2013年4月

●至急   2013.04.30
ビジネスメールで「至急」という言葉を平気で使う人間。書く方は気が楽で無責任だ。至急と書く事で相手ができるだけ早く対応してくれると思っているからだ。しかし受信したほうは非常に困る。至急という言葉がどれくらいの緊急性を必要とするかは、人それぞれである。出先から社に戻って対応するのか否か?重要な会議中でも中座して対応する必要がしなければいけないのか?葬式や結構式で退席して対応する必要があるにか否か?3時の宅急便の集配に間に合えばいいものを10時に「至急」のメールを出した場合は結構式で退席して対応するまでの必要はない場合が多いはず。「至急」「出来る限り早く」などという抽象的な表現ではなく、◯月◯日◯時までと具体的に書くできだろう。
●自分は何もできない   2013.04.29
組織のトップは大局を見極めて行動するので、いちいち細かいことには構ってはいられない。このことがが時に「無責任」「いい加減」に写ることもある。しかし長年もやっているうちに、本当に無責任でいい加減で何でも他人にやらせて、自分は夢ばかりを語り何も行動しな人間になっていく。トップの座を降りたときに始めて自分は何もできないことに気付いたりもする。
●自分勝手   2013.04.28
つくずく自分勝手だな、というヤツが少なくない。自分の目的を達するためなら相手の苦労は厭わない。自分の目的を達した後には相手の労を労わない。基本的に自分はお殿様かお姫様で周りはみんな奴隷だと思っている。「そんなことはない!」と言うが、メール本文の端々に、そうであることがうかがい知れる。その証拠に普段の生活で無駄な浪費が多い。
●できるだけ対等でいたい   2013.04.27
普段の生活態度や仕事に取り組む姿勢などの問題があって上司に呼出しをくらう。素直に呼出しに応じればいいのだが、こういうヤツに限ってプライドが高い。ただ呼び出されて説教をくらったんじゃみっともないと考え「ああ、丁度いいですね。私も相談したいことがあったんですよ」と切り返す。できるだけ対等の立場で居ようとするのだ。対等ではないから上司と部下という関係なのに。そして相談の内容は後から考えるのだが、それは特に、今相談するような内容ではなかったりする。
●努力   2013.04.26
とかく日本人は努力という言葉が好きだ。精一杯努力する、出来る限り努力した、あとは努力するだけだ、というように、例え結果が出なくても努力したという経緯が賞賛に値するものと勘違いしている。努力したことが誉められるのは学生のうちだけだ。プロになれば努力したことが評価されることはない。全ては結果だ。そもそも努力というものには個人差があり、普段あまり働かない人間は、ちょっと気合いを入れて仕事するだけで努力したということになる。一流の人間は努力することがデフォだから特に努力という言葉を使う必要がない。努力という言葉をやたらと使う人間は三流だ。
●ショールーミング   2013.04.25
スマホによって人間は以前にはなかったような無礼ではしたない行為をするようになった。例えば小売店をショールームのように利用する「ショールーミング」。その方法は段々と露骨になり、例えば本屋の店内でamazonにアクセスしてクリック購入するという振る舞い。これでは小売店はたまんない。しかしこれを無例ととるか、商品の購入形態の変化ととるのかは個人の勝手のようだ。
●Facebook強迫症   2013.04.24
アメリカの心理学の専門家が指摘した5つの症状。①睡眠不足②毎日1時間以上Facebookを見る③昔の恋人と再会するがその関係がいつ崩れるか不安になる④Facebook上で犯す過失⑤冷や汗の出るような事態に陥りもう辞めようと考える。…結局ストレスのほうが多いんじゃないかと。
●勉強   2013.04.23
勉強をしない人が勉強に対して持っているイメージ。それは参考書や教科書をせっせと読み、難解な問題を解いたり、丸暗記をしたり、試験で良い点数を取るためにガリ勉をすることだ。そんなものは楽しいワケがない。何かを解決しようとする、自分なりの理論を組み立てて納得する、何かの成果物を創造し達成感を味わう、そんなもんだろう。要は遊びと同じなのだ。
●採算ベース   2013.04.22
請けた仕事のほとんどは「採算に合わない」ものだ。しかし請けた当初は採算に合わなくとも、続けていくうちに色々な改善点が見えてくる。少しずつ少しずつ改善していくことで、無駄な作業を省き、作業が効率化していき、己のスキルもアップしていき、段々と採算ベースに乗ってくるわけだ。「儲からない仕事ばっかりだ!」と嘆く前に、儲かるようにする努力を怠ってはいけない。
●とりあえず何でも受注する   2013.04.21
営業をとる場合には、基本は何でも「できます!」と答えて請けてしまうことだ。どうせ請けたところで、そのうちの何割かはポシャるのだから分母をでかくしておかなければならない。100%受注できることはほとんど有り得ないのいだから1件1件の案件をすべて「できる」ことを前提に考えていては眠れなくなる。正式に受注できてから方策は考えよう。そうやって回していくわけだ。
●江戸時代   2013.04.20
江戸時代の300年間は、親や歴代から教わったことをずっと継承していれば良かった。繰り返し親や先輩と同じことをやっていれば良かったのだ。そしてその行為に対して誰も批判したり、意義を唱えたりしなかったはずだ。情報にアンテナを張る必要もなかったし、トレンドに追従する必要もなく、頭も神経も擦り減らすこともなく、ストレスの無い余裕のある人生を送れたはずだ。実に羨ましい限りだが、ワンパターンの繰り返しは、現代人にとって実は凄いストレスになるかもしれない。
●いっちょまえ   2013.04.19
大した経験もなければ実力もないクセに自分は「いっちょまえ」だと思っている人。当然のことながら客観的なニュートラルな評価に晒された時にはボロクソにこき下ろされる。それでど〜んと落ち込み立ち直れなくなる。自分が人格まるごと否定されたような気分になり自殺まで考えるようになる。世の中で「いっちょまえ」と呼ばれる人たちが、どれだけ努力し、苦労し、葛藤し、実力を身につけてきたのかなどということは知る余地もなく。
●挨拶   2013.04.18
きちんと挨拶をするのは会社の中の常識であると考えている人多いのだが、技術屋、設計者などの中には全く挨拶をしない社員もいる。仕事に集中しているので他の人の挨拶が聞こえないのか、単に人に挨拶をするのが億劫なのかは分からないが、まあ会社としては挨拶の元気がいいが仕事が出来ないヤツより、挨拶は出来ないが仕事は出来るヤツのほうが重宝するのだ。
●日本基準   2013.04.17
どうしても日本という国特有の習慣や価値観だけを中心に物事を判断する人が多い。確かに島国であり外国から侵略された歴史もなく、日本語という特殊な言語を使い、食料もエネルギーも自国で賄えない極めて特殊な環境の閉ざされた国家だ。そんな環境を「常識」としているのであるが、この概念から脱却できるには、まあ、あと100年はかかるだろうな。
●簡単には変えられない   2013.04.16
今までと同じことを継続して行なうこと。例えそのことが間違っていようが、時代にそぐわないことであろうが、とにかく同じことをやっていたほうがラクなのだ。何かを変える場合には、何かと心労が絶えない。人は直感的にそういった苦労を避けようとするため、今までと同じことを継続するための理屈をあれこれと考えるようにできている。
●誰もやらない   2013.04.15
強制力の無い任意団体や組織では基本的に面倒臭い仕事は誰もやらない。仮に会社組織であれば経営者が対価を支払うので、多少面倒臭い仕事であってもやるわけで、そうすることで組織は成り立っている。だから有志によるボランティア団体とかは一般的に長続きしない。
●デザイナーの仕事   2013.04.14
デザイナーというのは、假屋崎信吾のような外見で、非常にナイーヴで繊細、中性的で体力が無く喧嘩は弱い。サラサラっとスケッチブックにデザイン画を描いて「それじゃ、ぁと頼むね」とか言って、他の職種の人(コーディング、設計、現場の職人など)が、そのデザイン通りの製品を作る。そんな風に思ってる人が実に多いことに気付いたりする。
●売れるデザイン   2013.04.13
デザイナーは「どうしたら売れるか?」「どんなデザインにしたら売れるか?」ということをデフォルトで考える。しかし売る方は「他社の、今、売れているデザインと同じにする」ことしか考えていない。増してやデザインの現場での苦労など全く眼中に無い。売れれば「良いデザイン」、売れなければ「デザインが悪い」と言うだけだ。
●土着   2013.04.12
農耕民族は住んいる場所を動こうとしない。そのこと自体は人それぞれ色々な考えや思い入れがあるのだろうが、明らかな災害多発地域であったり命を失う確率が非常に高い地域であっても、その場所を動こうとしない。命より大切な守るべきものが、そんなに沢山あるとは思えないのだが。
●平等・公平   2013.04.11
実力の無い人間ほどこの平等・公平をやたらと訴える。実力のある人間と同じ処遇を求めているわけだが、それは2割しか打てない打者が3割5分打つ打者と同じ年俸をもらいたいと言っているようなものだ。そして決まって言うのが「自分たちのような弱い者には…」だ。
●額縁   2013.04.10
よくテレビと比較されるのがYouTube やhulu などのインターネットコンテンツであるが、テレビの地上波と大きく異なるのがインターネットコンテンツがオンデマンド(ユーザーが見たい時間に好きなコンテンツを見ることができる)であるのに対し、テレビはユーザーが放送時間に合わせなければならないという点だろう。これだけでも大きなデメリットと言える。そもそもテレビというデバイスはコンテンツを再生するための額縁のようなもの。額縁がいくら高性能であってもユーザーは魅力を感じないことだろう。大切なのはコンテンツだ。
●4K   2013.04.09
3K は「危険」「汚い」「キツイ」の建築現場のような労働環境。看護士の職場環境は「危険」「汚い」「キツイ」「化粧の乗りが悪い」の4K だそうだ。4K といえばフルハイビジョンの4 倍の解像度を持つTV のこと。いつのまにかブラウン管は液晶やプラズマに変わったのが、一方ではTV 自体の需要も下降線。技術の進歩と需要の縮小が交錯する高度成長期の遺産のような状況だ。これから先、4K テレビが普及するか否かは全く分からないが、テレビは一定の周期で高画質化がトレンドとなりメーカーが一斉に高画質をPR してきた。しかし「カラーテレビ」以降はなかなかユーザーがなびいてこないようだ(壊れたら買い替えるが、新しい技術のために買い替えることはしない)。
●パソコンが無くなる   2013.04.08
パソコンが無くなる、なんて言うと「そんなバカな」と思う人がほとんどだろう。あんなに高くて起動と終了が遅くて上から目線でメッセージを次々と出しソフトのバージョンアップをするたびに膨大な費用がかかる最悪のユーザビリティーを誇るパソコンなる代物が世の中の主流であり続けるわけがない。パソコンが無くなるのは時間の問題だ。それでも多くの人は言う、「そんなバカな」。
●インターネット回線   2013.04.07
高速道路がいくら整備されても、目的地であるショッピングモールの駐車場が混雑していれば料金所が大渋滞してしまう。つまりフレッツ光であってもサーバ側が混雑していれば実質体感速度はADSL と大差はなく、しかも回線使用料とプロバイダ料金を支払わなければならないのがインターネットという通信システム。2000 年代後半に流行したが、LTE や4G が主流となった2010 年以降は無用の長物となりつつある。今売らなければもう売れない!ということでNTT もKDDI も値下げ、キャンペーンなどの売込みに必死である。
●コンバージョン率   2013.04.06
「ネットショップで大切なのはコンバージョン率である」てな話を偉そうにするおっさん。そんなことは言われなくても分かってるし、できないから苦労しているワケだ。ようするに売れる商品を取り揃えた売れるサイトを作るということだ。それを「コンバージョン率」という言葉を使ってさもありげに言っているだけの話だ。こういうことを言うおっさんに限って実際に商売やらせると、とんでもなく下手糞だったりする。
●IT 革命によって   2013.04.05
IT 革命によってパソコンというものが爆発的に普及した。しかし起動と終了に数分の時間がかかり、不要なアプリケーションによって肥大化した、重くて高くて使いづらいデバイスが恒久的にディファクトスタンダードとなるはずもない。多くのユーザーは「やっておかないと時代に取り残される」という脅迫観念から仕方なくパソコンを使っていた。使う度に色々とワケの分からないメッセージだ出てきて思うように使えない状況が頻発し、その仕組みも機能も十分に理解しないままに世界中の人々が使い続けているのが実情であろう。
●パラダイムシフトとは   2013.04.04
パラダイムシフトとは、当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言い、例えばレコードが音楽CD に、音楽CD がmp3 などの音楽データに変化することがこれに当てはまるだろう。パソコンからタブレット端末やスマホに、というのも典型的なパラダイムシフトであろう。パラダイムシフトは2025 年まで続くと言われている。2000 年ごろにIT 革命が始まり、このころが創世記だとすれば今は丁度その半ば。あと12 年はパラダイムシフトが続くことになる。ここ10 年で時代は大きく変わったが、あと10 年の間でも色々とドラスティックに変わると思っていたほうが良い。同時に覚悟と準備をしておくべきだろう。
●パソコンを捨てたくて仕方がない   2013.04.03
パソコンを捨てたくて仕方がない企業が増えている。ほとんどの企業では社員に提供している、または社内に設置してあるパソコンはWindowsである。これが何かとカネがかかる。本体も高いしOSやソフトのバージョンアップ費用、それらを担当する人件費、セキュリティ管理費用、それぞれがバカにならない額だ。これらを全てiPadminiに替えてしまえば企業としても莫大な経費節減になるはずだ。過去のデータにこだわっていたりしてるヒマはないはずなのだが。
●漢字変換   2013.04.02
一日中日本語のパソコンを操作していると無数の漢字変換を行なう。一発で目的の漢字が出てくればいいのだがそうもいかない。打ち間違えもあるし英数モードのまま画面を確認せずに打っていたり、またその逆であったりする(「ようつべ」のように)。これらは非常に能率も作業効率も悪い。英語圏の人たちに比べて明らかにトータルの生産性は落ちるはずだ。このままいつまでもやっているわけにはいけないだろう。しかしインターフェイスや操作性を日本語向けだけのために改良するのは無理だ。さっさと英語を勉強しよう。
●トップページ   2013.04.01
ホームページにはトップページなるものがあり表紙、導入ページ、インデックスなど色々な呼び方がある。そもそもホームページという言い方も「最初のページ」「とりあえずココに戻る」「家」というような意味であった。しかし最近はこのトップページを極力簡素化して、すぐにコンテンツに移動できるような作りが一般的になってきた。田舎の家はやたらと玄関がゴージャスでだだっ広いが、都会のマンションでは。すぐにリビングに行けるような構造になっているのと似てる。
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