2010年6月

●1個飛ばし   2010.6.30
例えばメールで「FireFoxで上手く表示されますか?」と尋ねる。すると「IEだと表示がズレてしまいます。」というレスが来る。こういった”相手の質問に答える前に次のテーマに移ってしまう”という人がいる。こちらとしては、まずはFireFoxでの表示されるかを確認してもらい、ダメだった場合にはそれなりの対策をとるわけだ。その次にIEの対策を考える、という順序があるのだが。。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●遡るなよ   2010.6.29
「あの時に打合せでこう決まったはず」とか「議事録にこう書いてある」とか言ったところで、それは過去の話。今起きている問題を今解決するには過去を遡っても意味が無い。今の状況でどうしたらいいのかということをフレキシブルに考えることが重要なのだ。時代の流れが速くなるにつれて、そういった発想が要求されるようになる。
●他人のために働く   2010.6.28
同じ営利目的の組織、例えば「会社」であれば、部下のため、上司のため、同僚のために仕事をすることもある。それが直接自分の手柄や報酬につながらなくても、最終的には組織全体の利益に繋がり、その一部が自分に還元される可能性があるからだ。また、逆に自分が困ったときに助けてもらうために貸しを作っておくという意味もあるかもしれない。しかし個人事業主の間では、お互いが他人のために働くというケースは少ない。その報酬や貸しが返される保証が全くないからだ。それ以前に、ほとんどの人が自分のことさえやりきれていないのだから、他人のことまではできないであろうということもある。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●情報は1つに   2010.6.27
情報は1つにしてほしいもの。複数の人間から違うルートで同じ情報が入ってきたりすると、受信したほうとしては、どちらを「正」としていいのか確認作業が非常にメンドクサくなる。また、メールに添付ファイルがくっついてきて、その内容と同じことが本文に書かれていたりするのも困るものだ。どっちが正しいのか?という以前に、添付ファイルと本文が全く同じものかどうかをチェックしなければならない。
●数値化   2010.6.26
米Aberdeen Groupの調査では、ウェブページのレスポンスが1秒遅れることで、コンバージョン率、つまり最終的な取引に結びつく確率が7%低下し、顧客満足度は16%低下する可能性があるとの結果が出ているそうだ。注文すべきは最後の「可能性がある」だ。要は確証もなければ断言できるものでもない。1秒遅れることでどうなるのかなどという世界中で毎日何億回と起きている現象を集約して数値化できるワケがない。ただしここでの1秒、7%、16%という数字を見たときに「これは使える!」と思う人間はたくさんいるだろう。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●全角と半角を混ぜるな   2010.6.25
テキストを打つときの基本。それは、同じ文章の中に、英数、記号の全角と半角を混在させてはいけないということだろう。基本というより、最低限の常識かもしれないのだが、これができない人が意外に多い。そんな人に改行位置や、行間、文字間、ましてやインデントやカーニングの話をしても無駄である。
●事務処理能力   2010.6.24
デザイナが独立してフリーで仕事をするようになると、今まで社内の誰かがやってくれていた事務処理を自力でやらなければいけなくなる。出納帳や確定申告の書類作成は当り前のことであるが、見積書やスケジュール管理表、プレゼン用レジュメ、請求書や領収書、覚書や契約書、数え上げればきりがない。かといってこういった種類作成業務を全て外注したいたのでは膨大なコストがかかってしまう。まあ考えてみれば日本の義務教育は事務処理能力を身につけるためのものでもあるので、どんな職種であっても「できない」のは恥ずかしいことでもあるのだが。といっても契約書まではちょっとハードル高いか。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ランダムでhtmlファイルを表示する   2010.6.23
画像ファイルや.swfをランダムで表示させるのは比較簡単なのだが、これを.htmlでやろうとすると意外にも難しい。色々と捜した結果、以下のようなスクリプトで対応ができることが分かった。この場合a.html〜d.htmlの4つのhtmlファイルをランダム表示する。

<head>と</head>にJavaScriptで↓
jpURL = [
"a.html",
"b.html",
"c.html",
"d.html" ];
n = Math.floor(Math.random() * jpURL.length);
document.write('<frameset frameborder=0 border=0>');
document.write('<frame src="'+jpURL[n]+'" name="rightFrame" scrolling=no>');
document.write('</frameset>');

とこの記述のみのhtmlファイルを作って親ファイルからインラインフレームで読み込む。 で同じ階層にa.html〜d.htmlの4つのhtmlファイルを置く。仮想のフレームを使ったマニアックな方法のようだ。
●インラインフレームで高さを自動検出   2010.6.22
インラインフレームは幅方向は簡単に指定できるが、高さ方向は数値(ピクセル)で指示することは簡単だが、自動検出してスクロールバーを表示させないというのは難しいのだが、以下のScriptで対応が可能だ。

<head>と</head>にJavaScriptで↓
function LoadFrame(frid) {
var IFR = document.getElementById(frid);
IFR.style.height = (IFR.contentWindow)?
IFR.contentWindow.document.body.scrollHeight:
document.frames[frid].document.body.scrollHeight;
}

<body>のインラインフレーム部分に↓
<iframe src="xxx.html" onload="LoadFrame(this.id)" id="Ifr" width=xxx frameborder=0></iframe>

問題はmeta http-equiv="refresh"で飛ばした先ではFireFoxで正しく高さを取得できないということ。
[ウェブページのデザイン事情・画像]
●2カラム、3カラム   2010.6.21
2カラムとか3カラムというページレイアウト。中にはそういったレイアウトがあっても良いのだが、何もみんながみんなこのレイアウトにする必要はないだろう。確かに縦に大きく2つとか3つに区切ることによってCMSやBlogグでは構成がしやすくなるしCSSも効果的に使え、ブラウザやOSによる表示の違いも出づらくなる。しかし、それはあくまでもBlogやSNSのようなテキスト中心で頻繁に更新され、HTMLを知らない人間でも更新できるという条件があるからそうなっているのだ。HTMLで最初からデザインする以上は既存のテンプレートではないオリジナルデザインであることを主張する意味でも2カラム、3カラムは避けたほうが良いと思うのだが、やはり2カラム、3カラムが安心なのだろう。まあ、横並び好きな日本人としては仕方がないことではあるのだが。
●ウェブ制作の営業-5   2010.6.20
では今後継続的にウェブ制作の仕事を請けられるようにするのはどうしたらいいのか?まずは自分がウェブを理解することなのだが、これには相当な時間を要するであろうことは容易に想像できる。であれば専門知識を持った営業を新たに雇う、又はいっそのこと制作者を雇って自社で直接請けられるような体制を整える、といった発想になる。そしてスタッフ募集をかけたところ何人から応募してきた。ところが面接の時に何を言っているか全く理解できなかったそうである。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ウェブ制作の営業-4   2010.6.19
専門用語の多さに面食らった営業はふと気がつく。制作を外注しようとしているウェブ制作者が、どこまでのスキルを持っていて、どこまでを自力で制作できるのか?ということを確認しなければいけないことを。そしてその旨聞いてみると、そこでまた聞いたことのない言葉が沢山出てくる。アクティブコンテンツ、レンタルサーバ、ディスク容量、ASP、CMSなどなどだ。それでも何とか取引を成立させようと打合せの席を設けたりもするのだが、全く会話についていけずに、結局はウェブ制作者を「紹介しただけ」の結果となる。まあ、それはそれで悪くはないのだが、苦労の割に利益は少ない。
●ウェブ制作の営業-3   2010.6.18
次に問題は専門用語である。従業員が10人以上の事業所ともなれば、1人や2人はインターネットに詳しいスタッフもいるもの。それがオタクだったりすると尚更ではあるのだが、とにかく聞いたことのない専門用語が次から次へと飛び出てくるわけだ。CGI、SEO、HTML、FLASH、JavaScript、Linux、FTP、独自ドメイン、と、このくらいで今までインターネットに関わったことのない営業はギブアップとなる。営業である以上は1つや2つの知らない言葉は知ったプリして乗り切ることはできようが、こうも続くとお手上げになる。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ウェブ制作の営業-2   2010.6.17
まずはウェブサイトといってもピンキリである。ブログに毛の生えたようなものから、大規模なポータルサイトまで様々であるのだが、その違いがぱっと見分からない。少なくとも両者ともパソコンの画面上では同じ大きさだ。そしてその違いをどこまでクライアントが理解しているのか?という部分を見極めなければいけないのだが、そのためには、まずは自分が見極められないといけない。人気ゲームソフトのトップページを見て「こういうのをホームページビルダーで作りたい!」などと言うクライアントもいるわけなのだから。
●ウェブ制作の営業-1   2010.6.16
印刷関連の仕事を請けていれば当然ウェブ制作の打診もある。しかし営業担当者がウェブ制作の知識がなければ請けることはできない。ところが何度も「できないか?」という話が続くと、何とかできる人間を捜して中間マージンをとろうと考えるようになる。いや、正確に言えばマージンが欲しいのではなく取引先との関係と信頼を維持するほうが重要だろう。しかし実際にはウェブ制作依頼の営業は楽ではないのだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●すれ違い   2010.6.15
デザインという仕事をしていると、営業やプロデューサと、設計者やプログラマとのすれ違いを良く見かける。まあ、そもそも価値観も言語も役割も違うのだから仕方ないのであるが、見事なまでにカスりもしないで器用にすれ違う様を目の当たりにすると思わず笑ってしまいそうになる。ただ笑ってばかりもいられず、その仲介というか通訳をするのもデザイナの仕事だったりもする。
●過度の期待   2010.6.14
ホームページを持つことで過度の期待をしている事業主もまだまだ多いようだ。ホームページを作ればYahoo! の検索で見つけてくれたお客さんが沢山来て、商品が沢山売れる。自分たちで毎日更新できるようにしてNewsをどんどん載せて、同業者や取引先から「儲かってるみたいですね」と羨ましがられる。そんなイメージを持っているのだ。しかし冷静に考えればたかだか10万円の出資で、そんなに都合良く行くはずがないということは商売人なら分かりそうなものなのだが… [ウェブページのデザイン事情・画像]
●キー配列   2010.6.13
現在世界標準のキーボードのキー配列はQWERTY配列と呼ばれ、初期の機械式タイプライターで、高速に打ったときに印字ハンマーの動きが追いつかなくならないように、よく使われる文字をあえて左右の離れた場所に配置したという説があるが、どうやら真相は定かではないらしい。しかしこのQWERTY配列が人間工学的に研究した結果であるかというと、どうもそうとも思えない。もはや使い慣れてしまったのでイメージしづらいのだが、単純にアルファベット順に並べる、母音を1ヶ所に集める、使用頻度順に並べる、などといったほうが使いやすいはずではないか?
●インターネットの教科書-3   2010.6.12
例えばネットショップで成功する方法、であれば1995年には1冊の教科書を参照して、その通りにホームページを作って運営すれば、それなりの成果は期待できた。しかし現在では日本酒を売るのとワインを売る方法は決して同じではない。また同じ日本酒であっても価格帯やブランド認知度などによって、それぞれ売り方も訴求方法も異なる。つまり本当に成功するためには「ネットで知名度の低い地方の地酒を売る方法」というようなタイトルが必要なわけだ。今どき「ネットショップで成功する方法」などというようなタイトルでは教科書にはなりえない。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●インターネットの教科書-2   2010.6.11
というのは、著者の多くが本業がライターであり、実際にプログラムを書いたりデザインをしたりサイト構成を考えたりはしていないということだ。これだけ多様化、細分化してくと、それぞれのカテゴリーの中での専門的な知識やノウハウが必要となり、外から見ただけでは、少ない回数の取材だけでは見えない部分がたくさんある。
●インターネットの教科書-1   2010.6.10
1995年に日本にインターネットという言葉が登場し始めたころはインターネットに関する書籍も少なく、概念や未来予測、実際に体験するまでの手順や方法を学ぶのはラクではなかった。少ない書籍が貴重な教科書だった。これが現在ではインターネットに関する書籍や雑誌は多種多様。概念や未来予測から具体的な操作や手順に関するものまで様々だ。しかし実際に教科書として使えるものはそれほど多くはないようだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●送信してすぐに寝るな!-2   2010.6.9
まあ、時には相手が不在だったり寝てしまっていたりでレスが無い場合もあるだろう。それはお互い様である。問題は自分の生活サイクルを基準にして時間の流れを考えてはいけないということだろう。人それぞれ睡眠時間も活動時間も異なるわけだ。自分は送信してすぐに寝てしまったにもかかわらず、相手の生活時間を無視した強制的な指示や依頼をしてはいけない。
●送信してすぐに寝るな!-1   2010.6.8
メールで仕事の依頼を送信するということは、基本的に相手のレスを待つために1時間ぐらいは起きているのがマナーというものだろう。相手からの「了解しました。」というレスをもらって始めて依頼が成立するわけだ。送った途端に安心して寝たところで、サーバのメンテやトラブルで遅延や布達の可能性もあるわけだし、スパムフォルダに入ってしまって読んでもらえない可能性もある。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●地デジチューナー(2)   2010.6.7
これは情報弱者を騙して買い替え需要を喚起しようとする悪質な戦術だろう。しかし政府がNHK受信料の全額免除世帯を対象に地デジチューナーを無償で配布するというようなことを言い出しているので、いずれは多くの人が5,000円以下のチューナーとアンテナ工事費だけで対応できることに気付いてくるだろう。高画質、大画面、もいいのだが、視聴者は画面は見るのではなく番組を見るのだ。とにかく映ることが先決であり、そのために無駄な出費は避けたいというのが一般的な考えだろう。
●地デジチューナー(1)   2010.6.6
アナログ放送が全て地デジに切り替わるのは来年7月。まだ慌ててテレビを買い替える次期ではないのだが、高齢者の多くが「テレビが見られなくなる…」と心配しているようだ。さらに電気屋に行くと地デジチューナーなるものが店頭に無い。あっても奥のほうの目立たない場所に置いてあったりする。これは地デジチューナーが売れると新しいテレビが売れなくなるためだ。地デジチューナーは5,000円以下で購入でき、それで問題なく地デジ放送が見られるわけなのだが、そのことを電気屋もメーカーも公にしたがらない。その効果もあって高齢者の多くがテレビを買い替えなければいけないと思い込んでいる。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●Amazonの梱包-2   2010.6.5
しかしだ。そういったクレームや文句を書く連中は、梱包を同じサイズにすることで物流センターでの仕分け作業や宅配の運転手の手間が大幅に削減できるということには気付いていない(箱のサイズがバラバラだったら仕分け作業は非常にめんどくさい)。それと箱がでかいから、例えば外からドライバーでブッ刺しても中身は安全、というような意味もあるのはずだ。中身が破損していたり配達が遅れるとぶーぶー文句を言うくせに消費者とは勝手なもんだ。
●Amazonの梱包-1   2010.6.4
昨年から一部の商品でフラストレーション・フリー・パッケージというのを採用している。簡単に開封できて梱包材の数もパーツも少なく環境にも優しい。ということなのだが、それ以前に、それまでのAmazonの梱包がいかに過剰であったか?というほうが問題視されているようだ。実際ウェブにはAmazonの梱包がデカ過ぎる!という意見やクレームが山のようにある。ご丁寧に開封の手順を撮影した写真を載せているBlogもある。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●人と人とのコミュニケーション   2010.6.3
人と人とのコミュニケーションの大切さを説く。人と人との出会いや信頼関係の大切さを説く。と、そういう人に限って、本当のコミュニケーションや信頼関係が築けていないのでは?と思うことがある。なぜならば、本当に多くの人に信頼されている人は、コミュニケーションの大切さや出会いや信頼関係の大切についての話はほとんどしないからだ。
●twitterの次は?   2010.6.2
facebook,foursquare,Tumblr,sekai camera,Ustreamなど色々とツイートされているようだが、正直、そんなに色んなもんはやってられない。twitterだけでも3アカぐらいでも定期的に呟くだけで相当な時間を使う。もしかすると最後に行き着くところはリアルな充実したコミュニケーションなのかもしれない。みなさんバーチャルで経験積んでいるので、きっと良いコミュニケーションができるだろう。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●twitterもそろそろ   2010.6.1
twitterの中に入ると「友だちいない人」や「話を聞いてくれる人がいない人」の大集団の中にいるようで若干気味が悪い。もちろんきちんとした目的を持ってやっている人も沢山いるのだが、全体の傾向として、決してリア充ではない人間の割合が多いようだ。まあ、mixiとて似たようなものなのだが、twitterもそろそろ飽きられてきた…という雰囲気もなくはない。
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