2024年7月



●できる   2024.7.31
努力も苦労も工夫もしないで「できる」ようになりたいと思っている人間がいかに多いことか。そしてそんな人間に限って、少しでも「できる」ようになると、完全に「できる」ようになったかの如く振る舞い行動する。しかし「できない」ことがすぐにバレて周囲から相手にされなくなり、「できない」理由を必ず誰かのせいにする。そうしてやらなければいいものを、いろいろなコトやモノに手を出して、どれも努力も苦労も工夫もしないで「できない」まま途中で辞めてしまい、「できない」理由をたくさんたくさん作らなければいけなくなる。そもそも「できる」ようになりたいならば、「できる」ようになりたいなどとは考えずに、ひたすら「やる」ことが大切な はずだ。


●まだ   2024.7.30
社長:まだ着かんのか? 運転手:まだです。まだ1分しか経ってません。 子ども:パパ、東京ディズニーランドまだぁ? パパ:まだだ、まだ東京だ。 妻:あなたぁ、ハワイまであとどのくらい? 夫:いいから黙って泳げ。


●修行   2024.7.29
教室に入ると100人教室の一番後ろの2〜3列にみんな座っている。そこに座れなかったヤツらは窓際か廊下ぎわの縦1列に座っている。ちりとりに残ったホコリのようだ。この時点で全員がハナから授業を聴く気は無いのが露骨に分かる。すでに突っ伏して寝ているヤツ、スマホゲームに勤しんでいるヤツ、LINEの打ち込みにイトマがないヤツ、何か喰ってるヤツ、そして授業が終わると、隣の教室の先生が教室に入ってきて喋りはじめた。「就任してすぐにコロナでオンライン授業になって今年から対面授業を始めて行った。」「何でこんな生徒たちに教えなければいけないのか?」「もうずっとオンライン授業のままでいいのではないのか?」「授業は全部出席してテストも受けたのに何で落とされたという学生がいた。テストの点数は目も当てられなかったのに何を考えているのだ!」などなどなのだそうだ。その気持ちは十分に理解できる。この歳になって何でこんな修行をさせられなければならないのだ?ということなのだろう。そう、人生は一生修行なのじゃよ。


●実像   2024.7.28
暗号資産や仮想通貨の記事では、金貨やドル紙幣がそのイメージとして使われることが多い。AIの記事ではロボットの顔がそのイメージとして使われることもある。だから多くの人が混乱するのだ。仮想通貨もAIもブロックチェーンもNFTもビッグデータもディープラーニングも、すべてデータ(ビット)であり、目に見える実像は存在しないのだが、そのことが感覚的に分からない人がまだまだ多い。NFTのことを40歳以上の人にいくら説明しても絶対に理解できないから、説明するだけ無駄なんですよ。と言っていた人が実際にいた。確かに実像が目に見えるメタバースのほうがまだ分かりやすい。とはいえメタバースも裏ではデータが動いているだけなんだけどんね。いずれにしても目に見える実像が存在しないものを説明するにはえらい骨が折れる。目に見えない「時間」を説明するのがタイヘンなように。


●プレゼント   2024.7.27
例えば誕生日のプレゼントを贈る。しかしもらった人が本当に喜ぶかどうかは分からない。口では「わー、かわいい、ありがとう!」と言うが、内心では「同じもん、持っとるわ」とか「これ、めっちゃセンス悪いんですけど」とか思っているかもしれない。贈るほうが真剣に吟味して選んだモノほど喜ばれないかもしれない。逆によく考えずに、衝動的や思いつきで選んだモノのほうが喜ばれるかもしれないので、プレゼントを選ぶのは難しい。だからといって心を込めて作った手作りのモノの場合、口では「わー、かわいい、ありがとう!」と言うが、内心では「すぐに捨てると気が引けるから、来月廃棄だな」だったりする。なのでプレゼントは現金かプリペイドカードなどへの送金が良いだろう。もらって嬉しくない人は、確実にいない。


●オンライン授業   2024.7.26
コロナの感染者がまたじわじわと増加している。とはいえ世の中の大勢は、コロナが開けて対面のコミュニケーションが復活して、めでたしめでたしムードである。しかし、コロナ禍のオンライン授業のほうが良かった!という学生も実は少なくない。彼らにしてみれば「どうせ大学来たって、みんな授業中スマホやってるだけなんで、学校来る意味ねーじゃん!」という、なるほどごもっともなご意見である。中学〜高校の時期で、コロナ禍のオンライン授業となり、友達同士の対面のコミュニケーションができないまま大学に来たのだから、まあ、そういう考え方にもなるというもの。「教養科目は全部オンラインでいいんじゃねえ?」という学生も多い。と、その意見に対してはこう答えることにしている→「オンライン授業にすると、そのぶん授業料安くしろ!ってあんたらの親が言うので対面にしてるんだけどね。」


●新紙幣   2024.7.25
万が一、偽造されたお金が広く出回ると、国民の皆様が手に取ったお金を信用できなくなったり、場合によっては被害を受けたりしてしまう。そうしたことを防ぐため、紙幣については、これまでも概ね20年毎に改刷(紙幣の偽造防止技術やデザインを新しくすること)を行ってきた。というのが財務省が新紙幣を発行する理由だ。しかしキャッシュレスが進んでいる今の時代になぜ?と思う人も多いことだろう。新紙幣は発行されるたびに偽造されないための最新の技術を盛り込んできたはずではないのかな?そもそもキャッシュレス後進国の日本が新紙幣を発行することで、さらにキャッシュレスの遅れに拍車をかけることにならないのか心配である。何と言うか概ね20年毎に改刷というのが恒例化していて、その真意や必要性を考えずに習慣として惰性で毎年行われている地方の祭りみたいなもののように思えるしね。


●子は親を映す鏡   2024.7.24
本当にその通りだと思うのが「子は親を映す鏡」という諺だ。というか諺ではなく、事実であり当たり前の現象であろう。家庭内でどんなことを言われて、どんな教育を受け、どんな仕打ちに遭い、どんな躾をされ、どんな所作をしているか、などなどが手に取るように分かるのがこの「子は親を映す鏡」という事実だ。そして面白いのは、このことを当の「親」が分かっていないというところだ。「子」は学校や遊びに行った友だちの家で、「親」の行動や言動の完コピを常時披露しているのだ。一語一句一挙手一投足間違っていない完コピなのだ。そうとは知らずに今日も「親」は、相変わらずの自分中心で、承認欲求を満たすためと、マウントを取るだけの算段を考えていたりもする。


●クローリングの禁止   2024.7.23
Web上で様々なサイトを巡回し、情報の保存や複製など様々なことを行うことをクローリングと言う。由来は、泳法の1つであり「這う」などの意味を持つ「crawl(クロール)」で、 Web上を巡回するプログラムは、「bot」や「クローラ」などと呼ばれている。Googleの「クローラ」がWeb上を巡回することで、Googleの検索結果に表示されるようになる、ってやつが「クローラ」だ。しかし、AI企業がAIの開発のためにこのクローリングが禁止された。その理由は、著作権と知的財産権の問題、プライバシーとデータ保護、サーバー負荷とリソースの問題、データの質と信頼性、などだそうだ。この規制によって、AI開発のための高品質なデータの約25%が使えなくなったことがわかったらしい。飛ぶ鳥を落とす勢いにも見えるAIだが、確かに著作権と知的財産権については無法地帯であり、プライバシーとデータ保護についても我関せずだし、サーバー負荷についても後は野となれ山となれ状態だ。最先端技術の開発競争においては、常に法的無法地帯であり、後は野となれ山となれの我関せずでなければ勝ち残っていけない。ということは色々と規制ができ始めたということは、もはやAIは最先端技術ではないのだろう。


●洗脳   2024.7.22
変な宗教に洗脳されて、多額のお布施を何の疑いも持たずに支払ってしまう信者。先祖が地獄で苦しんでいるのを解放するためなのだそうだ。まともな環境でまともな教育を受けてきたまともな日本人から見れば、バカではないのか?、いい加減目を覚ませ!、死んだ先祖は死んでいるのだから苦しむとかしない!、そもそも地獄などは存在しない!、と思うはずである。しかしまともな環境でまともな教育を受けてきたまともな日本人は、原価が100円にも満たない紙っピラを、1万円札!、と称して、大事にしたり、崇め奉ったり、それが元で犯罪を犯したり、他人を傷つけたりもしているのだから、変な宗教に洗脳されている人とだいたい同じようなものだ。


●急ぐ   2024.7.21
電車の途中の駅で満員の急行に乗り換える。しかし目的の駅に着く時間は5分しか変わらない。制限速度を超えて運転して目的地に急ぐ。とはいっても途中で信号に引っかかるので、目的地に着く時間は2分しか変わらない。エスカレーターを走って上る。節約できる時間はせいぜい30秒だろう。人間とはなんて愚かな生き物なのだろう。5分早く目的地に着きたいなら、5分早く家を出れば良いだけのことだ。5分早く起きれば良いだけのことだ。なことは分かっているができない!んだよ。何という衝動的で計画性の無い学習能力の欠落した愚鈍な生き物なのだろう。


●バカにされる   2024.7.20
「聞いてないって言ってたよ」→「うっそー、そんなことはないわよ!私は確かに言ったし、それを聞いて頷いたのをはっきり覚えているわよ!」ってこれは典型的なバカの言い分だ。自分は正しい、自分には落ち度がない、悪いのは相手だ、という極めて自分本位の考え方だ。なぜ相手は頷いたのか?のが想像できないのだ。例えばガタガタ煩いから「わかったわかった」という意味で喋ってる内容は聞かないで頷いたのかもしれない。帰り際の急いでいるときに後から喋った言葉に対して「わかったわかった」という意味で喋ってる内容は聞かないで頷いたのかもしれない。普段から有ること無いことベラベラ喋りまくっているあんたが悪いんだよ。基本的にあんたの言うことは誰も聞いていないんだよ。早く終わらせたいから、頷きながら聞いているふりをしているだけなんだけどね。要するに普段からバカにされているってことだ。そしてそのことに気づいてないから、さらにバカにされるしハナシも聞いてもらえないのだよ。


●手術   2024.7.19
「手術は成功した!」という台詞はよく聞く。しかし「手術は失敗した!」という台詞は聞かない。手術というのはある一定時間、経過しないと成功とも失敗とも言えないのではないのかな?というか成功と失敗という二択に分類することはできないものなのではないのかな?だから「手術は成功した!」というのは「手術は予定通りに完了した」というのが正しい表現なのではないだろうか。しかし3時間を予定していた手術が8時間かかってしまった場合とかも「手術は成功した!」と言うようだ。となると、例えば摘出する予定の反対の腎臓を取ってしまったとか、体内にメスを残したまま縫合してしまった、にたいなときにのみ「手術は失敗した!」と言うのだろうか。いやいやそれは医療ミスって言うんだろ。


●斎藤元彦兵庫県知事   2024.7.18
ことの真相はこのまま分からないまま結局は知事を辞任して終わりそうな気がする。なぜ懲戒処分を受けた前西播磨県民局長の男性職員が死亡したのか?本当に自殺なのか?なぜ副知事が辞職をしたのか?なんで会見で泣くのだ?と分からないコトだらけだ。そもそも斎藤知事はパワハラやおねだりを本当にしていたのか?していたようにも思えるし、ハメられているようにも思える。まあいずれにしても県知事ともなれば色々と利権が絡んでいるのだろうから、そのフローチャートは複雑で難解なのだろう。恐らくそのフローチャートに名前が載っている人たちも、全体を俯瞰的に見て関連性を把握できてはいない可能性もある。まあ「やってくうちにこうなってしまった」というのが実際のところなのかもしれない。そして新しい知事が誕生して、この事件は人々の記憶から消えていく。


●形と色   2024.7.17
小学校1年生に絵を描かせる。24色あるクレヨンで、どんな色を選ぶか見ていると、黒、紺、茶色などが多いことが分かる。赤、青、緑とかではないのだ。さらに黄色、ピンク、黄緑などは、そのモチーフがずばりその色でない限りは選ばないのだ。つまり白い紙に対して、コントラストがはっきりしていないといけないらしい。子どもにモノを教える時、まずはYasかNo、有りか無し、1か0、OKかNG、というように2択から始めないといけない。いきなりファジーで玉虫色で抽象的なことを教えても混乱するだけだ。ところが絵画を教えるときには、いきなりクレヨンなどの色を選べる画材を使わせるのが普通のようだ。絵の基本は。まずは形、その後に色、なのだ。ところが最初から、ファジーで玉虫色で抽象的な「色」を使わせるから絵が混乱するのだ。そして大人になっても、形が描けていないうちに、すぐに色をベタベタと塗りたがるようになってしまうのだ。


●誰か   2024.7.16
ロバート・スワンという探検家の名言「地球に対する最大の脅威は、誰かが地球を救ってくれると信じていることだ」。そう、地球を救うのは誰かではなく、あんたなのだ。という自覚を地球上の人類全てが持たない限り近いうちに人類は滅びる。そして「誰か」は放っておいても何もやってくれない。誰かだって忙しいのだ。そして地球上の人類は明らかに破滅の方向に進んでいる。それも加速度的に。にもかかわらず地球上の人類のほとんどは、のほほんと、能天気に、脳みそお花畑に暮らしている。新興国では多くの人が飢えや疫病に紛争に苦しみながら生き、先進国では多くの人が無駄な消費を繰り返しながら生きている。「最も環境に優しい製品は、あなたが買わなかったものである」は、ジョシュア・ベッカーというアメリカのミニマリストの名言である。


●レジデンス   2024.7.15
ある人の自宅を訪ねることになった。住所の後に「レジデンス2 2階」と書いてあったので、指定の最寄駅を下りて。22階建て以上のレジデンスのビルを目指したが、そのような高層のマンションはどう見ても見当たらない。指定の住所には確かにレジデンスという2階建てのアパートはあるのだが、と、そこでもう一度住所をよく見直すと、「レジデンス2 2階」ではなく「レジデンス2 2階」だった。2と2の間のスペースをもっと大きくするか最初の2をIIにするとか2階ではなくF2にするとか二階にするとか間違い防止策は色々とあるだろ。とはいえ「レジデンス2 2階」と「レジデンス2  二階」では、印象が相当大きく異なるし。その前に「レジデンス」とか「メゾン」ではなく「アパート」って書けってもんだ。


●勇者   2024.7.14
勇気のある者のことを勇者と言う。ということは捕まる可能性があることが分かっていても犯罪を犯す人、死ぬことが分かっていて自殺する人、スシローで湯呑みを舐めて動画にアップする人などは、みんな勇者である。また、英雄と同一視され、誰もが恐れる困難に立ち向かい偉業を成し遂げた者、または成し遂げようとしている者に対する敬意を表す呼称として用いられるとのこと。武勇に優れた戦士や、勝敗にかかわらず勇敢に戦った者に対しても用いるらしい。となると兵士のほとんどは勇者ということになる。だから仮面ライダーだけが勇者なのではなく、ショッカーの戦闘員たちも全員勇者なのだ。となると勇者の多くは悪者ということになる。それはさておき勇夫(ゆうふ:男性)、勇婦(ゆうふ:女性)という、これから普及することは無いであろう言葉があることを、勇者を調べているうちに、はじめて知った。


●ガサツ   2024.7.13
空になったティッシュの箱を、そのまま潰しも折りたたみもしないでゴミ箱に放り込む。こういう人を「ガサツ」とか「デリカシーが無い」とか「昭和」とか「雑」とか周囲は呼ぶ。ただしこれはモノを捨てるという一瞬の行為に対して「ガサツ」と言っているだけである。例えばアウトレットに行って「セールやってたから」「ポイントが貯まるから」「友だちが買っていたから」というような理由で「無くても済むモノ」を購入してしまう行為も、空になったティッシュの箱を、そのまま潰しも折りたたみもしないでゴミ箱に放り込むのと同様に環境に対しては「ガサツ」なのだろう。しかしティッシュの箱もアウトレットでの買い物も。眼に見える物質であるから、そのガサツさが分かるわけだ。FTPでデカいフォルダごと上書きアップロードする、メールでズルズルとクソ長い引用文を引き連れたまま送信する、よく考えもしないで無闇やたらにググる、などは、まだまだ「ガサツ」とは認定されていないようだ。


●ホームラン   2024.7.12
世界のホームラン王「王貞治」が「ホームランの何が気持ちいいって、ホームランになった瞬間からホームベースを踏むまでは、広い球場のダイヤモンドの中で動いているのは自分一人だけなんだよ。その時間が止まった中で自分だかが動いているという感覚がたまらんのだよ」とのことであった。なるほど、これで分かったのだが、そもそもホームランってボールがフェンスを超えてスタンドに入った瞬間に確定しているんだから、ホームランを打った打者がダイヤモンドを一周する儀式的なものはやらなくてもいいんじゃね?とか思っていたのだが、そうもいかないというのが分かった王貞治のコメントであった。しかし、考えてみれば野球っていうのは、普通にゲーム中でも、ピッチャー1人しか動いていない時間って長いよな。だからみんなピッチャーやりたがるんだな。


●個人事業主のメリットとデメリット   2024.7.11
個人事業主にはメリットとデメリットがある。メリットは①稼いだお金が全部収入になる、②老化が怖くなくなる、③上司がいない、などだろう。デメリットとしては①不安定である、②成果を出しても褒められない、③休日が無い、などが挙げられているようである。しかしこれって起業する前でも、ちょっと想像力を働かせれば分かることだろう。また、このメリットとデメリットをそのままひっくり返せば、サラリーマンのメリットとデメリットになるわけだ。そして高校を卒業してすぐに家業を継いだ人とかには、どちらのメリットとデメリットも「何のこっちゃ?」なのかもしれない。ある意味ラッキーでありアンラッキーなのかもしれない。


●引用   2024.7.10
メールには過去のメールを引用するのが当たり前と思っている人も多い。しかし引用を繰り返しているうちに、引用部分が本文の10倍、20倍になったりもする。そもそも2〜3本前の引用しか読むことはないし、ちゃんとフォルダ分けしておけば良かろうて。それとスマホの場合は本文の10倍、20倍になった引用文をスクロールして読む、なんてことはしないだろ。てかスマホは受信者が通信費を負担しているわけだし、不要なビットが必要なビットの10倍とか、普通に考えてバカバカしい。資源や食糧と同じく、ビットも節約しなければいかんのだよ。ビット=電力=環境なんだけどね。いつまでもタダと思うな通信費。


●情報の共有   2024.7.09
情報の共有と言えば聞こえがいいが、何でもかんでも関係者にccしてメールするのは止めてほしい。関係の薄い関係者はccで来たメールは読まないし、読んだところで「ふ〜ん」の一言なのだ。それよりも全てのメールに関係者のccが入っていると検索ができないのだ。どんなキーワードで人物を検索しても全てのメールに関係者全員の名前が入っているので検索にならないの。キーワードをあれこれ工夫しても全てのメールが出てくるので、そのメーラーの検索オプションで絞り込み検索ができるかどうか?なんてことをやってるうちに、結局目視のほうが早かったりもする。今でも役所なんかでは情報の共有化のために、その部署全員にccするのが恒例化されていたりもする。そんなことだから画一化された人材しか育たんのだよ。


●蓮舫   2024.7.07
選挙戦が白熱してくるのに従い「こいつ絶対に口だけだぜ」というのが露呈してきている。民主党政権時に自分たちが作ったり廃止したりした法案を、何の躊躇もなく、というか確認していないのか忘れているのか知らないが完全に全否定している。神宮外苑の再開発は都民によるアンケートで決めるとか、それっていくらかかるんだよ!と石丸伸二がYouTubeでツッコみ入れてたし。その他にも、蓮舫がいかに思いつきだけの政策を言っているかという具体例が次々と露呈してくる。直近では水道メーターの検針員が福祉サービスをせよ!とかもう無茶苦茶である。中学校のときに、自己顕示欲だけが突出した、頭の悪いヤツを思い出す。それでも蓮舫と握手をしてしまう愚かな有権者もまだまだ多い、というか当選する可能性が1mmもないにもかかわらず立候補している50人強の候補者があのザマじゃ仕方のないところであろう。そして蓮舫も当選する可能性が1mmもない。


●作業用BGM   2024.7.06
作業用BGMとは、何か作業をしているときに音が無いと寂しい、または周囲の喧噪が煩わしい等という理由で掛けられる音楽のことである。という感じで使われている言葉であるが、明確な定義というものはない。ただし作業用BGMに該当しないであろう、いわゆる五月蝿いBGMは、有りと無しでは、絶対に無しのほうが作業効率が上がる。例えば絵を描くとかの右脳中心の作業、または単縦な動作の繰り返しの単純作業の場合はう五月蝿いBGM有りのほうが効率的かもしれない。しかし文章を書いたり計算をしたりという左脳中心の作業の場合は、確実に五月蝿いBGM無しのほうが作業効率が上がるはずだ。それでも五月蝿いBGMを聞きながら仕事をしている人というのは、単に難しい作業を避けているということなのだろう。しかし自分がサラリーマンだったころは常に五月蝿いBGMをかけていた。何でだろう?と思い起こしてみれば、それは恐らく周囲の喧噪が煩わしいので雑音をかき消す手段だったのだろう。当時の喧噪は、作業用BGMではかき消すことができなかったようでもある。でかい声で長々と電話をしている課長、大量の書類からいつも何かを探している窓際のおっさんのページをめくる音、巨大なコピー機が唸る音、産業革命当時のようなタイプライターのタイプ音、ディーゼル機関車のようなエアコンの起動音、などなど、色々と五月蝿かったのだ。なので五月蝿くない今の時代には五月蝿いBGMは必要がなくなったので、作業用BGMという言葉が生まれたのだろう。


●マツダRX-7   2024.7.05
マツダRX-7は1978年に発売され、国内ではヒットしたが欧米では売れなかった。その要因はなんといってもカッコ悪かったからだろう。国内初のリフレクタブルヘッドライトでポルシェ944みたいなスポーツカーということで日本人は飛びついたのだが、そのスタイリングはポルシェ944とは明らかに「似て非なるモノ」であった。RX-7は正面と側面と天面が別々にデザインされたみたいで、立体的で造形的な繋がりが皆無である。子どもが○○○○マンに出てくる地球防衛軍のクルマを見て「わー、かっちょええ!」と言うような、または遊園地の飛行機のアトラクションの乗り物を見て「わー、かっちょええ!」と言うような、そんな造形のレベルであった。ポルシェ944の造形には遠く及ばないものであるということが、欧米の人は感覚的に、ぱっと見で、分かったのだろう。ということを当時のプロダクトデザインの教授が言っていた。そして「その差が分からないのなら、プロダクトデザイナーになるのは、正直言ってやめたほうがいい」とも言った。しかし世の中にはその差が分からないままプロダクトデザイナーを続けている人も少なくない。


●子は親を選べない   2024.7.04
子は親を選べないのではあるが、本当にそのとーり!で可哀想な子どもたちで世の中溢れかえっているようだ。世のバカ親、くそ親たちは、とにかく自分優先であって、自分が承認されること、自分が注目されること、自分が話を聞いてもらうことのためには、いともカンタンに子どもも犠牲にする。そして自分が承認されること、自分が注目されること、自分が話を聞いてもらうことのためのこと、自分が今いる環境から逃れるためのこと、などに、最もらしい理屈をつけて子どもを説得する。健気で素直で正直な子どもをたちは納得がいかなくてもその説得を受け入れざるを得ない。そして世のバカ親、くそ親たちは、その説得した結果を「子どもたちと話し合った結果」などと嘘をつく。そうやって都合の悪いときには嘘をつくから、世の中から、バカ親、くそ親と呼ばれているのだよ。


●大学生のパソコンスキル   2024.7.03
大学生のパソコンスキルが段々と落ちている。多くの学生が、パソコンを使う機会が少ない、または使ったことがない、のだから仕方のないことであろう。パソコンにあってスマホに無いものといえば「ローマ字入力」だ。そして全角の英数かな入力。このへんを概念として全く理解していない。概念が分からないまま見た目の形状だけを合わせようとするから、プログラミングで文字列の「.」「"」「(」を全角で入力してしまうから動かなくなるのだ。この現実を見ると「そんなことも知らないのか?」と大人たちは思うかもしれない。しかしその学生たちが、スマホでフリック入力をしている大人たちも見て「なんでそんなにそんなに遅いの?」と思うことであろう。


●太る食べ物   2024.7.02
食べ物は種類によって色々な栄養素があり、そこに優劣がつくのは当然である。だから〇〇を食べると太るとか〇〇は食べても太らないとか比較するのはナンセンスだろう。要するに極めて雑駁に言えば、栄養があるものは太り、栄養が無いものは太らないのだ。例えば蒟蒻は約97%が水分なので、ほとんど水を飲んでいるのと同じだから太らないに決まっている。それを健康食品と言うのは違うだろう。だったら水も健康食品ということになる。そしてどんな食べ物であっても、たくさん食べれば太るし、少ししか食べなければ太らないのだよ。そして太らないと言われている食べ物でも大量に食べれば太るのだよ。それを「これは太らないから」と言って、大量に貪りくっているおデブさんはおバカさんだ。


●人は真実を信じるのではなく信じたいものを信じる   2024.7.01
小池百合子は前回の2020年での対抗馬は宇都宮健児と山本太郎のいずれも左、その前2016年は左の鳥越俊太郎と自民だが地味な増田寛也で、いずれも消去法で「まだまし」な小池百合子が選ばれた感じだ。そしてその前の舛添要一があまりに不人気であったため比較して「ちゃんとしてそう」という印象もあったのだろう。しかし今回はすっかりラスボス感と貫禄が出てきて新鮮な石丸伸二に比べると老朽化しているようにも見える。しかし例えばどんなに学歴詐称の信憑性が明るみに出てきたとしても小池百合子を応援していた人は小池百合子を応援し続ける。どんなに二重国籍問題や選挙違反が取り沙汰されようとも蓮舫を応援していた人は蓮舫を応援し続ける。これだけやばくなってきたんだから寝返って他の候補を応援すればいいのに…とも思うのだが人間の脳の構造上そうはいかないのである。例えば巨人ファンは、巨人がいくら成績が悪くなっても、次の日から阪神ファンには絶対になれないのと同じだ。人は真実を信じるのではなく信じたいものを信じるから宗教法人と政治家は儲かるのだよ。


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