2023年4月


●ケンカ   2023.4.30
例えばブルースリーのような格闘家がチンピラを次から次へと倒していくシーンというのがある。しかし実際には多少は武芸に秀でていても相手が2人となると簡単には勝てない。プロの格闘家がケンカ自慢のDQN2人と試合をすると負けてしまうのだ。仮に相手が1人ずつ順番にかかってくれば勝てるとしても、一斉にかかってくればどうしようもない。倍の数の手足が攻撃してくるのだ。だからよっぽど腕っぷしの強い容疑者であっても警察官は取り押さえることができるという仕組みになっている。さらに相手が剣や刀だった場合には、多少のスキル差はあっても、相手が複数ではやられる可能性は高くなる。さらに相手が銃だった場合には、お互いに訓練を受けていたとすると、銃の数が多いほうが圧倒的に有利になるはずだ。だからケンカをする前には、味方の数と、敵の数を正確に数えておこう。


●BMWアイス事件   2023.4.29
なぜ外国人だけ?「アイス事件」 中国でBMW非難、展示車の破壊・落書き、そして不買運動にまで広がっている。「なぜ中国人には無料でアイスを配らないのか?」「だって無料でもらえることが知れたら、彼ら人民は大挙して押し寄せて、瞬間的に無くなっちゃうからだよ。でもってあとからもらえなかった人民が暴れるし。」ということなのだそうだ、報道はされないけど。もちろん「なぜ外国人だけ?」の外国人には日本人は含まれない。まだまだ欧米では白人至上主義なのだ、報道はされないけど。


●臭い   2023.4.28
米国の幼稚園で、5歳の園児にキムチ入りの弁当を持たせた保護者に対し、教諭が「不快な臭いがする」と苦情を言っていたことが分かった。これが韓国系住民に対する人種差別ではないかという問題に発展した。確かに「臭い」というものに対する判断は難しい。キムチ入りの弁当がダメならドリアン入りの弁当は?シュールストレミング入りの弁当は?くさやは?ということにもなるだろう。日本の空港に着くと、なんとなく醤油の匂いが漂ってるし、アメリカ中西部の空港ではトウモロコシの臭いが、韓国ではキムチの臭いが、それぞれ何となく漂っている。まあ食は文化なので寛容に受け入れるべきではあるが、他文化の人がどう感じるかということも理解しておく必要はあろう。そもそも臭いというものは、食物を食べていいかどうか判断する器官であるが、普通は「食べてはダメ!」と判断するものが、人によっては、実は「めちゃ美味い!」になるのだからややこしいものだ。


●ネット右翼   2023.4.27
立憲民主党は「ネット右翼的なるもの」に秋波を送って惨敗した。という記事がネット上に散見できたのだが、はたしてネットは右翼的なのだろうか?ネトウヨなどいう言葉もあり、確かにネット上には右翼的な発言や書き込みも見られる。しかしネット上にも同じように左翼的なな発言や書き込みもあるわけだ。ではなぜネット=右翼という印象が強いのだろうか?と、考える前にインターネットが普及する以前のマスコミを見れば分かるだろう。その多くが左翼的であった。朝日新聞、毎日新聞、テレビ朝日、TBS、東京新聞などの地方新聞、などなどだ。NHKやフジテレビも、左寄りの情報を流すこともあった。要するに左寄りで政権に批判的な内容のほうがコンテンツとしてウケたということなのだろう。これは一方的に情報を発信する(押し付ける)マスコミュニケーションだからできたことだ。しかし情報が双方向になり、多くの国民が多くの情報を得られるようになると、それとなく世の中の事象の落とし所みたいな部分が誰にでも見えてくる。理想と現実の違いや、世の中の人間が押し並べて平均的に幸せになるには、どうしたらいいのか?みたいな部分である。それが、それまでの左翼的マスコミュニケーションによる情報発信に慣れていた人々にとってはネット=右翼という印象に映るのだろう。だからネット=右翼ではなく、ネット=左翼ではない=普通の常識的な考えを持った人、が多い、ということなのではないかな。


●エゴサーチ   2023.4.26
GoogleやSNSの検索機能を使って、インターネット上における自分自身の評価を確認する行為のことをエゴサーチという。まあ芸能人や有名人であれば、自分の評価を調べるということも理解できるが、一般人の場合は、エゴサーチして自分の評判を確認したところで何もメリットは無いだろう。リアルの世界でも「自分がどうなふうに噂されているか」を知ったところで対処のしようもないはずだ。仮に「自分の悪い噂」が分かったとしても、リアルの世界では「消す」ことはできないし、「その悪い噂は嘘だ」という噂を自ら発信したところで、より悪い噂が広まるだけであろう。要するにエゴサーチ自体が「エゴイズム」つまり自己の欲望の充足と利益を追求する、利己主義な行為なのだ。まぁそこまで気にするのであれば、自分が他人の夢にどんなふうに登場したのか?までも調べておこう。


●コンパクトデジタルカメラ   2023.4.25
観光地でコンパクトデジタルカメラ(スマホでないカメラ)を持っている人を見かけなくなってから何年経っただろうか。しかし「デジカメ」で画像検索すると大量のコンパクトデジタルカメラが表示される。誰が買うのだろう。ってか、誰も買わないだろう。つまり誰も買わないのだが、作ってしまった以上売らなければ仕方がないから掲載しているだけであり、いずれは廃棄処分ということになるのだろう勿体無い。まあ勿体無いと思う人も多いことだろうが、じゃタダであげるから使うのかといえば、使わないだろう。ただでコンパクトデジタルカメラのメリットと言えば「風の強いときでも使える」ということかな?スマホは強風時の撮影では本体が風で煽られるんだよね。


●給湯室   2023.4.24
給湯室は女子社員のいじめを行うための情報交換の温床であった。しかし今では、女子社員という言い方や、お客さまにお茶を出すという慣習も時代遅れだろう。客に茶を出すのであればペットボトルのほうが衛生的にもコスト的にも良いだろうし、それを提供するのが女子である必要もない。ということで給湯室なるものが不要になってくることだろう。しかしだ、特定の女子社員が集まり他人のありもせね噂や悪口を言い合い、同僚の誰かをいじめるための戦術を練って、自らのストレスの発散や精神の安定を行う場所としての給湯室の役割は今でも重要である。だから給湯室を無くすわけにはいかないのだ。といっても仮に給湯室が無くなったとしても、その役割は更衣室やロッカールームが代行してくれるので大丈夫だろう。


●太陽光発電   2023.4.23
「スマホで買える太陽光発電所」をうたって出資を募ったベンチャー企業「チェンジ・ザ・ワールド」が破産。環境に貢献し農業再生にもつながるという事業内容に賛同した債権者は全国で1万2194人。そもそも太陽光発電って設置費用がかかるわりに発電効率が悪いだろ!ってことがだんだん浸透してきたようだ。真夏の30℃を超えるような気温だと太陽光を直に浴びたパネルの表面は最大70℃~80℃になるそうだ。しかし夜間や曇りでは発電できない。対して加圧水型原子炉は、運転中は常時一次冷却材である加圧水を300℃以上に熱して発電している。火力発電では炉内温度600℃で蒸気タービンを回して発電している。原子力発電や火力発電が自動車だとすれば、太陽光発電は馬車みたいなものだ。今の時代、誰が馬車に乗るのだろうか?確かに馬車はCO2も出さないし環境にも優しいけどね。そして一般的なソーラーパネルの寿命は、だいたい20〜30年程度であるといわれている。これって馬の寿命とほぼ同じである。 原発の寿命は40年から60年になりそうだけどね。


●ネコの語源   2023.4.22
元々は、ネコ、セコ、ヘコ、の3種類がおったそうだ。主にネズミを捕まえるのがネコ、主にセミを捕まえるのがセコ、主にヘビを捕まえるのがへコ、だったのだそうじゃ。しかし時代とともにセコとヘコは減っていき、ネコだけが生き残っているとのことじゃ。イヌには元々は、イル、イタ、イヌ、の3種類がおったそうだ。堂々として落ち着きがあるのはイル、落ち着きが無くすぐにいなくなるもののすぐに見つかるのがイタ、落ち着きが無くすぐにいなくなり見つからなくなるのがイヌ、だったのだそうじゃ。しかし時代とともにイルとイタは減っていき、イヌだけが生き残っているとのことじゃ。イヌの話は嘘じゃが、ネコの話は本当じゃ。


●世界がもし100人の村だったら   2023.4.21
「世界がもし100人の村だったら」が出版されたのは2001年ごろのことだ。完結編が2008年に発売され、2009年には「日本がもし100人の村だったら」も発表され、相次ぐ亜流や似たようなモノで最初の新鮮さは薄れていったのではないか。その後の3.11やコロナで情勢も大きく変わってきて、SDGsとか出てきたので、もはや「世界がもし100人の村だったら」を口に出す人もいなくなったようである。おそらく今現在、「世界がもし100人の村だったら」を数字にしてみると、2001年当時よりも、さらに悪化しているのではないか?と想像する。そして「世界がもし100人の村だったら」を読んで感銘を受けたり、事実を知って「ほんとかよ!」と驚いたのは、たぶん全てが先進国に住んでいる人たちであろう。安全な水が飲めずに屋根の無い家に住んでいる人たちは、「世界がもし100人の村だったら」という本があることも知らずに、2001年も2023年も、相変わらず、安全な水が飲めずに屋根の無い家に住んでいるのだろう。


●預金   2023.4.20
額に汗して身体に鞭打って馬車馬のように一生働いた。爪に火を灯して徹底的に節約して質素な暮らしを心がけてきた。結果、リタイアした時には数千万円の預金ができた。しかしその預金を一銭も使うことなくポックリと死んでしまった。それでは勿体無いということでポックリと死ぬのではなく、生きてるうちにボケてしまうことにした。結果、家では面倒が見きれなくなり施設に入居した。一般的に施設の一泊の使用料は高級ホテル並みである。保険適用なので全額支払うわけではないが、何年も施設生活が続けばバカにならない額になる。そして施設内で転んで骨折したり誤嚥性肺炎になったりすれば病院に入院になり、その間は施設と病院の入院費をダブルで支払うことになる。仮に施設を解約すれば、退院後にまた新たな施設との契約金が発生する。こんな生活が何年も続き、死んだときには、数千万円の預金はほぼ無くなっていた。では仮に預金がゼロでボケてしまった場合はどうなるのか?それで私財を売り払って一文なしになったとか、膨大な借金を作り路頭に迷ったという話は聞かない。つまりボケたところで何とかなるってことだ。つまりどの道、預金なんて意味がないってことになる。


●フォロワー   2023.4.19
twitterでもInstagramでも毎日投稿するという努力を続ければ「いいね!」も増える。しかし当然のことだが投稿をしなければ「いいね!」はつかない。そして①よほど面白い投稿。②投稿する人間が有名人である。の、2種類以外では、毎日投稿する努力だけでの「いいね!」は頭打ちとなる。ではどうするのか?といえば、頻繁(できるば投稿するたび)に他の人をフォローして、コメントしたりして、自分のアカウントを中心として「人の輪を作る」ぐらいの目標が無いと「いいね!」は増え続けない。自分が幸せになるには、まずは他人を幸せにする、という、人間付き合いの基本は、オンラインでもリアルでも同じだ。


●隕石   2023.4.18
月面には多くのクレーターの跡がある。「あのクレーターは隕石が衝突した跡なんだってさ」との説明に対して「へえ〜そうなんだ」で会話が終わってしまう人。おいおい「じゃ、地球はどうなんだ?」という疑問はわかないのか?ということだ。表面積が月よりも広く、質量も大きい地球には、もっと多くの隕石が飛来しているはずだ。ただし地球には大気があるので、そこで多くの隕石が燃え尽きてしまうのと、水や地殻変動があるので跡は残りにくい。とはいえ、いずれにしても今現在でも地球に向かって飛んでくる隕石や小惑星は後を経たない。恐竜を絶滅させたユカタン半島に落ちた直径約160キロメートルの隕石であれば、予め観測も可能なのだそうだが、直径100メートル程度の隕石は観測できないそうだ。2013年ロシアのチェリャビンスク州に落下した隕石は直径17mで大気圏で爆発。その衝撃波で地上の多くの窓ガラスを破壊した。2018年にはベーリング海上空で大きな隕石が大気圏で爆発。そのエネルギーは広島型原爆の10倍超と推測されている。いずれも侵入角度がもう少し深かった場合には地上に直接落下したのではないかとも言われている。そうなれば都市1つを全滅させるのに十分な威力である。というように常に危機的な状況にあるにもかかわらず、地球上の国家がミサイルを撃って他国を攻撃したり、威嚇しているという行為の、なんと愚かで滑稽なことよ。


●チャットGPTの使い方(2)   2023.4.17
チャットGPTが登場する以前でも、人は色々なテンプレートや例文章を利用していたはずだ。季節の挨拶、冠婚葬祭のお祝いやお悔やみの文章、請求書や領収書のExcelやWordのテンプレート、などなどだ。これらはゼロから考えるよりもテンプレートを利用したほうがクウォリティも上がるし、時間も短縮できる。そういう意味では「辞書」も作文する上でのテンプレートである。そうなると「百科事典」も「インターネット」もテンプレートと言える。ということはその「インターネット」というテンプレートを、より使いやすく効率的に集約したのがチャットGPTであろう。そしてテンプレートに共通しているのは、そのままコピペして使ってはいけないということだ。例えば「Google翻訳」でも、翻訳された文章をそのまま書いたのでは読んだ相手に通じないことも多い。やはり自分で検証して自分なりにアレンジしなければいけない。ということで「チャットGPTは使ったらダメだ!」という人は、「辞書は使ってはダメだ!」と言っているのと同じようなものである。


●チャットGPTの使い方(1)   2023.4.16
チャットGPTは完全無欠ではない。色々と細かい部分での間違いもある。だからチャットGPTの出した答えをそのままコピペして使うのは危険である。チャットGPTの出した答えを参照しながら自分なりの答えを考える、またはチャットGPTの出した答えを添削しながら推敲していく、とりあえずはチャットGPTに叩き台を作らせる、テンプレートを作らせる、といった利用方法が効果的であろう。もはやこれだけ話題になっているのだから利用禁止にはできないし、利用禁止にしたところで、チャットGPTを使ったかどうかの検証のしようもない。だからどうやって効果的に利用するかを考えるしかないのだ。まあ、基本的に「頭の悪い人間ほど人の言うことをすぐに信じる」のだから、頭の悪い人間ほどチャットGPTの出した答えをそのままコピペして使うことだろう。そんなことをしているから頭の悪い人間は頭の悪い人間のままなのだろう。


●平均身長   2023.4.15
埼玉県川越市に旧山崎家別邸という重要文化財の建築物がある。大正末期に建てられたものだそうだ。そこで驚くことは「大正時代の人、チッセェー!」とことだ。梁とか低くて頭ぶつけるし、洋風の椅子なんか座ったらケツが抜けなくなりそうだ。当時の成人男子の平均身長が160cmだったそうなので確かに今より一回り小さくできていたのだろう。開業当時の東海道新幹線の0系車両はシートの間の空間が狭く、乗っていると膝が痛くなるので、自由席の場合、新しい車両(100系)が来るまで、やり過ごしたという記憶がある。東京⇔大阪間を0系に乗っているのは本当に辛かったし外人とかはどうしていたんだろう?とも思う。しかし100系が改良されたということは、その間にも日本人の平均身長が伸びたのではないか?少なくとも大正時代から現在までの間に10cmも伸びているということは、進化としては異常な速さの変化なのではないか。これから資源も食糧も不足することが予想される中で、こんなにはやくデカくなってはダメだろう。


●ブサイク   2023.4.14
衝撃映像系動画サイトの自殺ライブ。そのコメント欄を見ると「こんなに可愛い子なのに何で?」「美人なのに勿体ない!」とか書かれている。解釈によっては「ブサイクやブスは死んでも勿体なくない」となる。美しいというのは、基本的には標準に近いということで、標準に近いものが好まれるということは、より安全で間違いのない子孫を残すための本能であるのだから仕方がない。ブサイクが美人を僻んだり、不平等や不公平を訴えたところで、美人が好まれるというのは人間の本能であり、DNAに書かれていることなのだから仕方がない。しかしブサイクにもブサイクの役割がある。仮に村が何者かに襲われて、多くの女性が連れ去られたとする。しかしブサイクは連れ去られないので村に残ることができる。「えっ、それじゃその村の子孫はみんなブサイクになってしまうのでは?」大丈夫、そのうち突然変異で美人も生まれるだろうから。


●チャットGPT   2023.4.13
「こんにちは!私はチャットGPTです。私はOpenAIによって訓練された言語モデルで、自然処理タスクにおいて高度なパフォーマンス言語を発揮します。ユーザーの役に立つ情報を提供することができます。どうぞお気軽にお話し下さい!」と、これはチャットGPTの「チャットGPTに関するコメント」と質問したら出てきた回答だ。マスコミではもっぱら「凄いすごい!」と騒がれているようだが、どうってことはないようでもある。しかし「凄いすごい!」と騒がれる以前に使ったとしたら、やっぱり「凄い!」と感じたのかもしれない。いやいや騙されてはいけない、凄いのはチャットGPTではなく「中の人」だ。


●感動   2023.4.12
人間にはなぜ寿命というものがあるのか?という問題。好きな音楽というのは、(音楽業界関係者でない限り)普通は子供の頃、学生の頃、に聞いた曲を、中年になっても老人になっても繰り返し聞いている。また何かを見て感動した、というのも学生の頃までが多いはずだ。要するに年をとるに従い、感性が薄れ何事にも感動しなくなる、ということらしい。これは「経験を重ねる」ことと、トレードオフの関係にもあるようだ。そして仮に150年とか200年とか生き続けた場合には、何事にも全く感動しない無機質人間になってしまう。何事にも感動することなない人生なんて、生きている価値があるのかよ!ということだ。そのことに気づく前に人は死ぬのだ。


●南海トラフ地震   2023.4.11
今後30年以内に発生する確率が70から80%と言われているが、記録が残っているのは①1605年の慶長地震、②1707年の宝永地震、③1654年の安政東海地震、④1946年の南海地震、と続いてきている。間隔は①〜②=102年、②〜③=147年、③〜④=92年、なのでこのサイクルでいけば次回は2038年〜2093年ということになる。つまり2038年から55年の間に、ほぼ間違いなく発生するということになる。今後30年以内に70から80%という曖昧な表現が目眩しなのか責任逃れなのかは分からないが「過去の例からすると2038年から以降55年の間に発生する」と言ってしまったほうが分かりやすいだろう。また南海トラフ地震が発生した時の死者は30万人と言われているが、過去4回では不正確な数字ではあるものの1000〜5000人となっている。まあ何と言うか大本営発表は被害は大袈裟、時期は曖昧、のようだ。


●パートのおばちゃん   2023.4.10
ファミレスでの恐らくパートのおばちゃんたちの会話。「だからさー、店長は完全に本社側の考えだから、私たちの言うことには聞く耳なんか持ってないのよ。だから何言っても無駄無駄!」なのだそうだ。ツッコミどころ満載である。まず店長は正社員だとすればトップダウンの会社の指示に従うのは当たり前である。そしておばちゃんたちの知らないところで会社に対して職場の改善要求や時給の値上げ要求をしているかもしれない。聞く耳も持たないって、面と向かって正式に何かを要求したこととかあるのかな?あったとしても聞いてる方が「何言ってるか分からない、という内容ではなかったのではないのかな?だから何言っても無駄なのは、何を言いたいのかを分かりやすく相手に伝えてないから無駄と感じるのではないのかな?あたかも店長は悪代官のように聞こえるが、今の時代に悪代官のような人は滅多にいないし、大抵は普通に常識のある真っ当な人であろう。そして悪態をついていたパートのおばちゃんも、ワガママなクソババアというわけでもなく、職場に戻れば普通に愛想よく仕事をする頑張り屋のパートのおばちゃんなのだろう。ただファミレスでは腹が減って凶暴になっていて、食事を始めても、まだ満腹中枢が脳に伝わる前だったのだろう。


●ジェンダー平等(2)   2023.4.09
「米の飯と女は白いほど良い」「女の賢いのは知れている」「女は若いに限る」などなど、日本には男から見て女性を評価するようないかにも男尊女卑な諺がたくさんある。ジェンダー平等とは掛け声ばかりで、前期の諺のようなことを本気で思っている、田舎のおっさんはまだまだ多い。「妻を娶らば才長けて、見目麗しく、…」というような歌が今でも歌われていることに疑問を持たないおっさんも多いことだろう。疑問に思われず使われている女性を蔑む言葉として日本を象徴しているのが、野球でキャッチャーのことを「女房役」と呼ぶことだ。高校野球の中継でも解説者が普通に使っているのを聞いていると、真の日本のジェンダー平等はまだまだ遠いと思わざるを得ない。


●ジェンダー平等(1)   2023.4.08
イスラムでは女性はスカーフをかぶって外出しなければいけない。この規則を破れば罰せられる。男性にこの規則は無い。これって明らかな女性差別であろう。しかし世界の4人に1人はムスリム(イスラム教徒)である。残りの3人のうち1人はインド人である可能性が高い。インドでは同じ犯罪でも女性のほうが罪が重い。これは女性差別というより男尊女卑であろう。残りの2人のうち1人は恐らく中国人だ。中国では女性の社会進出が進んでいる。女性の高等教育(大学、短大など)進学率は男性を上回っている。しかし一方では「子どもの日常生活の世話」を母親が担っている割合は76%だそうだ。残りの1人はジェンダー平等が進んでいる欧州である可能性もあるが、南米やアフリカである可能性もある。西アフリカのいくつかの国では今でも一夫多妻が法律で認められている。世界がジェンダー平等になるのは、まだまだ先のハナシである。


●トイレのピクトグラム   2023.4.07
ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、文化、身体の状況などに関係なく、誰でもが感覚的に分かりやすく使うことのできるデザインにことだ。ということは、要するに「文字を書くな!」ということだ。とはいえ工業製品でも公共施設でも、全くの文字無しでは全くもってイミフなものになる。その象徴がトイレだ。
これは分かりにくいので有名
これは分からない!
知識がないと文字があるのに分からない
GENTLEMA”N”とLADIE”S”なのだそうだ
Female、Male、Half?
色弱の人には絶対に分からない
古代エジプトかよ


●プロ野球   2023.4.06
WBCの日本の活躍により、プロ野球の見方が変わった。今まではNPBで特定のチームを応援していたものが、今年から「みんな頑張れ!」的な視点で見るようになったのではないか。それからMLBの試合結果も気にするようになったようである。エンゼルスの大谷だけではなく、レッドソックスの吉田、メッツの千賀、カージナルスのヌートバーなどなどNPB同様に試合経過を確認している人も増えたのではないか。ひと昔前までは、野茂やイチローの選手個人だけの情報だけが入ってくれば、それで良しだったものが、チームとしての勝敗や順位を気にするようになってきたというのは、やはりWBC効果なのではないか。逆にNPBにやってきた助っ人の外人選手に、ひと昔前ほどの期待はしなくなったかな。


●ヘルメット   2023.4.05
自動車でシートベルトをするのは今では当たり前になっているが、日本では1969年にすべての新車に必ず運転席にシートベルトを取り付ける法律が発令され、1971年には高速自動車道・自動車専用道を走行するときは、運転席のシートベルトの着用が義務である法律が発令され、1984年には一般道でもシートベルトの着用の義務化され、1987年には一般道で運転席と助手席同乗者が、高速道路で助手席同乗者がシートベルトを着用していなかったら免許の点数が減点1という法律ができた。と、ここまで18年かかっている。そして1970年ぐらいまでは、だーれもシートベルトをしていなかった。シートベルトをしていると周囲からまるで「臆病者」のような目で見られた。1971年以降は多くのドライバーが高速ではしかたなくシートベルトをしていたものの、そのほとんどは高速を降りると、すぐにシートベルトを外していた「あー、鬱陶しかったぁ」とか言いながら。人間は急には今までやってきたことを変えられないものである。従って今の時点で自転車のヘルメットの装着率が4%というのも、まあまあの数字なのではないだろうか。新興国ではスクーターやオートバイでもノーヘルで乗っている人たちが、まだたっくさんいるし。


●Gutenbergエディター   2023.4.04
WordPressのエディターにGutenberg(グーテンベルク)が採用されたのは2018年12月のことである。しかし2023年現在、クラシックエディターのプラグインをインストールして、クラシックな環境で使っている人も少なくない。やっとのことで操作を覚えたクラシックエディターが、Gutenbergに急に変わったんでは面食らうということだろう。従ってクライアントがクラシックエディターを使っている場合、同じくプラグインをインストールして、クラシックな環境を作ってあげないと、クライアントが使えないということになる。WordPressを使い慣れた人にとっては「まだそんな人間がいるのかよ?」ということになるが、クラシックエディターを愛している人は少なくない。クラシック音楽が今でも愛されているように、なのだそうだ。


●選挙   2023.4.03
統一地方選挙が告示された。きっと投票率が低いであろうことは予測できる。なぜ低いのか?と、それは投票日が日曜日だからではないのか。サラリーマンにとっての日曜日は大事な大事な休息の時なのだ。その貴重な時間を割いてまで投票に行くか?ということだ。だったら期日前投票に行けばいいのではないか?という意見もあるが、だったら投票日を決めないで、投票期間として、期間内の好きな時間に行くようにすれば良いのではないかな。というかいずれはオンライン投票になるのだから心配することもないか。今のところ国政選挙でオンライン投票を実施しているのは人口130万人のエストニアだけだが、今の小学生が成人するころには日本でもオンライン投票になっていることだろう。にもかかわらず小学生に「投票用紙の書き方」を教えている小学校は何を考えているのやら。


●寄附   2023.4.02
ある税理士の話→申告書を見るとやたらと寄付をしている人が一定数の割合でいるとのこと。寄付は経費とみなされるため節税対策の一環で寄付をしているのかと思いきやどうやらそうでないことが多いとのこと。彼らは「寄付マニア」なのだそうだ。どこかに困っている人がいる。→何とか助けてあげたい。→直接は何もできないので寄付という方法で助けてあげる。→助けてあげた自分は良いことをした。→良いことをした自分に満足する。という心理なのだそうだ。結局は自分大好き人間ということらしい。そしてその税理士は→大した売り上げもないのにやたらと寄付をしているのはバランス的によろしくない。→寄付なんてもんは本当に困っている人の元まで届くかどうか?なんて分からないし検証のしようもない。→確かにそのとーり!であろう。


●いかに寂しいことか   2023.4.01
メールを出しても返信がない。SNSに投稿しても反応がない。こういった日が2〜3日続くと、妙に寂しい気分になり、孤独感を味わうことにもなる。メールも出さずにSNSに投稿もしなければ、そんなこともないのだが。しかし考えてみれば、家族や恋人でもない限り、相手のことをいっときも忘れないなどということは無い、なんていうことは無いのだ。所詮友だちなんてそんなものだろう。そう考えてみると、家族がいないということは、いかに寂しいことか。また家族はいても、お互いに全く会話がない、とか、食卓を囲むことがない、というのはいかに寂しいことか。ということがインターネットを通じて、間接的に分かってくるというものだ。





BACK

メニュー