2008年10月
●上司 2008.10.30 | ||
一人では何も決められない人間。常に上司の承諾を得ないと次に進めないのだが、そういう人間に限って上司の許可がなかなか下りない。なぜかと言えば、相談ばかりして具体的な提案をしないからだ。上司だって忙しい。自分が担当している仕事もあるのに部下の肩代わりまで毎回やってられないのだ。上司は教師でも保護者でもない。 | ![]() | |
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●NTTのサーバ 2008.10.24 | ||
OCNやウェブアリーナなどのNTT系のレンタルサーバを利用することのメリット。それはメンテや障害でサーバが止まったときにクライアントに「サーバが障害で止まってます」と言うと「ふざけんな!その間の損害を保証しろ!」ということになるのだが、「NTTに障害があって止まってます」と言うと「しょうがないな…」ということになるということだ。 | ![]() | |
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●画面の有効範囲 2008.10.22 | ||
ウェブページの表示範囲を、例えば幅700pixにすると、ワイド画面の大型モニターを使っているクライアントは「なんだかしょぼいので幅を広げてくれ」と言われる。ということで幅を900pixにすると、1024x768pixのノートPCで見ているクライアントから「エクスプローラバーを出すと横にスクロールしないと見えないので何とかしてくれ」と言われる。仕方がないので折衷案で800pixにしてみたところが、両者から「まだ不完全」と言われる。 最初によおっく説明しておくことが大切だ。 | ![]() | |
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●水は広いほうに流れる 2008.10.20 | ||
という例えは大袈裟かもしれないが、これはサイト間のリンクのことである。マニアックなサイトから一般向けのサイトへのリンクは流れるが、その逆は流れにくいということ。 | ![]() | |
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●無責任者 2008.10.18 | ||
理論的に物事をまとめたり説明したり出来ない人間は多い。また理論無しでも物事成立するものだと勘違いしている無責任者も少なくない。どんなものでもある一定以上に要素が増えてきた場合には理論でもってまとめていかなければいけない。同時に誰かがそのような採算の合わない作業をしているのだが、無責任者たちにはその苦労は分からないんだな。 | ![]() | |
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●トップページのリンクボタンの数-3 2008.10.16 | ||
最初から広告収入目的のサイトでもないのにアファリエイトのバナーなんか貼ったところで本体コンテンツのアクセスが落ちるだけである。そんなことは無い!と言うのであれば、それはバナーがクリックされていないということ。つまり「無くてもいい!」ということだろう。その前に訪れた人はどこが広告でどれがオリジナルコンテンツなのか分からず、さっさと立ち去ってしまうだろうけどね。 | ![]() | |
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●理屈 2008.10.15 | ||
理屈が好きな人間は多い。また理屈だけで全てが成立すると思っている理屈信者も少なくない。理屈で全てが解決できればそんなラクなことはない。理屈では説明できないことが沢山あるから世の中面白いのだ。ということを理屈信者に説明してもなかなか理解はしてもらえない。理屈ありきが前提だからな。 | ![]() |
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●トップページのリンクボタンの数-2 2008.10.14 | ||
トップページのリンクボタンの数は少なければ少ないほうが良いにもかかわらず、やたらと不要なボタンを付けるデザイナもいる。沢山あったほうが充実感と満足感が味わえるからだ。また沢山付けてしまえばデザインがそれとなくゴージャスになるので基本デザインのレベルの低さも誤摩化せる。少ない要素でまとめる方が一般的には難しいからだ。 | ![]() | |
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●トップページのリンクボタンの数-1 2008.10.12 | ||
トップページのリンクボタンの数は少なければ少ないほうが良い。仮に5個だとすると各ボタンがクリックされる確率は20%。25個だとすれば4%となる。これはアクセスログを見れば一目瞭然。しかし多くのサイトではがめつく大量のコンテンツを載せる、または思いつく度にボタンを増やしていくために各ページの個別のPVが減ってしまう。そうすると後から追加したボタンを「目立つように大きくしてくれ!」ということになり、せっかくセンス良くデザインされたページが商店街のチラシ化していくわけだ。 | ![]() | |
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●SNSの脅威 2008.10.10 | ||
世界征服の道を着実に歩んでいるように見えるGoogleではあるが、彼らにとって最も脅威な存在がSNSなのではないだろうか。クローズされたコミュニティーなので検索対象になりえないわけだ。Google帝国が世界統一を目指す一方で小規模な都市国家が世界のいたるところに出現し、それらはGoogle帝国とは全く別の世界として城壁を築き始めたわけだ。そして彼らはその門戸を解放して帝国との関係を築くことにも無関心である。小規模といってもmixiは1500万人の都営国家だ。その人口は東京よりも多い。FacebookやMyspaceの人口は日本より多い。 | ![]() | |
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●漏れなく 2008.10.8 | ||
ウェブコンテンツを作りこんでいくとき、色々なケースを想定して「漏れ」のないようにしなければいけない。しかし考えられる全ての状況に対応しようとするとキリがなくなる。どこかで見切りをつけて妥協しなければいけない。と、じつはここまでは比較的簡単。難しいのは、そこからいかに分かりやすく贅肉を削いでシンプルにしていくという作業だ。「漏れなく」をクリアしただけで満足すると、客観的には複雑煩雑でワケの分からないものになりがちである。 | ![]() | |
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●急変するレコード産業 2008.10.7 | ||
レコードというかCDというか、要するに音楽の権利を独占して録音された物理的メディアを大量生産して儲けるというビジネススタイルが崩壊しつつあるということだ。ITunesで律儀にお金を払って音楽データをダウンロードしている人も多いようだが、mixiでは無料で10万曲が聴けるようになったわけだし、今は米以外でのユーザー登録を規制しているPANDORAやDEEZERなどでも基本的にタダで音楽が聴ける。有線のBGMも危ういだろう。 | ![]() |
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●本当のホームページ 2008.10.6 | ||
ウィジェットは言ってみれば大人用プロフみたいなものだろう。日本ではプロフという素地があるのでウィジェットの普及は早いはず。恐らく気がついてみれば誰もYahoo! Japanを見なくなり、誰もGoogleで検索しなくなる時代が来るかもしれない。「誰も」は言い過ぎだが、少なくともウェブサイトの象徴としてYahoo!やGoogleを口に出す人は少なくなるだろう。逆に言えばSNSのウィジェットの機能が充実することで、やっと個人が自由にできる自分の「ホームページ」を持つことができるようになったわけだ。人間は普通、自分の家にいる時間が一番長い。外のサイトのアクセス数が減少するのは自然の流れだろう。 | ![]() | |
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●web3.0(その4) 2008.10.4 | ||
スイカに網を被せたようなネットワークは自然と個々のノードの大きさや重力によって変形してくる。地球儀の上に描かれた航空機の航路図のようなものになるかもしれない。重要なエッジはより太くなり、価値のあるノードから多くのエッジが伸びるようになる。同時に不要なエッジは切り捨てられる。実はこの不要なエッジが大量に張り巡らせれたいたために、web2.0まではネットワークが混乱していたわけであり、その混乱に乗じた犯罪や、本来需要の無いネットビジネスが乱立したりもしていたわけだ。 | ![]() | |
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●web3.0(その2) 2008.10.2 | ||
無作為にランダムに網目を張ったネットワークは情報がどこから来るのか?何処へ、誰に行くのか?どのくらいの量なのか?いつまで続くのか?といったことが分からない。ある意味それだけ無闇に氾濫した情報だからこそGoogleのような検索エンジンも必要となる。それでも多くの人が情報過多、整理できない膨大な情報量に苛まれることにもなる。まあ、これがweb2.0の実情でもあろう。 | ![]() | |
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