2010年2月
●オリジナルを作る-3 2010.2.28 | ||
もうひとつの方法。それは違うジャンルからパクるということ。例えばクルマのデザインにおいて競合他社のデザインをパクってはダメだ。多くの人に見抜かれてしまうし意匠権上の問題にも成りかねない。しかし航空機のデザインからパクれば多くの人はそのことに気付かないし、そもそも構造もフォルムも違うものなのだからパクってからスタイルングに落としこむまでに相応の努力も必要だ。結果として、元々はパクったにしろ、実現させるまでの過程において自然と、又は基本構造が異なるもの故に自然と、オリジナルと呼べるものになるのだ。 | ||
●オリジナルを作る-1 2010.2.26 | ||
世の中にはオリジナルを作れる人は少ない。何か新しいアイディアであったとしても、それがすぐに何かパクりであることが分かってしまうものがほとんどだ。すぐには分からないにしても、よくよくその内容を聞いてみると、結局は何かのコピーに過ぎず、そこに独自の要素は見当たらないというものも多い。それだけオリジナルを作るということは難しく、逆にパクるのは簡単ということにもなる。 | ||
●値段 2010.2.24 | ||
時にクライアントが大金持ちだったりもする。一般人とは明らかに2桁違うような金銭感覚であろうと想像するのだが、だからといって金銭に寛大とか大雑把ということはない。ウェブ制作費も妥当な金額での交渉となり、細かい部分で値切られたりもする。しかしそれは一般人が八百屋で1袋108円のピーマンを100円にしてくれと交渉しているような感覚なのだろう。 | ||
●75点の壁-1 2010.2.22 | ||
何をやっても70点という人がいる。なぜ70点なのかといえば、70点以上を求められたときに、70点のものをベースに改善して完成度を上げることはしないで、ゼロに戻って違うことをやり出すからだ。70点のものを80点にするには、0点を70点にするのと同じくらいのパワーと時間が必要であり、ストレスを感じる作業でもある。進行も遅い。だから目移りして、ついついゼロからの他の切り口に魅力を感じてしまうわけだ。 | ||
●分散-2 2010.2.20 | ||
つまり、核となるコンテンツが貧弱であるならば、まずはそこを改善することが先決なわけだ。その前にコンテンツを増やしてもサイトコンセプトが散漫になって余計に薄味でつまらないものになっていく。でもYahoo! Japanはあんなにコンテンツがあるではないか?と、すぐにYahoo! Japanを倣おうとする安直な発想にもなりがちだが、1日に億単位のアクセスのあるサイトは散漫になったところで、それぞれのコンテンツに数十万のアクセスがあるわけだ。1日100にも満たないサイトが真似すること自体がナンセンスだろう。 | ||
●冷たいメール 2010.2.18 | ||
業務連絡や報告のメールは文面が冷たくなりがちだ。これは必要最低限の事を間違いなく正確に伝えることが目的なので自然とそのような簡潔で味気のないものになる。これが冷たいからといって、必要以上に自分の感情や心境を追加しかがために主たる情報がきちんと伝わらずに誤解を招き、業務に支障をきたしたり滞ったり信頼関係に影響が出たりするのは、ま、よくあることだ。 | ||
●選択させるな 2010.2.16 | ||
ウェブページ上で必要以上にリンクテキストやボタンがある場合、見る側は、どれをクリックしていいのか?という「選択」をしなければいけない。1つであれば選択する必要はない。この「選択する」ということは「考える」「想像する」「迷う」という思考を伴うものであり労力を要求するものであもある。これが1ページ移動するたびに強要される労力であるならば、よほどの強い目的意識を持っていない限り、そりゃもう途中でイヤになるというものだ。 | ||
●検索サイトで上位に表示させるには-9 2010.2.14 | ||
GoogleもYahoo! Japan(2011年からはエンジンはBingになる?)も外部のサイトからの被リンクに対しては、それなりに効果があるらし。また、やはり基本はアクセス数を増やすことでもあり、そのためには上記のような諸々の対策が効果的でもあるわけだ。
ということなのだが、これだけやるのはタイヘンなことだし半年も経てば状況が変わるので毎回同じことをやればいいというわけではない。また、恒久的に上位を維持しようというのであれば、これらの作業をやり続けなければならない。自分のサイトのアクセス数やリンク元を参照しながら手法も変えていく必要がある。いずれにしても、こういった作業を請けるのは楽なことではない。だからと言って居ながらにして効果がある方法などは既にやり尽くされている。 | ||
●検索サイトで上位に表示させるには-7 2010.2.12 | ||
ショッピングモールなどのASPも活用できる。商品は適当に超特価で掲載した上で全て売り切れにしておけばいい。多くは有料だが、集客力は期待できる。有料のプレスBlogやSEMも色々とあるが、まあ、このへんも既に多くのサイトや書籍で紹介されているので省略する。
あとはYouTube。YouTubeに掲載した動画を地域やカテゴリー別に紹介しているサイトもかなりの数がある。ただしそのためには自分のサイト自体に動画コンテンツを掲載しないといけないわけだが、まあ、今どき動画の撮影ができないデジカメもケータイも無いだろうし、なんとか見繕って動画を載せて(自分のサイトにYouTubeからリンクして掲載できるようにして)おく。同時にYouTubeのページにも自分のサイトへのリンクを書く。 | ||
●検索サイトで上位に表示させるには-5 2010.2.10 | ||
では、蟻地獄(蜻蛉の幼虫)自らが外に出て蟻を呼んで来るとはどういうことか。外に出ると言ってもパソコンの前に座っていればいい。外とは自分のサイトの外ということだ。例えばmixi。ここには無数のコミュニティーがある。そこで関係ありそうなコミュに片っ端から登録していって自分のサイトの宣伝をする。同じことをGREEでもやる。地域SNSや、特定のカテゴリーに特化したSNSやCGMを捜して片っ端から登録してコミュを立ち上げたり、既存のコミュに投稿したりする。 | ||
●検索サイトで上位に表示させるには-3 2010.2.8 | ||
と不平ばかりを言っていてもラチがあかないので、実際に検索サイトで上位に表示させるにはどうしたらいいのか?ということを説明しよう。まず最も重要なことは「蟻地獄の直径を広げる」ような細かい対策に期待してはいけない。蟻地獄(蜻蛉の幼虫)自らが外に出て蟻を呼んで来なければいけないということだ。すでに蟻地獄の数が獲物の数を上回ってしまっているのだから仕方が無いのだ。 | ||
●検索サイトで上位に表示させるには-1 2010.2.6 | ||
GoogleやYahoo! Japanの検索結果で自分のサイトを上位に表示させることをSEO対策と言う。そしてこのSEOなる言葉が一人歩きをして、今では多くのクライアントがこの言葉を使うようにもなっている。しかし多くの人は誤った認識や誤解をしている。早とちりというか、短絡楽観思考。。あたかも一定の手順に従い一度設定してしまえば恒久的な効果があると思っているのだ。そんな簡単にできるのであれば世の中の全てのサイトが一位に表示されるであろうというところまでは考えないようだ。
厄介なのは、チームでのプロジェクトの時に、実際にサイト構築もしたことがないようなコンサルやプロデューサのような人間がやたらとSEOに対して口を出すことだ。彼らの言うことは、世に出回っているSEO対策の情報をかき集めたもので実際に体験したものではない。机上の空論に近い。 | ||
●スマートフォンの行方 2010.2.4 | ||
iPhone 3GSの躍進もありスマートフォンの売れ行きが好調なようだ。一般のケータイの売上げが頭打ちになったこともあり、しばらくの間はスマートフォンと一般のケータイが並走を続けるものの、やがては統合されて、一般のケータイがスマートフォン化するであろうというのが業界の見方らしい。確かに普通に考えればそうなるように思える。しかしだ。パソコンとTVが統合されると言われ続けて15年になるが、決して統合されている状況ではない。なのでスマートフォンも一般ケータイと統合されるか否かは疑問だろう。むしろノートPC、PDA、ゲーム機、またはETCやSuica、タスポ、その他諸々のカード類などのほうに統合されていくようにも思えるのだが、どうなんだろうか?一方では電話としてしかケータイを使わないユーザーもけっこういるはずだし。 | ||
●ALTタグ-1 2010.2.2 | ||
Internet ExplorerではALTタグに書いたテキストが画像データにon mouseするたびに画面上に表示される。これが見ているほうとしては実にうざったい。FireFoxでもSafariでもGoogle Chromeでもこのようなことは起こらない。なのでInternet ExplorerのためだけにALTタグを書くのは諦めざるを得ない。アクセサビリティーという問題もあるのだろが、少なくとも一般的な視覚障害者が読めるようなテキストのサイズでもないのだが。 | ||
●何言ってんだ、こいつら‥ 2010.2.1 | ||
クルマ好きの中学生が集まってクルマの話をしている。しかし彼らは実際にクルマを運転したことが無いだけに毎日運転している大人が聞けば「何言ってんだ、こいつら‥」という内容の話である。コーディングもデザインもできない自称ウェブプロデューサがウェブについて語るのと同じようなものだ。 | ||
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