2010年10月

●3日間お休み   2010.10.28
10月29日〜31日まで出張のため、このコラムはお休みします。次回は11月1日の投稿となる予定。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●文字を読むのは労働   2010.10.27
文字を読むのは労働である。小説や新聞ならいいのだが、未完成の企画書や叩き台の提案書などは、そのプロジェクトにかかわっているならともかく、そうでない人間が読んで理解するには相当な労力を要する。にもかかわらず、そういった内容のファイルを片っ端から添付して送ってくる人がいる。相手の労力のことなど考えずに、とにかく自分の作業に一区切りつけて、成果を他人に見せたいということで送ってしまうのだ。当然のことながら直接係わっていない人間には読まれることもない。
●新型iPodTouch-3   2010.10.26
しかしiPodTouchのGAMEが普及すれば、電車の中でPSPやDSでゲームしている姿が、昔の分厚い機械を使って遊んでいる風に写るようになるかもしれない。それからRetinaディスプレイ。数値からするとこれも凄い解像度だが、ずば抜けているわけではないようだ。以下の通り他の端末も高画質の傾向にあるし。

W-ZERO3[es]WS007SH 640 x 480 2.8inch = 285.7 dpi
Softbank 931SH 1024 x 480 3.8inch = 297.6 dpi
WILLCOM 03 WS020SH 800 x 480 3.0inch = 311.0 dpi
Softbank 930SH 854 x 480 3.0inch = 326.6 dpi

いずれにしても音楽プレーヤーからコミュニケーションツールへの展開は鮮やか。こういった製品が世界を変える、ことを期待しよう。
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●新型iPodTouch-2   2010.10.25
今後の動画共有サイト(現状SafariではYouTubeしか見られない)や動画ファイル形式のディフェクトスタンダード覇権争いも激化するか?まあ、ディフェクトスタンダードが確立する以前に新しいモノが出てきてしまう世の中になりつつあるのだが。GAMEはPSPやDSの世界に乗り込んだ感じで、アイテム数や面白いGAMEがどのくらいあるのか分からないが、基本十字キー無しでは凝った操作のGAMEは難しいだろう。本気モードではなくヒマつぶしモードでのGAMEということかもしれないのだが、どうなんだろうか。
●新型iPodTouch-1   2010.10.24
FaceTimeは電話の概念を変えそうだ。停滞していたTV電話の需要を復活させるか?というかTV電話とは言わないで、VIDEOコミュニケーション的な感覚をさらにFaceTimeと名付けるあたりが巧妙。世界的な動画の普及率を睨んだリリースのタイミング、FaceBookの知名度とかも絡めたネーミング、なんだろうか。内蔵HDカメラもかなり凄そうだ。2台付いてて編集もできる。コンテンツはともかく、何でもいいから撮ってみてYouTubeにアップする人が急増することになるだろう。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●iPadのニーズ-4   2010.10.23
例えば時刻表、天気予報、地図、メールチェックなど「おっさん+iPad」がかばんからpadをよっこらせと取り出して自慢気にカバーを開けて起動している間に「若者+ケータイ」は、もう結果の画面が見えている。それでもノートPCよりははるかに早い。しかし自慢気にカバーを開けながら蘊蓄をこくことが多く、結果的には目的の画面を表示させるまでの時間はノートPCより遅くなったりもするものだ。
●iPadのニーズ-3   2010.10.22
幅広いユーザーのためのiPadではあるのだが、どうも周囲でiPadを使っているのは「おっさん」が多いようだ。真の目的はビジネスユーズというより、「IPadを使っているかっこいいオジさんと見られたい」というところにあるようにも思われる。つまり本当に便利に有効に使っているのか?という疑問も残るわけだ。「おっさん+iPad」より「若者+ケータイ」のほうが確実にアクセスが早いし使いこなしている感は強い。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●iPadのニーズ-2   2010.10.21
iPadの起動の早さ、GUIの分かりやすさ、マウスが不要であること、レーザーポインター機能など、プレゼンのときにはノートPCに比べれば格段に使いやすい。何よりもプレゼンしている姿がカッコ良く見える。準備も撤収も簡単で早い。プレゼンテーションのためだけのニーズというのも有りだろう。
●iPadのニーズ-1   2010.10.20
例えば自宅に50インチの大画面TVと14インチの個人用TVがある人が、わざわざ24インチのTVは買わない。クラウンとアルトを持ってる人はマーチは買わない。なのにiPadはPCもケータイも持ってる人が主に 買っている。と、これはまだまだ本来のニーズに応えている状態ではない。そもそもiPadの開発のきっかけは画面サイズのすき間を狙ったというもので、PCオタクのコレクションのためではない。が、最初の需要はそういう人から広がっていく。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●着うた   2010.10.19
ケータイに電話をかけた時に着うたが流れる。通常のプルルル…という呼出し音とどちらが良いかと点では賛否両論いろいろとある。しかし一番の問題は着うたではかけたほうが、どのくらいの間呼び出しているのかという時間的な感覚が分らなくなるということだろう。プルルル…であれば10回鳴らして出なければ切るというような習慣もあったようなのだが。まあ、しかしこの10回というのも特に根拠があるわけではない。
●消費税-2   2010.10.18
では税込み価格も併記してはどうかということになる。であれば結局消費税が上がったときには書き直さなければいけなくなり、税別価格を書く意味が無くなってしまう。商売というものは、どんな場合でも「買う」側の立場で、自分が消費者になったイメージで考えなければいけない。特に消費税という消費者に密着した問題の場合は尚更である。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●消費税-1   2010.10.17
消費税が上がるかもしれない。ということで新しい商品の価格表示を税別にする。売る側にとっては消費税が上がった際にすぐに対応できるという理にかなった考え方だ。しかし消費者側から見るとどうだろうか。消費者は自分がいくら払うかということにしか興味はない。払った額のうちの何%が税金かなどということは全く関係ない。しかも税別表記にしたら税込みでいくらになるのかを計算しなくてはいけない。
●USTの機材-2   2010.10.16
同時に機材が増えれば増えるほど、高性能になればなるほど、失敗の確率も高くなるのだ。増してやライブである。失敗は基本的に許されない。であれば機材はできるだけシンプルにして必要最低限のクウォリティに押さえるべきだ。高貴像度の大画面が急速にパンするときに回線が落ちやすいのは気のせいか?粗い画質のほうが落ちにくいような気もするのだが。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●USTの機材-1   2010.10.15
USTREAMでライブを行うとなった途端に、高画質のカメラと高いマイクを買いそろえたがるのはオーディオマニアが全盛のころに育った人たちである。機材のクウォリティが配信するコンテンツのクウォリティに直結するわけではない。それよりもその機材を扱う人間のスキルがコンテンツのクウォリティに影響する。そもそも機材が増えれば増えるほど、高性能になればなるほど、扱う人間のスキルも高いものが要求される。
●用意周到   2010.10.14
準備万端用意周到に機を伺ってばかりいて、いつも機を逃す。そんな人間も少なくない。理論を構築して自分が納得した上で安全性が完璧であることを確認してから行動に移すのでは遅過ぎるのだ。人命にかかわる機械の設計や医薬品の開発ではないのだから。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●避けるべきメール   2010.10.13
メールというのは、読んだ相手ができるだけ分かりやすいように、できるだけ作業の手間が省けるように、お互いにとってできるだけ作業が効率的に進むように、情報を発信するものだ。必要でない、分かりにくくさせるだけの不要な付随情報は避けるべきだし、自分がわかっているからといって主語や具体的な情報が無い丸投げは避けるべきである。しかしその避けるべきメールがほとんどである。
●客観的判断-2   2010.10.12
しかしこの最後の客観的な判断をしたときに、根本的な問題に気付き、修正するには全部をやり直さなければいけない状態になってしまう。ところが納期が迫っていて時間がない。仕方なしにそのまま提出するとNGを喰らう。というようなことを避けるために制作過程で何度も客観的判断を行うようにするわけだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●客観的判断-1   2010.10.11
プロは作品を制作する過程で何度も客観的判断を行う。制作に没頭すると自分の世界に入り込んで客観性を無視して作業を進める時間があるからだ。常に客観性を意識して進めたのではつまらないものになる。客観的判断を行わないで進めていくととんでもない方向に行ってしまったりする。要はそのバランスだ。少なくとも最後に提出、納品する前には客観的判断を行い、そこで問題があると感じれば修正する。この最後の作業を行わないと、未完成であったり独りよがりな作品になるわけだ。
●一生懸命   2010.10.10
クリエータが1つの作品を仕上げたとき、その作品の完成度やクウォリティよりも、その過程で自分がどれだけ一生懸命やったか?ということが基準になり、作品の価値を見誤ることがよくある。というかそれでも冷静に判断できるのが本当のプロであり、自分基準で判断するのは素人である。だから素人は自分が作ったものを客観的に見れば大したことがないものでも、あたかも素晴らしい作品のように自慢するわけだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●頑張る-2   2010.10.9
つまりそういう人間は自分がやった仕事ではなく、そこで頑張った自分を誉めてほしいだけなのだ。ということは本当のプロではない。プロと呼ばれる人間は「頑張ります」などという言葉は使わない。仕事を請けたときには、嬉しいんだかやる気がないのやら分からない、のらりくらりとした受け答えに終始し、しばらくすると予定納期よりも早くクウォリティの高い仕事を提出する。まあ、全てが当てはまるわけではないが、だいたいそんなもんだろう。その制作過程でどれだけ頑張ったのかは不明である。
●頑張る-1   2010.10.8
「はい!頑張ります!」という返事はしたものの、実際始めようとすると、なかなか気分が乗らずに頑張れない。結局いつものように納期ぎりぎりで提出したもののNGを喰らう。というような人間に限って「頑張ります!」を頻繁に使う。しかしその「頑張ります!」の中には、「精一杯やるけど上手くいかなかったら勘弁してね。」というニュアンスが含まれているのだ。結果として頑張ったけど至らなかったことを容認してほしいという一種の甘えだ。大切なのは結果であって、その途上でどれだけ頑張ろうが手を抜こうが構わないわけだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●気分転換   2010.10.7
いまひとつ仕事にやる気が起こらない。では、ということで気分転換に◯◯◯をしよう、とか、◯◯◯に行こう!とか、そんなことを考えてるヒマがあったら仕事しろ!ということだ。気分転換の多くは現実逃避である。会社を退職した後、現役を引退したスポーツ選手、大プロジェクトが終了した後、長期出張から帰国した後、と、そういう場合の気分転換なら理解できるが、普通のルーチンの仕事で気分転換ばかりしたがるのは3流だ。
●暴走   2010.10.6
「私はよく暴走するので」ということを平気で言う人がいる。その人に暴走癖があるわけではない。誰でも色々と考えているうちに思考は暴走するものだ。それをアウトプットする前に暴走していないかどうかを確認する手間を省略すると、結果として暴走したことになるだけだ。アウトプットする前には必ず確認しよう、暴走していないかどうかを。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●情報の出し方   2010.10.5
情報を特定の相手に与えるということは、その情報を受信した相手が、作業をより効率的に進めることができるためである。しかし、出す側が「早く相手に伝えてしまって自分はすっきりしたい」とか、後から「あの時メールしたのに…」と言えるための予防線だったりすることも多い。そんな場合には後々必ずトラブる。納期間近で必死で作業しているときに長文メールが来ても読んではいられない。情報を与えるときには必ず受信する側の立場で考えるべきだろう。
●メーカー   2010.10.4
SONYやCANONはメーカーでありビックカメラやヤマダ電気は販売店である。一方でPanasonicのお店で売っているPanasonicブランド商品はPanasonicが作ってPanasonicが売っているわけだ。と、このへんの捉え方は消費者によりけっこう曖昧で、売ってる人が作ってる物に対して全て責任を持って然るべきと思っている人も少なくない。なので販売店が「メーカーの都合で」とか「メーカーに在庫が無く」と言っても、そのこと自体が単なる言い訳としてしか捉えられない場合もある。知名度の低いブランドになればなるほど、売ってる人と作ってる人の境目は消費者からは分からなくなる。ラーメン屋では厨房で作ってる料理人が「へい、お待ち!」といってラーメンを出し会計も行うことだし。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●お取り寄せ   2010.10.3
電気屋やカメラ屋で「その商品はお取り寄せになります。」というセリフを未だに聞くことがある。バッカじゃなかろか!と思うわけだ。急いでるから、今必要だから、どうしても実物を見て確かめたいから、こうやって店に足を運んでいるわけだ。取り寄せるくらいならネットで買うであろうことが分からんのか!
●ネットビジネスの岐路   2010.10.2
「ネットを使って新しいビジネスをしよう!」と言っても、もはや考えられるものはやり尽くされた感がある。そしてビジネスとしての発想のユニークさや意表を突いた新たなネットビジネスというすき間も段々と狭くなってきた。考えられるビジネスの多くは大手が参入し、資本力にものを言わせて中小や個人ではとても太刀打ちできないようなシステムを構築済みであり、生き残るためにはそういった大手と競合しない部分で、それなりの限られたニーズに対してのいサービス。または大手にはできない痒いところに手の届く細かい対応、フットワーク、フレンドリーなコミュニケーションといったところしか狙いどころが無くなってきたようである。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●中国家具   2010.10.1
突然中国家具を仕入れてウェブで売り始める社長がいる。物販やインターネットのベテランでビジネスの知識も経験も豊富な社長なのだが…。もちろん中国家具でもきちんと訴求してきちんとした商品であればインターネットでも売れる商材ではあるだろう。しかし50万円の商品の写真の隣にいきなり「カゴに入れる」ボタンを付けたところで、そこでいきなり購入する人はいないであろう。なぜか中国家具なのだ…。
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