2011年9月

●リーンフォワード(Lean Forward)とリーンバック(Lean Back)-1   2011.09.30
リーンフォワードとはパソコンに向かって作業をする前傾姿勢のこと。リーンバックとはソファーの寄りかかってテレビを見る姿勢のこと。パソコンとテレビ。この二つの機能を兼ね備えたパソコンテレビなるものは20年も前から何度も商品化されては消えていった。その原因はネットの回線速度、コンテンツの不足、テレビ業界の利権、インターファイスの不親切さ、量産できないための高価格、などなど色々とあったわけだが、最も重要なのは、このリーンフォワードとリーンバックとの違いだろう。パソコンは能動、テレビは受動ということだ。 [有名人の似顔絵]
●疑似友だち.   2011.09.29
偽物の友だちとは、いつもつるんではいても、実は、「お互いにハブられないように常に慎重である」「相手を傷付けないことに常に慎重である」「積極的に議論しない」「その場にいない人間の悪口を言う」「何らかの要因でダメージを受けた場合に偽善的なフォローをしあう」ような関係だ。詰まるところ「自分が一番可愛い」「常に自分を最優先で労る」ということだ。本当の友だちとは、何度もお互いが険悪な関係になり、そこを乗り越えることでお互いの理解が深まっていき成り立つものだろう。喧嘩も議論もしたことのない相手が友だちであるわけがない。 [ウェブデザイナの苦言]
●友だちがいない人.   2011.09.28
本当の友だちがいない人にはいくつかのパターンがあるように思う。「自分だけが目立とうとする人」「自分だけが儲けようとする人」「自分だけを守ろうとする人」などだ。こういう人は結局は自分最優先で他人のことを親身になって考えない。相手が困っていても本気で相談に乗ってあげない。犠牲になって助けてあげない。時間も労力も他人のためには割かない。だから他人はいつまで経っても他人のままである。せいぜい愚痴のこぼし合いの相手かビジネスチャンスの保険のような付き合いにしかならない。友だち関係とは詰まるところGive & Takeなのだ。 [有名人の似顔絵]
●友だち.   2011.09.27
Facebookの利用者増加で友だちという言葉がいささか安売りされているようだ。友だちとは相手のことを真剣に考えてくれてアクションを起こしてくれる人のことである。一緒に遊びに行ったり、食事に行ったり、グチをこぼし合うだけでは友だちとは言えない。しかしバーチャルでもリアルでも、そういった本当に相手のことを真剣に考え、時には自分が犠牲になり、損を覚悟で助けてくれる、手伝ってくれる、最優先で情報を流してくれる、本気で怒ってくれることもあり、一緒に泣いてくれる。そういった本当の「友だち」って、みんないるのかな? [電車に関する色々な疑問]
●悩み.   2011.09.26
人間誰でも多かれ少なかれ悩みというものはある。しかし悩みというのは悩むから悩みになるわけで悩まなければタダのマターだ。悩みの中には、悩んだところで結果は変わらない。悩むことによって潔い決断ができなくなる。悩むことでより落ち込む。悩むことで他人に迷惑をかける。といったものも少なくない。また、よく考えてみれば悩みではなく課題。次のステージに上がるために避けては通れない関門。単なるクイズ。知らなければ悩まないで済んだコト。だったりもする。そして日常の仕事に追われてあくせくと働いていれば悩んでいるヒマは無かったりもするものだ。だいたいヒマな人間ほど悩みは多いものだ。 [有名人の似顔絵]
●寂しくなったSNS   2011.09.25
SNSには特定のカテゴリーだけにしぼったもの、特定の人達だけのもの、特定の地域だけのもの、などほとんどグループウェアのようなもの、などが世の中には沢山ある。しかしそういったSNSの利用者はなかなか書き込まなくなった。もちろん原因はFacebookのほうが面白いからだ。Facebookのほうが利用者も沢山いるし、誰もが知っているので使っていて楽しい。所詮はネットのアクティブユーザーの数などは限られているので、Facebookを始めた人間が今まで通りに他のSNSをやっている時間もなく、既存のSNSは自動的に使われなくなる。というわけでほとんど誰も投稿しなくなったSNSの廃墟がネット上のいたるところにゴーストタウンのように点在しているのではないか。 [夢]
●勝手に命令するな.   2011.09.24
そりゃあんたは会社にいたときは部長だったかもしれないが、ここではメンバーの一員に過ぎず、会長でも理事でもないのに、なんでそうやって指図ばかりするんだ?というようなオッサン。長年他人に命令することに馴れてしまって命令すれば皆が従うものと思い込んでしまっている。そんなオッサンに限って自分でコピーもとれなければATMで現金を引き出すことすらできない。要するに元いた会社の業界以外では組織にとって不要な人間なのだ。少数精鋭部隊に知恵袋はいらない。 [有名人の似顔絵]
●考える時間と作る時間   2011.09.23
考える時間と作る時間のどっちが大切かと言えば、もちろん考える時間である。デザインを一部修正してほしいという要望があったときには、その修正作業にはそれなりの時間がかかるわけだが、その作業時間以前にどのように修正するのかを考えなければいけない。しかし仕事を早く終わらせたいが故に、あまり深く考えずに修正作業にとりかかってしまうデザイナも少なくない。作業する時間は絶対的に必要なものであるが、考える時間は少なくて済む場合もあるが、充分に時間をかけなければいけない場合もある。見えるだけに作業時間のほうを強く意識しまうのだろう。もちろん考えが浅い修正作業は、早く終わったところで大抵の場合NGを喰らう。 [コンビーフ]
●不幸な人.   2011.09.22
自称「不幸な人」の話を聞くと、その中には色々な「ひどい人」や「悪い人」といった登場人物が出て来る。よほど人との巡り合わせが悪かったんだなぁ。などと思ってはいけない。実際にその「ひどい人」や「悪い人」に会ってみると、その人たちは至って良識ある普通の人で、自称「不幸な人」が、いかに身勝手で自己中心的であるのかが分かってくる。自己中心的な行動や発言がいかに相手を不安にさせ、迷惑をかけ、怒らせているかということに気づいてないだけなのだ。 [有名人の似顔絵]
●ふくれる.   2011.09.21
幼稚園児。気に入らないことがあったときにプー!とふくれて、何を聞いても答えなくなる。親は必死でなだめたり、おだてたりして機嫌をとるのだが、やっと開いた口からは「ヤダ」「いらない」といった素っ気ない返事。これと同じ状態になる大人もいる。気に入らないことがあったらプー!。メールしてもレスがないし電話しても出ない。必死でなだめたり、おだてたりして機嫌をとるのだが、やっと開いた口からは「分かりました」「了解しました」といった最低限の事務的な返事。業を煮やした母親が「いい加減にしなさい!」とキレるのは幼稚園児の場合。大人の場合は「いい加減にしろよなコラァ!」と言ってくれる人はいない。言ってくれる人がいないだけに、そのような態度がいかに周囲に迷惑をかける身勝手で愚かな行為であるのかを本人が気づかないのだろう。まあ、言ったところで余計にふくれるだけではあるのだが。 [爆笑!SF短編集]
●心が不幸な人.   2011.09.20
自分だけを守ろうとすればするほど人は離れていく。と誰かが言っていた。同様に自分だけが利益を得ようとすればするほど金運は遠のいていく。自分だけが注目されたいと思えば思うほど人はそっぽを向く。結局は自分のことしか考えていないと周囲から人は離れていくということだ。他人のためを思って自分が犠牲になる、自分は損をしても構わないと思って行動すれば、自然と色々な人が助けてくれるようになる。心が不幸な人は、大抵は前者だ。 [有名人の似顔絵]
●ブログは簡単?   2011.09.19
簡単なわけが無い。簡単だと思っているのはICT業界の人だけだ。何が難しいかって、色々なボタンやリンクテキストがあって、その意味が全然分からないということ。いかにも作った側の人間の勝手な思い込みで決めていて、それがブログによってバラバラだ。これでは初心者は全く分からないだろう。例えば書いた記事を公開するためのボタンに書かれている文字は、

Ameba=全員に公開
FC2=記事を保存
Blogger=投稿を公開
livedoor=投稿する
Yahoo!ブログ=決定
JUGEM=投稿or下書き保存


である。何とかしろよ。
[天声人誤]
●HTML5のタグ(34)   2011.09.18
HTML5になってFlashどうなんのよ?とか言っているうちに、FlashファイルをHTML5に変換するツール、Flashと同じような感覚で動画コンテンツを制作することのできるツールなどが登場し、AdobeまでもがHTML5によるアニメーション制作ツールを無料公開したりして、どうやら当初の心配は払拭されつつあるようだ。.ogvという聞き慣れない拡張子の動画も、Firefoggというサイトを通じて簡単に変換できるようになった。とはいえまだまだブラウザ毎の整合性がとれているとは言えない段階でもあるのだが、とにかくは確実にHTML5の方向に進んでいるようである。

とりあえずHTML5のタグについての記事はこれで一旦終了します。また折りをみて再開するかもしれません。
[有名人の似顔絵]
●待てない   2011.09.17
商品にはすぐに必要なものと、興味はあっても今すぐに購入することはできないものがある。例えば「家」や「リフォーム」「家具」「中古車」などである。今使っているものが傷んで使えなくなったら…、家族の誰かが独立して家を出たら…、車検が切れたら…、というようなものだ。家電やパソコン、衣料品も含まれる場合もある。なので上記のような商品の販売サイトを公開しても、実売につながるまでには何年もかかることがある。しかし反応がない状態が半年ぐらい続くと「もうやめたい」ということになる。きちんとアクセスログをチェックして、全体の推移を把握しながら定期的に対策を講じていけば、いずれは成果は出るだろうに。 [すっとこどっこいな森の動物たち]
●HTML5のタグ(33)   2011.09.16
動画再生のタグ<video src=xxx.mp4>だが以前書いたように2つの規格があり、未だ統一はれていない。mp4の他にogvというのがあって、それぞれ再生できるブラウザが異なる。それではいけないというので<video controls><source src=xxx.mp4><source src=xxx.ogv></video>と書くことで、対応している動画をブラウザが自動的に選んで再生するとのこと。しかし残念ながらFireFoxに限って上手く動作しないようである。ローカルではきちんと動くのだがサーバにアップすると×マークで表示されて動かない。またOperaではコントロールバーがちゃんと動作しないようでもある。 [有名人の似顔絵]
●主従関係   2011.09.15
「一方的に命令される」とか「理不尽な指示に従わなければならない」とか、まあ、そんなことばかり言ってる人間は、命令される前に提案をしていない。すると「提案したって受け入れてもらえたためしがない」と言う。受け入れるには問題が多いから受け入れられなかっただけなのだが。そうやって自分の弱点や至らない部分を認めることなく相手を批判ばかりしていると、いつまで経っても主従関係の「主」にはなれない。 [ウェブデザイナの苦言]
●HTML5のタグ(32)   2011.09.14
HTML5ではダブルコーテーション「"」が基本的に省略可能だ。しかし現在市販されているHTML5の書籍や解説しているウェブサイトの大半では参考のソースにダブルコーテーションは書かれたままである。こいつが省略できるというのは作業時間を短縮する上では大きなメリットのはずなのだが。恐らく「本当に省略して大丈夫なのか?」「念のため」「指が勝手に打ってしまう」などの理由からだろう。確かにダブルコーテーションが省略されたソースは何となく不安な気もするのだが、馴れればどうってもんじゃないはずだ。またJavaScript等では省略できないので、ぱっと見でScriptとHTMLのどちらなのか分かりやすいということもあるだろう。 [有名人の似顔絵]
●イメージの伝達.   2011.09.13
「言った通りにやってないじゃないか!」「こんなふうに指示した覚えはない!」というふうに怒られる。しかし多くの場合、怒ったほうがイメージを正確に伝えていない。イメージは言葉や文章では100%伝えることは不可能であると思ったほうが良いだろう。イメージは人それぞれであり、イメージしたイメージは人によって異なるものだ。「美味しいものを作れ」と言われて作ったものが、人それそれで違う料理であるように。なのでイメージを正確に伝える場合には必ず「画像」が必要になるわけだ。 [電車に関する色々な疑問]
●HTML5のタグ(31)   2011.09.12
detailsタグというのがある。<details close>詳細情報</details>と書くと、横向きの三角マークの右にDetailsの文字。三角をクリックすると三角は下向きになり「詳細情報」の文字がDetailsの下に表示される。また<details open>詳細情報</details>と書くと、ページにアクセスした時に「詳細情報」が表示された状態となり、三角をクリックすると三角は横向きになり「詳細情報」の文字は消える。「詳細情報」の部分はいくらでも長い文章にしても大丈夫のようだが、元から下にあった通常のデータは下方向に追いやられるかたちのレイアウトとなるようなので、使い方には工夫もいりそうだ。対応ブラウザはChromeのみのようだ。 [有名人の似顔絵]
●市外局番   2011.09.11
ウェブページに掲載する電話番号。例えば商工会や商店会の事業所や店舗の紹介で市外局番が省略されているものを見かける。恐らく地元で配布するリアルな名簿からテキストデータをコピーして作ったものなのだろう。しかし良く考えてみよう。ウェブページは日本中から見に来る人がいるわけで、自分の住んでいる地域以外の市外局番は普通は知らない。例え03でも入れておくべきだろう。 [夢]
●HTML5のタグ(30)   2011.09.10
SVG画像にテキストを組み込みことができる。Illustratorの塗りと線のようなものだ。線は内側に入るようなのでちょいと細身に見えるが、まあ、これも今までIllustratorで行っていた効果でブラウザ側でできてしむというもの。<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlinks="http://www.w3.org/1999/xlink"><text x="100" y="100" style="font-family:Arial; font-size:48pt; stroke:#ed5026; fill:#fdc744; kerning:1;">この文字が装飾されます</text></svg>といった感じだ。strokeが線、fillが塗りつぶし、kerningが文字間。今のところ実装しているのはChromeとFireFoxのみのようだ。 [有名人の似顔絵]
●運不運.   2011.09.05
ついていないと思っている人というのは、ついている人も見て妬んでいる場合が多い。あくまでも相対的な問題で、任意の2人を比べれば、どちらかが相対的についているというだけの話。まあ、日本人に生まれたというだけで世界的にはついているほうだろう。それ以前に人間に生まれただけでも相当についている。地球上の全生物の中で人間に生まれる確率は限りなくゼロに近いはずだ。

明日から出張。次回投稿は9月10日です。
[天声人誤]
●HTML5のタグ(29)   2011.09.04
autofocusという機能。至ってシンプルだが効果的なフォームコントロールのタグだ。<input name="name" type="text" autofocus>というふうにオプションでautofocusと追加すだけのものだ。これによってそのページにアクセスしたときに最初に入力する入力窓の先頭に挿入バーが点滅する。大したことではないように思えるが、入力を誘導する効果と、まずはどこに入力するのかを捜す手間が省けるという意味がる。もちろん1ページに1つしか使えない。 [有名人の似顔絵]
●リーダー.   2011.09.01
仮に100人の組織の、例え10人であれ5人であれ、その中でリーダーを張るというのは簡単なことではない。人間は十人十色、性格も価値観も好みも育った環境も異なる。そこで何かを行おうとすると、メンバー全員が諸手を上げて大賛成などということは有り得ない。あっちを立てればこっちが立たずという状況になるのが普通であろう。そんな中でリーダーのやり方に対して不平不満を言ったり、ぐずぐずと陰で文句をタレるのは決まってリーダーを張ったことのない人間だ。リーダー経験者は多少は疑問があろうが理不尽に感じることがあっても決して文句は言わない。複数の人間が何かを協同で行う場合には、それぞれが何かしら我慢、妥協をしなければコトは運ばないということを知っているからだ。

明日から出張。次回投稿は9月4日です。
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