2024年9月


●派閥   2024.9.30
自民党総裁選が終わって、マスコミでは「結局派閥は解消されていないのでは?」「政策集団とか言って結局は派閥と同じじゃかいか?」「キングメーカーが誰に投票するか指示を出すということは派閥と同じじゃないのか?」とか色々と言っている。じゃ「おまえらマスコミの会社の中には派閥とか気の合う友達ちグループとかは無いの?」「社員全員が完全に一匹狼なの?」「小学校の時にクラスに仲良しグループとかは無かったの?」ということだ。人類は400万年前にジャングルからサバンナに降りて二足歩行を始めた時点から仲良しグループや派閥を作ることによって生き延びてこられたわけだ。今さら派閥を無くせったって、それは無理だろう。あと100万年はかかる。


●サイボーグ   2024.9.29
サイボーグは、サイバネティック・オーガニズムの略で、人工臓器などの人工物を身体に埋め込むなど、身体の機能を人工物に代替させたものなのだそうだ。ということで外科的手術で体内に人工物が埋め込まれているという人も少なくない。インプラントや差し歯はサイボーグだ。人工物に代替しているという意味では、メガネをかけている人もコンタクトをしている人もサイボーグだ。さらには人体の機能(視力や聴力。健康管理など)を、ちょくちょく代替してくれる「スマホ」を持ち歩いている時点でサイボーグだ。サイボーグの広義の意味では生命体(organ)と自動制御系の技術(cybernetic。 サイバネティックス)を融合させたものを指す、となっているが、広義の意味とか自動制御系とか言っているうちに、人類のサイボーグ化は着々と進んでいる。靴履いて歩いている時点でサイボーグだしな。


●行間   2024.9.28
最近のホームページではテキストの行間がやたらと広くなっている。Wordでもデフォルトの行間は広くなっているし、WordPressでも行間が広いテーマも多い。2006年ごろに流行ったケータイ小説、その後のライトノベルブームでも、デジタル、アナログを問わず行間は広いのが主流だ。要因はいくつか考えられる→詰まった行間から解放して読みやすくする、アナログの本では「ガサを増やす」、デジタルでは通信速度の向上で下スクロールを気にしなくなった、ケータイではテキストをタップしやすくする、視覚障害者対策、などがあるだろう。ところが昭和の人たちは、この広がった行間を、何とか狭くしようと色々と画策している。紙が貴重だったころのDNAを引き継いでいるらしい。


●言われたことしかやらない人間   2024.9.27
①言われたことしかやらない人間、②言われたこともできない人間、③言われなくてもやる人間、の大きく分けて3種類の人間がいる。そして世の中は③によって常にアップデートされながら回っている。そしてそのことを①は知らない。しかし知らないクセに不平不満文句は言うから始末が悪い。②は不平不満文句は言わないがそもそもは生産力にたいして消費力が上回っているので人類にとってはマイナスである。そのマイナスを補っているのが③なのではあるが、③が最初から理想の働きをするかというとそうではない。言われてもいないことを勝手にやって怒られるを何度も繰り返すことによって段々と軌道修正をして③言われなくてもやる人間になるのだ。そして④言われてもいないことだけをやる人間は、はダントツで始末が悪い。


●飼育   2024.9.26
各家庭や事業所にエアコンが無かった時代には、暑いのを我慢して仕事や勉強をしていた。そしてどうにも我慢できなくなると一時中断して夕方涼しくなってから再開していた。しかし現在、各家庭にも事業所にもエアコンが完備されている時代に、そんな生活スタイルに戻るのは不可能だ。毎日の風呂やシャワー、家電製品や外出時に履く靴だって、無しにしたらめちゃくちゃ困るはずだ。野生動物を狩猟して捌いて調理できる人間も希少になっているので、現代人の大半は野生に放り出されたら、すぐに死に絶えてしまうだろう。というふうに、現代人は極めて脆弱で儚く生活力が乏しくなっているはずなのだが、その自覚がある人間はほとんどいない。消臭剤やサプリメントのような人工物ですら無いと困る人も多いはずだ。ネットやスマホが無くなったら、どうしようもなくなる人も多いはずだ。電気や上下水道、生活必需品の物流が途絶えたら、実際に死んでしまう。60歳を過ぎてクスリを毎日飲んでない人間もいない。もはや人類は完全に飼育されている状態だ。だから飼い主に何かあったらすぐに死んでしまう。しかし鳥カゴの中の小鳥は、飼い主もいずれは死ぬであろうということは、全く考えてもいない。


●劣化ウラン-2   2024.9.25
推定1400万トンにもなってしまった劣化ウラン。「おいおいこんなに作っちまってどうすんだよ、これ!」「なこと言われたって、高濃縮ウラン作れ作れって言われてるんだから、しょーがねーだろう!」って感じだろう。真珠を取るために大量にできてしまったアコヤガイの貝殻みたいなものであろう。そこで劣化ウランをプルトニウム239に変換することがで核燃料として再利用できるようにしようとしたのが高速増殖炉だ。プルトニウム239は核分裂を起こしやすい物質であり、これを燃料として利用できる。高速増殖炉がある国は、ロシア、フランス、日本、インドの4カ国である。ではなぜアメリカには無いのかというと、冷却材に液体ナトリウムなどを使用することが多く、ナトリウムは空気や水と接触すると激しく反応するため、安全性に対する懸念があるとのこと。それって日本でも同じことじゃないの?


●劣化ウラン-1   2024.9.24
天然ウランの約99.3%を占めているのがウラン-238で、0.7%がウラン-235だ。天然ウランを高濃度に圧縮してウラン-235の割合が3%から5%程度まで引き上げられることで原子力発電所の燃料として使用される。さらに圧縮してウラン-235の割合が約50%以上にすると原子力潜水艦や原子力空母の燃料として使用される。さらに圧縮してウラン-235の割合が約85%以上にすると核兵器ができる。このような高濃縮ウランは、「兵器級ウラン」と呼ばれる。そしてこのように圧縮するたびに生成されるのが「劣化ウラン」である。劣化ウランではウラン-235の割合が約0.2%から0.3%程度で、ウラン-238がほとんどを占めており、放射線のレベルも低いため、放射線遮蔽材、航空機のバラスト、または軍事用の装甲材や砲弾の素材として利用されているが、その多くは用途が無いまま地球上のどこかに保管されているらしい。その量は推定1400万トンにもなるとのこと。これ、どうするんだ?


●台風   2024.9.23
台風が温帯的圧に変わったからといって安心しないでください。とマスコミで頻繁に注意を促している。印象としては強力な暴れん坊の「台風」が「温帯低気圧」に名前が変わったとたんに、シュルシュルシュル〜と弱くなって大人しくなるという感じだが、実際には中心付近の最大風速がおよそ17m/s以上が台風で、17m/s未満が温帯低気圧なのだそうだ。ちなみに渦の中心の気圧(1気圧1013hpa)に関する明確な基準は無いそうだ。ということは台風か否かは風速のみによって決まっているから、今回のように風速は落ちても大量の雨雲を伴っている場合は、与える被害は甚大であっても、犯人の名前は「台風」ではないのだ。そもそもが人間が勝手に適当な数値で区切って名前を変えるから混乱するのであろう。「温帯低気圧」も「御大」みたいで、滅多なことでは怒らない温厚な性格みたいに聞こえるし。


●キレイに忘れる   2024.9.22
予習復習をしないとキレイに忘れる。ということは誰しも中学校高校で体験済みのはずだ。しかし大人になってからでもセミナーや勉強会で他人の話の内容を、その場では分かって理解していても、メモも取らず復習もしないからキレイに忘れる。色々な講師の、色々とタメになる話も、ちゃんと覚えておけばその後の人生で非常に役に立ったはずなのに、メモも取らず復習もしないからキレイに忘れる。そしてそういう人間に限って、話を聞いた直後には「今日は勉強になった!」と言う。とまあ、人間の脳みそなんて、そんなもんなんだろう。カラオケで他人の歌った曲をキレイに忘れることができるから、また同じメンツでカラオケに行くことができるのだ。


●80万分の1   2024.9.21
地球は46億歳である、またこれから30〜50億年は存在するだろうと言われている。その中で人類が大気圏外に行けるようになったのは、せいぜいここ100年だ。仮に人類があと1万年現在の技術を維持したまま生存し続けたとしよう。仮に地球の寿命が80億年だったとしよう。それでも80万分の1の瞬間しか人類は大気圏外に行けないのだ。仮に地球と同じような惑星に宇宙人がいたとしよう。でも彼らだって80万分の1の瞬間しか大気圏外に行けないのだ。その80万分の1の瞬間が双方にとって同じ瞬間である確率はゼロに等しい。仮にそのゼロの確率が一致したとしよう。それでも双方も距離は最低でも数百光年は離れているであろう。どうやって行くのだ?というのが、地球人がいつまで経っても宇宙人に会うことができないという理屈だ。つまりこれから先も過去も、人類は誰一人も、宇宙人に遭うことはできないと考えて良い。


●不信任決議案の可決   2024.9.20
兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会の各会派などが提出した知事の不信任決議案は全会一致で予定通り可決された。これで知事は、失職するか、県議会を解散するか判断を迫られることになる。と、ニュースではここまでしか言わない。まったくもってなんと不親切なのだろうか。「えっ?だったら知事は辞職しないで、県議会を解散させて知事を続ければいいんじゃね?というか県議会を解散ということは知事も一旦退いて選挙をやり直すの?ということは知事と県議のダブル選挙になるの?でも知事は議員じゃないからそのまま居座るの?」と、ここのところは一般人は分からないはずである。正解は、→知事が県議会を解散させた場合は、議員は再選挙が行われる。そして新たな議会が構成された後に、再び知事に対する不信任決議案が提出された場合は、知事は再度議会を解散することはできず、今度は知事は失職するしかなくなる。で、今回の場合は出席した86人全員が決議案に賛成しているので、新たな議会になったとしても、再び知事に対する不信任決議案が提出される可能性が極めて高く、可決される可能性も極めて高い。だから無駄な県議会議員選挙などはやらずにさっさと辞職しろ!ということなのだ。どうやらマスゴミは、斎藤知事が県議会を解散するという最後の断末魔の悪足掻きを期待しているようだ。確かにそのほうが面白いけどな。


●Adobe Flash   2024.9.19
Adobe Flashを覚えているだろうか?2020年12月31日をもって正式にサポートが終了するまでの間、2005年頃には全盛を極め、世の多くのウェブサイトがFlashによって作られるようになった。しかし2010年代にかけて、HTML5、CSS3、JavaScriptといったオープンスタンダードの技術が進化し、モバイルデバイスでのサポートが限られていたことなどから、Flashの利用は徐々に減少していった。とされているが、衰退したもっと大きな理由は、スティーブ・ジョブスがダメ出しをしたせいである。Flashによって膨大の量のデータが動くことにより多くの電力を消費するとのことだった。そこには政治的な背景もあったようだが、いずれにしても現在ではFlashは完全に世の中から消え去った。しかし当時の「多くの電力を消費すると」は、現在のブロックチェーンやNFTに比べれば可愛いもんだけどね。


●人類から毛皮が消えた理由   2024.9.18
人類から毛皮が消えた理由としてこんな説があるそうだ。種の保存を確実なものとするために、頻繁な性行為を行うようにしよう!ということで直接、肌(皮膚)と肌が接触することで、より強く欲情を唆り、性行為に素早く移行できるようにした、という説だ。「それは嘘だろ。人類は二足歩行で狩りをするようになって発汗という冷却機能を備えることによって毛皮を放棄したというのが定説だ。」とか言っている人。ではなぜ人類だけが一年中発情期なのかを説明せよ。


●MLBとNPB   2024.9.17
朝はドジャースの試合をBSで観たりSports naviで経過を追っていたりする人も多いと思う。WBCの侍JAPANのメンバーの多くがMLBで活躍しているせいもあるが、夜、あらためてNPBの試合を視聴すると、何となくつまらない。そこでMLBとNPBの1試合あたりの平均得点と平均本塁打数をChatGPTに聞いてみた。平均得点はMLBが4.6~4.8点、NPBが4.0~4.3点。平均本塁打数はMLBが2.46本、NPBが1.92本なのだそうだ(いずれも2023年シーズンでリーグによって若干異なる)。たまには息詰まる投手戦も面白いが、やっぱり野球は打ってなんぼのスポーツ、観客は打つのを見たいのだ。毎回息詰まる投手戦では消化不良になるからNPBの試合は面白くないのだ。ではどうやって改善したら良いのか?投手力を落とせとか、野手はMLBに行くな、とも言えないし。とりあえずは埼玉西武ライオンズの成績を除外して計算するように頼むしかないかな。


●メールが使えない   2024.9.16
LINEは使えるけどメールは使えないという人は日本にはまだたっくさんいるということをご存知だろうか?そしてこのことが日本のICT化の遅れに一役買っているということもご存知だろうか?そもそもインターネットが普及し始めたころに何〜にも勉強しなかったからいけないのだ。だからパソコンでもスマホでも何も設定しないでメールアドレスを登録するだけでメールが届くと思っている。だからWebメールアカウントと電子メール アプリの違いや、SMTPもPOPもIMAPも全く分からないのだ。だからパソコンで設定しただけで勝手にスマホにも転送されると思っている。ひどいやつになるとメールとショートメールの区別がついていない。もっとひどいやつになるとメールと郵便の手紙の区別がついていない。そしてメールを使えない人のほとんどが、自分がメールを使えないということをトボけて黙っているから百年経ってもメールが使えないままなのだ。「私はメールを使わない」とか言ってるやつもいる。「使わない」のではなく「使えない」ということは見え見えである。それでも平然と普通に暮らしていけてるようだ。メールが使えないのは九九ができないくらい不便だとは思うのだが。とまぁ九九ができなくても平然と普通に暮らしていけてる人もたくさんいるしな。


●夫婦別姓   2024.9.15
お笑いタレントの「たかまつなな」が自身のXを更新した。「結婚したいけど名字変えたくないので、本当に切実です。はやく実現してほしいです!」とのこと。こんな投稿をすればネット民の餌食になるということは想像できなかったようだ。案の定、「男の姓に入る前提で批判されてるよね」「婚活で見つけられなくても夫婦別姓のせいにするんですね」「捕らぬ狸の皮算用」「相手が見つかったら騒げよボケ」「婿養子探せば?」「こいつと結婚したい男がいないことが一番切実な問題だわ」「結婚できない言い訳ができてよかったな」「多分、夫婦別姓になってもこいつはケコンしないに1000ペソ!」などなど言いたい放題だ。「たかまつなな」の肩書きは、お笑いタレントの他、時事YouTuber、ジャーナリスト、教育者で専門分野は「主権者教育」「SDGs」なのだそうだ。全部試験も資格もいらないやつだわ。


●斎藤元彦知事はなぜ辞めないのか?   2024.9.14
現時点では正式な刑事捜査や起訴に発展していないとされているが、知事の部下である産業労働部長が警察による任意の事情聴取を受けている。人が死んでいるのだから刑事告訴の可能性も取り沙汰されているのも事実のようだ。そして知事という公職にある立場が、刑事告訴されにくいわけではないが、実際にはそのような立場にある人が告訴されるまでのプロセスは複雑であり、公的権威と影響力、調査の慎重さ、政治的な防御などから一般人よりも時間がかかる場合があるとのこと。つまり知事を辞職して一般人になった途端に刑事捜査が進展して一気に起訴につながる可能性がある。なのでそうならないため、または捜査を少しでも遅らせるため、あわよくば時効になるまで、知事の座にしがみつこうとしている、ということであれば理解できる。理解できたからナニ?ではあるが。


●移民が犬や猫を食べている   2024.9.13
「この国に入ってきた人たちが猫を食べている。住んでいる人たちのペットを食べている。それが私たちの国で起きていることだ。ひどい話だ」とトランプ。この発言を聞いたハリスは、驚いたように笑い、マイクがオフの状態で「何を言っているの。信じられない」と言った。共同司会者のデイビッド・ミュアーは「市当局に確認したが、移民によってペットが傷つけられたという信頼できる報告はない」と指摘。それでもトランプは「犬が連れ去られて食べられたとテレビで言っていた人たちがいた」と食い下がった。実際にオハイオ州で、住民が猫を殺して食べる事件があったが、逮捕されたのは、移民ではなくアメリカ市民だったそうだ。とまあ、毎日大量の牛や豚を殺して食べている人たちがよくゆーよ。


●他人の悪口   2024.9.12
AがBにCの悪口を言う。BとCに面識があった場合、確実にAの言ったコトはCに伝わる。いくら「言わないでね」とか「内緒だよ」と言ったところで確実に伝わるのだ。なぜ確実に伝わるかというと、仮にAが誰かから「言わないでね」とか「内緒だよ」と言われたコトであっても確実に言ってしまうからだ。よく老人が「他人の悪口は言うもんじゃんない。悪口を言ったぶんは、確実に自分に返ってくるのだよ」と言っているのはこのことだ。しかも、今では他人の悪口をメールやSNSに書いたりできるから、その返ってくる確実性は格段にアップしている。ということも想像できないで、今日も他人の悪口をLINEに書きまくっている愚民どもよ。


●ヤギ   2024.9.11
ベトナムや中国を襲ったスーパー台風は「ヤギ」。何で台風がヤギなの?と疑問に思う子どもたちもいるようだが、そもそも実物の(動物の)ヤギを見ても、それがヤギなのかヒツジなのか分からない子どももいるようだ。そんなとき、「おじいさんっぽいのがヤギ、おばさんっぽいのがヒツジ」と教えてあげると良い。手紙を読まずに食べてしまうボケジイさんとか、寒くもないのにウールマークのついたモコモコのセーターを着ている太ったおばさんとかではない。ヤギやヒツジの黒目は横に長く笑っているように見えるため、優しいお爺さんや優しいオバさんに見えるためである。そして鳴き声もか細く弱々しいために弱いお爺さんや弱いオバさんを連想させるのであろう。職業としては、ヒツジはそのまんま牧場のヒツジである場合が多いが、ヤギは郵便配達人や町医者である場合が多い。


●少女漫画   2024.9.10
最近の日本で読まれている月刊少女漫画は『LaLa(ララ)』『月刊少女マガジン』『Cheese!(チーズ!)』『Betsucomi(ベツコミ)』『Kiss(キス)』などである。昔は『週刊マーガレット』『花とゆめ』『なかよし』『別冊少女コミック』『週刊少女フレンド』などであった。今では、主に女性向けに描かれた少女漫画も、多くの男性読者にも愛されている。しかし昔は、少年漫画を読む女子も少なくなかったが、少女漫画を読む男子はほぼいなかった。あまりにも現実とかけ離れた目眩く愛とお花と美の世界に「何じゃこりゃ?」だったのだ。金髪ポニーテールをゴージャスな縦ロールにした高校生のテニスプレーヤーとか有り得ないだろ!しかも名前がお蝶夫人ってデヴィ夫人じゃあるまいし。オペラ「蝶々夫人」の邦訳別タイトルである「お蝶夫人」が由来らしいが、家族を除くほぼ全てのキャラクターから「お蝶夫人」または「夫人」と呼ばれていた。これでは当時の男子のガキではついていけんわ。


●立憲民主党代表選挙   2024.9.09
昨日の朝、NHKで「立憲民主党代表選挙の全候補者が討論!」というのをやっていた。候補者の顔ぶれに刷新感が無いのは周知の事実ではあるが、とにかく情けないのが、討論の中に「自民党」という言葉が頻繁に登場することだ。自民党の裏金や派閥の問題は国民のほとんどが分かっているし、改善改革しなければいけないと思っている。それを鬼の首を取ったがごとく「自民党が悪い!」を連呼しているのは、相も変らず批判しかできない立憲民主党の情けなさを象徴しているのではないか?もっと自分たちがやるべき政策や目指す社会を堂々とPRすべきだろう。学校でも会社でもご近所でも親戚でも「他人の悪口ばかりを言っているヤツにはロクな人間はいない!」ということを知らんのかな?


●毛皮   2024.9.08
人間は他の哺乳類のように毛で覆われていない。いつから毛皮を脱いだのか?何で毛皮を放棄したのか?諸説あるが、もともと要らなかった、という説もある。そもそも昆虫も魚も爬虫類も、その多くは毛が生えてはいない。爬虫類が鳥類に進化する過程で、羽毛があったほうが飛行に有利とのことで毛が生えるようになった。それを見た哺乳類たちが、「飛べないにしても、あの毛ってやつは暖かくて便利そうだ」ということで毛皮を獲得した。しかし毛を獲得した類人猿たちは、「これ、なくてもいいんじゃね。暑いし臭いし。それに引火すると燃えるし。」ということで、やっぱり脱ぐことにした、ということのようだ。という説はほんとか?


●立派なおじさん   2024.9.07
リアルな世界では、知識も常識も教養も見聞もあって、周囲からの信頼も厚く、家族や親戚にも頼りにされているという立派なおじさん。ところがこの立派なおじさんも、ネットの世界となると、知識も常識も教養も見聞もなく、て、ただの無知なおっさんに成り下がる。「オレはそんなことはない!」っと言っている、自称「知識も常識も教養も見聞もある立派なおじさん」が、ネットの世界ではただの無知なおっさんである証拠に、フィッシング詐欺に絵に描いたように、美しくも引っかかるのであった。


●EV車   2024.9.06
ボルボが2030年までに新車の100%EV化計画を撤回した。EV車のシェアは中国のBYDがトップ、続いてTeslaとなっていて、3位以降を大きく引き離している。そしてやっと19位がToyotaということで、日本は大きく遅れをとっていた、というのが今までの認識であった。しかしここにきて「やっぱEV車はダメじゃん」という風潮が強くもなってきている。その理由としては、充電インフラの不足、充電時間、航続距離、バッテリー寿命、高価格、などがある。また、充電に使われる電力が化石燃料に依存しているので結局環境には優しくない、普及が進むと電力網に負担がかかる、車両が重いためのタイヤと路面の傷み、車内の暖房のためにヒーターが必要、などなどの問題が指摘されている。日本の自動車メーカーはそこまで見越していたのか、普通に遅れてしまったのかは分からないが、いずれにしても世界の自動車が全部EVになったら電気が足りなくなって大変なことになるのは確かなようである。


●仕事の順番   2024.9.05
たくさんの仕事が重複してくると「あれもやんなきゃ、これもやんなきゃ」とパニックになりテンパったりもする。そんなとき、自分がやる仕事の順番をメモってみると、思ったより多くもないといいうことが分かり、冷静さを取り戻せる。逆に言うと、この「やるべき仕事の順番」を整理しておかないと、焦ったテンパったままの状態が続いてしまう。特に個人事業主では、この「やるべき仕事」の数がめちゃくちゃ多くなるため仕事の順番の整理は必須であろう。サラリーマンを退職して個人事業主になって失敗する場合、この「仕事の順番の整理」ができない、または怠った、もしくはその量の多さに閉口した、という人も多いのではないかな。組織であればクソ忙しいときには、誰かが代行したり手伝ったりしてやってくれるが、とにかく個人事業主は「何でも自分で」やらなければいけないのだ。それがイヤなら、サラリーマンやれってもんだ。


●八百   2024.9.04
「八百(やお)」は数が極めて多いこと、「万(よろず)」はさまざまであることを意味し、「八百万の神」とは、多種多様な数多くの神という意味だ。 森羅万象に神を感じる日本古来の考え方で、神道に通じている。だから、多くの野菜を売っていた店が、「八百屋」と呼ばれるようになったとのこと。百貨店の8倍の品揃えである。また「嘘八百」は、八百屋の店先に並ぶ品物程度の数のウソで押さえて、とても神様のつく「ウソ八百万」には及ばないと遠慮しているにだそうだ。人間の嘘だから神の1万分の1なのだそうだ。「八百長」の語源は、明治時代に大相撲の年寄・伊勢ノ海五太夫と囲碁仲間であった八百屋の店主「長兵衛・通称八百長」に由来するそうだ。囲碁の実力は長兵衛が優っていたが、「八百屋の商品を買ってもらう商売上の打算」「勝負の時間を、縮める」等から、一勝一敗になるように手加減した碁で機嫌を取っていたそうだ。今で言う忖度ってやつで普通にいつでもどこでも頻繁に行われていることだ。


●慣れ   2024.9.03
美味しいものばかりを食べているとそれが普通になり美味しいものを食べられるという有り難さが分からなくなるのでたまには不味いものを食べなければダメだ。恵まれた環境で生活し続けているとそれが普通になる恵まれた環境の有り難さが分からなくなるのでたまには過酷な環境で生活しなければダメだ。健康なままで生き続けているとそれが普通になり健康であるという有り難さが分からなくなるのでたまには病気にならなければダメだ。しかし選ぶ病気の種類によっては死んでしまうので気をつけよう。過酷な環境も選ぶ種類によっては死んでしまうので気をつけよう。ただし不味いものだけはいくら食っても安心なので大丈夫なのだが食い過ぎるとそれが美味いと感じるようになってしまうのでやはり気をつけよう。


●負の連鎖   2024.9.02
例えば連敗が続いているプロ野球チーム。先発投手は「うちの打線は打てないから0点に抑えなければいけない!」と力んで投げて打たれることになる。中継ぎ投手は事実上の敗戦処理で抑えたところでホールドもつかないのでテンションも上がらない。ということで抑えの投手は出番が無く、久しぶりに出てきたところを打たれる。打線のほうも、どうしても投手陣が先に点を取られるので、力んでヒットが出ず、スモールベースボールをやろうにもすぐに点差を広げられてしまうので大振りになってヒットが出ない。不幸にしてシーズン中は負けても負けても試合を続けなければいけないので、やってるうちに気分も沈んでくる。この負の連鎖(Negative Chain)はChain(鎖)で繋がっているのでそうそう簡単には抜け出せない。サプライチェーンとかブロックチェーンとかのように。


●汽笛   2024.9.01
もう何年も前から、列車が発車するときに汽笛を鳴らさなくなっている。そもそも汽笛は蒸気の噴出によって音を出す仕掛けの笛であって、機関車・船・工場などの蒸気機関に装置し、信号・合図などに用いられていた。つまり電車には汽笛は付いていない。代わりに自動車のクラクションに当たる警笛を鳴らしていたのだが、名前は警笛であっても笛の部類ではない。昔は列車でも発車するとに「ホワーン」というような警笛を鳴らしていたが、これも近隣住民から「いちいちうるせー!」という苦情が来て鳴らさなくなったとのこと。列車が発車するときに「発車するから危ないよー」という意味であったらしいのだが、各駅にホームドアが整備されることでも不要になってきたのだろう。なので、最近の若者は「汽笛一声新橋をー♪」「遠くで、汽笛を、聞ーきーながらー♪」とか「何のこっちゃ?」なのだろう。


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