2010年4月
●バナーをベタベタと貼るな-3 2010.4.29 | ||
バナークリック率は一般的には多くても5%、少なければ0.1%とか、そんな数字であろう。アクセスの分母が億単位のYahoo! Japanであれば、それでも充分商売になるのだが、たかだか1日100アクセスのサイトでは、ほとんど効果が無いと言っても良いだろう。なので、やたらとバナーを貼りたがるクライアントには「田舎のアース渦巻きの看板みたいなものですよ。」と言うとイメージしやすいようだ。 | ![]() | |
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●バナーをベタベタと貼るな-1 2010.4.27 | ||
今ではほとんど見かけなくなったが、地方に行くと小売店の近くにアース製薬とか仁丹などの看板があったものだ。あれが今で言うバナーみたいなもので、小売店がメーカーの宣伝もしていたわけだ。しかし今では小売店は自社のサービスやオリジナリティーを重視し、メーカーの製品を前面に出した訴求は行わなくなってきた。その製品自体の性能や仕様、コンセプトはウェブや他のメディアを通じて既に分かっている、又はちょっと調べればすぐに分かるからだ。 | ![]() | |
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●勘違い-2 2010.4.25 | ||
営業担当者とプログラマの会議。社内LANの設置についてなのだが、どうもお互いに話が通じない。何となく通じているような気もするのだが、詳細になるとお互いの言っていることが的外れのように聞こえる。「クライアント」という言葉の意味が違っていたのだ。 | ![]() | |
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●勘違い-1 2010.4.24 | ||
デザイナにウェブ更新依頼のメールが来て、その本文の最後に「アップは明朝でお願いします。」とあった。しかし翌朝になってもアップされておらず、その日の夜になってやっとアップされた。遅れるとの連絡は無く日中も連絡がとれない状態でクライアントはかんかん!そしてアップされたページのフォントは全て明朝体に変更されたいた。 | ![]() |
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●重いサイト-2 2010.4.23 | ||
制作現場にDSLやT1回線もあり、そこで確認する。または公開前に誰かに確認してもらう、というのであれば納得できる。しかし明らかに「低速回線で確認してないだろ!」というクソ重たいサイトに出くわすこともある。その作りからすればプロの仕事であろうとも想像できるのだが、低速回線で何分も待たされるようなページでは、実際には「見てもらえない」のと同じだろう。自らアクセス数を半分にしてしまってるわけだ。 | ![]() | |
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●重いサイト-1 2010.4.22 | ||
インターネット利用者の中で光回線の割合は相変わらず50%程度である。そんな中、ウェブ制作者という職種に限定すれば光回線利用率は70〜80%になるのではないか。確かに他のサイトを見たり、データをアップロード、ダウンロードするときには効率的である。しかし彼らが光を利用していない残り50%の環境をどうやって確認しているのか疑問でもある。 | ![]() |
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●twitterの必要性 2010.4.21 | ||
やればやったでそこそこ面白い。しかしやらないでも問題は無さそう。書いていても読んでいても不毛な感じが時々するのは否めない。と、まあ、そんなものだろう。やはりきちんとした目標を設定し、その目標に向かってtwitterを活用するという発想が大切。しかしその目標を達成するためには必ずしもtwitterがベストとは限らない。他の方法も考えるべきである。ということになると思うのだが多くは「twitter有りき」のようだ。「達成したい目標のためににtwitterを活用する」ではなく「twitterをやってみて何か活用法を考える」という発想だ。それだからいつまでたっても「後発」「真似」「後追い」「既に多くの人が考えていたことと同じことを閃いて浮かれる」ということになる。まあ、ウェブサイトにしても多くが同じような発想から作られてもいるのだが。 | ![]() | |
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●twitterは分かりにくい 2010.4.19 | ||
なぜ分かりにくいかと言えば、今までのウェブサイトやBlogでは、固定されたコンテンツや過去ログ、アーカイブなるものがあるわけだが、twitterはその日その時が勝負であり、瞬間使い捨て型情報発信のような一面がある。だからモノを捨てられないおっさんたちには馴染めないのだ。そのおっさんたちは何をやるにも大上段に構えて大風呂敷を広げたがるので尚更とっつきにくいのでもある。 | ![]() | |
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●HTML5(4) 2010.4.17 | ||
ではユーザーが求めているものは何かと言えば、いかに沢山の動画を快適に再生でき、いかに面白い電子ブックを購読でき、いかに多くの楽しいゲームで遊ぶことができ、いかに多くの音楽をいかに安く聞くことができるか、と、まあそんなところだろう。ユーザーにとってはHTMLがどうのこうのは全く関係ないことだ。規格や仕様うんぬんではなく、最後にはコンテンツを制したところが勝つ!ということは間違いないだろう。そして言うまでもなく、これからのウェブページを動画を再生するための用途は中心になり、HTML5は、普通の人がテレビの画面をより効率的に作るための規格を目指しているとも言えよう。 | ![]() | |
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●HTML5(2) 2010.4.15 | ||
AdobeのApolloというものがあった。ブラウザ無しでflashコンテンツを動かすものでウェブとデスクトップの違いを意識させないようなものだ。さてそんなものが世界標準になってしまってはOSやブラウザを提供しているMicroSoftやApple、Googleは困ったことになる。その困ったことになる企業が巨大過ぎたためにAdobeは強烈な逆襲に遭いつつまる。それがHTML5だ。 | ![]() | |
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●原因はすぐには分からない 2010.4.13 | ||
ウェブページの表示がばらばらになっておかしくなった。という報告が来るのだが、その原因は、サーバ、回線、クライアントマシン、マシンのOS、ブラウザ、ハッキング、など色々と考えられる。しかしクライアントは、とにかくその原因のうちの1つに早く特定したがる傾向がある。原因を特定できれば対策が打てるし、次に同じことが起こっても焦らずに済むわけだ。が、現実は上記したように「表示がおかしくなった。」という現象だけで原因を絞ることは難しい。クルマのエンジンがかからない、というだけで、ガス欠なのかバッテリーなのかセルモーターなのかオルタネータなのか電装系なのかは、実際に見てみないと分からないのと同じなのだ。 | ![]() | |
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●群れ 2010.4.11 | ||
有名人には沢山のフォローがつくtwitter。一般人のフォローは相互にフォローを増やす互助会みたいなもので、実質上の意味合いは薄い。さながら巨大魚の後に群れて泳ぐ小魚のようでもある。 | ![]() | |
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●スマートフォンのブラウザ 2010.4.9 | ||
スマートフォンのOSはiPhoneOS、Android、Window Mobileということらしい。となるとブラウザはiPhoneOS=Safari、Android=Google Chorme、Window Mobile=IEがそれぞれのベースとなるのだろうか。PC用ではそれぞれクロスプラットフォームに関する大きな問題は無い(細かい部分では色々とある)ようなので互換性というか、それぞれのOS用に特別な仕様を考える必要は無さそうなのだが、Frashが再生できないところが問題でもあるようだ。 | ![]() | |
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●iPadL 2010.4.7 | ||
iPadのでかいやつがある。iPadLだ。外形サイズは290×373mmで厚さは14mm。重さは980gとけっこう軽い。OSは iPone OS 3.2.1。ということはPhotoshopは使えない。まあ、その他のAdobeのアプリケーションもWordもPPTも使えないわけだ。基本がiPoneのOSである以上、あくまでもウェブやメール、写真や動画を見るためのデバイスであり、クリエータ向けのマシンではないので仕方がない。しかしこれで液晶ペンタブとして使えればイラストレータにとっては画期的なのだが、果たしてそういった路線での商品化はあるのだろうか?MacOS XでiBookの液晶をペンタブにする、又はApple製で単体の液晶ペンタブ、と期待するわけだがAppleのことだから、もうひとひねり入れてくることだろう。ちなみにiPadLはエプリルフール企画で実在はしない。 | ![]() | |
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●混んでる 2010.4.5 | ||
行列のできるラーメン屋で、バーゲンセール開店前の店の前で、事故で電車が遅れた駅の構内で「なんでこんなに混んでるんや!」と怒るおっさん。自分もその混んでる要因の一人であることには気付いていないようだ。人気サイトにアクセスして「何でつながらないんや!」も、まあ、同じようなものだろう。 | ![]() | |
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●先送り 2010.4.4 | ||
やらなければいけない事を、イマイチ気分が乗らないとか、そんなことんをやっているヒマはない、とか、言ったところで最後は結局やらなければいけなくなる。やらない理由をあれこれと考えている間にも納期までの残り時間は確実に減っていくものだ。 | ![]() |
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●みんなでやろう! 2010.4.3 | ||
担当者を決めずに、手の空いてる人間がその場その場で臨機応変に対応しよう。というと、一見効率的で平等ぬも見えるが、多くの場合「結局誰もやらない」という結果がそこに待っている。 | ![]() | |
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●コストをかけるか、自分でやるか 2010.4.1 | ||
「事業主、コストをかけるか、自分でやるか」というのは、中小企業の社長がウェブや広告宣伝、CRMなどをやろうとする場合の心がけである。最も悪いのは「コストもかけずに他人にやらせる」である。CRMを例にあげれば、専用のシステムを導入して専任を雇って運用するのが「コストをかける」であり、自らがパソコンに向かって試行錯誤しながら進めていくのが「自分でやる」ということだ。後者の場合、他人に委ねると人件費が発生し、結局はコストをかけることになる。「コストもかけずに他人にやらせる」は、社内スタッフに他の仕事があるにも関わらずCMSの構築作業をねじ込むということ。これは「いつまで経っても完成しない」か、そのねじ込められた社員が辞めてしまうかの、どちらかになるだろう。 | ![]() | |
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