2022年8月


●プロとアマチュア   2022.8.16
プロとアマチュアの間には大きな差というか隔たりがある。プロはそのことを生業にしてそのことで恒久的に対価を払ってくれる人がいる。プロになるためには、その道のプロに徹底的にしごかれ何度も何度もダメ出しをされて何年もの修行を経て、諦めたり逃げなかったり妥協したりしなかった人間だけが、最後に本当のプロになれる。とはいえそのプロセスを経てプロになった人間と、ちょっと容量の良いアマチュアの人間とが作ったものの成果物の差は実に微妙で僅かでしかないこともある。そしてその僅かな差をプロは見破ることができ、アマチュアは見破ることができずに、自分が作った成果物だけを見て「おれってプロ並み?」「プロでもやっていけるかも?」などと思って、とんでもない結果を招くのであった。


●社員全員の意見   2022.8.15
当社の社員全員の意見ですので、決して社長の私一人の独断とか押し付けではありません。社員全員にヒアリングした結果なのです。って、本当にそうなのかよ?社長がこう言ってるけどどう思う?って聞かれれば、社員だったら賛成しないわけにはいかないだろう。反対したら、クビや減給まではいかないまでも、社長の長い長い話を聞かなければならないハメになるし、下手をすれば代替案を考えなければならなくなり、その代替案のプロジェクトリーダーをやらされることにもなりかねない。だから社員は全員無条件で社長の言うことに賛成しただけなのだよ。社内に、社長に反論できる環境が無いということのほうが問題なのだ。社員全員の意見が揃う時点で、気持ち悪いと思えよってことだ。


●火   2022.8.14
現在の日本国内ではキャンプ場やバーベキュー場以外では焚き火はしてはいけないことになっている。しかし人間は火を使うことで進化してきた。火を見て癒されるのは、火に興味を持つようなプログラムがDNAに組み込まれているのかもしれない。同時に人間は子供のうちに「火の正しい使い方」を学習しておかないといけない。火の誤った使い方をして、とんでもないことになる動画というのもたくさん見られるようだ。その多くは、子供のうちに「火の正しい使い方」を学習していなかったことに起因するように思える。ましてライブで焼身自殺の動画を配信するなどというのは、火の熱さと恐ろしさを知らない人間のやることである。自分の体に火をつけた途端に、その熱さのあまり必死で消そうとすることになるし、周囲に人がいれば、必死で消し止めようとするはずだし、命が尽きる前に消火される可能性は高い。そしてその後は死ぬほど痛くて苦しい治療生活を送らなくてはいけないことになる。そうならないためにも、子供のうちに「火の正しい使い方」を学習しておこう。


●代わりはいない   2022.8.13
フリーランスで個人事業主のクリエーターには常に安定した仕事が来ることはない。忙しい時はめちゃくちゃ忙しく、ヒマな時はめちゃくちゃヒマなのだ。これは会社じゃないので仕方のないところ。そして忙しい時には日程が重なることも少なくない。そうなると、どちらかをキャンセルして、どちらかに謝らないといけなくなる。そして1度キャンセルすると、そこからは2度と仕事は来なくなる。ということを承知の上で個人事業主のクリエーターにならなければいけない。「キャンセルしないで同業者に振ればいいじゃん」と思う人もいるかもしれない。しかし、それでは同じクウォリティの成果物は期待できなくなる、と、そのくらいの独自性とオリジナリティーと自信がなければフリーランスで個人事業主のクリエーターになってはいけない。代わりがいるのであれば会社に入いれ、ということだ。


●COVID-19   2022.8.12
感染者が増える中でワクチンも打たずに毎日のように遊びに出かける若者たち。というのも問題であるが、ワクチンを打ったから安全であると毎日のように遊びに出かける老人たち。も、問題であろう。若者たちは「感染したらしたで数日間家で休むだけでいい」「ワクチンの副反応も実際の感染もほとんど変わらないし」「ビビってビクビクしながら生きていてもしょーがない!」といったところだろう。一方老人たちは「この歳でwithコロナの新たな生活スタイルなんてできるわけがない」「コロナになってもならなくてもどうせ生い先長くはないし」「ビビってビクビクしながら生きていてもしょーがない!」といったところだろう。BA.5のピークは過ぎたようであるが、減少していく最中にBA.2.75にゆっくりと入れ替わっていくだろう、というのが専門家の間での見解であるようだ。そして第7波の減少速度が非常に遅くなる可能性があるということだ。そうこうしている間に新しい変異株を次から次へと開発しているCOVID-19であった。


●メタヴァースを説明しよう   2022.8.11
メタヴァースが感覚的に分からないという人に説明しよう。まず実店舗というものがなくなる。インターネット上の仮想店舗になる。そこにあなたのアバターが客となって入店する。すると店員のアバターが親切に商品の説明をしてくれる。気に入ったならば購入する。ってだけのものだ。仮想店舗は客数に応じて複数ある。店員のアバターは客が話しかけてきた店舗に行って対応する。実店舗のように客が来ない時間をうだうだと過ごすこともない。店員のアバターは1人で何店舗も掛け持つことができる。物理的な実店舗が不要になり、人件費も大幅に削減できる。物品販売だけではない。公共施設も学校も金融も同じようになるのだ。「ネットショップは店員とのコミュニケーションが無いからイヤだ!」って言ってた人にとっては最適なのですよ!それでも阻むやつにはもう説明しないぞ。


●パソコン   2022.8.10
インターネットは今や完全にSNSとスマホが主人公である。ところがインターネットはホームページとパソコンが主人公であると思っている人も多いのには驚くことがある。確かに2010年ごろまではホームページとパソコンが主役だったかもしれない。しかし2013年ごろ(だったかな?)、スマホでのホームページ閲覧数がパソコンを上回るようになり、日本のSNS利用者は2022年末には普及率83%に達する見込みとのこと。もはや完全にスマホとSNSの時代になっている。だからパソコンを持っていない、パソコンの使い方が分からない、という若者が増えているのも不思議ではない。「でも高校の情報の授業でパソコンの使い方は教わっているはずだ」という人がいるかもしれない。だったら「高校の数学の授業で教わっているはずの微分・積分」を、あんたは今でも理解しているのかい?ということだ。パソコンというもの自体が高校生の興味の対象でも無くなっているということだ。いちいちキーボードという物理的なボタンを押さなければいけない「昔の機械」であり、高校生にとってのパソコンはワープロやタイプライターの仲間なのだ。


●誰のせい?   2022.8.09
コロナで予定が立てられない!という人も多いことだろう。しかし相手は半生物のウイルスだ。ウイルスのせいだから仕方がない、ともなかなか割り切れない。この終わりなく繰り返されるコロナ禍に疲弊してきて「コロナを無きもの」としてしまえ!という強引な考え方をする人も少なくない。てなことをやっているうちに性懲りもなく第7波がやってきて、そこ後にはケンタウロスが待ち構えている。この八方塞がりで行き場の無い状況で、人はウイルスではなく「誰か」のせいにしたくなるというもの。新型コロナウイルス感染症対策本部のせい?日本国政府のせい?いやいやパンデミックに備えることなく油断しまくっていて、爆発的に子孫を増やしていった、あんたも含めた「人類」のせいなのですよ。


●メタヴァース   2022.8.08
メタヴァースの世界は確実にやってくる。わざわざ出かけなくて済むし、本人ではなくアバターが大抵のことはやってくれるようになる。もうこれは世界的な決定事項でもある。だがしかしこの決定事項を感覚的に受け入れられない人もまだまだ多い。自己とか自我とかアイデンティティとかにこだわっている人たちだ。どうってことはない。アバターに代行させるというのはマリオカートでルイージにするかピーチ姫にするかヨッシーにするかの違いのようなものだ。「あつ森」をやっている今の子供たちであれば1ミリの抵抗もなくメタヴァースの世界に入っていけることだろう。いつの時代にも新しいものを拒み否定する人間はいるものだが、残念ながらメタヴァースの世界は確実にやってくるのは決定事項なのだ。Facebookが社名を「Meta」に変更した時点で察しろよ、ってことだ。


●ケータイは持たない主義   2022.8.07
私はケータイは持たない主義だ!って、威張るんじゃねーよ!エアコンを使わない主義とか、クルマには乗らない主義とか、テレビは観ない主義とかとは違うんだよ!ケータイを持ってないと周囲の人に多大な迷惑がかかるってことを理解しろよ!ってことだ。みんなで遠足に行くとする。すると1人だけ「電車の乗り方が分からない」という人がいる。誰かが切符の買い方を教えようとしても「オレは電車にじゃ乗らない主義だ」と言ってきかない。仕方なくそいつだけ自転車で行くことになった。そいつのために駐輪場を手配したり、雨が降った時の対策を考えたり、全員が目的地に着いた後に、そいつが来るのを待たなければいけなくなった。今の令和の時代にでは、ケータイは持たないということは犯罪に等しい。


●釣り堀   2022.8.06
岐阜県土岐市の釣り堀で「泥棒に電気とめられ魚3000匹死亡 、釣り堀の店主号泣!」というニュースが話題となった。裏口のガラスが割られ、何者かが建物内に侵入。物置が荒らされ、募金箱の数千円と防犯カメラ映像を記録するハードディスク、それにWiFiルーターが盗まれた。しかしその被害額は微々たるもの。問題は防犯カメラを止めるためだったのか、電気メーターの配線が切られ、いけすの「ろ過機」などすべての設備が停止。酸素が供給できず、大切に育てた鯉や金魚やチョウザメ、合わせておよそ3000匹が死んだとのこと。泥棒が入り、翌朝までの数時間で全滅したらしい。小さな生け簀に超過密な3000匹の魚を入れれば、換水とエアーだけだと間に合わずに酸素発生機も入れなきゃいけなくなる。1〜10億人がマックスとも言われている77億人の地球上の人類と同じような状況だったのであろう。電気、水道、ネット回線などのインフラが突然切断されたとしたら、人類は果たしてどのくらい生き延びられることやら。


●定年   2022.8.05
だいたい大企業や公務員は60歳で定年だ。少し前までは55歳だった。そして今では定年してすぐに隠居とか悠々自適な年金生活という例は多くはない。定年後にも何らかの仕事をしたいと思っている人が多いようだ。嘱託やバイトであれば良いのだが、事業を始めてしまう人がいる。そしてそういった人の多くはことごとく失敗をしている。退職金を全て失い、さらに資産を手放す羽目になったという人もいる。55〜60となると定年前は部長だったり次長だったりになっていて威張るのは得意だが他人に頭を下げることができない。プライドは高層ビルのように高いが、謙ることのスキルは平家よりも低い。組織の看板や後ろ盾が無いのは、どんなに実績があっても世の中では、タダのオッさんである。定年直前の会社の部長が言っていた。「定年後はラーメン屋でもやろうかな♪」ラーメン屋がどんだけ競争率が高く、生き残っていくことがタイヘンなのかを知らないらしい。定年後に自動車免許を取りに教習所に通ったが、若い教官に指導されることに耐えきれずに辞めてしまった、という人もいるそうだ。要するに世の中からもう必要とされていないから定年退職したのだ。大人しく隠居したほうが身の為だ。


●植木屋   2022.8.04
植木屋が庭で仕事をしていると依頼主のオバさんが居間でテレビのワイドショーを見ながら昼飯を食っていた。ワイドショーでは行方不明になっていた女子大生が遺体で発見されたというニュースをやっていて、オバさんは食事の手を止めて、じっとテレビを見ていた。ワイドショーは政治の話題に切り替わった。するとオバさんはテレビを見ずに昼飯を口の中にかっ込み始める。芸能人の結婚の話題になった。オバさんは食事の手を止めて、食い入るようにテレビを見ていた。口からは食いかけのシラタキがぶら下がったままだ。ワイドショーは経済のニュースに切り替わった。オバさんはテレビを見ずにふたたび昼飯を口の中にかっ込み始める。あーこれが日本の民度の典型なのだと感じた植木屋は急に虚しくなったというお話。


●目立つ   2022.8.03
人は「多くの人に注目されたい」「ヒーロー、ヒロインになりたい」「スポットライトを浴びたい」「目立ちたい」と思っているはずだ。しかし実際にそのようなことが出来るのはほんの一部の人でしかない。だから実力とか運とか関係なく、ヒーロー、ヒロインになることのできる結婚式や成人式に命をかけるような人たちがいるわけだ。そう、彼らは実力では多くの人に注目されたり、スポットライトを浴びることができないから必死になるわけだ。そして暴走族が暴走する理由は「目立ちたい」からだ。そして彼らはこの先一生、己の実力では。目立つことはできない!ということを本能的に知っているのだろう。


●専門分野   2022.8.02
画家が書いた論文を読んだ博士が「なんだこれは?ひどいね。文章になってないよ。」と言った。博士の描いた絵を見て画家が「なんだこれは?ひどいね。自分では上手いつもりなんだろうけど。」と言った。両者とも専門分野でないことは不得意であるのは当然である。しかしある程度の地位になり、周囲の人間が指摘しなくなってくると、専門分野でないにもかかわらず、自分は才能があって、専門分野でないことであっても、それなりにこなすことができると思いこんでしまうらしい。だから専門分野で築いた地位と名声が素晴らしいにもかかわらず、非専門分野では、見るからに未完成で稚拙なものを、躊躇なく世の中に公開してしまうのであった。


●四季   2022.8.01
日本の四季には「夏」と「冬」しか無くなってきているのではないか。暑い!か寒い!のどちらかで、ちょうど良い、という感じの気候だと感じる期間が少ない。このままこの二極化が進んでいき、最終的には「春」と「秋」が地球上から消滅してしまうのだろうか。もはや梅雨は7月、紅葉は12月、桜の満開は3月、という具合に、春秋末梢計画は着実に進んでいるように思える。そして「春」と「秋」は週刊誌の名前としてのみ残ることになるのであった。



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