2019年2月


●美しさの基準   2019.02.28
赤ちゃんは自分の母親が世界一美しいと思っている。「どうも違うんじゃないかな?」と思い始めるのは小学生になってからであろう。映画エレファントマンで主人公ジョンメリックにはじめて会った看護師はその顔の恐ろしさに「きゃー!!」と悲鳴を上げるが、何度か会っているうちに見慣れてきて、恐ろしさは感じなくなる。今まで一度も外人を見たことのない江戸時代の人間が、もし「ダイアナ妃」をはじめて見たとするならば、まずは「怖い」と感じるはずであって、決して「美しい」とは感じないはずであろう。ジャポニカ学習帳の表紙の「虫」を見て、「怖い」「気持ち悪い」と感じる子供は、それまで育ってきた環境の中で、本物の「虫」を見たことがないせいであろう。要するに「美」の基準は、「慣れ」である。何度も何度も見て慣れることで、自然と美しいと感じるようになるのであろう。だから人によって美しさの基準は異なる、ということになる。美人は三日で飽きるが、ブサイクは三日で慣れるということだ。


●人形を沢山集めて並べる   2019.02.27
日本人は人形を沢山集めて並べるのが好きであるようだ。こけしのコレクターやフィギャのコレクターを見ているとそう感じる。京都の寺院では仏像を一ヶ所に集めて展示しているし、東京タワーの蝋人形館でも狭い場所に沢山の蝋人形を集めて展示している。浮世絵や屏風絵の中でも、沢山の人間が一堂に介している場面を描いたものも多い。古代から日本人はお互いに協力しあって一つのことを成し遂げるという意識が強かったのか、村八分にされまいとする気持ちが強かったのかは分からないが、とにかく人形を沢山集めて並べるのが好きであるようだ。逆に言うと、海外の他民族国家では、沢山の人形を並べると、そこには差別、民族、人種、弾圧、抗議、抗争、など、連想させるものが多くなってしまうから、人形を沢山集めて並べるということは、敢えて避けているのかもしれない。


●ノープラットフォーム   2019.02.26
ノープラットフォームと聞くと、日本人であればコンピュータのOS、または電車の駅のホームをイメージする場合が多いように思える。しかし「ノープラットフォーム」の「プラットフォーム」は「講壇」の意味である。プラットフォームの前にノーをつけることによって「講壇を与えない」という意味になる。このノープラットフォームには「アンセーフ(安全ではない)」という言葉がセットで使われ「安全ではない人間に講壇を与えない」というふうに使われる。きちんとした日本語に訳すと「危険思想を持つ人間に講演の場を与えない」という意味である。しかし「危険思想」という言葉も曲者であり、自分の思想と対局、または自分が論破されそうな思想に対しての予防線のようにも思える。日本に「ヘイトスピーチ」という英語がアメリカから輸入されて久しいが、「ノープラットフォーム」はイギリスが発祥の地であるようだ。しかしノープラットフォームは言論弾圧ではないという意見もあるようで、そこまでくると日本人には理解できない範囲になってくるようだ。まぁ、自分が面白くない、気に入らない、行為や行動に対して、しっくりくる言葉を作って普及させて「レッテル貼り」につなげようとする行為は、いつの時代にも、どこの地域にもあることなのだろう。ただ、広まる速度がやたらと速くなってきたということのようだ。


●地球軸の変動   2019.02.25
「地球軸の変動」は、異常気象を発生させ、一日の長さもどんどん短くなっていき、生態系が破壊され多くの生物が絶滅すると言われている。しかし「地球軸の変動」が起こらないにしても、地球の自転速度は、放っておいても徐々に遅くなり、2億年後に1日が25時間になるらしい。億単位の話をするならば、50億年後に太陽がその寿命を終えて大爆発して、地球の軌道はその爆発の中に飲み込まれるとのこと。ただしそうなる前の、約30億年後にはアンドロメダ星雲が銀河系と衝突するらしい。もっともその前に、氷河期において海や大地が氷に覆われ、地球全体が凍り付いてしまう現象の、「スノーボールアース」。マントルの対流運動が活性化することで地上に大量の溶岩が噴き出し、生物たちが生息する大地を覆っていく、「スーパープルーム」。などによって人類が滅亡する可能性のほうが高いようだ。しかしそれより前に、「国連気候変動に関する政府間パネルの評価報告書によれば、現在のスピードで温室効果ガスを排出し続ければ、早ければ、2040年前後までに地球は壊滅的な状態になる」とのことだ。いずれにしても人類には、恒久的に生き続けられる道は無いということだ。


●体   2019.02.24
消しゴムを買いに行く。昭和の時代では文房具屋さんに買いに行かなければいけなかった。今では、コンビニ、スーパー、百均、ドラッグ、ネット、キヨスクなど、どこでも買える。消しゴムは腐らないから良いのだが、腐るはずの食品も至る所で買うことができるようになってきた。そして腐ったものは捨てるということになる。人口が減少し、マーケットも縮小する。高齢化が進むと、消費者の移動距離を短くさせるために商品のほうを移動させるということになる。最終的にはどうなるのだろうか?このままでは全ての商品が宅配になることで、実店舗というものが消えてしまうのではないか?または居住地の中心に巨大回転寿司ができて、必要な商品は待っているば自動的にに回ってくるようになるのだろうか。いや、人間は、生き物として、自分が食べる物は自分で取りにいくべきであろう。そのために「体」というものがあるのだから。


●気遣い   2019.02.23
世の中には2種類の人間がいる。気遣いのできる人とできない人だ。気遣いのできる人は、常に周囲の人に対して、自分のとる行動、自分が喋った言動に、どう反応するか、どう感じるか、どんな思いをするか、ということを常に気にかけている。気遣いのできない人は、全くもって自分中心であり、周囲からどう見られているかは二の次だ。滑ったギャグを言った後に、自分で大笑いをするというのは、気遣いのできない人の典型だろう。また「私はあなたに気遣いをしている」ということを気遣いしている相手に言ってしまう人もいる。これでは気遣いしているうちには入らないし、気遣いのできる人には含まれない。


●邪険   2019.02.22
大事なお客さんとの打ち合わせ中にケータイに着信。切ろうとしたところ、打ち合わせ中のお客さんは「どうぞ」というジェスチャーで「電話に出てもいいですよ」ということを促す。そして電話に出て喋るときに、いかにも「今、自分は忙しいから」「会話を早く終わらせたい」というような態度を見え見えの喋り方をしてはいけない。電話の相手の重要度は低いので、大事なお客さんである「あなたのほうが優先です。」という雰囲気を出したいのは分かる。しかしそのお客さんにとっては「この人は重要度の低い人を邪険に扱うのだな」「私より重要度の高い人との打ち合わせの場合は、私もああやって邪険に扱われるのだな」ということが容易に想像できてしまうのであった。


●イラレ職人   2019.02.21
Adobe Illustratorが自動車であるとすれば、Microsoft Wordは自転車程度であろう。しかしその差は一般の人にはなかなか分からない。どちらもコンピュータでポスターを作るときに使うソフト、ぐらいに思われている。だから今でもWordで作ったデータを印刷屋に持っていく人もいる。Illustratorがなぜ難しいかと言えば、①カラーモードがCMYKである。②フォントのアウトライン化が必要。③画像のリンクと埋め込み。と、この3つだけでも理論的に理解するのは難儀である。そしてベジェ曲線、ライブトレース、ベクタデータとなると理解して使いこなすのは、さらに難儀でもある。なのでIllustratorを使いこなしている所謂イラレ職人は、よっぽど優秀な人たちなんだなぁ、と思われがちだがそうでもない。彼らはイラレ職人である。大工が構造計算ができるかというと、そうでもないように、イラレ職人は、理屈は理解しないままに仕事をやっている場合のほうが多いようなのである。そしてイラレ職人の中には「絶対にWindowsには触らない!」という人も少なくない。


●バイトテロ   2019.02.20
バイトテロとは、非正規雇用で雇われている飲食店や小売店の従業員が、勤務先の食品や什器を使用して悪ふざけを行う様子をスマホで撮影しSNSに投稿して炎上する現象を指す日本の造語であるとのこと。バイトはアルバイトの略でアルバイトは元はドイツ語で仕事の意味で期間の定めのある労働契約のことである。テロはテロリズムの略で何らかの政治的な目的を達成するために暴力や脅迫を用いることだ。ということでバイトはまぁいいにしてもテロという言葉は相応しくないだろう。バイトテロをやっている連中には政治的な目的を達成するなどという考えは1ミリもないのだ。バイトテロという言葉自体がいかにも安直で軽薄な命名に思える。その安直で軽薄な世の中の風潮がバイトテロという愚かな行為を発生させる引き金になっているのではないのかな。


●何もしないやつ   2019.02.19
親戚の中に一人はいる「何もしないやつ」。誰かの介護が必要になったとしても、病院や施設の手配は一切やらない。そして金も出さない。誰かが死んだとしても、葬儀、墓、相続の手配などには一切関わらない。死者の身辺整理も一切手伝わない。そしてそんなやつでも、のうのうと生きていけるのだから緩い社会である。ではそんなやつが改心して、いろいろな事に積極的に関わるようになったらどうなるのか?恐らく、身勝手で、浅はかで、すぐにキレて、周囲に多大な迷惑をかけることになるだろう。だから「何もしないやつ」は何もしないなりに放っておくのが良いのだろう。何かを「する」ようになるよりましなのだろう。


●理論的   2019.02.18
なるほど確かに貴方の言っていることは理論的には正しい。しかし正しいのはあくまで理論的に、であって、現実はそうはいかないのだよ。ということを説明しても、その説明が理論的でないので納得はしない。それを納得するまで説明するには甚大な労力と時間を要することとなる。そして甚大な労力と時間を費やしたところで納得させられるかどうかは分からない。途中で機嫌が悪くなって怒り出したりもしてしまう可能性も高い。ということがあるので、違うと分かっていても、とりあえず「貴方の言う通り」にやってみる。案の定、理屈では説明できない色々なことが起こり「貴方の言う通り」にはならない。そして貴方は言う「やってみたからこそ分かることがある。今回、やってみたことは大きな意味がある」。おいおい貴方以外の多くの人は、やってみる前から分かっていたのだよ。


●エスカレーター(2)   2019.02.17
→昨日の続き。エスカレーターは1基で数千万円するそうだ。設置後のメンテ費用も含めれば、相当な高額のビジネスとなる。エスカレーターメーカーは鉄道会社に対して強力に売り込むのも当然のことであり、鉄道会社側もバリアフリーを考慮して積極的にエスカレーターを導入するというのも理解できる。とはいえ今さら「走るな!」と言われても階段の無い場所では難しいだろう。ちなみにエスカレーターで走るのは日本人だけだそうだ。また日本人でも東北の人は、もともとエスカレーターに乗ったら、おりるまではじっとしているそうだ。岩手県に数ヶ月出張に行っていた東京人が「あ、ヤバイ!エスカレーターに乗っても歩かない癖がついてしまった」と言っていたのを思い出す。


●エスカレーター(1)   2019.02.16
エスカレーターを歩いて(又は走って)上り下りしないようにしよう!という運動があるようだ。これは、急いでいる人(駅には必ずいるはず)は階段を全力疾走せよ!という意味になるのだろうか。階段があればまだいい。上り下りの両方ともエスカレーターの場合はどうするのだ?目の前のホームの電車がスタートするのを、エスカレーターに乗ったままじっとしたまま指をくわえて見ていろ!とでもいうのだろうか?そもそも、元はあったはずの階段をとっぱらってエスカレーターだけにしてしまった時点では、急いでいる人はエスカレーターの片側を走り、急いでいない人はもう片側に身を寄せて急いでいる人を通らせよ!ということだったのではないだろうか。→明日へ続く。


●天ぷらうどん   2019.02.15
丸亀製麺では注文したうどんをレジに持っていく間に多数の天ぷらが置いてある。しばらく観察していると、7〜8割の客が、何らかの天ぷらを乗せてレジへ向かう。通常のうどん屋で天ぷらうどんを注文する人に比べてもかなりの高い確率であろう。いとも簡単に撒き餌に引っかかる、空腹時の人間という生き物の滑稽さを見たような気がした。同時にその撒き餌を出すタイミングの良さには「流石!」と思う企画力。


●呟いておこう   2019.02.14
不可能という選択肢は無い!と言わんばかりに無理難題を押し付けてくる上司。自らが色々な経験を現場で重ねてきた上で言っているのなら理解できるし、部下が手を抜いたり、すぐに諦めたりしないような、「良い按配」で無理難題を指示を出していることも分かる。しかし現場経験の無い、理屈だけで無理難題を押し付けてくる上司は始末が悪い。厚さ10mmの中に全ての部品を納めたコンピューターメーカー、ハイブリット車が市場で受け入れられるまでの自動車メーカー、などの話を例に挙げるのはよいが、エリートの集まりである一流企業と、我々のような田舎の中小企業を一緒にされても困るというもの。てなことを言うと「奇跡を起こした中小企業」の話を聞かなけれいけなくなるので、「一流企業と田舎の中小企業を一緒にされても困る」ということは口には出さずにツイッターで呟いておこう。


●じゃ、あんたがやってみろよ!   2019.02.13
不可能という選択肢は無い!と言わんばかりに無理難題を押し付けてくる上司。自らが色々な経験を現場で重ねてきた上で言っているのなら理解できるし、部下が手を抜いたり、すぐに諦めたりしないような、「良い按配」で無理難題を指示を出していることも分かる。しかし現場経験の無い、理屈だけで無理難題を押し付けてくる上司は始末が悪い。そんな上司に限って思い込みも激しく、思いつきに没頭する傾向が強い。そこで無理難題を押し付けられた部下全員が「じゃ、あんたがやってみろよ!」と心の中で思っている。心の中で思っているだけで決して口には出さないはず、などと思っていてはいけない。SNSがあるということを忘れてはならない。


●楽して   2019.02.12
楽して金儲けがしたい。楽して頭が良くなりたい。楽してみんなに尊敬されたい。楽して有名になりたい。楽して経験値を増やしたい。しかし、どれも「楽」にできることではない。人並み以上の努力と苦労、それに運も重ならなければ実現することはできない。生きている以上、現実とは厳しいものだ。ただ一つだけ、誰にでも楽して実現できることがある。それが安楽死だ。


●Yahoo! Japanのトップページ   2019.02.11
Yahoo! Japanのトップページ。ニュースのヘッドラインと広告の占める面積が半々といったところ。FTTHが浸透して大画面や動画の広告が負荷無く表示できるようになったからなのだろう。ニュースのヘッドラインの最初の3項目ぐらいが政治や経済で残りはほとんどが芸能やスポーツ。こうしてみると普通の人が興味を持っているものの縮図のようで興味深い。半分は、受け身で頭を使うことのない広告。残りの半分のうちの1割ぐらいが政治、経済、国際情勢。残りが芸能とスポーツ、それにグルメや健康。広告費を稼ぐのであれば、まぁ、こんなもんだろう。ここから政治、経済、国際情勢をとったらグノシーだ。


●普及速度   2019.02.10
5000万ユーザーに達するまでに、どれくらいの時間がかかるのか調べてみた結果が以下なのだそうだ。
飛行機:68年
自動車:62年
電話:50年
電気:46年
クレジットカード:28年
テレビ:22年
ATM:18年
コンピューター14年
ケータイ:12年
インターネット:7年
iPod:4年
Youtube:4年
Facebook:3年
Twitter:2年
ポケモンGo:19日
何を基準にどんな方法で調べたのかはよく分からないが、だいたいの雰囲気はあっているように思う。しかし例えば「インターネット:7年」というのは5000万ユーザーに達するまでに7年かかったということで、その7年前にはインターネットユーザーは何人だったのだろうか?つまりスタートの時期が曖昧である。と、細かいことは気にしないで、だいたいこんな感じなのではないか?という感じなのではないか。


●画像検索   2019.02.09
press(ぷれす)する物はpresser(プレッサー)となり、「プレッサー」で画像検索すると、「ズボンプレッサー」がたくさん出てくる。しかし英語の「presser」で画像検索すると、プレス機をはじめ、圧力をかける機器が色々と出てくる。「プレーヤー」ではMP3プレーヤーが、「player」では動画再生アプリの画面とサッカー選手。「クーラー」ではエアコン、「cooler」ではクーラーボックス。「クリーナー」では洗剤、「cleaner」では掃除機。「ファイト」ではファイト的なイラストや文字、「fight」では格闘技のキャプチャ。「モンキー」はHONDAのオートバイ、「Monkey」ではサルの写真。「レコーダー」ではDVDレコーダーが、「recorder」では縦笛(リコーダー)。「グラフィック」ではグラフィックデザインの一例が、「graphic」でも、ほぼ似たような感じ。「アクシデント」ではスポーツなどのアクシデントの1コマが、「accident」では交通事故の写真が。 「グラフィック アクシデント」では、本の表紙やポスターみたいな画像が、ただし「graphic accident」は、良い子の皆さんは絶対に画像検索しないように!


●人間らしさ   2019.02.08
人と人とのリアルでのコミュニケーションがどんどんと希薄になり、人間らしさが失われていく時代になってしまったことを寂しく感じる…。とか言われているが、よく考えてみよう。人間らしさなどというものはとっくの昔に失われている。現代人はもはや電気と水道が止まったら1週間で死んでしまうし、裸足で野山を駆け回って獲物を獲って食べることもできない。夜明けとともに起きることも、日暮れとともに寝ることもできないし、寿命で自然死することすら難しくなってきている。今さらリアルでのコミュニケーションが希薄になったくらいで騒ぐことではない。


●仕事をやり終える   2019.02.07
ひとつの仕事をやり終える。普通は、この時点で「できたー!」という気分が優先してしまい、いま終わった仕事を客観的に自ら評価しようとはしない。しかし客観的に見れば、修正したほうが良い箇所や、問題がある部分はたくさん見つかる。普通の人が普通にやった仕事が、一発でパーファクトになることはない。しかしやり終えたばかりの時に客観的に自ら評価するのは難しい。だから「先生」や「上司」が、その行為を代行してくれるわけだ。だいたいにおいて「仕事のできない人」は、その「先生」や「上司」から指摘された部分をやり直そうとはせずに「できない」理由を色々と考える。そんなに無理くりの理由を考えることに使った「労力」を、指摘された部分の「やり直し」に使ったほうがリーズナブルであろうと思えるのだが。


●むし   2019.02.06
虫ではないのに「むし」で終わる言葉。ちょっとしたことにもすぐ泣く人は「泣虫」。すぐ弱音をはく人で最近はペダルにつく形容詞が「弱虫」。クサリヘビ科マムシ属に分類される毒ヘビは「マムシ」。足に生じる真菌性感染症は「水虫」。日本料理の一つである「茶碗蒸し」。気づいているが敢えて無視に徹するのが「ガン無視」。千葉県「山武市」。行政機関などに提出する申請書、届出書、報告書などの作成などを行なうのが「社会労務士」。ビタミンDと日光不足からカルシウムとリンの代謝が異常になる子供の病気を「せむし」。そして全ての言葉に共通しているのは「むし」を省くと、全く意味が分からなくなるということだ。


●Chrome   2019.02.05
Google Chromeがブラウザのシェアを独占し、あのどうしようもないInternet Explorerから決別できる日が近づいてきてほっと一安心と思いきや、今度はそのGoogle ChromeのiOS版に問題が多くて困った事態となってきた。日本ではiPhoneユーザーが極端に多いためにスマホでのシェアはまだSafariの半分程度であり、そのうちの多くがAndroid版のChromeであるため、iOS版Chromeを使っている人は少ないようである。そもそもがiOSはSafari、AndroidはChromeという感じの棲みわけで、AndroidでもSafariという場合もあったが、iOS+Chromeという国合わせはいささかイレギュラーの感もあった。しかしこれだけPCでChromeが席巻してくると、いずれはスマホもChromeが天下を取るのではないか?とも思えてくる。とはいってもiOS版Chromeでは「う、動かない!」といったJavaScriptやCSSが多く、Internet Explorerで苦労した記憶が蘇ってくる。Chromeに救われChromeで泣く。苦労無というわけにはいかないようだ。


●Amazonをかたるフィッシングメール   2019.02.04
↓良く見れば不審な点はたくさんある。

①ロゴが縦長
②実名で来るはず
③Amazon.co.jpと書くはず
④Amazonにとっては残念ではない
⑤理由はちゃんと書く
⑥こんな言い回しはしない
⑦メール本文にリンクが皆無


●誰も観てくれない動画(2)   2019.02.03
→昨日の続き。例えば30秒のテレビCMの制作費に数千万かけることもある。そのくらい制作に費用をかければ、それなりに多くの人に観てもらえる動画を作ることができる。しかし普通の人はそんな予算は無い。であれば撮影前に徹底して面白いシナリオを考えておいて、撮影後は徹底して編集に時間をかけて、全体のクオリティを上げるしかないだろう。10年前であればホームページに動画を載せるだけで凄かったが、今では観る人もテレビとインターネットの感覚的な隔たりは無い。つまりテレビと同じくらいのクオリティでなければ誰も観てくれないということだ。もちろんそのハードルは相当に高い。高いのを分かっていて乗り越えるか、または潔く諦めるかの、二つしか道はない。


●誰も観てくれない動画(1)   2019.02.02
インターネット上には、誰も見ないであろうコンテンツが無数にアップされている。その中には大量の「誰も観てくれない動画」も含まれている。いい加減、テキトー、無責任に撮ったものであれば、撮ったほうも誰も見ないであろうことは分かっている。しかし真面目に作ったにもかかわらず、その内容が「誰も観てくれない」であろう動画も少なくない。例えば、役者の演技が素人っぽくて見ていて恥ずかしいもの、短く編集しようという努力をしていないもの、ストーリーに展開やオチがないもの、BGMがミスマッチで不快、だらだらと長いだけのもの、などなどだ。そしてそんな動画に限って高画質であったりもするので稚拙加減が際立っていたりもする。では観てくれるようにするにはどうしたらいいのか?→明日へ続く。


●言語   2019.02.01
言語は、物事を考える時に使われているのだろうか。咄嗟の判断や、衝動的な行動では、恐らく言語は使われていないだろう。考えを言語に変換して、言語で考えてから、行動に移したのでは間に合わないからだ。コンピュータにはプロトコルという言語はあるが、それは人間が使う言語のように煩雑でややこしいものではないはずだ。そして人間が使う言語のように「音」や「文字」に変換してから伝えられるものではない。ダイレクトにDoor to Doorで相手に伝えられるはずだ。ということは、人間が使う言語というものは、敢えて正確に伝わらないような仕組みになっていて、そのことが情報伝達方法の進化に繋がっているのだろうか。「言語は思考がまとう衣装のようなものだ」と、カルロス・ゴーンが言っていたように。




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