2023年6月


●Gmail   2023.6.30
Gmailはもはや使っちゃダメだろう。Gmailから送信したメールは勝手に受信者側の迷惑メールフォルダに入るし、Gmail宛に送信したメールのほとんどが「Mailer-daemon」で返ってくる、が、ちゃんと送れていたりそうでなかったりもする。これがグループメールやメーリングリストとなると尚更顕著になる。また添付ファイルがある場合にも不達になることも多いようだ。そもそもがOutLookがタコだったため、Windowsユーザーの多くがGmailを使うようになったためにその反動は大きい。なので現状ではメーリングリストに普通に1本投げると、数十本の「Host not found」(そのほとんどがGmailアドレス)が返ってくる有様だ。こんな状況であるにもかかわらず、こんな不便な体験を何度もしたにもかかわらず、まだまだ多くのGmailユーザーがGmailを使い続けているのはなぜだろうか?いつか元通りになるとでも思っているのだろうか?いやいや当面は元に戻ることはないので、さっさと使うのを止めればいいのにね。一人がGmailを使うことで10人のネットユーザーに迷惑をかけていることを意識しよう。


●算段   2023.6.29
何かを始めなければならない。その何かは仕事であったり宿題であったりするのだが、その何かをする前に、とりあえずコーヒーを一杯飲んでおこう(ってさっき飲んだばっかりじゃん)とか、天気予報を見ておこう(ってどこにも出かける予定は無いじゃん)とか、LINEのトークを確認しておこう(って5分前にも見たじゃん)とか、その何かを始めないで済む算段を色々と考えるのであったが、その算段がいよいよ無くなったときに、仕方なく(泣く泣く)その何かを始めるのだあった。しかし世の中、算段を、毎日毎日たくさん思いつく人が多いことといえばありゃしない。それが無ければ、もっともっと世の中効率的に回るはずである。


●50代男性   2023.6.28
「年功序列で出世し、一家の大黒柱としてバリバリ稼ぐ」というのがかつての50代男性の一般的な姿だった。しかし今では「出世も結婚もできず、気がつけば、趣味に走るしか人生の目標も目的もなくなってしまった」というのが現在の50代男性の一般的な姿になりつつあるようだ。やがて年老いた両親の介護に追われるようになり、やっと看取った後には、今度は自分が介護される側になる。しかし介護してくる身内はいない。「いったいオレの人生、何だったんだろう?」と問いかけるも聞いてくれる人もいない。そうして一人静かに死んでいった後には、走った趣味で集めた対象の〇〇を、業者が機械的に廃棄処分するだけなのだ。中にはそれなりの高値でメルカリとかで売れるものもあるだろうが、廃棄処分業者だって、そんなものを分別しているヒマは無い。「いったいオレの人生、何だったんだろう?」


●アニメ   2023.6.27
イラストが描ける人、動画編集ができる人、ナレーションや声優ができる人、コピーライトができる人、が集まって「趣味でアニメを作ろう!」ということになった。結果、そのアニメは完成することがなかった。アニメ作りには膨大な時間と労力を要す。そしてアニメ作りのための専門の知識やノウハウもある。機材やスタジオも必要だ。参加者全員の犠牲的な精神やチームワークも必要だ。何度かの失敗を重ねた後でなければ普通はできないだろう。そして最も難しいのは、いかに利益を出すかということだ。理想だけを追い求めていたのでは利益は出ない。各制作工程の中で、いかにコスパの高い方法を選ぶのか?ということが重要となる。趣味でやっているのだからコストは考えなくていい!とか言っているから、永遠に完成しないのだよ。


●同性愛者   2023.6.26
「同性愛者が認められるなんて世も末じゃ!」と嘆く老人。もちろんそんなことは公で口に出せないことは分かっているが、内心ではそう思っているのだろう。そもそも同性愛者というのは昔からある一定の割合で存在しているとのこと。そして同性愛者を生理的に受け入れないという人間も一定の割合で存在している。同性愛者というのは、人類が進化の過程で異常に個体数が増え過ぎてしまったときの制御するためのプログラムであり、同性愛者を生理的に受け入れないという人間は、個体数が増え過ぎていないときの同性愛者を排除するためのプログラムなのだろう。どちらも人類が生存し続けるための重要なプログラムなのだ。


●ネット民   2023.6.25
ネット民は国民ではないと思っている人がいる。ネット民はインターネットを利用して好き勝手な発言をしている一部の若者なのだそうだ。そしてネット民を批判する人間は総じて高齢の左寄りの思想の持ち主で自らはインターネットを利用しないで、他のマスコミから断片的に入ってきた情報を元にネット民を批判している。しかし実際のネット民は「一部」でもないし「若者」でもない。電車に乗ってみれば分かる。スマホをいじっているのがネット民で、新聞を読んでいるのがネット民ではない人だ。その割合を見ればネット民ではない人がいかに少数派であり世の中のほとんどの人がネット民であるということは一目瞭然だ。そして、流石に70代とか80代にはネット民は少ないが、その他の年代はほとんどがネット民だ。ネット民とて今に発生したわけではないので高齢化も進んでいるのであった。


●有名人の不倫   2023.6.24
最近「有名人の不倫がニュースになるのは日本だけ?」という疑問を持つようになった人も多いことだろう。調べてみると、不倫は世界中で起こる人間の行動であり多くの国や文化で問題とされているそうだ。そして、有名人の不倫は世界中のメディアで報道されているとのこと。ただし、一部の国では、有名人の私生活やスキャンダルについて積極的に報道する傾向もあるが、個人のプライバシーに対する尊重が強調され、有名人の私生活については控えめに報道されることもあるみたいだ。まあ、いずれにしても、有名人の不倫は恒久的になくならないものなのだろう。なくなるとすれば、一夫一妻制がなくなり、パートナーサブスク制とかパートナーシェア制とかになった時だろう。いずれも、まだちょっと先の話しのことのようだ。


●マイナンバーカード   2023.6.23
大学の授業でのHTMLのコーディング。多くの学生が文字列のタイプミスでちゃんと動作せずに四苦八苦する。その量はA4の用紙1枚にも見たない。行数にしたら100行以下である。それでも一語一句間違えずに正確にタイプするのは、非行に難しいということだ。タイプミスにも色々な種類があるが、共通しているのは提出期限が迫れば迫るほど焦ってパニくってタイプミスが見つけられなくなるということ。たかが100行にも満たないプログラムですら、こんな状況なのだ。そしてそこで学生が学ぶこと。それは「100行のプログラムですら、こんなにタイヘンなのだから、マイナンバーカードをきちんと動くようにするプログラムを作るということは、もんのすごくタイヘンなはずだ」ということだ。


●日本の高齢者   2023.6.22
「日本の高齢者は本当に怠惰だと思います。高齢者の診療をしていて実感します。スマホもタブレットも幼稚園児でも使えるものを本当に使えないならまだしも最終的には使えるようになるのに言い訳ばかりして使おうとしない。怠惰というほかありません。」という医師のTwitterが話題となっているようだ。これに対するコメント「単に幼稚園児以下という可能性」「その通り二言目には分からないというが、そもそも覚える気がない」「タッチパネル使えなくて切れるのは老人、まじ害獣」「私パソコン分からないからーってアピールして仕事を他人に押し付けようとするババアもよくいるよな」「病院を全部スマホ予約にしたら?若しくはスマホ予約以外は保険適用外に」「お前らいっつもセルフレジ使えない老人をボッコボコにぶっ叩いてるのに今回は優しいな」「スマホどころかマイナンバーカードも使わないからな」などなど、同意の意見がほとんど。と、まあ高齢者という一括りで考えてはいけないという面もあるだろう。高齢者であってもしっかりICT化に対応している人間もいるし。しかしどの年代でも最も占める割合が多いとされる、所謂「中の下の層」の行動が社会的に目立つということだろう。


●ピクニック   2023.6.21
ピクニックは日本語では遠足、屋外で食べる食事、散歩などの途中に野外で食事をすること、自然豊かな場所に出かけてあらかじめ詰めて運んだ食べ物をそこで食べること、などの意味であえるようだ。野掛け、磯遊び、花見、とかも、同じような意味なのだろう。しかし「ピクニックに行く」という言葉を聞くことはなくなった。バスケットにサンドイッチを入れて女子は白いふりふりの服を着て、みんなで口笛を吹きながら行くのがピクニックのイメージだ。第二次対戦中、日本軍の風船爆弾がアメリカ本土に到達し、その正体を知らずに不発弾に触れたピクニック中の民間人6人が爆死した。それ依頼、用もないのにピクニックには行かないようにしよう!という風潮が高まったという話は嘘である。いずれにしても食事は家でしよう。


●重要なお知らせ   2023.6.20
「重要なお知らせ」と書かれた郵便物。何だか知らんがパンパンに膨れた封筒に何枚もの紙が入っている。「オレこういうの読まないで捨てるんだ」と言うのは梅沢富美男だけではない。ほとんどの人が読まないで捨てるだろう。こういうものを郵便物で送りつけてくるヤツの、無神経さ、無頓着さ、愚鈍さには腹が立つ。文字を読むというのは労働であり、その労働を無報酬でやらせようという行為は、愚行と言わずを得ないだろう。だから送りつけられたほうはカチンときて即座にゴミ箱行きとなるのだ。せめてメールだったら音声読み上げアプリに読ませて聞いていればいい!ということもできるのだが。無闇にゴミを増やして、無意味に紙という資源を浪費しているだけだ。紙はケツを拭くときのためにとっておけ、ちゅーの。


●講義   2023.6.19
講義を行なっているとき「誰も聞いてないな」と感じる瞬間がある。そのときには実際に誰も聞いていないのであろうが、それを証明する術はない。おそらく所属団体から動員をかけられて興味もないのに聴きに来た、その教室に居ることで単位をもらえるということで聞いている(ふりをしている)というだけなのだろう。こういう講義って世の中にあまりにも多くはないだろうか?必要としている人間だけに必要な内容を講義するというふうにすれば、世の中もっともっと効率的に回るはずである。特に偏差値が底辺の高校の授業などでは、まったくもって「だーれも聞いてねーよ」という授業が毎日毎日毎日繰り返し行われている。こういった「誰も聞いてない授業」を、そうと分かっていても毎日毎日毎日繰り返し行わざるを得ない先生もかなり辛いはずである。まともな人間であれば自分のやっていることの意義や自分の存在意味がわからなくなって精神が崩壊してしまうことだろう。または精神が崩壊しないようにすることだけに注力して鍛錬を重ね、無敵の精神力を確立している、のかもしれない。そう考えると「だーれも聞いてねーよ」という授業が毎日繰り返し行われていることで、教える側の精神力が鍛えられる、ろいうことになり、そういう意味では少しは意味のあることなのだろう。


●ふるい分け   2023.6.18
高齢者には絶対に出来ないであろうことが増えている。マイナンバーカードを作ってマイナポイントがPayPayのウォレットに振り込まれるようにするとか、e-Taxでネット上で確定申告を制作して商工会で税理士にチャックしてもらって送信するとか、高齢者には絶対に出来ないであろう。Zoomにオンライン会議で参加するということさえできない高齢者がほとんどである、というかそれ以前にパソコンとスマホが使えない高齢者もたくさんいるし、インターネットというものを正しく理解していない高齢者も大半であろう。QRコードですら彼らは使い方を知らない。かといってその高齢者をフォローするシステムや人員を整えていく余裕が若者にあるのか?というとそんなヒマはない。若者だって次々と登場する世の中の新しいシステムに追従するだけでも忙しいのだ。というか若者であっても、マイナンバーカードを作ってマイナポイントがPayPayのウォレットに振り込まれるように設定できない人間は少なくないのだ。総じて世の中が「できる人」と「できない人」の「ふるい分け」が着実に行われているように感じられるのだが、どうなのだろうか。ただ、「できる人」はできるまでやる、「できない人」はすぐに諦める、という単純な違いでもあるようなのだが。


●AI   2023.6.17
論文やプログラム、挨拶文などはまずはAIに書かせる。多くの場合、そのまんまでは使えないので、人間が手を入れて完成させる。イラストや漫画もまずはAIに描かせる。多くの場合、そのまんまでは使えないので、人間が手を入れて完成させる。音楽もまずはAIに作曲させる。多くの場合、そのまんまでは使えないので、人間が手を入れて完成させる。これらのどこに問題があるのだろうか?というかそういう時代に既になっていて、AIは制作時間を大幅に削減させるためのツールとなっている。料理を作るときの、コンロや炊飯器、電子レンジや冷蔵庫、みたいなもんだろ。「著作権だ!」ってそれは一種の「現象」みたいなもんだから、みんなが工夫をして、いずれ解決するだろう。否定しているヒマがあったら、まずは使ってみろ!ってこった。


●チャレンジ   2023.6.16
どんな政党であれ会派であれ無所属であれ、選挙で立候補する人は「偉い!」と思う。チャレンジしない人にはチャンスはおとずれない、ということだ。もちろんいきない立候補して当選するのは難しい。何度も何度もチャレンジしていくうちに、だんだんと知名度を上げていき、信頼を得ていき、地盤を広げていき、仲間を増やしていき、お金も貯めていって、やっとのことで当選するわけだ。そこまでのチャレンジ精神と、諦めない気持ちと精神力は尋常ではないことだろう。しかしその候補者の選挙事務所に行くと、チャレンジせずにチャンスもおとずれなかったにもかかわらず、口だけは一丁前の、候補者になれなかったおっさんたちが、たくさんいるのには驚く。そのおっさんたちは、候補者になりたかったが、その勇気とチャレンジ精神がなかったためになれなかったにも関わらず、「あいつはオレが当選させてやったみたいなものだ」「あいつはオレの言うことは何でも聞く」とか、候補者のことを「あいつ」呼ばわりして、あたかも候補者よりも自分のほうが偉いと言わんばかりだ。そしてそれを曰いたいばかりに選挙事務所に毎日来て、事務所の仕事は何もしない。というのがチャレンジしなかった人、の結末である。


●個人情報   2023.6.15
LINEを使わない人の言い分が面白い「韓国に個人情報が濡れる」なのだそうだ。インターネットが普及しはじめたころ、インターネットを使わない人の言い訳も「個人情報が濡れるから」だった。確かに漏れない可能性は100%ではないかもしれない。熟練した巧妙なハッカーであれば情報を盗み出すことができるかもしれない。しかしハッカーにも選ぶ権利がある。ハッキングした情報が何らかのかたちでカネにならなければハッキングはしない。昔のような所謂「愉快犯」は今時はいないし、仮に愉快犯だとしても、あんたの情報をハッキングしたところで愉快な気分にはなれないだろう。貧乏な家は泥棒に狙われないのと同じで、あんたの個人情報が狙われることはないから安心していいのだよ。


●無断転載禁ず   2023.6.14
Instagramに「無断転載禁ず」と表記している人がいる。確かに作者の承諾無しに無断転載することは違法だ。そしてInstagramの画像は普通にダウンロードしたりD&Dでデスクトップに保存できないようになっている。しかしスクショの画像で簡単に保存ずることができる。いくら「無断転載禁ず」と書いたところで物理的に無断転載することは可能なのだ。が、その前に、誰がそんなショボい作品を無断で転載しようと思うのか?を考えたほうが良い。電子書籍が普及しはじめたころ、「電子書籍を出版したいのだが、電子だけに無断でパクられるので、どうしようかと悩んでいる」という人がいた。が、その前に、誰がそんなショボい作品をパクろうとするの?ということだ。実際に出版して、そこそこ売れてから考えろってもんだ。こういうのを「捕らぬ狸の皮算用」と言うのだ。いずれにしても制作物というのは、作った人の苦労とは裏腹に、見る側、読む側には、ほとんど価値のない物である場合がほとんどなのだ。


●口は災いの元   2023.6.13
「不用意な発言は自分自身に災いを招く結果になるから、言葉は十分に慎むべきだという戒め」というのが、「口は災いの元」という諺だ。しかしこの諺がもっとも当てはまるような人間に限って自身の不用意な発言によって自分自身に災いを招きながら生きているようだ。そしてその災いは「〇〇のせいだ!」とか「自分は悪く無い!」とか「不可抗力だ!」とか不用意な発言を繰り返すことによって、さらに自分自身に災いを招く結果になっている。「目は口ほどに物を言う」とは、「目は口以上にその人の感情を表す」という意味の諺だ。 口では肯定的なことを言っていたとしても、その仕草や目つきから本心でないことが感じられることがある。 このように、目つきや眼差しが雄弁にその人の感情を物語っている様子を、「目は口ほどに物を言う」ということだ。そしてこれはどんなに目で物を言ったところでエビデンスは残らないから有効なはずなので、口で災いを繰り返している人間は、今後は目で物を言うようにした方が良い。しかし愚かな人間ほど先に口が開いてしまうようだ。脳からの距離は口の方が遠いはずなのにね。ま、要するに口で災いを繰り返している人間は脳から発せられるコマンドではなく、口そのものが勝手に発しているプロトコルなのであろう。


●世界の自動車運転免許   2023.6.12
取得までの最も難易度が高いのはクロアチア、最も簡単なのがメキシコだそうだ。ヨーロッパが難しく南米が簡単なのかといえばそうでもないようだ。ブラジルは難易度が世界2位なのだそうだ。日本でもハワイで免許を取る、なんて人もいるようにアメリカもかなり緩いようだ。メキシコは一部の州を除き、書類と手数料だけで運転免許を取得でき、運転年齢は15歳から。一部の州では筆記試験・技能試験があるが、10問中7問正解すれば合格となる簡単なものなのだそうだ。また、メキシコ国内ではどの国の運転免許も通用するとのこと。メキシコに次いで簡単と評価されているのはカタール。14歳から免許を取得でき、試験にかかる費用は41ドルなのだそうだ。インドは以前はお金を払うだけで運転免許を取得できたが、交通事故の多発により、現在では実地試験が行われているとのこと。中国は「難しい!」という意見と「簡単!」という情報が錯綜している。おそらく「日本に比べて」と「日本人が取得するには」などがあるのと、省によっての違いや時代によっての違いなどの情報が混在しているためであろう。ただし中国では70歳になると自動的に自動車運転免許は消滅するそうだ。ここだけは日本も見習いたいものだ。


●人類と人間   2023.6.11
人類は地球上で何かの変化が起こったときに対応できるようにできるだけ多くの変異種を生み出して常に準備をしている。しかし人間はできるだけ標準に近い形体でいたいと願っていて変異種を迫害しようとする。もしも人類の思惑通りに多くの変異種がそのままの状態で繁栄することができたならば変異種ではない個体も含めて全個体が生存し続けるのは困難になるだろう。逆に全ての人間が標準に近づいていけば地球上の変化についていけなくなり人間は滅亡してしまうことだろう。というか全員が標準になってしまった場合の個の存在意味がなくなってしまうであろう。ということで人類と人間は絶妙な駆け引きとバランスの上に成り立っているということだ。


●画像生成AI-2   2023.6.10
画像生成AIは凄い!しかし画像生成AIと名乗ってはいるものの凄くないのもあるようだ。何かの画像をアップロードして、そこにいくつかのテキストを追加することでそのテキストの内容に応じてアップロードした画像をアレンジしてくれるというサイト。これって予めアップロードされている大量の画像の中から、それっぽいのを選んで提示しているだけなんじゃないの?というやつだ。で、その予めアップロードされている大量の画像を描いているのが、昨日の、食っていけるだけの職があるわけないイラストレーターなのだろう。もっとも「イラストAC」などのサイトでも、フリー素材を提供しているイラストレーターは無報酬のようである。ユーザーがそのイラストをダウンロードするときに作者の名前が出るだけなのだ。それでも多くの小作人イラストレーターが画像を提供し続けている。だから画像生成AIが登場したからといってイラストレーターの仕事がなくなるわけではない。その仕事が食っていけるかどうかのものであるかは別にして。


●画像生成AI-1 2023.6.09
画像生成AIが話題になっている。このままでは世界中のイラストレーターや漫画家が職を失うのではないか?ということも容易に想像できる。AIに作品をパクられた!と訴えたりするイラストレーターも出てきた。しかしAIにパクられる前に、そのイラストレーターが描いた作品って、pixivに大量に投稿されているイラストとの違いが分からなかったりもする。そもそもが著作権を主張するほどのオリジナリティーは無かったりもする。著作権は作品を制作したと同時に発生する権利ではあるが、それは発生するだけであって、類似していると思われる作品が侵害したかどうかは司法判断になる。誰でも思いつき誰でも描けるような作品で著作権を主張すんなってことだ。というか職を失う以前に、現状でも失うほどの食っていけるだけの職があるわけでもねーだろ。


●Web3.0   2023.6.08
「そろそろWeb3.0」という本を買ったのが2007年頃である。読破した覚えはあるのだが、その内容は全く覚えていない。ということはその後の世の中の流れにWeb3.0に関する変化がな〜んも無かったからなのだろう。確かにWeb3.0は理想の次世代ワールド・ワイド・ウェブ形態かもしれない。しかし既存のキャリアやサービスプロバイダはどうすんのよ?という話だろ。そして「そろそろWeb3.0」から15年が経った現在でも世の中がWeb3.0に移管する気配は無い。ただ一部の人間が「分散型インターネット」とか言っているだけで、人類は火星に移住するのがベスト!と言っているのと同じようなものである。と、安心したころに一気に来るから覚悟はしておいたほうが良い。


●ボッチ飯   2023.6.07
コロナが明けて大学に学生が登校するようになった。そしてある異変が起きていることに気付く。ボッチ飯の学生が増えたのだ。コロナ前であれば、ボッチ飯の学生はボッチ飯であることが周囲にバレるのがイヤで、ボッチ飯=友達のいない可哀想なヤツ、と思われているような妄想も持っていた。極端な例では便所でボッチ飯を食う、なんてこともあったようだ。しかしコロナ明けのボッチ飯の学生には、そういった悲壮感はない。男女を問わず普通に一人で社会人のごとくボッチ飯を食っている。それが普通に一人が好きなのか、友達がいないのか、友達を作ろうとしないのか、友達の作り方が分からないのかは分からない。でもとりあえずは不自由はないように見える。もっとも授業時間が終わった途端に、教員の指示も待たずに、無言で教室を出ていくことに何も違和感や罪悪感を感じないような学生なのだから、ボッチ飯ぐらい、どーてことないんだろ。


●ガーシー   2023.6.06
ガーシーを何であんなにマスコミが騒ぐ?放っておいていいだろう。大した罪ではないし大者というわけではない。ただのチンピラに毛が生えた程度の小者だし。ガーシーがどうなろうと国民の99.999999%は全く影響は受けないし生活や生き方、価値観が変わるわけでもない。放っておかれて誰も何も騒がないことが、ガーシー本人にとっても最も辛いはずなのだが、案の定マスコミがこうやって騒ぎ立てるからガーシーの思う壺になるのだ。掲示板への変な書き込みは無視することが最も効果的なのだが、ミーハーな視聴者が頭を使わないで済む話題を、無視することができないマスコミのサガ。


●教養   2023.6.05
いきなり飛び込み営業をかけても成功する率は極めて低い。通常は知り合いや顔見知りの人間でない限りは信用を得るということは難しいからだ。しかし頭の悪い人、教養の無い人、学力の低い人、というのは他人の言うことをすぐに信じてしまう傾向が強い。従って飛び込み営業をかけて成功させるからには、そういった人たちをターゲットとするようになる。頭の悪い人、教養の無い人、学力の低い人、は理屈にかなっていない物、明らかに「ありえねえだろ!」という物、ちょっと考えればおかしいって分かるだろ!っていうもの(こと)でも鵜呑みにしてしまうからだ。そうしてそのターゲットとなった人たちは、おかしな無駄な商品を買ったり、おかしな宗教を信じることになったり、おかしな思想の団体に入会したりしてしまうのだ。せめて中学校のときに、ちゃんっと勉強をしておけば、そんなことにはならなかったはずなのに。そしてそういった人たちの多くは、自分の子どもたちにも、結局は同じ道を歩ませることになる。子供には「勉強しなさい!」と怒鳴るだけで、一緒に勉強するということは、絶対にないからだ。


●地球外生命体   2023.6.04
地球上の生命体が炭素ベースで成り立っているのに対してシリコンベースの生命体であった場合「生命の誕生には水と酸素が必要」という常識は覆る。シリコンに限らず他の原子がベースになるかもしれない。例えば肉体と意識が別々に存在するかもしれないし、肉体は存在せず意識またはデータのみで生きているかもしれない。というか生きているかどうかも分からないで、必要な時だけ稼働、または発動するものなのかもしれない。不老不死で寿命というものがないかもしれないし、逆に人間が感じる一瞬のうちに寿命が尽きてしまうのかもしれない。いずれにしても人間という既に存在する生き物を基準にイメージしているから、いつまで経っても人類は地球外生命体を発見できずにいるのだろう。現存するものでしかイメージ展開しないから、新しいものが創造できないという例はたっくさんある。


●イラストレーターの勘違い   2023.6.03
「ボクはホームラン打つのが得意です」とか言っていたとしても、実際に野球をやらせてみたら、まだまだ基礎ができていない。従って、守備を徹底的に鍛えなおしたり、バント、センター方向に打つ方法、走塁、などなど色々なことを練習して、レギュラーをとれるようになる。そうなってから、はじめて「ボクはホームラン打つのが得意です」と言えるようになる。イラストレーターの世界では「ボクはゆるゆる系のイラストが得意です」と言っていたとしても、実際に描かせてみたら、まだまだ基礎ができていない。従って、デッサンを徹底的に鍛えなおしたり、写実、CGの扱い方、色彩の基礎などを習得して、クライアントが要求したものは一通り描けるようになる。そうなってから、はじめて「ボクはゆるゆる系のイラストが得意です」と言えるようになる、のであるが、その練習と習得の工程を省いて良いと思っているイラストレーターがまだまだ多い。ゆる系のイラストが得意だが、そうでないモノは全然描けないイラストレーターは掃いて捨ててもまだ湧いてくるほどおるのじゃよ。


●核融合発電   2023.6.02
核融合発電の研究は世界中で行われている。ただしまだまだ研究段階で電気を生み出すまでに消費するエネルギーが発電量を大きく上回り、食えば食うほど腹が減る食べ物、状態だ。果たして本当に採算ベースに乗った夢の発電は実現するのだろうか?しかし人類はこのような長く厳しい道のりを経て、新たな技術を手に入れてきたわけであり、最終的には核融合発電も、きっと実現するはずだ。行き詰まったときには、空を見上げよう。そこには日々核融合によって光を放っている太陽というものがあるではないか。必ず実現する日がくるはずである。いや待てよ。そういうふうに研究を続けても、結局実現しなかったものもあるのではないのかな。100年たっても実現できない未来技術ベスト10の中には、外国語ができるようになる錠剤、健康的なタバコ、などがあるそうだ。


●アニメの制作   2023.6.01
ビジネスとしてモノを作るからには利益を出さないといけない。逆に言えば利益を出さなくていいのであれば大抵の素晴らしいモノはできる。料理での工業製品でもデザインでも漫画でもアニメでゲームでも同じだ。どんなモノでも制作費用、制作時間、人件費、材料費などを細かく計算していかないと利益も計算できない。例えば料理であればめちゃくちゃ高級な素材を使えば素晴らしく美味しいものはできるが、安い素材で手間をかけすに美味しい料理を作るのは難しい、ということは素人でも分かる。しかしアニメや漫画で制作時間をかけずにクウォリティの高いモノを作るのは難しいということはあまり知られていない。工業製品でネジ1本少なくする設計がも求められるのと同じに、アニメでもセル1枚節約することが求められているのだ。アニメの制作がどれだけ手間がかかるかということが知りたければ1分間のパラパラ漫画を作ってみると良い。



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