2012年3月
●人類滅亡の日(4) 2012.03.30 | ||
新たに発見されてこのリストに加わるものもあれば、詳細な軌道計算をした後に衝突の可能性が無いことが判明してリストから外れるものもあが、この数が大幅に減ることはないだろう。1/1000が200個集まれば1/5ということだ。またこのリストにあるのは大半が直径1km以下の小さなものである。今から6550万年前にユカタン半島に落下し、地球上の生命の75%を死滅させたと言われる小惑星(http://bit.ly/x7nkBO)は直径が10Km程度だったとのことなので、そんなデカイものは、とりあえず今後100年のリストの中には見当たらない。しかし今後発見されるかもしれないし、100年後にはあるのかしれない。また衝突したときの破壊力は直径に比例するのか?というと、これは衝突時の速度によっても大きく異なる。リストでは遅いもので1.2km/s、速いもの39km/sとある。時速ではなく秒速だ。もちろん速いほうがより大きな破壊力を持つ。 | ||
●人類滅亡の日(3) 2012.03.29 | ||
もう20年ぐらい前のことである。時間つぶしに図書館に入り、何気なく読んだ本(タイトルは忘れたが)に「現在では最先端の核兵器は戦争のためではなくコスミックハザードのために開発されている」書いてあり、「ほう、なるほどね」と思った記憶がある。NASAでは今でも着々と小惑星迎撃用システム(http://bit.ly/z1J6AO)の開発が続けられている。核というと拒絶反応を示す人も多いが、実際に小惑星が衝突すれば核兵器の何万倍もの被害があるのだから仕方のないところだろう。それにしても衝突の確率が1/1000以下の小惑星のために、膨大な予算を使って、そんなシステムを開発する必要があるのか?という疑問もあるかもしれない。しかし今後100年以内に地球に衝突する可能性がある小惑星は1個や2個ではない。NASAの公表したリスト(http://1.usa.gov/yZKjcI)によれば200個以上ある。 | ||
●人類滅亡の日(2) 2012.03.28 | ||
NHKのニュース(http://bit.ly/ziTNgu)でも報道されているので記憶に新しいところだ。こちらは直径400m。それでも直撃すればマンハッタン島を消滅させるだけの威力を持っている。このニュースの後半では小惑星にプラズマエンジンを搭載した宇宙船を着陸させ、長時間に渡って押し続けることで軌道を変えて衝突を回避するという対策が紹介されていた。また人工衛星から太陽の光を反射させる小惑星の一部を溶かし小惑星の軌道を変える方法(http://bit.ly/xsY5aJ)などもあるようだ。しかしこれらはあくまでも直径の小さな小惑星に対して有効なものだ。もっと大きくなればやはり核を使わざるを得ないようだ。 | ||
●人類滅亡の日(1) 2012.03.27 | ||
人類はいつか必ず滅亡する。それは10億年後かもしれないし10年後かもしれない。そしてその要因は、戦争でもウイルスでも異常気象でもない。コスミックハザードである。などと言うと、ノストラダムスの大予言などのスピリチャルな世界やオカルトめいた話といっしょくたになって真実味がないものとして捉えられてしまうことも多いのだが、これは科学的に根拠のある、主にNASAが発表しているデータに基づいたものである。まずはこの動画(http://bit.ly/zBpmNf)を見れば滅亡の瞬間はイメージできるだろう。ただしここで想定している直径400kmと巨大な小惑星が地球にやってくる確率は極めて少ない。しかしもっと小さいやつと衝突する可能性はもっともっと高い。 | ||
●気分転換したがる(2) 2012.03.21 | ||
優秀な人間は常に仕事を「やりたくしょうがない」から、クルマの中でも、公園のベンチでも、川原の石の上でも仕事ができる。優秀ではない人間は「仕事がやりたくてしょうがない」とうレベルまで自分のモチュベーションを持っていくことができないのだろう。「やりたくなくてしょうがない」から不要な気分転換が必要になってしまうのだろう。 | ||
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