顕著に現れる。何が定着していて、何が一過性であるかは、例を挙げれば枚挙に暇が無いので割愛するが、まあ、だいたいは想像がつくことだろう。

これらは結果論で語るのは簡単だが、結果が出る前に見極めて対応しておく必要があるだろう。一過性のものに時間と労力を費やしてしまうという無駄は避けなければいけない。

ではどうやって見極めるか?その1つは、インターネットの普及によって変遷する世の中の流れが辿り着くであろう場所、世の中が目指している着地点をイメージできるかか否か、ということだろう。

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