2011年1月

●ネットショップ   2011.1.31
今からネットショップを立ち上げるには、
1.他のサイトで売っていない商品を売る
2.送料や人件費を含めて諸々の経費をペイして利益が得られる
3.コンピュータとインターネットの基礎知識がある
という条件になるだろう。1は、例えばAmazon、アスクル、大手家電、パソコン、書籍サイトなどで 扱っていない商品ということになるので、それだけでかなり絞られる。2は、まあ、最低単価が3,000円以上ってことだろう。3は、タイプライター文化後進国の日本としては最も現実的な問題だ。これは売れそう!という商品があっても事業主がパソコンが使えない。人を雇うにしても人件費をペイできる確率は極めて低い。というかそれ以前に雇った人間に対して事業主が指示を出せない。
[ウェブページのデザイン事情・画像]
●聞きかじった知識   2011.1.30
よくあるのがウェブの作り方や運営の仕方についての聞きかじり論だ。今やメディア上のこのような情報が溢れているのだが、それをあたかも持論のようにデジタル弱者に対して説明する人間の多いこと。そこまで言うなら、あんたいったい何件のウェブサイトを構築、デザイン、管理、運営してきたってわけ?なのだ。理屈ばかりで実践経験の無い人間の聞きかじり論は、ウェブに限らず、どんな業界、業種においても机上の空論だ。何ごとも現実はもっと複雑で理屈では説明しきれないことが沢山あるわけだ。
●電話.   2011.1.29
連絡する相手や状況によっては、どう考えても電話のほうが早い場合もある。ところがパソコンの前に一日座っていて何でもメールで済まそうとする人がいる。電話一本で解決するはずの問題もぐずぐずとメールを書いている。聞けば「電話は苦手なので」とのこと。それじゃぁ「メールが苦手」と言いつつ、何でもかんでも電話で済まそうとする、そのへんのオッサンと同じだ。どちらも病名は同じ。「コミュニケーション障害」と呼ばれるものだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●好み   2011.1.28
デザインなんて「好み」だ。などと言う人がいる。であれば食べ物だって「好み」だろう。それでも行列のできる店もあれば、明らかに美味しくない店もある。デザインも同じだ。
●ダミーテキスト   2011.1.27
制作途中のサイトでテキストの原稿が未入手のときにYahoo! Japanのニュースのテキストとかをダミーとかを入れることがある。もちろん公開ではなくクライアントだけに見せるものだ。ところが「ここの文章が違っている」と真面目にコメントされることがあるのだ。説明するのがメンドクサいので最近は入れないようにしている。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●長生きしよう   2011.1.26
ネットショップの商品紹介のキャッチで「100歳まで生きられる!」とか「〜を使って長生きしよう!」というのを見かける。決してそういった目的の商品ではないのだがなぜか?と思っていたのだが、どうやらキャッチを考えた人が比較的高齢であるということが分ってきた。自分の寿命の終わりが見えてきたので自分に言い聞かせているというわけだ。
●Yahoo知恵袋とか教えてgoo   2011.1.25
大変役に立つことも多いのだが、中にはがっかりさせられる回答もある。情報や経験不足で的外れな回答ならば仕方がないのだが、最もらしく書いてあるのだが、よくよく調べてみるとメーカーのFAQのコピペ、というのがよくある。インターネットはインターネット全体が1つの辞書でもある。他のページに書いてあることと同じことを書いても意味が無い。自分で経験したこと、実践したことを書くべきだろう。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●コンサルとか   2011.1.24
無責任に説明だけをしてお金を貰うというのが最もリスクの少ない商売だ。といっても、そういったコンサルや診断士的な肩書きで能書きだけを語ってる自称「先生」も沢山いるのだが、やはり実戦経験が無い人間はすぐにバレる。なぜバレるかというと、
・自分が関わっていない成功例の紹介が多い
・何かと断定的である
・使い回しであろうプレゼン資料がよくできている
・具体的な質問に対して抽象的な答えを返す
といったところだろうか。
●情報はがめつく集める-3.   2011.1.23
情報を集め過ぎて収拾がつかなくなった人に共通して言えるのは、結局は一番有名な人の言ったことを信じるということだろう。本来であれば最も自分にスタンスの近い人、いつでも相談できる人の意見に従うのがリスクが少ないはずだ。有名な人は立場も環境も違うし、直接相談できるような相手でもないのだ。そして元F-1ドライバーの言うことを聞いてファラーリに乗らなければいけないと信じ、孫正義の本を読んでYahoo! Japanのようなサイトを作らなければいけないと信じるのだ。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●情報はがめつく集める-2.   2011.1.22
同じことがウェブサイトにも言える。ウェブサイトを開設しようとして色々と情報を集める。雑誌や書籍を読む、ウェブから情報を集める、既にネットショップで成功している人から話を聞く、経営コンサル、中小企業診断士にも聞いてみる。企業主催のセミナーや勉強会に出席する。と、当然のことながら色々と異なる事例やアドバイスが溢れてきて収拾がつかなくなり、何をやったらいいのかが分らなくなる。
●情報はがめつく集める-1.   2011.1.21
例えばクルマを購入する時に、どんな車種にしたらいいのかを色々とクルマに詳しい人に聞いてみるのもいいだろう。会社の先輩、自動車整備工場を経営している友だち、中古車屋の社長、と、このへんまではいいでろう。しかし大手メーカーの技術部長、輸入代理店の専務、タクシーの運転手、クルマ雑誌の編集者、元F-1ドライバー、と意見を集めたとしたら、どんな車種が良いのかなんて全く分からないなるはずだ。情報はがめつく集めるのも良いが、集め過ぎると収拾がつかなくなる。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●手抜きメール   2011.1.19
ビジネスメールは自分の考えや思いを伝えるものではなく、受信した相手が的確に作業ができるようにする指示書である。しかし実際には思いを伝えただけで受信したほうは全くわけが分らないというメールも少なくない。最初はきちんと指示をしていても、馴れてくると主語が抜けたり具体性に乏しかったりと、段々と手抜きになっていくケースもある。そんな時は、例え内容を理解できたとしても「どのファイルのどの部分を修正するのか具体的な指示をください」とレスする。そうしないとクセになって段々と手抜き度合いがエスカレートするからだ。
●CI-2   2011.1.18
その要望に応えてしまうと、何か新しいものを作るたびにロゴのデザインを調整しなければいけなくなる。そうしないで済ませるために恒久的に不変なデザインのロゴマークを作るわけなのだが、と、結局はそこのところを理解していない。話をすれば理解するのだが、いざ何かやろうとする時には、そのことをいとも簡単に忘れるわけだ。つくずくデザインというものに対する世の中の認識の低さを感じることになる。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●CI-1   2011.1.17
ウェブデザインをしていると、成り行き上CIをやることもある。といってもクライアントは中小企業や個人事業主なので、会社のロゴマークをデザインして使用マニュアルを作る程度ではある。そして多くのクライアントから「もうちょっと横長にならないか?」「もっと短くならないか?」という要望が来る。これは目前の印刷物や販促品に使う際にそのほうが扱いやすいためだ。もちろんそういった要望には対応しない。
●ネット上での動画のメリット-口コミ効果   2011.1.16
例えば中小企業の社長がホームページを開設する。その中の会社案内のページに書 いてある文章を社員、取引先、家族などのうち何人が読むか?恐らく真剣に読む人 は少ない。しかし社長がカメラに向かって喋る動画であれば、ほとんどの人が見る はず。さらに家族が友だちに「うちのお父さんがホームページで喋ってるよ。」取 引先が他の会社の人間に「◯◯社の社長がインターネットに出てるよ。」といった ような口コミでの波及が期待できる。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ネット上での動画のメリット-キーワード効果   2011.1.15
Google では動画の中に含まれる音声、また画像に写っている文字を、それぞれキー ワードとして認識、判別する技術を検索結果に反映させているとのこと。これは理 論上 1 本の動画で多数のキーワードを一気に埋め込むことになる。また Google の 画像(静止画)検索では、YouTube にアップした動画のキャプチャ画面を検索結 果に反映させるようになった。
●ネット上での動画のメリット-被リンク   2011.1.14
動画を YouTube などの動画共有サイトにアップしすることで、動画共有サイトか らリンクされる事が可能になる。また1つの動画共有サイトにアップすることで、 他の複数の動画サイトにリンクされることもある。いずれにしても動画をアップす ることでの被リンクの効果は大きい。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●ネット上での動画のメリット-滞在時間   2011.1.13
一度動画を見てしまうと、例えつまらないものでも最初の 5 秒ぐらいは見てしまう。 テキストの場合はつまらなそうな(文字がいっぱい書いてあって読むのが面倒クサ そうな)ものは一瞬で他のページに移動してしまう。ここでの 5 秒と一瞬の差が積 み重なれば大きい。もちろん動画の内容が見た人が面白いと思うものであれば滞在 時間はもっと稼ぐことができる。
●利用者が減る検索サイト   2011.1.12
実際に検索サイトの利用者数がどのように推移しているのかというデータはなかなか見当たらない。そもそも「利用者」という概念は「人数」ではなく、閲覧数やアカウント取得数であり、1人が何重にもカウントされるものでもあり、データと現実の差異は想像の範囲でしかないだろう。ただし検索サイトの利用者が減っているあろうことが仮定できるデータとしては、Googleトレンドで"検索サイト"というキーワードを検索してみることだ。2010年末では2004年ピーク時の1/5程度になっている。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●人はなぜ動画を見るのか-2   2011.1.11
◎動いているものは自然に見てしまう: 人間に限らず動物は動いているものに対して自然に目が行く習性を持つ。これは進 化の過程で敵、餌、仲間を認識して次の行動に移るために必然的に身に付いたもの。 止まっているものに対して動いているものの注意を煽るパワーは何倍にもなる。
●人はなぜ動画を見るのか-1   2011.1.10
◎文字は能動、動画は受動: 文字を読むという能動的行為は、それなりに労力を要する「作業」。これに対し動 画を見るということは、入ってくる情報を受身で認識するだけ。テレビは見る行為 と本を読む行為とではどっちが楽かということ。基本的に人間は楽を好み、字を読 むのは嫌いな生き物である。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●心にもないこと   2011.1.9
手書きの文章では思ってもいないこと、心にもないことを書くというのは難しいかもしれない。普通に書けばその時に考えていること、思っていることが自然と文章になってアウトプットされるであろう。これがメールとなると意外にもカンタンだ。もちろん考えながらタイプする場合にはカンタンではないかもしれないが、ビジネスメールの多くはひな形のコピペである。「このクソ野郎が毎回ムカつくこと言いやがって!」と思いつつも、ひな形をコピペして「本当にありがとうございました」と一瞬で書くことができるわけだ。便利なものだ。
●クラウド   2011.1.8
そういえばここ数年、ネットサーフレスキューの事業者登録料の更新依頼が来てないことに気付いた。CGIでコツコツ作るようなものの多くはクラウドで代替できる ようになったせいだろうか。例えば新規にウェブサイトを作る場合には、
日記→ブログへ
ネットショップ→ASPへ
写真集→写真共有コミュニティサイトへ
動画→YouTubeへ
と、それぞれクラウドにリンクする入口の1ページを作るだけ、みたいな方向になってきた。
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●ドメイン.   2011.1.7
ドメインメームサーバのことではない。いわゆる「立ち位置」という意味でのドメインなのだが、これを理解していない経営者が意外にも多い。昨日まで重量挙げをやっていたアスリートが、いきなり明日からシンクロナイズドスイミングをやろうたって上手くいくわけが無い!と言えば、分りやすいと思うのだが、これに近いことにトライしている経営者のことを「ドメインが違うだろ!」ということになる。何ごともトライするのは良いことなのだが、経営である以上は、ある程度は成功する確率を試算しないといけないだろう。
●正しいビズネスユース   2011.1.6
Chrome OS、iPhone OS、Androidなどのマシンは、ポタービリティーに最適化した正しいビズネスユースの端末と言えるだろう。逆に言えば、今までは使いもしない巨大なアプリケーションをいくつもインストールして、マシンとしてのスペックを競い、むちゃくちゃ起動に時間のかかる、決して軽いとは言えないノートPCを持ち歩いていたわけだ。クリエーターでもないのにPhotoshopの最新バージョンを入れてる人間が普通にいた。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●確実に滅ぶであろうハガキの年賀状   2011.1.5
新年の挨拶は100%メール。という高校生も少なくないようだ。仮にハガキを出すときには予め「出していい?」とメールするそうだ。ハガキの年賀状を出すと相手もハガキでレスしなければならないというプレッシャーを与えることになり、しかも50円というコストが発生し、お互いに住所という個人情報を交換することになるからだ。こういった世代が大人になるときに、会社の風習として何通かハガキを出すことはあるにしても、ハガキの年賀状は確実に無くなるだろう。
●コンビニでおせち料理.   2011.1.4
コンビニでおせち料理を売っている。しかもレジで勧められることもある。店舗毎にノルマが決まっているのでタイヘンなのかとも想像するのだが、そもそもおせち料理とは正月に商店や市場が休みの間に各家庭で食べるための保存食のようなものだ。ところが今では正月でもコンビニは営業しているので基本的におせち料理の必要は無いはずなのだが、その必要ないものを、必要を無くした要因でもあるコンビニで売っているというのは不思議な現象でもある。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●下請け   2011.1.3
製造業に限らず、ITでも大手から下請け、さらに孫請けという構図が成り立っていた。しかしこれがリーマンショック以降崩れつつあるようだ。外注するほうもコストがよりシビアになり、今まで発注していたところに毎度発注するということはせず、毎回最もリーズナブルな外注先を捜すようになる。当然のことながら割高なところには仕事は来なくなる。問題は価格競争が激化して、採算のとれない価格がスタンダードになってしまうということだ。
●テレビが見られなくなった理由 -7   2011.1.2
◎コンテンツの重要性を軽視: ハイビジョン放送、ブルーレイ、3D テレビなどの技術は開発したものの、コンテ ンツが伴っていないために普及しない。当たり前のことだがコンテンツの作り込み やクウォリティにもっと注力すべき。YouTube に掲載された動画をスタジオの芸 能人と一緒に紹介するなどという番組はやめるべき。 [ウェブページのデザイン事情・画像]
●テレビが見られなくなった理由 -6   2011.1.1
◎スピードの遅さ: ニュースやスポーツの結果などは逐一インターネットで見ることができるが、テレ ビではその番組が始まらないと見ることができない。ネットで分かってる結果試合 をテレビのスポーツニュースで見る必要はない。
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