2023年11月


●金(きん)   2023.11.30
金(きん)がなぜ貴重かというと、宇宙では、最初に水素とヘリウムの原子ができ、ガス状の雲となりやがて「恒星」が誕生する。その恒星内部の引力によって原子同士が引き合い、圧縮されて核融合が起こり、 ベリリウム、炭素、酸素、ネオン、マグネシウム、ケイ素と、元素が次々と生成され、この核融合は、原子番号26の『鉄』で終わる。普通は鉄で終わってしまうのだ。ただ、ごくごく稀に質量が巨大な巨大な恒星が、超新星爆発を起こして、金、銀、ウラン、その他レアアースなどが生成され、それらのレアアースが、地球誕生のどこかのプロセスで、どこかからやってきて地球上に存在するわけだ。137億年前に宇宙が誕生してから、その宇宙の中の偶然と奇跡がほんの少しずつ重なって、地球上に僅かに存在するのが金なのだ。金が発見されたのは、今から8000年前とも言われているのだが、宇宙の営みからすれば、極めて最近の話しである。その8000年間の間に地球上に僅かに存在する金を集めてきて、延べ棒なんかにしてしまうのだから、人間というのも恐ろしい生き物である。


●欲   2023.11.29
この世の中からは、人間の「欲」がある限りは戦争は無くならない。人類はより豊かで便利で快適な生活を送りたいという欲がある。そしてその欲は、ある時点で収まるかというとそうではない。もっと豊かでもっと便利でもっと快適な生活を常に求めるようになる。それが「欲」である。ところが地球上にはその欲を全ての人類が満たせるだけの資源もエネルギーも食料も土地も無い。だから奪い合い←戦争、になるのだ。そして地球上には80億もの「欲」がひしめき合って、自分の欲を満たすために、虎視眈々と他人が欲を満たせないようになるチャンスをうかがっているのだ。そのチャンスをうかがっている者同士がまともに対峙したときに戦争になる。そして戦争には負けたくないから人類は必死で勝つための手段と方法を考えてきた。そのことは文明を発展させてきたのだった。しかしながら「戦争はダメ!絶対に!」と人類は言い続けている。


●パスワード   2023.11.28
バレやすいパスワードには「123456」「000000」「password」「qwerty」などがあり、これらはほぼ1秒以内にバレてしまう。パスワードを見破るほうは、基本的に辞書機能を使用するので、英単語、地名、人名を使うことでも、すぐに見破られてしまうので、全く意味を持たない語呂合わせができないような文字列にしないといけない。「忘れないようにする」と「見破られないよにする」は、常にトレードオフの関係になるので、絶対に忘れないパスワードであればあるほど危険なのだ。ところが全く意味を持たない語呂合わせができないような文字列にしたところで、その文字列を付箋にメモってパソコンモニターに貼っていたのでは意味がない。またパスワードや暗証番号を入力するときに、その文字列を口に出して言ってしまう人も意味がない。ある施設の入り口では10キー付きの錠前があって、そこに4桁の番号を入力するのだが、10キーのうちの4つだけがキートップの番号が剥げていた。これも暗証番号の意味がない。4桁の異なった数字の並びは24種類しかないので、この24種類を順番に押していけば小学生でも5分で開けられる。ちなみに「qwerty」はキーボードの左上からの並びの順番だ。


●レコード大賞   2023.11.27
1970年代には視聴率40%台を記録するなどしてきたが、昨年の第1部平均視聴率は 7.2%。第2部は平均視聴率 10.7%と、この10年で視聴率が半減している。ノミネート基準が意味不明だとか、オワコン化しているとか、何もかも噛み合ってないとか、輝く!裏金大賞とか、小バカにしたコメントが相次いでいる。公益社団法人日本作曲家協会の公式サイトによれば、「優秀作品賞」の審査基準は《大衆の強い支持を得、芸術性、独創性、企画性に優れ、その年度を反映したと認められた作品に贈る》なのだそうだ。今の時代「大衆」っていないだろ。そもそも高い芸術性は大衆ウケしないし。コンセプトがちぐはぐだし、もっともレコードってもの自体若者は知らないしね。「日本馬車・オブ・ザ・イヤー」みたいな感じだろ。


●石丸市長vs安芸高田市   2023.11.26
しばらくぶりに石丸市長vs安芸高田市議会議員の動画を見ようと思いYouTubeで検索する。ふっ、増えてる→アップされている動画の数と再生回数。正義の味方石丸市長が悪代官どもを次々にぶった斬る様がウケているのだろう。今の時代、これだけ勧善懲悪で、しかもノンフィクションのコンテンツは他に無いだろう。それにしても悪代官役の山本数博も山本優も山根温子も、毎日毎日、その頭の悪さと無能さを日本全国に晒し続けているのに、本人たちは、恥ずかしい、とか、みっともないとか思わないのだろうか?もし石丸市長が安芸高田市に来なければ、この人たちは、いち地方自治体の地方の数千人の人にしか知られていない地方議員のまま一生を終えたはずだ。良くも悪くもこれだけ全国的に有名になり、数百万人の国民に知られることになるとは思っていなかったことであろう。ひょんなことで歴史に名を刻んでいるのだからね。そして地元の高齢者が言っていた「市議会議員なんて年寄りの再就職先じゃよ。字読めんやつとかもおるけん。」なのだそうだ。


●覇権主義-2   2023.11.25
小学生:「じゃ、アメリカは?」先生:「6年100組ぐらいはあるかな、ただしアメリカは1776年にできた新しい国なんだ。だから100組までの生徒は『みんなで新しい国をつくって仲良くしよう!』という意識を持っているから、すぐに喧嘩が始まらないんだ。」小学生:「じゃ、アメリカは覇権主義じゃないんだね。」先生:「う〜んどうかな?そもそも国っていうのは自分の国が幸せになることを最優先するだろ。みんなが自分の家族を最優先にするのと同じなんだ。だから国というのは全て覇権主義国家を目指していると言えるかもしれないんだ。」小学生:「何でそうなっちゃうの?」先生:「地球上の食糧や資源の奪い合いが始まっているからね。人口が増えすぎて奪わないと家族が生きていけなくなるんだよ。」と、段々と本当のコトを言わなければならなくなってくるので、あまり説明をしようなどとは考えてはいけない。


●覇権主義-1   2023.11.24
覇権主義国家、例えば中国やロシアがなぜ世界のならず者国家なのか?を小学生に説明するならば、先生:「中国には6年1組から6年56組までのクラスがある。クラスごとに色々な生徒がいって、放っておくとすぐに喧嘩が始まってしまう。だから厳しい校則を作って、違反した生徒は先生に怒られるようにしないといけない。同時に他の学校を「敵」と見なすように教育して、6年1組から6年56組が結束して、この敵と戦うようにしておく。そうしないと6年生の中ですぐに喧嘩が始まってしまうんだよ。」小学生:「何で6年56組まであるの?」先生:「それは民族の数なんだよ。でも中国よりも民族が多いのはロシアで、6年1組から6年190組までのクラスがあるんだよ。」


●同性愛   2023.11.23
LGBTQとか多様性とか言われているが、同性を愛するようになる、というのは生物にとっては末期的な段階であろう。増えすぎた個体数を制御するための自然淘汰なのだ。そして同性を愛するようになってしまったマウスの集団は、そのまま破滅してしまい、決して個体数を持ち直して復活することはない、というのはuniverse25の実験でも明らかになっている。しかしこのまま人類が滅びてしまうかどうかは分からない。もしかすると同性愛を多発させることにより、異性愛だけでは乗り越えられない、来るべき人類の試練に適応するための手段を画策しているのかもしれない。同性愛によって何らかの突然変異を生み出すための試用期間やもしれぬ。今は。


●作家   2023.11.22
「作家(さっか)」とは、芸術や趣味の分野で作品を創作する作者のうち作品創作を職業とする者。または職業としていない者でも専門家として認められた者をいう。つまり食っていけてるか、世間から認められているか、のどちらかの条件を満たしていないといけない。作家は狭義では、文芸作家、ライトノベル作家、絵本作家、放送作家、ノンフィクション作家、シナリオ作家、などに分類されるようで、これを見れば「食っていけてる、世間から認められている」を満たしているようにも感じる。ただし自費出版で本を出している程度の「自称作家」も数多く含まれていることだろう。そして作家の広義では、アニメ作家 、コミック作家、生け花作家、陶芸作家、園芸作家 、パズル作家、似顔絵作家、パッチワーク作家、バルーン作家、ガラス工芸作家、スイーツアート作家、キャンドル作家、など枚挙にいとまがない。こうなってくると「◯◯作家を目指している」だけの「食っていけてない、世間から認められていない」自称作家が大量に含まれているようにも想像する。さらには「◯◯作家になれたらいいなぁ」という願望だけで◯◯作家を名乗っているケースも多いようである。しかし、なれてないのに名乗るのは詐欺である。そういう人たちは策家である。


●支持   2023.11.21
毎日新聞によれば、岸田内閣の支持率は21%、不支持率は10月調査比6ポイント上昇の74%だそうだ。人口が減少し国力が弱まりつつある時代に高い支持率を得るというのは、誰が総理をやっても難しいことであろう。したがって不支持の人に「じゃ誰が総理ならいいの?」と聞いたところで、明確な回答は得られないはずだ。支持するとは、そもそも「賛成し、そのあと押しをすること」である。そんな人は地元の後援会の人たちのみであり、国民の多くは「賛同はしないが他にまともな人もいないし、う〜ん。。」といったような状況だろう。なのでもっと分かりやすく「岸田内閣は推し?」とか「岸田内閣に『いいね!』は付く?」とか聞けばもっとスパッとした回答が得られることであろう。というかそうしたら「推し率」「いいね!率」はもっと下がりそうではあるが。ようするに国民の大半が、現象だけを見て「賛同はしないが他にまともな人もいないし、う〜ん。。」という程度で、深くは考えていないということだ。


●仕事は忙しそうなヤツに頼め   2023.11.20
仕事は、ヒマそうだからといって、ヒマそうなヤツには頼まないほうが良い。ヒマそうなヤツは仕事の処理能力が低いから仕事が与えてもらえずヒマそうにしているのだ。忙しそうなヤツは、マルチタスクなので例えば一度に10個の仕事を抱えている。ヒマそうなヤツはシングルタスクなので一度に1個の仕事しかできない。1個の仕事を抱えているヤツに仕事を頼むと、そいつの仕事の量は2倍になる。10個の仕事を抱えているヤツは1個増えるだけなので仕事の量は1.1倍にしかならない。だから仕事は忙しそうなヤツに頼め。


●やり直し   2023.11.19
人は普通「やり直し」をしたがらない。しかしこの「やり直し」を何度も繰り返すから、その人のスキルアップに繋がる。なのでスポーツや音楽の世界では、人はみなスキルアップのための「やり直し」を何度も繰り返している。ところが絵画の世界ではこの「やり直し」をしたがらない人間が実に多い。そもそも絵画というのは、その制作過程において作者と作品の対話を楽しむためのイベントである。その際にたまたま出来てしまったのが「作品」という副産物なのである。スポーツや音楽ではその副産物が目に見えるかたちとしては残らない。だから「やり直し」に躊躇が無いのであるが、絵画ではこの副産物が目に見えるかたちで残ってしまう。だから、そのたかが副産物の一度描いた線を消したがらないし塗った色を落とそうとしない。紙に描かれた線や塗られた色よりも、その線を描いた脳の中の記憶のほうが、遥かに尊いのだがね。


●奢り   2023.11.18
例えば大手企業では、取引先(下請け)と飲食をするときは100%取引先の奢りだ。もちろん取引先(下請け)にとっては将来仕事が貰えるという見返りを期待してのことだ。組織(企業)の中の人間と飲食をする場合は奢りまでとはいかなても均等割の割り勘ではなく給料をたくさん貰っている管理職が多めに支払うのが通例だろう。これは管理職にとってみれば「会社辞めないでくれよ」ということを軽く仄めかしている場合もある。有名人が奢ってもらう場合は、奢ったほうが後からそのことを話題にしたりSNSにアップするというメリットがあるからだ。いずれにしても他人から奢られるということは、奢ったほうにも何らかの見返りがあるということだ。だから他人から奢られることのない人というのは、老若男女を問わず奢るだけの価値の無い人ということになる。女性であろうが年下であろうがだ。


●トップ   2023.11.17
ひろゆき「経験も実績もなく結果を出せない無能をトップにする悪習は、そろそろ終わりにした方が良くないですか?」とのことで、なるほど頷ける発言でもある。しかし「経験も実績もなく結果を出せない無能」はトップという位置にそえておいた方が何かと丸く収まるのも事実である。現場や多忙な部署に置いたら、必ず混乱を招き、周囲に多大な迷惑をかけるのは目に見えている。だから経験も実績もなく結果を出せない無能な軽い神輿を金色に塗っててっぺんに添えておけばいいのだ(農耕民族的な発想ではあるが)。ただしてっぺんであってもトップダウンのトップではないけどね。


●昔の話   2023.11.16
年寄りはなぜ昔の話ばっかりするんだ?と思うかもしれないが、それは彼らにとっては昔ではなく、至って最近の話だからだ。記憶というのは時系列に沿って、順番にきちんと並んでいるわけではない。インプレッシブ順に並んでいるのだ。Facebookで言えば「タイムライン」ではなく「ハイライト」ということだ。だから80年前のことでも昨日の出来事のように話すのだ。そして本当の昨日の出来事はすっかり忘れるようになる。しかし80年前の出来事は話すたんびに少しずつその内容が変わっていく。100回話したとすれば最初の1回目と最後の100回目では大きく異なる内容となっている。つまり本人的にも定期的に話しておかないと、いくら「ハイライト」とはいえ完璧な記憶のまま維持はできない。だからその記憶の確認のために何度も口に出さなければいけなくなる。なので年寄りの昔の話は最後まできちんと聞いてあげるようにしよう。途中で遮ったり、拒否ったりすると、次に話すときに、その内容が大きく変わってしまうからだ。変わって長くなったら聞く方も困るし。


●宝塚歌劇団   2023.11.15
ことし9月、宝塚歌劇団に所属する25歳の劇団員が死亡したことについて、歌劇団は記者会見を開き、外部の弁護士による調査チームの報告書を公表した。いじめやハラスメントは確認できなかった一方、長時間の活動や上級生からの指導で強い心理的負荷がかかっていた可能性は否定できないとした。というニュースを大相撲中継を中断してまでNHKが放映するものなのだろうか?普通に客観的に考えて「200人以上の女性だけの集団でいじめが無いわけがないだろ!」「調査チームはいくらもらったの?」ということだろう。人間が集団である難易度の高い目的を達成するためには、いじめが発生するというのは残念ながらまだまだ現実であろう。一般企業でも軍隊でも同じだ。高い目的を達成するためではない小学校の職員室ですら発生しているのだ。ということで大相撲中継を中断してまで放映するものなのか?あとから記者会見のダイジェストを流せばいいだけのことだろう。ただしこの中継で始めて知ったのは「宙組(そらぐみ)」のトップを「組長」と呼ぶコトであった。記者会見をラジオで聞いていると、組長とか過激団とか言っているので、反社による重大な事件が起こったのかと思ったし。


●後回し   2023.11.14
なぜすぐにやらない?すぐにやっておけばこんなことにはならなかったはずなのに。と後悔した経験は誰しもあることだろう。普通はこの経験によって、段々と「すぐにやる」ようになってくるのではあるが、いくら痛い目にあっても、何度失敗をしても、「すぐにやる」ようにならない人もいる。どんなに差し迫った問題でも、とりあえずは後回しにするやつだ。「それ、今やらないと後でタイヘンなことになるぞ!」と忠告されても、「わかってるわかってる」と言いいながら平然とした顔をしていて、結局はやらない。そして予定通りに後からタイヘンな目に会うのであるが、そのタイヘンさが過ぎると、また元のように、何でも「後回し後回し」にする。そいう人に私はなりたい。


●老害   2023.11.13
なぜ今の時代に老害が蔓延るのか?その答えは比較的カンタンだ。老害たちは今の時代に追従していくことはどう考えてもできない。QR決済とか仮想通貨とかブロックチェーンとかNFTとかメタバースとかは、逆立ちしても理解できないわけだ。しかし若者の意見を潰したり、否定批判することは、とりあえずは出来るのだ。それはとりあえずであり最終的には若者が諸々提唱する時代になってしまうことも分かっている。しかしだ。少なくともワシの目が黒いうちには、若者が諸々提唱する時代にはしたくない、もしくはそうなることを少しでも遅らせたい!ということで老害を撒き散らしているわけだ。ようするに最後の足掻きである。QR決済とか仮想通貨とかブロックチェーンとかNFTとかメタバースとかインターネットとかスマートフォンとかが全く出来ないから、足掻くのを止めてしまうと、やることが無くなるのじゃよ。


●ガラスケース   2023.11.12
校長先生が学校事務室にやってきて事務長に言った。「至急ガラスケースを1つ購入してくれないかな、あ、いやもし予算が無いようだったら私のポケットマネーでもいいんだが。」「予算はたぶん大丈夫ですよ。で、大きさはどのくらいですか?」「県大会で優勝したときのトロフィーを入れているやつがあるだろ、あれと同じ、いや、大きさは同じくらいでも、もうちょっと高級なやつがいいな。」事務長はスポーツ用品メーカーの分厚いカタログを出してぱらぱらとページをめくり「これなんかどうです?」「いや、もっと派手で目出つのがいいな」「じゃこれとかは?」「おう、いいね。これにしよう。で、このネームプレートに文字は入れてくれるのかな?」「はい。テキストで打ってメールすればその通りに入れてくれますよ。」「じゃ、こう入れてもらってくれ『寄贈・大谷翔平 令和5年11月』と。」


●急降下   2023.11.11
日本の人口は、恐らく統計をとり始めて、または記録が残っている時代(鎌倉時代ぐらい)からず〜〜と増加してきた。そして2004年をピークに減少に転じた。ということは国民のほとんどが周知の事実であろう。そしてその減少のスピードはまさに急降下だ。人口が減少すると、市場が小さくなる、生産力が落ちる、などの現象が起きる。そして地方の自治体は維持できなくなり滅び、日本中に廃墟が出現する。その廃墟は民家だけではない。公共施設、道路や橋、民間の会社、寺や神社や教会、墓地などである。と、まあこの辺もでは想像もできるが、なんせこの人口の急降下は、日本ではひっとりも経験したことのない現象だ。実際、どうなるかは誰にも分からないのだ。しかし今まで通りではダメだということだけは確かであろう。


●非難   2023.11.10
戦争が勃発して多くの人が地下に非難することになった。または自然災害が発生して多くの人が体育館に非難することになった。そんな時、今の日本人は最低限の生活必需品だけを持って非難することはできるのだろうか?まず問題はペットである。猫や小型犬ならまだしも大型犬や爬虫類、昆虫や魚類などは置いてくるしかないだろう。生き物だけではない。いわゆるコレクターと呼ばれる人たちは「これは私にとっては命より大切なもの!」とか言ってとんでもないものを避難所に持ち込む人もいるかもしれない。その「もの」が骨董品や金品であれば置いてくることもできるかもしれないが、フィギュアやドールなどの人の形をしたものは難しいかもしれない。小さな子供が人形を持ってくるのであれば誰も文句は言わないだろう。しかしいい大人がデッカいドールを何体も持ち込まれたのでは他の人にとっては迷惑以外の何物でもない。人間以外に「命よりも大切なモノ」を勝手に作るのは、普段から止めておこう!


●停戦   2023.11.09
双方の当事者が互いに攻撃的行為や敵対行為を一時停止することに合意すると停戦状態になる。ということなのだが、この「停戦」はどのようにして末端の兵士に伝えられるのだろうか?末端の兵士は極限の戦闘状態にある。先に武器を置いた瞬間に敵に撃ち殺されるかもしれない。同時に敵が武器を置いた瞬間を狙っている兵士もいることだろう。ルールも規則も通用しないのが戦争というものなのだ。上官から停戦命令が出たとしても、全ての兵士がそれに従うとは限らないし、今まさに殺すか殺されるかの切迫した戦闘状態にある兵士が上官から停戦命令に従うとも考えずらい。先に撃たれたほうが死ぬのだ。死にたくないから撃たれる前に敵を撃つというのが戦争。「戦争はダメ!絶対に!」と全世界の人が思っているにもかかわらず、その人たちが戦場に行けば「死ぬのはイヤ!絶対に!」だから「先に敵を殺そう!絶対に!」となるわけだ。


●真実   2023.11.08
「人は真実を信じるのではなく、信じたいものを信じる」という言葉を聞いて、「ちゃんと真実と向き合えよ!」と思うものである。世界平和統一家庭連合に、いつまでも不要な献金をしてないで、いい加減目を覚ませよ!とか言いたい人も多いことだろう。しかし世界平和統一家庭連合の信者たちにとっては、そんな意見には一切耳を傾けない。これは例えばワールドカップで日本代表が敗退した翌日のスポーツニュースを日本人が見ないのと同じだろう。イスラム教徒に聖書を渡しても絶対に読まないのと同じだ。坊さんにコーラン渡しても絶対に読まないのと同じだ。「人は真実を信じるのではなく、信じたいものを信じる」から上手く回っているのだ。地球上のすべての人間が本当の真実を知ってしまったら、それはそれはタイヘンなことになるだろう。


●プリキュア   2023.11.07
プリキュアが好きで好きでしょうがない「大きいお友達」は昔からある一定数の割り合いでいるようだ。ただし昔は「キモい」「キモヲタ」とか言われるので、公の場には姿を見せなかったが、最近は多様性とかLGBTQとかで、性の対象は何でも有り!的な風潮もあってか、映画館にプリキュアの映画を子供連れに混ざって堂々と観にいく「大きいお友達」もいるそうだ。性の対象は何でも有りだが幼女はダメだろ!なのだが2次元はイイだろ!ということにもなる。しかし「大きいお友達」は実際の幼女を2次元の幼女と同じ目で見ているのだから危険だ。そして「大きいお友達」はニートや引き篭もりに限ったものではない。大学教授とかにもいるのだから「キモい」と言わざるを得ないだろ。


●地方   2023.11.06
地方の自治体の多くが今のままでは滅びる。これは公然とした事実であろう。ところが地方の自治体に住んでいる多くの人がこのことを知らない。または知ろうとしない。人口が減り高齢者の割合が増えると労働人口も税収も減る。そうなると今まで作ってきた、一日に100人しか渡らない橋も、一日に10人しか訪れない文化施設も、維持できなくなり取り壊すしかなくなる。その取り壊すためにもカネがかかり、カネが無いので放置され、町には廃墟と化した多くの箱物と、徘徊する老人たちしかいなくなるのだ。というかもうすでにそうなっているところは日本中にたくさんある。30年ぐらい前からかなぁ。


●情報は自分で探そう   2023.11.05
マスコミからのインタビューで自治体に対する不満を口にする頭の悪い人たち。「我々には何も説明も無いまま勝手にやっている!」「オレらには何も情報が入ってこないまま進めている!」とか言っているのだ。しかし実際には市のホームページで細部に渡り説明しているし、情報の開示も何年も前から行なっている。つまり頭の悪い人たちは。自分で情報を探しに行くこともしないで「聞いてない!」とほざいているだけである。「市民に寄り添った施作とか言いながら、市民のことなんか全然考えていない!」って、どんなかたちで寄り添っているのかが何項目にも渡ってつぶさに説明してあるんだけどね。ホームページだけではなく市の広報誌にも書いてあるし、議会でも説明している。もちろん議会の傍聴も自由であり、議会での議事録も開示している。まるで口を開けたまま誰かが口の中に食べ物を入れてくれるのを待っているようだ。でもこういう頭の悪い人たちに「情報は自分で探せ!」と言ったところ無理なのだろうけど。「情報は食べ物と同じ!」って言えば少しは分かるかな?


●ゼロリセット   2023.11.04
物事が混乱して上手くいかなくなってきたときには、小手先の細かい対策で対応するよりも、思い切ってゼロリセットして最初から構築し直したほうが最終的には上手く行く場合が多い。もちろんゼロリセットするには勇気と覚悟と労力が必要だ。そして勇気と覚悟は精神的な問題なので何とかなり、労力も一度やったことなので思った以上にかからない場合も多い。しかし大切なことは「ゼロ」にすることである。ここは使えそうだ、とかこの部分は勿体無いので、とかせっかく作ったし、とか言って、部分的にリセットしない箇所があると上手くいかない。「ゼロ」にする潔さが必須なのだ。絵を描き直すとき、少しでも以前描いた線が消えずに残っていると、どうしても、その残っている線の上をなぞってしまうのだ。見ていて面白いくらいに「なぞる」のである。


●日本電子機械工業会   2023.11.03
日本電子機械工業会(EIAJ 【Electronic Industries Association of Japan】 )はかつて日本に存在した電子機器の業界団体で、電子機器産業に関する調査・統計の発表や、各種技術の標準化などを行なっていた。国内の多くの家電メーカーが参加していたが2002年に解散した。各種技術の標準化は、例えばビデオデッキのプレイアイコンを▶︎にするとか、ストップを■にするとかで統一し標準化することである。もしこの標準化が無ければ、各メーカーが勝手なアイコンをデザインしていたのではないか。そうなると、消費者は混乱するし、意匠権や商標権でのトラブルも増えたことだろう。しかしスマホアプリのアイコンのように、機能が縦横無尽な多岐に渡ってきて、デザインも百花繚乱になり、日本国内だけで標準化するのも無理!になってきて、その役割は終わったようである。しかしどこかで便所に入り、水洗のレバー、またはボタンの表記、位置、形状、などがバランバランなのは何とかして欲しいものだ。特に居酒屋で酔っているときには見つからないし。


●洗脳教育   2023.11.02
テレビでロシアの洗脳教育についてのニュースをやっていた。これを見た高齢者が「戦時中の日本はもっと酷かった!」と嘆く。さて本当にそうなのだろうか?テレビで放映されるということは取材許可があったということ。ということは比較的緩い部分のはずだ。取材できない部分での洗脳教育はもっと強制的なものもあるはずだろう。しかもロシアという広大な土地に190もの民族と様々な宗教と言語の人間が生活しているのだ。そしてモスクワ以外は生産性も低く貧しい人たちが暮らしている。洗脳教育が強力な地域もあれば、行き届いていない地域もあることだろう。それをたかが数分のテレビのニュースを見て、極めて短絡的に「戦時中の日本はもっと酷かった!」と嘆くということ自体「お前らがマスコミに洗脳されているんじゃね?」とも思える。もっとも日本でも民度の低い人たちの文化は「あんたなんかまだいいわよ!わたしなんかね‥」で成り立っているのだから仕方ない。


●ルッキズム   2023.11.01
人間は、はじめて会った人の外見以外のことは分からない。教養があるかどうか?金持ちであるかどうか?特技や趣味、嗜好や思想、生い立ちや宗教、などなどである。だから社交辞令は外見のことになる。「キレイな奥さんですね」とか「スラッと背の高いイケメンのご主人ですね」になるのである。これは仕方のないことであろう。これらの社交辞令に対して、差別だ!とか言っている人間が、「私はキレイでもイケメンでもないブサイクだ!」と白状しているようなものだ。確かにそういうことをSNSで発言している人のプロフィール写真を見ると頷ける場合が多い。不平等とか不公平とか言っても、天は二物を与えるのだから仕方がない。


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