▼ 推察③ファッション性
浮世絵は大衆文化であり、人間を見極める重要なファクターが顔よりもファッションにあったとされる
リアルな顔の比率で描くと、顔がファッションよりも目立ってしまう
しかし顔を小さく描くとバランスが崩れる
結果とし、て存在感はあるが目立たない(主張しない)
面長
の顔となる
細く長く=かっこいい、太く短く=カッコ悪い、は昔からの共通の概念
前出の「顔を大きく描く」とは相反するが、全身を描く場合には、ファッションを重視するために有り得ないスラっとした高身長(8頭以上)で描かれることもあった
(明治時代の女性の平均身長は145cmとの資料も残っている)
この時、絵的なバランスを取るため、顔も
面長
に描く必要があった