2015年1月
●やめることの難しさ 2015.01.31 | ||
何かをやめるとき、やっていたことをやらなくすれば済むというわけではない。やめるためにはそれなりのパワーが必要だ。このパワーを惜しんでいるとやめることができずにいつまで経っても同じこともやっていることとなる。物理的なモノだけではなく人間との関係も色々と変わっていく。時には誰かに謝罪しなければならないし、誰かを戒めなければならないこともあるし、誰かに嫌われ、誰かに迷惑をかけることにもなる。そうやってあれこれと考えると「やめるのをやめようか…」とも思い始める。やめないで今のまま続けたほうがストレスが少ないし気持ちもラクだ。そうしてやめずに続けたところが、もはや手遅れになり、なおさらやめられずにいる人は実はたくさんいる。
親子の似顔絵教室 | ||
●複雑化するhtmlタグ 2015.01.30 | ||
今まで便利に多用していた nowrapタグがYOSEMITEのChromeで対応しなくなっていることを発見した。同じ効果を得るにはスタイルシートでstyle="white-space:nowrap;と書かなければいけなくなった。valign=bottomはstyle="vertical-align:bottom;"に、border=0はstyle="border-style:none;"にと同じ効果を出すためのソースがどんどんと長くなっている。centerと入れるだけで済んだものがdiv align=centerと書かくことを推奨していたのも昔の話だ。昔のハナシをするようになってはジジイになった証拠かもしれないが、昔はsmallとかstrongとか1ワードで用が足りるタグが多かったのだが、つくずく世の中複雑になったもんだと思わざるを得ない。ただし昔と言ってもつい最近の昔のことだ。
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●手影 2015.01.29 | ||
「手影(てかげ)」という言葉をネットで調べてみると、該当するものが全く見当たらない。デザイナーやイラストレーターであればタマに使う言葉なのだが。作業がデジタルでコンピュータを使うようになるとこの「手影」は全く気にしなくて良いので最近の若いクリエーターは使わないかもしれない。モニター画面とポインターでは「手影になる」という現象は起こらない。「手影」とは紙にイラストを描く場合、またはレタリングなどの作業をアナログで行う場合に、描いている自分の手によって作業をしている紙の一部が隠れてしまう現象のことであり「あ、そうやって描くと手影になるしなぁ」とかいう使われ方をする。手影が正確な漢字かどうかは分からない。ただし手陰と書くと全く違う意味になるらしい。いずれにしても死語になりつつある言葉なのだろう。
一般人の似顔絵 | ||
●技術屋さん 2015.01.28 | ||
機構設計者、電気設計者、プロイグラマなど、いわゆる理系の人たちを総じて「技術屋さん」という呼び方をする。技術屋さんの特徴は相手の心境を考慮せずに物事をダイレクトに正直に言ってしまうことだ。これはそういった人間同士の付き合い方や社会性を学んでいないのだから仕方がないことだろう。そういったことを学ぶ代わりに技術的なことを学んできたわけだ。もう一つの特徴としては「自分ができることはみんなもできる」「自分が知ってることはみんなも知っている」ということを前提にしているということだ。これは面白いくらいに多くの技術屋さんに当てはまる。文系の人を相手に「簡単ですよ!」と言うその簡単は技術やさんにとっては簡単であっても文系にとっては想像を絶する難しいことであったりする。純粋というか朴訥というか自己中心的というか…。しかしそういう技術屋さんたちによって日本は技術立国となったことは確かである。
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●エスカレーター 2015.01.27 | ||
腹筋運動はお腹の脂肪をとると思っている人が多いが、残念だが部分的に脂肪を除くトレーニングはないそうだ。脂肪を取り除くのであれば全身運動をするのがてっとり早い。走る、歩く、泳ぐだ。泳ぐことは簡単ではないが歩くことは比較的簡単だ。しかし今では多くの場所にエスカレーターが設置され、歩く機会も減りつつある。日本のサラリーマンの体力を支えているのは毎日の通勤時に駅の階段を駆け下りたり駆け上がったりすることだそうだ。しかし多くのエスカレーターが日本人の運動不足を助長している。エスカレーター1基のコストは工事費込みで2億円程度だそうだ。これにメンテナンス費用、電気代を加えると非常に贅沢な乗り物ということも言える。また駅の階段を無くしエスカレーターだけにしたことで階段付近が乗降客で渋滞するという現象もおきている。いずれにしても人々健康促進のため、経費削減のため、階段付近の渋滞緩和のため、これ以上エスカレーターを設置するのは止めたほうがいいのではないか?といってもエスカレーターのメーカーが日本の工業技術の大きな部分を担っているという一面もあることだろう。
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●尻を拭く 2015.01.26 | ||
尻を紙で拭くのは人間という生き物だけだ。犬も猿も馬も大便を出した後に尻を紙で拭くということはない。出したまんまである。では人類はいつごろから大便の後に尻を拭くようになったのだろうか?直立のまま坂をのぼれるようになり、尻の筋肉が発達して尻部が大きくなった。そして安定した直立姿勢を維持できるようになったが、尻部の発達により肛門がその間に隠れるようになった。それまで体につかずに落ちた糞が尻部につくようになり、尻を拭かねばならないはめになったと考えられる。しかし直立歩行するようになってすぐに尻を拭くようになったとは考えづらい。恐らく今から数百年〜数千年前までは一部の権力者や貴族を除いては生きてゆくための最低限の食事しか摂ってないはずであり糞は硬くてお尻をよごさなかっただろうと思われる。平民が衣服を身につけ、酒を飲んだり暴食したりするようになり、柔らかい便が出るようになって尻をから習慣的に拭くようになったのではないかと、思われるそうだ。
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●プライド 2015.01.25 | ||
<プライドの高い人は自信のない人>人生の言い訳する為に頭のほとんどの部分を使う人たち。これは陸上の為末大の言葉だ。プライドの高い人は誰にでも身の回りに何人かはいることだろう。そしてその多くは「言い訳の上手い人」であり「負けることを恐れて常にビクビクしている人」であり「できないことは絶対にやろうとしない人」でもある。プライドが無いと言うと、あたかも実力が無いようにも聞こえるが、実はプライドが高い人ほど実力が無かったりもする。プライドの高い人は「男のプライドをかけて戦う」などということは絶対にしない。プライドの高い人は総じて臆病者だ。「臆病者」を「プライドが高い」に置き換えているだけだ。
新座市に生息する動植物写真集 | ||
●ちょいちょい悪さをするプログラム 2015.01.24 | ||
ウィルスではないが、ちょいちょい(悪質ではない)悪さをするプログラムが増えている。使えなくなるわけではないが、うざったくて、しかも削除できないやつ。いたずらはしないが「ねぇねぇねぇねぇ…」と煩くちょっかいを出す子供のようなやつ。怪しいサイトを閲覧してもらってきちゃったので人にはなかなか言えないやつ。エロ動画を見るためにダウンロードしたアプリにくっついてきたので人にはなかなか言えないやつ。削除するためには膨大な労力を必要とするやつ。色々と感染してぐちゃぐちゃになって「しょうがない、そろそろ買い換えるか…」と思わせるためのMicrosoftの戦略ではないのか?と思うこともあるやつ。などなどだ。
親子の似顔絵教室 | ||
●金を払うのがイヤなのではない 2015.01.23 | ||
Amazonのようにネット上で代金を支払い商品が自宅に届いた時点で商取引が終了するのであれば問題はない。有料のクラウドサービス、新聞などの定期購読料、商品の保証サービスなどは、決して金を払うのがイヤなのではなく、手続きと管理が煩雑で面倒なだけに登録するのに躊躇する。どの口座からいつどのカードで引き落とされるのか?IDとパスワードを忘れた場合にはどうすのか?電話でのサポート窓口はあるのか?解約するときの手続きは面倒くさくないか?そのサービス自体がいつまで存続するのか?などなどを考えると「やっぱりやめとこ!」ということになる。決して金を払うのがイヤなのではない。これ以上、管理するIDとパスワードを増やしたくはないし。
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●名刺のデザイン 2015.01.22 | ||
デザイナーの実力を見るには名刺をデザインさせるとすぐに分かる。フォントサイズや余白の間、構成の落ち着きやリズム、飽きのこない完成されたレイアウト、といったもので分かるというもの。ウェブデザイナーの場合は名刺に相当するのが「スマホサイト」であろう。サイズ的にもiPhoneを想定するとほぼ名刺と同じだ。グラフィックデザイナーにとって、A4のチラシをデザインするのは「アイキャッチ」「脅し!」「目立ち!」を上手く取り入れることで、それなりもデザインには仕上がるが、名刺となるとそうはいかない。オーソドックスな名刺の場合は実力だけの勝負になってくる。名刺とほぼ同じサイズの「スマホサイト」をデザインすることでデザイナーとしての本当の実力が本当に見えてくるものだ。
一般人の似顔絵 | ||
●老人はパソコンができない 2015.01.21 | ||
パソコンができないのは老人だけではない。若者でもパソコンが全くできない人というのも稀にいる。また老人ができないものはパソコンだけではない。例えば初めて乗ったクルマの後部座席から降りられない(ロックの解除ができない)、ATM、券売機なども使えない老人が多い。しかしこういった機械をデザインする人間のほうも、いかにシンプルでわかりやすく、誰でもが感覚的に使えるように試行錯誤しながらデザインしているはずだ。それでも使うことができないというのは「老人だから使えなくてもしょうがない」「分からなければ誰かが助けてくれる」という甘えと使ってみて上手くいかない場面を他人に見られて恥をかきたくない、というプライドがあるからだろう。甘えとプライドを捨ててゆっくりじっくり考えながら操作をすれば使えるはずである。パソコンを自在に操る老人だっているのだ。
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●スマホ用ホームページ? 2015.01.20 | ||
スマホ用のホームページというものは存在しない。と考えたほうが色々と面倒臭くない。そもそもがホームページというものはパソコンで閲覧することを前提に作られたものだ。スマホの場合パソコンのホームページのように大量のテキストは表示できない(表示したとしても読む人はいない)し、読んでいる時間もない。1ページに表示する画像データの枚数、掲載する動画の再生時間、入力フォームの項目数、また利用者のシチュエーション、年齢、人種も大きく異なる。スマホ用の「ホームページ」ではなく、他の名称の情報発信のためのページということになるだろう。従って「レスポンシブウェブ」などというものは存在する意味がない。しかしスマホ用のページをそれなりにパソコンで見られるようにした「レスポンシブウェブ」は「有り」だろう。
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●みかん 2015.01.19 | ||
取引先の会社に行く。接客室でみかんを出される。まぁ普通だったらみかんなどは食べずにスルーするのであるが、先方が「○○産のみかんで美味しいんですよ!どうぞ1つ食べてみてください!」と勧められたりすることもある。さて困った。何で困るかというとみかんの白い筋をどこまで取ってから食べるか考えなければいけないからだ。全く取らないでいきなり食べると「野蛮」な印象を与えるかもしれない。丁寧に丁寧につるっつるになるまで取ってから食べるのは神経質で変に拘る性格に思われるかもしれないのだ。逆に初対面の人にはみかんを食べさせると性格が分かる。白い筋を全く取らないでいきなり食べるのは「ガサツ」「大雑把」「無神経」「デリカシーが無い」のようだ。つるっつるになるまで取ってから食べるのは「潔癖主義」「神経質」「自己中心的」「病気」のようである。白い筋は大きく目立つ部分のみをざっと取ってから食べるぐらいが良いだろう。
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●我が社にしかできない! 2015.01.18 | ||
我が社にしかできない技術が他社のホームページに無断転載された!という話をよく聞く。しかし「我が社にしかできない!」と豪語しながら実は他社でもできる技術というのもたくさんある。そしてその技術というのは論文として発表されている、書籍や雑誌で紹介されている、実用新案なり特許なりを取得している、または申請中のものであれば、しかるべきところに「その会社しかできない技術」であるというドキュメントが証拠として残っているはずなので、そういった証拠を使って正式に訴えばいいことだ。そしてそこで被った被害額も算出して損害賠償請求すべきだ。しかし実際はきちんとした種類も残しておらず、それが本当に我が社にしかできない技術かどうかもあやふやのまま転載されたことに感情的になり、逆に相手に名誉毀損で訴えられたえりもしていることもある。
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●王子様・お姫様 2015.01.17 | ||
容姿端麗というわけでもなくスタイルが良いというわけでもない。育ちや家柄が良いというわけでのなければマナーや礼儀作法に長けているわけでもない。それなのになぜか自分たちを王子様・お姫様と思っている人たちがいる。「そんなことはない!」と豪語してはいるものの言動と行動の端々に「オレは王子様」「私はお姫様」と思っている片鱗が見てとれる。そして王子様・お姫様は必要以上にプライドが高い。そして貧乏が嫌いだ。嫌いだけれど貧乏になってしまうことがある。そうなると見た目は貧乏に見られないようにするために借金をする。だから大抵の王子様・お姫様は負債者だ。
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●色の好み 2015.01.16 | ||
デザインをする上で「色だけは個人の好みだからなぁ」と言うデザイナー。本当にそうだろうか?赤が好きな人というのは、花壇一面に咲き誇ったバラをイメージして「好きな色は赤!」と言っているのだろう。決して屍体から吹き出した血をイメージはしてないはずだ。イメージするものは人それぞれでありインプレッシブな情景を見たという経験も人それぞれであるはずだ。その経験の中で見たもっとも美しいと感じた色が「好きな色」になっているわけだ。「赤が好きな人」が限りなく透明に近い美しい青い珊瑚礁を見たら、次の日から「青が好きな人」になる可能性も十分にある。
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●一喝 2015.01.15 | ||
説教というのは基本的に長い。「ついでだから言っておくが〜」「今だから言うけど〜」「普段から気になっていたことがある〜」とか延々と続くことが多い。ようするに説教する側もたまっていたのである。注意しようと思ったもののとりあえず我慢しておく。この我慢が鬱積していきキレたときに堰を切ったように吹き出すわけだ。説教の長さは鬱積した水量に比例するわけだ。では説教を長くしないためにはどうすのか?答えは簡単で、すぐにキレてこまめに放水しておくことだ。しかしこれができない人が多い。キレるということは「感情的に怒る」のではなく相手に強烈に注意を促すことだ。一喝する、という言い方もある。しかし頻繁に怒ってるような印象を与えたくないので一喝できないという人もいる。一喝しても相手がビビることなく無視されることが恐いので一喝はしないという場合もある。また一喝された側はとりあえず一喝した人間を忌み嫌うことになり、できれば一喝はしないでおきたいものだ。しかし残念なことに一喝しなければ分からない人間も沢山いたりもする。
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●イヤなやつ 2015.01.14 | ||
イヤなやつはどこにでもいる。イヤな上司、イヤな先輩、イヤなクライアント、イヤな親戚、イヤな同僚、イヤな先生、「どうして私の周りにはこんなにイヤなやつばっかりなの?」と嘆く前にいかに自分がメンドくさいヤツと思われているかを考えてみよう。メンドくさいヤツに対しては誰しも対応がテキトーになってくる。テキトーな扱いを受けたヤツはテキトーな扱いをした人間を「イヤなやつ」と思うようになる。結果、身の回りにはイヤなヤツばかりのように思えてくる。渡る世間に鬼はなし!と思えるかどうかは自分次第であろう。
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●YOSEMITE 2015.01.13 | ||
MAC OSの名前はもうネコ科の動物の名前では足りなくなってきただろうと思ったところが国立公園で来たか!ということで、これならあと100年は大丈夫だ。ところでMAC OSはWindowsとは違って無料で入手が可能だ。しかも今回のYOSEMITEになって、それまで有料だったアプリの多くがバンドルされている。MicrosoftのPowerPoint相当のKeynote、Word相当のPages、Excel相当のNumbers、動画編集のiMove、音楽編集のGarageBand、他にも圧巻で盛り沢山のアプリが使えるのだ。Windows8の使いにくさ、余計なお世話度、割高感に比べると雲泥の差とも言えよう。それでもMAC OSの世界シェアは3%そこそこだ。ただしこれはあくまでも出荷台数の数字。企業や学校では大量のWindowsを購入しているのでこのような割合になるが、個人ユーザーのみで計算すればこの数字はもっと上がるだろうと言われ続けてきたのだが、じゃあ何パーセント?という具体的な数字は見たことがない。
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●アイディアが降臨する 2015.01.12 | ||
アイディアは降臨などしない。所詮は自分の知識の中、過去に習得した情報の中からしか産まれないものであって神が与えてくれたものなどではない。大手企業の商品企画の担当者は新しいアイディアを出すことが仕事であり毎日毎日アイディアを出し続けている。そして週に100のアイディアを出すとすれば中には5〜6個は「降臨した」と思えるようなものもある。しかし突き詰めて考えていくと一見斬新なアイディアであっても現実的な問題点も枚挙していくと、決して降臨したものではないことが分かってくる。そして週に100個ずつのアイディアを出しても社内の特許部門に回され検討されるのが年間数個であり、実際に特許を取得できるのは10年に1個ぐらいであろう。素人がとかく陥りやすいのは、良いアイディアを思いついたときに「降臨した」と思い込み、そのアイディアに執着してその瞬間から次のアイディアを考えなくなることだ。基本はとにかく「数を出すこと」であり、思いついたり閃いたりしたアイディアに自ら惚れ込まないことが肝心だ。
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●順序を入れ替えても意味が通じる漢字2文字の熟語 2015.01.11 | ||
例えば「材木」と「木材」、「牛乳」と「乳牛」のようなもの。この2例はいずれも似たような意味になる。他には「陸上」と「上陸」、「階段」と「段階」、「室温」と「温室」、「水温」と「温水」、「実現」と「現実」、「王女」と「女王」、「身長」と「長身」、などがある。全く違った意味になってしまうものは「分子」と「子分」、「卒中」と「中卒」、「体重」と「重体」、「心中」と「中心」、「科学」と「学科」、「茶番」と「番茶」、「質素」と「素質」、「長所」と「所長」、「海上」と「上海」、「本日」と「日本」などがある。考えようによっては似たような意味のようにも思えるものは、「地下」と「下地」、「口火」と「火口」、「手下」と「下手」などがある。いずれも「だからどうした?」と言われても「どうもしない」ものである。
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●アニメの登場人物はなぜみんな同じ顔をしているのか? 2015.01.10 | ||
着ている服の色とヘアースタイル以外は男も女もみんな同じ顔をしているアニメを見て「みんな同じ顔じゃん!」と思うこともある。なぜか?というと、はっきり言って「効率化」のためである。デジタルアニメの普及でセル画を描くという作業はなくなったが、登場人物が共通または同じテイストの「顔」のデータであることに越したことはない。「効率化」はイコール「作業時間」でありイコール「制作費」ということになる。また、登場人物の顔をそれぞれ変えたところで全体のクウォリティにはあまり影響しない。その分の手間を他の部分に使ったほうが効率的だ。そして登場人物が同じ顔であることで実は視聴者は安心してそのアニメを見ることもできる。仮にサザエさんの登場人物がみんな違った個性的なテイストで描かれていたとしたら…とイメージするとわかりやすいかもしれない。
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●記念日 2015.01.09 | ||
日本でクリスマスというものを祝うようになったのは1551年の山口県からとされている。ハロウィンは1970〜1990年にかけて各地のテーマパークなどでイベントが断続的に開催されて今日のように広まった。バレンタイデーは1958年に新宿・伊勢丹で「バレンタインセール」と手書きの看板を出したことが始まりとされている。ホワイトデーは全国飴菓子工業協同組合が売上向上の為に作ったといわれている。欧米にはホワイトデーは存在せず、あるのは日本、韓国、中国、台湾だそうだ。オレンジデーは1994年に愛媛県の柑橘類生産農家が発案したことから始まった。ブラックデーはバレンタインデーやホワイトデーで贈り物を受け取れなかった者、恋人ができなかった者同士が黒い服を着て、見た目が黒い飲食物を食べる日で韓国のみの儀式。メイストームデーは別れ話を切り出すのに最適な日、別れ話を切り出していい日、などとされる。これはいつから始まったのかははっきりしないが、日本起源であることは確かなようだ。また韓国ではローズデーとイエローデー、キスデー、グリーンデーと、恋愛に関わる14日の記念日が設定されているそうだ。その多くが食品会社によって作られた記念日で、多すぎて飽和状態になっているそうだ。それにしても根も葉もない噂に流されやすい主体性がなくミーハーな国民性がうまいこと利用されているのだろう→日本と韓国。
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●宴会の幹事 2015.01.08 | ||
宴会の幹事をできる人が少なくなった。①乾杯のときには全員同じ飲み物(飲む人はビール、飲まない人は烏龍茶)で統一する。個々に好きな飲みのもをオーダーしていると、それだけで30分ロスする。②座る席は幹事が決める。またはくじ引き。座る場所が決まらないとそれだけで15分はロスする。③自己紹介や近況報告は最初に短く。酔ってくると誰も聞いてないし、オヤジは話がやたらと長くなる。酔いがまわってからやると1時間は平気でロスる。④宴会はトータル2時間でお開きにする。2時間を過ぎると酔っ払い同士の口論、喧嘩が始まり、2次会に行く人の準備が始まる。この4つを守ればだいたい成功する。そして最も大事なのは「酒を飲まない人に幹事をやらせない!」ということだ。飲まない人は①〜④までを感覚的に理解していないし、基本的に宴会での気配りはできない。そして宴会の幹事が宴会全体を取り仕切り進行させていく重要な任務であるということが分からない。だから自分も参加者の一人として飲み食いやおしゃべりができるものと思っている。
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●予測能力 2015.01.07 | ||
人間には予測するという能力がある。他の動物は本能や感覚で「雨が降る」のを予測したり「地震がくる」のを予測することが出来るが、人間はそういった本能的な予測はできないにしても頭で考えて予測することはできる。そして予測することによって「災難」や「事故」を避けることができる。しかし多くの人間は「〜なってみないと行動しない」ひじょうに動物的な行動パターンを示す。実際に歯が痛くならないと歯医者に行かない。暑くて眠れなくなるまでエアコンを買いに行かない。などが人間の愚かさを示す良い例だ。クルマを運転していて大きな交通事故を起こすドライバーの多くは「あー、あぶなかった!」という経験を何度もしているらしい。「あー、あぶなかった!」を体験した時点で「自分の運転は危ないのでないか?」と疑問を持ち、運転マナーを改善していれば事故を防ぐことができたかもしれない。しかし実際に事故を起こしてからでないと運転マナーは変わらない、のならまだいいが、それで死んでしまうこともある。
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●電車の中を見渡すと 2015.01.06 | ||
電車の中を見渡すとほとんどの乗客はスマホをいじくっている。1輌に座っている全員が申し合わせたようにスマホをいじっている光景も珍しくない。スマホ10に対して、タブレット端末2、ノートパソコン1、ガラケー3、電子書籍リーダー1、ぐらいの割り合いだろうか。またこれらの全てのデジタル端末をひっくるめて10とした場合、書籍や雑誌3、新聞2、ぐらいだろうか。電車の中で見なくなったものとしてはポケベル。よく見るようになったのは食事をする人。昔からよく見かけて今でもよく見かけるのが、ワンカップ大関を片手に持ってるオッサンと、化粧するオバハンである。しかし最近はオッサンが持っているのはワンカップ大関だけではなくなってきている。そして化粧するのはオバハンだけではなくなってもきている。
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●92%の確率で返信が来る 2015.01.05 | ||
サイバーエージェントとホリエモンの共同出資会社7gogoのアプリ『755(ナナゴーゴー)』。「有名人から返事が貰える」などのウリ文句で話題になっている。「芸能人・有名人の 92%以上!」から返事がもらえるそうなのだ。まるで「92%の確率で当たる宝くじ」とうたっているようなもの。そんな確率で返事を出していたら芸能人は芸能活動はおろか睡眠時間も皆無になるはずであり、そもそも生きている間に返事を出し切れるはずもない。そんなことは普通に算数ができれば小学生でもわかること。これはあまりにも胡散臭いので調べてみたところ、「92%の確率で返信が来る」のではなく「92%の有名人が返信をする」という解釈なのだそうだ。しかし年末年始にかけての怒濤のCMラッシュのよって「芸能人・有名人から92%の確率で返信が来る」と思い込んでアプリを利用した愚かなユーザーも少なくないとのこと。こんなウソ(にほぼ近いようなこと)を平気で宣うヤカラがいまだに日本に存在することも驚きであるが、それに騙される小学生以下の脳みそしか持たないミーハーが数多く存在することも驚きだ。
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●去ってほしい社員の条件 2015.01.04 | ||
ある会社の会長室の扉に「去ってほしい社員の条件」という題字とともに、次の「条件」が並んでいるそうだ。 ・知恵のでない社員 ・言わなければできない社員 ・すぐ他人の力に頼る社員 ・すぐ責任を転嫁する社員 ・やる気旺盛でない社員 ・すぐ不平不満を云う社員 ・よく休みよく遅れる社員 確かに経営者としてはこれが理想の人材なのかもしれないが、これに該当する社員が全て去ったら誰もいなくなるのではないか。多くの人は他人に責任を転嫁したいし不平不満を言いたいし他人の力に頼りたい。よく著名人の名言や成功本の中に似たようなことが書かれているが、要は誰しもわかっていても実行できないことを偉そうに羅列しているだけで逆に安直に見える。 新座市に生息する動植物写真集 | ||
●Adobe cc 2015.01.03 | ||
AdobeのCreative Cloudは学生、教員はコンプリートプランが1500円〜2000円/月で使えるようになってきた。コンプリートプランなのでIllustratorもPhotoshopもFlashもIndesignもPremiereも何でも使える。しかもクラウドなので起動時間も早い。さらに学生、教員は大学名と学部名、学科名と氏名を書けばOKなのだ。今までの学生、教員用は学生証や委嘱状のコピーを送信して確認に数日かかったが、この手続きも不要になった(Appleでも昔からMac本体購入時での学生、教員割引は本人の照会は特に行っていないようであったが)。もしかしてこれは記入した大学、学部学科が実在さえすれば本人照会は行っていないのでは?とも思うのだが、実際に通ってもいない大学名を書くことは「万一バレたら…」ということを考え、なかなか実行はできないようでもある。またこいった行為を推奨することも教員という職業柄しずらいのも確かであり、広く普及はしないであろうことは予測しての「本人照会無し」なのであろう。学生は卒業してしまえば(理論上は)自動的に失効することになるが教員のほうは退職するまで恒久的に使えることになる。もっとも教員は授業を通じて広くAdobe製品の宣伝布教活動を行っているのだから、この程度の特典はあって当然でもある。
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●名前の漢字の間違え 2015.01.02 | ||
あべさん、わたなべさん、さいとうさんは、正しい漢字で書くのが難しい。こればかりは想像や予想で書いても外れる場合のほうが多い。初めて会ったのであれば漢字の間違いぐらいは誰にでもあることなので許させるが、何度も何度もメールでのやり取りをしているにも関わらず、平気で間違った漢字を書いてくる人にはムカつくものだ。自分の名前の漢字を間違いられたことにではなく、ものごとをきちんと調べないで平気でコミュニケーションするという愚鈍さにムカつくわけだ。間違うリスクを避けるためにひらがなやカタカナで相手の名前を書く人もいるが、これも横着感が漂うというもの。ビジネスメールの多くは「署名」というものがあり、自分の署名で自分の漢字を間違える人はいない。なので受信したメールの署名をコピペすれば間違えないはずである。にもかかわらずそんな簡単な行為ですらやろうとしないのはやはり愚鈍と言わざるを得ない。
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●小役人 2015.01.01 | ||
勤務上の意見を行政に反映させる機会や力量が小さい公務員を「小役人」という。「木っ端役人」とも呼ばれることもある。しかし例え「小役人」であっても公務員試験には合格しなければいけないし、それなりにお勉強ができなければ役人にはなれない。ではなぜこのような小バカにしたような言葉があるのかというと、よほど役人に対してムカついたことのある人が多いか、又は役人になって安定した生活を送りたかったことへの僻みであろう。地方では町役場に勤務できるのが勝ち組であり、負け組は家業を継ぐか東京に行くかの選択を迫られる。そして役場に務める小役人は自分たちは勝ち組であるとの意識が、態度に出してはいけないと思いつつも、心のどこかで上から目線で見てしまうために反感を買うのだろう。
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