2024年9月


●移民が犬や猫を食べている   2024.9.13
「この国に入ってきた人たちが猫を食べている。住んでいる人たちのペットを食べている。それが私たちの国で起きていることだ。ひどい話だ」とトランプ。この発言を聞いたハリスは、驚いたように笑い、マイクがオフの状態で「何を言っているの。信じられない」と言った。共同司会者のデイビッド・ミュアーは「市当局に確認したが、移民によってペットが傷つけられたという信頼できる報告はない」と指摘。それでもトランプは「犬が連れ去られて食べられたとテレビで言っていた人たちがいた」と食い下がった。実際にオハイオ州で、住民が猫を殺して食べる事件があったが、逮捕されたのは、移民ではなくアメリカ市民だったそうだ。とまあ、毎日大量の牛や豚を殺して食べている人たちがよくゆーよ。


●他人の悪口   2024.9.12
AがBにCの悪口を言う。BとCに面識があった場合、確実にAの言ったコトはCに伝わる。いくら「言わないでね」とか「内緒だよ」と言ったところで確実に伝わるのだ。なぜ確実に伝わるかというと、仮にAが誰かから「言わないでね」とか「内緒だよ」と言われたコトであっても確実に言ってしまうからだ。よく老人が「他人の悪口は言うもんじゃんない。悪口を言ったぶんは、確実に自分に返ってくるのだよ」と言っているのはこのことだ。しかも、今では他人の悪口をメールやSNSに書いたりできるから、その返ってくる確実性は格段にアップしている。ということも想像できないで、今日も他人の悪口をLINEに書きまくっている愚民どもよ。


●ヤギ   2024.9.11
ベトナムや中国を襲ったスーパー台風は「ヤギ」。何で台風がヤギなの?と疑問に思う子どもたちもいるようだが、そもそも実物の(動物の)ヤギを見ても、それがヤギなのかヒツジなのか分からない子どももいるようだ。そんなとき、「おじいさんっぽいのがヤギ、おばさんっぽいのがヒツジ」と教えてあげると良い。手紙を読まずに食べてしまうボケジイさんとか、寒くもないのにウールマークのついたモコモコのセーターを着ている太ったおばさんとかではない。ヤギやヒツジの黒目は横に長く笑っているように見えるため、優しいお爺さんや優しいオバさんに見えるためである。そして鳴き声もか細く弱々しいために弱いお爺さんや弱いオバさんを連想させるのであろう。職業としては、ヒツジはそのまんま牧場のヒツジである場合が多いが、ヤギは郵便配達人や町医者である場合が多い。


●少女漫画   2024.9.10
最近の日本で読まれている月刊少女漫画は『LaLa(ララ)』『月刊少女マガジン』『Cheese!(チーズ!)』『Betsucomi(ベツコミ)』『Kiss(キス)』などである。昔は『週刊マーガレット』『花とゆめ』『なかよし』『別冊少女コミック』『週刊少女フレンド』などであった。今では、主に女性向けに描かれた少女漫画も、多くの男性読者にも愛されている。しかし昔は、少年漫画を読む女子も少なくなかったが、少女漫画を読む男子はほぼいなかった。あまりにも現実とかけ離れた目眩く愛とお花と美の世界に「何じゃこりゃ?」だったのだ。金髪ポニーテールをゴージャスな縦ロールにした高校生のテニスプレーヤーとか有り得ないだろ!しかも名前がお蝶夫人ってデヴィ夫人じゃあるまいし。オペラ「蝶々夫人」の邦訳別タイトルである「お蝶夫人」が由来らしいが、家族を除くほぼ全てのキャラクターから「お蝶夫人」または「夫人」と呼ばれていた。これでは当時の男子のガキではついていけんわ。


●立憲民主党代表選挙   2024.9.09
昨日の朝、NHKで「立憲民主党代表選挙の全候補者が討論!」というのをやっていた。候補者の顔ぶれに刷新感が無いのは周知の事実ではあるが、とにかく情けないのが、討論の中に「自民党」という言葉が頻繁に登場することだ。自民党の裏金や派閥の問題は国民のほとんどが分かっているし、改善改革しなければいけないと思っている。それを鬼の首を取ったがごとく「自民党が悪い!」を連呼しているのは、相も変らず批判しかできない立憲民主党の情けなさを象徴しているのではないか?もっと自分たちがやるべき政策や目指す社会を堂々とPRすべきだろう。学校でも会社でもご近所でも親戚でも「他人の悪口ばかりを言っているヤツにはロクな人間はいない!」ということを知らんのかな?


●毛皮   2024.9.08
人間は他の哺乳類のように毛で覆われていない。いつから毛皮を脱いだのか?何で毛皮を放棄したのか?諸説あるが、もともと要らなかった、という説もある。そもそも昆虫も魚も爬虫類も、その多くは毛が生えてはいない。爬虫類が鳥類に進化する過程で、羽毛があったほうが飛行に有利とのことで毛が生えるようになった。それを見た哺乳類たちが、「飛べないにしても、あの毛ってやつは暖かくて便利そうだ」ということで毛皮を獲得した。しかし毛を獲得した類人猿たちは、「これ、なくてもいいんじゃね。暑いし臭いし。それに引火すると燃えるし。」ということで、やっぱり脱ぐことにした、ということのようだ。という説はほんとか?


●立派なおじさん   2024.9.07
リアルな世界では、知識も常識も教養も見聞もあって、周囲からの信頼も厚く、家族や親戚にも頼りにされているという立派なおじさん。ところがこの立派なおじさんも、ネットの世界となると、知識も常識も教養も見聞もなく、て、ただの無知なおっさんに成り下がる。「オレはそんなことはない!」っと言っている、自称「知識も常識も教養も見聞もある立派なおじさん」が、ネットの世界ではただの無知なおっさんである証拠に、フィッシング詐欺に絵に描いたように、美しくも引っかかるのであった。


●EV車   2024.9.06
ボルボが2030年までに新車の100%EV化計画を撤回した。EV車のシェアは中国のBYDがトップ、続いてTeslaとなっていて、3位以降を大きく引き離している。そしてやっと19位がToyotaということで、日本は大きく遅れをとっていた、というのが今までの認識であった。しかしここにきて「やっぱEV車はダメじゃん」という風潮が強くもなってきている。その理由としては、充電インフラの不足、充電時間、航続距離、バッテリー寿命、高価格、などがある。また、充電に使われる電力が化石燃料に依存しているので結局環境には優しくない、普及が進むと電力網に負担がかかる、車両が重いためのタイヤと路面の傷み、車内の暖房のためにヒーターが必要、などなどの問題が指摘されている。日本の自動車メーカーはそこまで見越していたのか、普通に遅れてしまったのかは分からないが、いずれにしても世界の自動車が全部EVになったら電気が足りなくなって大変なことになるのは確かなようである。


●仕事の順番   2024.9.05
たくさんの仕事が重複してくると「あれもやんなきゃ、これもやんなきゃ」とパニックになりテンパったりもする。そんなとき、自分がやる仕事の順番をメモってみると、思ったより多くもないといいうことが分かり、冷静さを取り戻せる。逆に言うと、この「やるべき仕事の順番」を整理しておかないと、焦ったテンパったままの状態が続いてしまう。特に個人事業主では、この「やるべき仕事」の数がめちゃくちゃ多くなるため仕事の順番の整理は必須であろう。サラリーマンを退職して個人事業主になって失敗する場合、この「仕事の順番の整理」ができない、または怠った、もしくはその量の多さに閉口した、という人も多いのではないかな。組織であればクソ忙しいときには、誰かが代行したり手伝ったりしてやってくれるが、とにかく個人事業主は「何でも自分で」やらなければいけないのだ。それがイヤなら、サラリーマンやれってもんだ。


●八百   2024.9.04
「八百(やお)」は数が極めて多いこと、「万(よろず)」はさまざまであることを意味し、「八百万の神」とは、多種多様な数多くの神という意味だ。 森羅万象に神を感じる日本古来の考え方で、神道に通じている。だから、多くの野菜を売っていた店が、「八百屋」と呼ばれるようになったとのこと。百貨店の8倍の品揃えである。また「嘘八百」は、八百屋の店先に並ぶ品物程度の数のウソで押さえて、とても神様のつく「ウソ八百万」には及ばないと遠慮しているにだそうだ。人間の嘘だから神の1万分の1なのだそうだ。「八百長」の語源は、明治時代に大相撲の年寄・伊勢ノ海五太夫と囲碁仲間であった八百屋の店主「長兵衛・通称八百長」に由来するそうだ。囲碁の実力は長兵衛が優っていたが、「八百屋の商品を買ってもらう商売上の打算」「勝負の時間を、縮める」等から、一勝一敗になるように手加減した碁で機嫌を取っていたそうだ。今で言う忖度ってやつで普通にいつでもどこでも頻繁に行われていることだ。


●慣れ   2024.9.03
美味しいものばかりを食べているとそれが普通になり美味しいものを食べられるという有り難さが分からなくなるのでたまには不味いものを食べなければダメだ。恵まれた環境で生活し続けているとそれが普通になる恵まれた環境の有り難さが分からなくなるのでたまには過酷な環境で生活しなければダメだ。健康なままで生き続けているとそれが普通になり健康であるという有り難さが分からなくなるのでたまには病気にならなければダメだ。しかし選ぶ病気の種類によっては死んでしまうので気をつけよう。過酷な環境も選ぶ種類によっては死んでしまうので気をつけよう。ただし不味いものだけはいくら食っても安心なので大丈夫なのだが食い過ぎるとそれが美味いと感じるようになってしまうのでやはり気をつけよう。


●負の連鎖   2024.9.02
例えば連敗が続いているプロ野球チーム。先発投手は「うちの打線は打てないから0点に抑えなければいけない!」と力んで投げて打たれることになる。中継ぎ投手は事実上の敗戦処理で抑えたところでホールドもつかないのでテンションも上がらない。ということで抑えの投手は出番が無く、久しぶりに出てきたところを打たれる。打線のほうも、どうしても投手陣が先に点を取られるので、力んでヒットが出ず、スモールベースボールをやろうにもすぐに点差を広げられてしまうので大振りになってヒットが出ない。不幸にしてシーズン中は負けても負けても試合を続けなければいけないので、やってるうちに気分も沈んでくる。この負の連鎖(Negative Chain)はChain(鎖)で繋がっているのでそうそう簡単には抜け出せない。サプライチェーンとかブロックチェーンとかのように。


●汽笛   2024.9.01
もう何年も前から、列車が発車するときに汽笛を鳴らさなくなっている。そもそも汽笛は蒸気の噴出によって音を出す仕掛けの笛であって、機関車・船・工場などの蒸気機関に装置し、信号・合図などに用いられていた。つまり電車には汽笛は付いていない。代わりに自動車のクラクションに当たる警笛を鳴らしていたのだが、名前は警笛であっても笛の部類ではない。昔は列車でも発車するとに「ホワーン」というような警笛を鳴らしていたが、これも近隣住民から「いちいちうるせー!」という苦情が来て鳴らさなくなったとのこと。列車が発車するときに「発車するから危ないよー」という意味であったらしいのだが、各駅にホームドアが整備されることでも不要になってきたのだろう。なので、最近の若者は「汽笛一声新橋をー♪」「遠くで、汽笛を、聞ーきーながらー♪」とか「何のこっちゃ?」なのだろう。



BACK

メニュー