2012年1月

●自信喪失-3   2012.01.31
ところが情報化が進むことで、例え山奥の村に住んでいたとしても都会の実力が分かるようになった。自分のレベルがどのへんなのかも見当がつくようになった。日本一の人間がどのくらい凄いかということも分かるようになった。そうなると、自分は「もしかしたら日本一なのではないか?」と妄想する勘違い野郎もいなくなり、自信過剰になることもなくなった。そして「自分よりも凄い人間に出会って驚き自信を喪失する」機会もなくなった。だから自信喪失以前に、戦うことなく「人生諦めている草食系」が増えているのだろう。 [すっとこどっこいな森の動物たち]
●自信喪失-2   2012.01.30
実際に村で一番絵が上手いやつが美大を目指して東京に出てくる。しかし実技試験で他の受験生の絵の上手さにびっくらこいて自信を喪失する。そして、そこから奮起して這い上がるやつと、そこで諦めてしまうやつに分かれる。生まれた瞬間から絵の上手い人間などいない。もちろん多少の資質の差はあろう。だがその差というのは、基本的にそれまでの練習量だ。絵を描いた数によってその差がつくわけだ。しかし逆に言えば、後からであっても練習量を重ねることで、他の人間に追いつき、追い越すこともできるということになる。というように、どんなスキルでも自信過剰と自信喪失を繰り返しながら人は成長してきたはずだ。 [有名人の似顔絵]
●自信喪失-1   2012.01.29
情報化と呼ばれる以前の時代。村で一番喧嘩の強いヤツは、自分は「もしかしたら日本一喧嘩が強いのではないか?」と思ったりもしていた。そして都会に出てきて自分よりも強い人間が掃いて捨てるほど存在することに驚き自信を喪失する。しかし、そこから奮起して特訓を重ねて本当に日本一強い格闘家に成長していく。そんな「スポ根」ものの漫画やアニメが流行った時期がある。ほとんどのスポーツをテーマにした漫画はこういったストリーだった。 [ウェブデザイナが出会った困った人たちビジネス分析]
●前進-2   2012.01.28
「ライオンに追われているウサギは絶対に足を吊ったりしない!」と言ったのはオシム監督。常に命がけで緊張感を持って挑めということだろう。とにかく大きな、少なくとも1ランク上を目標として前進し続けるべきなのだろう。誰でも最後は死ぬのだから、それまでにどれだけ走れるか?ということで人間の価値は決まるのかもしれない。ただしライオンに追われ続けたくはないが。 [有名人の似顔絵]
●前進-1   2012.01.27
例えば家の中で指を怪我したとしよう。大した怪我ではなくても水仕事をすればしみるし指を動かした時にも痛みが走るし意外と気になるものだ。例えばジャングルの中を秘宝を求めて突き進んでいるとしよう。木の枝やトゲのある植物によって体のあちこちにスリ傷や切り傷ができ虫に刺されたりもする。しかしそんな細かいことは気にならないはずだ。細かいことが気になるというのは、これといった目標もなく生きている証拠でもある。 [電車に関する色々な疑問]
●商品を売るということ-2   2012.01.26
これだけ不景気で消費者の財布の紐が固くなってる時代に、人様にお金を払わせるのは並大抵なことではない。最低でも「今月はいくら売る」という目標を立て、そこに達しなかった場合にはタイムリーな対策を講じていかなければいけない。これは鉄板だろう。しかし、いくら目標をきちんと立て、達しなかった場合の対策を講じたところで、売れないもの売れないのだ。「ネットショップでどうしたら商品が売れるか?」というような理屈は、あくまでも手法や考え方の理論であり、肝心の「どんな商品なら売れるか?」については言及していないものがほとんどだ。これからネットで商品を売ろうと考えている人が求めているのは、具体的な商品やサービスなのだ。商品が優れていれば、放っておいてもモノは売れる。逆に商品がしょぼければ、どう頑張ってもモノは売れない。商品ありき、で、始めてKPIやプロモーションが効果を発揮するはずだ。 [有名人の似顔絵]
●商品を売るということ-1   2012.01.25
ネットショップでどうしたら商品が売れるか?というような事が書いてある本が沢山あるのだが、さてその本を書いている人たちは自分でショップを開設して本気でモノを売ったことがあるのだろうか?と思わざるを得ない。KPIがどうの、SEOやSEMがどうしたこうした、マーケティングやらターゲティングやらと。確かに売上げ目標も立てずにマーケティングをせずに漠然とモノを売ろうとしているネットショップも少なくない。いや、たぶん9割ぐらいはそんな店だ。これはネットに限ったことではなく、実店舗でも高度成長期やバブリーの頃のノリで計画性無しにヤミクモに商品を売ろうとしている店も少なくない。 [夢]
●他人事-2   2012.01.24
「テレビは斜陽産業だ!」「もうテレビの時代は終わりだ!」などと言ってるイベントプロデューサにテレビの仕事を依頼すると「あ、是非ウチにやらせてください♪」と尻尾を振る。隣国が軍事力を増強する。「このままじゃダメだ。我が国ももっと軍事力を強化しなくてはいけない!」などと言ってる人に「入隊してくれないか?」→「イヤだ!」似たような事例はいくらでもあるだろう。所詮はみんな他人事なのだ。 [有名人の似顔絵]
●他人事-1   2012.01.23
福島の農家が放射能汚染と戦いながら必死で米を作る。というようなドキュメンタリー番組を見ているとついつい「頑張れ!放射能に負けるな!」と応援したくなる。しかしスーパーで米を買うとなると、ついつい福島産は避けてしまう。米軍基地の県外移転を強く望む沖縄県民の切実なアピールを聞くと「そうだそうだ!」と応援したくなる。しかし地元に基地が建設されるとなれば「おいおい、じょーだんじゃねぇ!」と声を大にする。「今の不景気は政治家が無能だからだ!」なんて言ってる人に「市議会議員選挙に立候補してくれないか?」と聞けば「私なんざぁ滅相も無い…」と答える。 [コンビーフ]
●大人に騙されないようにしよう-3   2012.01.22
目前のものだけしか見ない。木を見て森を見ないから、不安や心配が増え「私は不幸だ」「ストレスが多くてたまらない」などといつも言っている。俯瞰的に物事を見ないから、他人から見下されているような錯覚に陥る。それでも自分の立ち位置を変えようとしないから、本当に見下されるようになってしまう。もちろん、そんな大人ばかりではない。しかしそんな大人が想像以上に多いということは覚悟しておいたほうがいい。しかし大人は押し並べて口が上手い。また押し並べて知識の無さをカムフラージュすることにも長けている。騙されないようにしよう。 [有名人の似顔絵]
●大人に騙されないようにしよう-2   2012.01.21
人間は放っておくと、どんどんと受身の情報だけに満足して、頭を使わない、楽な方向に走る。少なくとも高等学校で高等教育を受けたはずの大人が大半のはずなのだが、そこで学んだことをきれいさっぱり忘れている。そういう大人に限って、身の回りに起こる事象を自分の損得と感情でしか考えない。物事の本質を見極めようとせず、自分にとって損害がありそうなことに対しては本気で怒るが、他人が損害を被ることに対しては全くもって無到着でいる。頭を使わないでいると、そういう自己中心の思考になってしまうようだ。 [爆笑!SF短編集]
●大人に騙されないようにしよう-1   2012.01.20
大学生が一般の大人と接したときに驚くことがある。Facebookやtwitterを知らない人が意外にも多いという事実だ。それだけではない。日本とアメリカ以外の国家元首の名前を一人も言えない、世界地図でフランスや韓国の場所が分からない、水素の元素記号を知らない、というような大人が沢山いるのだ。そのくせテレビ番組や芸能人のことはやたらと詳しかったりもする。芸能界のことでも詳しいに越した事はない。しかし、いわゆる一般常識をあまりに知らな過ぎるのだ。 [有名人の似顔絵]
●働かざるもの食うべからず-3   2012.01.19
問題はヒキコモリが増えたことかもしれない。ネットで大量の情報を手に入れることができるために、知識だけが豊富になり、経験が極めて少ないにもかかわらず「自分はできる」と錯覚している人間が増えているのではないか。ネットで情報を集め、色々な本を読んで、いざ就職してみると、その業務の単純さに面食らう。「オレはこんな仕事やってられない」「こんなヤツらと一緒に働くのはご免だ」とばかりにすぐに辞めてしまう。知識と実経験のバランスが大切なのだが。こうして働かないのに食っている人間が増えると、それは、まあ当然のごとく経済状況は悪化するわけだ。 [天声人誤]
●働かざるもの食うべからず-2   2012.01.18
なぜ日本だけが、こんなに確実に上昇しているのだろうか?就労人口の高齢化?とも思われるが、ドイツもイタリアも同じような状況のはず。なのにドイツやイタリアもダイナミックに乱高下している。どこまでを失業者としているのか?という基準は各国で異なるのかもしれない。日本は基本的に農耕民族なので同じ職場、同じ仕事を続けることが多いはず。また、浪人、隠居、無職、家事手伝い、ヒキコモリなどのグレーゾーンが多いことも要因とも思われる。 [有名人の似顔絵]
●働かざるもの食うべからず-1   2012.01.17
「働かざるもの食うべからず」なのだが、働かない人間は放っておくと死んでしまうので、なんらの支援や保護をせざるを得ない。また死んでしまう前に犯罪を犯す可能性もあるので、やはり支援や保護をせざるを得ない。しかしこれには税金を使うことになる。犯罪を犯すと、ちゃんと働いている人間に被害も及ぶことになるし、留置所や刑務所も税金で運営されている。日本の失業率は1980年の2%代から最近の5%代までじわじわと上昇している。先進諸外国では10%を中心に乱高下しているが、唯一日本だけが、じわじわと、確実に右肩上がりである。先進諸外国の乱高下の「下」のときには日本を下回ることも珍しくない。 [すっとこどっこいな森の動物たち]
●デザイン-2   2012.01.16
「皆さんは薬剤師になるために、高校のころから一生懸命勉強して薬科大に入り、大学でも勉強し、就職してからも日々勉強しながら一流の薬剤師を目指していたわけですよね。私も高校のころから美大を目指してそれなりに勉強し、大学でもデザインを専門に勉強し、就職してからも毎日のようにデザインをしてきました。」すると「なるほど…」というような顔付き。デザインは間違っても命に関わることはないし、自己満足がまかり通る部分もある。それだけに「センスと才能があれば誰にでも出来る」と思われがちであるが、それほど簡単なものでもない。 [有名人の似顔絵]
●デザイン-1   2012.01.15
薬局からシンボルマークのデザインの依頼があった。店のスタッフで色々と考えたが思うようなのができなかったとのこと。そこで完成したシンボルマークを見せたところ「何でこんなにすぐにデザインができるのですか?」と聞かれた。「そりゃ私が今、調剤をしたところで、まともな薬はできませんよ。それと同じです。」と言うと、イマイチ腑に落ちない様子。 [ウェブデザイナが出会った困った人たちビジネス分析]
●チキンレース(2)   2012.01.14
人間誰しも楽をしたいものだ。自分の知っている、経験したこのとのある世界で安心したいものだ。しかし全ての人間がそのような道を選んでいたのでは人類に進歩はない。敢えて辛さと苦しさに立ち向かう。そういう人間がいるから今の社会は成り立っているのだろう。早々に脱落した人達は、実は「敢えて辛さと苦しさに立ち向かっている人達」によって養われている。 [有名人の似顔絵]
●チキンレース(1)   2012.01.13
仕事はチキンレースみたいなものだ。辛いこと、苦しいことをどこまで我慢してゴールに近づくか。辛さや苦しさに耐えられなくなって、また1人、また1人と脱落していく。脱落した者は、その時超えられなかったハードルが、その人間のリミットとなる。その後はよほど一大決意をしてリトライしない限りはリミットのままであろう。最後まで辛さと苦しさに耐えぬいてゴールをした者のみ次のステージが与えられる。そして常に辛さと苦しさに耐えながら前進する人間と、常に目の前のハードルを眺めて引き返してしまう人間とでは、必然的に雲泥の差がつく。 [電車に関する色々な疑問]
●責任を負う   2012.01.12
どんな小さな会社でも、どんなに小さな組織でも、他人の責任を負うというのは重いことだ。自分の行動1つで他人の人生が変わってしまうこともある。舵取りを間違えれば他人に重大な損失を与えることもある。だから責任を負ったことのある人間は他人の痛みも分かるし、社会の中で生きて行くためのバランス感覚も備えている。責任を負ったことのない人間は、まずは自分のことを考える。口では「他人のことを考えている」とは言うものの、そこに責任が発生しない以上は、しょせん口先だけのことになる。 [有名人の似顔絵]
●戦い-2   2012.01.11
しかし誰もが、できれば戦いは避けたいと思ってもいるはずである。そこには緊張、ストレス、不安、恐怖、色々な心理が働き消耗もする。しかし守るべき人々や組織、利益やプライドがある限り、どんなに戦いたくなくても、戦わなければいけない時も来るものである。老若男女を問わず、戦いを経験してきた人間には、それなりの「風格」「信頼感」が感じられるものだ。しかし常に戦うことなく、己の殻の中に逃げ込んで、後になって友人や家族にぐずぐずと愚痴ばかりを言っている人間のほうが多いのも事実のようだ。まあ、戦いというと大袈裟かもしれないが、要するに自分の意見や気持ちを相手に正直に伝えるという姿勢が大切なのだろう。それも小さな戦いである。 [夢]
●戦い-1   2012.01.10
戦争のことではない。ビジネスを行う上での戦いのことである。ただし戦いといっても、相手をぶちのめす、とか、ねじり伏せるとか、そういった暴力的なものではなく、言い換えれば「折衝」や「交渉」のことである。これはビジネスを行う以上は避けられないイベントでもある。世に中には多種多様な利害関係や権力、商習慣や守るべきテリトリー、壊さなければいけない慣例、異なった哲学や価値観が乱立していて、その中で生き抜くためには、常に戦う姿勢が必要であろう。当たり前のことであるが戦いなくして勝利はないわけである。また戦わずして新たな一歩は踏み出せないはずでもある。 [有名人の似顔絵]
●気配り-2   2012.01.09
そして相手を観察すること、周囲の反応を想定すること、を自然と習得していく。これを聞こえの良い言葉で「気配り」と言う。この「気配り」は他人とコミュニケーションする上での世界共通のツールでもある。だから「気配り」のできない、「気配り」の足りない人間は、自分が知らない間に相手を怒らせたり、信頼を失ったり、コミュニケーションを拒否されるようになってしまう。人間、年齢を重ねるほどに、自分の「気配り」の無さに気づく前に、相手を悪者として片付けようとするようになる。そうなる前に、相手が怒った場合は「自分に気配りが足りなかったのでは?」と疑うことを習慣づけよう。ほとんどの人間はそうそう簡単に怒ることはない。まともな大人であれば大抵のことは我慢できるはず。それでも怒るということは、恐らくは自分に「気配り」が足りなかったと思ったほうが良い。 [コンビーフ]
●気配り-1   2012.01.08
人間生まれたばかりは、全くもって自分のことしか考えていない。それが成長とともに親の顔色を見て行動するようになり、幼稚園や小学校では組織の中でどのように行動すれば良いのかを学んでいく。高校、大学では、組織に順応しつつも競争に勝つこととを習得し、社会に出てからは、より深く、より広く、周囲の事、相手の事を考えた行動、言動を身に付けていく。自分の言動に対し相手がどう思うか?自分の行動に対し周囲がどう反応するかということを失敗を重ねながらも経験し、身につけていくわけだ。 [有名人の似顔絵]
●ビジネスマナー(3)   2012.01.07
名刺交換も相手が読める向きで両手で持ってとか細かいことを言われるのだが、それは杓子定規な名刺交換をするから目に付くというだけ。名刺交換と同時に何か相手を笑わせるような一言を言えば、どんなアクションで名刺交換を行ったかなどということは忘れてしまう。ということで、いずれも大切なのはコミュニケーション力だ。ただし初対面の人に何を話すのかは、やはり基礎知識と予習が必要。ただし相手の会社や商品のことをいきなり話題にするのは危険。その土地のこと、交通手段のこと、直接関係しないであろう時事問題や、スポーツの話題などのネタを用意しておくと良いだろう。例えばその都道府県をホームにするプロ野球の球団、Jリーグのチームなどだ。少なくとも◯◯県の地理的な位置関係は知っておかないといかんだろう。 [爆笑!SF短編集]
●ビジネスマナー(2)   2012.01.06
ただし皆が席を立ってサンプルを開梱したり他の資料を捜しに行ったりしているときに、1人座ったままというのはいただけない。ポーズでもいいので、誰かを手伝ったり、自分も立ってカバンの中を何かを捜すフリなどをしたほうが良い。車に乗る場所なんかも、実際には体でかい人は助手席、荷物が多い人は後ろ、てな具合で決まる。大企業の社長でもない限りはどこに座るかは物理的条件次第だ。ただし乗ってすぐに寝るのは言語道断。少なくとも数十分ぐらいは何か話題を提供してコミュニケーションを続けるぐらいの気構えは必要。 [有名人の似顔絵]
●ビジネスマナー(1)   2012.01.05
本文応接室に通された時にどこに座るとか、会議室でカバンをどこに置いたらいいのかとか、車に乗るときにどのシートに座るかとか、名刺交換するときのルールとか、そんなことをよく言われるが、実際そういったことは些細な問題であろう。応接室に通される前に廊下で二言三言会話をしておいて双方がリラックスしていれば、「あ、私はメタボなのでこっちじゃないと座れないかも?」とか、冗談の1つも言えるわけだ。実際にはどこに座ろうが大した問題ではない。ただし緊張しまくって無言のまま上座に座ったりすれば「なんだこいつ分かってないな!」と密かに思われることにもなる。要はコミュニケーション力だ。カバンの置き場所なんかもどうでもいいことで、相手が期待して楽しみにしているような資料を持参したのであれば、あえてテーブルの上にど〜んと置いておいてもいいだろう。 [天声人誤]
●経験-2   2012.01.04
多くの誤った情報は「楽」な方向に人を誘導する。そして年齢を重ねれば重ねるほど、その誤った情報が「誤っている」と気づくのが遅れる、または誤りであることを認めることができなくなる。そして誤りだと分かったときのダメージも若者に比べて格段に大きい。そういう意味では、やはり「若いうちは何ごとも経験だ!」なのだろう。しかしもっと正確に言うなら「人間死ぬまで何ごとも経験だ!」なのである。ある程度の年齢になれば、もう経験を積まなくても良い。そう思ってるいる人も少なくはないようだし。 [有名人の似顔絵]
●経験-1   2012.01.03
「若いうちは何ごとも経験だ!」とよく言われる。なぜ「若いうち」なのだろうか?ある程度の年齢になれば、もう経験を積まなくても良いのだろうか?そんなことはなく、これだけ情報が氾濫している世の中で、恐らく人は死ぬまで「経験」をしなければいけないのだろう。経験がなければ情報の取捨選択ができなくなる。世に氾濫する情報のうち、必要なものは10%程度とも言われている。そこで「経験」がないと、不要な90%のほうを信じてしまい、物事の本質が見極められないままになってしまう。そうならないためにも若いうちになるべく多くの経験を積んでおいたほうが良いはず。 [すっとこどっこいな森の動物たち]
●自分が儲ける   2012.01.02
何かの問題提議をする。事例を挙げる。その問題を解決する方法の概略を説明する。と、ここまでは親切でボランティア精神に溢れる行動にように見える。しかし次には「具体的な解決方法は私にご相談ください」ということになり、そこでがっぽりとコンサル料を請求する。そして、そういう人間に限って最後まで面倒を見ないで、途中からは「あとは自己責任で」とか「追加のコンサル料が必要になる」などと言う。違法でも何でもないが、基本的には「他人を助ける」ではなく「自分が儲ける」ことしか考えていないので、そんな兆候が少しでも見えたら、一切の関わりを断つべきだろう。 [有名人の似顔絵]
●命令.   2012.01.01
自分が命令し、多くの人間がそれに従うというのは気分のいいものだ。しかしその命令に至るまでには色々なことを考え、悩み、究極の決断を迫られた上で全責任を自分が負うことを覚悟した上での命令であったりもする。それがリーダーというものだ。しかしその苦悩を知ることもなく「偉そうに」「命令ばかりしやがって」と不平を言う部下は、将来リーダーになる確率は極めて低いだろう。とはいえ命令することの気分の良さだけを求めて中味をろくに考えないで命令ばかりしている偽リーダーもいることも確かだ。 [ウェブデザイナが出会った困った人たちビジネス分析]
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