2016年8月

●オヤジギャグその2   2016.08.31
Wikipediaによれば、主に中高年層の男性が頻繁に使う、駄洒落や地口の要素をふんだんに含んだ安直なギャグのことであるそうだ。オヤジギャグは、単純でわかりやすく、安直なギャグであればあまりにも安直であればあるほど、意味がわかるのに笑えないというジレンマが聞き手に苦痛を与える場合が多いそうだ。 「相手を楽しませること」よりも「自分が言いたいこと」を優先しているように感じられ、それにもかかわらず相手の笑いを期待している場合が多い。オヤジギャグの条件は①安直である ②同じギャグを何度も言う ③下世話である、だそうだ。そしてもっとも重要な条件は、④言った直後に自分で「ガハハハ……」と笑うことだろう。


天声人誤
●オヤジギャグ   2016.08.30
オヤジギャグの始末に悪いところはオヤジギャグを放った本人のオヤジが、自分のオヤジギャグは超つまらないにもかかわらず「ウケている」と思っているところだ。この判別が出来ないオヤジは、企画会議のアイディア出しでも、自分のアイディアはいつでも素晴らしいと思い、同時に他人の出したアイディアは「大したことない」「つまらない」と思っている。そして放った本人のオヤジギャグでは誰も笑うことはないのだが、その周囲の沈黙の前に放った本人のオヤジが「ガハハハ…」と大声で笑ってしまうので本人が場の空気の冷たさを感じることもできない。それにオヤジギャグを放つオヤジは社会的地位も高くオヤジギャグを放つ以外には仕事もちゃんと出来るので誰も注意したり苦言を呈したりできないし、言ったところで改善される見込みもない病気でもあるので仕方がない。


LINEスタンプ「人絵」
●アーカイブ   2016.08.29
例えば新聞というものは発行されたその日のうちに読むから価値があるというもの。畳替えのときに畳の裏に敷いた新聞を読みふけるのは楽しくはあるが実質上の価値も需要も極めて低いだろう。例えばBlogやSNSへの投稿も投稿した直後のアクセスは増えるものの、翌日にはほとんどアクセスはなくなり、1週間後にはほぼゼロになる。そうしてみると情報のアーカイブ化というのは必要なのだろうか?とも思うのだが、ごく稀に、1年前の投稿にアクセスがあったり、数年前にアップしたラインスタンプが売れたりすることもある。アーカイブも量があればそれなりに僅かな需要もあるのだろう。昔流行った「ロングテール」というのはこのことだったのか!と今更ながら思う。


LINEスタンプ「顔面遊離男2」
●究極   2016.08.28
「究極のメニュー」という言葉が流行ったときにクローズアップされた言葉でもある。究極とは、物事をつきつめ、きわめること。また、その最後の到達点。という意味だ。なので「究極」に達するまでには数々の失敗と試行錯誤が必要であり、時には何代もの人間によって受け継げれていって到達できるようなものなのかもしれない。それを安易に「究極の〜」などとは使ってはいけないのだろう。そして本当に究極を目指す人間は、相当に究極に近いモノを作ったとしても、常により高い位置を目指しているので、永久に究極に達することはないのだ。


有名人の似顔絵
●慎重かつ大胆に   2016.08.27
「大胆かつ繊細に」という指示を出す人がいるが、繊細じゃないのが大胆というものだろ?何を言っているんだ。「慎重かつ大胆に」という意味も同じようなものだ。大胆にならないためのやり方が「慎重」というものだろう。元々の意味は、「慎重」に作戦を立てて「大胆」に決行するということ。「慎重」と「大胆」には時間差があるわけだ。ところが1つの行動に対して「慎重かつ大胆に」と言われてもそんなことできるわけがない。そんな指示を出す人間に限って「慎重」と「大胆」のどっちにも徹することができずに中途半端な結果ばかりを残してきていたりもする。


エルトゥールル号の響
●立体凧   2016.08.26
大学の立体デザイン科の授業で「立体凧」を制作して実際に上げてみるという実習が行われた。サイズは1立方メートルを超える様々なデザインの立体凧が山の上にあるキャンパスから次々と上げられていった。畳用の1巻1kmの糸を2巻分繋いでも足りないぐらいの距離まで上がってしまい、目視では凧自体を確認できなくなり、糸の重さが加算されて手動では巻き戻しての回収もできなくなり、最後は仕方なく糸を切ってその実習をお終いとした。糸の切れた凧はその後、何処まで飛んでいったのかは分からなかったが、世の中の「UFO目撃情報」の一部は「立体凧」であろうことは容易に想像できた。


よくわかる実習 情報
●WordPressの使い方-2   2016.08.25
→昨日の続き。では②の人が大きなトラブルに遭遇した場合にはどうしたらいいか?ということだが、まず基本的にサーバーが近くにあるということが重要だろう。自分で直接サーバーをいじることができる、又はすぐに連絡のできるサーバーのSEがいる、といったことだろう。普通のレンタルサーバー屋さんはWordPressのサポートまでは行っていない。しかしWordPressはクラッカーのターゲットとなりやすいし、プラグインのバージョンの不一致で画面が真っ白になったり、ちょっとした設定の間違いで全てのリンクが切れたりする。とにかく色々な要因で動かなくなる可能性があるので、常に動かなくなることを意識しておかないといけない。①であれば「困ったなぁ〜」で済むことだが、②の場合は「やっべえー!」となる。サーバーが近くにあるということを含めたサポートとトラブル対応が整っていない環境で②の仕事は請けないほうが良いということのようだ。


人生を変える似顔絵
●WordPressの使い方-1   2016.08.24
WordPressを使うことの賛否は色々とあるが、まず①自分のサイトを作る、場合と、②クライアントから報酬を受けて他人のサイトを作る、というケースを分けて考える必要がある。①の場合は、時間をかけてゆっくりと試行錯誤を繰り返しながらサイトを構築していき、途中で行き詰まったり、どうにもならないトラブルを解決しながら徐々に構築していくというもので、難易度の高いRPGやDeAGOSTINIの模型を組み立てていくようなものだ。そして②の人が①のフォーラムに迷い込んでしまうと色々とややこしいことになる。①の人は基本的にオタクなので、他人の状況を汲み取ってその状況に応じたアドバイスをするということはできない。もっぱら自分の主張を相手に押し付けるだけで、その主張が通らないとキレたりスネたりしてしまう。WordPressには数千のテーマと数万のプラグインがあり、1人の人間が一生かかってもその全ての良し悪しを判断することができない。従ってオタクの主張が正しいかどうかを誰も正確に検証することはできない。困ったものだ。→明日に続く。


WebDesign
●Oh my god   2016.08.23
「脳はコンピューターのようなもの。部品が壊れれば動作しなくなる。壊れたコンピューターには天国も来世もない。天国は、暗闇を恐れる人間のための架空の世界だよ」 と言ったのはホーキング博士。宗教の根幹を成す概念を改めて否定したわけである。 しかし実際にはアメリカ人の9割は神を信じているし、世界の人口の3割を占めるイスラム教徒のほぼ100%が神の存在を信じていることになる。科学が神を超えるにはまだまだ時間がかりそうである。例え神を信じる人間が減ったとしても「Oh my god」と「アッラーフ・アクバル」という言葉はあと数千年は健在であろう。ちなみに「Oh my god」を日本語に訳すと「おお神よ!」では日本語には馴染まないので「なんてこったい!」とかにされていたようだ。


株式会社「かくの木」
●通信手段   2016.08.22
50代の母親と20代後半の娘の会話「お母さん、必ず連絡ちょうだいね!」「わかったわよ。必ずメールするから」「あっ、ダメダメ!メールじゃなくてラインちょうだい。メールなんか絶対読まないからね!」これは本当に、普通に、頻繁に、当たり前にある会話だ。メール=正式、LINE=友達や家族との日常的な連絡、などと思っていてはいけない。メール=読んでもらえないこともある昔の通信手段、LINE=既読が確認できる普通のコミュニケーション。そしてMLとかメルマガとかは完全に死語だ。しかもパソコンというめんどくさい機械を使うのは原始人だろう。


ふじみ一店逸品
●つい最近のこと   2016.08.21
気象庁で全国の地震観測を始めたのは1884年(明治17年)だそうだ。それ以前は、九州で起こった地震を北海道に住んでる人は全く知らなかった。知らないから南海トラフのこととかも知らずに不安無く生きてこられたのかもしれない。地殻変動の数千〜数万年というスパンを考えれば132年前というのは極めて最近のことであろう。コンピューターとインターネットと携帯電話が普及したのが1995年ごろで、僅か20年前のことだ。それまでは想像を絶するほど不便で不自由な世界で人々は暮らしてきたはずだ。それでも人間は生きてこられたもだから大したものであるとも言えよう。


話題の人の似顔絵BLOG
●1日に5回も10回も   2016.08.20
色々なnewsサイトを見て、興味深いニュースをピックアップしてFacebookに載せる。これは別に悪いことではないのだが、1日のうちにに5回も10回も掲載する人がいる。たま〜にならいいのだが、そう頻繁にアップされると、そいつのせいでFacebookの「ホーム」が埋まってしまい、他の人の投稿を見るためには、下〜のほうにスクロールしなければいけなくなる。これだけ情報化が進めば面白い記事は枚挙に暇がない。そんなに載せたいならば自分で専用サイトを作ってそこにリンクさせるべきだろう。そしてそのサイトの更新情報を1日に1回Facebookに載せればいい。そしてそんな人は多くの人に投稿を「非表示」にされ、誰にも読んでもらえなくなる。


新座市に生息する動植物写真集
●ネットでの買い物にはそれなりの集中力が必要   2016.08.19
ネットでの買い物や注文、予約などの中には、手続きに長い時間を要するものがある。またネットバンクではログインしている時間に制限があり、時間内に操作を終わらせてしまわないと非常に面倒くさいことになる。しかし、こういった操作をしているときに限って電話が来たりもする。一旦電話に出て話し始めてしまうと、基本的にネット上での操作は「やり直し」になる。注文した商品が同じものが2つ届いたとか、同じことろに2回重複して送金してしまったとかいうのは、だいたい電話に出たり、操作中に他のことに気を取られたりするのとが原因のようだ。ネットで複雑な買い物をするときには、それなりの集中力が必要だ。ところがネットで買い物をしたことの無い人というのが未だにいるみたいで、そういった人は「ネットでは簡単に買い物が出来る!」と思っているらしく、他人にか〜るく「あまぞんで買っといて!」などと頼んだりもする。


ココシル★ふじみ
●送りバント   2016.08.18
人生送りバント主義!などと言われることもあるが、送りバントというのは想像以上にタイヘンなことだ。もちろん成功して当たり前で褒められることも少ない。3バント失敗でもしてアウトにあろうものなら何を言われるか分からないし、野手の正面をついてダブルプレーにもなろうものならたまったもんじゃない。かといって自分も生きようとしたドラッグバンドは成功すれば絶賛ものだが失敗しようものなら「それ見たことか!」となる。成功しても犠打という記録は残るがその記録が話題に上ることも少ないし打数がつかない代わりに走者を進めるだけでは打点もつかない。いずれにしても下請けの製造業のように日の目を見ない仕事であろう。ちなみにフランス人に野球のルールを教えるときに、どうしても理解されないのが、この「送りバント」というルールだそうだ。


STETS迷彩野球ユニフォーム
●大量生産の弱点   2016.08.17
熊本地震でのソニーのイメージセンサー拠点被災の被害もあって、各メーカーともコンパクトデジタルカメラの生産を延期したり、台数を削減したりしているようだ。例えばCanonは2016年のコンパクトデジタルカメラの販売を39%減を計画するそうだ。というか、そもそもコンパクトデジタルカメラの需要がこんなにあったのか?というのが正直な感想ではないだろうか。どこの観光地でも、そのへんの街中でも、もはやコンパクトデジタルカメラを使っている人を見かけることはほとんどなくなった!というのは2014年ごろのハナシである。実際の世の中のトレンドや流行りに対して製造業が追従するまでには2〜3年はかかるということだろう。結果が見えているにもかかわらず急な対応ができないというのは「大量生産」に頼る「製造業」の最大の弱点なのだろう。大型タンカーが舵をきってから実際に曲がり始めるまでに1km進んでしまうようなものだ。


一般人の似顔絵
●ムーアの法則   2016.08.16
ムーアの法則が2021年に崩れる?というニュースが流れた。ムーアの法則は米インテル社の創業者のひとりであるゴードン・ムーアが1965年に自らの論文上に示したのが最初であり、その後30年以上経って、一般家庭にパソコンが普及し始めた2000年ごろに頻繁に使われた言葉だ。そしてその予言(法則)通りに半導体は劇的な進化を続け、今ではスマホと呼ばれる超小型ポータブルコンピューターを世界中の人たちが持ち歩くまでになった。「ムーアの法則」と並行して考えなければいけないのが「パラダイムシフト」という概念だろう。「ムーアの法則」により18カ月で2倍になった高性能化、高速化、低価格化によって、いろいろなパラダイムが崩壊していった。そしてその「パラダイムシフト」は2025年まで続くと言われてきた。2021年に「ムーアの法則」が崩れるとすれば、2025年に「パラダイムシフト」が終わるというのは、丁度良いタイミングのようにも思える。


子ども始球式
●抽選で1000ポイントが当たるんです   2016.08.15
ケータイショップで機種変をした。諸々の手続きに小一時間ほど費やした後に「後日アンケートのメールをお送りしても良いでしょうか?」とのことで「抽選で1000ポイントが当たるんです!」ともショップ店員は付け加えた。そして翌日、そのアンケートメールが来た。やたらと長い。まともの答えると10分ぐらいはかかりそうだ。抽選で1000ポイントが当たるとのことだったが「何名様」なのかは言ってなかった。たぶん1000ポイントが当たるのは1000人に一人ぐらいだろう。多めに見積もったとしても100人に一人としよう。だとすると平均すると一人に10ポイント当たるということだ。回答に10分かかってその労力の見返りが10ポイント、つまり10円ということで、時給換算では60円の労働ということになる。バカバカしい限りだ。


天声人誤
●素人とプロ   2016.08.14
ただ漠然と音楽を演奏している。特に目的もなく絵を描いている。思いつくままに執筆している。そういう人を「素人」と呼ぶ。「素人」から脱却したければ、何を感じて、何を表現しようとして、そのためにどんな技術を身につけなければいけないか?ということを常に考えながらやらないといけない。今まで身につけたスキルの範囲内のことの繰り返しで本人が満足しているならそれでもいいのだが、それでは他人に見せたり聞かせたりする価値のあるものにはならないということも理解しておくべきだろう。お金を稼いでいるだけでは「プロ」ではない。目標と目的を持って、常にトライアルを続ける精神を持っているのが「プロ」なのだろう。


株式会社「かくの木」
●自分で考え、自分で判断する   2016.08.13
母親に買い物を頼まれた。買う物を書いたメモ紙を渡された。まだ携帯電話がない時代のことである。メモ紙には「タマゴ5個」と書いてある。しかし店には10個入りのパックしか置いていない。ここでの選択肢は、①10個入りパックを買っていく。②タマゴをバラ売りしている店を探してそこまで行く。③タマゴは買わないで帰る。④公衆電話を探して家にいる母親に電話で聞く。⑤店の人にバラ売りできないか交渉する。などの対応が考えられる。もちろんどれが正解かはやってみないと分からないし、どの選択であってもそれなりのリスクが伴い、うまくいって褒められるかもしれないし、母親の意向にそぐわないで怒られるかもしれない。そしてこういった経験を経て、人は大人になっていくのだろう。しかしすぐに「ケータイで聞く」「ネットで調べる」ことができるようになってくると、人間の「自分で考え、自分で判断する」能力は衰えていくにかもしれない。いや、衰えたことろで不便も不自由もないのかもしれない。


LINEスタンプ「顔面遊離男2」
●スキル   2016.08.12
すごく上手い絵を描いている人がいる。さぞかし高いスキルを持っていると思いきや、実はそのとき描いていた特定のアニメキャラの特定のアングルだけがすごく上手いだけであり、他のアニメキャラも普通の静物画やデッサンは上手くも何ともなかったりする。同様に素晴らしく上手にピアノの演奏をしている人がいる。さぞかし高いスキルを持っていると思いきや、実はそのとき演奏していた曲だけしか弾けなかったりする。人間のスキルは一つの成果だけでは測れない。他人からのリクエストに対してどれだけ柔軟に応えられて、どれだけ柔軟に展開できるかが本当のスキルであろう。


有名人の似顔絵
●2階建て電車構想-3   2016.08.11
→昨日の続き。日本の人口は2050年には9000万人になると言われていて、東京への一局集中も避ける方向になるので、今、大規模な投資はしないで、今あるものを大事に使ったほうがいいだろう。鉄道車両は大事に使えば50年は保つ。テレワークも普及して人は移動しない方向にもなるはずだ。例えば鉄道を通勤に使っている人のほとんどは、どうしてもその会社じゃなければいけないのか?また会社のほうも、どうしてもその人でなければいけないのか?と問われればそうではないはずだ。仮に豊島区から品川区の会社に通い中小企業の経理をやっている人は、品川区から豊島区の中小企業に通って経理をやっている人と「代わってもらう」ことでお互いの通勤の手間は省けるはずだ。鉄道在りきではなく、鉄道を使わなくても済む方策を考えたほうが良いのでないか。


エルトゥールル号の響
●2階建て電車構想-2   2016.08.10
→昨日の続き。全線に渡り架線の高さを支柱も含めて高くしなければいけない。しかも高くした架線は普通の1階建て車両ではいくらパンタグラフをツッパっても届かないであろうから、2階建て電車の走る路線は1階建て車両との共有は不可能となる。また既存の線路の幅やカーブの半径は1階建て車両を想定しているので、極端に速度を落とさなければ走行は不可能になるだろう。ということはいずれにしても線路の幅はもっと広く、カーブの半径はもっと大きくしなければ輸送の効率化にはならない。鉄道の工事の難しさは、既存路線の営業を中断せずに、営業と工事を並行して行うことであるから、これだけの大工事は、結局のところ土地の買収から始めた新たな路線を計画することになるはずだ。オリンピック開催よりもはるかに金はかかりそうなのだが。。。→明日に続く。


よくわかる実習 情報
●2階建て電車構想-1   2016.08.09
小池百合子東京都知事の2階建て電車構想であるが、2階の乗客の乗り降りと階段付近の混雑で時間がかかり、結果的に効率が悪くなるのではないか?ということを先月も書いたが、どうやら既存の2階建車両を使うのではなく、新たに縦に2つ重なったような車両を作るそうなのだ。こんな感じで。これにはネット上からも「ワロタ!」「アホか」というような意見が続出。確かに小池百合子知事は頭も良く、勉強もしているし、言うことのほとんどは説得力もあり納得もできるが、この2階建て電車構想だけは「愚策」であろう。まず全線に渡り可動式ホーム柵を含めてプラットホームを作り直さなければいけない。それだけでも膨大な費用がかかる。そして全線に渡りトンネルやガードの高さを変更しなければいけない。トンネルは穴を広げれば良いがガードは上を通る道路までの大工事となる。それでけではない。→明日に続く。


人生を変える似顔絵
●伝わらない   2016.08.08
「あれだけ丁寧に説明したのに分かってない!」「何度も言っているのに理解しない!」などとボヤいている人。根本的に間違っているのは相手が理解力が無いのではなく、説明するほうの言葉が足りないケースがほとんであるということを分かってないということ。例えば「厨房の冷蔵庫の一番上の段の奥に入っているから出しておいてくれ」という指示を出したとする。指示した本人は冷蔵庫も一番上の段もイメージができているので、これが分からない人間は「馬鹿ではないか?」と思うわけである。しかし指示されたほうは、その冷蔵庫が厨房のどこらへんにあって、業務用のデカい冷蔵庫なのか、ガラス張りの冷蔵ショーケースなのか、アイスクリーム用の冷凍ショーケースなのか、家庭用の小ぶりの冷蔵庫なのかは全く見当がつかない。そして奥に入っているモノが「何」なのか分からない。さらに指示を出す人は「偉い」ので、一方的に言うだけの場合が多く質問を受け付けない。だから伝わるわけが無いのであった。


WebDesign
●印刷通販   2016.08.07
印刷通販(ネットでの印刷)が普及して町の印刷屋さんの仕事はほとんど無くなったのではないか?と思いきや、どうもそうでもないらしい。印刷通販の利用者の8割は業者、つまり印刷業界の人たちらしい。一般の人(企業)から仕事を請けた町の印刷屋さんが印刷通販に外注するという流れが既に出来上がっているらしいのだ。まぁ、考えてみればDTP=Wordのファイルだと思っている人が一般的であり、いくらAdobeCCが普及したとはいえ、まだまだIllustratorによる版下制作は、その道の職人の世界だ。CMYKでなければ思ったような色は表現できないということを知っている人は少なく、WordがCMYKに対応していないということを知っている人も少ない。プロと素人の差は縮まったとはいえ、まだまだプロと素人の差は大きい!ということの一例でもあるようだ。


LINEスタンプ「人絵」
●色の好み   2016.08.06
色の好みは人それぞれで、育った環境や今までに見てきたものの印象などによって様々である。さらに性別や年齢による好みの違いも学術的に研究されてきたようでもある。それだけ個人差の大きな「色の好み」がある中でデザイナーが色を決めるというのは至難の技である。どんな色にしたところで「そうじゃない!」「こういうのはどうか?」というような意見が次々と出てくる。それでは収集がつかないので、無理矢理なその色を選んだ理由とそこに至るストリーを捏造しなければならない。そもそもが同じ色であっても人によって水晶体を通過して視神系で感じて脳に伝達されるまでで見え方(感じ方)が違うのだからどうしようもない。「苦しいときの青頼み」と言って、とりあえずは空の色、水の色、海の色である「青」にしておくのが最も安全とされているが、その「青」でさえも「今日の気分はブルー」というようにネガティブな印象として受け取られることもあるわけだから始末の困る。


ふじみ一店逸品
●言うのは簡単、やるのは大変   2016.08.05
そんなことは分かってはいるものの、ついつい他人のやったことのは口を出したくなる。「じゃ、オマエ自分でやってみろ!」と言われたときに、多くの人は自分ではできないということを分かっているのだが、中には「自分はできる」と思っている始末の悪い人もいる。素人では簡単にできないことを修練を積んで出来るようになった人を「プロ」と呼ぶのだが、そうではない人が突然、プロと同じクオリティの成果物も作ることはできない。素人なのにプロと同じ仕事が出来ると思われがちな職種が「デザイン」と「写真」だ。


話題の人の似顔絵BLOG
●コミュニティ論   2016.08.04
人間は他者の人間性を否定する生物である。これは人間が持つ本質の一部である。人は、他者の人間性を否定することが、自分を守ることにつながる信じているからだ。このことは自分だけではなく、家族や自分の属するコミュニティを守るということにも発展していく本質なのかもしれない。つまり他の家族やコミュニティを否定し、敵意を持つことで、よりコミュニティ内部の結束を高まらせるというもの。そして人類の歴史とともにコミュニティだったものが国家へと展開していったのかもしれない。まぁ、こういったコミュニティ論とは別に、ひたすら他者の人間性を否定し続け、自分だけが優れていると勘違いしている、コミュニティには到底馴染めない「自分大好き人間が」が大発生しているという弊害も忘れてはいけない。


新座市に生息する動植物写真集
●ラガード層   2016.08.03
世の中の動きに関心は薄く、最後までなかなかイノベーションを受け入れない層で、日本では15%〜20%存在すると言われている。これはエベレット・ロジャースが提唱した「イノベーター理論」における区分で、最も後期に受容する層に位置づけられる区分とのこと。具体的には、今だにパソコンもスマホも所有しておらず、ネット上の情報を知る術が無い人たちで、デジタルデバイドの象徴とも言える。「最も後期に受容する層」とのことではあるが、実際にはまだ受容しないままの状態で10年以上続いているようだ。ガラケーの利用者のうち20%が、次にどういった端末タイプの購入意向を持っているか?との質問に「ガラケー」と答えている。またテレビや新聞でしか都知事選のニュースを見ていないであろう人が鳥越俊太郎に投票している(得票率20.6%)。


ココシル★ふじみ
●占いに使われることはない   2016.08.02
下痢には次の3つのタイプがある「非感染性急性下痢」「感染性急性下痢」「機能性慢性下痢」だ。嘔吐には次の3つのタイプがある「中枢性嘔吐」「反射性嘔吐」「化学受容器引金帯を経由する嘔吐」だ。便秘には次の4つのタイプがある「一過性便秘」「器質性便秘」「機能性便秘」「器質性便秘」だ。尿失禁には次の4つのタイプがある「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」「溢流性尿失禁」「機能性尿失禁」だ。血液には次の4つのタイプがある「A」「B」「O」「AB」だ。なぜか下痢、嘔吐、便秘、尿失禁が占いに使われることはない。


STETS迷彩野球ユニフォーム
●情報は集めるだけでは意味が無い   2016.08.01
提出したデザインを見たクライアントの社内スタッフのコメント集が送られてくる。「落ち着いたデザインで良いと思った」という意見もあれば「もっと個性的で目立つデザインのほうが良い!」なんていうのもある。「文字が大きすぎてかっこ悪い」という意見もあれば「文字が大きくて読みやすい」というコメントもある。社内のコメントを集めた人間は「社員の素直な意見を」というつもりなのかもしれないが、もらったほうは「だからどないせい!っちゅうんじゃ?」ということになる。情報というのは集めるだけであれば誰でもできる。整理して、時には加工して、その情報をもらった相手が次のアクションを起こせるように配慮しなければ混乱と不安を煽るだけのものとなる。


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