2014年2月

●主役   2014.02.28
世の中には主役になりたがる人と、主役を応援する立場で満足する人がいる。後者はもはや自分は主役になる資質や才能がないことを早々と認めてもっぱら主役である他人を応援する側にまわる。主役がいる半面、そのような応援する側の人もいてもいいわけだが、それは自分が叶わなかった夢や理想を他人に託して、もし託した人が目標を達成した場合には、あたかも自分のことのように喜ぶわけだ。託した相手が血縁であるとか、長年行動を共にした友人であればその気持ちも分かるが、アカの他人に夢を託すのは、託されたほうは嬉しくもあるが基本的に迷惑なハナシだろう。
●人に物を頼む   2014.02.27
自動車が故障したら自動車修理工場に、衣服が汚れたらクリーニング屋さんに、自分が病気になったら医者に、それぞれ対価を支払った上でやって欲しいことを依頼すれば良い。難しいのは会社の同僚、友人、家族、同じ会の会員などだ。何かやってもらいたいことがあった場合には「お願いする」「命令する」「指示する」「依頼する」「懇願する」など、色々な方法がある。この案配が非常に難しく、あまり下手に出ると甘く見られるし、あまりに上から目線だムカつかれるし、あまりにフレンドリーだと煙たがられるし、あまりに事務的だと「冷たい!」と言われる。特に普段から周囲の人に構ってもらえず愛情に餓えている人間は何をやるにしても一悶着あるものだ。してみると貨幣経済というのは実に良くできている。
●キモヲタ   2014.02.26
コクる勇気もなく、コクられる魅力のない人間はずっと結婚できないままだ。そういう人達のために「見合い」というシステムがあったのだが、そういった人達はそのようなシステムを活用することもなく、アイドルや2次元の世界に逃避し、自分が勇気も魅力もないままでOKとし、キモヲタと呼ばれながら世間の目を憚りもせずに生きている。肥満気味、髪は歳の割に薄く、メガネをかけシャツはチェック柄。自分が欲しい物を手に入れるためなら他人の迷惑は考えない。自分の価値観を他人に押しつけ、何かにつけて自慢をする。何かを注意しても、こちらが言い終わらないうちに「はいっ」「はいっ」と短い返事でこちらの話を遮り早く話を終わらせようとする。雑学が豊富なわりに勉強はできず、運動は全くできず、食欲は常に旺盛で人前で平気でゲップをする。喰ってる姿は食べるというよりも食物を腹に詰めるという感じだ。これが人類の進化の途中の形態なのか最終形なのかは分からないが、できれば前者であって欲しい。
●道順の説明   2014.02.25
道を歩いていると「あのー、すみません。◯◯駅はどちらですか?」と聞かれたとする。「まっすぐ500mほど行って2つ目の信号を右に曲がってしばらく行って◯◯の看板のところを左に曲がってすぐのところが◯◯駅です」と答えたとする。しかしこの説明では聞いてるほうは分からない。道を聞く場合にはメモをとるわけでもないし、音声を録音しているわけでもない。説明している方は道順を思い出しながらイメージして言っているのだが、聞いてるほうはイメージするものがないので、言われたことを音声としてアタマに記録しなければならず、その容量には限りがある。よほどシンプルで簡潔に説明しなければ、その人は駅には辿り着けないだろう。ではどこを修正すれば良いか?まず500m行ったところにあるのは1つ目の信号なのか2つ目の信号なのか?「500mほど行って」「しばらく行って」「すぐのところ」などの言い方をmに統一する、または「しばらく」などの表現、mなどの距離の説明は省く。信号、看板などの目印、交差点名なども統一。すると「まっすぐ行って2つ目の信号を右、そして最初の信号を左」となるわけだ。これだったら覚えられる。
●飲食業   2014.02.24
飲食関係のお店をやりたい!という人は実に多い。そしてそう言ってる人のほとんどは飲食業の厳しい現実を知らない。自分が思いついたメニューをお客さまに提供することで「やっていける!」と思っている。そう思って飲食業で失敗した例は枚挙に遑がない。ホームページの仕事をしていると多くのそういった人たちと出逢う機会がある。そしてその人たちは自店のPRのためにまずはホームページを開設しようという発想に繋がる。しかし飲食店を運営しながらホームページを運営していくにはタイヘンな労力を要する。よほどのスタッフの質と数が揃わなければホームページの運営管理はできない。ほんの一握りの成功した人たちは自店のホームページなどは作らずに【ぐるなび】の登録するだけ、BLOGを開設するだけ、のケースが圧倒的に多い。
●Wi-Fiスポット   2014.02.23
ファミレスや喫茶店で打合せを行う。最近では多くの場所にWi-Fiスポットがあるため、実際にノートPCやiPadを見ながらホームページの打合せができるようになった。しかしWi-Fiスポットの全てが繋がるわけではない。Wi-Fiスポットは基本的には3G回線を利用してWi-Fi対応機器をネット接続させているため、アンテナが立ってない場所では受信できないのだ。地下や入り組んだ建物の中でwimaxとかemobileを使おうとしてもなかなか受信できなかったりもする。これにUSBのWi-Fi受信機のドライバーをインストールしたり、スポット毎のIDとパスワードを入力していたりしながら「おっかしいなぁ」とやってる間に30分や1時間はすぐに過ぎてしまう。確実に受信できると分かっている場所以外では、最初からオフラインで打ち合わせを進めたほうが基本的に議事がサクサクと進むのも事実だ。
●券売機で領収書   2014.02.22
駅の自動券売機で領収書を貰う方法。これがめんどくさいというか分からない。「領収書が必要な場合は…」と券売機が喋るのではあるが、どのタイミングで領収書ボタンを押せばいいのか?料金を投入後?行き先ボタンを押した後?切符が出て来た直後?などと考えていてもやり直しが効かないし、何度も試すわけにもいかない。そういう意味での券売機で領収書のナビゲーションはインターフェイスデザイン、ユーザビリティーの面でも極めて不親切である。券売機で切符を買う時は大抵急いでいるのだ。そもそも電車の運賃が領収書が無ければ経費で落とせないというケースは希であろうし、仮に領収書をうまいことゲットできたにしても、あの不要に分厚い領収書は台帳に貼るにもかさばる。結局紙にメモして貼るか、切符の写メを取って印刷したほうが早いということになる。
●ホームページの数   2014.02.21
固有のURLを持ったホームページの数がついに1兆を超えた!これはGoogleが2007年に発表した数字だ。ホームページの数なので当時から減っているとは考えづらい。そしてクライアントの多くが1兆のうちのたった5個から10個のサイトを見ただけなのに「ホームページとはこうあるべき」「このようなホームページにしたい」などと言う。ホームページなるものが世の中に登場しはじめてそろそろ20年になろうとしている。そしてホームページの多くは数年前に開設されて今でも公開されているものだ。つまりほとんどのホームページが最新ではないということになる。最新ではないものを見て「ホームページとはこうあるべき」と素人が蘊蓄こいたところで説得力はない。まあお金を払ってくれるクライアントが言うことだから「なるほど。そうなんですか」と言って聞いてはいるのだが。
●乾電池   2014.02.20
電気屋さんで乾電池を買おうとすると実に多くの種類があることに驚く。大手量販店では単三だけでも10種類以上の商品がある。そこで問題なのは「どれを何を基準にして選べばいいのか?」ということだ。乾電池なので電圧や電流は規格できまっている。決して高価なものでもないので選ぶために熟考はしない。考慮するのは「価格」「寿命」ぐらいだろう。とりあえずは「価格」で選ぶことになるが「いったいこの価格差は何なのだろう?」という疑問が沸いてくる。高いやつは寿命が長いのか?長いとすればそのことをどやって実感すればいいのか?でも百均のやつは寿命が短そうだが電気屋で売ってるのであれば大丈夫だろう。ということで電気屋で売ってる一番安いやつを買うことにする。HITACHIだろうがPanasonicだろうがSONYだろうがmaxellだろうがTOSHIBAだろうが全く関係ない。一度入れて(製品にセットして)しまえば、それがどこのメーカーの乾電池であったかはフタを閉めた瞬間にキレイに忘れ去られる。
●はりきる   2014.02.19
なぜか知らんがやたらとはりきって仕事をしている人がいる。もちろんだらけてやる気の無い態度で仕事をしているよりはよほど良いのではあるが、はりきって仕事をしているように見えるということは、普段いかに張り切っていないということにもなる。仕事のできる人は感情の浮き沈みに左右されることなく一定のクウォリティの成果を出すが、たまにはりきる人は仕事の質のバラツキが大きい。そしてはりきって自分がやった仕事を他人に自慢するようになり、「あなたはまだやってないの?」的なイヤミを言ったり、はりきってない人に対して不要なハッパをかけたり、回りの人に「誉めてもらう」ことを強要するような態度をとったりして、だんだんと周囲から煙たがられるようになる。そしてはりきらなくなってしまう。つまりたまにはりきる人というのは「やる気」の起伏が激しいというだけのことだ。
●Facebookが廃れた理由-3   2014.02.18
Facebook上のネットワークが広がっていくとユーザーはまるで自分が公の場にいるような気持ちになり、Facebookの目的が人と繋がることではなく自分のイメージを保つことに変化していく。そしてそのことの虚無感というか無意味さに多くの人が気付きはじめた。確かに2年前に比べればFacebookへの投稿内容が「〜に行った」「〜を食べた」「〜に会った」という「自慢げな投稿」ばかりが目立つようになっている。このままでは「自慢大会」の場になってしまうことだろう。もっともMyspaceもmixiも永遠不滅ではなかったわけだが。
●Facebookが廃れた理由-2   2014.02.17
2012年5月18日にFacebookは新規株式公開(IPO)を行い「会社」として体裁を整え、何千人もの従業員を雇った。このことでFacebookのムーブメントが形式化し、子どもや若者たちが利用するツールではなくなり、はいずれ衰退する方向にゆっくりと向かっていくとの予想だ。今やFacebookは全世界に向けて発信するものではなく、どんどん「内輪でシェアするもの」になってきている。ステージの上に立ち、家族・友人・知人たち全員に対して本当の自分をさらけ出すというのは難しく、多くの人は自分の最も素晴らしい瞬間を見せようとし、その結果、自慢げな投稿ばかり目にすることになってきている。そしてフィルタリングの作業を行いすぎて本当の人間関係を見失うことになる。
●Facebookが廃れた理由-1   2014.02.16
Facebookの利用者の減少については何度か取り沙汰されてきて、不正アカウントを一掃したとか、Facebookを利用した詐欺行為を根絶したためとか、色々とその理由が説明されてきたが、今回ばかりはガチで利用者が減っているとのことだ。2013年の第3四半期にはアメリカにおける10代のアクティブ・ユーザーが第1四半期に比べ16%減少、オランダでは52%減少したと言われている。欧米では10代のFacebookユーザーが離れ、メッセンジャーアプリに移行している兆候が見られるという報道がされている。日本でも学生の多くはtwitterをメインで使いFacebookはお付き合い程度という感じになってきている。
●放射能   2014.02.15
福島第一原発に関する諸々の情報。政府や東電が事実を隠蔽したり情報を捏造したりしていたことが今になって段々と明らかになってきた。しかし一概に政府や東電が悪いというわけでもない。国民の放射能に対する認識があまりに稚拙であり、あたかもダイオキシンのような「毒」と勘違いしている人が多すぎるのだ。特に「物理」「化学」に関する日本人の学力の低さは目を覆うほどだ。そもそも放射能というのは放射線の能力のことであり、英訳するとRadioActivityとなる。放射能が付着した、放射能に汚染された、放射能を洗い流す、とかいう日本語自体が意味不明である。ましては「放射能除去装置」などは有り得ない物なのだ。政府や東電に文句を言う前にもっと勉強しよう。物事が理解できない幼児に対しては、大人は本当のことは言わないのと同じだ。しかし昭和30年生まれぐらいの子供までは中学の理科で「放射線と放射能」というのを習っていたそうだ。これが教科書から消えたのは、ちょうど福島第一が着工されたころだ。
●閉じる   2014.02.14
多くのブラウザでは隅っこに出る×マークがそのウインドウを閉じると意味になっている。広告の場合、この×を極力目立たなく表示させてなるべくそのウインドウを閉じさせないようにしている。まぁこれは仕方がないにしてもウイザード画面で進むべき道が無いのにもかかわらず「閉じる」「キャンセル」などのボタンが見当たらずにウインドウが出っぱなしになることもある。そんな場合には強制終了するか電源を切ればいいのだがスマホやタブレット端末の場合には一度電源を切って再度電源を入れるとそのウインドウがまた出て来る場合もある。特に音楽アプリの場合は閉じても音は鳴っていることもあり、バッファ中に電源を切ってもバッファが完了すると勝手になり出す場合もある。インターフェイス上で、閉じる、終わらせる、電源を切る、というのはユーザビリティとしても意外と難しいようである。
●品揃え   2014.02.13
iPadのケースを量販店で買おうとすると、最低でも2000円、最高は1万円といった価格構成の商品を並べている。iPad本体ならともかくアクセサリーである「ケース」は多少は値段が高くても「すぐ使いたいし」「どれも同じような感じなので時間をかけて吟味するほどのものではない」ということでついでに購入する客も少なくないのだろう。しかしこういった高価格の商品と抱き合わせで財布の紐が緩んだスキに衝動買いさせてしまうというような戦術はもはや見え見えになってきている。iPadのケースはAmazonでは500円から1000円の間が最も品揃えが豊富で最低は100円からあるのだ。いつまでも「騙し討ち」のような商売をやっていると、逆に「ショールーミング」の餌食になってしまうのだろう。
●有名人   2014.02.12
有名人や芸能人にやたらと詳しく異様に興味を持っている人というのもいるものだ。ウェブやテレビの芸能ニュースには食い付いて離れず芸能人の話題には目を輝かせながら話す。心理学的に見ると「いつかは自分も有名人になれるのではないか」という根拠のない微かな望みと「有名人と知合いになれたらいいな」という僅かな可能性と「有名人になればお金が儲かるはずだ」という勝手な妄想などが入り交じって有名人に異様に興味を持つようになるそうだ。そしてそういう人はだいたいにおいて教養が無い人だ。「自分も有名人になれる」確率の計算ができない人たちである。
●iPad+ガラケーが最強だ!   2014.02.11
「iPad+ガラケーが最強だ!」と豪語していた人。気が付けばiPadは持たずにガラケーはiPhoneに機種変していた。まあ、そんなもんだろう。iPadにもガラケーにも同じメールが来る。それを削除する労力は倍かかる。充電切れの心配も倍になる。WiFiの受信がどうのこうのといった手間も増えるし、写真やムービーを撮るにはiPadでは嵩張るしガラケーでは品質がイマイチ。充電器や電源コードもいちいち持ち歩かなければいけない。てな具合で最強の「iPad+ガラケー」は段々とスマホ1台に統合されていくのだろう。「スマホからガラケーに戻した」というケースもあるようだが、そういう人はいつの時代にもいるものだ。「自動車から馬に戻した」みたいなもので。
●雪かき   2014.02.10
関東地方で年に1度あるかないかの大雪が降った翌日。住宅街では大勢の人が家から出てきて雪かきをしている。「こんなに住んでたんだ〜」と感心すると同時に「そこまでやらなくても…」とも思う。どうせ次の日には溶けてなくなってしまうのだから人の通路や車庫の入口だけやっておけば十分なはず。ところが道路の路肩から庭先まで徹底的にスコップで雪を取り除いたりホースで水をかけて雪を溶かしたりしている。なるほど人間の労働というものは本当に必要な「生産」の部分は全体の2割程度で、残りの8割は「自己満足」であったり「運動」であったり「勢い」であったり「達成感」であったりするわけだ。ということが良くわかる。
●謝るのはタダ   2014.02.09
謝るのはタダである。だからできるだけ多くの人にできるだけ多く謝っておいたほうが良い。朝、出社したときに「謝っておいたほうが良いと思われる人」を捜そう。どんな些細なことでも良い、会話やメールの言葉使いで失礼だと思われた可能性は無いか?マナーに反する無礼な行動をとってしまったことはないか?など、そんなことで謝る必要は無いであろうことでも、念のため、一応謝っておいて損は無いのだ。大抵の場合「おいおい。そんなこと全く気にしてないから」とか「言われるまで気が付かなかったし謝る必要なんて全然無いよ」とか「それはとっくに済んだことだし」とか、言われるはずだ。しかし万が一自分は全く悪気がなくても相手を怒らせてしまう場合が無いとは言えない。そんなときに謝らないでいると、いろいろとややこしいことになる。そんな時の保険という意味でも、朝、出社したときに「謝っておいたほうが良いと思われる人」を捜そう。特に新入社員の間は。いつでも謝るのはタダである。
●就活   2014.02.08
就活の時に企業側が欲しい学生は、やる気のある人? 何ごとにも積極的な人? 根性のある人? 一芸に秀でている人? 健康で丈夫な人? など色々と考えられるが、まずは以下の3つが揃ってる人ということになる。①時間を守れる人 ②気配りができる人 ③精神的に打たれ強い人 これが基本だそうだ。これにプラス知識、スキル、教養、容姿、性格などで合否が決まる。逆にこの3つが揃ってなければ箸にも棒にもかからないということになる。大人になってもこの3つのうちの1つ、または2つ、または全てが欠落している人というのも珍しく無い。そしてそういう人間は「自分を弱い人間」と位置付け、妬みと羨望と嫉妬を基準でものごとの価値を推し量り、社会的な貢献は何もせず、他人を感動させたりすることもなく、誰に惜しまれることもなく死んでいくのだ。
●全部スマホのせいだ   2014.02.07
カーナビやゲーム機が売れなくなったのはスマホのせいだという話はよくわかる。しかしタバコや酒、クルマなどが売れなくなったのも全部スマホのせいなのだそうだ。スマホの通話料が月1万円だとすると、タバコ代、酒代、クルマのローンなどがそっちに回されるからだそうだ。サラリーマンのランチは昔は1食平均700〜800円だったが、吉野家やサイゼリア、コンビニなどでワンコインで済ませるようになった。通話料の他、アプリやゲームのず課金に回すからだそうだ。ユニクロやH&Mなどのファストファッションが流行っているのも同じような理由だそうだ。しかしよく考えてみよう。スマホもタバコも酒もクルマもカーナビもゲーム機も「無くても生きていける」モノだ。無くたって済むものにそれほど目くじらを立てて議論するほどのことではないだろう。
●当店のお客様   2014.02.06
「当店のお客様は年配の女性の方がほとんどなのでホームページを作ったところで誰も見ることができないしスマートフォンを持っているお客さまもほとんどおりません。従って従来通りの商品構成を維持した上で当店のお客様の大半を占めるリピーターをこれからも大切にしていきたいと思います。」などということを言ってるからババァしか来ない店になっちまうのだ。
●画面スクロール   2014.02.05
毎日パソコンの前に座っていながら、このことを知らない人が多い。キーボードの「Spaceキー」を押せば、下に1ページ分スクロールする。反対に「Shiftキー」と「Spaceキー」を同時に押せば、上へ1ページ分スクロールする、ということ。これはWindowsでもMacintoshでも共通だ。MacintoshではOS10.9からマウスのスクロールホイールの動作が上下逆になって使いにくくなった。馴れれば使いやすいのかもしれないがWindowsと交互に使う場合は間違いなく混乱する。そうなると「Spaceキー」のほうが手っ取り早い。ブラウザのスクロールバーのデザインが最近は狭くなっているようでもあり、ますます「Spaceキー」の出番が増えるだろう。「Spaceキー」でがばっと移動させてスクロールホイールは使わずに画面上のスクロールバーを移動させて微調整、というのがデフォになってくるだろう。
●老人会の会合   2014.02.04
老人会の会合がある。行ってみるとどうということはない。みんな自分が言いたいことだけを言って人の話は聞いていない。では結論はというと、その大半が「引き続き検討する」である。そして具体的な事業となると、いつ、どこに行って、酒を飲むか?ということに終止する。できるだけ難しいことは考えないで済まそうとしているので、視察とか勉強会はとって付けたようなものになり、もちろん誰も報告書などは書かない。目的はただ集まって酒を飲むだけだ。まあ、老人会に限らず高齢化が進むとそのような会合が増えてくるわけだ。
●PM2.5   2014.02.03
米国イェール大学とコロンビア大学の研究チームによると、大気汚染物質「PM2.5」の濃度は、ニューデリーが最も高く、北京を上回ったことが判明したそうだ。ニューデリーの自動車登録台数は810万台で毎日1400台ずつ増加しているそうだ。新興国が急激に発展すると生産活動を優先し環境問題は後回しになる。日本も通ってきた道である。聖なるガンジス川では食物を洗っている数メートル上流では排泄をしている。沐浴も、炊事も、葬送も全てガンジス川を使い、工場廃水、生活廃水もガンジス川に垂れ流しているわけだ。これじゃマズいと国民が思うようになるまではPM2.5も減ることはないだろう。
●メールマガジン   2014.02.02
総務省の通信白書から「メールマガジン」という言葉が消えて久しい。平成21年度版ぐらいまでは「インターネットの利用目的」の中に「メールマガジンの受信」という項目があったのだが、平成23年度版からこの項目がなくなった。メールマガジンは今ではスパムメールの温床というイメージが強いし、懸賞や広告の目的でしか購読してない人も多いことだろう。これだけSNSやマイクロブログなどが普及してくると確かにメールマガジンの需要は無くなってくるはずだ。そして何と言っても「電子書籍」の存在が大きい。こちらは本物の「マガジン」である。1998年頃には「メールマガジン」を購読していることが先進的であったが、今では「メールマガジン」という言葉自体に古臭さと哀愁を感じる。
●デジタル   2014.02.01
世の中はジワジワとデジタル化が進んでいる。1990年代は音楽、2000年代は写真、2010年代は本、といった具合でありこれからもデジタル化は着実に浸透していくはずである。しかし全てがデジタルになるのではなく人間がアナログな生き物である以上アナログは絶対に残るはずである。もしかしたら一見進んでいるように見える「コミュニケーション」の部分が完全なデジタル化には最も時間がかかるかもしれない。最終的なデジタルが人間の「脳」であるとするならば、ある意味、最も有機的でアナログっぽい「脳」というものが究極のデジタルということになるのかもしれない。
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