2024年6月


●霊感   2024.6.30
霊感は科学的に証明されたものではない。にもかかわらず「私は霊感が強い」とか言うのは止めておこう。ある一定以上のインテリジェンスの人から見れば「この人、バカなんだなぁ」と思われるだけだ。霊感は、その人のさまざまな信念や経験、思い込み、勘違い、理想、恐怖などから捏造される感覚で、第六感、直感、予知能力、と同じで科学的にその存在は1mmも証明されていない。あえて科学的に説明するならば、心理学的な要因や認知プロセス、非言語的な情報処理、個人の経験や知識の蓄積、感覚への敏感さ、環境の微妙なサインに敏感に反応する能力、などによるもの。というふうになるだろう。つまり通常の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の組み合わせによるもの、ということだ。もちろん世の中全てが科学ではないが、もし霊感がある!と言うならば、その前に「霊」があるということを、みんなが納得できるように説明せよ。


●円安   2024.6.29
円安が進んでいる。円安の流れが押し寄せてきて、あっちを防いでもこっちがもれる。こっちを塞いでもそっちが決壊する、みたいな状態だろう。ところが国民の多くは「そのうち収まるだろう。。」と、何となく思っているかもしれない。しかし、どうもそうは簡単に行かないのではないだろうか。円が高くなるというのは、日本の商品がたくさん海外に売れなければいけない。1980年代〜は、優秀な日本製のクルマや家電製品がドチャクソたくさん海外に売れていたのだ。現在のように多くの日本企業が海外製品を買わなければ回らない状況では、円安が止まるわけはない。1970年ごろ「自動車の部品で180円で買えるものはな〜んだ?」という、なぞなぞが小学生の間で流行っていた。答えは「ハンドル(半$)」だった。現在の円安はまだ180円には達していないし、仮に360円になったとしても、餓死することもなかったので大丈夫なのかもしれないが、現在はけっこうヤバい状況であることも確かなようだ。


●金歯   2024.6.28
昭和の前半ぐらいまでは金歯は金持ち(成り金)の象徴であったようだ。金歯は銀歯(銀がメインで色々な金属が混ざった合金)よりも高価でありさらに保険対象外だ。だから金持ちしか金歯を装着できない。また昔は貧乏人は甘いお菓子とかは滅多に口にすることができなかったが、金持ち(時に成り金)はいつでも甘くて美味しいお菓子を食べることができたから虫歯にもなる。だから人前でニカっと笑い、その歯には1本おきに金歯が光っているっことで「どーだ、おれはこんなに金持ちなんだぞ!」という威圧感を相手に与えることができた。しかし最近ではそういう人をほとんど見かけなくなった。やはり不景気で金持ち(成り金)が減っているせいだ。


●東京都知事選   2024.6.27
毎回東京都知事選の時期になると、変な自称評論家みたいな輩がうじゃうじゃとネット上に湧いてでてきて候補者の批判、評論を始めるのが恒例行事になっている。その輩たちに「じゃ、おまえが都知事になったら都政を良くできるのかい?」「じゃ、何でおまえは都知事選に立候補しないんだい?」「他人を批判するのは大好きで、自分が批判されるのがイヤなおまえが、じゃ、何で蓮舫を批判するのかい?」「小池が再選したら日本は終わりだ!って誰が選ばれれば日本は終わらないんだよ?」てな感じであろう。ネットが普及する以前であれば居酒屋で管を巻いていた輩が、酒ではなく自分の考えに酔って、ネット上で管を巻いているだけのハナシだ。


●説明   2024.6.26
何が問題なのか説明をしないと相手は分からない。説明書が無ければその機械の使い方は分からない。説明を予めしないでいきなりやろうとしても相手は納得しない。説明が苦手な人は説明をしようとしないからいつまで経っても説明が苦手のままなのだ。電車の中で未就学児を2人連れたお母さん。1人の子供は爆睡してしまっている。降りる駅に到着すると、その爆睡した子供を抱き上げ、もう一人の起きている子供の手を引こうとした。するとその子が「ママ、抱っこ!ママ、抱っこ!」と言って大声で泣きわめき始めた。「ママはね、ねんねしちゃった〇〇ちゃんを抱っこするの。おきてる〇〇ちゃんと2人は抱っこできないのよ」とちゃんと説明しないからガキは泣きわめくんだぞ!


●コバルト   2024.6.25
昨日の続き→。癌の放射線治療には一般的には放射線が届く距離の短いβ線を放出する放射性同位元素が用いられ、131I(ヨード)、89Sr(ストロンチウム)、90Y(イットリウム)を用いた3種類の薬剤が使われるが、病巣が深い場合には、コバルト60から出るγ線を使うことによって周囲正常組織を傷つけることなく放射線治療ができるそうだ。しかし「コバルト兄さん」は原作では鉄腕アトムの弟なのだそうだ。日本海溝に沈んだ水爆探索のため、行方不明だったアトムの“代役”として急造された。誕生直後はボーッとしていたが、その後もボーッとしていることが多い。カッコ良く活躍したことも何度かあるが、困ったことにそんな“キメ時”にはアトムに似過ぎて区別がつきづらくなってしまうそうだ。区別がつきづらくなってしまわないよう、アニメでは面長な顔になっている。


●アトム   2024.6.24
アトムからビットへ、はビルゲイツが提唱した近未来予測であり、実際にその通りになっている。ある市議会で市のマスコットを鉄腕アトムにしてはどうか?と言う提案に対して「アトムは原爆をイメージするから反対!」と言った左翼議員がいた。確かに鉄腕アトムは体内に原子炉を内蔵しているので原爆をイメージするというのは分からなくもない。しかしアトムは原子という意味であり、人間の身体だってアトムでできている。鉄腕アトムの妹の「ウランちゃん」はもっと原爆をイメージするのではないか?という意見もある。しかし天然のウランがなければ我々生命そのものが誕生していなかったのかもしれない。鉄腕アトムの兄の「コバルト兄さん」は同位体元素の名前そのものではないか?と思う人もいるかもしれない。→明日に続く。


●東京都知事選の候補者ポスター掲示板   2024.6.23
同じ図柄のポスターが24枚張られていたのを見て「何だこれは?」「こういうのっていいの?」などと思った人は多いことだろう。しかしこの行為は選挙違反にならないということをテレビのニュースやネットで知って驚いた人も多いことだろう。そもそもが選挙用のポスターには制約が少なく、写真を含めて、かなり自由に「何でも良い」のだ。過去にも党首の写真を使ったN党やれいわの候補者もいたはずだ。ということで改めて考えてみると、候補者の写真は、本人でなくても良いのと同時に、本人であっても「いつ撮ったものでも良い」のだ。パスポートのように「過去6ヶ月以内に撮影したもの」でなくても良いのだ。ということで普通の候補者でも「10〜30年前に撮った写真」を使うことが常習化しているということを理解しておくと良い。


●蓮舫の公約   2024.6.22
蓮舫の東京都知事選の公約を見て笑った人は多いだろう。「1.現役世代の手取りを増やす 2.あなたの安心大作戦 3.もっと多様で生きやすく 4.本物の行財政改革 5.本物の東京大改革 6.東京全体をもっと良くする 7.良い改革は発展させる」なのだそうだ。あまりの稚拙さに読んでいて恥ずかしくなった。これが本当に大人が考えた、政治家が考えた、マジで考えた、本気で考えた、公約なのかよ?と思わざるを得ない。浅はか、無責任、身勝手、自己中、上辺だけ、の性格がモロに現れている。「もっと」「本物の」「良くする」「大作戦」とか、小学校低学年かよ。この公約を見て「良し!蓮舫に1票!」と思ったのは、小学校低学年だけであろう。「8.小学校低学年にも投票権を」を追加すれば完璧だったんだけどね。


●遠くから石を投げる   2024.6.21
遠くから石を投げるだけの人はめっちゃ多い。近くまで行って狙いを定めて石を投げようとすれば自分も投げ返された石を被弾する可能性は高くなる。だから遠くから石を投げて、たまに当たればラッキー!当たらないまでも相手の気勢を削ぐことはできるし、自分が被弾する確率も低い。というような行為を世の中のほとんどの大人がやっている。「覚悟がない」ままに生きているのだろう。こんなんだから「今、日本が戦争したら絶対に負ける!」と、昭和のおっちゃんに言われるのだ。しかしその昭和のおっちゃんが一番遠くから石を投げていたりする。


●未来予測   2024.6.20
過去のこと、または現在のこと、は、偉い学者の先生や専門の有識者によって、大量のデータをもとに理論的に説明され、裏もとってあるようなものが「正論」とされ、世間一般に認められる。ただの思いつきや、感覚や雰囲気で言っているようなものは「正論」としては認められない。ただし、これが未来のこと、となると、どんなに偉い学者の先生や専門の有識者が提唱したところで、その通りになるわけではない。10〜20年後ぐらいまでであれば、だいたいあってるものは提唱できるかもしれないが、100年後。1000年後となると、大抵は思った通りにはならない。むしろただの思いつきや、感覚や雰囲気で素人が言ったもののほうが当たりになるかもしれない。だから偉い学者の先生は未来予測をしたがらない。だから未来予測に関するデータが集まらず、大量のデータをもとに理論的に未来予測はできないままなのだろう。


●岸田が増税を企んでいる   2024.6.19
岸田が増税を企んでいるらしい。もうこれ以上国民を苦しませないでくれ!岸田政権は即刻退陣するべきだ!などと言っている愚かな国民もまだまだ多い。これ以上国民を苦しませないでくれっていうのは、苦しんでいるのは人並みの生活を維持するために苦しむのであって、それは冷暖房完備でバス付きの部屋に住み、食事も衣類も不自由はしてない上でのことだろう。日本は人口が減少して国力が落ちているにもかかわらず国民はより恵まれた環境で裕福な暮らしを目指しているから国のカネも無くなってくるのだよ。岸田じゃなくても、今の状態で台所をやりくりするには、何らかのかたちで増税しないとどうにもならんだろう。基本的には誰が総理やっても基本的に同じになるのじゃよ。国民全員が贅沢言わなきゃ、どうってこたあない。


●借金   2024.6.18
自称広告会社の男に75万円支払ったままトンズラされた飲食店のオーナーがいた。しかしそのオーナー、特に怒ったとか困ったとかの様子は無かった。75万円の詐欺にあったわけなのに「やられちゃったよう♪」と、むしろ楽しそうだった。そして後から分かったのだが、そのオーナー、家屋やら駐車場やらの維持費、複数所有している飲食店の店舗改装費やらで、総額5億円の借金があったとのこと。だから75万円なんて端た金だったのだそうだ。大金持ちも、大借金まみれも、同じだということらしい。持っているか、借りているか、の違いだけなのだ。


● 地震   2024.6.17
地震の少ない都道府県は関西地区に集中していると言われていたところが阪神淡路大震災が発生した。その後、地震の少ない都道府県であると言われていた岩手県に引っ越した人が東日本大震災に被災した。ようするに日本には地震の少ない都道府県などは存在しないということだ。地震の少ない都道府県と言われているのは、せいぜい最近数百年の間の数字であろう。数万年、数百万年のスパンで、地震が発生しているデータがあったとして、それを見れば、地震の少ない都道府県などは存在しないということも分かるはずだ。そもそも日本はプレートが沈み込むときの地震によって発生したカスでできた島なのだから仕方がない。


●管理職   2024.6.16
管理職とは管理する側の人間である。にもかかわらず管理される側の意識が抜けないままの管理職が多い。だから「そんなもんいちいち上に相談しないで自分でなんとかしろ!」と言われるのだ。管理職であるにしろないにしろ所詮は生身の人間である。生身の人間はできることが限られている。管理職だからといってどーでもいいような要望にはいちいち応えてはいられないのだ。しかし組織の底辺の人間は上司のことを親だと思っているので、何かあったときには必ず助けてくれるものと勘違いしている。だから「そうじゃないんだぞ」と教えてあげるのが管理職の役割だ。しかしその管理職が自分の上司の管理職を親だと思っているから、いつまで経ってもヒラ管理職なのだろう。


●人はなぜ死ぬのか?   2024.6.15
もし死ななかったら?と考えると分かりやすい。例えばロードローラーに轢かれて体がペッシャンコになってしまったのに生きていたらおかしいし、溶鉱炉に落ちて体が熱で溶けてしまっても生きているのも理屈が合わない。だったらそもそも体なども不要になる、というか物理的には存在しない、精神とかプラズマとか異次元とかで人は存在するのか?という極めてややこしい話しになってくる。で、もし死ななかったら?としたら、例えば太平洋の真ん中に放り出されたとすれば、波に飲まれてもがき苦しみながら、永遠に生きていなければならない。大量の海水を飲み込み、呼吸もできなくなり、体温も下がり、心臓も止まり、腐食がはじまり、小魚たちに食いちぎられながらも、生きていなければならない。だから人は死ぬように出来ているのだ。それでも生きていたいという願望が、ゾンビやミイラ男などというヘンな怪物を生み出したのだろう。


●エスカレーター   2024.6.14
エスカレーターの事故が話題になっている。エスカレーターは100馬力のエンジンで歯車を回しチェーンを駆動させている重機だ。農業用の脱穀機や工場内のベルトコンベアーと同じく、扱いを間違えれば大きな事故に繋がる危険な装置なのだ。だから「エスカレーターをご利用の際は手すりにつかまり黄色の線の内側にお乗りください」とアナウンスがエンドレスで流れている。なので黄色の線の外側で手すりにつかまってない状態での事故は自業自得だろう。そもそもショッピングカートを押したまま乗るなんてことは愚の骨頂だ。世の中がどんどん便利で安全で過保護になってくると、こういった愚人も自然と増えてくるのは仕方のないところだ。


●究極   2024.6.13
整形に失敗した芸能人というと、神田うの、山咲千里、釈由美子、遠野なぎこ、keiko、板野友美、などの名前が上げられる。しかし整形に失敗して化け物になった芸能人というと、弘田美栄子、ミッキーローク、ドナテラ・ヴェルサーチ、林葉直子といったところだろうか。そして全員に共通しているのは、整形する前は可愛かった、ということだ。その可愛い中でもちょっとだけ「欠点」と思われるような箇所を是正しようとしているうちに、だんだんと欲が出てきて、あちこちいじくっているうちに、全体のバランスが崩れていき、さらにそれを補正しようと、またあちこちといじっているうちに、取り返しがつかないくらいに崩壊してしまったということなのだろう。同様に、ちょっとだけ「欠点」と思われるような箇所を是正しようとしているうちに、最終的に、とってもダサくなってしまった「デザイン」というものも数多く見てきた。ものを作っていくうちの最良の瞬間というのは一瞬しか無い。その一瞬を逃しているのに、さらに良くしようとしても失敗する。究極に到達するなんてことは神でない限り不可能なのだ。


●軽作業   2024.6.12
何人かで何かのイベントの参加者の名札作りをしたとしよう。そうすると、①効率を上げるためにその手順や手法の改善を色々と提案しながらやろうとする人間と、②言われた通りのことしかやらない人間と、③その手順や手法の改善を色々と提案するのであるがどれも的外れな人間の、大きく分けて3種類になる。そしてもっとも始末が悪いのが③だ。③は自分の成果を他人に賞賛されたいことを優先するから中身が検討不足でありその効果も現実的ではない。とはいえこの名札作りの作業の参加者には明確な上下関係が無いので誰も他人の提案を無碍には断れない。だからこそ一応やってみて、その提案がダメであることが、みんなが分かるのだ。「能力が、すぐにバレるぞ、軽作業」の法則。


●カルダシェフ・スケール   2024.6.11
カルダシェフ・スケールという言葉を、ネット上でよく見かけるようになった。オリジナルに拡張案や修正案なども後に加わり、今ではだいたい5段階の宇宙文明の発展レベルを示すスケールとなっている。そして現在の地球は、5段階の一番下の「タイプ1文明」にもまだ達しておらず「タイプ0.75文明」なのだそうだ。そしてあと数百年で、やっと「タイプ1文明」に達するのだそうだ。なるほど、そうだったのか!とも思える反面、何を根拠にそんなことが言えるのだ!という意見もあることだろう。とは言っても未来予測を含めたコトなのだから、その信憑性については誰もその可否を正しく評価できない。例えば100年前に予測された「100年後の未来」では、だいたい合ってるものと、とんでもなく違うものとが混在してる。仮に当時のカルダシェフ・スケールが「タイプ0.5文明」だったとすれば、0.25ポイント上がっているわけだから、未来予測も、より正確になっているはずだ。本当か?


●ウェンズデー   2024.6.10
アダムス・ファミリーのウェンズデー・アダムスにそっくりな学生がインダストリアルデザインの授業を履修してきた。クリスティーナ・リッチという子役が演じていた時代のウェンズデー・アダムスにそっくりだったのである。しかしその学生、授業態度も出席率も途中の提出課題の成績も、いたって普通であった。ところが最終課題の「新しいコンセプトのベット」は、やはりウェンズデーであった。ベットの脇に寝ている人の腕を固定して、そこに点滴で麻薬を注入して、寝ながらアチラの世界を体験できて、完全に熟睡できるというコンセプトだったのだ。素晴らしいコンセプトではあるが、やはり大学の課題として、麻薬を推奨するようなものはマズいので、このテーマは却下したのだが、本当はやらせてみたかったのが正直なところである。


●Communication   2024.6.09
デジタル化は電子化のための第一歩である。電子化はIT化のための第一歩である。IT化はICT化のための第一歩である。ICT化はDX化のための第一歩である。そしてデジタル化とDX化では農業革命と産業革命ぐらいの差がある。なので今の時代に「デジタル化」とか言っている場合ではないのだ。そしてその差が最も大きいのはIT化とICT化だ。ICTのCはCommunicationだ。CommunicationあってこそのIT化であるのと同時に、ICT化されていないとCommunityには入れてもらえないということなのだよ。でもデジタル化されていないと、とっても珍しいからCommunityに入れてくれるかもしれない。


●老人   2024.6.08
老人は人生経験が長いぶん、喋りが上手い。その喋りは上手いだけではなく長い。そして長いだけではなくくどい。くどいだけではなく声がでかい。そして他人の提案には基本的に強く反対する。しかし自分の提案には強く同意を求める。ところがその他人の提案とその自分の内容が全く同じだったりもする。でもって自分の提案が反対されると激しく怒鳴り激しく怒る。だから若者は老人と同じテーブルでの話し合いをしたがらない。そして若者は話し合いに出席しなくなる。気がつけばテーブルには老人だけになる。てなことになるのだが「若い人の意見も聞きたい」と老人たちは言う。どの口が。。。


●空腹   2024.6.07
空腹になると作業能力が落ちる。空腹が続くと栄養素が不足し免疫機能が低下し筋肉や臓器の損傷が生じる可能性がある。空腹の状態が長引くと身体はエネルギー源を節約しようとして代謝率を低下させることがあり体重減少を遅らせる身体のエネルギー供給にも影響を与える。さらに空腹が続くと血糖値が低下しめまいや倦怠感などの症状が現れることがあり特に糖尿病患者にとって問題となるが一般的にも健康に影響を与える。それでも空腹が続くとイライラや集中力の低下などの精神的な症状が現れることがあり食事の欠如が脳の正常な機能に影響を与える。さらに長期間空腹が続くと過剰摂取や無秩序な食事行動を引き起こす可能性があり食事の制御が失われ健康リスクが高まる可能性がある。というようなリスクに直面しながら世界中で飢えに苦しむ8億人以上の人たちは必死に生きている。ということを飽食お花畑の日本人の多くが知らない。


●理系と文系   2024.6.06
けしからんのは「私は理系だから感性のことは分からなくてもいい!」「私は文系だから理論的なことは分からなくてもいい!」と決めつけている人たちだ。いずれもその業界で超有名な科学者や芸術家であれば、そういった決めつけも許されるかもしれない。しかしそうではない一般の人は、そんな決めつけをしたところで何の役にもたたない。ただの「逃げ」でしかない。理系のことも文系のことも、生きていくために必要だがら、小学校のときに算数も国語も勉強するわけだ。どーでもいいような細かいことも理論的に解決しないと気が済まないプログラマーとか、表計算ソフトを全く使えないイラストレーターとか、おまえらの社会的価値は自分が思っているほど高くはないのだよ。


●色   2024.6.05
例えばオフセット印刷はCMYK『Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)、Key plate(墨)』の4色のインクで色彩を表現している。テレビやパソコン、スマホのモニターは『 R(赤)、G(緑)、B(青)』の3色の光の組み合わせによって色彩を表現している。対して人間がリアルに見ている色は無限である。印刷物もテレビもその色は擬似でありまがいものでありモドキでしかないのだ。だからその表現には限界があり「全く同じ」には絶対にならないのだ。ということを分かってない人も多い、というか分かってない人がほとんどである。ある印刷会社の営業担当者が言っていた「この会社に入るまでは、世の中の「色」なんてもんは、クレヨンの36色で全部用が足りると思っていた」のだそうだ。もしそうだとすると世の中全てがGIF32色のべタ塗りのアニメみたいになって、それはそれで面白いかもしれない。


●体重計   2024.6.04
体重計に限らず血圧計などの家庭用のデジタル医療健康機器で非常にムカつくことがある。電池が切れると計れなくなるのだが、まあそれは数年に1回のことなのでムカつくことではない。ムカつくのはその電池を入れ替えると最初から設定をし直さないといけないということだ。西暦と日付や時間をすっっげー分かりにくいインターフェイスで設定しないといけない。設定が終わらないと普通に体重が計れないのだ。取説なんかとっくの昔に捨ててるし、数年に1回のことなので手順も覚えていない。ウェブで調べれば取説もどっかにあるんだろうけど、こっちは体重を計りたいだけなのに、何でそんなに手間のかかることをせにゃいかんのだ!乗るだけでいつでも計れるアナログの体重計のほうが100倍便利だ。だいたい体重計に過去の履歴とか普通は不要だろう。過去に計った他人の体重もバレてしまうし。


●電子   2024.6.03
電子とは、素粒子のひとつで、原子核の周りに分布して原子を構成している、負の電気素量をもつ素粒子のことだ。しかしこの電子という言葉はしばしば違う意味で使われる。電子レンジ、電子ピアノ、電子辞書、電子計算機、電子頭脳、電子マネー、電子カルテ、電子楽器、電子キー、電子掲示板、電子決済、電子黒板、電子出版、電子商取引、電子書籍、電子カタログ、などなどだ。どれ1つとっても負の電気素量をもつ素粒子とは関係ないだろう。そのお多くが「電気を使った」と言う意味で、さらに「先進的な」というニュアンスが含まれているようだ。電気○○と呼ぶと、昭和初期感が漂ってしまうために電子と言い換えているだけかもしれない。まあピアノは電子で、ギターはエレキなのだから指したる区別は無いということなのだろう。そしてこれらの電子○○の全ては、電気がないと動かない。


●スマホ依存症   2024.6.02
スマホ依存症の症状が無い人は老若男女を問わずいない。いつでもどこでも誰でもスマホを見ているorいじっている。環境活動家も反社も犯罪者もスマホを持っている。それでもまだスマホ反対!という人もいる。もはや反対したところでこれだけ普及しているものを使われなくなるということは絶対にないのだが。しかしもし世界中のスマホが「せーの」で一瞬で無くなったとしたら、それはそれで社会は成り立つようにも思える。ようするに自分が持っていないものを他人が持っていることによる僻み嫉みが世の争いごとの根源にある。ということだろう。


●市議会議員選挙が行われた   2024.6.01
感想は次の通り。昭和の地主みたいな人の求心力が明らかに落ちている。ホームページを持っていない候補者は明らかに苦しい。SNSで情報発信しているからといって有利なわけではなく、問題は情報発信の中身である。安芸高田市の石丸市長によって、全国的に若者の地方議会への興味が明らかに増している。選挙カーが明らかに小型化している。私利私欲むき出しの候補者は相変わらずいる。投票率は慢性的に低いままである。立候補している人の中には、政治家に不向きである人も少なくない。当選が確実な候補者と落選が確実な候補者を応援していても面白くない。あいかわらず投票所で会う人は全員老人である。


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