2015年8月

●毎日のように   2015.08.31
毎日のように盗作疑惑が泉のように湧き出てくる佐野研二郎であるが、今日も予定通り出た。ここまで期待通りだとかえって清々しいくらいだ。言い逃れの道が確実に塞がれていく様子はコミカルにも見える。著作権や意匠権や商標権がどうのこうのという以前のハナシであろう。最初に「やっちまう!」と、後から何度も何度もパッチを当てて修正しなければならず、ついにはそのパッチでは修正しきれない問題が噴出してきて、何重にも当てたパッチを全て吹き飛ばしてしまう。最初に「やっちまった」ことが、最後までバレなければいいのだろうけど、これだけのネット社会になるとそうもいかない。そして今まで「最後までバレないでそおっとしておいた事」までが蒸し返されてどんどん出てくる。考古学者が化石の採掘場で次々と新しい化石を発見して喜んでいるかのように、ネット民たちは次々と佐野研二郎の新たなパクりネタを嬉々として発掘しているようだ。あとどのくらい埋蔵されているのだろうか…


人生を変える似顔絵
●五輪エンブレムの展開(展示)例の画像   2015.08.30
毎日のように盗作疑惑が泉のように湧き出てくる佐野研二郎であるが、この展開例の羽田空港の写真が事実(撮影者に無許可で画像の中の「Copyright@Sleepwalkingintokyo」の文字を消して利用した)とすれば、これは犯罪であろう。仮にCopyrightの文字が入っていなかったにしろ、どんな著作物でも「完成した時点」で権利が発生するわけで、制作者の承諾無しで利用するということは明らかな著作権侵害であろう。しかし仮に撮影者に許可をもらい、Copyrightの文字の入っていない元データを譲り受けていたとすれば問題はないはずであろう。画像に入ったCopyrightの文字をCGの職人技を駆使して消すよりも、撮影者に連絡を取り承諾と元データをもらったほうが早いんじゃないか?と思うかもしれない。しかし実際は、Copyright@Sleepwalkingintokyoの文字の僅かに上の背景を200x4pxほどコピペして新たなレイヤーを作る。そのレイヤーをさらにコピペして下方向に増殖させてこれらを統合して1つのレイヤーにする。このレイヤーを「自由なかたちに」変形させて写り込みの角度や幅を調整する。これに色々なフィルターをかけたり、消しゴムツールやブラシツールを使って丹念に調整すればCG職人であれば1時間の作業だろう。撮影者を探して出して、許諾の交渉して、ギャランティーを折衝して、実際に送ってもらうまでに費やす時間を考えればCopyrightの文字を消したほうがぜんぜん早いだろう。どっちにしろエンブレムの合成の作業は発生するわけで、Copyrightの文字を消す程度の作業は「ついで」でできる範囲だ。


WebDesign
●屋台   2015.08.29
旅グルメ番組の食レポが海外(新興国)に行って屋台で色々なものを食べる。見た目は「?」だが食べてみると「美味しい!」というのがだいたいの流れのようだ。20年ほど前に台北の屋台に行ったところが現地の日本人が「日本人は絶対にここでは食べないように!」と言われた。「どうしてですか?」と聞くと「ほぼ100%が下痢をする。日本の食品衛生法を当てはめればほぼ100%の店がアウトだからだ」そう思って見てみると木の板に乗せられた大量の生牡蠣。ハエがたからないように大きな扇風機を近くでぶんぶん回している。いかにもヤバそうな屋台であったが、さすがに今ではそんな不衛生な店は無いのだろうか?しかし20年経って日本の食品衛生法を当てはめて100%の店がセーフになったようには見えない。


株式会社「かくの木」
●湿疹   2015.08.28
湿疹ができる。痒いので痒み止めの薬を買ってきて塗る。しかし一向に良くならない。その原因についてウェブで調べる。便秘によって宿便からの毒素が血液に混ざり湿疹となって皮膚に出ることがある。湿疹にはウイルス性発疹症というのものもあり、原因や治療法が分からないものもあるので、とりあえず安静にしているしか対策が無い。というように色々な可能性が分かってくる。仕方がないので医者に行ったところ患部の組織をピンセットでつまんで取って顕微鏡を覗く。「これはタムシですね」とのこと。タムシの薬をもらって塗布したところすぐに治った。インターネットが普及する以前には、とにかく医者に行くしかなかったのだが、ネットを使って素人でも何でも調べることができるようになって、かえって情報が錯綜してしまうことも増えてきたように思う。


ふじみ一店逸品
●突然変異   2015.08.27
人類が進化の過程においてある一定の割合で突然変異による奇形が誕生する意味。奇形は全てが健常者に対して劣っているとは限らないのだが、大部分は劣っている個体だ。その理由が最近の研究で明らかになってきた。仮に100人の村に1人の歩けない子どもが生まれたとする。100人の村人のほとんどはその歩けない子どもを虐待したりいじめたりたりして食料も生きる場所も与えず、おそらく原始的なコミュニティーでは殺してしまうことだろう。しかしコミュニティーの中の一部の人間は慈愛の感情を持つようになり、奇形であっても「救う」「助ける」という概念を抱くようになる。100人の村人が全員1%の食料を歩けない子どもに分け与えることで、歩けない子どもは働かなくても生きていけるというコミュニティーが確立されていく。そうやって形成されたコミュニティーは、例えば敵の攻撃を受けても村全体として1%の食料の余裕があり、その分、優位に戦えるということにもなる。そうしてコミュニティー全体が生命力を養っていくということらしい。本当かどうかはよく分からないが。


話題の人の似顔絵BLOG
●一人称   2015.08.26
英語の一人称はいつどんな場合でも「I」である。しかし日本語の一人称は実に種類が多い。日本語を難しくしている要因のように思える。 私、 僕、自分、俺、儂、 あたし、あたくし、 あたい、わい、わて、あて、 うち、おいら、おいどん、ぼくちゃん、ぼくちん、おれっち、 ミー、小職、本官、本職、拙僧、我輩、吾輩、朕、吾、 余、小生、 あっし、 あちき、わらわ、手前、などなどだ。これらをどんなときにどのように使い分ければいいのやら。日本人でもいきなり聞かれたら分からないし、まして外人にはどう説明したらいいのやら。さらにここにあげたのは全て代名詞である。日本語では自分の名前を一人称と使うこともあるのでさらに煩雑になる。英語では自分の名前を一人称で使うのは小さな子どもだけだ。セサミストリートのElmoのように。


新座市に生息する動植物写真集
●地図   2015.08.25
クルマの助手席でナビゲーター(道案内)をする。地方で借りたレンタカーなのでカーナビが結構古いモデル。ドライバーは運送屋での経験があるのでカーナビの案内には全て従うわけでもなく、その場その場の自分の判断で運転している。クルマが山道に入る。古いカーナビは正確な地図が表示されなくなってくる。「使い物にならんなー!」とナビゲターが呟いたのがいけなかった。後ろの席のおっさんが「こっちのナビのほうが正確だからこれを使えば?」と言ってiPadを差し出した。しかし山奥で4Gが途切れ始めてこちらも「使い物にならんなー!」状態に。するとやはり後ろの席の爺さんが「電気がなくてもこれなら使える!」と言って地図帳を差し出した。ところが発行された年数が古く、新しい道路が載っていないのでワケが分からない。「意外とこれが見やすいのよね!」と言ってワゴン車の一番後ろに乗っていたおばさんが宿でもらった観光案内地図を差し出した。この観光案内地図、作った人は分かっているのだろうけど知らない人には距離感が全く把握できない。そもそも「北」が上に印刷されていないので見れば見るほど混乱する。同乗者全員が「小さな親切大きなお世話」であり全てのツールが「帯に短し襷に長し」であった。


ギフト似顔絵ルーム
●エミュレータ   2015.08.24
スマホサイトをデザインする上でエミュレータは必須である。エミュレータはアプリでもサイトでもあるのだが、どれもイマイチ信用できない。そしてiOSはiPhone5,6,6+の3モデルを確認すれば良いのだがAndoroidは少なくともgalaxy、Xperia 、AQUOS、HTC、Xiaomiぐらいはチェックしておかないと心配である。しかし日本ではスマホの8割がiPhoneなのでAndoroidをこれだけの種類をチェックするにはDocomoショップや山田電気に行ってみるしかない。しかし店頭に置いてあるモデルにURLを入力していちいち確認するのはけっこう疲れる作業だ。かといってエミュレータでは「本当にそうなの?」ということをいずれにしても自分の目で確かめなければいけない。そんな中、なんとか信用できそうなのがGoogleDevelopersモバイルガイドだ。GoogleだけあってAndoroidの表示は信用できそうだ。問題があるとすれば時間帯によっては解析がエラーになったり時間がかかったりすることだろうか。


コンビニ・スマホ・ホームページ
●著作権侵害   2015.08.23
佐野研二郎に対しベン・ザリコー氏が告訴も検討している矢印に「BEACH」と記された看板。しかし世界中の海水浴場には道標としての「BEACH→」は無限にあることだろう。その中には普通に個人が作った道標もあるはずだ。これらをどの道標のデザインがオリジナルでどのデザインが著作権を侵害しているのかを判定することはもはや不可能だ。また日本でも多くの石材店が店頭に石で作ったドラエモンやピカチュウを展示している。これらは広告宣伝として制作されたとみなされるのでフジコフジオや小学館、TV朝日、TV東京などから許可を得てなければ違法だ。幼稚園バスの車体に描かれたアンパンマンやミッキーマウスも許可を得ていなければ明らかな違法だ。というようにまだまだ取り締まりきれない著作権違反物が日本だけでも無数にある。ピカチュウにそっくりな山口県宇部市のユルキャラ「エコハちゃん」の原画の作者は、ピカチュウを人生で一度も見たことがないと言っているそうだが、最後まで頑なに嘘をつきとおすことで、逃れることができるというのも著作権侵害の特徴のようでもある。


一般人の似顔絵
●おおたBITO 太田市美術館・図書館のロゴ   2015.08.22
佐野研二郎のおおたBITO 太田市美術館・図書館のロゴについてである。まず真似されたと言われているテキスタイルデザイン「Dot Logo」の場合はd、o、tをデザインしたものであり、よく見ると「dot」と読めるように左の黒丸と右の黒丸の間にある縦の黒線とのスペースが左の黒丸のほうが狭くなっている。また右の黒丸と左端の「t」とのスペースはそれぞれ独立した文字であることを判らせるために広くなっている。しかしデザイン的なバランスとロゴとしての緊張感を維持するために左の縦線とのスペースよりも若干狭くなっている。「t」の横線の位置や長さも色々と考えた末のバランスであるように見える。一方、おおたBITO 太田市美術館・図書館のロゴでは、まず大文字の「B」が含まれた時点でこのデザインは成り立たないということがデザイナーであれば気がつくだろう。仮に成り立たせるにしてもこの「B」の構成要素とバランスはあまりにお粗末で稚拙である。さらにこの「B」に使っている黒丸と右端の「O」の丸が全く同じ直径である。デザイナーであれば全体のバランスをとるために「O」の丸のほうを若干大きくするはずだ。こういうのって多摩美のデザインの授業で教わっているはずである。文字間も空き過ぎで緊張感も無いしバランスも悪い。「Dot Logo」のデザインが95点だとすると「おおたBITO」のほうは65点といったところだろう。


エルトゥールル号の響
●東山動植物園のロゴ   2015.08.21
佐野研二郎の名古屋市東山動植物園のロゴ。コスタリカ国立博物館のロゴの6個の丸とそれをつなぐ棒の部分をコピーし、角度を30度回転させ、丸の直径を少し大きくして色を青から緑に変えてある。この程度であれば世の中に数あるデザインの中でパクリとは言えないかもしれない。しかし全くのオリジナルから考えたとすれば6個の丸と棒の太さ、棒の長さはもっと違っていたはずだある。また左側の3個の丸と右側の6個の丸が中央部分で重なって、その重なった部分が暗くなっている。平面構成としてここに重なりは必要ないはずだ。通常ロゴをデザインするときには、名刺等の小さい印刷物に使用した場合の視認性を考え、このような重なりは避けてデザインする。また白黒で見たの場合に同じように見えてしまう黄色と黄緑の組み合わせは使わない。そして左側の3個の丸にある「目」はもっと下にあるほうが可愛く見えるはずであるが、そうなると「ミッキー」のデザインに類似と見られてはいかんので上方向に移動させたのだろう。そもそも植物には「目」は無いので、右側の6個の丸に「目」があるのはおかしいだろ。ようするに全てがやっつけ仕事で詰めが甘く完成度が低い。こんなデザインであれば、その制作に費やした時間を考慮したデザイン料は、せいぜい5万円だ。


よくわかる実習 情報
●五月雨式   2015.08.20
情報をアウトプットするときには、きちんと項目とカテゴリー、時系列を意識して、受け取った人間が極力理解しやすいように整理すべきである。断片的な情報が五月雨式に来た場合には、いったいどこから手をつけていいのやらと大いに悩み考えるハメになる。情報をアウトプットした人間であれば経緯や状況が分かるので整理のしようもあるが、受けた側の人間は「元」がないので全てを推測や想像で組み立てなければいけない。受信者が整理するより発信者が整理したほうが100倍簡単な作業である。ところが発信者のほうはできるだけ早く問題点を自分の手から離したいがために整理されていない情報を五月雨式のアウトプットしてしまう。そして受信者からいろいろと質問が来たり不具合な点を指摘されたりしているうちにだんだんと整理されはじめ、そもそも自分が何を言わんとしていたのかを、この時点で気がついたりもする。情報は五月雨式ではなく、きちんと整理してからアウトプットしよう!手離れを良くしたい気持ちはわかるが。


人生を変える似顔絵
●才能の無いデザイナー   2015.08.19
中学校のときに町の絵画展で金賞を取り「この子は天才だ!」と呼ばれた子どもたちが高校を卒業する年に美大を受験するために都内の受験会場にやってくる。ところが周りの受験生のレベルの高さに圧倒されて完全に自信を喪失して田舎に帰ってゆく。そういう、自称「町で一番絵が上手い高校生」が毎年美大を目指して地方からやってきては自信を喪失して帰ってゆく。美大の競争率は毎年10倍程度である。しかしその10倍の壁を突破してめでたく合格した学生の中でも、本当にセンスや才能があるのは全体の1/4〜1/3ではないだろうか。ではセンスや才能が無いデザイナーやアーティストはどうやっているのか?という疑問を佐野研二郎というデザイナーが答えてくれたようだ。


WebDesign
●ライカーとヘイター   2015.08.18
世の中には何でもポジティブに受け止めて『好きだ』という「ライカー(liker)」と、何でもケチをつけて『嫌いだ』という「ヘイター(hater)」がいる。ヘイターは基本的に周囲に認めてくれる人や友達がいないので、注目してもらうため、興味を持ってもらうために辛辣なことを口にする(またはネット上に書き込む)のだろう。他人を肯定することは肯定された人にとっては嬉しくもあり喜ばしいことだが、深く印象に残らなければ長く記憶に残ることではない。しかし否定的で辛辣なことは言われたほうは深く印象に残る。だから自分のこと、または自分の言ったことをずっと覚えておいてもらうためにはヘイターが手っ取り早いわけだ。ヘイターはそのことを理論的には分かっていないが感覚的、本能的に分かっているので、注目してもらうため、相手にしてもらうために何にでもケチをつけて嫌っているだけなのだ。世の中にはそういう人(ヘイター)が存在するということを、特にクリエーターは分かっておいたほうが良い。どんなに素晴らしく非の打ちどころがない作品でも、ハイターは絶対に褒めることも受け入れることも無いのだ。


株式会社「かくの木」
●熟年離婚   2015.08.17
アメリカの田舎に住む高齢の父親が、ニューヨークに住む息子に電話した。「お前にはつらい思いをさせて済まないが、母さんと離婚することにした。みじめな45年に終わりを告げることにしたんだ」「父さん!いったい何の話をしてるんだ!?」息子は叫んだ。「もう1日たりとも、一緒にいるのは耐えられないんだ。もうたくさんだ、同じ話をするのもうんざりだから、お前がシカゴにいる妹に伝えてくれないか」そう告げると、年老いた父親は電話を切った。あわてて息子が妹に電話すると、妹は爆発した。「父さんも母さんも離婚なんかさせないわ。私がいるかぎりね」彼女は叫んだ。「私にまかせて」妹はすぐに田舎の父親に電話をして怒鳴った。「離婚なんかさせないわよ。とにかく私がそっちへ行くまで何もしないでちょうだい。兄さんにもう一度電話して、ふたりで明日そっちへ向かうわ。それまで何もしちゃダメよ。わかったわね」そう言って妹は電話った。年老いた父親は電話を切ると振り返り、妻にこう言った。「よーし、ふたりとも、この夏休みには帰ってくるぞ。だがクリスマスにはどうやって呼ぼう?」


ふじみ一店逸品
●食料   2015.08.16
ベジタリアンが栄養失調で餓死したという話は聞かない。一方で地球上の動物性たんぱく質は少しずつではあるが制限されてきているようだ。クジラはもう食べることはできないし、韓国や中国では犬を食べることは難しくなってきている。猿などの知能の高い哺乳類も近いうちに食べられなくなるだろう。時間はかかると思うが牛や豚も食べられなくなる日が来るかもしれない。哺乳類だけではない。鳥や魚も食べられなくなる日が来る可能性もある。ウミガメの卵を食用目的で捕獲することは禁じられている国も多いが、ウミガメがダメで鶏卵がOKという明確な理由も見当たらない。クロマグロも漁業規制が進んでいるようだし、魚は哺乳類と違って「知能が高い」という理由で分別することは難しい。てなことを考えると、100年かかるか1000年かかるか分からないが「動物」は全面的に食用目的での捕獲が禁止されるのではないか?ちなみに一番美味い肉は「人」だそうだ。その「人」は植物だけを食べていても十分に生きていけそうだ。


話題の人の似顔絵BLOG
●フランスベット   2015.08.15
「フランスベット」は元々は車両シートの製造工場として創業した会社でフランス共和国とは全く関係ない。「イタリアントマト」はイタリア料理を主に全国にフランチャイズ事業を行っている会社でイタリア共和国とは全く関係ない。「日本コロンビア」は日本のレコード会社でコロンビア共和国とは全く関係ない。「アメリカ屋」は仙台に本社のあるジーンズを中心とした衣料品チェーンストアでアメリカ合衆国とは全く関係ない。「オランダ屋」は千葉に本社のある“生まれも育ちも千葉”の洋菓子・和菓子・パン類製造販売を行っている会社でオランダ王国とは全く関係ない。だいたい国の名前の後に「屋」か「家」をつければ日本全国のどこかにはあるようだ。ブラジル屋、エジプト屋、インド屋、メキシコ屋、ネパール屋、スイス家、ドイツ家、中国家、韓国家、などだ。ヤマハ株式会社は以前の社名は「日本楽器製造 株式会社」だったが、全く関係ない「株式会社 日本屋楽器」という会社もある。


新座市に生息する動植物写真集
●辞めた会社が主な受注先   2015.08.14
独立して個人事業主としてやっていきたい!またはフリーランスとして自立したい!だけど失敗したらどうしよう…。と思った場合は「独立しないこと」をおすすめする。1%でも「失敗したらどうしよう」と思う気持ちがあっては絶対に間違いなく本当に確実に失敗する!それだけ難しいのが現実だ。先代から引き継いだ店舗や会社があるなら別だが、全くの裸一貫から(多少の資金はあったにしても)やっていくのは高度成長期でもバブルでもない現在では、よほどの自信と実力がなければ無理なはずである。ということで会社を辞めて、その会社を主な受注先として会社に居た時と似たような仕事をしている人というのも多い。確実な受注先を確保しながら徐々に受注範囲を広げていくという方法だ、これならばローリスクで安定した経営もできる!という魂胆だ。しかし現実は会社にいたときよりもバタバタと忙しくはなったものの報酬は少なくなり歳下のクライアントから上から目線でモノを言われ休みは少なくなり残業手当も出ずストレスは貯まる一方!ということになってしまっている人達を実に沢山見てきたものだ。


ギフト似顔絵ルーム
●美術館   2015.08.13
美術館に行く多くの日本人は、①見るときの表情が硬い:絵を鑑賞するのは修行でも罰でも無理強いでもないはず。楽しもう!感動しよう!と思って見に来ているはず。なのになんでみんなあんなおっかねえ顔して見ているんだ?②見る距離:絵は大きさによって見る距離というものがある。例えば100号のキャンバスであれば3mぐらいは離れて見るのが普通だ。なのになんでみんなあんなに接近して舐めるように見ているんだ?③隈無く見る:絵画鑑賞というのは実はすっごく疲れる。展示されている作品数が100だとすれば、自分が面白そうと思った数十点だけをじっくり見れば良い。なのになんでみんなあんなに隈無く全部の作品を順路通りに見ようとするんだ?


コンビニ・スマホ・ホームページ
●キャッチャー   2015.08.12
サッカーのゴールキーパーは守護神と呼ばれチームのゴールネットを守るという意味では大切なピジションだ。しかしゴールキーパーは他の選手のように90分間走るということはない。しかし野球のキャッチャーは他の打者と同じように打席にも入るし、守備の時間中はずっと投手をリードしながら気を休めるヒマもないし常にアタマを使っていなければいけない。投手は打たれれば交代するがキャッチャーは交代することは少ない。1試合を通じて投げる(投手に返球する)球数は投手よりも多い。しかも重たいプロテクターを毎回つけたり外したりしなければいけない。しかも守ってる間は座ったり立ったりと忙しい。TVに映ったとしても守備の間は顔はマスクで隠れて分からない。強いてメリットがあるとすればベンチから守備位置までがもっとも近いということぐらいだろうか。総じて割の合わないポジションだろう。


一般人の似顔絵
●黒髪   2015.08.11
アングロサクソンが多く居住する地域で、例えば北ドイツなどの人たちが日本人を見ると、その髪の黒さに驚くそうだ。「カラスのように真っ黒!」とか「吸い込まれる闇のようなような黒さ」なのだそうだ。ヨーロッパで空気も乾燥しているせいもあり、よりコントラストがはっきりと見えることもあるかもしれない。日本人は髪が黒く肌は白っぽいために髪と肌のコントラストが非常に高い。白人は肌は白いが髪の色も薄い。黒人は肌は黒いが髪も黒い。いずれも髪と肌のコントラストは弱いのである。従って派手でカラフルな色の服でも着こなすことができる。日本人は髪の黒と肌の白を前提としてコーディネイトをしなければいけないので、着るものを選ぶにも苦労するということになる。そしてもっと不幸なことがある。言うまでもなく「ハゲが目立つ」ということだ。


エルトゥールル号の響
●原価   2015.08.10
昔は商品の原価というのは商売人しか知らなかった。しかし今ではファーストフード店での売値と原価は厨房や事務所の客に見えない場所に張り出され、アルバイト全員がその数字を知ることができる。衣料品などでは値札の裏に10桁の数字が書いてあり、その数字を1つ置きに読んで10から引いた数字がその商品の原価だったりもする。こちらもそのアルゴリズムはバイトにもパートにも教えなければならない。そして多くの高校生や大学生が学生時代にこういった経験を積み、社会人になってからも世の中のおおよその商品の原価と利益率を知ることとなる。今どき、全く「小売店」でのバイトを1度もやったことなない学生のほうが少ないのではないか。そんな中で売る側の概念は相変わらず「客は原価を知らないもの」として振舞っているように見える。


よくわかる実習 情報
●呉服   2015.08.09
百貨店の売上げが右肩下がりだとしても百貨店で取り扱っている商品自体の需要が衰退してるかといえばそうではない。例えば百貨店で扱っている典型的商品である「呉服」。Googleトレンドで「呉服」を調べてみる。2010年ごろが下げ止まりで最近は微増傾向。「和服」も最近は増加傾向。「振袖」でも増加傾向。「KINOMO」でも去年ぐらいから増加傾向。これは海外からの検索が増えている証拠でもあろう。いずれのグラフも変動のあったポイントにA,B,Cと表記があり、そこにマウスを重ねると具体的な説明文が現れる。たとえば「振袖」のAは「47NEWS AKB川栄李奈『狭間世代』と自虐22人で振袖姿で成人式」、Bは「MSN産経ニュース [経済]来年成人式を迎えるあなたに!正絹の高級友禅染振袖 振袖と小物セットで62,778円(税込67,800円)均一!」、Dは「マイナビニュース きゃりー、ショッキングピンクな振袖姿を公開!」となっている。こういった世の中の流行りをウォッチングしていれば心配する必要もないだろう。要するに今までの「呉服」という業界の流通経路では、卸しや百貨店を含めた小売りが膨大な中間マージンを搾取していただけなのだ。disintermediationが進めば市場も価格も正常化するだろう。


人生を変える似顔絵
●右肩下がり   2015.08.08
きれいな右肩下がりのグラフを描いているには「百貨店の売上げ」だ。通常は景気の変動、為替、リーマンショックなどの外的要因によって多少は影響を受けるはずなのだが、「百貨店の売上げ」だけは全くそれらの影響が無いかのごとく着実にキレイな右肩下がりとなっている。もちろんネットに顧客を奪われ、ネットのできない高齢者層の顧客が減っている(これからはネットのできる高齢者が増えてくる)というのが大きな要因であり、どんなに工夫をしてもこの流れに根本的に歯止めをかけることは不可能であろう。あんなにでっかいビルであんなに沢山の売り子がいてあんなに電気を使って、その費用が全て売値に乗っかってるであろうことは中学生でも分かりそうなもの。Amozonやヨドバシ.comで買ったほうが、値段も安いし、わざわざ出かけなくて済むし、商品は翌日届くし、送料はタダだし、ぜんぜんお得だということは小学生でも分かりそうなもの。とまあ、そんなことは分かっていても「すぐに止めるわけにはいかない」という大人の事情もあるのだろう。


WebDesign
●フランス人は10着しか服を持たない   2015.08.07
「フランス人は10着しか服を持たない」という本が話題になったが、これはフランス人に限らず西欧のほとんどの国が同じような考え方ではないかと思う。逆に言うと「アメリカ」がいかに異常な消費大国であって、日本もこれに追従してきたし、GDP2位の中国も同じような価値観であるように思える。フランスの田舎では家族全員がほぼ毎日同じようなパターンの生活をしているにも関わらず、夕飯のときには家族全員が揃って2時間でも3時間でもおしゃべりをしている。毎日である。日本人からみると「よくそれだけ話題があるもんだ」と思わざるを得ない。西欧でも特にフランス、イタリアなどのラテン系の人は放っておけば永遠にお互いに喋り続ける。そして「町」には必ず教会がり、その教会を中心に町が広がり一定のエリアを過ぎると居住地域が終わり。そこから先に人は住んでいない。日本のようにどこまで行っても居住地域がだらだらと続いてはいない。そしてその町で生活のほとんどの用が足りる。従って町の外に出ることはほとんどない。パリ以外に住んでいるフランス人の8割は一生パリに行くとこはないそうだ。←嘘かホントかは分からないが、実際にそんな雰囲気なのだろう。フランス在住の日本人が言っていた。


株式会社「かくの木」
●パクり   2015.08.06
佐野研二郎の五輪エンブレムのデザインがパクりかどうか?色々な見方があるようだが、同業者(デザイナー)の多くは「パクりではない」という見解で、デザイナー以外の人は(明言はしないものの)「パクったんじゃねぇ?」的な意見が多いようだ。言うまでもないが「パクり」、つまり意匠上の「類似」には明確な基準などはない。例えば意匠出願をするときも特許庁の担当者によっても大きく「類似」の判断基準は変わる。例えばコンコルドとツポレフTu-144は類似なのか?メルセデスベンツのマークと三菱のマークは類似にならないの?日本の国旗とバングラデシュの国旗はどうなの?というようにシンプルになればなるほど「類似」の可能性も多くなるのは当然のことである。さて、佐野研二郎の五輪エンブレムのデザインがベルギーのリエージュ劇場のマークに類似しているのではないか?ということで訴えられているのであれば、もうそれは裁判所の判断に従うしかないだろう。今、四の五の言っても無意味だ。とはいえ佐野研二郎の五輪エンブレムのデザインが素晴らしいか?と聞かれれば「そうでもない」と答えざるを得ない。


ふじみ一店逸品
●面白いコンテンツ   2015.08.05
スマホのアプリにしてもホームページにしてもTV番組にしても世の中「面白くないモノ」がほとんどである。なぜ面白くないかといえば、作り込みがされていないからである。例えば優れた映画は原作者が長い時間をかけて書いたシナリオをもとに大勢のスタッフが技術と英知を集結させて作った作品が優れていると評価される。ヒットしたゲームというのも大勢のスタッフがそれぞれがプロフェッショナルな分野の分業によって作られ、プロトタイプができてから、その難易度の調整に半年以上の時間をかける。文章でいう「推敲」のような作業だろう。面白いコンテンツを作るには「推敲」や「作り込み」「詰め」の作業が不可欠である。それ以前に「構想を練る」ことと「完成度を上げる」ことも必要であり、コンテンツによっては「人員」「資金」「時間」も必要だ。一人の凡人が思いつきで作ったモノが面白いコンテンツになりうるはずもない。一人の凡人が思いつきで作ったコンテンツには何も期待したり夢を託したりしてはいけない。


話題の人の似顔絵BLOG
●Windows10   2015.08.04
グラフィカルユーザインタフェースでのMacintoshの真似から始まったWindows。まだ断片的にウェブから拾ってきた記事ではあるが、Windows10がリリースされると予想通りに問題点が次々と指摘され始めたようだ。①GoogleChromeに奪われたシェアを奪回するために、デフォルトのブラウザを変更する手順が悪質すぎる。という件。②ポルノ画像のスライドショーが勝手に始まり赤っ恥の旦那の件。そもそもMacOSのスクリーンセーバーではデフォルトで用意された画像やiTunesのジャケットデザインの画像がスライドショーや分割画面として表示されるが、これを一歩進めようとした大きなお世話が読みの浅いMicrosoftっぽい。③タッチパネルや音声認識でもiOSから遅れをとっていたMicrosoft。Windows10では「Cortana」という音声アシスタントが標準装備されているようだが、これもSiri(iOS)の真似。しかもiOSに遅れること4年、しかも「Hey, Cortana」と呼び出し方までSiri(iOS)の真似。しかもiOSはスマホ用。つまり電話に向かって「Hey, Siri」と呼び出すわけだが、Windows10ではPCに向かって話しかけることをメインに想定しているように見える。PCに向かって話しかけるヤツとかホントにいるのかよ?と、まあ、これからも続々と問題点は出てきそうだし、それらがある程度出尽くしてからでないと、怖くてアップグレードはできない。また、今の時点で「アップグレードしない」という選択も有り?と思ったりもしている。WindowsのOS「秀作と駄作は交互にやってくるの法則」からすると、Windows10は秀作のはずなのだが。。


新座市に生息する動植物写真集
●お疲れ様   2015.08.03
挨拶で「お疲れさま」と言うのは日本だけだ。つまり日本人はデフォルトで疲れているということなのだろう。挨拶だけではない。例えば「歩き方」もそうだ。辛い労働を強いられているように、下を向いて、猫背になり、足を引きずりながら歩く。全部が全部ではないが、相対的にそういう歩き方の日本人が目立つ。かといって彼らが本当に徒労しているのかというとそうでもない。自分は徒労するまで仕事をやりきったから家路につくことができる。今週は徒労するほど忙しかったので、朝の出勤の時にも疲労感が抜けていない。といったことを密かにアピールしているだけだったりもする。「定時になるとどんなに仕事が溜まっていようとさっさと帰りやがる!」とか恥ずかしくもなく言えるのは日本人だけであろう。


ギフト似顔絵ルーム
●反応する言葉   2015.08.02
公園ではしゃいで走り回っている子供は、親が「止まりなさい!」とか「待ちなさい!」と言ってもなかなか言うことを聞かない。そこで早口で「ダルマさんが転んだ!」と叫ぶとほとんどの子供は条件反射で静止するらしい。その止まったところを親は「ニーブラ!」と言って捕まればいいわけだ(ニーブラはお笑いコンビ「バンビーノ」のネタ「ダンソン」でダンシングフィッソン族が獲物をつかめるときのセリフ。2015年4月にブレークした)。では渋谷のスクランブル交差点を渡っている大勢の人が一斉に止めるには何と叫べばよいか?時期は8月のお盆を過ぎたころという設定で。答えは「夏休みの宿題終わったか!?」だそうだ。老若男女を問わず誰しもが身に覚えがあり、その言葉に反応して一瞬足を止めてしまうそうだ。ただしこれは検証はしていない。


コンビニ・スマホ・ホームページ
●スマホ   2015.08.01
スマホは今でこそ非常に馴染み深い言葉であるが、実は2009年には使われていなかった言葉でもある。厳密に言うと1999年にNTTドコモがiモードがサービスインしているのが創成期とも言えるが、Googleトレンドにその数が表示され始めたのは2010年11月からである。つまり2010年の10月以前に「スマホ持ってる?」と学校や職場で聞いたとしてもほとんどの人は「???」だったのである。2010年10月といえばチリ・サンホセ鉱山の落盤事故で地下700mに閉じ込められていた作業員33人が全員救出されたというニュースがあった。つい最近の記憶に新しい話だ。スマホとほぼ同時に「ガラケー」という言葉が使われはじめ、「フィーチャーホン」は2011年末ごろから使われはじめ、「ガラホ」は2014年末から使われはじめた。いずれにしてもどれも極めて最近のことだ。


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