2024年10月



●マネキン   2024.10.31
ファッション用語では「ジャンパー」は「ブルゾン」、「ズボン」は「パンツ」、「チャック」は「ファスナー」など、色々と呼び方が変わっている。パンツは平坦なアクセントで読めばディッキーズ(Dickies)、パにアクセントを置けば福助になる。そして「マネキン」は「トルソー」と呼ばられようになってきている。「マネキン」は「人間の偽物」「代替品」「紛い物」というニュアンスも含まれているため、印象が決して良くはなかったこともあったため、中世ヨーロッパを連想させる「トルソー」が使われるようになったのだろう。また「マネキン」は、家電量販店などにメーカーから送り込まれた販売員を指す言葉でもあった。この「マネキン」は給料はメーカーから貰い、販売店では主に自社メーカーの商品を積極的に売るが、他社製品の販売も行い、店舗全体の売上にも協力するというお仕事。プロの「マネキン」もいれば、バイトの学生「マネキン」もいた。バブル崩壊以前に、量販店で盛んに特定のメーカーだけを勧める店員に遭遇したことがある、という人は、その店員が「マネキン」だった可能性は高い。あんなに薦められたワリに大した商品ではなかった場合は、大抵そうだ。


●選挙速報   2024.10.30
テレビの選挙速報を喰いいるように観ていたのは3日前のことであるのだが、民放各社ではもはや遠い過去の出来事のような扱いだ。毎回思うのだが、何で民放各社が揃いも揃って選挙速報を流すんだ?NHKとネットで十分なんじゃないのかな。普段はくっだらないバカ番組ばかり垂れ流しているくせに、選挙となると撒き餌に群がる雑魚のように民放各社が揃いも揃って選挙速報を流すという単細胞さ。まあ確かに視聴率至上主義なのは分かるが、だからといって民放各社が揃いも揃って同じような内容で同じようなアプローチで同じような切り口で同じような速報を流さなくてもいいだろ、って、現場はそうもいかないらしい。新しいやり方で、仮に視聴率が下がるというリスクは絶対に負えないらしい。多少は数字が下がったとしても確実に視聴率が取れる従来型の番組作りをせざるを得ないのだ。それだけ各社とも追い詰められているらしい。そして視聴者の高齢化に比例して、新しいやり方では視聴率が下がるというリスクも確実に高くなっている。


●自分の仕事は絶対に無くならないと思っている人   2024.10.29
自分の仕事は絶対に無くならないと思っている人がまだまだ多いことにはたまげる。AIやロボットに仕事を奪われる以前に、人口が減少していき、市場がシュリンクしていき、黙っていても仕事は減っていくのだ。人間が行なっているほぼ全ての仕事が「いつ無くなってもおかしくない」のだ。特に人間が生きていくために最低限必要なもの以外の仕事は無くなっていく。無くなっても多くの人は困らないからな。それでも人間が生きていくために最低限必要なもの以外の仕事に携わっているにもかかわらず自分の仕事は絶対に無くならないと思っている人がまだまだ多い。自分の仕事は絶対に無くならないと思っているというか自分の仕事は絶対に無くならないと願っているんだろう。願ったり祈ったりするヒマがあったら、早く次の仕事を考えたほうが良いのだがね。


●最高裁判所裁判官の国民審査   2024.10.28
衆議院選挙の選挙の投票のたびに思うのだが、なぜ同時に最高裁判所裁判官の「国民審査」も行われるのだろうか?これは日本国憲法第79条に基づき、最高裁判所裁判官は任命後、最初の衆議院総選挙の際に審査を受けることになっているからだそうだ。司法の独立性を保ちながら、国民が裁判官を監視し、意見を反映させることが可能となっているのだが、これを単独で実施すると膨大な費用と労力がかかるために、衆議院選挙と同時に行うことで、効率的に実施できるという利点があるからだそうだ。あい、そこまでは何となく分かった。しかし毎回渡される神切れに書いてある人の名前、誰もしらないぞ!というかこの中の人の名前を一人でも知っている人って有権者の中に何%いるのだい?ということで「衆議院選挙に行くと毎回、裁判所が何とかって変な紙、渡されるよなぁ、あれってどっかに×とか書くんだっけ?それとも何も書かないで投票箱に入れればいいんだっけ?よく分かんないし、覚えてもいないし。。やっぱメンド臭いし、投票行くの止めよっと。」という人によって下がる投票率。


●研究者   2024.10.27
研究者にも色々な人がいる。しかし、その研究ってそのやり方で本当にいいの?っていうような研究をしている人もけっこういる。何かの実験をするときでも、その条件を絞りに絞って、そんなこと実際には絶対にあり得ないだろ、的な環境で実験を行い、その結果をめっちゃ細かく分析してデータにまとめて論文にしたりして発表したりもしている。はたまた、その条件を絞りに絞って、そんなこと実際には絶対にあり得ないという状況で何十人もの学生にアンケートをとって、その結果をめっちゃ細かく分析してデータにまとめて論文にしたりして発表したりもしている。その論文って誰かが引用して使う、ってこともないらしい。でもそうして研究費の無駄使い!って批判されていた研究が、後から脚光を浴びてその界隈では常識!になったりすることもある。しかしその可能性は0.001%もない。つまり99.99%は研究費の無駄使いであり、その研究費は学生の保護者が支払っている大学の授業料であったり皆さまの血税であったりもする。ある准教授が言った「私のやっている研究って何のためなんでしょうねぇ?自分でもよく分からないんですよ」って、それって血税を消費するためなんじゃないでしょうか。


●ハイエナ   2024.10.26
世の中の多くの人は、①カネのことしか考えていない。②自分が目立つことしか考えていない。③他人の悪口が大好きである。つまり世の中の多くの人はハイエナである。ハイエナはスカベンジャー(腐肉食)であり、他の肉食動物の食べ残し、または横取りした獲物を主食としている。そしてハイエナは常に群れで行動をしていて、20〜80匹ぐらいで母系社会を形成し、非常に強い社会的な絆を持っている。1匹では何もできないから群れるのが大好きである。そしてメスがオスよりも支配的なのだそうだ。そしてハイエナがアップデートしてリカオンになると、常に効率的な狩猟者で、協調性のある追跡型の狩りを得意とするようになり、獲物を長時間追いかけ、群れ全体で捕獲するようになる。狩りの成功率は高く80%にも達することがある。地球上には多く生存している人間という生き物も、その祖先はリカオンだったのかもしれない。いやいやいアップデートする前のハイエナの人間のほうが多いか。


●歩きスマホ   2024.10.25
歩いている時だけではない。止まっているときも座っているときも多くの人がスマホをいじくっている。世界中でUFOの目撃情報が減っているというのも多くの人がスマホ画面だけを見ていて空を見上げる機会が少なくなっているせいであるとのこと。ということは、街角に貼ってあるポスターや看板、横断幕や懸垂幕、幟なんかも、その効果が減っているということになるのではないか?ということは繁華街や商店街に所狭しと掲げられていた看板や電飾の部類もその効果が薄れていき、取り外されたり撤去されることとなり、街の景観が蘇ってくるかもしれない。しかしそうなってきても一般ユーザーは、看板ではなくGoogleMapを頼りに、客は店を訪れるようになるので、結局は歩きスマホになる。景観とかは、やはり関係ない。スマホさえあれば他に何もいらない。とそんな人はスマホを無くしたら、もはや歩くことすらできなくなる。


●高齢者は保守的   2024.10.24
高齢者は保守的である。身近にいる80〜90歳の高齢者は例外なく頑なに保守的である。20年前の60〜70歳も間違い無く頑なに保守的である。なぜこれほどまでに守りに入っているものなのか?と考えてみると、原因はやはり第二次世界大戦にあったのでは無いかと想像する。敗戦によって昨日までの鬼畜米英が今日から進駐軍になるという普通の思考では到底ついていけないような劇的な変化を経験してきたわけである。あんな劇的な変化はもうごめんだ!ということで、以来、現状を守り抜く!という思考パターンになってしまったから「ワシらは保守的なんじゃよ!」ということも実しやかに言っていた老人がいたとかいないとか。変化についていけなくなったことにつけた屁理屈のようにも聞こえるし、本当のことのようにも聞こえる。どっちだろうか?たぶん本人たちにも分からない。


●ネット上のトラブルや犯罪   2024.10.23
大学生に聞いてみた。ネット上のトラブルや犯罪に巻き込まれた例を挙げよ。第3位:同居している祖父または祖母がフィッシング詐欺に引っかかった。第2位:自分に架空請求メールが来て心臓が止まりそうになった。第1位:LINE上でのやりとりで友達とケンカになった、なのだそうだ。一般人への教訓:ネットは若いうちに色々と経験しておくことが大切。ハッカーへの教訓:狙うなら老人と子どもに限る。


●政治家はすぐに記憶がなくなる   2024.10.22
政治家はたくさん勉強してきているのに、何ですぐに記憶が無くなっちゃうの?って言ってる人たち。政治家は1日に何十人、何百人のもの人と会って、何十枚もの名刺交換をして何10本も電話をかけて、何本ものSNSの投稿をする。いくら勉強ができても、とても全部は覚えていらんねえだろ。3日前の朝飯に何を食ったか覚えていらんねえやつに言われたくねえだろ。最低でも6年間は勉強してきたはずの英語を、いまだにひとっことも喋れねえやつには、もっと言われたくねえだろ。


●13歳中学生の息子の頭や腹殴った42歳父親を逮捕   2024.10.21
息子に「勉強しなさい」と注意したものの、言うことを聞かなかったことに腹を立て、13歳の息子の頭や腹を殴ったそうだ。暴行の疑いで逮捕されたのは、静岡市駿河区の会社員の男(42)とのこと。ネット上では「こんなので逮捕なら昭和の父親の7割は逮捕だろ」とか「会社によっては逮捕されたら懲戒解雇もありうるやろ」などのコメントで賑わっている。息子が「父親に殴られた」と自ら110番通報し、駆け付けた警察官が男を現行犯逮捕したらしいのだが、通報する息子も息子だし、通報されてしまう父親も父親だ。まあどっちが悪いとか以前に、どっちにとっても何のプラスにはならないということは確かだろう。そしてこの事件によって、以降、この息子は勉強をするようになるかといえば、そうではないだろう。そもそもの原因は、父親が今まで自分はやらないでいた勉強というものを、息子にやらせようとしたことだろう。自分がやったことのないことは、他人(息子)にやらせようったって、やらせかたを知らないから最後に暴力ということになるんだろ。


●汗   2024.10.20
汗は皮膚の表面で蒸発することで、体内の熱を逃がして体温を下げる役割を果たしている。運動や仕事などで体を動かすと体内で熱が作られて体温が上昇するため、汗をかくことで体温を調節している。従って汗をかいたからといって汗を拭き取ってしまっては、その汗の冷却効果が発揮されなくなる。人類が何百万年もかけて体得した優れた液冷による冷却システムなのだ。かいた汗をいちいち拭き取っているから次から次へと汗が噴き出るのだ。「気化熱」の原理を理解していれば汗は拭かないはずである。それでも拭かないまま放っておくと目に汗が入ってしまうので、眉毛というものがあるのだ。眉毛は飾りではない。とはいえ額に汗して働く機会も少なくなってきている現代人にとっては眉毛は飾りとしての要素のほうが大きいのではないかな。毛ではなくてまゆずみの顔料でできていても問題はないし、左右2本ずつ描いているおばちゃんとかもいるし。


●搬出   2024.10.19
搬入の時は、それなりの知識やスキルを持っている人が全体的な指示や指導を行いながら、ある程度の時間をかけて行われる。しかし搬出の時は、各自が、比較的自分勝手にドタバタと短時間で終わらせることが多い。そしてこの搬出の時に、各自の能力や要領の良し悪しが露呈する。能力が低くて要領の悪い人間は、まずは全体を見渡して、今、自分ができる仕事を探すなどということができない。だから他人がやっているのと同じ作業をやろうとして、これが足手纏いとなる。そして必要以上に「あいつ仕事してないな?」と思われることを嫌がって、常に作業をしているように見えることを心掛ける。そして自分の展示物のことしか考えていないので、他人の展示物への扱いが目に見えてズサンになる。そして自分の展示物の梱包が終わると、作業中の人のところに行って足手纏いになるにもかかわらず「手伝おうか?」と声を掛けたりしている。能力が低くて要領が悪く自分のことしか考えていない人が多いと、台車に乗せた空の段ボールが通路の中央に運ばれてくると、一斉にその台車に群がり自分の段ボールを探し始める。その台車を邪魔にならない場所に移動させようと考える人がいない。搬出は展示物は梱包するのだが、人間性は剥き出しになる。


●投票権   2024.10.18
選挙での投票権は国民全てに平等に与えられている。しかし世の中を動かすことのできるのは、ほんの一握りの特定の人間だ。だから政治家はその特定の人間に働きかけて要望すればいい。と、そんなことは分かっているが表向きは投票権をもっている国民全てに対して耳触りの良い言葉を並べないと当選できない。だから政治家の言っていることは、与野党問わずいつも信憑性に乏しくその場凌ぎでしかない。そして政権政党になる可能性がゼロの政党が言っていることは、さらに虚しく絵空事であり御伽話であり無責任極まりない。


●現実逃避   2024.10.17
大人になれば、普通は一定時間働いていないと報酬は得られない。しかし子供はそうではない。一定時間勉強をしていなくても何とでもなる。だから子供は勉強をしないがための算段を常に考えている。それが現実逃避ってやつだ。勉強をしないがための現実逃避なので、基本的に頭を使わないことを選ぶ。それがアイドルの追っかけだったり、映画鑑賞だったり、漫画を読んだり、アミューズメントパークに通ったり、だ。大学生になっても勉強のできない学生はこの現実逃避を続けている。これを続けているから、いつまで経っても勉強ができないままなのだ。そして大人になっても他人から命令される仕事にしか就けなくなる。そして他人に命令するようになるには勉強ができないままでは無理だったということに始めて気づくのであった。ところがこのことに気が付かないで、何か面白くないコトが起こるたびに「他人のせい」にしている人間も少なくない。しかしそのほうが幸せであるのかもしれないな。


●企業献金   2024.10.16
企業献金と言えば、一般市民からは悪いことのように思われている。しかしハエやゴキブリが仮に絶滅したりすれば生態系が崩れ、我々人類にも多大な悪影響を与えるのと同様、企業献金が無くなれば、我々一般市民にも多大な悪影響がある。まず企業献金は多くの大企業が行なっている。それは自分たちが政治的経済的に優遇されるためである。大企業が優遇されれば大企業は潤う。大企業が潤えばその下請けである中小企業にも仕事が来るようになる。仮に大企業が切迫すれば中小企業に仕事が行かなくなる。やれ労働時間だ最低賃金だと言ったところで、それは仕事があっての前提。仕事がなくなれば中小企業は潰れるのだよ。だから企業献金は無くさないほうがいいのだよ。風が吹いたから桶屋が儲かるの法則。


●5W1H   2024.10.15
情報や物事を整理・伝達する際に考慮すべき6つの要素を指すビジネスフレームワークが5W1Hだ。これはビジネスに限らず一般の人が日常生活で他人に情報を伝えるためにも最低限必要なものだ。いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)、の中のいくつかをすっ飛ばして説明しようとするから通じないのだよ。いくら語気を強めて唾を飛ばしながら説明しても聞いているほうは理解できないのだよ。そして5W1Hを欠落したまま説明した人間に限って、後から「言ったじゃなないのよ!」と相手を非難する。いくら言っても5W1Hが分からなければ、聞いている方は分からないままなんだけどね。そして5W1Hを欠落したまま説明する人の多くは、この5W1Hの欠落は、一生治らない。


●偏差値40   2024.10.14
そもそも偏差値は、全体の平均値を50として、全体の中でどれくらいの位置にいるのかを表した値なので、通っている学校によって異なる。従って偏差値40がどんな生徒かということは一概には言えない。ただし一般的な解釈として次のような人が偏差値40なのだそうだ。①5段階評価の通知表は全て1,2,3のどれかである。②100点満点のテストで50点を超えることは無い。③九九の七の段を間違える。④ちょっと優秀な小学生に負けるレベル。⑤子供の頃から親や先生にどんなに叱られても全く勉強しない。⑥自分も頑張れば名前を聞いたことのあるような大学に行けると思っている。⑦せめて人間として高校だけは出ておけと言われて偏差値40台の高校に行ったのだが、卒業後、運良く就職出来ても長続きはせずに3日で辞める。⑧偏差値40というのは50に近いから、いいほうだと思っている。⑨というような条件を全て満たしているにもかかわらず危機感が全く無い人。


●石破の復讐   2024.10.13
今まで自民党内で冷飯を食わされ続けていた石破の復讐が始まった。これが今回の解散総選挙なのだろう。裏金という撒き餌を放り投げて、そこに野党が群がっている間に自民党内で確固たる支持基盤を構築していくためのものだ。にしても野党もせっかくの相手のエラーによるチャンスなのに統一候補を立てることができずに票が割れて結局は自民党が勝つ、という地区も多いことだろう。ということも見越しての解散総選挙だ。そもそもが裏金ったって、権力の集まるとろには金も集まる、というのが資本主義であり、裏金は自民党だけのことではないはずだ。アメリカでは「ロビイング」や「スーパーパック(Super PACs)」を通じて政治に多額の資金が流れ込んでいるし、アフリカや南米の一部の国々、ロシア、インドなどでも大規模な汚職スキャンダルが報じられてる(報じられてるのは氷山の一角かもしれない)。それらに比べれば自民党の裏金なんぞは可愛いもんであるのだよ。そして石破は復讐に専念できる。


●パスワードの変更   2024.10.12
NIST(米国立標準技術研究所)はオンラインツールやソフトウェアが「定期的にパスワードを変更するようユーザーに要求してはならない」としている。一般に、パスワードは変更されるたびに、ハッカーが推測しやすい貧弱なパスワードをユーザーが選んでしまうとのこと。例えば「password1」「password2」「password12」というようにだ。確かに現代人は無数のパスワードを管理する必要があり、それを全部覚えることは不可能だ。覚えやすいパスワードになってしまうのは当然の流れであろう。んっ?もしかして「定期的にパスワードを変更するようユーザーに要求してくる」ヤツらは、裏でハッカーと繋がっているのかな?とも疑いたくなるものだ。いやいやその前に自分が管理している無数のパスワードでログインを制限しているモノが、ハッカーに狙われるだけの価値があるかどうかを考えたほうが良いだろう。ほっとんどの場合、その価値は無い。ハッカーにもターゲットを選ぶ権利があるのだ。


●悪い遺伝子   2024.10.11
トランプ大統領候補は、不法移民が殺人事件を犯していると主張した上で、アメリカに「悪い遺伝子がたくさん入っている」と発言し、波紋が広がっているそうだ。この発言について、ホワイトハウスの報道官は、「憎しみに満ち、嫌悪感を抱かせるもので、不適切だ」と批判。一方、トランプ陣営は「移民ではなく、殺人犯について言及したものだ」とする声明を発表し、移民への差別にあたるとの指摘に反論。というか遺伝子に悪いとか良いとかあるのかよ?ってことだ。腸内細菌の善玉菌と悪玉菌じゃあるまいし。遺伝子とは、DNAの文字列(塩基)のうち、タンパク質の設計図の部分を指していて、ヒトの身体は、細胞の核にある染色体内のDNAに含まれる遺伝子の指令に基づいて維持されている。ヒトには約2万3,000個の遺伝子が含まれていると考えられているが、その中には「悪い遺伝子」などは1とも無いはずだ。あったらヒトのカラダは正常に維持できない。というか「悪い遺伝子」という何とも稚拙な表現は、未就学児の戯言と思って許してやれよ。


●衆議院解散   2024.10.10
衆議院が解散した。恐らく選挙では自民党はそれなりに票を落とすことだろう。ではその票がどこに行くか?というと、思っていたほど野党には行かないのではないだろうか。そして野党と言えば口を揃えて「政治と金の問題」一色である。確かに今回の裏金の問題は大きい。しかしその「問題の大きさ」があまり伝わっては来ない。それもそのはず、問題が大きいときでも小さいときでも野党はスピーカーのボリューム全開で騒いでいたからだ。震度1の地震でも震度7の地震でも、同じようにボリューム全開で「地震だぁ!地震だぁ!タイヘンだぁ!」と騒ぐから「また騒いでいる。。。」で終わるのだ。てか最初から政権取る気ねぇーだろ。


●無駄な仕事   2024.10.09
「仕事をサボる人より有害なのは、無駄な仕事をがんばって周りを巻き込む人」というのは経済学者・成田悠輔氏の今年8月のXの投稿。これには多くの人の「いいね!」と賛同のコメントが寄せられたとのこと。しかし企業であれば、確かに「いいね!」に値する投稿であるが、これが例えば「家庭」であった場合はどうだろうか?無駄な仕事をがんばって周りを巻き込んでいる老人とか普通にいるのではないのかな。東京で日曜日の朝、雪が降る。家族を巻き込みながら家の周囲の雪かきをする。しかし雪かきをしたってしなくたって日が上れば雪は自然に溶けてなくなる。こういうのが無駄な仕事だろう。結局は人間たくさんの無駄な仕事をしながら、たまに無駄ではない仕事をしているのだろう。倒産した企業の、倒産以前にやっていた仕事は、ほとんど「無駄な仕事」であったはずだしね。


●冊子   2024.10.08
表紙があり、構成される束状の印刷物を綴 じたものを冊子と呼ぶそうな。似たようなものとしてパンフレットがあるが、こちらは製本されていない、つまり装丁がされたりハードカバーがつけられていない冊子のことなのだそうな。そしてこの冊子は印刷通販の普及で昔に比べると格段に安価で作れるようになった。しかしそれ故に無駄な冊子というのもの大量に刷られていると言ってもよい。出かけた先々で冊子を手渡されることもある。その手渡し知り人が他人であれば断れば良いのだが、知り合いや取引先や業界関係者などであった場合は無下に断るわけにもいかない。彼らだって一定数捌かなければいけないノルマがあるのだ。いつ逆の立場になるか分からんし、そんな時に受け取ってもらうために、とりあえずは受け取っておかないといけない。という心理を上手く突いて、相手が受け取った後に「すいません千円になります」って、そりゃないだろ!どう見たって業界人しか見ない、いや業界人ですら、ほんの一部の人しか見ないもんだろ。そしてその一部の人とは作った人たちである。


●閻魔大王   2024.10.07
閻魔大王は言った「ワシに答えられないクイズを出した者は天国に行かせてやろう」最初の男は僧侶だった。禅問答で鍛えた知識で難問を出題したのだが、閻魔大王は難なく答えて僧侶は地獄に落ちた。次の数学者は誰も解くことのできないとされる公式を出題したのだが、閻魔大王は難なく答えて数学者は地獄に落ちた。次は大工だった。大工は椅子を持ち出して座面にドリルで7つの穴を開けると、その椅子に座って屁をこいた。「さあ、今の屁はどの穴から出たでしょうか?」「ワシには屁が見えないとでも思ったのか!ちゃんと見えとるのじゃよ。3番目の穴じゃ!」「ブブー!屁が出たのはオレのケツの穴だよ〜ん」こうして大工は天国に行った。


●ハサミ   2024.10.06
あるワークショップで紙を切るという作業が必要になったので、参加者に「各自ハサミ持参」とした。しかしこのハサミを忘れた(または面倒くさいから持って来なかった)人が全体の四分の一ぐらいいた。また持参した人の中でも握り鋏、鼻毛切りハサミ、調理用ハサミ、裁縫用ハサミ、植木バサミ、と様々だった。使えないわけではないのでダメ出しもできない。そしてもっとも始末が悪いのは「代わりにカッターを持ってきた」という人だ。そしてカッター台までを持参してくる人はいなかった。一般人のハサミに対する認識っていうのはこんなもんである。ハサミは2つの刃で挟んで切る。カッターは刃が1つなので、もう一つの刃の代わりにカッター台を使うということが分からないらしい。ハサミは刃がふたつあるから挟めるんだけどね。


●長生き   2024.10.05
長生きするためには適度な運動や健康的な食生活、ストレスの解消や楽しみにつながる趣味などを持つことが重要とされているようだ。ハーバード大学のYing Chen氏の研究では、感謝の気持ちと精神的苦痛のリスク低下、感情的および社会的ウェルビーイング(誰かにとって本質的に価値のある状態)向上との間に関連性があることが示されているとのこと。5万人弱の看護師を対象にした新たな研究では、「感謝の気持ち」を持つことも長生きと関連していることが判明したらしい。そう考えてみると、確かに何事にも寛大で懐の深い精神状態の安定している人が長生きしているようにも思える。しかし「憎まれっ子世に憚る」的な、周囲から「早くくたばれ!」と思われている人間に限って長生きしているという雰囲気もある。とまあ良い人でも悪い人でも死ぬ時は死ぬってことだな。特に美人は短命である。が、これには人々の願いや希望がそうあってほしいと込められているようでもある。


●白髪   2024.10.04
白髪がトレードマークのような社員が安全規格部にいた。顔はバカボンのようだったのだが、そこに白髪が加わると、妙に信頼感と安心感があるキャラの立った顔になっていたのであった。話し方も、物腰が柔らかく、それでいて説得力があり、理論的で的を得ていた。しかしおっちょこちょいな一面もあり、デザイン部に来た時に「それ、今すぐ電話して確認したほうがいいですよ」と言うと「そっか、電話電話」と呟きながら、傍に置いてあったビデオカメラのモックアップをガシッと掴んで電話しようとした。そんな憎めない性格であった白髪がトレードマークのような社員であったのだが、ある日、安全規格部に行くと、その〇〇さんが見当たらなかった。「あれ、〇〇さんは?」と尋ねると「は〜い!」と手を挙げる〇〇さん。髪の毛を真っ黒に染めていたのであった。丁稚かバカボン本人かと思った。


●裸族   2024.10.03
インド領アンダマン諸島のセンティネーゼ族、アフリカのナミビアのヒンバ族などが、現在でも裸族と呼ばれている部族である。そして子どの頃(昭和40年とか)に見たテレビ番組「野生の王国」や「知られざる世界」では裸族は素っ裸だったような記憶がある。しかし現在では、センティネーゼ族もヒンバ族も大事な部分だけは衣服(らしきもの)でちゃんと隠している。これは文明が発達して隠すようになったのか、倫理的な問題で、素っ裸の写真や動画は世界的に流出しないようにしているのかは不明だ。しかし実際にヒンバ族の若い女性がブラを着けている写真もあるくらいだから、やはり文明が発達したのだろう。そして、いずれはこういった部族の若い人たちも、徐々に都心に移り住むようになっていくのかもしれない。そうなればさすがに素っ裸ではダメだ。


●日本のプロ野球   2024.10.02
先月28日に巨人が優勝した。昭和だったら大いに東京中が盛り上がったであろう出来事なのだが、今ではMLBのドジャースの優勝のほうがマスコミでの扱いも大きかったようである。日本のプロ野球もそろそろ抜本的な改革をしないと人気は衰える一方になるのではないかな?いっそのこと日本の球団もMLBに入れてもらってはどうかな?カナダのトロント・ブルージェイズのように。まあそうなると12球団全部というわけにはいかないので、数チームに絞られるということにはなるが。いずれにしてもNPB(日本野球機構)は世界最高峰ではない。だから日本国内で勝った負けたとやっていても面白くないだろう。えっ、日本はWBCでアメリカを破って世界一になったって?日本が精一杯実力のある選手を揃えたのに対して、アメリカは参加を辞退したスター選手も多い。そしてMLBの中でのWBCの位置付けは、シーズンの始まる前の余興のようなものだ。確かに大谷翔平は色々と超越したMLBの中でのスーパースターである。しかし全体的な野球のレベルではNPBはMLBのはるかに下だと思ったほうが良いだろう。MLBの中に日本のチームがある。というのが理想なのではないかな、東京ボンバーズのように。なあでもナベツネが生きている間は絶対に無理かな。


●Googleの検索結果   2024.10.01
WordPressやWixの特定の使い方や、ウイルス対策ソフトに関する質問などを、Googleで検索すると、玉石混合百花繚乱な検索結果が出てきて、ワケが分からなくなる。いくら絞り込もうとしても検索結果のページをたらい回しにされるだけで、いつまで経っても目的の情報まで辿りつけない。考えてみればGoogle検索も登場してから四半世紀経過しているわけで、手垢に塗れて使い勝手も劣化してきて当然であるのかもしれない。そう考えるとChatGPTなるものが登場したのも時代の必然と言えるのだろう。新幹線の自由席がGoogle検索で指定席がChatGPT。


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