2022年3月



●玉川徹   2022.03.31
玉川徹はテレビ朝日報道局の局員で、羽鳥慎一モーニングショーのレギュラーコメンテーター。玉川徹と言えば、何かにつけて偉そうなことを熱くなりながら発言して、多くの視聴者から反感を買っている。昨日と今日で言っていることが全然違うし、発言が首尾一貫していない。それでいて他人のやることに、何だかんだと何癖をつける。まったくもって「何様のつもりだ!」「何を偉そうに!」というのが多くの視聴者の意見だろう。しかしコメンテーターというのは常に誰かを批判したり蔑めたりしないと番組的には面白くないし視聴率もとれない。だからといって毎回毎回批判を繰り返したりしていたのでは、呆れて視聴者は離れていく。玉川徹はそのへんのところの、ちゃんとしたこと、と、めちゃくちゃなこと、の発言頻度のバランスが実に絶妙だ。もちろん彼の発言は彼の真意ではないだろう。発言がSNSで取り上げられて軽く炎上しそうなところを常に狙っているようでもある。で、発言が首尾一貫していなくてもいいのだ。テレビの視聴者は過去の発言をいちいち覚えていないし、テレビ番組というのは、とにかくその日その日の視聴率を稼ぐことが大事であって、発言の一貫性なんてものは、どーーでもいーのだ。そういう意味では玉川徹は、さすが元ディレクターだ。


●ロシア   2022.03.30
日本でのTV番組では、色々な似非専門家や無責任なコメンテーターが好き勝手なことを言っている。その多くがロシアvsウクライナという敵対構図の上で論評しているように聞こえる。しかしだ。ロシアというのは120以上(190という説もある)の民族と、70以上の文字言語の人々が、それぞれキリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教他などを信じて暮らしている地球上でも稀にみる超多民族国家だ。そしてノルウェー、フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ベラルーシ、ウクライナ、ジョージア、アゼルバイジャン、カザフスタン、中華人民共和国、モンゴル国、朝鮮民主主義人民共和国と国境を接している。そして東の果てではベーリング海を挟んでアメリカと、ちょっと南下して宗谷海峡を挟んで日本とも隣国だ。その広大な土地と多種多様な民族を1つに束ねて管理するのは大変なことであろう。実際、国境付近のあちこちで今でも紛争や戦闘が絶えてはいない。日本人が想像する以上に、極めて複雑な、思惑や利害関係や歴史上の報復合戦などがぐっちゃぐちゃに絡み合った上での戦争状態なのだろう。それをあたかも簡単に「〇〇すればいいと思う」とか「〇〇するのが唯一の解決方法だ」とか無責任なことを言っている、似非専門家やコメンテーターの多いこと多いこと多いこと。増してやこんなに複雑なことを芸能人に意見を求めるな!っちゅーの。


●盛り沢山   2022.03.29
素人が何かをデザインすると必ず「盛り沢山」になる。ホームページやポスターをデザインすれば、思いつくことを全部入れようとするから盛りだくさんすぎて何を訴えたいのか分からないものになる。地方の旅館の夕食に食いきれないほどの多くの種類の料理が出るのと同じである。社長の訓示で言いたいことを全部喋るからやたらと長くなるのと同じだ。優秀な人間は難しいことを簡単にして説明することができる。無能な人間は簡単なことを説明しているのに難しいことに聞こえてしまう。シンプル・イズ・ベストがデザインの基本だ。あとから肉付けをするのは簡単だ。しかし付いた肉を削ぎ落とすのはタイヘンだ。だから最初からシンプルに作っておくのだ。肉を削ぎ落とす作業が苦労するということはデザイナーでなくとも誰しもが経験しているはずなのにね。


●任意団体   2022.03.28
任意団体は「法人格のない人の集まり」だ。 協会、業界団体、研究会、サークル、同窓会、町内会、自治会など、名称の如何は問わず任意団体は「同じ目的」を持った「人」が集ることで、いつでも簡単に設立できる。だからロクなヤツが集まらない。「同じ目的」以外に、①話を聞いてもらいたいため、②承認欲求を満たすため、③金儲けのため、④仕切りたいため、⑤特定の人物を攻撃するため、⑥ちっぽけな自慢のため、⑦時間を潰すため、⑧寂しさを解消するため、⑨仕事してる感を味わうため、などなど様々だ。だからロクなヤツが集まらない。ちゃんとしたヤツが3割に対して、ロクでも無いヤツが7割ぐらいの割合だ。任意団体は入会するための試験や資格は普通はない。だからロクなヤツが集まらない。とんでもなく高学歴な人もいればとんでもなく教養の無いヤツもいる。だから任意団体で上手くやるには、片足だけを突っ込んで、もう片足に常に重心を置いておき、何かあったらマッハで逃げ出す体勢で常にいることだ。何かあったときに巻き込まれると、とんでもなく生産性の乏しい作業をやらされる羽目になるのであった。


●リニアモーターカー   2022.03.27
リニアモーターカーは2027年の開業に向けての工事が着々と進んでいる。コロナで鉄道利用者の数が激減している中、「本当に大丈夫なのかいな?」という疑問を持つ人も少なくない。南海トラフの大地震によって被害が予想される東海道に代わって日本の輸送の動脈を確保する、という大きな目的もあるそうなのだが、それって従来の新幹線でも在来線でもいいんじゃねぇ?とも思うのだが。いずれにしても、これからは「人が移動しない」時代になっているはずだ。山梨の人が「東京まで25分で行ける!」と喜んでもいるようだが、それってコンコルドの運用が開始されたときにニューヨーカーが「パリまで3時間で行ける!」と喜んでもいたのと同じだろう。ちなみに「上海リニア」は新型コロナウイルスの感染拡大のあおりで利用客が激減して、今では経費削減や設備の老朽化対策のため最高速度を時速300kmに引き下げて運用しているそうだ。300kmということは、そもそもがリニアモーターカーである必要は無かったということだ。有れば便利なモノというのは、基本的に無くてもいいモノなのだ。


●IoT家電   2022.03.26
Panasonicは家電同士をネットワークで繋いだIoT家電を展開中だ。ちょっと前まで「スマート家電」と呼ばれていたものの発展系であるようだ。例えば冷蔵庫のドアを閉め忘れてもテレビが音声で教えてくれるらしい。というかその前に、今ある家電でこれ以上の便利さをユーザーは求めているのだろうか?そこまで余計なお世話を家電がする必要があるのだろうか?そのために今ある家電製品を壊れてもいないのに一斉に買い替える必要があるのだろうか?全国のPanasonic(旧ナショナル)のお店を救うために我々が協力する必要があるのだろうか?そんなに至れり尽くせりでは人間がみんな忘れん坊になってしまわないか?などなど疑問点は沢山ある。とはいえ最初は資本力と技術力のあるPanasonicのようなメーカーが赤字覚悟で先陣を切らないとなかなか一般には普及していかないのだろう。とはいえそのやり方が現在のミニマナイズやSDGsの考え方にはそぐわないようにも思えるのだが。有れば便利なモノというのは、基本的に無くてもいいモノなのだ。


●日産・リーフ   2022.03.25
日産自動車が2010年から販売している世界初の量産電気自動車がリーフだ。2010年当時、ハイブリット車が普及したころでの、電気オンリーの自動車の発売に、多くの人は「やるじゃん日産」とは思わず「大丈夫か日産?」と思ったわけだ。2010年当時といえばスマホも完全に普及し終わっていて、誰しも「バッテリーというものには必ず寿命というものがある」ということを分かっていたし「それが思っていたより短い」ということも理解していた。そして案の定、発売から10年以上を経過したリーフは、電気を満タンにしても、すぐに走らなくなっているそうだ。さらに電気自動車なので暖房効率が悪く、暖房を入れるとさらにガス欠(電気欠)までの時間が短くなり、自動車としての最低限の用途にも耐えられなくなっているとのこと。そしてバッテリーを交換するときの費用は60万以上かかるそうだ。2022年現在では各社とも量産電気自動車を発売、発表していてバッテリーの問題も解消されつつあるようだが、2010年のリーフは明らかな時期尚早であったようだ。それでも「やっちゃえ日産」とカルロスゴーンが言ったとか言わないとか。


●暖房   2022.03.24
東電管内の需給が逼迫した。そもそも暖房のやり方が非効率的過ぎではないのか。1枚の食パンを焼くのにオーブントースターようりも1枚切り用トースターのほうが圧倒的に効率的なはずだ。オーブントースターでは食パン以外の空間にある非常に熱伝導率が悪く体積も大きい「空気」も同時に暖めなければいけない。だから冷暖房エアコンよりもコタツのほうが圧倒的に効率的だ。EV車は内燃機関のガソリン車と違って動かすだけでは熱は出ない。熱を出すために専用の熱発生装置を追加しなければいけない。電車も同じだ。電気を熱に変換すること自体が非常に非効率なことのはずだ。暖を取るために極寒冷地でもない限りは基本的に厚着をすれば何とかなる。とにかく人のいない無駄な空気を暖めるのも止めるだけで膨大な節電になるはずなのだがね。暖めるための電気を使うというのは最も効率が悪い方法であり、そもそも原子力の加圧水型原子炉で湯を沸かして電気を作り、その電気でまた湯を沸かしたりしているんだから効率は悪いはずだ。


●若くて容姿端麗(2)   2022.03.23
→昨日の続き。しかし人間は生きている間に段々と己の容姿がどのくらいにランキングされているかということが分かってくる。己の容姿が60点だとそれば、自然と選ぶ相手の容姿も60点ぐらいが妥当だということも分かってくる。しかし己の容姿というものは自己採点では過剰に高くなる傾向がある。客観的に見れば60点でも自己評価は80点だったりもする。それではお互いが高望みしたままで永遠にカップルが成立しないということになってしまう。それではマズいということで、恋愛感情によるいわゆる「あばたもえくぼ」という錯覚が起ころことにより、60点の相手も80点に見えてしまうことで上手く回っているわけだ。ところが近年では、己の容姿を全く評価しない、ルッキズムという概念が皆無で、恋愛とか結婚というものも眼中にない、という人間も増えてきている。彼らが選ぶ相手は2次元のCGであったりもするのだから、指摘のしようもない。


●若くて容姿端麗(1)   2022.03.22
女も男も恋愛相手として若くて容姿端麗な相手を選びたいと思っている。これはフェミニストがどんなに大声で叫ぼうが変わることはないだろう。若くて容姿端麗な相手を選ぶというのは優れた種を残したいと生き物の本能でありDNAにそのように組み込まれているのだからどうしようもない。例えば背骨が曲がっている魚が売れないのは、化学的有毒物質に汚染されている可能性があるから本能的に避けるからであろう。例えば変形した野菜が売れないのは、放射性物質に汚染されている可能性があるから本能的に避けるからであろう。形が美しい=標準に近い、若い=傷んでいる可能性が低い、ものを選ぶのは生き物の本能だ。そして優れた種を残し続けるためには変異を起こし進化し続けなければいけない。だから美しくない個体も一定の割り合いで生まれる。種全体を俯瞰的に見た場合(総論)にはそのようになっているのだが、美しくない個体も若くて容姿端麗な相手を選ぶ(各論)ということになっている。そして「若くて容姿端麗ではない相手が好み」というのも、変異を起こすためには一定数必要なのであろうから仕方がないのだ。→明日へ続く。


●平和ボケ   2022.03.21
テレビのチャンネルを切り替えると、まあどこの局も相変わらず能天気で民度の低い番組ばかりやっていることかと呆れるばかりだ。ロシアがウクライナに侵攻している。ロシアの西の端に接している国に侵攻しているのだぞ。そしてロシアの東の端に接しているのは日本ということを分かっていないようである。よくぞこれだけ他人事でいられるのかと不思議に思う。増して日本にはウクライナのような訓練された軍隊もない。どーすんのよ?ってことを考えないのかな。確かに可能性は低いだろう。日米安保があるから大丈夫だ、という考えもあるだろう。しかしこれを機に国際情勢や軍事バランスについて、日本国民は再考してみるべきであろう。といっても、まぁどこの局も相変わらずお笑い、グルメ、旅、ドラマ、などの見なくても何の支障もない番組ばかりを垂れ流している。こういう時に使うのが「だめだこりゃ」というセリフなのだろう。


●焼石に水   2022.03.20
1月にトンガの海底火山が噴火した。これによって大量のCO2が噴出され温暖化が加速された。同時に大量の火山灰の噴出され太陽光の遮断により寒冷化が加速された。人類などという非常に細かい生き物が、非常に細かい対策を講じたところで、地球規模の日常的な出来事は、それらを一瞬で吹き飛ばす威力を持つ。そもそも地球は極めて頻繁に温暖化と寒冷化を繰り返してきた。その原因、はプレートテクトニクスであったり、小惑星の衝突であったり、超新星爆発による宇宙線の影響であったり、地球自身の磁場の変化によるものだっだり、繰り返される動植物の繁栄と衰退によるものだったりする。人類などという非常に細かい生き物が講じる、非常に細かい対策は、まさに焼石に水ということだ。実際に溶岩湖にバケツで水をかけてみれば分かることだろう。


●いっそのこと   2022.03.19
いっそのこと国会は全てオンラインにしてしまえば良い。議員の顔を全員大型スクリーンに分割して写し出しておけば居眠りも途中退席もすぐに分かる。質問者と答弁者以外はホスト(議長)側からミュートにしておけばヤジもなくなる。投票の時は一斉にリモートから投票すれば結果は瞬時に分かるはず。紙に書いて順番に投票箱に入れるとか明治時代か!そんでもって牛歩とかやってるヤツは平安時代か!強行採決とかなんとかで議場で毎度行われる肉弾戦みたな儀式はやっていて恥ずかしいだろーよ。あの民度の低さの象徴みたいな儀式もやらなくて済むし。答弁者が答弁するたびに演壇と自分の席を頻繁に行ったり来たりする滑稽な芝居みたいなもんもやらなくて済むし。本人認証もブロックチェーンでなんとかなるだろ。そもそも国会議事堂にミサイル撃ち込まれたらヤバいだろ。オンラインにすることでぐっとスマートで効率的な国会になるはずだ。でもそうならないのは、オンラインやデジタルになった途端にあたふたするジジィがまだまだ大勢いるということだろう。


●スクリーンが無い   2022.03.18
ウクライナ政府がゼレンスキー大統領のオンライン演説を日本の国会で行いたいと日本政府に打診してきている。しかし日本の国会にはオンライン演説の前例がないことに加え、スクリーンが無いことなど、技術的なハードルもあることから今後、日本政府は演説の実施方法をめぐり国会で検討していく方針。全くもってどーしよーもない日本の国会だ!国民にはテレワークテレワークと言っておきながら、もはや2年以上の間、自分達は毎回毎回に国会に密になって集まって爺さんたちがうだうだと対面でアクリル板を挟んでマスクをしながらホザきあっている。その光景がいかに原始的で恥ずかしいことであるのかを感じていない厚顔無恥さ。何の罪悪感も無く当然のように対面アナログ全開の国会を続けてきたわけだ。スクリーンがねぇだ?って、聞いて呆れる。検討するとかではなく、さっさと買ってこい!ってもんだろう。本当に全くもってどーしよーもない救い用のないジジィどもだ!ロシア軍がキエフに総攻撃をかけるかもしれない一刻を争うときに「検討する」んだってよ!


●浅はか   2022.03.17
TVに出てる芸能人を見て「この人好き!」「この人嫌ーい!」とか言っている人たちよ。そのTVに出ている姿はあくまでもそのシチュエーションに合わせたキャラ作りであり演出であり、その人本来の姿でない。好きであろうが嫌いであろうが、そこにそういったニーズがあるからそれに合わせて露出しているわけである。なんてことを言ったところで、ディズニーランドでミッキーの着ぐるみに抱きつくような人には無駄だろう。目に見える表面的なものというのはあくまで表面的であって、中身にはネガティブな部分も闇もある。子供であれば見える部分だけを見るこたが夢を育てることにもつながるが、大人は夢の前に、まず現実というものを冷静に見極めろよ。ということだ。それができない大人を「浅はか」と言う。


●仮想環境の検証   2022.03.16
例えばmacOSの仮想環境のWindowsでどこまでのアプリが正常に動くのか?ということを検証しようとする。まずはmacのプロセッサがインテルなのかM-1なのかで違ってくるだろうまたOSがBig SurとMontereyでも違ってくるのではないか。そしてそこで走らせるWindowsだ10なのか11なのかでも違ってくるはずだ。いや違ってくると予想しているだけで実際はほとんどが10でも11でもちゃんと動くみたいだし。とはいえmacのほうはプロセッサが違うと全く動かなかったりもするらしい。てな状況の中でそこで動くワード、エクセル、パワーポイントがどこまで動くのか?なんてものを検証していたら日が暮れて年が明けるというもの。さらにフォトショ、プレミア、イラストレータなんてやっていたら一生かかっても終わらないかもしれない。なのでParallels Desktop 17 for Macが「Windows10、11および macOS Monterey に最適化済み」と謳っている。「最適化済み」であって「完全動作確認済み」ではないのも当然のことであろう。


●アカウント   2022.03.15
アプリやOSをアップデートしたり、ブラウザの履歴を消去したり、そのサービスの運営会社が変わったり、セキュリティが強化されたり、したとき、そのサイトにアクセスするとIDとパスワードの入力を求められることがある。IDとパスワードはどこかに必ず保存してあるはずなのだが、それが何度入力しても使えなくなっていたりする。そこで新たにアカウントを取得するのは面倒なので、FacebookやGoogleやAppleなんかの「IDで入る」というので入ることができたりする。そんなことを何度か繰り返しているうちに、自分がアクセスしているアカウントがどのアカウントなのかがさっぱり分からなくなる。でもまあアクセスできているのだがらいいか、と思いつつ放っておくと、またある日突然入れなくなっていたりもする。こんなことでは「高齢者がパソコンが壊れた!」と思って怒るのも仕方がないことであろう。しかし高齢者が「ある日突然ひざが痛くて歩けなく」なってもそれほど怒らないのはなぜだろうか。


●収束   2022.03.14
医者に行ったらワクチンの話題になった。「ワクチンを射つことで、段々とコロナは収束していきますよ」とのことであったが、その口調がいかにもお決まりの台本通りという感じがしたので「でもコロナはRNAですよね?」と鎌を掛けてみると「そうそう、いつ変異株が出来ても不思議じゃないんですよ!」とのこと「変異株を生み出すために増殖してる?」「そうですね。もうコロナが収束するなんてことはありませんよ!」とのことだった。


●OS   2022.03.13
Windowsは10から11になった。基本的にあまり変わってはいないがインターフェイスはちょっとMacに寄せてきたという印象だ。一方のMacであるがプロセッサーがインテルからM1に変わった。こちらも基本的にほとんどインターフェイスは変わってはいない。しかしいずれも対応できるアプリがどうなっているかは不明確なままである。「半年経って騒ぎにならないということは大丈夫なんじゃないかな」的な感覚で多くの人は対処しているように思える。ただしMacでWindowsを走らせる、いわゆる「仮想環境」だけはプロセッサーによって「できるできない」がはっきりしているようである。ただし走らせるWindowsが10なのか11なのかはよくわからない。もっとも調べれば分かるはずでもあるのだが、使う予定もないのに調べても仕方がないので、つぶさに調べていないだけだ。しかしこれらは実は非常に深刻な問題であるはずなのだが、あまり世の中一般では問題視されていないようでもある。とまあ、他に解決しなければいけない問題が多過ぎて、それどころではない!のだろう。


●更新   2022.03.12
ホームページを作るという概念が薄れてきている。ウェブの中心は完全にSNSになっている。だからホームページよりもSNSでの発信のほうが効果的だ!と思っている人も少なくないようだが、そういうことではない。肝心なことはホームページにしてもSNSにしても頻繁に更新するコトである。いずれも更新した直後にアクセスが上がり、ちょっと更新を怠ると誰も見てくれなくなる。見る方からすれば当たり前のことだ。今日読むのは今日の新聞であり、一昨日の新聞ではない!ということは毎日更新しろってことかよ?→そいうことだ。みんな刻一刻と変化する今日を生きるために必死であり、過去を振り返っているような悠長なことをやってる場合ではないのだよ。


●日程調整   2022.03.11
複数の人間で何かの日程を決めるとき、都合の悪い日時とその理由を延々と語るやつがいる。誰もあんたの都合の悪い日の理由は聞いてはいない。都合の良い日時だけをリストアップしてくれればいいのだよ。全員が都合の良い日時だけをリストアップすれば、自ずと日程は決まる。そんなに難しいことではない。ところが何かをやろう!と言った途端に、全員が自分の都合の悪い日時とその理由を延々と語り始めるという組織(というかグループ)もある。そんな人たちに「調整さん」や「LINE スケジュール」を紹介してあげよう!とも思うのだが、そんなことをしても無駄だ。その人たちは何をするにも、まず最初にぐだぐだぐずぐずと一通りの文句と愚痴を言わないと、次の行動に移れないという可哀想な人たちなのであった。


●公務員   2022.03.10
公務員は民間に比べると6〜7割の仕事しかしない!などと20年ぐらい前には言われていた。しかしここ何年かでその6〜7割は、8〜9割ぐらいに変わってきたように見える。それは公務員の生産性が高くなったのか、民間の生産性が低くなったのか、双方ともデジタル化が進んだことでの差が縮まってきたのか、公務員の勝ち組としてのプライドが低くなってきたのか、と考えられる要因は色々とあることだろう。しかし相変わらずなのが、この公務員たちの仕事量を全く考えずに政府や行政の批判をしている連中だ。何か小さなことを一つ変えるだけでも、日本国内が一斉に対応するためには、膨大な量の仕事が発生するわけであり、それが間違っていた場合にも後戻りや変更は簡単にはできない。かと言って過度な時間外勤務をさせるわけにもいかない。そうならないためにデジタル化を推進させているわけなのだが、それはそれでデータ管理やサーバー管理、動作確認やセキュリティチェックなどで膨大な人手を必要とする。末端の現象だけを見て公務員の仕事内容を変えさせようとしても、そうそう簡単にはいかないのだよ。


●まとめ   2022.03.09
「まとめ」は難しい。多くの人間は日常生活の中でほとんどの時間で「まとめ」をすることなく過ごしている。そして「まとめ」をしないまま会話したり文章を書いたりするから、何言ってるか分からない、とか言ってることが矛盾している。とかブレている。とか言われてしまう。とはいっても人間いろいろな状況に遭遇しつつその中で自分に損がないように立ち回りながら生きているわけで、いちいち考え方や行動や言動を「まとめ」てはいられない。しかしたまには「まとめ」もしないと、その場その場のルーレットの結果に依存しながら生きていくデタラメ野郎になってしまう。


●白痴   2022.03.08
NHKも半分ぐらいが娯楽番組である。仮にどその半分が全てニュースなどの情報系にして民放は全て無しにして情報系のNHK総合とNHK教育にしてしまえば国民全体の偏差値は著しく向上するのではないかな。どこにチャンネルを変えても芸能人のバカ笑いとCMしかやっていない現状は「世の終わり」であるようにも思える。まあ実際にテレビの視聴率は確実に下がっているしテレビが斜陽産業に分類されてその存在意義を問われているのだから健全な方向に向かっていることも確かであろう。しかし「一億総白痴化」と言われたのが1957年のことであるのだから、しぶといものである。とはいえ今では「白痴」は放送禁止用語なので「白痴化」された人たちも、自分が「白痴化」されたことに気づいていないのかもしれない。あ、そういう人たちを「白痴」って言うのかな。


●祈りや願い   2022.03.07
祈りや願いというのは、通じたり叶ったりすることはない。偶然起こった事象を勝手に通じたとか叶ったとか言っているだけのことだ。仮に本当に祈りや願いが通じたり叶ったりするのであれば、祈ったり願ったりしている人の体から何らかの物理的な波形なり光なりプラズマなり放射線なり匂いなりが発しられているはずだ。何もアウトプットされていないのであれば何も起こらないはずである。そして今年も去年も多くの人が初詣に出掛けてコロナの終息を願ったにもかかわらず終息していない。去年の初詣で願いは叶わないということを身をもって体験したはずなのに、また今年も初詣に出掛けてコロナの終息を祈願する。こいうのを学習能力が無いって言うのだろう。


●交流電圧   2022.03.06
新聞の購読者数は毎年確実に減少している。書籍の販売数も毎年確実に減少している。デパートの売上も毎年確実に減少している。書籍とデパートはいずれ下げ止まりになるだろう。しかし新聞はいずれゼロになるだろう、ということは世の中の情勢を見ていれば何となく分かる。しかしこれがどうしても分からないという人がいる。頭の中が1次関数グラフになっている人だ。例えばサイコロを振って2回続けて「1」が出たとすると、3回目も「1」が出ると思ってしまうらしい。「1」が出る確率は常に6分の1なのだよ。世界の人口は2次関数グラフ、コロナの感染者数は3次関数グラフ。世界の人口は2100年ごろにピークとなって、その後ゆっくりと下降線を辿るということは大体予測がつく。「当たらずとも遠からず」という結果になることだろう。しかしコロナの感染者数は全く予測がつかない。しかし3次関数グラフの波形がオシロスコープで見る交流電圧のように増減を繰り返すということは段々と分かってきたようでもある。そしこの交流電圧のスイッチを切ることは今の人類の能力では不可能であるということも分かってきたようでもある。


●スラブ民族   2022.03.05
ロシアでは1994年にチェチェン共和国がロシア連邦からの分離独立を求め武装蜂起し、2009年までにはロシア軍(プーチン)は独立派とテロ組織をほぼ制圧したと発表したが、実質上この独立運動は今でも収束していないらしい。黒海とカスピ海の間に東西に延びるカフカス山脈沿いの地帯にあるのがこのチェチェン共和国である。そしてその南側では今でもアゼルバイジャンとアルメニアの紛争、というかえげつない殺し合いが行われている。アフガニスタン、パキスタン、イスラエル、トルコはアゼルバイジャンへの支持を表明し、フランス、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦はアルメニアを支援したらしい。ユーゴスラビアでのコソボ紛争を含め、上記のいずれの紛争も日本人に入ってくる情報は少なく対岸の火事であった。では何で今回のウクライナがこんなに注目されたかというと、ロシアとウクライナを、中国と台湾に喩えられたこと。それとインターネットとSNSが普及して国民と兵士のうちの多くが特派員になったということだろう。ちなみにチェチェン共和国は「コサックの子守歌」の中で凶悪なチェチェン人が岸に上ってきて、 短刀を研いでいる。と歌われている。日本人にとってはスラブ民族のことは、まだまだ知らないことが多い。断片的な情報だけで偉そうに語ってはいけない。


●戦車   2022.03.04
ロシアがウクライナに侵攻している。でもどうなのだろうか、戦車を主力にした車列が目的地に入り制圧するとか掌握するというやり方が今の時代の戦闘ではないように思える。戦車の目的は相手に与える威圧感と制圧力というのは昔の話ではないのだろうか。侵攻する側の戦車は侵攻される側から見れば恰好の標的でもある。歩兵が携帯できるジャベリン (対戦車ミサイル) を使えば、かなりの高い確率で戦車を撃破できるはずである。また上空のドローンからの標的にもなるだろう。逆に戦車が侵攻する途中でどこに隠れているか分からないジャベリンを携帯した歩兵を見つけ出すのは不可能であろうし、夜間に上空から飛来してくるドローンを撃墜するのも難しそうである。それと、現地の映像を見る限りはロシアの戦車は決して最新式とはいえない、ものすごく燃費の悪そうな車両のようにも見える。これではすぐにガス欠になってしまうのではないか?とも思える。そう考えると、今回の侵攻は「ロシアが自らの古くなった兵器を一掃するため」という目的もあったのではないかと疑いたくもなるというもの。


●蒸気機関車   2022.03.03
蒸気機関車は見た目のパワー感に反して実際には非力である。煙と湯気を吐きながら「う〜ん、どっこいしょ!」という感じでスタートして、加速にもえらい時間がかかる。昭和30〜50年にかけて国内の多くの蒸気機関車がディーゼルや電気に切り替わった。その時の操車場の機関車の担当者は大いに喜んだそうだ。「すっげー仕事が楽になった」とのこと。言ってみれば釜戸で炊いてた飯が電気釜になったようなものだ。馬車から自動車になったようなものでもある。蒸気機関車では薪を割って石炭を焚べてお湯を沸かしたわけで、そこまででも時間がかかる。それでもなかなか走り出さずにレールに砂をまいたりしたらしい。だから今では観光用の見せ物としての用途しかない。さらに脱炭素にも反する。ただ、今の蒸気機関車にそのまま加圧水型の原子炉を搭載すれば、すっげーハイスペックで環境にも優しい蒸気機関車になる。万が一事故ったときの環境への優しさがどうなるかは知らないが。


●テレワークしない人   2022.03.02
パソコンは普通に使いこなす。インターネットにもそこそこ詳しい。一戸建ての広い家に家族3人で住んでいる。勤務先からの距離は約30km。通勤時間は電車を一回乗り換えての1時間ちょっと。会社からはテレワークを推奨されている。ところがこの人は毎日会社に通ってくる。仕事の内容は主に商品の企画立案なのでテレワークでの対応は可能な範囲。少なくとも週1ぐらい会社に来るだけでも用は足りるはず。ところがこの人は毎日毎日必ず会社に通ってくる。毎日毎日会社にやってきて自分の席に座る。というのがこの人の仕事だったのだ。だからテレワークになると全くやることが無くなってしまう。だからこの人は毎日毎日会社に通ってくる。実は冗談ではなくこういう人は少なくないらしい。彼の仕事は通勤業なのであった。


●大切だね   2022.03.01
Facebookに「care」ボタンが追加されたのは2020年4月ごろのことである。日本語では「大切だね」となっている。これは新型コロナウイルスの危機の中で、お互いをサポートするために追加された気遣いを現す意味なのだそうだが未だに日本人からもらったことは数回しかない。外人(英語圏)の人からは何度ももらったことがあるのだが、それがどういう意味で何を思って何を感じて「care」ボタンを押したのかはイマイチ分からなかった。「care」という単語は非常に意味が広く、ポジティブにもネガティブにも捉えられるからだ。ただ2年経過してみると何となく見えてきたのは、日本語の「大切だね」を意識するから分からなくなるのであって、外人(英語圏)の人が言いたかったのは「しみじみするね」「じわじわくるね」「注目したいね」「その通りだね」というような意味だったのではないかと思う。しかし押した人(英語圏の外人)が、お互いをサポートするために押したのかというと、そうではなく単に「care!」と思ったのであろうと想像する。そう考えると分かりやすい。「大切だね」ではなく「注目」とすれば良いのだと思うのだがどうなのだろうか。「そだね」が良いかも。



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