2013年8月

●ボタン式信号   2013.08. 31
左右を確認するでもなく、無条件に「ボタン式信号」を押すおばちゃん。信号が青に変わるとさっさと横断して行ってしまう。おばちゃんが行ったあとも県道には信号待ちするクルマが意味なく停車している。その県道がの上り坂であろうと満載の10t車を停めることになろうとも、そんなことは一切関係無い。通行量が少なければ、ボタン式信号機のボタンは押さないまま渡るとか、何台か通り過ぎるのを待ってから渡るとか、そんな節約を考えるアタマも無い。ボタン式信号に日本の民度の低さを垣間見る。
●食育   2013.08. 30
日本マクドナルド株式会社は、2005年7月13日より子どもを対象とした食育サイト「食育の時間」を開設した。しかし、これって兵器を作っている会社が平和と命の大切さについて教育するようなものだろう。ウェブサイトを見ても8年前からこれといった更新はされていないようにも見える。そもそもあの価格であのような食材を提供できるわけがない。カナダや南米で大量のミミズが飼育されていて、その用途と輸出先は明らかにされておらず、マクドナルドが仕入れているのでは?という噂で持ち切りだったこともある。またケンタッキーフライドチキンの工場内の動画が公開され、その残酷さと量産に徹した冷酷な工程が話題になったこともある。「食育」を謳うならば、まずはマクドナルドのようなファーストフードチェーン店に行かない事を教育すべきであろう。
●ダイナミックビュー   2013.08. 29
Bloggerでダイナミックビューが利用できるようになったのは2011年4月のこと。日本では「動的ビュー」と呼ばれ、このサービスが開始になったときは画期的だったが、人気はイマイチのようだ。日本語のカスタマイズができない部分が多い、日本語の表示が不完全な部分が解決されていない、などの理由だろう。またBlogger自体もFC2やアメブロに対して知名度がイマひとつというのもあるだろう。日本はブログの利用者の割合が最も多い国、広告が入らないというだけでも大きな魅力だ。さらになぜかダイナミックビューにすると、色々と問題はあるもののアクセス数だけは増えるようでもある。
●無料   2013.08. 28
「無形」のものは「無料」という甚だしい勘違いをしてる人がいる。デジタルの物は全て無料、足の上に落としても痛くないものは全て無料という発想だ。だからホームページなんてものは全て無料なわけだ。「ここでは無料でホームページを作ってくれるサービスをやってるのだから、おたくも無料で作ってくれないか?」「バカ言ってんじゃないよ。自分で作るから無料なんだろ!何でオレがあんたのホームページを無料で作らないといけないいんだ?」しかしそんな人でも病院に行けば診察料を払ってるし、弁護士にも相談料を払っているようだ。
●「私は」   2013.08. 27
「私は」、「自分は」というような一人称単数形を頻繁に使う人ほど鬱になりやすい傾向があるということがドイツの研究で分かった。逆に「私たち」など一人称複数形を多く使う人は、鬱になりにくく、わざと人の気を引くような態度はあまり見せないそうだ。いますよね、一般論やジェネラルな意見を求めているのに、まずは「私の場合は〜」と話し始める人…。だいたいが過保護に育った「お坊ちゃん」「お嬢様」が多いようだ。
●著作権   2013.08. 26
中国のアミューズメントパークでの偽のキティーちゃんやドラえもんは記憶に新しいところ。「まったく権利も何もあったもんじゃない!」と言いたいところではあるが、中国のことを責めるほど日本は著作権がちゃんと守られているかというとそうではない。石材店の店先にはドラえもんの石像が並んでいるのは珍しくない光景だ。幼稚園の送迎バスにミッキーやドナルドが描いてあるのも普通に見かける。どちらも著作権者に対し許可を得ているとは思えないのだが。NHKの朝ドラ「あまちゃん」のテーマを選挙カーで無許可でガンガン鳴らして回る候補者が後を絶たないとか。政治家ですらそんなレベルだ。
●NGワード   2013.08. 25
この単語が含まれている文章は自動的に迷惑メールフォルダ行き。という単語の中で「これもかよ!」と思えるものを抜粋してみた。 チラシ、為替、家電、シューズ 、ファッション、野球、サッカー、プレゼン、ドラマ、 焼肉、馬、語学、宮古島、ダイエット、健康、カタログ、仏教、宇宙、素人、グラフィック、印刷、現金、などなど枚挙に暇が無い。道理で迷惑メールフォルダがぱんぱんになるわけだ。
●医者の小遣い稼ぎ   2013.08. 24
「ガンで死ぬのではなく、ガン治療によって殺される」というような記事を最近色々なところで見かける。「医者が治せる病気というのは病気全体の0.01%以下しかない」とかいう感じで、なるほど、とか、そうなんだァ、と思えるようなことが色々と書いてある。しかし読み進むにつれ「あれ?おかしいぞ」と思うようになる。「これら全ての病気を完全に予防してしまう健康法が存在しています」そうだ。それが健康枕だったり、サプリメントだったり、宗教だったり、そこからの展開は様々だ。医者が小遣い稼ぎのために業者とつるんで執筆してるだけのようだ。本を書くヒマがあったら治療しろと言いたい。まともに医療をやっていれば執筆料より2桁多い報酬があるはずだが。
●時代遅れな人間   2013.08. 23
学生に「◯◯って知ってる?」と聞いてみる。「知らな〜い」という答えが返ってくる。「じゃ、教えてあげよう!」ということになる。オッサンに 「◯◯って知ってますか?」と聞いてみる。すると本当は知らないにもかかわらず「ええ、知ってますよ」と嘘をつく。沽券やプライドや自尊心が働くためだろう。「じゃ、説明する必要は無いですね!」ということになる。そして「知識を得る」チャンスを失い、時代遅れな人間となっていくのだろう。
●夢物語   2013.08. 22
隣のクルマを見て「あういうクルマが欲しい!」と言う。「あ、あれはロールスロイスといって、すごく高いんだよ。私たちの予算は100万円しかないので、とても無理です」と同じようなハナシがウェブサイトでもよくある。大手企業のサイトを見て「こんなイメージで作ってくれ」というもの。プランナーがきちんと企画して、プロのデザイナとプログラマが数ヶ月かけて作ったであろうサイトだ。予算は5万円だそうだ。恐らくコストは2桁違っているだろう。
●センス   2013.08. 21
デザイナーの最も需要なスキルは「センス」である。技術的な事に多少疎くても、社会性に欠けている部分があろうと、性格に若干の問題があろうと、とにかく「カッコいい物がデザインできる」ということが最大の武器である。しかしデザイナーになったばかりの人がセンスがあるかどうかはすぐには分からない。何年か仕事をしているうちに徐々にセンスが発揮されていく場合もあるし、突然開花する場合もある。逆に「センスの欠片もないわ…」と陰で囁かれながら定年を向かえる残念なデザイナーも決して少なくない。
●コマネズミのように   2013.058.20
やらなければいけない仕事が多過ぎてアタマの中がぐちゃぐちゃになる。そんな時、仕事ができない人はとりあえず目の前にある仕事を順番に片付けようとしてコマネズミのように走り回る。仕事が出来る人は、こんな時こそ、というか慌ててもどうせ片付きそうもないから、一歩下がって状況を俯瞰的に見渡し、根本的に何が問題なのかを見極める。優秀な経営者か否かはこのへんの行動を見ていればだいたい見当が付くものだ。社員のみんながコマネズミのように走り回っているのに何もしないで悠然としているように見える社長が実は真の経営者だったりする。
●老婆の休日   2013.08. 19
今は来なくなったが、数年前まで頻繁に来ていたSPAMメールのタイトルである。内容は見た記憶がないが、たぶん出会い系か何かだと思う。SPAMのタイトルは、いかに目立つか、いかに興味をすするか、ということに徹していて、さらに恒久的ではなく、その場限りの思い付きで無責任なものも多いので、イベントや新製品のキャッチコピーを考える際にとても参考になる。くそ真面目に考えないとつまらないものになるというお手本でもある。
●感動や喜び   2013.08. 18
人類のうち99.99%はこれといった功績も残さずこの世に名を残す事も無く死んでいく。ただ、生きている間に膨大の量の食料と資源を消費したという事実だかが残る。強いて言うなら、生きている間にどれだけの感動と喜びを周囲の人に与えることができたかで、その人の価値を計り知ることができるかもしれない。オレは生きている間に何か感動や喜びを周囲の人に与えられただろうか?… いや、心配することはない。誰でもこの世に生を受けたときには、周囲の人に多くの喜びを与えてきたはずだ。
●貴族   2013.08. 17
今の日本には貴族というものは存在しない。しかし気分だけは貴族という人は存在する。「いつからあんたはそんなに偉くなった?」というような人だ。何をするにも自分中心、つねに周囲の人に注目されてちやほやされていたい、周りの人は全て自分の召使いであると思っている、基本的に相手の迷惑ということは考えない、他人は自分に尽くしてくれないと機嫌が悪くなる。それで優秀でなければ誰にも相手もしないのだが、半端に優秀でビジュアルもそこそこだと相手をしてしまう人もいるから困ったものだ。
●細かいコトに拘る   2013.08. 16
あまりに大雑把でがさつな人も困るが、必要以上に細かいコトに拘る人も考えものだ。「そんな細かいコトどうだっていいだろ!」とか「そんな細かいコトは大勢に影響はないだろ!」と言いたくなる人間だ。しかしそういった人間は、人間関係や金銭感覚が、意外にもいい加減だったりする。小銭に細かいわりに大きな金額には無頓着だったりする。だから「小者」と呼ばれるのだろう。
●予定変更   2013.08. 15
◯月◯日は空いているからOKだ。って言ったじゃない!だから◯月◯日に打合せの予定を変更したのに…。と文句を言ってる人。残念だが1歩遅いのだ。◯月◯日は空いているが△月△日も空いているので△月△日に打合せの予定を入れた。そしてその日の夜、◯月◯日には研修の予定が入った。◯月◯日は空いていると言ったのは昨日の昼間の時点での話だ。昨日の夜には◯月◯日は埋まったわけだ。相手のことを考えずに△月△日から◯月◯日に勝手に打合せの予定を変更したあんたが悪いんだろ。
●音の出るサイト   2013.08. 14
ページにアクセスして急に音が出るのはびっくりする。会社で仕事中に急にでかい音が出るのは迷惑だ。などと未だに言っている人。あたかもパソコンで音が出るのは邪道だとも言わんばかり。パソコンにしろスマホにしろイヤホン必須で動画サイトを音を出しまくりながら見るのが普通だろう。パソコンは音は出さないで静かに使う物と思っている昔の人はYouTubeとか音を出さないで見るのだろうか?テレビはどうなのでろうか?ラジオは?
●年寄りたちの組織   2013.08. 13
年寄りたちの組織の中ではデジタルは通用しない。書類は全て手書きだ。種類を送るときはFAXか郵送だ。メールが使えるだけでも進んでいるほうだ。フリック入力は誰もできない。LINEを使っている人はだれもいない。持っているのはガラケーだ。しかも電話以外に使っている人はいない。動きが鈍いと思っていたのだが写真を撮るときに蜘蛛の子を散らすように逃げる時の速度はとても年寄りとは思えない俊敏さだ。
●保守的   2013.08. 12
ウェブサイトのリニュ−アルの依頼を請ける。しかしこちらのデザイン案をなかなか気に入ってもらえない。いろいろとヒヤリングをしてみると、結局リニューアル前のデザインがベストであると言っている。利用者のアンケートをとったわけでもなく、単なる「思い込み」だけでニューアル前のサイトがいかに素晴らしいかを語っているに過ぎない。それならばリニューアルしなければいいのに…。しかしリニューアルはしたいのだそうだ。こういう人は何を言ってもダメである。自分で自分を洗脳しているかのようのだ。
●世界一不幸な女   2013.08. 11
自分の不幸さを恨むような人間は大抵自己中心の我がままなヤツだ。不幸になる要因は必ずある。多くは周りの人間から信用と信頼を失った事に起因する。イメルダ夫人(フィリピンのマルコス大統領夫人)は、マルコスが失脚して海外に逃亡する際に「私は世界一不幸な女だ」と言ったそうだ。トップモデルとして大統領と結婚して、自分の靴だけでも3000足所有していたファーストレディーが世界一不幸であるはずがない。自己中心の我がままなで無知な人間は「自分は不幸だ」という言葉を口に出し、あたかも自分はアンラッキーだったと言いたがる。
●遅刻小僧   2013.08. 10
例えば遠足の日に遅刻をしてバスの出発が大幅に遅れる。その遅刻した張本人にはしばらくの間「遅刻小僧」という印象がつきまとい、これが簡単には払拭できず5年ぐらいはまとわりつく。払拭するためにはもっとインプレッシブなハプニングを起こすしかないのだが、そうそう簡単に起こせるものではない。そして張本人は「また遅刻するんじゃないか」というプレッシャーから、本当にまた遅刻してしまったりもする。そうした場合「遅刻小僧」というレッテルは不動の物として深く焼き印され、一生涯不滅のものとなる。「ああ、オレは遅刻するために生まれてきたのか…」と嘆いても手遅れである。
●Wordpressの本   2013.08. 09
Wordpressや古くはxoopsやMT。こういったCMSを使うのにわざわざ使い方の本を買う人がいる。そもそもCMSはHTMLやCSSを知らない人でも直感的にマニュアル無しでサイトが作れるようにしたものだ。そしてオープンソースであることが多い。つまりテーマやプラグインは毎月のように新しいものが登場する。本が印刷できたころには、そこに掲載された情報は決して最新の物ではない。要は本を買った事で「できるようになった気がする」ための典型みたいなものだ。
●人生の深さ   2013.08. 08
試験問題を早く終わらせるのは決して悪いことではない。しかし小説を書く、作曲する、絵画を描く、というような作業は、何度も何度も見直しをかけて完成度を高めていくものだ。これができない人がいる。まるで幼稚園児のように1回やったら「もう帰っていいですか?」となる。人生の深さを知らないだけに深みにハマることもない、ある意味、幸せな人たちである。
●健康な人は太っている   2013.08. 07
あだ名が「健康優良児」とか呼ばれている人は大抵は太っている。太っている=メタボ=不健康、とされてきたのは最近のことだ。太っていると健康なので長生きする。痩せている人に対して平均で12年寿命が長いとのことだ。長生きすると国は年金を払い続けなければいけなく、財政を大いに圧迫する。だから、太っている=メタボ=不健康、というイメージを国民に植え付けようとしている厚労省の陰謀ではないかとも言われている。太っている人は癌になると痩せてしまう。痩せてる人は癌になると死んでしまう、らしい。
●SteveJobsの予言   2013.08. 06
2010 年4 月29 日、SteveJobsはモバイル端末におけるFlash 拒否の理由を公開書簡で説明した。これによってiOSに続きAndoroid でもFlash を採用しない方向に移行していった。公開書簡の中でSteveJobsは、「Flash はパソコンとマウスの時代につくり出されたもので、モバイルデバイスの時代には相応しくない」ということだ。来る時代にはモバイルが主流になることを予言している。そしてSteveJobsが他界して2年後、まさに市場はその通りになりつつある。
●ネーミング-2   2013.08. 05
例えば「iPad」。このネーミングにはコンピュータという言葉もモバイル、ポータブルなどという単語も含まれていない。例えば「walkman」。ここにもミュージックとかカセットとかヘッドフォンという意味合いのと言葉は入っていない。フォルクスワーゲンの「GOLF」。最初は誰も自動車を連想しなかったネーミングであるが全世界でのヒット商品である。いずれも思い付きだけで決まったネーミングではないはずだ。慎重に市場動向と時代の流れを見極め、さらには商標権やロゴの意匠権などの問題もクリアして、最終的に決めたネーミングのはずである。想像するに100〜1000枚の付箋に書かれたネーミングの案が、企画室の壁やホワイトボードに所狭しと貼られていたのであろう。
●ネーミング-1   2013.08. 04
商品名やプロジェクト名を決めるとき、中小企業の多くは社長の思い付きで決定する。大企業であれば100〜1000ぐらいの候補をあげて、そこから絞り込むのだが、中小企業の社長さんは自分の出した案に自ら惚れ込んでしまい、他の案は受付けつけなくなる。こうして世の中には「なんとも当たり前の」「まんまじゃん」「何の工夫もない」「時代遅れの」「センスのないオヤジギャグ」商品が氾濫することとなる。
●被災地   2013.08. 03
震災直後、被災地には色々な人が訪れた。「何かをしなければいけない」という気持ちだけでやってきて何をしていいのか分からず足手まといにしかならない人たち。何が目的で何をしたいのか分からないNPOやボランティア団体の人たち。明らかに営利目的で来ているであろう人たち。被災者の状況を伝えることで達成感や使命感を満たす人たち。今になって、やっとそういう人たちがいなくなり、本当の復興ができるようになってきた、らしい。
●読欲   2013.08. 02
今の世の中、読欲が満たされないということはなかなかないでろう。街を歩いても読み物だらけであるし、ケータイを開いても読み物だらけである。しかし問題はそのクウォリティだ。「ただ読むだけのモノ」が多すぎるように思える。そして下手をすると、この「ただ読むだけのモノ」にしか一生涯出会わないままの人もいる。短絡思考で書いてあることそのままの意味しか考えず、物事の「深さ」が分からない人間が増えているのはそのせいなのかもしれない。
●若者だからパソコンが得意というわけではない   2013.08. 01
若者なのにハイパーカードの概念が理解できなかったり、複数のウインドウが現れるとワケが分からなくなってしまう。「おまえ、それでも若者かよ?おっさんみたいだな」という若者が希に存在する。苦手な教科は英語と数学だそうだ。そりゃあ、確かにコンピュータには不向きだわ。
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